JPS6030950B2 - 電子楽器装置 - Google Patents

電子楽器装置

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JPS6030950B2
JPS6030950B2 JP56088417A JP8841781A JPS6030950B2 JP S6030950 B2 JPS6030950 B2 JP S6030950B2 JP 56088417 A JP56088417 A JP 56088417A JP 8841781 A JP8841781 A JP 8841781A JP S6030950 B2 JPS6030950 B2 JP S6030950B2
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JP56088417A
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栄作 岡本
公太郎 水野
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Nippon Gakki Co Ltd
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Nippon Gakki Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、演奏練習すべき曲の楽譜データに対応して
、押鍵操作すべき鍵を表示指示させるようにした電子楽
器装置に関する。
電子楽器において、鍵盤部の演奏操作練習を独習的に行
なわせる手段として、演奏練習すべき曲の楽譜データに
もとずき、、音符データを順次読み出し、この音符デー
タに対応する音高の鍵を表示指示することが考えられて
いる。
すなわち、演奏練習者は、その押鍵表示された鍵を視覚
的に認知し、その表示された鍵を押鍵操作することによ
つて、練習曲の演奏が行なえるようになるものである。
この場合、上記押鍵表示に供される音符デー外ま、その
音符の符長時間間隔に対応して読み出され、押鍵表示も
その符長時間に対応して行なわれるものである。実際の
演奏練習者は、楽譜を見ながら、また上記押鍵表示を確
認しながら演奏練習するものであるが、特に初心者にあ
っては、押鍵表示に追従しながら鍵の操作をする状態と
なる。したがって、実際に操作すべき鍵が表示指定され
てから、ある程度の時間の遅れをもって、表示指定され
た鍵が操作されるようになるものであり、例えば自動リ
ズム演奏、伴奏演奏等に合わせたメロディ部の演奏練習
を実行することが困難である。このため、押鍵表示を実
際に押鍵すべきタイミングより先行して行なわせ、練習
者に次に操作すべき鍵を先行して表示指示することが考
えられている。
例えば、特定される先行時間を設定し、現に演奏してい
る音符データにつづく先行音符データの音高を示すキー
コードデータを先行して読み出し、押鍵表示させるもの
である。
しかし、楽譜上においては、2部首符、4部音符、8部
音符、16部音符等と各種符長時間の異なる音符の存在
するものであり、例えば16部音符等の短かし、音符が
連続するような場合に、上に特定される先行時間内に次
の音符データが発生し、その途中の音符がとばされて押
鍵表示上で表現されないような場合も生ずる、この場合
、上記特定される先行時間を充分に小さなものとすれば
、上記問題は解決されるものであるが、これでは先行表
示し、初心者であっても効果的に操作すべき鍵を認知し
演奏練習させることが困難となる。また、上記先行表示
時間を、現に演奏している音符の符長時間に対応して設
定することも考えられる。
しかし、前述したように楽譜上の音符で表現される音符
の符長時間には大きな幅があり、表示の先行時間が余り
にも長くなる場合もあり、演奏練習者がリズムに合わせ
た演奏を行なうために混乱するおそれが多い。この発明
は上記のような点に鑑みなされたもので、各音符に対応
する押鍵表示タイミングを、演奏練習者にとって、最も
認知し鍵操作に移行し易いようにすると共に、特に短い
符長の音符が連続するような場合でも、これらを確実に
押鍵表示上で表現し、鍵盤演奏練習効果が確実に発揮さ
れるようにする電子楽器装置を提供しようとるものであ
る。
