JPH0561462A - 自動演奏装置 - Google Patents

自動演奏装置

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JPH0561462A
JPH0561462A JP3244661A JP24466191A JPH0561462A JP H0561462 A JPH0561462 A JP H0561462A JP 3244661 A JP3244661 A JP 3244661A JP 24466191 A JP24466191 A JP 24466191A JP H0561462 A JPH0561462 A JP H0561462A
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Japan
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accompaniment
key
note
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JP3244661A
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Masashi Yamaguchi
真史 山口
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 キーを操作してプログラムされた旋律発音を
行わせる際に、キー操作のタイミングが多少ずれても旋
律と自動伴奏(リズム)とが常に同期するようにし、玩
具のように扱いながら自然とリズム感が養われようにす
る。 【構成】 旋律データ22と伴奏データ23とからなる
自動演奏の音符データ列を記憶した音符データ記憶手段
(ROM14)から所定のテンポで旋律および伴奏の音
符データ列を並列的に読み出し、楽音発生手段(音源回
路13)で自動演奏の発音を行う際に、ゲート手段25
により鍵のオン時にのみ上記旋律のデータを上記音符デ
ータ記憶手段から上記楽音発生手段に供給する。キーを
押している間は旋律データに基づいて旋律発音が順次行
われる。またキーをオフにすると旋律発音は中断する。
一方、伴奏発音は伴奏データに基づいてキー操作と関係
なく進行する。旋律データ22と伴奏データ23とは同
じテンポでROM14から読み出されるから、キーのを
押すタイミングによって両者がずれることはない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プログラムされた自動
演奏の音符データにより自動演奏を行う電子楽器の自動
演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、電子キーボード(電子ピアノな
ど)は、リズムの自動伴奏、コードやベースの自動伴奏
などの自動伴奏機能を備えている。また複数の鍵にの各
々に1小節程度の異なるフレーズを割り当てて、一本指
の鍵操作によってこれらのフレーズを選択的に呼び出し
て、一連のフレーズの結合によるアドリブ的な演奏効果
を得る機能(所謂ワンフィンガーアドリブプレイ)を備
えた電子楽器も知られている。また上述のアドリブフレ
ーズ演奏と並行して自動伴奏音を発音する機能を持った
電子楽器も知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】自動伴奏は、鍵操作と
は無関係に所定のテンポで進行する。このため初心者、
特に幼児は、リズム感が無いと自動伴奏に対してアドリ
ブフレーズ演奏の鍵操作のタイミングがずれることがあ
る。このため自動伴奏とずれた旋律音が発生し、演奏を
継続することができなくなることがある。
【0004】本発明は、この問題に鑑み、初心者でも自
動伴奏のタイミングに合った旋律発音が得られるように
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の自動演奏装置
は、図2に示すように、旋律データ22と伴奏データ2
3とからなる自動演奏の音符データ列を記憶した音符デ
ータ記憶手段(ROM14)と、上記音符データ記憶手
段から所定のテンポで並列的に読み出された旋律および
伴奏の音符データ列に基づいて楽音を発生する楽音発生
手段(音源回路13)と、鍵のオン時にのみ上記旋律の
データを上記音符データ記憶手段から上記楽音発生手段
に供給するゲート手段25とを備える。
【0006】
【作用】キーを押している間はゲート手段25が開き、
旋律データが音源回路(CPU)13に書き込まれ、旋
律発音が順次行われる。またキーをオフにすると旋律発
音は中断する。キーを押さなければ、ROMからの音符
データは音源回路(CPU)13に書き込まれなくな
り、発音はしない。一方、伴奏発音は伴奏データに基づ
いてキー操作と関係なく進行する。旋律データ22と伴
奏データ23とは同じテンポでROM14から読み出さ
れているから、キーのを押すタイミングによって両者が
ずれることはない。
【0007】
【実施例】図1は、本発明の一実施例を示す電子楽器の
要部ブロック図である。この電子楽器は鍵盤11を備
え、鍵盤11の操作情報がキースイッチ回路15により
検出され、音源回路13に与えられる。音源回路13
は、CPUで構成され鍵盤の操作のキー情報に基づいて
ROM14から波形データを読み出し、そのエンベロー
プや振幅を変調して楽音信号としてアンプ15を介して
スピーカ16に供給する。ROM14には、自動演奏の
ための楽曲データ(発音用音符データ)や発音処理のプ
ログラムが記憶されている。
【0008】図2は、本発明の電子楽器の機能的ブロッ
ク図を示す。図1のROM14に記憶された楽曲データ
21は、旋律データ22と伴奏データ23からなる。伴
奏データ23は、ROM14から所定のテンポで読み出
されて、音源回路13に供給される。また、旋律データ
は、ゲート手段25を介して音源回路13に供給され
る。ゲート手段25は、キースキャン手段24が鍵盤1
1の何れかのキーのオンを検出した時開き、旋律データ
を音源回路13に伝達する。またゲート手段25はキー
のオフにより閉じ、旋律データの伝達を阻止する。
【0009】図3〜図5は、音源回路13(CPU)に
