JP2537894B2 - 電子楽器 - Google Patents
電子楽器Info
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- JP2537894B2 JP2537894B2 JP62209681A JP20968187A JP2537894B2 JP 2537894 B2 JP2537894 B2 JP 2537894B2 JP 62209681 A JP62209681 A JP 62209681A JP 20968187 A JP20968187 A JP 20968187A JP 2537894 B2 JP2537894 B2 JP 2537894B2
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- Japan
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- sound
- rhythm
- section
- sound source
- keyboard
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Description
【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は鍵盤の操作により、ドラム・シンバル等のパ
ーカッション音を発生させる事のできる電子楽器に関す
る。
ーカッション音を発生させる事のできる電子楽器に関す
る。
従来の技術 従来から鍵盤の操作によってパーカッション音を発生
する電子楽器は提案されていた。例えば第5図に示す従
来例の構成を説明する。鍵盤部101およびリズム制御部1
02からの発音要求信号107がモード切替部103を介してリ
ズム音源部104に与えられ、リズム音源部104が所定のパ
ーカッション音を発生し、音響装置105によって発音す
る。通常の状態ではリズム制御部102の発音要求信号107
がリズム音源部104に与えられ、パーカッション音を発
生させるのであるが、モード切替端子106の制御によ
り、モード切替部103が切替えられると、鍵盤部101から
発音要求信号107がリズム音源部104に与えられる事とな
り、このときの鍵盤部101の操作により指定されたパー
カッション音が音響装置105から発生するものである。
する電子楽器は提案されていた。例えば第5図に示す従
来例の構成を説明する。鍵盤部101およびリズム制御部1
02からの発音要求信号107がモード切替部103を介してリ
ズム音源部104に与えられ、リズム音源部104が所定のパ
ーカッション音を発生し、音響装置105によって発音す
る。通常の状態ではリズム制御部102の発音要求信号107
がリズム音源部104に与えられ、パーカッション音を発
生させるのであるが、モード切替端子106の制御によ
り、モード切替部103が切替えられると、鍵盤部101から
発音要求信号107がリズム音源部104に与えられる事とな
り、このときの鍵盤部101の操作により指定されたパー
カッション音が音響装置105から発生するものである。
発明が解決しようとする問題点 上記従来例に示す構成においては、鍵盤部101又はリ
ズム制御部102の一方からの発音要求信号のみしか同時
には処理できないため、リズム制御部によるリズム音を
伴奏として鍵盤部でのパーカッション音の演奏を行なう
事はできなかった。更に、鍵盤部101とリズム制御部102
からの発音要求信号を同時処理可能な構成とした場合、
一般にリズム伴奏者のため鍵盤演奏者が聞こえにくい状
態になるという欠点を有していた。
ズム制御部102の一方からの発音要求信号のみしか同時
には処理できないため、リズム制御部によるリズム音を
伴奏として鍵盤部でのパーカッション音の演奏を行なう
事はできなかった。更に、鍵盤部101とリズム制御部102
からの発音要求信号を同時処理可能な構成とした場合、
一般にリズム伴奏者のため鍵盤演奏者が聞こえにくい状
態になるという欠点を有していた。
問題点を解決するための手段 本発明は上記問題点を解決するために、鍵盤によるパ
ーカッション音を発生する音源部と、リズムパターンに
従がってリズム音を発生する音源部を有し、同時に発音
できる構成とし、鍵盤操作時にリズム音源部の発音を制
限する事を特徴とする構成とするものである。
ーカッション音を発生する音源部と、リズムパターンに
従がってリズム音を発生する音源部を有し、同時に発音
できる構成とし、鍵盤操作時にリズム音源部の発音を制
限する事を特徴とする構成とするものである。
作用 上記構成によって、リズム制御部と鍵盤部双方同時に
操作しても演奏ができ、またこの時、リズム音を小さく
してパーカッション音を効果的に作用させることができ
る。
操作しても演奏ができ、またこの時、リズム音を小さく
してパーカッション音を効果的に作用させることができ
る。
実 施 例 次に第1図に本発明の電子楽器の第1の実施例を示
す。
す。
鍵盤部201における鍵盤演奏情報は第1の音源部203に
与えられ、鍵盤部201で指定されるパーカッション音が
第1の音源部で発生し、音響装置206によって発音され
る。一方、リズム制御部202からのリズム演奏情報は、
第2の音源部204に与えられ、リズム制御部によって指
定されたリズムパターン,リズム音を発生し、音響装置
206によって発音される。