すなわち、この発明に係る電子楽器装置にあっては、現
に演奏に供される音符データの符長データを、ある特定
された符長時間と比較し、その比較結果に応じて符長デ
ータの大きい時は特定される時間を、符長デ−夕の小さ
い時はその符長デー外こ相当する時間を選択し、その次
につづく先行音符デー外こもとず〈押鍵表示を先行して
行なわせるようにするものである。
以下図面を参照してこの発明の一実施例を説明する。
第1図はその構成を示したものであり、11は演奏練習
すべき曲をあらわす楽譜であり、この楽譜11には、例
えば磁気的な記録部11aが設定されている。そして、
この記録部11aには、上記楽譜11で示された各音符
に対応するディジタル状の楽譜データが記録されている
。この楽譜データは、例えば上鍵盤叱で演奏するメロデ
ィデータと、下鍵盤およびペダル鍵盤等で演奏すべき伴
奏音データとで構成され、伴奏音はコード音、ベース音
で表現されるものとする。このメロディデータおよび伴
奏音デー外ま、例えば第2図および第3図に示すような
フオーマットでそれぞれ構成される。すなわち、メロデ
ィデータは第2図に示すように音高を示すキーコードデ
ータと、符長時間を示す符長データとによって1つの音
符データが構成されるもので、これらデータに音符順次
にアドレス設定され、直列的に配置されている。
そして、全てのメロディ用音符データの終了した次のア
ドレス位置に、終了「FINISH」コードが配置設定
される。また、伴奏音デー外ま第3図に示すようにコー
ド名「NAME」および符長データの組み合わせで、1
つのコード各音符データを表現するもので、これら音符
データも前記メロディデータと同様に、発生順次にアド
レス設定されるように構成されている。
そして、これらキーコード、符長、コード名の各データ
は、それぞれ8ビットのディジタルデータで構成される
もので、それぞれその先頭2ビットは、データの種類を
識別する識別コードとして用いられる。
この識別コードにつづく残り6ビットは、データ種類に
応じて使用されるもので、キーコードデータの場合は、
6ビットの中の2ビットでオクターブを、4ビットでノ
ート(音名)を表現し、演奏費の音高データを構成する
ようにしてなる。また、符長データは、残り6ビットで
符長時間に相当する数値データを表現し、コード名デー
タの場合は、2ビットで「メジャハ「マイナハ「7th
」等のコード種類を、4ビットでコード音の根音となる
音名を表現する。そして、終了コードの場合は、8ビッ
トの全てを「1」で表現する特殊データそする。ここで
、休止符はキーコードデータにおいて表現されるもので
、キーコードの識別コードにつづく6ビットをオール「
0」で表現する。すなわち、楽譜11の記録部11aに
は、上記のような楽譜データが記録されているもので、
この記録部11aの記録データは、楽譜データ読取制御
装置12によって読み取られる。
この読取制御装置12は、例えば電子楽器キャビネット
の譜面立て部に対応して設定し、楽譜11を譜面立てに
設定した状態で、その記録部11aの記録デデータが読
み取られるようにされる。この楽譜データ諸取制御装置
12にあっては、上記のように楽譜11が設定され、記
録部11aから記録データを読み取る状態となった時に
、メロディ用データメモリ13および伴奏音用データメ
モリ14に対してそれぞれライフ(書き込み)命令を与
えるものであり、また同時にこれらのデータメモリ13
,14にアドレスデータを供給するセレクタ15,16
に対して、入力Aを選択するアドレスセレクト指令SA
を与える。
そして、読取制御装置12からは記録部11aからの記
録データ読み取りに対応して、その読み取りデータをデ
ータメモリ13,14に与えると共に、その読み取りデ
ータのアドレスデータを、セレクタ15,16に入力A
として供給し、ライト状態のメロディ用のおよび伴奏音
データメモリ13,14それぞれに対して、第2図およ
び第3図に示したメロディおよび伴奏音の楽譜データを
それぞれ書き込むようにされる。このようにして、記録
部11aのメロディおよび伴奏音の楽譜データが全て読
み取られ、データメモリ13,14にそれぞれ対応書き
込み動作が終了すると、楽譜データ謙取制御装置12か
らのライト命令およびアドレスセレクト指令が断たれ、
データメモリ13,14はリード(読み出し)状態に設
