JPS5828794A - 電子楽器の音声指示装置 - Google Patents

電子楽器の音声指示装置

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JPS5828794A
JPS5828794A JP56127590A JP12759081A JPS5828794A JP S5828794 A JPS5828794 A JP S5828794A JP 56127590 A JP56127590 A JP 56127590A JP 12759081 A JP12759081 A JP 12759081A JP S5828794 A JPS5828794 A JP S5828794A
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栄一郎 青木
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、自動演奏に乗って手動演奏を行なう場合に
おいて、自動演奏の進行に従って、必要なタイミングが
到来する毎に、曲想(例えば、明かる(、暗く等)8強
弱程度−(例えば、強く、弱(、段々弱く等)、演奏速
度(例えば、速く、遅(、段々速く等)、音色組み合せ
(例えば、フルートオフ、ビブラートオン等)の変更指
示が音声で行われるようにした電子楽器の音声指示装置
に関する。
周知の如く、電子来器用の譜面には、当該曲目を構成す
る音符や休符等の他に、当該曲目の曲想。
強弱程度、演奏速度、音色組合せの変更指示等を示す音
楽的な符号が種々付されている。そして、当該曲目を正
確にWJ4賽するためには、音符で指示された鍵を正確
に押下することは勿論のこと、その他種々の音楽符号に
正確に従って演奏を行なう必要がある。
ところで、いわゆる初心者にとっては、譜面に付された
音符に沿って対応する鍵を追うことで相当な神経を賀さ
れるため、中々その他の音楽符号までをも正確に読取る
ことは難しい。
そこで、この種電子楽器の音楽教室においては、生徒−
人に対して教師がマンツーマンで付添い、生徒の演奏途
中において、譜面に付された種々の符号を音声で指示し
、曲目の微妙なニュアンスを正確に表現させるように努
めている。
ところが、このようなり4実指導を行なうためには、生
徒が交代するために教師は何度も同じ指示を繰り返し行
なわねばならず相当な労力を賀すことになるとともに、
−n教師から離れてしまった場合、自宅等の練習にあっ
ては生徒は元の状態に戻ってしまうことが多く、必ずし
も効率よく演奏技術を習得させることが雌しい。
この発明は上記の同題を解決するためになされたもので
、その目的とするところは、この種電子楽器の演奏に必
要な様々な指示内容を、必要な似所で音声により自動的
に指示し、これにより教師が存在しなくとも、効率のよ
い演奏練習を行なうことができるようにした電子楽器の
音声指示装置を提供することにある。
この発明は、上記の目的を達成するために、電子楽器本
体内に、例えば伴奏演奏に相当する自動演奏データを記
憶させるとともに、この自動演奏の途中において、生徒
に指示すべき指示内容を別にメモリに記憶させておき、
前記メモリから自動演奏データが読出され、かつ該当す
る指示タイミングが到来する度に、これに同期して前記
メモリから該当する音声指示内容を読出し、これを音声
合成回路を介して音声信号に変換して発音させるように
したことを特徴とするものである。
以下に、この発明の好適な一実施例を添付図面に従って
詳細に説明する。
図は、この発明に係わる、電子楽器の電気的な構成を示
すブロック図である。
まず、どの実施例に示される電子楽器の動作を簡単に説
明する。この電子楽器にはメロディ−鍵盤における押鍵
操作に対応する楽音を発生させる第1の動作、任意の曲
目を構成する和音を自動演奏する第2の動作、リズム音
を自動的に発音させる第3の動作、および前記和音演奏
において必要な箇所が到来する度に、曲想9強弱程度、
演奏速度及び音色組合せの変更指示等を音声語で発音さ
せる第4の動作との4つの動作を備えている。
そして、自動和音演奏に必要なデータは、自動5− 演奏データメモリに記憶されるとともに、曲想。
強弱程度、演奏速度、音色組合せの変更指示等の発音に
必要な音声データは、指示音声データメモリに記憶され
る。自動演奏データメモリおよび指示音声データメモリ
内に該当するデータを書込むためには、専用の楽譜シー
