JPS6318752B2 - - Google Patents

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JPS6318752B2
JPS6318752B2 JP54128015A JP12801579A JPS6318752B2 JP S6318752 B2 JPS6318752 B2 JP S6318752B2 JP 54128015 A JP54128015 A JP 54128015A JP 12801579 A JP12801579 A JP 12801579A JP S6318752 B2 JPS6318752 B2 JP S6318752B2
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signal
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storage device
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Akira Nakada
Eisaku Okamoto
Toshio Sugiura
Kyoshi Yoshida
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Yamaha Corp
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Yamaha Corp
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Publication date
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Publication of JPS6318752B2 publication Critical patent/JPS6318752B2/ja
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【発明の詳細な説明】 この発明は、記憶された演奏情報にもとずき、
鍵盤部で操作すべき鍵を表示指定して、効果的な
演奏練習を実行させるようにした電子楽器に関す
る。
鍵盤楽器を自己練習する手段として、例えば操
作すべき鍵をランプ等で表示指定し、この表示指
定された鍵を追従操作させる手段が知られてい
る。例えば、特公昭46−36688号に示されるよう
に、磁気テープに対して演奏音あるいは指導のた
めの先生の音声を記録すると共に、この音声信号
と並列的にあるいは多重化して押鍵指示のための
情報信号を記録する。そして、演奏練習時には、
テープから再生される情報信号にもとずき、鍵盤
部の各鍵それぞれに対応して設けた表示灯を点灯
制御し、生徒はその表示指定された鍵を追いかけ
て押鍵操作して所定の演奏音を得るようにするも
のであり、またテープから再生された音声信号を
ヘツドホン等で聴取して、その表示追従演奏に対
応する演奏音あるいは先生からの指示を聴き取
り、演奏練習を効果的に進行させるようにするも
のである。
その他、特開昭52−116327号にも示されるよう
に、他の光等による情報の読み取り手段によつて
得られた情報により、上記と同様に操作すべき鍵
を表示指定する手段も考えられている。
すなわち、このような鍵盤楽器の演奏練習手段
では、演奏情報にもとずき、鍵盤部でその時に操
作すべき鍵を表示指定するものであるため、練習
者は楽譜等に関係なく、その表示指定された鍵の
みを、追従操作することによつて、所定の曲が演
奏されるようになるものであり、極く初心者にあ
つては効果的な練習が実行されるものである。
しかし、このような演奏練習手段では、練習者
は鍵盤部の表示を追いかけるのみの状態となつ
て、押鍵表示ランプに頼り過ぎる傾向の出るもの
であり、ある程度以上の練習効果を得ることが困
難であり、特に練習者において、操作すべき鍵を
自己で判断識別する練習をすることができない。
この発明は、上記のような点に鑑みなされたも
ので、練習者は複数の表示指定された鍵の中か
ら、その時に操作すべき鍵を判断選択して演奏練
習を進行させ、より練習効果の向上をはかれるよ
うにする電子楽器を提供しようとするものであ
る。
すなわち、この発明に係る電子楽器は、鍵の操
作変換を区切りにした単位演奏情報を記憶装置に
記憶設定すると共に、この単位演奏情報を複数組
のフレーズ単位にして読み出して一時記憶設定
し、この一時記憶設定された演奏情報にもとず
き、各鍵それぞれに対応して設けられた押鍵指定
表示器を表示制御するものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明
する。第1図はその構成を示したもので、例えば
RAM等で構成した記憶装置11を備え、アドレ
ス制御回路12からのアドレス指定に対応して、
記憶情報が読み出して出力される。この記憶装置
11には、図示しない外部記憶装置から、演奏曲
に応じた演奏情報が書き込み設定されるもので、
この演奏情報は例えばある特定された曲を演奏操
作する鍵を上鍵盤(UK)、下鍵盤(LK)毎に指
定するため押鍵情報(キーコード)をUK情報お
よびLK情報として各鍵盤単位に設定して構成す
るもので、同時に音符長に対応する時間情報から
なる符長情報、さらに上鍵盤(UK)において指
定された鍵を操作する指を指定する運指情報が含
まれる。そして、これらの情報は、UK、LKの
両鍵盤のいずれかの1つの鍵が押鍵あるいは離鍵
の操作変換がある毎に発生されるもので、例えば
第2図に示すフオーマツトのように、UK情報、
運指情報、LK情報、符長情報の順で直列的に配
置して、符長情報を区切りコードに兼用する単位
演奏情報として表現されるもので、この単位演奏
情報が、鍵の操作順位にしたがつて直列的に配置
されている。この場合、通常上鍵盤(UK)では
メロデイを、下鍵盤(LK)ではコード和音を演
奏するものであるため、上鍵盤(UK)における
鍵の操作変換があつた時でも下鍵盤(LK)にお
いては鍵の操作変換がない場合が多い。このよう
な時には、その次の単位演奏情報において、操作
する鍵の変化しないLK情報を省略するようにし
てもよい。
また、このように直列配置される単位演奏情報
は、例えば1小節分、あるいは複数小節分で適宜
区切り、ブロツク化してフレーズ演奏情報とする
もので、そのフレーズ演奏情報の区切り部にはフ
レーズ情報を挿入するようにしてなる。そして、
1つの演奏曲を表現する一連の演奏情報の終端部
には、終両(FINISH)情報を設定する。
第3図は上記フオーマツトで示される各情報の
形態を示すもので、UK、運指、LK、符長、フ
レーズ、FINISHの各情報は同図A〜Fにそれぞ
れ示すように8ビツトで構成され、その先頭の2
ビツトでそれぞれ対応する情報の識別コードを構
成している。そして、UK情報はA図のように残
り6ビツトのうち2ビツトでオクターブコードB
1,B2を、他の4ビツトで12音階をあらわすノ
ートコードN1〜N4を構成して、操作すべき鍵
の音高(キーコード)を表現している。同図のB
に示す運指情報は、UK情報の後につづいて存在
するもので、1stおよび2ndの操作指を指定する情
報で構成され、1つの鍵を押す指が変換されるよ
うな状態をも表現し得るようになつている。操作
指の変換の必要のない時は、1stおよび2ndの情報
を同一にすればよい。
さらに、同図のCに示すLK情報の場合には、
識別コードを除く残り6ビツトの中の4ビツトで
ノートコードN1〜N4を表現し、他の2ビツト
でメジヤ、マイナ、7th等のコード種類を指定表
現する。ここで、このLK情報は、下鍵盤(LK)
で演奏表現するコード和音の根音のノート情報で
表現されるもので、後述する手段でこの根音ノー
ト情報、さらにコード種類の情報に対応して、所
定のコード和音を構成する3つのキーコード情報
を選定するものである。
その他、符長情報は同図のDに示すように残り
6ビツトで符長(時間)を表現する数値情報で構
成し、フレーズ情報、FINISHはそれぞれEおよ
びF図に示すような状態とされる。
このような状態の演奏情報を記憶する記憶装置
11からの読み出し情報は、UK情報の一時記憶
装置13、さらにUK情報、運指情報、LK情報
の各ラツチ記憶回路14,15,16に供給さ
れ、さらに記憶装置11からフレーズ情報、
FINISH情報が読み出された時に、これをそれぞ
れフレーズ検出回路17、終了検出回路18でそ
れぞれ検出し得るようにしてなる。
一時記憶装置13の記憶情報は、一時記憶書き
込み制御回路19部で監視されているもので、一
時記憶装置13における記憶情報が無くなつた時
に、フレーズ間情報書き込み中の指令信号
FRWTを立ち上らせる。そして、他の時に非書
き込み中の信号を発生させるものであり、
一時記憶装置13に対するフレーズ情報の書き込
み終了に対応してパルス状の書き込み終了信号
FRWTFIを発生する。この制御回路19からの
上記終了信号FRWTFIは、フレーズ検出回路1
9からのフレーズ検出信号に対応して発生され
る。
そして、この制御回路19からの情報書き込み
中の信号FRWTは、一時記憶装置13に対して