定される。同時に、セレクタ15,16にあってはイン
バータ17,18の出力によって、入力Bを選択する状
態となるもので、セレクタ15,16には、それぞれア
ドレスカウンター9,20の計数値に対応するアドレス
データがセレクタ15,16それぞれに、入力Bとして
供給される。この電子楽器装置には、演奏動作開始を指
令するスタートスイッチ21が設けられる。
このスイッチ21は、例えば自己復帰型に構成され、そ
の操作投入時に微分回路22から微分パルス信号が発生
されるようになっている。この微分回路22からの微分
パルス信号は、△STRT信号として使用されると共に
、フリップフロツプ回路23をセットし、演奏動作指令
となる信号「PLAYJを発生する。上記微分パルス信
号は、さらにシステムクロックマで駆動されるディレー
ドフリップフロップでなる2段直列にした遅延回路24
a,24bに供給し、ASTRT信号より2ビット分遅
れた△STRr信号を発生するようにしてなる。そして
、スタ−トスィッチ21の投入動作に対応する△STR
T信号は、アドレスカウンタ1 9,2川こそれぞれリ
セット指令として供給し、これらカウンター9,20を
計数値「0」に初期設定させる。前記メロディ用および
伴奏音用データメモリI3,14からの読み出しデータ
は、ラッチ回路25,26および27,28に供給する
と共に、識別コード検出回路29,3川こおいて、デー
タメモリ13,14それぞれからの読み出しデータの種
類を識別する。
すなわち、コード検出回路29からは、データメモリー
3からキーコードデータの読み出されている時にメロデ
ィキーコード検出信号「MEKCハ同じく符長データの
読み出されている時は符長コード検出信号「M旧LG」
を発生すると共に、終了コードが読み出された時は、「
FINISH」コード検出信号が発生され、この終了コ
ード検出で前記フリップフロップ回路23をリセツトし
、「PLAY」信号を断つように制御する。ラツチ回路
25,26および27,28のラツチ記憶データは、そ
れぞれラツチ回路31,32および33,34に結合す
るもので、ラッチ回路25,31および26,32には
それぞれコード検出回路29からの検出信号「MEKC
」および「MELG」がロード指令として供給される。
また、ラツチ回路27,33および28,34には、コ
ード検出回路30からの検出信号「CHKC」および「
CHレG」がそれぞれロード指令として供給される。
すなわち、ラツチ回路31〜34それぞれには、現に演
奏のために使用されるキーコード、符長、コード名等の
現データがラッチ記憶され、ラツチ回路25〜28には
、上記現データにつづく次のデータがそれぞれ先行記憶
される状態となる。
そして、ラツチ回路31に記憶される現キーコードデー
タは、自動メロディ音形成回路35に供給され、そのキ
ーコードで表現される音高のメロディ楽音信号が形成さ
れる。このメロディ音形成回路35には、アンド回路3
6から動作指令(ィネーフル=EN)が供給されるもの
で、「PLAY」信号が存在し、発音指令スイッチ37
の投入状態で上記〆。ディ音楽青信号が出力され、増幅
器38を介してスピーカ39に供給して、自動メロディ
音演奏音として発音されるようになる。この自動メロデ
ィ音演奏音は、楽譜デー外こもとずく自動演奏者として
使用されるもので、演奏練習の時は、スイッチ37を関
路して自動メロディ演奏音を断つかあるいは図示しない
可変手段でこの自動メロディ音の音量を減し、参考演奏
音として練習者に聴取されるようにする。
また、ラッチ回路33に記憶された現コード各データは
、自動伴奏音形成回路40に供給し、コード名の様音デ
ータにもとずき、ベース音、コード和音を構成する伴奏
楽音信号を形成する。
この自動伴奏音形成回路40‘こも、「PLAY」信号
および発音指令スイッチ41からの信号の供給されるァ
ンド回路42から、動作指令(ィネーフル=EN)が与
えられ、また後述するりズムパターン発生回路43から
のベース音用およびコード音用のりズムパルス信号が供
給される。そして、スイッチ41の投入状態で、上記コ
ード各デー外こもとず〈ベース音およびコード音の楽音
信号がリズムパルスで断続する状態で発生され、増幅器
38を介してスピーカ39に供給し、リズムを伴なつた
ベース音およびコード音の伴奏音として発音されるよう