トが使用される。この楽譜シートの表面には、所定の曲
目を構成する楽譜が印刷により表示されており、またそ
の下端エツジには、これに沿って水平に磁気記録帯が形
成されている。この磁気記録帯には、当該楽譜シートに
表示された曲目に対応する和音の自動演奏データおよび
当該曲目の途中箇所において曲想1強弱程度、演奏速度
、音色選択の組合せ等を指示するための音声指示データ
が、音声語の形で記憶されている。
他方、図示しない譜面台には、*講シーI・の磁気記録
体からこれらの情報を読取るためのデータ読取装置が備
えられており、このデータ読取装置で読取られたデータ
が、前述の自動演奏データメモリおよび指示音声データ
メモリへと書込まれる6− のである。
次いで、各メモリに該当するデータを書込んだ後に、自
動演奏動作を開始させると、指示音声データメモリから
は、自動演奏の進行につれて、必要な箇所が到来する度
に、該当する音声指示が行われるのである。この音声指
示は、例えば従来から教師等により行われているように
、「明かるく」、「ゆっくり」、「段々速く]、「段々
弱く」、「フルートオフ」、「ビブラートオン」等の音
声語を発音するものである。
従って、この電子楽器によれば、自動演奏を開始さVた
後においては、自動演奏の進行につれて、必要な箇所で
必要な音楽的に指示が音声によりなされるから、この指
示に従って曲想9強弱程度。
811賽速度、音色組合せをそれぞれ設定すれば、教師
によるマンツーマン指導と同様な学習効果を上げること
ができるのである。
次に、この実施例に示される回路動作をより詳しく説明
する。
まず、データ読取動作から説明する。同図において、楽
譜シート1の表面には、所定の曲目に対応する*譜が印
刷により表示されており、その下部には磁気記録帯2が
形成されている。この磁気記録帯2には、自動演奏デー
タと指示音声データとが記憶されている。自動演奏デー
タは、当該シートに表示された曲目の和音演奏に相当す
るもので、具体的には和音名を表す和音名データCOR
D−NAMEと、干の和音の符長を表す符長デー5LE
NGTHと、各演奏区間における演奏テンポを示すテン
ポデータTEMPOど、何等かの音声指示を与えるべき
小節と小節との間隔を表す指示小節データBARとから
構成されている。
ここで、和音名データCORD−NAMEとは、例えば
Cメジャー、Aセブン、等のような和音名を表すデータ
である。また、符長データLENGT l−1とは、後
述するテンポクロックTCLの1周期を基準として、そ
の個数により当該和音の音符長を表したものである。ま
た、テンポデータTEMPOとは、当該演奏区間にお1
プる演奏テンポ(例えば、1分間に4分音符で80個等
)を、後述するテンポ発振器内の可変分局機の分局設定
データで表したものである。また、指示小節データBA
Rとは、何等かの指示を行うべき小節から同様な次の小
節までの時間長を、テンポクロックの1周期を基準とし
てその個数により表したものである。
これに対して、指示音声データVOI CEとは、種々
の音楽的な指示を意味する音声iI(例えば、明かるく
、ゆっくり、段々速く、段々弱く、フルートオフ、ビブ
ラートオン等)をそれぞれコード化して表したものであ
る。
この楽譜シート1を、電子楽器の図示しない譜面台に備
え付けられたデータ読取装置13にセットすると、読取
装置の磁気ヘッドは前記磁気記録帯2に沿って移動し、
これにより各データは電気信号に変換されるとともにS
/P変換され、所定の1込用クロツクφと共にデータ読
取装置3から出力される。
このようにして、データ読取装置3から出力される和音
名データCORD−NAME、和音符9− 長データL E N G T l−1、テンポデータT
EMPO。
指示小節データBARには、それぞれ識別コードが付さ
れている。そして、これらのデータはクロックφに基づ
くアドレス制御回路6の作用にJ:つて、自動演奏デー
タメモリ4に順次書込まれる。
すなわち、アドレス制御回路6内には、自動演奏データ
メモリ4のアドレス制御をするためのアドレスカウンタ
が設けられており、このアドレスカウンタは、スイッチ
SW1の出力(以下、これをREADという)が1″で
、かつスイッチSW2の出力(以下、これをPLAYと
いう)が“0″の状態においては、データ読取装@3か
ら出力されるクロックφの立ち上がりに同期してアドレ
ス歩進される。他方、前記各データC0RD・NAME
、LENGTH,TEMPO及びBARは、クロックφ
