JPS6029950B2 - 電子楽器装置 - Google Patents

電子楽器装置

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JPS6029950B2
JPS6029950B2 JP56086470A JP8647081A JPS6029950B2 JP S6029950 B2 JPS6029950 B2 JP S6029950B2 JP 56086470 A JP56086470 A JP 56086470A JP 8647081 A JP8647081 A JP 8647081A JP S6029950 B2 JPS6029950 B2 JP S6029950B2
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栄作 岡本
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Nippon Gakki Co Ltd
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【発明の詳細な説明】 この発明は、押鍵操作すべき鍵を表示指示すると共に、
特に同一音高の連続する場合の押鍵指示を明確にさせる
ようにした電子楽器装置に関する。
電子楽器において、その鍵盤部の各鍵それぞれに対して
表示素子を設け、記憶された楽譜データにもとずき、音
符データを順次読み出し、その昔符データに対応する音
高の鍵を表示指示して演奏練習する生徒に知らせて、鍵
盤演奏練習させることが知られている。
すなわち、符長時間に対応して音符データが順次読み出
され、その各読み出された音符の音高に対応する鍵が視
覚的に指示されるものであるため、練習する生徒は、そ
の指示された鍵を操作することによって、所定の練習曲
の演奏が行なえるもので、特に初心者等において、効果
的な鍵盤操作の独立練習の実行できるものである。しか
し、このような押鍵指示手段を備えた鍵盤楽器にあって
は、音高が変化し、操作すべき鍵が常に変化する場合に
は良いが、例えば同一音高の音符が連続するような場合
には、その昔高に対応する鍵を指示する表示素子が複数
の音符の間、連続点灯するような状態が生じ、音符がそ
れぞれに対応した同一鍵の繰り返し操作すべき状態を伴
別することが困難となる。
すなわち、特に楽譜を安定して読むことのできない初心
者にあっては、正確な鍵の操作状態を認識することが困
難である。この発明は上記のような点に鑑みなされたも
ので、操作すべき鍵を、押鍵指示手段で明確に表示指示
すると共に、特に同一音高の音符が連続するような場合
には、これを表示上で表現して演奏練習する生徒に指示
を与えるようにして、より効果的な鍵盤演奏練習が実行
できるようにする電子楽器装置を提共しようとするもの
である。すなわち、この発明に係る電子楽器装置は、音
高を示すキーコードデータと符長データとからなる音符
データを音符順次に記憶し、この記憶データを音符順次
に読み出し、その音高に対応する鍵盤部の鍵を押鍵操作
指示するように構成すると共に、同一費高の音符が連続
した状態では、これを表示上で表現するようにしたもの
である。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。第
1図はその構成を示したもので、11は演奏練習すべき
曲を表現した楽譜であり、この楽譜11には例えば磁気
的な記録部11aが設けられている。そして、例えば楽
器キャビネットの例えば譜面立て部に対応して、楽譜デ
−タ読取制御装置12を設け、楽譜11をその譜面立に
設定した時に、記録部11aに記録された楽譜データが
読み取られるようにされる。ここで、記録部11aに記
録された楽譜データは、例えば第2図および第3図に示
すフオーマットのようにメロディを表現するキーコード
データおよび伴奏音を表現するコードデータでなり、キ
ーコードデータは、例えば2段鍵盤の電子楽器における
上鍵盤に対応する音符データの連続でなる。
すなわち、第2図で示すように上鍵盤UKの音高をあら
わすキ−コード「KC」と符長をあらわす符長データ「
LNG」の組み合わせで1個の音符データが表現される
もので、この音符データは、楽譜上であらわれる順序で
順次直列的にアドレス設定される状態に配置される。ま
た、第3図に示すコードデータは、コード名「NAME
」と符長「LNG」の組み合わせでなり、キーコ−ドの
場合と同様に、順次直列的にアドレス設定して配置して
なる。ここでキーコード「KC」符長「LNG」および
コード名は、それぞれ8ビットのディジタル情報で構成
