JPH0343637B2 - - Google Patents

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JPH0343637B2
JPH0343637B2 JP57013955A JP1395582A JPH0343637B2 JP H0343637 B2 JPH0343637 B2 JP H0343637B2 JP 57013955 A JP57013955 A JP 57013955A JP 1395582 A JP1395582 A JP 1395582A JP H0343637 B2 JPH0343637 B2 JP H0343637B2
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JP
Japan
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signal
data
rhythm
circuit
pattern
Prior art date
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JP57013955A
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JPS58132280A (ja
Inventor
Kotaro Mizuno
Junji Iio
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Yamaha Corp
Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
Application filed by Yamaha Corp filed Critical Yamaha Corp
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Publication of JPS58132280A publication Critical patent/JPS58132280A/ja
Publication of JPH0343637B2 publication Critical patent/JPH0343637B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、初心者等の演奏練習に好適な自動
演奏装置に関し、オートベースコード、オートリ
ズム等の伴奏パターンを自動的に変更制御できる
ようにしたものである。
従来提案されている自動演奏装置としては、メ
モリから読出される楽譜データに基づいて自動的
にメロデイ音を奏出させる際に、オートベースコ
ード、オートリズム等の伴奏が可能なものがあ
る。しかしながら、このような自動演奏装置にあ
つては、オートベースコード、オートリズム等の
伴奏パターンは予め選定されたものに限定される
ため、伴奏が単調になりやすく、演奏途中でリズ
ム変更を行なうとしても初心者等には容易なこと
ではなかつた。
従つて、この発明の目的は、自動演奏の進行に
伴つて伴奏パターンを自動的に変更制御できる新
規な自動演奏装置を提供することにある。
この発明による自動演奏装置は、制御信号を含
む楽譜データを記憶装置から順次に読出して自動
演奏を行なう一方、読出された制御信号に応じて
オートベースコード、オートリズム等の伴奏パタ
ーンを制御し、あるいはオートリズムの発音停止
を指令し、別途発生させた小節パルスに応じて制
御状態あるいは指令状態を元に戻すようにしたこ
とを特徴とするものであり、以下、添付図面に示
す実施例についてこの発明を詳述する。
第1図乃至第3図は、この発明の一実施例によ
る電子楽器の回路構成を示すもので、第1図は主
として楽譜データ取込部及びメロデイデータ処理
部を、第2図は主としてオブリガートデータ処理
部を、第3図は主としてスタート・ストツプ制御
部及びオートリズム部をそれぞれ示している。
第1図において、楽譜シート10は表面に楽曲
が音楽記号法にしたがつて記載されており、シー
ト表面の下方端部近傍の余白部には磁気テープ等
を貼付して成るデータ記録部12が設けられてい
る。データ記録部12にはシート表面に記載した
楽曲を自動演奏するための楽譜データが記録され
ている。
読取装置14は楽譜シート10のデータ記録部
12から楽譜データを読取るもので、その読取デ
ータをビツトシリアルな形でRAM(ランダム・
アクセス・メモリ)書込制御回路16に供給する
ようになつている。
RAM書込制御回路16は、読取装置14から
のビツトシリアルな形の楽譜データを第4図のフ
オーマツトに示すようにビツトパラレルな楽譜デ
ータDAに変換すると共にデータ種別を判別して
書込命令信号M1〜M5を発生するようになつてい
る。
第4図において、RSはリズム種類データ、
MEPはメロデイ音高データ、MELはメロデイ符
長データ、OBPはオブリガート音高データ、
OBLはオブリガート符長データであり、MK1
MK2、MK3、MK4、MK5はそれぞれデータRS、
MEP、MEL、OBP、OBLを識別するためのマ
ークコードである。
リズム種類データRSはシート表面の楽曲に適
合したリズムの種類(例えばワルツノを指示する
コードからなるものであり、他のデータMEP、
MEL、OBP、OBLは一例として第5図に示すよ
うになつている。すなわち、メロデイ音高データ