与えられ、鍵盤部201で指定されるパーカッション音が
第1の音源部で発生し、音響装置206によって発音され
る。一方、リズム制御部202からのリズム演奏情報は、
第2の音源部204に与えられ、リズム制御部によって指
定されたリズムパターン,リズム音を発生し、音響装置
206によって発音される。
これにより、鍵盤演奏とリズム演奏とは同時に発音可
能となる。
能となる。
次に、鍵盤部201からは鍵盤押下信号207がフリップフ
ロップ回路205に与えられる。該フリップフロップ回路2
05の出力は、第2の音源部に発音制限信号209として与
えられる。またフリップフロップ回路はリズム制御部20
2からの制限解除信号208によってリセットされる。
ロップ回路205に与えられる。該フリップフロップ回路2
05の出力は、第2の音源部に発音制限信号209として与
えられる。またフリップフロップ回路はリズム制御部20
2からの制限解除信号208によってリセットされる。
上記構成において、リズムスタート時はリズム制御部
202からのリズム演奏情報により第2の音源部が通常の
リズム演奏を行なう。次に、演奏者が鍵盤部201を操作
して、パーカッション音を発生させ始めると、鍵盤演奏
情報により第1の音源部203によりパーカッション音が
発生されるが、同時に、鍵盤押下信号207によりフリッ
プフロップ回路205がセットされ、発音制限信号209が第
2の音源部に与えられ、第2の音源部の発音が通常時よ
りも制限された状態となり、第1の音源部203による鍵
盤演奏の妨げにならない状態とする。そしてリズムをス
トップしたり、鍵盤によるパーカッション音発音を終了
させたりした時にリズム制御部208から制限解除信号208
をフリップフロップ回路205に与え該回路205をリセット
して、リズム音が通常の発音する状態に戻す。
202からのリズム演奏情報により第2の音源部が通常の
リズム演奏を行なう。次に、演奏者が鍵盤部201を操作
して、パーカッション音を発生させ始めると、鍵盤演奏
情報により第1の音源部203によりパーカッション音が
発生されるが、同時に、鍵盤押下信号207によりフリッ
プフロップ回路205がセットされ、発音制限信号209が第
2の音源部に与えられ、第2の音源部の発音が通常時よ
りも制限された状態となり、第1の音源部203による鍵
盤演奏の妨げにならない状態とする。そしてリズムをス
トップしたり、鍵盤によるパーカッション音発音を終了
させたりした時にリズム制御部208から制限解除信号208
をフリップフロップ回路205に与え該回路205をリセット
して、リズム音が通常の発音する状態に戻す。
第2図は、第2の音源部204の実施例である。
第2の音源部はパターン指示部301、パターン記憶部3
02、波形発生部303から成り、発音制御信号209と、リズ
ム演奏情報はパターン指示部301に与えられる。通常は
リズム演奏情報によってリズムパターンが決定されるの
であるが、発音制限信号209が発生したときには、組合
わされて、通常とは別のリズムパターンを指示する事に
なる。パターン指示部301によって指定されたリズムパ
ターンがパターン記憶部302を制御し、該回路302からの
信号により指定された波形が波形発生部303によって発
生する。この構成において発音制御信号発生時は通常よ
りも単純かつおとなしいリズムパターンを選択する様に
パターン記憶部に記憶させておけばよい。そうすれば発
音制御信号発生時のみ通常のリズムパターンとは異なっ
た別パターンの演奏が可能となる。
02、波形発生部303から成り、発音制御信号209と、リズ
ム演奏情報はパターン指示部301に与えられる。通常は
リズム演奏情報によってリズムパターンが決定されるの
であるが、発音制限信号209が発生したときには、組合
わされて、通常とは別のリズムパターンを指示する事に
なる。パターン指示部301によって指定されたリズムパ
ターンがパターン記憶部302を制御し、該回路302からの
信号により指定された波形が波形発生部303によって発
生する。この構成において発音制御信号発生時は通常よ
りも単純かつおとなしいリズムパターンを選択する様に
パターン記憶部に記憶させておけばよい。そうすれば発
音制御信号発生時のみ通常のリズムパターンとは異なっ
た別パターンの演奏が可能となる。
次に第3図の第2の音源部の第2の実施例を示す。
リズム演奏情報によってパターン指示部301がリズム
パターンを決定し、パターン記憶部302から所定のリズ
ムパターンが出力し、波形発生部303において波形が発
生するが、この波形信号が音量制御部304に送られる音
量制御部304は発音制御信号209が発生しているときの
み、音量を下げて、リズム音の音量を小さくする。
パターンを決定し、パターン記憶部302から所定のリズ
ムパターンが出力し、波形発生部303において波形が発
生するが、この波形信号が音量制御部304に送られる音
量制御部304は発音制御信号209が発生しているときの
み、音量を下げて、リズム音の音量を小さくする。
次に第4図に第2の音源部の第3の実施例を示す。
パターン指示部301、パターン記憶部302の構成は前実
施例と同様である。通常はパターン記憶部302の出力は
音数制御部305において変更される事なく、波形発生部3
03に与えられるのであるが、発音制御信号209が発生し
た時のみ、パターン記憶部302から波形発生部303への信
号を一部カットする、例えなバスドラム,スネアドラム