され、その8ビットデータの上位2ビットはデータを識
別する識別コードとされる。
そして、このキーコードの場合は、残り6ビットの中の
2ビットでオクターブを、4ビットで音名(ノート)を
表現し、このオクターブコードおよびノートコードで音
高データを表現する。また符長データは、残り6ビット
で符長に相当する数値データを表現し、コードデータは
、残り6ビットの中の2ビットでメジャ、マイナ等のコ
ード種類を、4ビットでコード和音の娘音の音名を表現
するようにしてなる。そして、メロディ用の楽譜データ
(第2図)の最終アドレス位置には、終了FINISH
コードが設定され、例えばこの終了コードはオール「1
」で表現する。
ここで、休止符の場合は、音高データの6ビットをオー
ル「0」で表現する。楽譜データ読取制御装置12では
、上記のようにして楽譜11が設定され、その記録部1
1aから、第2図および第3図に示したような楽譜デー
タを読み取るもので、この読み取り動作と共に、例えば
RAM等で構成されるメロディデータメモリ13および
伴奏用データメモリ14に対してライト(書き込み)命
令を与えると共に、これらメモリ13,14に対してア
ドレスデータを与えるセレクタ15,16に対して、入
力Aのセレクト指令SAを与える。
ここで、メロディデータメモリ13および伴奏用データ
メモリ14に対しては、読取制御装置12から前述した
楽譜データが与えられ、またこの楽譜デー外こ対応する
アドレスデータがセレクタ15,16に対してそれぞれ
入力Aとして与えられる。そして、楽譜11の記録部1
1aから読み取った第2図および第3図に示したフオー
マットのメロディおよび伴奏用コードデータが、それぞ
れメロディデータメモリー3および伴奏用データメモリ
14にそれぞれ書き込まれるようになる。ここで、楽譜
データ謙取制御装置12からのアドレスセレクト指令は
、さらにィンバータ17,18にそれぞれ供給し、この
ィンバータ17,18からの出力信号はセレクタ15,
16の入力Bを選択するセレクト信号SBとして使用さ
れる。すなわち、上記したような楽譜データのデータメ
モリ13,14に対する書き込みが終了した時には、制
御装置12からのライト命令およびアドレスセレクト指
令が断たれ、データメモリ13,14はリード(読み出
し)状態り設定されると共に、セレクタ15,16では
、それぞれ入力Bからのアドレスデータをそれぞれ対応
するデータメモリ13,14に供給するようになる。そ
して、セレクタ15,16の入力Bとしては、それぞれ
アドレスカウンタ19,20の計数値に対応する数値デ
ータがァドレスデ−夕として供給される。このような電
子楽器装置にあっては、演奏開始を指定するスタートス
イッチ21が設けられこのスイッチ21は例えば自己復
帰型で構成し、その操作投入に対応して、微分回路22
から微分パルス信号が発生される。この微分パルス信号
は、フリツプフロツプ回路23をセットして「PLAY
」信号を発生させると共に、△STRT信号として使用
され、さらに例えばシステムクロックマで駆動されるデ
ィレードフリツプフロツプからなる遅延回路24a,2
4bを介して取り出し、クロツク■2個分遅れて△ST
RT′信号が発生されるようになる。そして、△STR
T信号は、例えばアドレスカウンタ19,20をリセッ
トして初期設定するような信号として使用され、これよ
り遅れて発生する△STRT′信号は、適宜動作開始用
クロックとして使用されるもので、フリップフロツプ回
路23のセット時の出力信号「PLAY」は、演奏動作
状態を保持継続させるために用いられる。前記メロディ
データメモリ13および伴奏用データメモリ14に記憶
されたそれぞれ楽譜データは、楽譜データ読取制御装置
12からのデータ読み取り動作が終了して、リード状態
にされた時に、セレクタ15,16で選択されるアドレ
スカウンター9,20からのアドレスデータに対応する
音符データが読み出される。例えば、アドレスカウンタ
ー9,20からのアドレスデータがそれぞれ「1」の時
は、第2図および第3図に示したメロディ用および伴奏
コード用のデータフオーマットの、先頭にあるキーコー
ドデータと符長データの組み合わせ、およびコード名デ
ータと符長データの組み合わせからなる音符データがそ
れぞれ読み出される。そしてこれらデータメモリ13,
14から読み出された音符データは、識別コード検出回
路25,26でそれぞれ読み出されたデー夕を識別する
と共に、ラツチ回路27,28および29,3川こそれ
それ供給される。識別コード検出回路25では、データ
メモリ13からキーコードデータが読み出された時にメ
ロディキーコード検出信号MEKCを発生し、またこれ
につづく符長コードを検出した時、メロディ符長コード