おけるデータ処理の流れを示し、図6は楽曲データの構
造を示す。図6に示す様に、楽曲データ21は、1音が
キーナンバー、ステップタイム、ゲートタイム、ベロシ
ティーの4バイトからなる音符データの配列である。キ
ーナンバーは発音の音呈を示し、ステップタイムは発音
のタイミングを示し、ゲートタイムは発音の時間幅を示
し、ベロシティーは発音の音量を示す。この外に、図示
しないが、音色データや音符パターンの繰返し記号など
が楽曲データに含まれる。
【0010】図3は、メインルーチンを示し、まずステ
ップ31でキースキャンを行い、鍵盤操作を検出する。
次にステップ32でパネルスキャンを行い、パネルスイ
ッチの操作を検出する。次に自動演奏の処理ステップ3
3を行い、ステップ31にループする。
【0011】図4は、図1の自動演奏のステップ33に
おける自動伴奏の処理を占めす。まず第1音のステップ
タイムが時間軸カウンタのカウント値に達したか否かを
ステップ41で調べ、イエスであれば、ROM14から
伴奏データ23の第1音の音符データ(4バイト)を読
み出し、ステップ43で発音処理を行う。次にステップ
44でアドレスを4バイト進めて、ステップ45で次に
発音する音符のステップタイムデータをセットする。そ
の後ステップ41に戻って、上記の処理を繰返す。
【0012】図5は、図3の自動演奏のステップ33に
おける旋律演奏の処理を示す。まず、第1音のステップ
タイムが時間軸カウンタのカウント値に達したか否かを
ステップ51で調べ、達した場合はROM14から旋律
データ22の第1音の音符データを(4バイト)を読み
出す。次にキーオンイベントかキーオフイベントかの判
断をステップ53、54で行い、キーオンの時には、ス
テップ55で発音処理を行い、キーオフの時には、ステ
ップ65で消音処理を行う。これらの処理が終了するか
またはキーオンでもキーオフでもないとき、ステップ5
7に進み、アドレスを4バイト進めて、ステップ58で
次に発音する音符のステップタイムデータをセットす
る。その後ステップ51に戻って、上記の処理を繰返
す。
【0013】従って、キーをオンにした時その直後のス
テップタイムデータを持つ旋律音符の発音が行われ、キ
ーを押している間は旋律発音が順次行われる。またキー
をオフにすると旋律発音は中断する。キーを押さなけれ
ば、ROMからの音符データの読み出しは行われるが、
ゲートが閉じているため発音処理は行われない。一方、
図4に示したように、伴奏発音はキー操作と関係なく進
行する。旋律データ22と伴奏データ23とは同じテン
ポでROM14から読み出されるから、キーのを押すタ
イミングによって両者がずれることはない。
【0014】このように初心者、特に幼児は、自動伴奏
音を聞きながらキーを操作し、旋律発音を行わせること
ができる。キー操作のタイミングが多少ずれても旋律と
伴奏とが常に同期しているから、不自然な楽曲が演奏さ
れることがない。幼児にとっては操作が容易であり、玩
具のように扱いながら自然とリズム感が養われる。
【0015】
【発明の効果】本発明の自動演奏装置は、上述のよう
に、旋律データ22と伴奏データ23とからなる自動演
奏の音符データ列を記憶した音符データ記憶手段(RO
M14)から所定のテンポで旋律および伴奏の音符デー
タ列を読み出し、楽音発生手段(音源回路13)で自動
演奏の発音を行う際に、ゲート手段25により鍵のオン
時にのみ上記旋律のデータを上記音符データ記憶手段か
ら上記楽音発生手段に供給する構成になっている。
【0016】キーを押している間は旋律データに基づい
て旋律発音が順次行われる。またキーをオフにすると旋
律発音は中断する。キーを押さなければ、ROMからの
音符データが音源回路(CPU)13に伝達されないの
で、無音で進行する。一方、伴奏発音は伴奏データに基
づいてキー操作と関係なく進行する。旋律データ22と
伴奏データ23とは同じテンポでROM14から読み出
されるから、キーのを押すタイミングによって両者がず
れることはない。
【0017】従って、プログラムされた旋律発音を行わ
せることができる。キー操作のタイミングが多少ずれて
も旋律と伴奏とが常に同期しているから、不自然な楽曲
が演奏されることがない。幼児にとっては操作が極めて
容易であり、玩具のように扱いながら自然とリズム感が
養われる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動演奏装置の一実施例を示す電子楽
器のブロック図である。
【図2】本発明の自動演奏装置の機能的特徴を示すブロ
ック図である。
【図3】自動演奏の制御を示すフローチャートである。
【図4】自動演奏の制御を示すフローチャートである。
【図5】自動演奏の制御を示すフローチャートである。
【図6】自動演奏の音符データの構造を示す図である。
【符号の説明】
11 鍵盤 12 キースイッチ回路 13 音源回路 14 ROM 15 アンプ 16 スピーカ 22 旋律データ 23 伴奏データ 24 キースキャン手段 25 ゲート手段

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 旋律データと伴奏データとからなる自動
    演奏の音符データ列を記憶した音符データ記憶手段と、 上記音符データ記憶手段から所定のテンポで並列的に読
    み出された旋律および伴奏の音符データ列に基づいて楽
    音を発生する楽音発生手段と、 鍵のオン時にのみ上記旋律のデータを上記音符データ記
    憶手段から上記楽音発生手段に供給するゲート手段とを
    備えることを特徴とする自動演奏装置。
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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001154667A (ja) * 2000-10-25 2001-06-08 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 自動演奏装置
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