MEPは楽譜のメロデイ部の音符進行に対応して
休符データ及び音高データを含むもので各休符デ
ータは全ビツト“0”のコードからなり、各音高
データはオクターブコードとノートコードとの組
合わせからなつている。この例では、前奏部の4
小節と間奏部には休符データのみが含まれ、これ
以外の部分に、音高データを主体にして適宜休符
データが含まれる。メロデイ符長データMELは
メロデイ部の音符進行に対応して符長データを含
むもので、各符長データは休符又は音符の長さに
対応したコードからなつている。
オブリガート音高データOBPは楽譜のオブリ
ガート部の音符進行に対応して上記メロデイ音高
データと同様の休符データ及び音高データを含む
と共に、オートベースコードのために和音データ
CHD1、CHDk、CHDl等とオブリガート音量制
御のための音量制御データVOL1(H)、VOLk(L)、
VOLl(H)、VOLm(L)等とを含んでいる。和音デー
タは根音名及び和音タイプ(例えばメジヤ、マイ
ナ、セブンス等)を指示するコードからなり、休
符ならば全ビツト“0”とされる。また、音量制
御については、一例として、前奏部及び間奏部で
音量制御データVOL1(H)及びVOLl(H)によりオブ
リガートの音量を上げ、それ以外の部分では音量
制御データVOLk(L)及びVOLm(L)によりオブリ
ガートの音量を下げるようになつている。なお、
オブリガート音高データOBPの最後の部分には
自動演奏の終りを指示する終りコードが含まれ
る。
オブリガート符長データOBLはオブリガート
部の音符進行に対応して上記メロデイ符長データ
と同様の符長データを含むと共に、リズム制御デ
ータRMC1、RMCk、RMCm等を含んでいる。
前奏部のリズム制御データRMC1はリズムパター
ン及びベースコードパターンを初期設定するため
のものであり、前奏部以外のリズム制御データ
RMCk、RMCm等はリズム変更(リズムパター
ン及び/又はベースコードパターンの変更)又は
リズムオフ(オートリズムの発音停止)を指示す
るものである。
第1図において、RAM書込制御回路16はマ
ークコードMK1を検知すると、書込命令信号M1
を発生する。この書込命令信号M1は第3図のリ
ズム種類レジスタ18に供給される。そして、
RAM書込制御回路16から楽譜データDAとし
てリズム種類データRSが送出されると、該デー
タRSはレジスタ18に書込まれる。
次に、RAM書込制御回路16はマークコード
MK2を検知して書込命令信号M2を発生する。こ
の書込命令信号M2は書込・読出制御回路20に
供給され、これを書込モードにするので、この回
路20はメロデイ音高RAM22に書込用アドレ
ス信号を供給するようになる。そしてRAM書込
制御回路16から楽譜データDAとしてメロデイ
音高データMEPが順次に送出されると、該デー
タMEPは回路20からの書込用アドレス信号に
応じてRAM22に順次に書込まれる。
次に、RAM書込制御回路16はマークコード
MK3を検知して書込命令信号M3を発生する。こ
の書込命令信号M3は書込・読出制御回路24に
供給され、これを書込モードにするので、この回
路24はメロデイ符長RAM26に書込用アドレ
ス信号を供給するようになる。そして、RAM書
込制御回路16から楽譜データDAとしてメロデ
イ符長データMELが順次に送出されると、該デ
ータMELは回路24からの書込用アドレス信号
に応じてRAM26に順次書込まれる。
次に、RAM書込制御回路16はマークコード
MK4を検知して書込信号M4を発生する。この書
込命令信号M4は第2図の書込・読出制御回路2
8に供給され、これを書込モードにするので、こ
の回路28はオブリガート音高RAM30に書込
用アドレス信号を供給するようになる。そして、
RAM書込制御回路16から楽譜データDAとし
てオブリガート音高データOBPが順次に送出さ
れると、該データOBPは回路28からの書込用
アドレス信号に応じてRAM30に順次書込まれ
る。
次に、RAM書込制御回路16はマークコード
MK5を検知して書込命令信号M5を発生する。こ
の書込命令信号M5は第2図の書込・読出制御回
路32に供給され、これを書込モードにするの
で、この回路32はオブリガート符長RAM34
に書込用アドレス信号を供給するようになる。そ
して、RAM書込制御回路16から楽譜データ
DAとしてオブリガート符長データOBLが順次に
送出されると、該データOBLは回路32からの
書込用アドレス信号に応じてRAM34に順次に
書込まれる。
上記のように、データ読取・書込処理が終つた
後は、第3図のスタートスイツチ36をオンして
自動演奏動作及び押鍵指示動作を開始させること
ができる。第6図は、このような動作の概略を示
したもので、スタートスイツチ36をオンする
と、そのオン時点tsから1小節に相当するtpまで
の期間はテンポランプの点滅又はテンポ音の奏出
によつてテンポ打ちが行なわれる。そして、時点
tpから4小節に相当するtmまでの期間はオート
ベースコード、オートリズム、音音量のオブリガ
ート等の前奏が行なわれる。この後、時点tmか
ら終了時点teまでの期間はメロデイを主体にした
演奏(間奏を含む)と、メロデイに関する押鍵指
示とが行なわれる。そして、このメロデイを主体
にした演奏では、オートベースコード、オートリ
ズム、低音量のオブリガート等の伴奏が適宜リズ
ムオフ又はリズム変更を伴つて行なわれ、間奏時
にはオブリガートが高音量で演奏される。
次に、第7図を参照して第3図のスタート制御