書き込み指令として与えると共に、アドレス制御
回路12に対してアドレス高速指定指令として供
給して、記憶装置11から高速(例えば1μsec)
に情報を読み出し制御させるようにする。
すなわち、書き込み指令FRWTは、一時記憶
装置13における記憶情報が無くなつてから、あ
るいはスタート指令があつてから立ち上り、記憶
装置11からフレーズ情報が読み出されるまで継
続するもので、その間アドレス制御回路12が高
速駆動され、記憶装置11からはフレーズ情報で
区切られる1フレーズ分の演奏情報を連続的に高
速読み出し出力し、この出力情報は一時記憶装置
13に書き込み記憶されるようになるものであ
る。
この場合、アドレス制御回路12からのアドレ
ス情報は、アドレス一時記憶回路20に対しても
供給されているものであり、このアドレス一時記
憶回路20に対しては、スタート指令と共に上記
書き込み指令FRWTがタイミング信号として供
給され、スタート指令の発生時、あるいは信号
FRWTの立ち上りタイミングに対応して記憶指
令が発せられるものである。すなわち、上記フレ
ーズ単位の演奏情報の読み出し指令の発生される
先頭タイミングでアドレス一時記憶回路20は、
上記フレーズ演奏情報の先頭アドレス番地をアド
レス制御回路12から読み取り記憶するものであ
る。
このようにしてフレーズ単位の高速読み出しモ
ードが終了すると、制御回路19から信号
FRWTFIが発生し、この信号はフレーズ検出回
路17に供給すると共に、アドレス制御回路12
に対してプレイモード変更指令として供給し、ア
ドレス一時記憶回路20の記憶アドレス番地をア
ドレス制御回路12の先頭アドレス番地としてプ
リセツトする。そして、制御回路からの信号
FRWTによつてプレイモード設定し、アドレス
制御回路12によつて前記高速読み出されたフレ
ーズ単位の演奏情報を、先頭から順次アドレス指
定した記憶装置11から読み出すようにする。こ
の時、上記プレイモードの信号ラツチ記
憶回路14,15,16に駆動指令として与えら
れ、記憶装置11から読み出された先頭の単位演
奏情報を構成するUK情報、運指情報、LK情報
がそれぞれラツチ記憶回路14,15,16にラ
ツチ記憶されるようになる。記憶装置11から読
み出される単位演奏情報を区切る符長情報は、音
符長制御回路21で検知され、この検知信号
LGLDをアドレス制御回路12に供給し、アドレ
ス歩進を停止させて、記憶装置11から符長情報
で区切られる1つの単位演奏情報のみを読み出し
制御するようにしてなる。
また、フレーズ検出回路17からは、一時記憶
制御回路19から信号が得られプレイ状
態にある時にフレーズ情報検知に対応してアドレ
ス制御回路12にプレイ時におけるアドレス歩進
の停止指令を与え、またUKデータ時記憶装置1
3の記憶情報をオール「0」にするメモリリセツ
ト指令を発生する。
アドレス制御回路12は、スタート・ストツプ
制御回路22によつて、基本的動作指令の与えら
れるもので、この制御回路22にはスタート指令
スイツチ22aの投入によるスタート指令信号を
供給し、このスイツチ22aの投入に対応してア
ドレス制御回路12に動作指令を与え、同時にパ
ルス状のスタート信号STRTを発生する。この
スタート信号は、前記一時書き込み制御回路19
およびアドレス一時記憶回路20に与えられる。
そして、終了検出回路18からの検出信号によつ
て、アドレス制御回路12に対する駆動指令を停
止させる。
前記UK情報の一時記憶装置13における記憶
演奏情報は、ランプ制御回路23に供給し、上鍵
盤装置24における押鍵指定表示部の表示制御を
させるようにする。この上鍵盤装置24からは、
上鍵盤の演奏操作に対応した楽音信号出力、操作
鍵に対応する操作鍵情報、さらに押鍵動作に対応
するキーイング信号KONが出力され、楽音信号
出力は出力回路25に導き、演奏音として発音さ
せるようにする。また、操作鍵情報は、押鍵の一
致比較回路26でラツチ記憶回路14からの情報
と比較し、ラツチ記憶回路14に記憶されている
UK情報と操作鍵とが一致する正解操作の状態
で、この比較回路26からイコール信号KEYEQ
が発生される。このイコール信号は、上記操作鍵
情報と一時記憶装置13の記憶情報の供給される
消灯制御回路27に供給し、操作鍵情報に対応す
る記憶情報の記憶装置からの読み出しタイミング
に対応して消灯制御信号を発生し、一時記憶装置
13においてその対応UK情報を消去するように
してなる。同時に、この消灯制御信号はランプ制
御回路23に与え、対応する鍵の押鍵指定表示を
短時間消灯制御すると共に、打鍵の正誤表示回路
28に対して正解表示指令を与える。この正誤表
示器28に対しては、前記キーイング信号も供給
し、消灯制御信号の発生しない状態でキーイング
信号が発生する時に、誤り表示をさせるものであ
り、またこのキーイング信号は消灯制御回路27
に対して動作指令制御信号として供給する。
ランプ制御回路23には、UK情報のラツチ記
憶回路14の記憶情報を、デコーダ29を介して
加えられており、選択スイツチ27hによつてこ
のデコーダ29からの1つの押鍵指示情報、ある
いは一時記憶装置13からのフレーズ単位の押鍵
指示情報の一方を選択して、上鍵盤装置24に供
給するようにしてなる。また、消灯制御回路27
も制御スイツチ27dによつて正解鍵操作に対応
する消灯制御信号の発生の有無を選択指定するよ
うにしてなる。また、上記デコーダ29からの出
力情報は、発音指示選択スイツチ30aでゲート
制御されるゲート回路30を介して、上鍵盤装置
24に供給し、ラツチ記憶回路14の記憶情報に
対応した補助的な自動演奏楽音信号を発生するよ
うにしてなる。
UK情報のラツチ記憶回路14のラツチ記憶動
作に関連して運指情報のラツチ記憶回路15が制
御され、このラツチ記憶回路15には、ラツチ記
憶回路14に記憶されたUK情報につづく運指情
報がラツチ記憶される。そして、このラツチ記憶
された運指情報は、上鍵盤装置24に供給され、
上鍵盤に関連して設けられた運指表示器を表示制
御して、鍵を操作すべき運指を表示指定するもの
である。
また、これらUK情報および運指情報に関連す
るLK情報は、ラツチ記憶回路16に記憶されて
おり、この記憶LK情報は和音データ発生回路3
1で読み取り、LK情報による根音に対して、こ
の根音と共にコード和音を構成する例えば2つの
従音の情報を発生し、さらにベース音を構成する
根音に対して1゜および5゜の関係にあるベース音情
報を発生する。そして、これら和音コードおよび
ベース音の伴奏音情報は、下鍵盤装置32に供給
し、コード和音およびベース音の自動演奏楽音信
号を発生し、前記出力回路25に導いて自動伴奏
演奏音が発生されるようにする。
この場合、下鍵盤装置32に対しては、自動リ
ズム装置33からのリズムパルス信号を供給し、
コード和音およびベース音の自動伴奏楽音信号が
リズムに対応して断続表現されるようにしてい
る。
自動リズム装置33は、テンポ制御されるテン
ポ発振器を備え、この発振器からのテンポパルス
にもとずき、選択指定されたリズム種類のリズム
音源信号を発生するもので、前記スタート・スト
ツプ制御回路22によつて、リズム音源信号の発
生制御がされる。そして、この自動リズム音源信
号は、発音制御スイツチ34を介して取り出し、
出力回路25に導いて自動リズム演奏音が得られ
るようにしている。
ここで、自動リズム装置33からはテンポパル
ス信号TPが取り出され、前記音符長制御回路2
1に供給される。この回路21では、テンポパル
スを計数し、これを符長情報と比較してその符長
情報検知から、その符長情報に相当する時間の経
過後に音符長一致出力信号LGEQが発生される。
この信号LGEQは、前記一致比較回路26からの
イコール信号KEYEQと共に、切換選択スイツチ
35に供給され、このスイツチ35で選択された
信号はアドレス制御回路12に対して、歩進可と
する歩進指令信号として供給してなる。
第4図のA〜Cは上記第1図に示した電子楽器
の構成をさらに詳細にして示したもので、A図は
記憶装置11部を中心にして示している。すなわ
ち、この記憶装置11に対してアドレス指定情報
を供給するアドレス制御回路12は、アドレス信
号を発生するアドレスカウンタ12aを備える。
このアドレスカウンタ12aに対しては、オア回
路12bを介して、アンド回路12cあるいは1
2dからのクロツクφによるアドレス歩進信号
ADCKが供給されるもので、アンド回路12c
には、一時記憶書き込み制御回路19からの信号
FRWTを1ビツトの遅延回路12eを介してゲ
ート信号として供給する。またアンド回路12d
には、フリツプフロツプ回路12fのセツト時の
出力信号を、遅延回路12gを介してゲート信号
として供給するもので、このフリツプフロツブ回
路12fは、一時記憶書き込み制御回路19から
の信号FRWTFIの供給されるオア回路12hか
らの出力信号でセツトされる。このオア回路12
hには、一時記憶書き込み制御回路19からの信
号でゲート制御され、切換選択スイツチ
35からの信号の供給されるアンド回路12iか
らの信号も結合する。さらに、音符長制御回路2
1からの符長マーク検出信号、フレーズ検出回路
17からの一時記憶装置13に対するフレーズ単