になる。ラッチ回路32に記憶された上記現メロディキ
ーコードデータに対応する現符長データは、比較回路4
4に入力データAとして供給する。
この比較回路44には、さらに特定される符長時間を設
定した先行分データ発生回路45からの固定符長データ
が入力データBとして供給し、比較回路44では「A一
B」の比較演算を行ない、rA>B」の状態で「1ハ「
A≦B」との状態で「0」のサインビットを発生する。
また、この比較回路44からは、データ発生回路45か
らの特定される符長データを取り出され、この特定され
る一定長の符長データは比較回路46に供給する。ここ
で先行分データ発生回路45では、例えば4分音符ある
いは8分音符に相当する符長データが記憶設定される。
また、ラツチ回路32の現符長データは比較回路47に
供給するもので、この比較回路47および上記比較回路
46には、それぞれテンポカウンタ48の数計値データ
が比較データとして供給され、それぞれ比較回路46,
47において、両入力データの一致した時にイコール信
号EQを発生するようにしてある。
テンポカウンタ48は、前記ASTRT信号および比較
回路47のイコール信号EQが供給されるオア回路49
からの出力信号でリセットされるもので、このカウンタ
48は、テンポ発振器50からのテンポクロツク信号T
CLを計数し、比較回路46,47において、供給され
る符長データと一致する時間の経過した時に、イコール
信号EQが発生されるようにされる。
ここで、テンポ発振器50は、テンポ速度調節状態に応
じた速度でテンポクロック信号を発生するもので、この
テンポクロツク信号TCLは、前記リズムパターン発生
回路43では供給される。
このパターン発生回路43では供V給されるテンポクロ
ツク信号を例えばバイナリ計数し、その計数ビットデー
タをROM等でリズム種類にそれぞれ対応して組み合わ
せて、各リズム種類に対応したりズムパターン信号およ
びリズムパルス信号を形成するもので、図示しないリズ
ム選択機構の選択指令で指定されたりズム種類のリズム
パターン信号およびリズムパルス信号を発生する。そし
て、この発生されたりズムパルス信号は、前述したよう
に、自動伴奏音形成回路40に供聯合し、リズムパター
ン信号はリズム音源回路51を駆動し、打楽器音による
自動リズム音源信号を発生させる。そして、スピーカ3
9から自動リズム演奏音が発生されるようにしてある。
テンポクロツク信号TCLは、さらにテンポカウンタ5
2を計数駆動する。
このテンポカウンタ52の計数値データは、ラッチ回路
34に記憶されたコード名の符長データと比較回路53
で比較し、この両データが一致した時にイコール信号E
Qを発生する。テンポカウンタ52は、オア回絡54に
供給される△STRT信号および比較回路53からのイ
コール信号EQでリセットされるもので、ラッチ回路3
4に記憶された符長データに相当する時間の経過毎に、
比較回路53からイコール信号EQが発生される。比較
回路47および553からのそれぞれイコール信号EQ
は、それぞれアンド回路55,56に供給される。
このアンド回路55,56にはそれぞれ対応する識別コ
ード検出回路29,30からの符長データ検出信号「M
ELG」およびrCHLG」がゲート信号として供給さ
れるもので、この検出信号「MELGr「CHLG」は
それぞれィンバータ57,58にも供給する。そして、
このィンバータ57,58からの出力信号は、それぞれ
アンド回路55,56からの信号、さらに△STRT′
信号と共にオア回路59,6川こ供給し、このオア回路
59,60からの出力信号は、「PLAY」信号と共に
アンド回路61,62にゲート信号として供給する。そ
して、このァンド回路61,62にはシステムクロック
?を供給し、このアンド回路61,62からの出力クロ
ツク信号でアドレスカウンタ19,20を計数歩進する
。前記先行キーコードデータを記憶するラッチ回路25
の記憶キーコードデ−外ま、さらにラッチ回路63に供
給する。また、比較回路46からのイコール信号は、比
較回路44からのサインビットと共にアンド回路64に
供給し、このアンド回路64からの出力信号はオア回路
65および66を介してラッチ回路63にロード指令と
して供給する。また、上記サインビットはィンバータ6
7に供給し、このィンバータ67からの出力信号はアン