の立ち上がりに同期して、クロックφの一周期の前半に
出力される。この結果、データ読取装置3から順次直列
に出力されるこれらのデータは、アドレス制御回路6内
のアドレスカウンタの作用により、自動演奏データメモ
リ410− 内に順次書込まれていく。
これに対して、データ読取装[3から出力される指示音
声データVOICEは、アドレス制御回路7の作用によ
り指示音声データメモリ5内に順次書込まれる。
すなわち、アドレス製部回路7内には、指示音声データ
メモリをアドレス指定するためのアドレスカウンタが設
けられており、このアドレスカウンタは、信号READ
が“0”でかつ信号PLAYが“1”の状態においては
、データ読取装置3から出力されるクロックφの立ち下
がりに同期して、アドレス歩進するように構成されてい
る。また、指示音声データVOICEは、クロックφに
同期して、クロックφの一周期の後半に出力される。こ
の結果、データ読取装置3から出力される指示音声デー
タVOICEは、アドレス制御回路7内のアドレスカウ
ンタの作用により、指示音声データメモリ5内に順次書
込まれていく。
このように、スイッチSW1をオンし、かつスイッチS
W2をオフの状態にすると、楽譜シート1の磁気記録体
2に記録された各データは、データ読取装置3を介して
自動演奏データメモリ4及び指示音声データメモリ5内
に書込まれる訳である。
次に演奏モードの動作について説明する。演奏モードに
設定するためには、スイッチSW1をオフにし、かつス
イッチSW2をオンさせる。このスイッチ操作に伴って
、信号RE A Dは“091となり、かつ信号PLA
Yは1”となる。
このようにして、データ読込みモードから演奏モードへ
の切替えが行われると、アドレス制御回路6内において
は、所定のイニシトル処理が行われ、内蔵されたアドレ
スカウンタは所定先頭アドレスにリセットされ、続いて
所定の高速クロックに同期して自動歩進を開始する。
この結果、自動演奏データメモリ4からは、記憶された
各データが、先頭アドレスから順次に高速で読出される
。ここで、自動演奏データメモリ4内の一連のアドレス
には、和音名データC0RD −NAMEとその符長デ
ータL E N G T Hが一対となって演奏順に記
憶されている。また、これら一対のデータの間には、演
奏テンポが変更される度に、テンポデータTEMPOが
記憶されており、更に何等かの音楽的な指示を与えるべ
き、小節の区切りがあれば、その区切りのタイミングに
おいて指示小節データBARが記憶されている。
また、これら各データには当該データの種類の示す識別
コードが付されている。なお、以下の説明のため、前述
した自動演奏データメモリ4内に記憶された一連のデー
タの中で、和音符長データによって区切られる一連のデ
ータを、データグループと呼ぶこととする。
自動lllll−タメモリ4からの読出しが開始された
後、最初のデータグループ内にテンポデータTEMPO
が存在した場合、当該データに付された識別コードに基
づいて、当該テンポデータはテンポラッチ回路8にラッ
チされる。そして、このテンポラッチ回路8にラッチさ
れたテンポデータTEMPOは、分周比設定データとし
てテンポ発振器12へと供給される。
13− テンポ発振器12は、基準クロック発振器と、この基準
クロック発振器の出力を分周する可変分局器とから構成
されており、この可変分局器の分周比は、前記テンポラ
ッチ回路8にラッチされたテンポデータによって設定さ
れる。従って、テンポラッチ回路8にラッチされたテン
ポデータTEMPOで表される数値の値が太きlプれば
、テンポ発振器12を構成する可変分周回路の分周比も
増大し、テンポ発振器12から出力されるテンポクロッ
クTCLは低速化する。これに対して、テンポラッチ回
路8にラッチされたデータで表される数値の値が小さけ
れば、テンポ発振器12を構成する可変分周回路の分周
比は小さくなり、テンポクロックTCLは高速化する。
そして、このテンポクロックTCLは後述する符長検出
回路、指示データ読出タイミング制御回路10及びオー
トリズム装置113等における!!準シクロツクして利
用される。
自動演奏データメモリ4から読出されたデータの中に、
和音符長データL E N G T l−1が存在する
14− 場合には、、このデータLENGTHは当該データに付
された識別コードに基づいて、符長検出回路9に取込ま
れる。