部の動作を説明する。スタートスイツチ36をオ
ンすると、そのオン信号に応じてR−Sフリツプ
フロツプ38がセツトされ、その出力Q=“1”
からなる動作信号OPERが発生される。また、ス
イツチ36からのオン信号は微分回路(DIF)4
0に供給され、スタートパルスΔSTRTに変換さ
れる。
動作信号OPERはANDゲート42に供給され
る一方、インバータ44を介してR−Sフリツプ
フロツプ48と、カウンタ50とをリセツト解除
する。フリツプフロツプ48の出力Q=“0”は
インバータ52を介してANDゲート42を導通
させているので、ANDゲート42は動作信号
OPERに応じて出力信号“1”をANDゲート5
4に供給する。このため、ANDゲート54から
はORゲート56からのスタートパルスΔSTRT
が送出され、ORゲート58を介してランプ駆動
信号TEMPとしてテンポランプ60に供給され
る。従つて、テンポランプ60は第7図に示すよ
うにスタート時tsにおいてスタートパルス
ΔSTRTに応じて一瞬点灯する。
カウンタ62はORゲート64からのスタート
パルスΔSTRTによつてリセツトされ、これと同
時にテンポ発振器65もスタートパルスΔSTRT
によつてリセツトされる。カウンタ62はリセツ
トの後テンポ発振器65からのテンポクロツク信
号TCLを計数し、4分音符の長さが終るタイミ
ング毎に4分音符パルスPPを発生すると共に1
小節の長さが終るタイミング毎に小節パルスMP
を発生する。4分音符パルスPPはカウンタ50
に供給される一方、ORゲート56を介してAND
ゲート54に供給される。
カウンタ50は4分音符パルスPPを4カウン
トすると、4カウント信号CN4を発生してフリツ
プフロツプ48をセツトさせるので、フリツプフ
ロツプ48からはその出力Q=“1”からなる演
奏モード信号PLAYが第7図に示すように発生さ
れ、この信号PLAYを入力する微分回路68から
は演奏モードパルスΔPLAYが送出される。
フリツプフロツプ48からの演奏モード信号
PLAYはインバータ52を介してANDゲート4
2を非導通するので、このときのANDゲート4
2の出力信号“0”に応じてANDゲート54が
非導通になり、以後の4分音符パルスPPの送出
が禁止される。すなわち、4分音符パルスPPは
3発目までがANDゲート54を介して送出され、
これら3個の4分音符パルスが第7図に示すよう
にORゲート58を介してランプ駆動信号TEMP
としてテンポランプ60に供給される。
カウンタ50が4カウント信号CN4を発生する
と、上記のようにANDゲート54は非導通にな
るが、演奏モード信号PLAYによつてANDゲー
ト70が導通する。このため、カウンタ62から
4発目の4分音符パルスに同期して発生された最
初の小節パルスMPはANDゲート70を介し、
さらにORゲート58を介してランプ駆動信号
TEMPとしてテンポランプ60に供給される。
そして、カウンタ62はORゲート64からの演
奏モードパルスΔPLAYによつて一旦リセツトさ
れた後、1小節毎に小節パルスMPを発生し、こ
れらの小節パルスMPはANDゲート70及びOR
ゲート58を介してランプ駆動信号TEMPとし
てテンポランプ60に供給される。
従つて、テンポランプ60は第7図に示すよう
にスタートパルスΔSTRTによる点灯の後、3発
の4分音符パルスPPのそれぞれに応じて点灯し、
以後小節パルスMPが発生されるたびに点灯する
ようになる。
なお、演奏開始前のテンポ指示手段としては、
上記のようなテンポランプ60による視覚的手段
のみならず、テンポ音奏出による聴覚的手段を用
いてもよい。すなわち、リズム音源回路72では
ANDゲート54の出力信号に応じて特定のリズ
ム音源を駆動し、このリズム音源からの出力信号
ROを第1図の出力アンプ74を介してスピーカ
76に供給し、スピーカ76から例えば「コツコ
ツコツコツ」というようなテンポ音を発生させる
ようにしてもよい。
次に、第2図のオブリガートデータ処理部及び
第3図のオートリズム部の動作を説明する。
スタートパルスΔSTRTが発生されると、この
パルスは第2図のORゲート80及び82を介し
て書込・読出制御回路28に最初の読出命令信号
として供給されるので、回路28は最初の読出用
アドレス信号をオブリガート音高RAM30に供
給する。このため、RAM30からは第5図のオ
ブリガート音高データOBP中の最初の音高デー
タ1が読出され、ラツチ回路84にスタートパル
スΔSTRTに応じてラツチされる。また、最初の
音高データ1は判別回路86にも供給されるの
で、回路86はそのデータ種別を判別して音高デ
ータ検出信号PCを発生し、ANDゲート88に供
給する。
一方、スタートパルスΔSTRTはORゲート9
0及び92を介して書込・読出制御回路32に最
初の読出命令信号として供給されるので、回路3
2は最初の読出用アドレス信号をオブリガート符
長RAM34に供給する。このため、RAM34
からは第5図のオブリガート符長データOBL中
の最初の符長データ1が読出され、ラツチ回路9
4にスタートパルスΔSTRTに応じてラツチされ
る。また、最初の符長データ1は判別回路96に
も供給されるので、回路96はそのデータ種別を
判別して符長データ検出信号LNを発生し、
ANDゲート98に供給する。
この後、前述したようにして演奏モード信号
PLAY及び演奏モードパルスΔPLAYが発生され
る。演奏モードパルスΔPLAYはORゲート10