ド回路68にゲート信号として供給する。このァンド回
路68には、ラッチ動作の遅れを補償する1ビットの遅
延回路69を介して、識別コード検出回路29からの符
長コード検出信号「M旧LG」を供給し、アンド回路6
8からの出力信号は、上記オア回路65に供給する。オ
ア回路66にはさらに△STRT′信号を供給し、ラッ
チ回路63に初期時にロード指令が与えられるようにし
てなる。そして、ラッチ回路63に記憶されたキーコー
ドデータは、押鍵表示制御回路70に供給する。
この制御回路70は、表示指令スイッチ71からの信号
およびrPLAY」信号の供給されるアンド回路72か
らの出力信号で動作指令(ィネーブル=EN)の与えら
れるもので、鍵盤73の各鍵それぞれに対応して表示素
子の設定される押鍵表示素子群74をキーコードデータ
に応じて表示制御する。すなわち、ラツチ回路63に記
憶されたキーコードデータに対応する音高の鍵が表示指
定され、演奏練習者はその表示指定された鍵を押鍵操作
するようになるものである。この鍵盤73の鍵操作によ
ってキースイッチ回路75が駆動され、鍵操作に伴ない
その操作鍵音高に対応した音高信号を発生し、演奏音形
成回路76を駆動制御する。
すなわち、この演奏音形成回路76からなり、鍵盤73
の鍵操作に応じた楽音信号が発生され、この楽音信号は
増幅器38を介してスピーカ39に供給し、演奏音とし
て発音される。すなわち、上記のように構成される電子
楽器装置にあっては、まず演奏練習すべき楽譜11を謙
取制御装置12に設定し、楽譜11の記録部11aに記
録された楽譜データをメロディ用および伴奏音用のデー
タメモリ13,14に書き込み設定する。
このようにデータメモリ13,14にメロディ用および
伴奏音用のそれぞれ第2図および第3図に示したフオー
マットで示したような楽譜データの書き込まれた状態で
、演奏開始のスタートスイッチ21が操作される。
このスイッチ21が操作されると、フリツプフロツプ回
路23がセットされ、演奏動作のためのrPLAY」信
号が発生させられると共に、微分パルス状の△STRT
信号が発生され、アドレスカウンタ19,20と共にテ
ンポカウンタ48,52がリセツトされ、初期設定され
る。この時、前述したようにデータメモリ13,14は
リード状態にあり、セレクタ15,16はアドレスカウ
ン夕19,20からのアドレスデータを、データメモリ
ー3,14に供V給する状態にある。しかし、この状態
ではアドレスカゥンタ19,201まリセットされ、計
数値「0」の状態にあるため、データメモリ13,13
からの読み出しは行なわれない。したがって、識別コー
ド検出回路29,30からの符長コード検出信号「M旧
LG」,「CHLG」も「0」であり、インバータ57
,58の出力が「1」となって、アンド回路61,62
に「PLAY」信号と共にゲート信号を与え、アドレス
カウンタ19,20をクロック0で1つ歩進し、データ
メモリ13,14それぞれから、先頭番地のキーコード
データおよびコ−ド名データがそれぞれ読み出されるよ
うになる。このようなデータが読み出されると、識別コ
ード検出回路29,30で、それぞれコード検出信号「
MEKC」および「CHKC」を発生し、上記読み出さ
れたキーコードデータおよびコード名データは、それぞ
れラツチ回路25および27にラツチ記憶されるように
なる。このような状態では、また識別コード検出回路2
9,30から符長コード検出信号「M旧LG」,「CH
LGJが発生されないため、クロツクでで再びアドレス
カウンタ19,20が歩進され、データメモリ13,1
4それぞれから、上記キーコードデ−夕およびコード各
データに対応する符長データが発生され、識別コード検
出回路29,30それぞれ符長コード検出信号「MEL
GJ・「CHLG」が発生されて上記読み出された符長
データはそれぞれラツチ回路26,28にラッチ記憶さ
れる。このように、データメモリ13,14に記憶され
た先頭の音符に相当するデータが読み出され、、ラッチ
回路25〜28それぞれラッチ記憶される状態となると
、遅延回路24a,24bを介して△STRT′信号が
発生し、この信号はオア回路59,60を介してアンド
回路61,62にゲート信号として与えられる。
したがって、アドレスカウソタ19,20は再び歩進さ
れ、データメモリ13,14から次につづく音符データ