位の情報の転送モード終了時におけるフレーズ検
出信号、およびイニシヤルクリア信号ICの供給
されるアンド回路12jからの出力信号によつ
て、フリツプフロツプ回路12fをリセツト制御
するようにする。その他、アドレスカウンタ12
aに対して、一時記憶書き込み制御回路19から
の信号FRWTFIが遅延回路12kを介してプリ
セツト指令として供給され、アドレスカウンタ1
2aのアドレスカウント値をアドレス一時記憶回
路20の記憶番地にプリセツト設定するようにし
てなる。
アドレス一時記憶回路20は、アドレスカウン
タ12aからの出力アドレス情報の供給されるラ
ツチ記憶回路20aを備え、このラツチ記憶回路
20aの記憶情報が、アドレスカウンタ12aに
プリセツト情報として供給されるようになつてい
る。そして、このラツチ記憶回路20aには、オ
ア回路20bからラツチ指令の供給されるもの
で、このオア回路20bには一時記憶書き込み制
御回路19からの信号FRWTの立ち上りを検知
する微分回路20cからの信号をクロツクφの遅
延回路20dを介して、またスタート指令
STRTを同じく遅延回路20eを介して供給す
るようにしてなる。
スタート制御回路22は、スタート指令スイツ
チ22aの投入を検知する微分回路22bからの
微分パルスでリセツトされるフリツプフロツプ回
路22cを備える。このフリツプフロツプ回路2
2cは、終了検出回路18からの終了検出信号
FISH、およびイニシヤルクリア信号ICの供給さ
れるオア回路22dからの出力信号でセツトされ
るもので、そのセツト時出力信号は、微分回路2
2bからの出力信号と共にオア回路22eに供給
し、このオア回路22eからの出力信号ADRST
は、アドレスカウンタ12aにリセツト指令とし
て供給する。また、フリツプフロツプ回路22c
は、そのリセツト時に自動リズム装置33に対し
て、リズムスタート指令を与える。その他、微分
回路22bからの出力パルス信号は、スタート指
令STRTとして用いるようにしてなる。
音符長制御回路21は、記憶装置11からの読
み出し情報から、単位演奏情報を区切る符長情報
の符長マークを検出する符長マーク検出回路21
a、および上記読み出し情報の供給されるラツチ
記憶回路21bを備え、符長マーク検出回路21
aからの検出信号は、一時記憶書き込み制御回路
19からのプレイ状態の信号でゲート制
御されるアンド回路21cに供給する。そして、
このアンド回路21cからの出力信号の立ち上
り、すなわち符長マークの検知タイミングを微分
回路21dで検知し、この微分回路21dからの
出力信号LGLDをラツチ記憶回路21bに対して
ラツチ指令として供給する。すなわち、このラツ
チ記憶回路21bでは、記憶装置11から読み出
された符長情報をラツチ記憶するようになる。
ラツチ記憶回路21bで記憶された符長情報
は、比較回路21eで符長カウンタ21fの計数
値と比較されるもので、この符長カウンタ21f
は前記微分回路21dからの出力パルス信号でリ
セツトされ、且つ自動リズム装置33からのテン
ポパルスTPによつて計数歩進される。すなわち、
符長マーク検知に対応して、符長情報がラツチ記
憶回路21bに記憶され、且つ符長カウンタ21
fがリセツトされて初期設定され、これよりテン
ポパルスTPを計数するようになるものであり、
したがつて符長マーク検知より、ラツチ記憶され
た符長情報に対応する時間の経過後に、比較回路
21eから一致出力信号EQが発生されるように
なる。そして、この比較回路21eからの一致出
力信号EQは、微分回路21gで立ち上り微分さ
れ、前記プレイ状態の信号でゲート制御
されるアンド回路21hに供給されるもので、こ
のアンド回路21hから音符長一致信号LGEQを
発生して、切換選択スイツチ35に供給されるよ
うになるものである。
フレーズ検出回路17は、記憶装置11からの
読み出し情報からフレーズ情報を検知するフレー
ズ検出器17aを有し、その検出信号は微分回路
17bで微分してパルス状にして取り出す。この
微分回路17bからのフレーズ検出信号FRDT
は、一時記憶書き込み制御回路19に供給すると
共に、アンド回路17cに供給する。このアンド
回路17cには、一時記憶書き込み制御回路19
からのプレイ状態の信号、および一時記
憶書き込みモードの終了信号FRWTFIの供給さ
れるインバータ17dからの信号がゲート信号と
して供給され、アンド回路17cからプレイモー
ド時におけるフレーズ検出信号を取り出すように
してなる。この場合、インバータ17dの回路
は、フレーズ単位の情報の書き込みモード終了時
におけるフレーズ検出が、アンド回路17cにお
いて行なわれることを確実に防止し、プレイモー
ド時においてのみ、フレーズ検知に対応してアン
ド回路17cからフレーズ終了信号FRFIが得ら
れるようにしている。
そして、このアンド回路17cからの出力信号
FRFIは、アドレス制御回路12のオア回路12
jに供給し、プレイモードのアドレス制御を行な
うフリツプフロツプ回路12fをリセツトするよ
うにしてなる。また、アンド回路17cからの出
力信号は、ワンシヨツト回路17eで検知し、こ
のワンシヨツト回路17eからの出力パルス信号
は、UK情報一時記憶装置13に対してクリア指
令MEMRSTとして供給する。
第4図のBは、UK情報の一時記憶装置13部
を中心に上鍵盤関連部を示したもので、一時記憶
装置13は一時メモリ13aを備え、このメモリ
13aに記憶装置11からの読み出し情報がゲー
ト回路13bを介して供給されている。そして、
一時メモリ13aは、アドレスカウンタ13cに
よつて書き込みおよび読み取り時のアドレス番地
が指定されるものである。
この一時記憶装置13に対する書き込み制御回
路19は、一時メモリ13aの記憶情報の存在の
有無を制御するデータ有検知回路19aを有す
る。この場合、一時メモリ13aから1ワード8
ビツトの情報が並列的に読み出されるものであれ
ば、上記データ有検知回路19aはその並列8ビ
ツトの情報の供給されるオア回路で構成すればよ
く、情報の存在する状態では8ビツトのいずれか
のビツトが「1」となるため、記憶情報の存在で
検知回路19aから「1」の出力信号が得られ
る。そして、この検知回路19aからの出力信号
は、ワンシヨツト回路19bに供給し、検知信号
に対応してワンシヨツトパルスを発生させるよう
にする。
ここで、一時メモリ13aに記憶されるフレー
ズ単位の情報が、例えば32ワードであつて、この
メモリ13aに対する情報の書き込みあるいは読
み出しが1μ単位のクロツクφで32μの時間で行な
われるものとした場合、ワンシヨツト回路19b
のワンシヨツトパルス幅を32μより若干大きい状
態に設定する。
したがつて、このように設定すれば、一時メモ
リ13aに少なくとも1つの情報が存在し、オー
ル「0」の状態でない限り、データ有検知回路1
9aから32μ以下の間隔で出力信号「1」が発生
し、ワンシヨツト回路19bからの出力信号が
「1」に保たれるようになり、一時メモリ13a
の記憶情報が全て「0」となつた時に、ワンシヨ
ツト回路19bの出力信号が「0」となり、イン
バータ19cの出力が「1」に立ち上るものであ
る。
一時メモリ13aの記憶情報がオール「0」と
なつた時に立ち上るインバータ19cからの出力
信号は、微分回路19dに供給し、記憶データ
「0」となつた時にその検出信号となる微分パル
ス信号CLRDTを発生する。この信号CLRDTは、
スタート制御回路22からのスタート指令
STRTと共にオア回路19eに供給し、このオ
ア回路19eの出力信号でフリツプフロツプ回路
19fにセツト指令を与える。このフリツプフロ
ツプ回路19fは、そのセツト時にフレーズ単位
の情報の高速転送指令の信号FRWTを発生する
もので、そのリセツト時はプレイモードの指令の
信号を発生するものである。ここで、フ
リツプフロツプ回路19fのセツト状態は、遅延
回路19gで検知され、この遅延回路19gから
の出力信号は、前記フレーズ検出回路17からの
フレーズ検出信号FRDTの供給されるアンド回
路19hにゲート信号として与え、フレーズ情報
転送モードでフレーズが検出された時にアンド回
路19hから出力信号が発生され、フリツプフロ
ツプ回路19fをリセツトして、プレイモードに
変換させるようにするものである。また、このア
ンド回路19hからの出力信号は、信号
FRWTFIとして取り出され、フレーズ情報の転
送終了を指示するようになる。
このような一時記憶書き込み制御回路19から
得られる転送モードの指令信号FRWTは、UK情
報の一時記憶装置13においてアンド回路13
d、オア回路13eに供給され、それぞれゲート
回路13bにゲート信号としてまた一時メモリ1
3aに対して書き込み指令を与えるようにしてな
る。ここで、アンド回路13dには、UK情報ラ
ツチ記憶回路14のUKマーク検出回路14aか
らの検出信号を供給し、転送モードであり、且つ
記憶装置11からUK情報が読み出されている時
のみゲート回路13bのゲートを開き、一時メモ
リ13aにそのUK情報を書き込み情報として供
給し、他の時はそのゲートを閉じるようにしてい
る。また、オア回路13eには、さらにフレーズ
検出回路17からのフレーズ検出ワンシヨツトパ