符長検出回路9は、和音符長データLENGTHをラッ
チするためのラッチ回路と、信号PLAY“1”の立ち
上がりでリセットされ、かつテンポクロックTCLを計
数する符長カウンタと、この符長カウンタの計数出力と
前記ラッチ回路にラッチされた符長データLENGTH
とを一致判別する一致判別回路と、この一致判別回路の
出力に基づいて読出再開信号CNT−UPを形成する信
@処理回路等によって構成されている。また、符長カウ
ンタは前記一致判別回路の出力で繰り返しリセットされ
る。
この結果、読出再開信号CNT−UPは、符長検出回路
9内のラッチ回路に、何等かの符長データがラッチされ
ると同時に1゛1”からO”へと切り替わり、符長カウ
ンタの計数値とラッチ回路にラッチされた符長データL
ENGTHとの値が一致すると“0”から“1″へと転
することとなる。
これに対して、アドレス制御回路6は、信号READが
O″でかつ信号PLAYが“1”の状態においては、再
読出信号CNT・UPが″1”の状態にある期間に限り
、内蔵されたアドレスカウンタを高速歩進させるように
構成されている。
従って、自動演奏データメモリ4からのデータ読出しが
開始され、一連のデータグループに続いて、和音符長デ
ータが符長検出回路9に取込まれると、これと同時に読
出再開信号CNT・tJPは411 Nから“0”に転
じ、これによってアドレス制卸回路6内のアドレスカウ
ンタの歩進は停止され、自動演奏データメモリ4からの
データ読出しは禁止される。以上を繰り返すことによっ
て、自動演奏データメモリ4からは、一連のデータグル
ープが、和音符長データL E N G T 1]で表
される時間間隔をおいて順次読出されるのである。従っ
て、楽音形成回路11には、当該曲目を構成する和音デ
ータが、その演奏タイミングで順次供給される。
楽音形成回路11では、この自動演奏データメモリから
順次供給される和音名データC0RD・NAMEに基づ
いて、当該和音の構成音を選択する。例えば和音名がC
であれば、その構”成音であるG音、E音、G音が選択
される訳である。そして、この選択された各音は、それ
ぞれ該当する楽音信号に変換された後、適当な装飾(例
えば、アルペジオ等)を加えられた後、楽音形成回路1
1から出力される。この楽音信号はアンプ15を介して
増幅された後スピーカー16から発音され、これにより
和音の自動演奏音が発音される訳である。
また、これと同時に、オートリズム装置13からはテン
ポクロックTCLによって定められる演奏速度を持って
、リズム音信号が出力され、同様にしてアンプ15で増
幅された後、スピーカー16から発音される訳である。
このように自動演奏データメモリ4からのデータの読出
しが開始されると、楽音形成回路11及びオートリズム
装置13からは該当する楽音信号が順次出力され、スビ
17− −カー16からは自動伴奏音が発生する訳である。
そして、この自動伴奏音の速度は、自動演奏データメモ
リ4から読出される各データグループに存在するテンポ
データTEMPOに基づいて、テンポクロックTCLの
速さが変化することによって制御され、テンポデータT
EMPOを種々変化させることにJ:って、当該曲目に
作曲者の意思を忠実に反映させ、自動演奏音に適度の抑
揚を与えることができる訳である。
以上を繰り返しつつ、次々とデータグループを読出す闇
に、読出されたデータグループ内に指示小節データBA
Rが存在すると、このデータBARは指示データ続出タ
イミング開部回路10へと取込まれる。指示データ読出
タイミング制御回路10は、指示小節データ[3ARを
ラッチするためのラッチ回路と、信@PLAY“1”の
立ち上がりでリセットされ、かつテンポクロックTCL
を計数する小節カウンタと、この小節カウンタの計数出
力と前記ラッチ回路にラッチされた指示小節データBA
Rとの一致を判別する一致判別回路等18− 7へと供給される。一方、前述の如(指示小節データB
ARは、曲の途中で音楽的な指示を与えるべき小節と小
節の時間間隔を、テンポクロックTCLの個数によって
表したものであるため、指示データ続出タイミング制御
回路1oからは、当該指示を与えるべき小節が到来する
度に、読出トリガパルスTRGがアドレス制御回路7へ
と出力される。
アドレス制御回路7は、信号READが“0″でかつ信
号PLAYが“1″の状態においては、前記読出トリガ
パルスが到来する麿に、内蔵されたアドレスカウンタを
一つずつ歩進させるように構成されている。この結果、