0を介して読出制御回路ONEXTとしてANDゲ
ート88に供給されるので、これに応じてAND
ゲート88の出力信号は“1”となる。この出力
信号は“1”はラツチ回路84からの音高データ
1をラツチ回路102にラツチさせる一方、OR
ゲート80及び82を介して2番目の続出命令信
号として書込・読出制御回路28に供給される。
このため、RAM30からは第5図のオブリガー
ト音高データOBP中最初の和音データCHD1が読
出される。この和音データCHD1は判別回路86
及びラツチ回路104に供給され、判別回路86
が和音データ検出信号CHを発生すると、これに
応じてラツチ回路104にラツチされる。
検出信号CHは、ORゲート82を介して書
込・読出制御回路28に3番目の読出命令信号と
して供給されるので、RAM30からは第5図の
オブリガート音高データOBP中最初の音量制御
データVOL1(H)が読出され、判別回路86に供給
される。このため、判別回路86は高音量データ
検出信号HIを発生し、R−Sフリツプフロツプ
106をセツトさせる。
検出信号HIは、ORゲート82を介して書込・
読出制御回路28に4番目の読出命令信号として
供給されるので、RAM30からは第5図のオブ
リガート音高データOBP中の音高データ2が読
出される。この音高データ2はラツチ回路84及
び判別回路86に供給され、判別回路86が音高
データ検出信号PCを発生すると、これに応じて
ラツチ回路84にラツチされる。
このときの検出信号PCに応じたANDゲート8
8の出力信号“1”はラツチ回路108と、
ANDゲート110及び112とに供給される。
このため、ラツチ回路108はラツチ回路104
からの和音データCHD1をラツチする。また、R
−Sフリツプフロツプ114はANDゲート11
0を介して供給されるフリツプフロツプ106の
出力Q=“1”によつてセツトされる。このため、
フリツプフロツプ114は出力Q=“1”を音量
制御信号VCとして送出する。
一方、演奏モードパルスΔPLAYに応じて発生
される読出制御信号ONEXTはANDゲート98
にも供給されるので、これに応じてANDゲート
98の出力信号は“1”となる。出力信号“1”
はラツチ回路94からの符長データ1をラツチ回
路116にラツチさせる一方、ORゲート90及
び92を介して2番目の読出命令信号として書
込・読出制御回路32に供給される。このため、
RAM34からは第5図のオブリガート符長デー
タOBL中最初のリズム制御データRMC1が読出
される。このリズム制御データRMC1は判別回路
96及びラツチ回路118に供給され、判別回路
96がリズム制御データ検出回路RYを発生する
と、これに応じてラツチ回路118にラツチされ
る。
検出回路RYは、ORゲート92を介して書
込・読出制御回路32に3番目の読出命令信号と
して供給されるので、RAM34からは第5図の
オブリガート符長データOBL中の符長データ2
が読出される。この符長データ2は判別回路96
及びラツチ回路94に供給され、判別回路96が
符長データ検出信号LNを発生すると、これに応
じてラツチ回路94にラツチされる。
このとき検出信号LNに応じたANDゲート9
8の出力信号“1”はラツチ回路120及びD−
フリツプフロツプ122に供給される。このた
め、ラツチ回路120はラツチ回路118からの
リズム制御データRMC1をラツチし、この後ラツ
チ回路118はフリツプフロツプ122の出力信
号によつてリセツトされる。
ラツチ回路120からのリズム制御データ
RMCは第3図のリズム選択制御回路124に供
給されるようになつているので、最初のリズム制
御データRMC1は回路124に供給される。リズ
ム選択制御回路124にはレジスタ18からリズ
ム種類データRSが供給されており、回路124
はデータRMC1及びRSに応じて特定のリズムパ
ターン及びベースコードパターンを選択するため
の選択信号SELをパターンメモリ126に供給す
る。パターンメモリ126は演奏モード信号
PLAYをイネーブル信号ENとして受信する読出
可能になるもので、リズム選択制御回路124か
らの選択信号SEL及びカウンタ62の計数出力
CNTに応じて特定のリズムに対応したリズムパ
ターン信号PSを発生すると共に該リズムに適合
したベース・和音タイミング信号BCTを発生す
る。
リズムパターン信号PSはリズム音源回路72
内の適宜のリズム音源を駆動するもので、回路7
2からは選択されたリズムに対応するリズム音信
号ROが送出される。このリズム音信号ROは第
1図の出力アンプ74を介してスピーカ76に供
給され、音響変換される。従つて、スピーカ76
からは演奏モード信号PLAYが“1”になつた直
後に(すなわち、第6図及び第7図の時点tpとほ
ぼ同時に)オートリズム音が奏出される。
ベース・和音タイミング信号BCTは第2図の
ベース音・和音形成回路128に供給される。ベ
ース音・和音形成回路128はラツチ回路108
からの最初の和音データCHD1に応じてベース音
信号及び和音信号を形成し、ベース・和音タイミ
ング信号BCTの示すタイミングで(すなわち、
リズムに連動するタイミングで)出力信号AO1
して送出する。この出力信号AO1は第1図の出力
アンプ74を介してスピーカ76に供給され、音
響変換される。従つて、スピーカ76からはオー
トリズム音の発生とほぼ同時にベース音及び和音
リズムに連動して奏出される。
また、オブリガート音形成回路130はラツチ