ルス信号MEMRSTイニシヤルクリア信号IC、さ
らに消灯制御回路27からの消灯指令信号
DISPRSTを供給し、これら信号と共に一時メモ
リ13aに書き込み指令を与え、ゲート回路13
bのゲートを閉じる関係から「0」の情報を書き
込むようにする。
また、アドレスカウンタ13cに対しては、信
号FRWTの立ち上りを微分回路13fで検知し
てリセツト指令を与え、転送モードの初期設定を
行なうものであり、この転送モードの指令信号
FRWTをゲート信号として加えるアンド回路1
3gによつて、UKマーク検出回路14aからの
検出信号を取り出し、オア回路13hを介してア
ドレスカウンタ13cにアドレス歩進信号を与え
るようにする。また、プレイモードの時は信号
FRWTでアンド回路13iのゲートを開き、ク
ロツクφをオア回路13hに供給するようにして
なる。
UK情報のラツチ記憶回路14には、記憶装置
11からの読み出し情報の供給されるラツチ回路
14bが設けられ、読み出し情報からUKマーク
を検出するUKマーク検出回路14aからの検出
信号を、アンド回路14cを介してラツチ指令と
して供給されている。このアンド回路14cに
は、前記プレイモードの指令信号がゲー
ト信号として供給される。そして、このラツチ回
路14bの記憶情報は、一致比較回路26および
デコーダ29に供給され、デコーダ29からの出
力演奏情報は、ゲート回路30を介して上鍵盤装
置24部に供給されるようになる。
UK情報の一時記憶装置13の一時メモリ13
aからの読み出し情報は、ランプ制御回路23の
デコーダ23aに供給され、各鍵それぞれに対応
する出力ラインに、上記読み出し情報に対応して
信号を発生させるようにする。そして、このデコ
ーダ23aからの各鍵に対応する出力信号は、そ
れぞれワンシヨツト回路群23bで例えば32μよ
り若干大きい幅のパルス信号にする。
すなわち、一時メモリ13aの記憶情報が一循
して読み出されると、その記憶情報に含まれる音
高情報に対応する鍵のデコーダ23a出力ライン
に信号が発生し、ワンシヨツトパルスが発生され
るものであり、このワンシヨツトパルスの幅が一
時メモリ13aの読み出し1循の時間幅よりも広
いものであるため、一時メモリ13aに記憶され
た全てのUK情報に対応する鍵の情報が、ワンシ
ヨツト回路群23bによつて保持される状態とな
る。そして、このワンシヨツト回路群23bから
の出力信号は、アンド回路群23cおよびセレク
タ23dを介して、上鍵盤装置24の押鍵指定表
示装置24aに表示制御信号として供給される。
押鍵指定指示装置24aは、上鍵盤24bの各
鍵それぞれに対応する表示器を備え、セレクタ2
3dから取り出される信号によつてその表示器を
点灯制御し、一時メモリ13aに記憶されている
UK情報による演奏音を表現するために必要な操
作すべき鍵を、一括して表示指定するものであ
る。すなわち、最大1フレーズ分の演奏音を表現
するに必要な操作鍵がまとめて表示されるように
なる。
この場合、セレクタ23dにはデコーダ29か
らの情報も供給し、セレクタスイツチ23hによ
つて選択し得るようにしてなり、セレクタ23d
でデコーダ29の出力を選択した時には、ラツチ
回路14fで記憶された1つの音に対応する操作
鍵のみを指定表示するようになる。
上鍵盤装置24には、上鍵盤24bの操作に対
応して駆動されるキースイツチ回路24cが設け
られ、上鍵盤24bの操作に対応した音高情報、
および鍵操作に対応したキーイング信号KONを
発生する。キースイツチ回路24cから得られた
音高情報は、この音高情報に対応した音高の音源
信号を発生し、音色形成して楽音信号とする楽音
形成回路24dに供給され、その発生楽音信号は
出力回路25に導かれるようになる。この楽音形
成回路24dには、並列的に補助楽音形成回路2
4eが設けられ、前記ゲート回路30から得られ
た音高情報による自動演奏楽音信号を発生するよ
うにされている。そして、この補助楽音形成回路
24eからの出力楽音信号は、レベル調整器24
fによつて、例えば楽音形成回路24dからの出
力楽音信号レベルよりも充分小さくして、出力回
路25に導くようにし、上鍵盤24bで演奏すべ
き音をガイド参考的に発生するようにしている。
キースイツチ回路24cからの上鍵盤24b操
作に対応する音高情報は、さらに比較回路26に
供給してラツチ回路14fの記憶情報と比較する
と共に、ランプ制御回路23のゲート回路23e
に供給し、さらに消灯制御回路27の比較回路2
7aで一時メモリ13aからの読み出し情報と比
較する。
消灯制御回路27は、前記キースイツチ回路2
4cからのキーイング信号KONを検知する微分
回路27bの出力微分パルスで、上鍵盤24bに
おける鍵操作毎にセツト指令の与えられるフリツ
プフロツプ回路27cが設けられ、このフリツプ
フロツプ回路27cのセツト時出力信号は、比較
回路26,27aそれぞれからの一致出力信号、
および正打鍵消灯制御のためのスイツチ27dか
らの信号と共にアンド回路27eに供給する。す
なわち、アンド回路27eからは、スイツチ27
dが投入された状態で、キーイング信号KONが
発生されて比較回路26で正しい打鍵が確認され
た時、一時メモリ13aからその打鍵に対応する
情報の読み出されるタイミング、すなわち比較回
路27aからの出力発生に対応して消灯制御信号
DISPRSTが発生され、この信号はオア回路13
aを介して一時メモリ13aに書き込み指令を与
える。この時、UKマークは検出されていないの
で、ゲート回路13bは閉じられ、一時メモリ1
3aに対する入力情報は存在しないため、一時メ
モリ13aの上記押鍵操作に対応する記憶情報は
「0」に書き替えられ消去される。
また、アンド回路27eからの消灯制御信号
は、前記ランプ制御回路23のゲート回路23e
にゲート信号を与え、キースイツチ回路24cか
らの操作鍵に対応した音高情報をデコーダ23f
に供給する。そして、このデコーダ23fからの
操作鍵に対応する音高信号は、反転ワンシヨツト
回路群23gを駆動し、その出力信号はアンド回
路群23cにゲート信号として供給している。す
なわち、上鍵盤24bにおいて、正しい鍵の操作
が行なわれた時に、前記消灯制御信号DISPRST
に対応してワンシヨツト回路群23bからの該当
する音高情報に対するゲート信号を断ち、押鍵指
定表示装置24aにおける該当表示器を消灯制御
し、正解鍵操作を表示するものである。この場合
の消灯時間は反転ワンシヨツト回路23gのパル
ス幅で定まり、そのパルス幅は視覚で明確に判断
させるために100μ程度が効果的である。
そして、フリツプフロツプ回路27cは、アン
ド回路27eの出力信号の供給される遅延回路2
7f出力でリセツトされる。
消灯制御回路27からの消灯制御信号
DISPRSTは、さらに正誤表示回路28の正誤表
示器28aに供給し、正打鍵であることの表示を
させるようにすると共に、インバータ28bを介
してアンド回路28cに供給する。このアンド回
路28cには、キースイツチ回路24cからのキ
ーイング信号を与え、鍵が操作されたにもかかわ
らず、消灯制御信号が発生されない時にアンド回
路28cから出力信号を発生し、正誤表示器28
aにおいて誤りを表示させるようにする。
記憶装置11からの読み出し情報の供給される
運指情報のラツチ記憶回路15は、ラツチ回路1
5aを備える。このラツチ回路15aはアンド回
路15bからラツチ指令の与えられるもので、こ
のアンド回路15bは一時記憶書き込み制御回路
19からのプレイモードの指令信号でゲ
ート制御され、UKマーク検出回路14aのUK
マーク検出信号を1ビツト分の遅延回路15cを
介して供給されるもので、UK情報につづいて記
憶装置11から読み出される運指情報を、ラツチ
回路15aにラツチ記憶させるようにしている。
そして、このラツチ回路15aの記憶情報は、上
鍵盤装置24の上鍵盤24bに近接して設けた、
例えば指の型をした運指表示器24gの表示制御
回路24hに供給し、上鍵盤24bを操作すべき
指を指定表示するようにしてなる。
第4図のCは、上記のような押鍵指定表示手段
に関連する演奏機構に対して、伴奏音等の自動演
奏部分を示すもので、LK情報のラツチ記憶回路
16のラツチ回路16aには、記憶装置11から
の読み出し情報を供給する。この読み出し情報か
らは、LKマーク検出回路16bにおいてLKマー
クの読み出しが検出され、この検出信号は前記一
時記憶書き込み制御回路19におけるプレイモー
ド指令信号でゲート制御されるアンド回
路16cに供給され、このアンド回路19cの出
力信号でラツチ回路16aにラツチ指令LKLDを
与える。
すなわち、ラツチ回路16aには、プレイモー
ドにおいて記憶装置11からLK情報が読み出し
出力された時にこれをラツチ記憶するようにな
る。このラツチ回路16aで記憶されたLK情報
は、前述したようにコード和音を構成する根音情
報、およびメジヤ、マイナ、7th等のコード種類
を指定する情報であり、この記憶情報は和音デー
タ発生回路31に供給され、指定された根音およ
びコード種類に対応するコード和音を構成する3
つの音高情報とされ、この音高情報は下鍵盤装置
32に供給される。
下鍵盤装置32は、和音データ発生回路31か
らの音高情報をオア回路群32aで検知し、楽音