検出信号MELGを発生する。同様に識別コード検出回
路26では、データメモリ14からコード名データが読
み出された時に、コ−ド音名検出信号CHKCを出力し
、これにつづく符長データが読み出された時にはコード
符長検出信号CHLGを発生する。そして、上言己検出
信号M旧KLおよびMELGは、それぞれラツチ回路2
7,28にロード指令として与えると共に、検出信号C
HKCおよびCHLGはそれぞれラッチ回路29,3川
こロード指令として与えられる。
したがって、ラツチ回路27,28には、データメモリ
13から読み出された音符データの音高を示すキーコー
ドデー夕および符長データがそれぞれラツチ記憶され、
ラッチ回路29,30には伴奏用音符データのコード名
データおよびその符長データがそれぞれラッチ記憶され
る。ラッチ回路27〜30それぞれのラッチ記憶データ
は、それぞれラッチ回路31〜34に供給される。
このラツチ回路31〜34は、それぞれの前段のラツチ
回路27〜30と同じ検出信号MEKC,MELG,C
HKC,CHLGでそれぞれロード制御される。そして
、ラツチ回路31および33のラツチデー外ま、それぞ
れ自動メロディ音形成回路35および自動伴奏音形成回
路36に供給され、ラッチ回路31に記憶されたキーコ
ードデータに基ず〈メロディ音、およびラッチ回路33
に記憶されたコード名データにもとずく和音、ベース音
の楽音信号がそれぞれ形成されるようになる。ここで、
自動メロディ音形成回路35および自動伴奏音形成回路
36には、それぞれアンド回路37,38を介して動作
指令(ィネーフル=EN)が供給されるもので、このア
ンド回路37,38から動作信号ENが与えられる状態
で、上記メロディ音および伴奏音の楽音信号は増幅器3
9を介してスピーカ4川こ供給され、発音されるように
なる。アンド回路37,38には、前記「PLAY」信
号および発音セレクトスイッチ41,42からの信号が
供給され、演奏開始状態でスイッチ41,42の投入さ
れた状態で、上記自動演奏音が発生される。ラツチ回路
31に記憶されているキーコードデータは、さらに押鍵
表示制御回路43に供給する。
この回路43にはラッチ回路27の記憶キーコードデー
タ、さらに識別コード検出回路25からのメロディコー
ド検出信号MEKCが供給されている。ここで、ラッチ
回路31では、現に演奏されるメロディ音のキーコード
データが、ラッチ回路27にはこれにつづく先行キーコ
ードデータがそれぞれ記憶される状態にあるもので、押
鍵制御表示制御回路43では、この現および先行キーコ
ードデータを対比し、押鍵表示指令を出すもので、例え
ば第4図に示すように構成される。すなわち、上記現デ
ータおよび先行データは、比較回路44で比較し、この
両データが等しい時、具体的には同一音高の音符が連続
する状態の時にイコール信号EQを発生させる。この比
較回路44からのイコール信号はアンド回路45に供給
するもので、このアンド回路45には、さらに信号ME
KCを遅延回路46を介して供給する。そして、このア
ンド回路46からの出力信号は、フリップフロツプ回路
47をセットする。このフリップフロップ回路47は、
信号MEKCで遅延回路46からの出力発生に先立って
リセット設定されている。すなわち、フリツプフロツプ
回路47は、同一音高の連続する状態でセットされ、同
音信号を電源回路48に供給するものである。電源回路
48は、先行キーコードデータの供給されるデコーダ回
路49に電源を供給するものであり、この電源の存在に
よって、上鍵盤50の各鍵に対応して設けられる押鍵す
べき鍵を指示する表示ランプ群51を点灯制御する。す
なわち、先行キーコードデータに対応する音高の鍵を指
示するランプが点灯制御される。ここで、電源回路48
には、低周波の発振器52からの駆動信号を供給し、フ
リップフロツプ回路47からの同音信号に存在する時に
は、発振器52からの信号に対応して電源を断続し、キ
ーコードデータで選択された表示ランプを点滅表示させ
るようにする。
すなわち、表示ランプの点滅表示で、同一音高の音符が
連続することを表示して、鍵盤50の演奏練習者に視覚
的に知らせるようになる。したがって、デコーダ回路4
9はゲート機能をも有する状態とされる。そして、鍵盤
50では表示ランプ群51の押鍵指示に対応して演奏練
習生徒によって押鍵操作され、この押鍵操作に対応して
駆動されるキースィッチ回路53から、操作鍵に対応し
た音高の音高信号が発生され、演奏音形成回路54で鍵
盤50の操作に応じたメロディ楽音信号が発生される。
この楽音信号は増幅器39に供給し、スピーカ40から
演奏音として発音される。ラツチ回路32,34には、