回路102からの音高データ1に応じてオブリガ
ート音信号AO2を送出する。この場合、フリツプ
フロツプ114の出力Q=“1”が音量制御信号
VCとしてオブリガート音形成回路130に供給
されるので、オブリガート音信号AO2の音量レベ
ルは後述の低音量レベルの場合に比べて例えば
3dB高く設定される。オブリガート音信号AO2
第1図の出力アンプ74を介してスピーカ76に
供給され、音響変換される。従つて、スピーカ7
6からは、オートリズム音の発生とほぼ同時にオ
ブリガート音が高音量で奏出される。
上記のようにして前奏としてのオブリガート、
オートベースコード、オートリズムの演奏が開始
されるのに伴つて、比較器132はラツチ回路1
16からの9ビツトの符長データ1とカウンタ1
34のQ2〜Q10の9ビツト計数出力との比較を開
始する。カウンタ134は演奏モード信号PLAY
が“1”になると、インバータ136及びORゲ
ート138を介してリセツト解除されるものであ
るが、ORゲート100及び138を介して供給
される演奏モードパルスΔPLAYによつて一旦リ
セツトされた後第3図のテンポ発振器65からテ
ンポクロツク信号TCLを計数する。そして、カ
ウンタ134のQ2〜Q10の計数出力の値がラツチ
回路116からの符長データ1の値に一致する
と、比較器132が一致信号EQを発生する。こ
の場合、カウンタ134はQ2〜Q10の計数出力を
比較に供しているので、Q0〜Q8の計数出力を比
較に供する場合に比べて4倍の計数値となる。
一致信号EQはORゲート100及び138を介
してカウンタ134をリセツトさせ、カウンタ1
34はこのリセツトの後再びテンポクロツク信号
TCLを計数する。一致信号EQはまた、ORゲー
ト100を介して読出制御信号ONEXTとして
ANDゲート88及び98に供給される。このた
め、前記したと同様にして、ラツチ回路102に
はラツチ回路84から音高データ2が、ラツチ回
路116にはラツチ回路94から符長データ2が
それぞれ取込まれると共に、RAM30からは音
高データ2の次の音高データが、RAM34から
は符長データ2の次の符長データがそれぞれ読出
され、それぞれラツチ回路84及び94にラツチ
される。この結果、スピーカ76からは2番目の
オブリガート音が奏出されるようになり、比較器
132では前記したと同様にして符長データ2と
カウンタ134のQ2〜Q10の計数出力との比較動
作が行なわれ、符長が終りになるタイミングで一
致信号EQが発生される。
そして、上記のようなオブリガートデータ読出
動作は以下同様にしてくりかえされ、それによつ
てオブリガートの自動演奏と、オートベースコー
ド及びオートリズムの演奏とが行なわれる。
ここで、オブリガートは、第5図の音高データ
K−1及び符長データK−1まで前奏として高音
量で演奏されるが、音高データK及び符長データ
Kからは後述のメロデイの伴奏として、音量制御
データVOLk(L)により低音量で演奏される。すな
わち、第2図において、判別回路86は音量制御
データVOLk(L)を受信すると、低音量信号LOを
発生してフリツプフロツプ106をリセツトさせ
る。このフリツプフロツプ106の出力=“1”
は音高データK+1の読出時にANDゲート11
2を介してフリツプフロツプ114をリセツトさ
せるので、フリツプフロツプ114の出力Qから
なる音量制御信号VCは“0”になり、オブリガ
ートの音量を低く設定すべく作用する。
また、このような低音量でのオブリガート演奏
時において、第5図の符長データK+1の次のリ
ズム制御データRMCkがリズム変更又はリズム
オフを指示するものとすると、第3図のリズム選
択制御回路124はリズム変更ならば前奏時のリ
ズムパター及び/又はベースコードパターンを若
干変形させるように、リズムオフならばリズムパ
ターン信号PSを発生させないように選択信号
SELをパターンメモリ126に供給する。このた
め、パターンメモリ126からはリズム変更なら
ば変形リズム(フイルインリズム)パターンに対
応するリズムパターン信号PS及び/又は変形ベ
ースコードパターンに対応するベース・和音タイ
ミング信号BCTが発生され、リズムオフならば
リズムパターン信号PSが発生されない。従つて、
リズム変更の場合にはオートリズム及び/又はオ
ートベースコードのパターンが若干変更され、リ
ズムオフの場合にはオートリズムの発音が停止さ
れる。そして、このような変更又は停止状態は1
小節のあいだ継続され、1小節の終了時にカウン
タ62から発生される小節パルスMPに応じて解
除され、この結果として、オートベースコード及
びオートリズムは前奏時のものに戻る。なお、リ
ズムオフの場合にオートベースコードをどのよう
な発音タイミングで発音させるかはリズム制御デ
ータRMCk中のベースコードパターン制御信号
に応じて決定される。
次に、第5図の音高データL及び符長データL
からは間奏に入るが、このときオブリガートの音
量は音量制御データVOLl(H)により高く設定され
る。そして、音高データM−1及び符長データM
−1で間奏が終つた後、音高データM及び符長デ
ータMからは間奏前と同様に音量制御データ
VOLm(L)によりオブリガートの音量は低く設定
される。
このような間奏後の低音量オブリガート演奏時
において、第5図の符長データM+1の次のリズ
ム制御データRMCmがリズム変更又はリズムオ
フを指示するものとすると、第3図のリズム選択
制御回路124は前述した間奏前の場合と同様に