形成回路32bで上記音高情報に対応したコード
和音を構成する楽音信号、さらにこのコード和音
に対応するベース音信号を発生し、出力回路25
に導くようになる。この場合、後述する自動リズ
ム発生部33からのリズムパルスRPを楽音形成
回路32bに供給し、コード和音およびベース音
の伴奏音信号がリズム制御されて取り出されるよ
うにする。
ここで、オア回路群32aには、下鍵盤32c
で制御されるキースイツチ回路32dからの信号
も供給し、下鍵盤32cの演奏操作に対応した伴
奏音も得られるようにする。
また、この伴奏楽音信号を得る楽音形成回路3
2bは、例えば第5図に示すように構成すればよ
い。すなわち、オア回路群32aを介して和音デ
ータ発生回路31から得られたコード和音を構成
する音高情報は、開閉回路36に供給され、音源
回路37からの音源信号を選択導出し、コード和
音を構成する3つの音源信号として出力させる。
そして、この音源信号は音色フイルタ38で適宜
音色形成してコード和音楽音信号とし、リズムパ
ルスRPでゲート制御されるゲート回路39を介
して出力する。上記入力音高情報はさらに1゜、5゜
音の検出回路40に供給され、コード和音の根音
に対して1゜および5゜の関係にあるベース音高信号
を検出して開閉回路41を制御する。そして、ベ
ース音源回路42からその1゜および5゜ベース音源
信号を開閉導出し、それぞれ音色フイルタ43
a,43bで音色形成し、ゲート回路44a,4
4bでリズムパルスRPによつてゲート制御して、
ベース音信号として出力させるようにする。
この場合、例えばコード和音を制御するゲート
回路39に対するリズムパルスRPは、基本リズ
ム拍に対応して設定し、ベース音用のゲート回路
44a,44bはリズム拍に対応して交互に制御
するようにすれば効果的である。
自動リズム発生部33は、適宜テンポ速度制御
されるテンポ発振器33aを備え、このテンポ発
振器33aからの発振テンポパルス信号TPは前
記音符長制御回路21の符長カウンタ21fに歩
進信号として供給すると共に、カウンタ33bを
計数歩進する。このカウンタ33bは、スタート
制御回路22のフリツプフロツプ回路22cのリ
セツト時に発せられるリズムスタート信号の供給
されている時に計数動作され、複数桁のバイナリ
計数値信号を発生するもので、このバイナリ計数
値に対応する順次周期の異なる複数の信号は、リ
ズムパターンメモリ33cに供給し、選択組み合
わされてリズム種類に対応したリズムパターンパ
ルス信号が形成されるようになる。このリズムパ
ターンメモリ33cで形成されたリズムパターン
パルス信号は、リズムセレクタ33dによつて選
択指定されたリズム種類に応じて選択出力され、
この出力リズムパターンパルス信号でリズム音源
回路33eを駆動して、自動リズム音源信号を発
生する。そして、この自動リズム音源信号は、ス
イツチ34を介して出力回路25に導き、自動リ
ズム演奏音として発音されるようになる。また、
リズムパターンメモリ33cからは上鍵盤装置3
2に対するリズムパルス信号RPが取り出される。
出力回路25は、上鍵盤装置24、下鍵盤装置
32、および自動リズム装置33からの出力楽音
信号を適宜抵抗を介して合成するようにしてな
り、増幅器スピーカ等を含むサウンドシステム2
5aで演奏楽音として発音させるものである。
以上のように構成される電子楽器にあつては、
まず第2図および第3図に示したような状態で、
適宜外部記憶装置から適宜選定された曲の演奏情
報が記憶装置11に対してその情報が書き込み設
定される。そして、イニシヤル設定動作に伴なう
イニシヤルクリア信号でフリツプフロツプ回路2
2cがセツトされ、フリツプフロツプ回路12f
がリセツトされ、さらにUK情報一時記憶装置1
3の一時メモリ13aの記憶情報をオール「0」
にして初期設定される。そして、プレイ歩進モー
ドを設定する切換選択スイツチ35は、例えば図
のように符長計測による歩進モード選択の状態に
設定する。
このような状態で、演奏動作スタートのために
スタート指令スイツチ22aを投入操作すると、
システムクロツクφに対応して微分回路22bか
ら第6図のAに示すようなスタート指令信号
STRTが発生する。この時、イニシヤルセツト
状態においてフリツプフロツプ回路22cからア
ドレスカウンタ12aにリセツト指令ADRSTが
与えられているもので、上記スタート指令
STRTでフリツプフロツプ回路22cがリセツ
トされ、且つスタート指令STRTの立ち下がり
と共に、上記リセツト指令ADRSTが立ち下が
り、アドレスカウンタ12aはリセツト状態が解
除される。また、上記スタート指令STRTによ
つて一時記憶書き込み制御装置19のフリツプフ
ロツプ回路19fがセツトされるため、信号
STRTと共に、転送モードの信号FRWTが立ち
上る状態となる。
信号FRWTが立ち上ると、遅延回路12eに
よつてクロツクφの1つ分遅れてアンド回路12
cにゲート信号が与えられ、オア回路12bを介
してクロツクφに対応するアドレス歩進信号
ADCKがアドレスカウンタ12aに与えられ、
アドレスが歩進されるようになる。同時に、信号
FRWTの立ち上りが微分回路20cで検知され、
遅延回路20dでクロツクφ1つ分遅れてラツチ
回路20aにラツチ指令ADLDが与えられ、こ
のラツチ回路20aでその時のアドレスカウンタ
12aの先頭アドレス番地情報を読み取り記憶保
持するようになる。そして、上記歩進信号
ADCKによつてアドレスカウンタ12aが歩進
されると共に、記憶装置11に対して「1」「2」
「3」……番地のアドレスが順次指定され、第2
図で示したフオーマツトの記憶情報が、UK情
報、運指情報、LK情報、符長情報、………の順
で読み出し出力されるようになる。
この場合、一時記憶書き込み制御回路19から
信号FRWTが発生する状態にあるため、アンド
回路14c,15b,16cに対してゲート信号
は与えられず、したがつてラツチ回路14b,1
5a,16aに対する情報書き込みは行なわれ
ず、信号FRWTの供給されるアンド回路13d
出力によつてゲート制御されるゲート回路13b
を介して、記憶装置11からの読み出し情報が一
時メモリ13aに供給される。この場合、アンド
回路13dには、記憶装置11からの読み出し情
報からUKマークが検出された時に、UKマーク
検出回路14aから信号が与えられ、ゲート回路
13bのゲートが開かれるものであり、したがつ
て一時メモリ13aに対しては第2図に示したフ
オーマツトにしたがつて記憶装置11から読み出
される情報の中のUK情報のみが選択されて供給
されるようになる。
この一時メモリ13aに対しては、オア回路1
3eを介して信号FRWTによつて書き込み指令
の与えられるものであり、その書き込み番地はア
ドレスカウンタ13cによつて設定される。この
アドレスカウンタ13cは、信号FRWTの立ち
上りに対応して微分回路13fの出力パルスによ
つてリセツトされ初期設定されるもので、以後信
号FRWTでゲート信号の供給されるアンド回路
13gを介して、UKマーク検出回路14aで記
憶装置11の読み出し情報からUKマークを検出
する毎に歩進され、一時メモリ13aの書き込み
番地をUK情報毎に切換指定するようになる。
すなわち、記憶装置11から読み出される一連
の演奏情報の中から、UK情報のみが選択され、
順次アドレス設定して一時メモリ13aに対して
書き込み設定されるようになるものである。
このようにして、第2図に示したフオーマツト
にしたがつて記憶装置11から情報が順次読み出
され、区切られたフレーズの情報が読み出し終了
すると、記憶装置11からフレーズ情報が読み出
し出力され、フレーズ検出器17aで検出信号が
発生し、微分回路17bから微分パルス状のフレ
ーズ検出信号FRDTが発生する。この信号
FRDTは、遅延回路19gでゲート制御される
アンド回路19hを介して書き込み転送モード終
了信号FRWTFIとしてフリツプフロツプ回路1
9fにリセツト指令を与え、転送モード指令信号
FRWTを立ち下がらせ、プレイモードの指令信
号を立ち上がらせる。すなわち、アンド
回路12cのゲート信号を断ち、アドレスカウン
タ12aの計数歩進を停止すると共に、ゲート回
路13bのゲートを閉じ、一時メモリ13aの書
き込み指令状態を読み出し指令状態にして、1フ
レーズ分のUK情報の一時メモリ13aに対する
書き込み転送状態を終了させる。
この場合、一時メモリ13aの記憶容量は、例
えば32ワードに設定されるものであり、したがつ
て記憶装置11から読み出される符長コードで区
切られた1つのフレーズ間の単位情報の数を32個
以内に設定する。
そして、このフレーズ間のUK情報の書き込み
設定された一時メモリ13aに対する信号
FRWTによる書き込み指令が断たれ、読み出し
状態に設定され、且つ信号によつてゲー
トの開かれるアンド回路13iを介してクロツク
φでアドレスカウンタ13cが歩進されることに
よつて、一時メモリ13aに記憶されたUK情報
は順次読み出されるようになる。この一時メモリ
13aからの読み出し情報は、デコーダ23aで
UK情報それぞれに対応した音高情報に変換さ
れ、ワンシヨツト回路23bで各音高に対応する
ワンシヨツトパルスとされてアンド回路群23c