現キーコードデータおよび現コード名データに対応する
符長データが記憶されている。
このラッチ回路32,34それぞれの記憶符長データは
、比較回路55,56にそれぞれ供給され、それぞれテ
ンポカウンタ57,58の計数データと比較される。そ
して、比較回路55,56では、ラツチ回路32,34
の記憶データと、テンポカウンタ57,58の計数デー
タの一致した時にそれぞれイコール信号EQを発生する
もので、このイコール信号EQは、それぞれオア回路5
9,60を介してテンポカウンタ57,58をリセット
する。オア回路59,60には、さらに△STRT信号
を供給し、初期状態においてもリセツト設定されるよう
にする。すなわち、現キーコードデータおよび現コード
名データの符長時間に対応して、比較回路55,56か
らイコール信号が発生されるようにされるもので、この
イコール信号EQは、さらにアンド回路61,62に供
給する。アンド回路61,62には、それぞれ識別コー
ド検出回路25,26からの符長コード検出信号M旧L
GおよびCHLGがそれぞれゲ−ト信号として供給され
るもので、このアンド回路61,62からの出力信号は
、それぞれオア回路63,64に供給する。このオア回
路63,64には、それぞれASTRで信号と共に、識
別コード検出回路25,26からの符長コード検出信号
M旧LGおよびCHLGの供給されるインバータ65,
66からの信号も供給するもので、このオア回路63,
64からの出力信号は、アンド回路67,6Mこゲート
信号として供給する。このアンド回路67,68には、
「PLAY」信号およびシステムク。ック?を供給し、
このアンド回路67,68からの出力信号は、それぞれ
アドレスカウンタ19,2川こ歩進信号として供給する
。前記テンポカウンタ57,58は、それぞれテンポ発
振器69からのテンポクロック信号TCLで計数駆動さ
れるもので、このテンポクロック信号TCLは、リズム
パターン発生器70にも供給する。
このリズムパターン発生器70‘ま、例えばテンポクロ
ック信号をバィナリ的に計数するカウンタ、およびこの
カウンタの計数ビットデータを組み合わせて、各リズム
種類に対応したりズムパターン信号を発生するりズムパ
ターンメモリで構成され、図示しないリズム選択機構で
選択された種類のリズムパターン信号、さらにコード音
、ベース音等の発生タイミングとなるリズムパルス信号
を発生する。そして、このリズムパルス信号は前記自動
伴奏音形成回路36に供給し、コード音およびベース音
の楽音信号の発生タイミングを制御し、リズムに合わせ
たコード音およびベース音の自動演奏がされるようにす
る。また、リズムパターン信号は、リズム音源回路71
を駆動し、打楽器による自動リズム演奏音信号を発生さ
せ、スピーカ40から自動リズム演奏音として表現され
るようになる。すなわち、上記のように構成される電子
楽器装置にあって、楽譜11からの楽譜データが読み取
られ、メロディ用および伴奏用のデータメモリ13,1
4に書き込まれた状態で、スタートスイッチ21が操作
され、演奏が開始される。
スタートスイッチ21が操作されると、△STRT信号
が発生され、アドレスカウンタ1 6,20およびテン
ポカウンタ57,58をリセットして初期設定すると共
に、フリップフロツプ回路23がセットされ、演奏状態
を設定する「PLAY」信号が発生される。
この場合、楽譜データ読取制御装置12による読み取り
動作は終了しているので、データメモリ13,14はリ
ード状態に設定されると共に、セレクタ15,16に対
してはィンバータ17,18からセレクト信号SBが与
えられ、アドレスカウンタ19,20の計数値に応じて
、データメモリ13,14が読み出しアドレス指定され
るようになっている。しかし、この△STRT信号の発
生した状態では、アドレスカウンタ19,20の計数値
は「0」であり、データメモリー3,14からの読み出
しデータは存在しない。そして、この△STRT信号よ
りシステムクロックぐ2個分遅れて△STRT′信号が
発生される。
この状態では、識別コード検出回路25,26ではコー
ドを検出していないため、信号M旧LGおよびCHLG
「0」であり、したがってインバータ65,66から「
1」の信号が発生し、オア回路63,64を介してアン
ド回路67,68にゲート信号が与えられる状態にある
。したがって、その次のシステムクロツクマでアドレス
カウンタ19,20が計数値「1」に歩進され、データ
メモリ13,14それぞれから、メロディ用および伴奏
用の先頭の音符データが読み出されるようになる。すな
わち、メロディ用データメモリ13からは、まずキーコ