1小小節のあいだのリズム変更又はリズムオフを
可能にする。
最後に、第2図のRAM30からは、終りコー
ドデータが読出され、ラツチ回路84及び102
を介して終り検出回路140に供給される。終り
検出回路140は終りコードデータを検出する
と、演奏終了信号FNを発生し、この信号FNは
第3図のフリツプフロツプ38をリセツトさせ
る。この結果、第7図に示すように動作信号
OPER及び演奏モード信号PLAYが“0”にな
り、一連の自動演奏動作が終了する。
次に、第1図のメロデイデータ処理部の動作を
説明する。
スタートパルスΔSTRTはORゲート142を
介して書込・読出制御回路20に最初の読出命令
信号として供給されるので、回路20は最初の読
出用アドレス信号をメロデイ音高RAM22に供
給する。このため、RAM22からは第5図のメ
ロデイ音高データMEP中最初の休符データ1が
読出され、ラツチ回路144にスタートパルス
ΔSTRTに応じてラツチされる。また、スタート
パルスΔSTRTはORゲート146を介して書
込・読出制御回路24に最初の読出命令信号とし
て供給されるので、回路24は最初の読出用アド
レス信号をメロデイ符長RAM26に供給する。
このため、RAM26からは第5図のメロデイ符
長データMEL中全休符に対応した最初の符長デ
ータ1が読出され、ラツチ回路148にスタート
パルスΔSTRTに応じてラツチされる。
この後、演奏モードパルスΔPLAYが発生され
ると、このパルスはORゲート150を介して読
出制御信号MNEXTとして送出される。この読
出制御信号MNEXTはラツチ回路152及び1
54にそれぞれラツチ回路144及び148から
の休符データ1及び符長データ1をラツチさせる
一方、それぞれORゲート142及び146を介
して書込・読出制御回路20及び24に供給され
る。このため、前回と同様にして、RAM22か
らは2番目の休符データ2がRAM26からは全
休符に対応する2番目の符長データ2がそれぞれ
読出され、それぞれラツチ回路144及び148
にラツチされる。
ラツチ回路154からの9ビツトの符長データ
1は比較器156に供給され、カウンタ158の
Q2〜Q10の9ビツト計数出力と比較される。ここ
で、カウンタ158は演奏モード信号PLAYが
“1”になると、インバータ160及びORゲー
ト162を介してリセツト解除されるものである
が、ORゲート150又は162を介して供給さ
れる演奏モードパルスΔPLAYによつて一旦リセ
ツトされた後第3図のテンポ発振器65からのテ
ンポクロツク信号TCLを計数するようになつて
いる。カウンタ158のQ2〜Q10の計数出力の値
がラツチ回路154からの符長データ1の値(全
休符に対応)に一致すると、比較器156は一致
信号EQを発生する。
一致信号EQはORゲート150及び162を介
してカウンタ158をリセツトさせ、カウンタ1
58はこのリセツトの後再びテンポクロツク信号
TCLを計数する。一致信号EQはまた、ORゲー
ト150を介して読出制御信号MNEXTとして
送出されるので、前述したと同様にして、ラツチ
回路152にはラツチ回路144から休符データ
2が、ラツチ回路154にはラツチ回路148か
ら全休符に対応する符長データ2がそれぞれ取込
まれると共に、RAM22からは休符データ3
が、RAM26からは符長データ3がそれぞれ読
出され、それぞれラツチ回路144及び148に
ラツチされる。このため、比較器156では前記
したと同様にして符長データ2とカウンタ158
のQ2〜Q10の計数出力との比較動作が行なわれ、
符長(全休符)が終りになるタイミングで一致信
号EQが発生される。
そして、上記のようなメロデイデータ読出動作
は以下同様にしてくりかえされ、ラツチ回路15
2からは第5図のメロデイ音高データMEP中休
符データ3以降のデータが順次送出されると共に
ラツチ回路154からは第5図のメロデイ符長デ
ータMEL中符長データ3以降のデータが順次送
出される。なお、符長データ3,4を全休符に対
応している。
メロデイ音形成回路164はラツチ回路152
から順次に送出されるメロデイ音高データに基づ
いて電子的にメロデイ音信号MOを形成するもの
で、この信号MOは出力アンプ74を介してスピ
ーカ76に供給され、音響変換される。
第5図に示すように前奏部では休符データしか
メロデイ音形成回路164に供給されないので、
スピーカ76からは前奏4小節のあいだメロデイ
音が奏出されない。そして、前奏が終ると、音高
データ5及び符長データ5からメロデイ音が奏出
される。この後、間奏に入ると、休符データN〜
N+3となるためメロデイ音は奏出されず、間奏
終了後再びメロデイ音が奏出される。なお、メロ
デイの自動演奏はオブリガートの自動演奏の終了
に先立つて終了するのが普通であり、遅くとも第
7図のteの時点で終了する。
メロデイ音形成回路164は、鍵盤166の多
数の鍵にそれぞれ連動する多数のキースイツチを
含むキースイツチ回路168からのマニアル演奏
データに基づいてメロデイ音信号MOを形成する
こともできる。従つて、鍵盤166でマニアル演
奏すると、スピーカ76からマニアル演奏音が奏
出される。
鍵盤166には各鍵毎に発光ダイオードの如き
押鍵表示素子170が配設されており、これらの
素子はラツチ回路144からのメロデイ音高デー
タMEP′を入力とする押鍵表示制御回路172に
よつて選択的に点灯制御されて押すべき鍵を指示
するようになつている。