のキーコードデータおよびコード名データが読み出され
る。同時に、オア回路66を介してラッチ回路63にロ
ード指令が与えられ、ラツチ回路25に記憶された先頭
のキーコードデータがラッチ回路63にラッ記憶される
ようになる。そして、ラッチ回路25,27には、デー
タメモリ13,14からの次のキーコードデータおよび
コード名データの読み出しに対応して、識別コード検出
信号「M旧KC」および「CHKC」によってその読み
出しデータがラツチ記憶される。同時に、検出信号「M
EKC」および「CHKC」でロード指令の与られるラ
ッチ回路31,33に先頭のキーコードデータおよびコ
ード名データがシフトされ、ラツチ記憶される。この時
、識別コード検出回路29.30からは、符長コード検
出信号「M旧レG」.「CHLG」が存在しないため、
ィンバータ57,58の出力は「1」となり、アドレス
カウンタ19,20が歩進されて2番目の音符データの
符長データがデータメモリ13,14から読み出され、
ラッチ回路26,28にラッチ記憶される。
同時に、それまでラッチ回路26,28に記憶されてい
た先頭の符長データはラッチ回路32,34にシフトさ
れ、ラッチ記憶されるようになる。したがって、この状
態ではラッチ回路31の現キーコードデー夕が自動メロ
ディ音形成回路35に供V給され、またラッチ回路33
からの現コード名データが自動伴奏音形成回路4川こ供
給され、スビーカ39から先頭のキーコードデータ、コ
−ド名データに対応する自動演奏音が得られる。
この時、ラッチ回路63に記憶されたキーコードデータ
により押鍵表示制御回路70が制御されるようになる。
ここで、例えば先行分データ発生回路45のデータが4
分音符に相当する符長データであり、先頭音符が4分音
符である場合には、ラッチ回路32に4分音符の符長デ
ータが記憶されており、比較回路44からは「A=B」
でサインビットは「0」となる。
したがって、インバータ67によりアンド回路68にゲ
ート信号が与えられ遅延回路69で遅延されたメロディ
符長コード検出信号「MELG」がアンド回路68から
取り出され、オア回路65,66を介してラツチ回路6
3にロード指令が与えられる。すなわち、ラッチ回路6
3ではこの時のラッチ回路25に記憶されたキーコード
データを先行ラッチ記憶するようになり、鍵盤75の押
鍵表示素子表示74では、その先行キーコードデ−夕に
対応する音高の鍵を指示するように表示駆動される。ま
たラツチ回路32に記憶された符長データが4分音符よ
り長い例えば2分音符に相当する符長データであった場
合には、比較回路44からのサインビット「1」であり
、アンド回路64にゲート信号を与える。
したがって、比較回路44からの符長データが比較回路
46に与えられ、この先行分の特定される符長時間の経
過後に比較回路46からイコール信号が得られ、アンド
回路64から出力信号が発生される。したがって、ラッ
チ回路63には先行分の符長時間に到達するまでは、先
頭キーコードデータをラッチ記憶し、上言己特定される
先行分時間が経過した時にロード指令が与えられ、押鍵
表示制御回路70では、ラッチ回路63の記憶データに
対応して押鍵表示素子群74を表示制御する。すなわち
、スタート直後は先頭の現キーコードデータに対応押鍵
表示を行ない、特定される時間の経過後に、次のキーコ
ードデ−夕に対応する音高の鍵を先行表示するようにな
るものである。また、ラッチ回路32,34にそれぞれ
記憶された現キーコードデ−夕および現コード名データ
に対応する符長データは、それぞれ比較回路47および
53で、テンポカウンタ48および52の計数データと
比較される。
テンポカウンタ48,52は、共に△STRT信号で初
期リセットされているものであるため、現データがラッ
チ回路31〜34にラッチミれてから、ラッチ回路32
および33の記憶符長データに相当する時間がそれぞれ
経過した時に、比較回路47および53からイコール信
号EQが発生され、テンポカウンタ48,52をリセッ
トすると共に、アンド回路55および56に信号を与え
る。この時、データメモリー3,14は共に符長データ
の読み出し状態で停止しているため、識別コード検出回
路29,30からはそれぞれ検出信号「MEレG」およ
び「CHLG」が存在し、比較回路47および53から
のイコール信号EQの発生と共に、アンド回路61およ