自動演奏の演奏中、何等かの音楽的な指示を与えるべき
小節が到来する度に、アドレスカウンタは一つずつ歩進
され、指示音声データメモリ5からは、当該小節に対応
する指示音声データが一つずつ読出されることとなる。
前述したように、この指示音声データは、例えば明かる
く、ゆっくり、段々速く、段)ζ弱く、フルートオフ、
ビブラートオン等のように、電子楽器の演奏に必要な様
々な音楽的な指示を意味するコードよって構成されてお
り、この指示音声データは音声合成装w114へと供給
される。
音声合成装置f14では、指示音声データメモリ5から
順次読出される指示音声データに基づいて、該当する音
声信号を合成して出力する。
音声合成装置14から出力された音声信号は、2系統に
分岐され、一方はスイッチSW3を経由してアンプ15
へと供給され、他方はスイッチSW4を経由してイヤボ
ン17へと供給される。そして、スイッチSW3どSW
4どは交互に反対に動作するように構成されている。
従って、スイッチSW3を押下してやれば自動演奏の途
中で該当する小節が到来する度に、その小節で指示すべ
き音声語がスピーカー16から発音されることとなり、
これに対してスイッチsw4をオンしてやれば、同様な
小節が到来する度に、イヤホンのみから当該音声指示が
発音されることとなる。つまり、練習の段階においては
、演奏音と指示音とが混ざりあっても影響はないから、
スイッチSW3をオンさせて、スピーカー16から演奏
音と同時に指示音を発音させればよく、これに対して発
表会等のように外部に演奏を聞かせるような場合にはス
イッチSW4をオンさせることにより演奏者自身だけで
指示音を聞き、外部には指示音がもれないようにするこ
ともできる訳である。
このように、スイッチSW1をオフし、かつスイッチS
W2をオンして演奏モードに設定してやると、スピーカ
ー16からは自動和音演奏及び自動リズム演奏音が発音
され、必要な小節が到来する度に音楽的な指示が音声語
によってなされることとなる。一方メロディ鍵盤18を
当該自動演奏に合せて押鍵操作すれば、押鍵検出回路1
9からは当該押鍵された鍵に対応するキーコードMEL
・KOが出力される。又、音色制御スイッチ21におい
て、例えばフルートオフ、ビブラートオン21− 等のように、必要な音色を選択してやれば楽音形成回路
20からは、メロディ鍵1I118において押鍵された
鍵に対応する楽音信号が適宜に音色制御されて出力され
、この楽音信号はアンプ15を介して増幅された後スピ
ーカー16から発音される。
つまり、メロディ鍵盤18.押鍵検出回路19゜楽音形
成回路20.音色制御スイッチ21等を使用して、通常
の手動演奏を行なうことができる訳である。
かくして、この実施例に示される電子楽器の音声合成装
置によれば、楽譜シート1をデータ読取装置にセットし
た後、スイッチSW1をオンし、かつスイッチSW2を
オフすれば、当該楽譜シート1の磁気記録体2に記録さ
れた各種のデータは、自動演奏データメモリ4及び指示
音声データメモリ5に自動的に読み取られる。次いで、
スイッチSW1をオフし、かつスイッチSW2をオンす
れば、スピーカー16からは当該楽購シート1に表示さ
れた曲目の伴奏音が自動的に流れだし、又その自動伴奏
は楽譜に表示された音楽的な指示例え22− ば、段々速く、段々弱く等に従って、自動的に変化する
。又、これと同時に、当該曲目の必要な小節が到来する
度に当該自動演奏に沿った、音楽的な指示が、例えば段
々速くあるいは段々弱く更にはフルートオフ等のように
音声語で指示される。
従って、以上の音声語による指示に従ってメロディ鍵盤
18における演奏操作を行なえば、楽譜の音符しか追う
ことができないような初心者であっても、当該曲目の曲
想や強弱程度、演奏速度。
音色組合せを正確に設定することができ、この種電子楽
器の演奏を教師がマンツーマンで付き添うことな(、容
易に習得することが可能となるのである。
また、スイッチSW4をオンすれば、音声指示はイヤホ
ン17のみから流れだし、スピーカー16からは発音さ
れないから、イヤホン17を使用して音声語による指示
を聞くようにすれば、音声指示等の雑音の混じらない美
しい演奏音を奏でることも可能となる。
また、音楽的な指示の中でも特に音色組み合わせについ
ては、この種電子楽器の相当な上達者においても、正し
く設定することが雌しいところであるが、この装ばにJ
:れば、前述のイヤボンを使用することによって、必要