に供給される。この場合、上鍵盤24bにおいて
鍵操作がされず、鍵操作に伴なう音高情報が発生
されていないため、反転ワンシヨツト回路23g
によつてアンド回路群23cの全てにゲート信号
が与えられているものであるため、上記ワンシヨ
ツト回路23bからの音高に対応するワンシヨツ
トパルスはセレクタ23dに供給され、スイツチ
23hでアンド回路群23cからの信号を選択設
定することによつて、上記音高に対応する信号は
押鍵指定表示装置24aに供給され、これを表示
制御するようになる。すなわち、一時メモリ13
aに記憶された1フレーズ分のUK情報に対応し
て操作すべき鍵の全てを、表示装置24aによつ
て表示し、上鍵盤24bにおける操作鍵を指定表
示するようになるものである。
この場合、ワンシヨツト回路23bの出力パル
ス幅を、前述したように32μより若干大きくする
ことによつて、一時メモリ13aの情報読み出し
1循の間ワンシヨツトパルスが保持され、したが
つて押鍵指定表示装置24aにおける表示は、一
時記憶された複数のUK情報に対応する操作鍵を
一括同時に表示指定するようになるもので、演奏
者はその表示指定された複数の鍵の中から、楽譜
等に対応して実際に操作すべき鍵を判別し、鍵操
作をするようになるものである。
また、前記一時記憶書き込み制御回路19のア
ンド回路19hからの書き込みモード終了信号
FRWTFIは、オア回路12hを介してフリツプ
フロツプ回路12fをセツトすると共に、遅延回
路12kを介してアドレスカウンタ12aにプリ
セツト指令PSETを与え、ラツチ回路20aに記
憶されたアドレス番地にアドレスカウンタ12a
をプリセツト設定する。すなわち、アドレスカウ
ンタ12aを、前記書き込み転送モードにおける
一時メモリ13aに対する書き込み情報を含むフ
レーズ演奏情報の記憶装置11における先頭番地
がアドレスカウンタ12aに設定され、記憶装置
11から先に読み出された情報が再び先頭から読
み出される状態が設定される。
この時、前記したようにフリツプフロツプ回路
12fがセツトされているため、遅延回路12g
を介してアンド回路12dにゲート信号が与えら
れ、クロツクφがオア回路12bを介してアドレ
スカウンタ12aに供給され、これを歩進するよ
うにされるもので、記憶装置11からは、先に転
送読み出されたフレーズ演奏情報を先頭番地から
順次読み出し出力する。そして、フリツプフロツ
プ回路19jがリセツト状態で、プレイモードの
信号が出力されており、アンド回路14
c,15c,16cにゲート信号が与えられてい
るため、第2図のフオーマツトで示す先頭のUK
情報が読み出されると、UKマーク検出回路14
aから検出信号が発生され、アンド回路14cを
介してラツチ回路14bにラツチ指令UKLDを
与え、読み出しUK情報をラツチ回路14bにラ
ツチ記憶するようになる。そして、これより遅延
回路15cによつて1ビツト分遅れて上記UKマ
ーク検出信号がラツチ回路15aにラツチ指令
INSLDとして供給され、上記UK情報につづく運
指情報がラツチ回路15aにラツチ記憶され、同
様にLKマーク検出回路16bからの検出信号に
よつてアンド回路16cからラツチ回路16aに
ラツチ指令を与え、ここにLK情報をラツチ記憶
するようになる。
このようにして、先頭の単位情報のUK情報、
運指情報、LK情報が記憶装置11から読み出さ
れ、それぞれ上記のようにラツチ回路14b,1
5a,16aにラツチ記憶されると、これにつづ
いて記憶装置11から、その単位情報を区切る符
長情報が読み出され、符長マーク検出回路21a
で符長マークを検出し、前記信号でゲー
トを開かれるアンド回路21cを介して微分回路
21dに信号を与え、ラツチ回路21bにラツチ
指令LGLDを与えるようになる。すなわち、この
ラツチ回路21bで上記読み出された符長情報を
ラツチ記憶するようになる。また、微分回路21
dからの信号LGLDは、符長カウンタ21fをリ
セツトしてこれを初期設定すると共に、オア回路
12jを介してフリツプフロツプ回路12fをリ
セツトし、アンド回路12dのゲートを閉じてア
ドレスカウンタ12aのクロツクφによる歩進を
停止し、記憶装置11から先頭の1つの単位情報
を読み出した状態でその読み出し動作を停止させ
る。
このようにして、記憶装置11から読み出され
た単位演奏情報がラツチ回路14b,15a,1
6a,21bにラツチ記憶される状態となると、
ラツチ記憶回路16aに記憶されたLK情報にも
とずき、和音データ発生回路31からコード和音
を構成する例えば3つの音高情報信号が発生さ
れ、下鍵盤装置32において、コード和音を表現
する楽音信号、さらにベース音信号が発生され、
出力回路25においてコード音、ベース音の自動
伴奏音演奏がされるようになる。この場合、先の
スタート指令スイツチ22aの操作に伴ない、そ
の制御回路22のフリツプフロツプ回路22cが
リセツトされているため、自動リズム発生部33
に対してはリズムスタート信号が与えられてお
り、そのカウンタ33bがテンポ発振器33aか
らのテンポパルスTPを計数し、セレクタ33d
で設定したリズム種類の自動リズム音源信号を発
生するようになつている。そして、下鍵盤装置3
2に対してもコード和音、ベース音を発音制御す
るリズムパルス信号RPを供給するようになつて
いるものであり、このため出力回路25において
コード和音、ベース音、リズム音の伴奏音が自動
演奏音として発生されるようになる。
また、上鍵盤装置24においては、前述したよ
うに上鍵盤24bに対する押鍵指定表示装置24
aにおいて、1フレーズ分の演奏情報に対応した
押鍵指定表示がされているものであり、また運指
表示器24gにあつては、ラツチ回路15aに記
憶された運指情報にもとずき、最初に操作すべき
鍵を操作する指を表示指定するものである。そし
て、演奏者は、この運指表示器24gで表示指定
された指によつて、押鍵指定表示装置24gで表
示指定された上鍵盤24bの複数の鍵の中から楽
譜等によつて1つ選び押鍵操作するもので、この
押鍵操作に伴なつてキースイツチ回路24cから
得られる音高情報にもとずき楽音形成回路24d
から楽音信号が発生され、出力回路25で演奏音
として表現されるようになるものである。
すなわち、前記LK情報にもとずくコード和音、
ベース音の自動演奏音、さらに自動リズム演奏音
に合わせて、上鍵盤24bを操作することによつ
て、その自動伴奏音に対応した上鍵盤24bの演
奏練習が実行されるようになる。
この場合、スイツチ30aによつてゲート回路
30にゲート信号を与えることによつて、デコー
ダ29から得られるラツチ回路14bに記憶され
たUK情報にもとずく音高情報が補助楽音形成回
路24eに与えられ、UK情報にもとずく自動演
奏用楽音信号が形成され、この楽音信号にもとず
く自動演奏音がレベル調節器24fで充分小さな
レベルとして、出力回路25から発生される。こ
の補助楽音形成回路24eからの楽音信号にもと
ずく演奏音は、上鍵盤24bで操作すべき鍵を楽
音上で指示する補助自動演奏音として用いられ、
上鍵盤24bにおける操作鍵の選択を聴覚的に助
ける作用をする。
上記のような上鍵盤24bの押鍵操作が行なわ
れると、上述したようにキースイツチ回路24c
からの音高情報により演奏音が発生されると共
に、その音高情報は比較回路26,27aおよび
ゲート回路23eに供給され、比較回路26では
その時のラツチ回路14bに記憶されたUK情報
と比較する。すなわち、このラツチされている
UK情報に対応した鍵が操作された正解鍵操作の
時に比較回路26から一致信号が出力されるもの
で、この一致出力信号は比較回路27aで一時メ
モリ13aからの読み出し情報と比較し、ラツチ
回路14fに記憶されたUK情報に対応するUK
情報が一時メモリ13aから読み出されるタイミ
ングで一致出力信号を発生し、これをアンド回路
27eに供給する。このアンド回路27eには、
正打鍵消灯制御の時にスイツチ27dを介して信
号「1」を与え、またキースイツチ回路24cか
らの押鍵操作に伴なうキーイング信号KONによ
つてフリツプフロツプ回路27cがセツトされて
いるため、比較回路27aからの一致出力の発生
と共にアンド回路27eから消灯制御信号
DISPRSTが発生される。
この信号DISPRSTは、オア回路13eを介し
て一時メモリ13aに書き込み指令を与え、この
メモリ13aの記憶情報の中から、上記比較回路
27aで一致検出されたUK情報の書き込み位置
にオール「0」の情報を書き込み、そのUK情報
を消去するようにする。同時に、この信号
DISPRSTは、正誤表示器28aにおいて正打鍵
を表示させると共に、ゲート回路23eにゲート
信号を与え、キースイツチ回路24cからの音高
情報をデコーダ23fに供給し、反転ワンシヨツ
ト回路23gによつて、アンド回路群23cの上
鍵盤24bにおける押鍵音高に対応するアンドゲ
ートを閉じ、押鍵指定表示装置24aで操作され
た鍵に対応する表示器を反転ワンシヨツト回路2
3gからのパルス幅に相当する例えば100μの間
消灯し、正しい鍵が操作されたことを表示する。
ここで、一時メモリ13aにおいて、上記消去
されたUK情報と等しい他のUK情報がまだ存在
する場合には、上記100μの消灯の後、再び一時