ードデータが読み出され、識別コード検出回路25から
信号M旧KCが出力される。
したがって、この先頭のキーコードデータは、ラッチ回
路27にラッチ記憶される。また、このキーコードデー
外こつついて符長データが読み出され、この符長データ
はコード検出信号M旧LGによってラツチ回路28にラ
ツチ記憶される。このようにして、先頭の音符データが
データメモリ13から読み出されると、△STRT′信
号が発生され、アドレスカウンター9が歩進されて、デ
ータメモリ13からつづけて次の音符データに相当する
キーコードデータおよび符長データが読み出される。
この次の音符データの読み出し‘こ対応して識別コード
検出回路25から上記同様に検出信号MEKCおよびM
ELGが発生され、ラツチ回路27,28の記憶データ
がラッチ回路31,32それぞれにシフトされる状態で
ラッチ記憶されると共に、ラッチ回路27,28に上記
新たに読み出された音符のキーコードデータおよび符長
データがラッチ記憶される。すなわち、スタートスイッ
チ21の操作に対応して、先頭から2つの音符に相当す
るデータがラッチ回路27,31および28,32にラ
ツチ記憶される。これは、伴奏用データメモリ14に関
連する部分においても同様に行なわれ、ラッチ回路33
に先頭コード名データが、ラッチ回路29に2番目のコ
ード名データがラッチ記憶され、ラッチ回路34,3川
こそれぞれ上記コード名データに対応する符長データが
ラッチされる状態となる。
そして、ラツチ回路31,33に記憶されたデータにも
とずき、自動メロディ音形成回路35および自動伴奏音
形成回路36でメロディ用楽音信号、およびリズムパル
ス信号にもとずきりズム表現されるコード音、ベース音
の楽音信号が形成されるようになる。この場合、スイッ
チ41,42は投入設定されているものとする。そして
、スピーカ40から伴奏音を伴なつた自動演奏音が発生
されるようになる。また、ラツチ回路31からのキーコ
ードデータと共に、その前段のラッチ回路27の記憶キ
ーコードデータが押鍵表示制御回路43に供給され、ラ
ッチ回路27からの先行データに対応して操作すべき鍵
が表示ランプ群51で表示される。
したがって、演奏練習生徒は、先頭音符分のみは楽譜上
から自己で伴断して操作し、その次の操作すべき鍵を、
表示ランプ群51で認知するようになる。そして、この
鍵盤50部の操作に対応した楽音信号が演奏音形成回路
54で形成され、スピーカ40から発音されるようにな
る。この場合、自動メロディ音形成回路35からの楽音
信号レベルを例えば小さなものとし、演奏練習のための
参考模範演奏音として聴取するようにすれば効果的であ
り、またある程度演奏技術が向上した場合には、スイッ
チ41を開路して、メロディの自動演奏を断つようにし
てもよい。
このようにして、ラッチ回路31,32に記憶されたデ
ー外こよる自動演奏状態が進行するのに対応して、テン
ポカウンタ57,58はテンポクロック信号TCLを計
数し、その計数値が上記自動演奏に供されたデータに対
応する符長データと一致するようになると、比較回路5
辱および56においてイコール信号EQが発生する。
このイコール信号はテンポカウン夕57,58をリセッ
トして初期設定すると共に、コード検出回路25,26
からの信号M旧LGおよびCHLGでゲートの開かれる
アンド回路61,62をそれぞれ介してオァ回路63,
64から取り出され、ァンド回路67,68から取り出
されるようになるシステムクロツクめでアドレスカウン
夕19,20をそれぞれ歩進するようになる。すなわち
、データメモリ13,14から次の音符データが読み出
されるようになり、識別コード検出回路25,26から
の検出信号に応じてラツチ回路27から31,28から
32さらに29から33に、30から34に記憶データ
がシフトされ、ラッチ回路27〜3川こ新しく読み出さ
れたデータがラッチ記憶されるようになる。
もちろん、このような動作は、メロディ系および伴奏音
系でそれぞれ独立的に行なわれる。
そして、メロディ用データメモリー3から以降上記同様
に符長に相当する時間間隔で読み出される音符デー外こ
もとずき、メロディの自動演奏、さらに鍵盤501こ対
する押鍵表示が行なわれ、また伴奏用データメモリ14
からの上記同様にして符長間隔で読み出されるデータに
もとずき、コード音、ベース音の自動演奏が行なわれる
ようになる。このような自動演奏、さらに押鍵表示によ
る鍵盤50部の演奏練習の進行時において、メロディ用
データメモリ13から同一音高の音符データが連続して
読み出されるような場合には、ラッチ回路27および3
1には同一のキーコードヂータがラッチ記憶されるよう
になる。このような状態になると、押鍵表示制御回路4