な演奏箇所において正確な音色設定を素早く行なうこと
ができ、この種電子楽器の上達者においても極めて有効
に利用することができる。
以上の実施例の説明でも明らかなように、この発明に係
わる電子楽器の音声指示装置は、鍵盤の押鍵操作に対応
する手動演奏データを出力する押鍵検出回路と、所定の
自動演奏に対応する自動演奏データを記憶させた自動演
奏データメモリと、前記押鍵検出回路から出力される手
動演奏データおよび前記自動演奏データメモリから読出
される自動演奏データに対応して、該当する楽音信号を
出力する楽音形成回路と、前記自動演奏データメモリに
記憶された自動演奏データを複数の演奏区間に区切り、
各演奏区間において与えるべき所定の指示内容に対応す
る音声データを記憶させた音声データメモリと、前記自
動[−データメモリから各演奏区間に対応する自動演奏
データが読出されるタイミングに同期して、前記音声デ
ータメモリから該当する音声データを読出す読出制御回
路と、前記音声データメモリから読出される音声データ
を音声信号に変換する音声合成回路とを具備することを
特徴とするものであるから、今だ楽譜上の音符しか目で
追うことができないような余裕のない初心者にあっても
、容易に正確な曲想9強弱程度、演奏速度、音色組み合
わせ等を選択することができるとともに、上達者におい
ても相当複雑な音色組み合わせも、特別な記憶に頼るこ
となく正確に設定することが可能となり、この種電子楽
器の機能性を豊富にし、一層の一般への普及に資するも
のである。
【図面の簡単な説明】
図は、この発明に係わる電子楽器の音声指示装置の電気
的な構成を示すブロック図。 1・・・・・・楽譜シート 3・・・・・・データ読み取り装置 4・・・・・・自動演奏データメモリ 25− 5・・・・・・指示音声データメモリ 6・・・・・・アドレス制御回路 7・・・・・・アドレス制御回路 11・・・・・・楽音形成回路 13・・・・・・オートリズム装置 14・・・・・・音声合成装置 15・・・・・・アンプ 16・・・・・・スピーカー 17・・・・・・イヤホン 18・・・・・・メロディ鍵盤 19・・・・・・押鍵検出回路 20・・・・・・楽音形成回路 21・・・・・・音色制胛スイッチ 特許出願人 日本楽器II造株式会社 26−

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)鍵盤の押鍵操作に対応する手動演奏データを出力
    する押鍵検出回路と、所定の自動演奏に対応する自動演
    奏データを記憶させた自動演奏データメモリと、前記押
    鍵検出回路から出力される手動2$1賽データおよび前
    記自動演奏データメモリから読出される自動演奏データ
    に対応して、該当する楽音信号を出力する楽音形成回路
    と、前記自動演奏データメモリに記憶された自動演奏デ
    ータを複数の演奏区間に区切り、各演奏区間において与
    えるべき所定の指示内容に対応する音声データを記憶さ
    せた音声データメモリと、前記自動演奏データメモリか
    ら各演奏区間に対応する自動演奏データが読出されるタ
    イミングに同期して、前記音声データメモリから該当す
    る音声データを読出す続出制御回路と、前記音声データ
    メモリから読出される音声データを音声信号に変換する
    音声合成回路とを具備することを特徴どする電子楽器の
    音声指示装置。
  2. (2)前記所定の指示内容は、当該演奏区間に対応する
    曲想であることを特徴とする特許請求の範囲第1項に記
    載の電子楽器の音声指示装置。
  3. (3)前記所定の指示内容は、当該演奏区間に対応する
    強弱程度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に暉載の電子楽器の音声指示装置。
  4. (4)前記所定の指示内容は、当該演奏区間に対応する
    演奏速度であることを特徴とする特許請求の範囲第1項
    に記載の電子楽器の音声指示装置。
  5. (5)*記所定の指示内容は、当該演奏区間において選
    択すべき音色組み合せであることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項に記載の電子楽器の音声指示装置。
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