メモリ13aからの情報にもとずきその表示器は
点灯される。
一方、ラツチ回路21bに記憶された符長情報
は、比較回路21eにおいて符長カウンタ21f
の計数値と比較されている。この符長カウンタ2
1fは、前述したように符長マーク検出に伴ない
初期設定され、その後自動リズム発生部33から
のテンポパルスで計数歩進されているものであ
り、したがつて符長マーク検出時より、符長情報
に相当する時間が経過した時に、符長カウンタ2
1fの計数値が、記憶符長情報と一致するように
なり、比較回路21eから一致検出信号が得られ
るようになる。この一致検出信号は微分回路21
gで微分された後、プレイモードの信号
でゲート信号の与えられているアンド回路21h
から信号LGEQとして取り出され、切換選択スイ
ツチ35を介して同じく信号でゲート制
御されるアンド回路12iに供給されて、フリツ
プフロツプ回路12fをセツトし、再びアドレス
カウンタ12aに歩進クロツク信号φを供給する
ようになる。
すなわち、第2図に示したフオーマツトの先頭
の符長情報で区切られる単位演奏情報の読み出し
から、その符長情報に対応する音符長時間経過後
に、アドレスカウンタ12aの歩進が再開され、
記憶装置11から上記単位演奏情報につづく2番
目の単位演奏情報が読み出し出力されるようにな
る。そして、この2番目の単位演奏情報を構成す
るUK情報、運指情報、符長情報は、それぞれ前
記したと同様にラツチ回路14b,16a,21
bにラツチ記憶され、符長マーク検出に対応して
符長カウンタ21fをリセツトし、フリツプフロ
ツプ回路12fをリセツトして、その単位演奏情
報の読み出しを終了させる。
この場合、この2番目の単位演奏情報を得る段
階では、上鍵盤のみに鍵の操作変換があり、伴奏
音を得る下鍵盤においては鍵の操作変換が存在し
ないものであり、したがつてこの単位演奏情報に
あつては、新しいUK情報およびこのUK情報に
よる鍵を操作するための運指情報は存在するが、
変化しないLK情報は省略されている。したがつ
て、この2番目の単位演奏情報の読み出しに際し
ては、LKマーク検出回路16bから検出信号が
得られず、ラツチ回路16aの記憶情報は先の1
番目の単位演奏情報におけるLK情報をそのまま
記憶保持し、自動演奏される伴奏音の状態はその
ままの状態で継続される。
そして、この状態で演奏者は押鍵指定表示装置
24aで表示された鍵を選択して、運指表示器2
4gで指定された指によつて上鍵盤24bを操作
するもので、この鍵操作に対応するキースイツチ
回路24cからの音高情報にもとずき演奏音が得
られ、且つ比較回路26でラツチ回路14bに記
憶された新しいUK情報と比較され前述したと同
様に正誤判断されるようになるものである。した
がつて、この上鍵盤24bにおける操作鍵が、ラ
ツチ回路14bのUK情報に対応する正しいもの
である場合には、正誤表示器28aで正解表示が
されると共に、反転ワンンシヨツト回路23gで
アンド回路群23cが制御され、押鍵指定表示装
置24aの正解鍵に相当する表示器をワンシヨツ
トパルスの間消灯制御し、さらに一時メモリ13
aにおいて、ラツチ回路14bに記憶されたUK
情報に相当するUK情報が消去制御される。そし
て、ラツチ回路21bに記憶された符長情報と、
符長カウンタ21fの計数情報が一致した時点で
比較回路21eから一致検出信号が得られ、前述
したと同様にアンド回路21hからの信号LGEQ
によつてフリツプフロツプ回路12fをセツト
し、記憶装置11から次の単位演奏情報を読み出
し制御するようになるものである。
以後、上記のような動作を繰り返して、記憶装
置11に記憶された単位演奏情報が、順次その各
単位情報に対応した音符長毎に読み出されるもの
であり、演奏者は押鍵指定表示装置24aで表示
指定された鍵を選択して上鍵盤24bの演奏練習
を継続するものであり、この上鍵盤24bにおけ
る鍵の操作が正しい状態で、先に一括フレーズ単
位で情報を記憶した一時メモリ13aの記憶UK
情報が順次消去されるものである。
すなわち、演奏練習者は、フレーズ単位で一括
表示指定された上鍵盤24bの鍵の中から、正解
鍵を判別しながら、且つ自動的に発生されるコー
ド和音、ベース音、さらに自動リズム演奏音に合
わせて上鍵盤24bの演奏練習が実行できるもの
であり、練習者の判断能力をも含めた効果的な練
習が実行し得るようになる。
このようにして、演奏練習が続行され、記憶装
置11から先に一時メモリ13aに一括転送した
1フレーズ分の演奏情報の最後の単位演奏情報が
読み出される状態となり、この単位情報に含まれ
る符長情報、すなわちラツチ回路21bにラツチ
された符長情報と符長カウンタ21fの計数値が
一致する状態となつた時に比較回路21eから一
致出力信号が発生し、これに対応してアンド回路
21hから信号LGEQが発生される。すなわち信
号でゲートの開かれるアンド回路12i
を介してフリツプフロツプ回路12fにセツト指
令が与えられ、アドレスカウンタ12aを歩進し
て、記憶装置11から、上記フレーズ最後の単位
演奏情報につづくフレーズ情報を読み出すように
なる。
この読み出されたフレーズ情報は、フレーズ検
出器17aで検出され、微分回路17bを介して
フレーズ検知信号FRDTを発生する。この状態
では、一時記憶書き込み制御回路19のフリツプ
フロツプ回路19fはリセツト状態にあり、プレ
イモードの指令信号が発生している状態
にあるため、信号FRDTに対応してアンド回路
17cから出力信号が得られ、ワンシヨツト回路
17eから一時メモリ13aの記憶情報一循シフ
ト時間に相当するワンシヨツトパルス信号
MEMRSTが発生され、一時メモリ13aに対し
て書き込み指令を与えるようになる。この時、ゲ
ート回路13bにはゲート信号が与えられておら
ず、一時メモリ13aに対する入力情報は「0」
の状態にあるため、一時メモリ13aの記憶情報
は全て「0」の状態に消去される。この時にアン
ド回路17cからの信号FRDTに対応する信号
FRFIは、アドレス制御回路20のフリツプフロ
ツプ回路12fをリセツトし、記憶装置11から
の読み出し動作を停止させている。
そして、一時メモリ13aの記憶情報が「0」
となることにより、検知回路19eでデータ無し
を検知し、これに対応して微分回路19dから信
号CLRDTが発生され、フリツプフロツプ回路1
9fをリセツトするようになる。
すなわち、フリツプフロツプ回路19fのセツ
トにより、転送モードの指令信号FRWTが立ち
上り、2番目のフレーズの先頭アドレス番地にあ
るアドレスカウンタ12fにクロツク信号φを与
えるアンド回路12eにゲート信号を供給し、前
述したスタート時と同様に記憶装置11から次の
フレーズの情報を読み出し、一時メモリ13aに
転送書き込む。この場合、このフレーズの先頭ア
ドレス番地は、信号FRWTの立ち上りに対応し
て微分回路20cから得られ、オア回路20bか
ら取り出される信号ADLDによつてラツチ回路
20aに読み取り記憶され、上記一時メモリ13
aに対する転送が終了し、プレイモードとなつて
信号の立ち上りに対応してアドレスカウ
ンタ12aにプリセツト情報として供給されるよ
うになつている。そして前述したと同様にして、
押鍵指定表示装置24aで表示指定された鍵を選
択して、上鍵盤24bの演奏練習が継続されるよ
うになる。
このようにして、記憶装置11からのフレーズ
単位の情報を読み出し、これを一時メモリ13a
に転送して押鍵指定表示装置24aで1つのフレ
ーズ分の演奏を行なうための操作鍵を一括表示す
ると共に、上記フレーズ情報を再び記憶装置11
から単位演奏情報毎に読み出し、上鍵盤24bの
演奏操作練習を行なうもので、この演奏練習操作
に対応して、伴奏音、リズム演奏音の自動演奏が
行なわれるものである。そして、このフレーズ単
位の読み出し動作が順次進行して、記憶装置11
に記憶された演奏情報の最後のフレーズの演奏情
報が読み出され、この演奏情報の単位演奏情報の
再度読み出しに伴なう上鍵盤24bによる演奏動
作が終了する状態となると、第6図のCで示すよ
うに音符長制御回路21の比較回路21eからの
音符長一致検出信号に対応する信号LGEDがアン
ド回路12iに供給され、フリツプフロツプ回路
12fをセツトする。そして、アドレス制御回路
12のアドレスカウンタ12aを歩進し、記憶装
置11から上記最後の単位演奏情報につづくフレ
ーズ情報が読み出され、フレーズ検出器17aか
らの検出信号に対応して信号FRDTが発生され
る。この信号FRDTは、アンド回路17cを介
して信号FRFIとして取り出し、フリツプフロツ
プ回路12fをリセツトすると共に、ワンシヨツ
ト回路17eに供給され、ワンシヨツトパルスを
発生して、前述したと同様に一時メモリ13aを
クリアしてその記憶情報を全て「0」にする。
すなわち、一時記憶書き込み制御回路19にお
いて、微分回路19dから信号CLRDTが発生さ
れ、フリツプフロツプ回路19fをセツトして信
号FRWTを立ち上がらせる。したがつて、アド
レス制御回路12においてアドレスカウンタ12
aが歩進され、記憶装置11から上記最後のフレ
ーズ情報につづく終了情報FINISHが読み出し出
力されるもので、この終了情報は終了検出回路1