3における比較回路44に対して供給される現データと
先行データは一致し、この比較回路44からイコール信
号EQが発生してフリツプフロップ回路47をセットす
るようになる。したがって、この状態では、電源48が
低周波発振器52からの発振信号で制御され、鍵盤50
に対する表示ランプ群51の選択された表示ランプが点
滅表示するようになり、その点滅表示されたランプに対
応する鍵の音高に対応する音符が連続して存在すること
を表示するようになる。したがって、演奏練習を行なう
生徒は、鍵盤50部に付属する表示ランプ群51の指示
にしたがい、効果的な鍵盤演奏練習の実行できるもので
あり、特に同一音高の音符の連続する場合には、生徒に
おいてこれを確実に認知することができ、単なる押鍵表
示のみならず、楽譜との関連で効果的な演奏練習の実行
できるものである。
第5図は上記実施例における楽譜等との関連を示すもの
で、本釆の楽譜がA図の状態にあるのに対して、鍵盤5
0‘こ対する表示ランプ群51の押鍵表示は、B図に示
すように1音符先行する状態で行なわれる。
そして、コード音ベース音の、自動演奏音は、C図に示
すようにリズムパターン発生器70からのIJズムパル
スに対応して制御され、発音されるようになる。第6図
は押鍵表示制御回路43の他の例を示したもので、この
場合には鍵盤50の例えば表示ランプ群51に近接する
位置に、独立した別個の表示器72を設ける。
そして、この表示器72をフリップフロップ回路47の
セット時に点灯表示させるようにする。その他第6図に
おいて、第4図と同一構成部分は同一符長を付してその
説明は省略する。すなわち「制御回路43をこのように
構成すれば、表示ランプ群51における押鍵表示は、特
に点滅表示することなく、同一音高の音符が連続するよ
うな時に、表示器72が表示駆動され、練習生徒に認知
させるようになるものである。
尚、上言己実施例においては、鍵盤の各鍵に対する押鍵
表示を、次に操作すべき鍵を指示する先行表示状態で示
したが、これはもちろんラツチ回路31からの現データ
で押鍵表示するようにしてもよいものであり、また先行
表示の場合でも、その先行時間は適宜選定してもよいも
のである。
以上のようにこの発明によれば、操作すべき鍵をランプ
等で指示する押鍵表示機構の設けられた電子楽器におい
て、特に連続して同一音高の音符が存在する場合、これ
を押鍵表示上で明確に表示表現することのできるもので
あり、演奏練習する生徒に対する指示が自動的により効
果的に行なわれるようになる。したがって、正確な鍵操
作練習の独習効果の向上等に大きな効果が発揮されるも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器袋層を説明
する構成図、第2図および第3図は上記装置に使用され
る楽譜データのフオーマットを説明する図、第4図は上
記実施例における押鍵表示制御回路の例を示す図、第5
図のA〜Cは上記装置における楽譜と表示さらに伴奏音
の関係を示す図、第6図は押鍵表示制御回路の他の例を
示す図である。 11・・・・・・楽譜、12・…・・楽譜データ読取制
御装置、13,14……データメモリ、19,20…・
・・アドレスカウンタ、25,26・・・・・・識別コ
ード検出回路、27〜34…・・・ラツチ回路、43・
・・・・・押鍵表示制御回路、44・・・・・・比較回
路、50・・・・・・鍵盤、51…・・・表示ランプ群
、72・・・・・・表示器。 第2図第3図 図 舷 第4図 第5図 第6図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽譜で表現される各音符にそれぞれ対応しその音符
    の音高データを記憶するデータメモリと、このデータメ
    モリから各音高データを読み出す手段と、鍵盤の各鍵に
    それぞれ対応して設けられ上記読み出された音高データ
    の音高に対応して押鍵指示表示する表示手段と、上記読
    み出された音高データの音高が連続して同じ状態を検出
    する同一音検出手段と、この検出手段の同一音連続検出
    で上記表示手段の表示状態を変更制御する手段とを具備
    したことを特徴とする電子楽器装置。 2 上記表示状態を変更制御する手段は、表示状態を点
    滅制御する点滅表示手段を含む特許請求の範囲第1項記
    載の装置。 3 上記表示手段は、同一音連続表示用素子を含み、同
    一音検出信号でこの表示素子を表示駆動するようにした
    特許請求の範囲第1項記載の装置。
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