第8図は、リズム選択制御回路124の一実施
例を示すものである。
第2図のラツチ回路120からのリズム制御デ
ータRMCのうち、ベースコードパターン制御信
号C1はセレクタ180に入力Aとして供給され
ると共にORゲート182に供給され、リズムパ
ターン制御信号C2はセレクタ184に入力Aと
して供給されると共にORゲート186に供給さ
れる。また、第3図のリズム種類レジスタ18か
らのリズム種類データRSのうち、ベースコード
パターン選択信号S1はセレクタ180に入力Bと
して供給され、リズムパターン選択信号S2はセレ
クタ184に入力Bとして供給される。
ここで、ベースコードパターン制御信号C1
全ビツト“0”でパターン変更なしを指示し、1
又は複数のビツトを“1”にすることにより種々
の変形ベースコードパターンの選択を指示するよ
うになつている。また、リズムパターン制御信号
C2は全ビツト“0”でパターン変更なしを指示
し、1又は複数のビツトを“1”にすることによ
り種々の変形リズムパターンの選択又はリズムオ
フを指示するようになつている。
演奏開始時において、制御信号C1及びC2が共
に全ビツト“0”であるとすると、セレクタ18
0はORゲート182の出力信号“0”()に
応じて選択信号S1を選択し、ラツチ回路188に
供給する。このため、ラツチ回路188はORゲ
ート190からの小節パルスMPに応じて選択信
号S1をラツチする。また、セレクタ184はOR
ゲート186の出力信号“0”()に応じて選
択信号S2を選択し、ラツチ回路192に供給す
る。このため、ラツチ回路192はORゲート1
94からの小節パルスMPに応じて選択信号S2
ラツチする。そして、ラツチ回路188及び19
2からの選択信号S1及びS2は互いに組合わされて
選択信号SELとして第3図のパターンメモリ12
6に供給されるので、ベースコードパターン及び
リズムパターンの初期設定が可能になる。
次に、前述したようなメロデイ演奏に入り、リ
ズム制御データRMCkがリズム変更又はリズム
オフを指示するものとする。この場合、制御信号
C1のいずれかのビツトが“1”でベースコード
パターンの変更を指示するものとすると、ORゲ
ート182の出力信号“1”(SA)に応じてセレ
クタ180が制御信号C1を選択し、ラツチ回路
188に供給する。また、ORゲート182の出
力信号“1”は微分回路196で微分パルスに変
換され、ORゲート190に供給される。このた
め、ラツチ回路188はORゲート190からの
微分パルスに応じて制御信号C1をラツチする。
このときにラツチ回路188から送出される制御
信号C1は制御信号SEL中でベースコードパター
ン選択信号として作用するので、ベースコードパ
ターンの変更が可能になる。
一方、制御信号C2のいずれかのビツトが“1”
でリズムパターンの変更又はリズムオフを指示す
るものとすると、ORゲート186の出力信号
“1”(SA)に応じてセレクタ184が制御信号
C2を選択し、ラツチ回路192に供給する。ま
た、ORゲート186の出力信号“1”は微分回
路198で微分パルスに変更され、ORゲート1
94に供給される。このため、ラツチ回路192
はORゲート194からの微分パルスに応じて制
御信号C2をラツチする。このときにラツチ回路
192から送出される制御信号C2は選択信号
SEL中でリズムパターン選択信号又はリズムオフ
指令信号として作用するので、リズムパターンの
変更又はリズムオフが可能になる。
なお、制御信号C1及びC2が共に“1”を含む
ようにしておけば、ベースコードパターンの変更
と、リズムパターンの変更又はリズムオフとが同
時的に可能になる。
そして、メロデイ演奏開始後最初の小節パルス
MPが発生されると、このパルスMPはそれぞれ
ORゲート190及び194を介してラツチ回路
188及び192に供給される。このとき、第2
図のラツチ回路120はその前段のリセツトされ
たラツチ回路118からの全ビツト“0”のデー
タを取込んでいるので、リズム制御データRMC
は全ビツトが“0”である。このため、上記した
ようなベースコードパターン及び/又はリズムパ
ターンの変更状態あるいはリズムオフ状態は1小
節のあいだ継続した後元に戻ることになる。
第9図はリズム選択制御回路124の他の実施
例を示すものである。この実施例では、リズム種
類データRSとして基準パターン選択信号を用い
ると共に、リズム制御データRMCとして2ビツ
トのベースコードパターン制御信号V1と2ビツ
トのリズムパターン制御信号V2とを組合わせた
ものを用いるようになつており、制御信号V1
「00」でパターン変更なしを、「01」〜「11」で異
なるベースコードパターンの選択をそれぞれ指示
し、制御信号V2は「00」でパターン変更なしを、
「11」でリズムオフをそれぞれ指示する。制御信
号V1はラツチ回路200及びORゲート202に
供給され、制御信号V2はラツチ回路204及び
ORゲート206に供給されるようになつてい
る。
演奏開始時において、制御信号V1及びV2が共
に全ビツト“0”であるとすると、ラツチ回路2
00はORゲート208からの小節パルスMPに
応じて制御信号V1をラツチし、ラツチ回路20
4はORゲート210からの小節パルスMPに応
じて制御信号V2をラツチする。このときにラツ
チ回路200及び204から送出される全4ビツ
ト“0”の信号はリズム種類データRSとしての
基準パターン選択信号と組合わされて選択信号