8で検知され、この終了検出回路18から検出信
号FISHは、スタート制御回路22のフリツプフ
ロツプ回路22cをセツトし、自動リズム発生部
33に対する駆動指令を断つと共に、アドレスカ
ウンタ12aに信号ADRSTを与えてこれをリセ
ツト設定し、自動伴奏を伴なう押鍵指定表示によ
る演奏練習動作を全て終了させるものである。
上記のような押鍵指定表示による上鍵盤の演奏
練習態様では、切換選択スイツチ35が音符長制
御回路21側で投入され、符長情報に対応する時
間ステツプで、単位演奏情報を読み出し、演奏練
習を進行させるようにした。
これに対して、上記切換選択スイツチ35を図
の状態から切換え、比較回路26からの一致出力
信号KEYEQをアンド回路12iに供給するよう
にすると、ラツチ回路14fの記憶UK情報と、
上鍵盤24bの鍵操作に伴なうキースイツチ回路
24cからの音高情報とが一致した時、すなわち
上鍵盤24bで正解の鍵操作がされた時にフリツ
プフロツプ回路12fがセツトされ、記憶装置1
1から、次に単位演奏情報を読み出す制御が行な
われるようになる。
すなわち、上鍵盤24bにおいて正しい鍵の操
作が行なわれた時に発生する比較回路26からの
一致検出信号によつて、記憶装置11からの単位
演奏情報の読み出し歩進をするものであり、練習
者の演奏技術に合わせた鍵操作練習が効果的に実
行される。特にこの場合初心者において効適であ
る。
また、ランプ制御回路23において、セレクタ
23dのセレクタスイツチ23hを開路状態とし
て、アンド回路群23cからの信号に代り、デコ
ーダ29からの信号を選択して上鍵盤装置24に
供給するようにすれば、押鍵指定表示装置24a
でデコーダ29から得られるラツチ回路14bに
記憶されたUK情報に対応した鍵のみを指定表示
するようになる。すなわち、上鍵盤24bの次に
操作すべき鍵のみが、押鍵指定表示装置24aに
よつて表示されるものであり、演奏練習者はその
表示指定された鍵を追従押鍵することによつて、
所定の曲の演奏練習の行なえるもので、特に操作
すべき鍵の判断の困難な初心者の練習に効果的で
ある。
また、実施例ではゲート回路30のゲートを開
きデコーダ29からの音高情報を補助的楽音信号
形成回路24eに供給し、押鍵指定表示装置24
aで表示指定され、上鍵盤24bで操作すべき鍵
に対応する楽音信号を、自動的に発生して、例え
ば充分レベルを低くした補助的な演奏音を発生し
て、操作鍵の判別の参考にし得るようにした。し
かし、ある程度演奏技術が向上した時には、ゲー
ト回路30のゲートを閉じて上記補助演奏音を断
ち、下鍵盤装置32、自動リズム発生部33等に
よる自動リズム伴奏音に対応して演奏練習するよ
うにすれば、リズム感の富んだ効果的な演奏練習
が実行され、演奏技術の向上に大きな効果を発揮
するようになるものである。
以上のようにこの発明によれば、演奏練習すべ
き鍵盤において、ある特定された曲に対応して押
鍵すべき鍵を表示指定し、演奏練習者はその指定
された鍵を追後操作することによつて、鍵操作の
効果的な練習がされるようになるものである。特
にこの電子楽器にあつては、演奏すべき情報を記
憶した記憶装置から、演奏情報をフレーズ単位で
読み出し、このフレーズ単位の演奏情報が一時記
憶装置に記憶設定されるようになり、この一時記
憶装置に記憶されたフレーズ単位の演奏情報が表
示のために使用されるようになる。すなわち、特
定されるフレーズの間に操作すべき鍵が、一括し
て操作鍵指定表示されるようになり、この鍵指定
表示に対応した演奏を指示するようになる。した
がつて、演奏練習者は複数の表示指定された鍵の
中から、現に操作すべき鍵を、楽譜あるいは補助
的な楽音にもとずき選択し、操作する必要が生
じ、演奏者は必然的に光等による押鍵指示に対す
る依存度を低くして操作すべき鍵の位置を正確に
知る必要が生じ、練習効果の向上がはかれるもの
である。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器の
概略的な構成図、第2図は上記電子楽器の記憶装
置において記憶される演奏情報のフオーマツトを
示す図、第3図のA〜Fはそれぞれ上記フオーマ
ツトを構成する各情報の状態を示す図、第4図A
〜Cはそれぞれ第1図に示した電子楽器の各部を
さらに詳細にして示した構成図、第5図は上記電
子楽器の伴奏音を得る下鍵盤部の楽音形成回路の
構成例を示す図、第6図のA〜Cは上記電子楽器
の動作を説明する各部の信号波形を示す図であ
る。 11……記憶装置、12……アドレス制御回
路、13……UK情報一時記憶装置、14〜16
……ラツチ記憶回路、17……フレーズ検出回
路、18……終了検出回路、19……UK情報一
時記憶書き込み制御回路、20……アドレス一時
記憶回路、21……音符長制御回路、22……ス
タート制御回路、23……ランプ制御回路、24
……上鍵盤装置、25……出力回路、26……押
鍵一致比較回路、27……消灯制御回路、28…
…正誤表示器、32……下鍵盤装置、33……自
動リズム発生部、35……選択切換スイツチ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演奏すべき鍵盤と、 この鍵盤の演奏操作に対応した楽音信号を発生
    する楽音形成回路と、 演奏すべき鍵を指示する表示手段と、 演奏すべき各音にそれぞれ対応する複数の単位
    演奏情報を順次複数個組み合せてフレーズ演奏情
    報として記憶する記憶装置と、 この記憶装置から演奏情報を順次読み出す読み
    出し制御手段と、 この手段で読み出された演奏情報をフレーズ演
    奏情報毎に記憶する一時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶されたフレーズ演奏情
    報に基づき、フレーズ単位で演奏すべき鍵を一括
    して表示するように上記表示手段を表示制御する
    手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器。 2 上記一時記憶手段には、上記記憶装置から、
    フレーズ単位に読み出された演奏情報を記憶させ
    ると共に、この一時記憶手段にフレーズ単位の演
    奏情報が記憶設定された状態とされたときに再び
    この記憶されたフレーズ単位の演奏情報の先頭ア
    ドレスを指定し、上記一時記憶手段から単位演奏
    情報毎に順次読み出し制御するようにした特許請
    求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 上記演奏情報記憶装置に記憶された単位演奏
    情報は符長情報を含み構成され、上記読み出し制
    御手段では符長情報を上記単位情報読み出し毎に
    検知してその検知符長情報に対応する時間を計測
    し、その符長時間に対応して上記記憶装置からの
    読み出しを歩進制御するようにした特許請求の範
    囲第2項記載の電子楽器。 4 上記読み出し制御手段では、上記演奏情報記
    憶装置から順次読み出された単位演奏情報と操作
    された鍵の情報とを比較して、その一致検出で上
    記記憶装置からの読み出しを歩進制御するように
    した特許請求の範囲第2項記載の電子楽器。 5 上記読み出し制御手段では、上記演奏情報記
    憶装置から順次読み出された単位演奏情報と操作
    された鍵の情報とを比較して、その一致検出で読
    み出された演奏情報に対応する情報を上記一時記
    憶手段から消去し、操作された鍵に対応する指定
    表示を消去するようにした特許請求の範囲第2項
    記載の電子楽器。 6 上記読み出し制御手段には、上記演奏情報記
    憶装置から順次読み出される単位演奏情報、およ
    び一時記憶手段に記憶されたフレーズ演奏情報の
    いずれか一方を選択するセレクタを設け、このセ
    レクタから出力された演奏情報を、演奏すべき鍵
    を指定する表示手段に表示制御指令として供給す
    るようにした特許請求の範囲第2項記載の電子楽
    器。 7 演奏すべき鍵盤と、 この鍵盤の演奏操作に対応した楽音を発生させ
    る楽音形成回路と、 演奏すべき鍵を指示する表示手段と、 演奏すべき各音にそれぞれ対応する複数の単位
    演奏情報を順次複数個組み合せてフレーズ演奏情
    報として記憶する記憶装置と、 この記憶装置から演奏情報を順次読み出す読み
    出し制御手段と、 この手段で読み出された演奏情報を、フレーズ
    演奏情報毎に記憶する一時記憶手段と、 この一時記憶手段に記憶されたフレーズ演奏情
    報に基づき、フレーズ単位で演奏すべき鍵を一括
    して表示するように上記表示手段を表示制御する
    手段と、 上記演奏情報記憶装置から順次読み出される単
    位演奏情報に基づき演奏楽音を形成する自動演奏
    手段とを具備し、 この自動演奏手段による演奏音量を、上記楽音
    形成回路からの演奏楽音より充分小さく設定する
    ようにしたことを特徴とする電子楽器。
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