び62にゲート信号を与え、アドレスカウンタ19およ
び20が歩進される。そして、前述したと同様にデータ
メモリ13,14それぞれから、その次の音符データに
対応するキーコードデータおよびコード名データ、さら
にこれに付属する符長データが読み出され、ラツチ回路
25〜28にラッチ記憶し、ラッチ回路25〜28に記
憶されていたデータは、ラッチ回路31〜34にシフト
される。すなわちメロディ用データメモリ13および伴
奏音用データメモリ14それぞれにおいて、現に演奏に
供されるキーコードデータおよびコード名データの符長
時間に相当する時間間隔で順次音符データが読み出され
、自動演奏状態が継続される。
また、ラッチ回路63は、現符長データと設定された先
行分データとの比較回路44における比較結果に応じて
ロード制御される。そして、例えば現データが設定され
た4分音符より短い符長データである場合には、その1
音符長毎に、また4分音符より長い符長データである場
合には特定される4分音符長分先行して、鍵盤73に対
する押鍵表示素子74が表示制御され、鍵盤73を操作
する演奏練習する生徒に対して、効果的に且つ確実に操
作すべき鍵を押鍵表示するようになる。具体的には、第
4図のAに示す本来の楽譜に対して、表示素子群74部
における押鍵表示状態は、同図のBに示すようになる。
以上のようにこの発明によれば、音符長が長い場合でも
、いたずらに長い時間先行することなく、また音符長の
短い場合にも、全ての音符に対応して、鍵盤部において
明確に操作すべき鍵を、実際の演奏タイミングより先行
して表示するものであり、演奏練習する生徒の、押鍵表
示に対応する反応時間とも関連して、効果的にリズムに
合った鍵盤演奏練習の実行できるものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例に係る電子楽器装置を説明
する構成図、第2図および第3図はそれぞれ上記実施例
に使用されるメロディおよび伴奏用のデータフオーマッ
トを示す図、第4図のAおよびBは、本来の楽譜と押鍵
表示のタイミングとの関係を示す図である。 ・11・・・・・・楽譜、12・・・・・・楽譜データ
諸取制御装置、13……メロディ用データメモリ、14
……伴奏音用データメモリ、19,20・・・・・・ア
ドレスカウンタ、25〜28,31〜34,63……フ
ツチ回路、29,30・・・・・・識別コード検出回路
、44,46,47,53・・・・・・比較回路、45
・・・・・・先行分データ発生回路、48,52・・…
・テンポカウンタ、70・・・・・・押鍵表示制御回路
、73・・・・・・鍵盤、74・・・・・・押鍵表示素
子群。 図 舷 第2図 第3図 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1 楽譜で表現される各音符にそれぞれ対応しその音符
    の音高データおよび符長データを記憶するデータメモリ
    と、このデータメモリから各音符データを符長時間に相
    当する間隔で読み出す手段と、この読み出された音符デ
    ータにつづく次の先行音符データを読み出し記憶する手
    段と、鍵盤部の各鍵それぞれに対応して設けられた押鍵
    表示素子と、上記両音符データの中の現演奏に対応する
    音符データの符長時間を特定された符長時間と比較する
    手段と、この比較手段での特定された符長時間より長い
    比較結果で前記先行音符データの音高に対応する押鍵表
    示素子を先行表示する手段と、同じく比較手段での特定
    された符長時間より短い比較結果で前記先行音符データ
    の音高に対応する押鍵表示素子を1音符長分先行表示す
    る手段とを具備したことを特徴とする電子楽器装置。
JP56088417A 1981-06-09 1981-06-09 電子楽器装置 Expired JPS6030950B2 (ja)

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JPS61176987A (ja) * 1985-01-31 1986-08-08 ヤマハ株式会社 電子楽器の押鍵表示装置

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