SELとして第3図のパターンメモリ126に供給
されるので、基準パターンに対応したベースコー
ドパターン及びリズムパターンの初期設定が可能
になる。
次に、前述したようなメロデイ演奏に入り、リ
ズム制御データRMCkがリズム変更又はリズム
オフを指示するものとする。この場合、制御信号
V1のいずれかのビツトが“1”でベースコード
パターンの変更を指示するものとすると、ORゲ
ート202の出力信号“1”は微分回路212で
微分パルスに変換され、ORゲート208に供給
される。このため、ラツチ回路200はORゲー
ト208からの微分パルスに応じて制御信号V1
をラツチする。このときにラツチ回路200から
送出される制御信号V1は選択信号SEL中でベー
スコードパターンを変更させるように作用するの
で、ベースコードパターンの変更が可能になる。
一方、制御信号V2のいずれかのビツトが“1”
でリズムパターンの変更又はリズムオフを指示す
るものとすると、ORゲート206の出力信号
“1”は微分回路214で微分パルスに変換され、
ORゲート210に供給される。このため、ラツ
チ回路204はORゲート210からの微分パル
スに応じて制御信号V2をラツチする。このとき
にラツチ回路204から送出される制御信号V2
は選択信号SEL中でリズムパターンを変更させ又
はリズムオフを指令するように作用するので、リ
ズムパターンの変更又はリズムオフが可能にな
る。
なお、制御信号V1及びV2が共に“1”を含む
ようにしておけば、ベースコードパターンの変更
と、リズムパターンの変更又はリズムオフとが同
時的に可能になる。
そして、メロデイ演奏開始後最初の小節パルス
MPが発生されると、このパルスMPはそれぞれ
ORゲート208及び210を介してラツチ回路
200及び204に供給される。このため、第8
図に関して前述したと同様にしてベースコードパ
ターン及び/又はリズムパターンの変更状態ある
いはリズムオフ状態は1小節のあいだ継続した後
元に戻ることになる。
以上のように、この発明によれば、自動演奏の
進行に伴つてオートベースコード、オートリズム
等の伴奏パターンが自動的に変更制御されるので
変化に富んだ伴奏が可能になり、特に初心者等の
演奏練習にあつては練習を楽しいものにし、練習
効率を向上させるのに有益である。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図及び第3図は、この発明の一実
施例による電子楽器の異なる回路部分を示す回路
図、第4図及び第5図は、上記電子楽器で用いら
れるデータのフオーマツトを示す図、第6図は、
上記電子楽器の動作説明図、第7図は、上記電子
楽器の動作を説明するための信号波形図、第8図
及び第9図は、リズム選択制御回路の異なる実施
例をそれぞれ示す回路図である。 10……楽譜、12……データ記録部、14…
…読取装置、18……リズム種類レジスタ、22
……メロデイ音高RAM、26……メロデイ符長
RAM、62……カウンタ、65……テンポ発振
器、72……リズム音源回路、124……リズム
選択制御回路、126……パターンメモリ、12
8……ベース音・和音形成回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 制御信号を含む楽譜データを記憶した記憶装
    置と、テンポクロツク信号を発生するテンポ発振
    器と、前記テンポクロツク信号に基づいて前記記
    憶装置から前記楽譜データを順次に読出す読出回
    路と、前記記憶装置からの楽譜データに基づいて
    楽音を発生する楽音発生手段と、前記テンポクロ
    ツク信号を計数して計数出力及び小節パルスを発
    生する計数手段と、前記記憶装置からの制御信号
    に応じてパターン指定信号を発生すると共に該パ
    ターン指定信号の内容変更を前記小節パルスに応
    じて元に戻すパターン指定回路と、前記計数出力
    及び前記パターン指定信号に基づいて発音制御信
    号を発生するパターンメモリと、前記発音制御信
    号に応じて発音タイミングが制御される伴奏音発
    生手段とをそなえたことを特徴とする自動演奏装
    置。 2 特許請求の範囲第1項に記載の自動演奏装置
    において、前記記憶装置は、前記制御信号を含む
    前記楽譜データを記録した記録手段と、データメ
    モリと、このデータメモリに前記記録手段の記録
    データを転送する転送回路とを含んでいることを
    特徴とする自動演奏装置。 3 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の自
    動演奏装置において、前記制御信号はオートベー
    スコードのパターンを制御するようになつている
    ことを特徴とする自動演奏装置。 4 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の自
    動演奏装置において、前記制御信号はオートリズ
    ムのパターンを制御するようになつていることを
    特徴とする自動演奏装置。 5 特許請求の範囲第1項又は第2項に記載の自
    動演奏装置において、前記制御信号はオートリズ
    ムの発音停止を指令するようになつていることを
    特徴とする自動演奏装置。
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