などの基本リズムを刻む音は通過させ特殊効果的音をカ
ットして全体として音数を制限し、おとなしく、かつ単
純なリズムパターンとする。
施例と同様である。通常はパターン記憶部302の出力は
音数制御部305において変更される事なく、波形発生部3
03に与えられるのであるが、発音制御信号209が発生し
た時のみ、パターン記憶部302から波形発生部303への信
号を一部カットする、例えなバスドラム,スネアドラム
などの基本リズムを刻む音は通過させ特殊効果的音をカ
ットして全体として音数を制限し、おとなしく、かつ単
純なリズムパターンとする。
尚、上記実施例では鍵盤演奏ではドラムス,シンバル
等のパーカッション音を示したが、笛の音とが自然の音
などを効果音として含ませる事も可能である。
等のパーカッション音を示したが、笛の音とが自然の音
などを効果音として含ませる事も可能である。
発明の効果 以上説明した様にリズム音と鍵盤演奏によるパーカッ
ション音を同時、発音可能として、リズム音の刻む音に
合わせて鍵盤演奏可能とするとともに、リズム音を制限
し、鍵盤演奏をより効果的にする事ができる。
ション音を同時、発音可能として、リズム音の刻む音に
合わせて鍵盤演奏可能とするとともに、リズム音を制限
し、鍵盤演奏をより効果的にする事ができる。
第1図は本発明の実施例の電子楽器のブロック構成図、
第2図,第3図,第4図は本発明の第2の音源部につい
ての第1,第2,第3の実施例のブロック図、第5図は従来
例のブロック構成図である。 201……鍵盤部、202……リズム制御部、203……第1の
音源部、204……第2の音源部。
第2図,第3図,第4図は本発明の第2の音源部につい
ての第1,第2,第3の実施例のブロック図、第5図は従来
例のブロック構成図である。 201……鍵盤部、202……リズム制御部、203……第1の
音源部、204……第2の音源部。
Claims (5)
- 【請求項1】パーカッション音又は効果音を指定する鍵
盤部と、この鍵盤部にて指定したパーカッション音又は
効果音を発生する第1の音源部と、リズム制御部と、こ
のリズム制御部により指定されたリズム音を発生する第
2の音源部とを有し、前記鍵盤部の打鍵時に前記第2の
音源部の発音を制限して前記第1の音源部及び前記第2
の音源部の発音を同時に行う事を特徴とする電子楽器。 - 【請求項2】第2の音源部の発音の制限をリズムパター
ンの変更により行なう事を特徴とする、特許請求の範囲
第1項記載の電子楽器。 - 【請求項3】第2の音源部の発音の制限を音量の減少に
より行なう事を特徴とする特許請求の範囲第1項記載の
電子楽器。 - 【請求項4】第2の音源部の発音の制限をリズム音数の
制限により行なう事を特徴とする特許請求の範囲第1項
記載の電子楽器。 - 【請求項5】第2の音源部の発音の制限を鍵盤打鍵時よ
り開始し、リズムトップ時に停止する事を特徴とする特
許請求の範囲第1項記載の電子楽器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62209681A JP2537894B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 電子楽器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP62209681A JP2537894B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 電子楽器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6452197A JPS6452197A (en) | 1989-02-28 |
JP2537894B2 true JP2537894B2 (ja) | 1996-09-25 |
Family
ID=16576857
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP62209681A Expired - Lifetime JP2537894B2 (ja) | 1987-08-24 | 1987-08-24 | 電子楽器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2537894B2 (ja) |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS58132279A (ja) * | 1982-01-30 | 1983-08-06 | ヤマハ株式会社 | 自動演奏装置 |
JPS61116398U (ja) * | 1984-12-29 | 1986-07-23 | ||
JPH0542475Y2 (ja) * | 1985-06-21 | 1993-10-26 | ||
JPS6292997A (ja) * | 1985-10-18 | 1987-04-28 | カシオ計算機株式会社 | 電子楽器 |
-
1987
- 1987-08-24 JP JP62209681A patent/JP2537894B2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6452197A (en) | 1989-02-28 |
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