JPH0428114B2 - - Google Patents

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JPH0428114B2
JPH0428114B2 JP57012634A JP1263482A JPH0428114B2 JP H0428114 B2 JPH0428114 B2 JP H0428114B2 JP 57012634 A JP57012634 A JP 57012634A JP 1263482 A JP1263482 A JP 1263482A JP H0428114 B2 JPH0428114 B2 JP H0428114B2
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signal
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JP57012634A
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JPS58130385A (ja
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Eisaku Okamoto
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Original Assignee
Yamaha Corp
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Publication date
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、教習用等に用いて好適な電子楽器
に関する。
近年、教習用等に用いられる電子オルガン(電
子楽器)として、楽譜の下部に演奏に関するデー
タを記録した磁気テープを貼付し、この磁気テー
プのデータを読取つて自動演奏を行ない、あるい
は、練習者の鍵盤の押鍵位置を指示する電子オル
ガンが開発されている。
ところで、電子オルガンの練習者は、特にむず
かしいフレーズ等の区間を重点的に繰返し練習す
るのが通常である。したがつて、練習用の電子オ
ルガンとしては、練習者が指定した任意のフレー
ズを自動的に再生する(例えば、押鍵位置を指示
する)ように構成されていることが望ましい。
そこでこの発明は、練習者が指定した任意の区
間を自動的に再生することができる電子楽器を提
供するもので、予めフレーズ単位の記憶領域を示
す情報としてのフレーズ番号が付された楽譜であ
つて該楽譜に表された楽曲の演奏に関するデータ
および前記楽曲の各フレーズ単位の記憶領域のフ
レーズ番号に関するデータが各々記録された楽譜
と、前記楽曲の演奏に関するデータが記憶される
第1の記憶部と、前記フレーズ番号に関するデー
タが前記第1の記憶部における前記楽曲の演奏に
関するデータのフレーズ単位の記憶領域を示す情
報として記憶される第2の記憶部と、前記楽譜に
記録されている前記楽曲の演奏に関するデータお
よび前記楽曲の各フレーズ単位の記憶領域のフレ
ーズ番号に関するデータを読取ると共に、読取つ
た前記楽曲の演奏に関するデータを前記第1の記
憶部に書込み、また前記楽曲の各フレーズ単位の
記憶領域のフレーズ番号に関するデータを前記第
2の記憶部に書込むデータ入力手段と、前記楽曲
の再生すべき前記フレーズ単位の記憶領域を指定
するフレーズ指定手段と、前記フレーズ指定手段
によつて指定されたフレーズ単位の記憶領域に対
応するフレーズ番号を記憶するフレーズ番号記憶
部と、前記フレーズ番号記憶部に記憶れているフ
レーズ番号に基づいて前記フレーズ指定手段によ
り指定された前記フレーズ単位の記憶領域の演奏
に関するデータを前記第2の記憶部に記憶されて
いる前記フレーズ単位の記憶領域を示す情報を参
照して前記第1の記憶部から読出す読出し手段
と、前記読出し手段によつて読出された前記フレ
ーズ単位の記憶領域の演奏に関するデータを再生
する再生手段とを各々設け、この再生手段によつ
て、前記フレーズ指定手段によつて指定されたフ
レーズ単位の記憶領域に対応する楽曲の楽音が発
生されたり、あるいは押鍵指示がなされるように
したものである。
以下、この発明による電子楽器を電子オルガン
に適用した場合の一実施例について図面を参照し
ながら詳細に説明する。
第1図は、この発明による電子オルガン(電子
楽器)の構成を示すブロツク図である。
まず、この電子オルガンの概略を説明する。第
1図において、符号1で示すものは楽譜である。
この楽譜1には第2図に示すように、予め区間を
示す情報としてのフレーズ番号,,……が付
されており、またその下部には磁気テープ2が貼
付されている。この磁気テープ2には、第2図に
示す楽譜の各音符の音高を示す音高コード、各音
符あるいは休符の符長(長さ)に対応する値を持
つ符長コード(休符の音高コードは「0」であ
る)、和音名を示す和音コードおよび各フレーズ
の終りを示すフレーズエンドマークが第3図に示
す記録フオーマツトに従つて各々楽曲の進行順に
記録されると共に、これら音高コード、符長コー
ド、和音コード、フレーズエンドマークからなる
楽曲データの終りを示すフイニツシユマークが記
録されている。またこのフイニツシユマークより
後には、前記楽曲データを後述するRAM(ラン
ダムアクセスメモリ)3に書込まれた場合の同
RAM3における各フレーズの先頭アドレスを示
す先頭アドレスデータが、同じく第3図に示すフ
オーマツトにしたがつて記録されている。そし
て、この楽譜1を、この電子オルガンに設けられ
た読取溝の所定位置から所定位置まで走行させる
と、磁気テープ2の各データが順次読取られ、読
取られたデータのうちフイニツシユマーク以前の
楽曲データは第1図に示すRAM3に第4図イに
示すように順次書込まれ、またフイニツシユマー
クより後の先頭アドレスデータは第2図に示す
RAM4に第4図ロに示すように順次書込まれ
る。
次に、RAM8に書込まれた楽音データを用い
て楽曲再生を行なう場合には、 (A) 通常再生モード (B) リピート再生モード の2つのモードがある。
(A) 通常再生モードにおいて楽曲再生を行なう場
合は、第1図においてリピートスイツチ5(オ
ルタネイト型スイツチ)を開状態にした後スタ
ート/ストツプスイツチ6(モーメンタリ型押
釦スイツチ)を一瞬押す。これにより、RAM
3に記憶されている楽曲データが順次読出さ
れ、この読出されたデータに基づいて第2図に
示した楽曲の全曲が自動的に演奏されると共
に、鍵盤における押鍵すべき鍵(キー)が、各
キーに対応して各々設けられたランプによつ
て、楽曲の進行順に順次指示される。練習者
は、この指示に従つてキー操作の練習を行な
う。そして、全曲の自動演奏および押鍵指示が
1回終了した時点で、自動演奏および押鍵指示
が自動的に停止される。(繰返えされることは
ない)。
一方、(B)リピード再生モードにおいて楽曲再生
を行なう場合には、まずリピートスイツチ5を閉
状態にし、しかる後希望するフレーズをフレーズ
番号によつて指定するフレーズ指定スイツチ(こ
の実施例においては、鍵盤の各キーに対応して設
けられるキースイツチが兼用される)を押しなが
らセツトスイツチ7(モーメンタリ型押釦スイツ
チ)を押す。このような操作を、希望するフレー
ズに対してこれら各フレーズの希望する演奏順
(この演奏順はランダムでよい)に行なうと、
RAM8には、第4図ハに示すように希望するフ
レーズのフレーズ番号がこれら各フレーズの希望
する演奏順に順次書込まれる(第4図ハは第1フ
レーズ、第1フレーズ、第3フレーズ、第3フレ
ーズ、第3フレーズの順に演奏させ、かつこのよ
うなフレーズ順の演奏を繰返し行なわせる場合を
示している)。次いでスタート/ストツプスイツ
チ6を一瞬押すと、RAM8に記憶されているフ
レーズ番号の読出し順に従つて、これらフレーズ
番号に対応するフレーズの楽曲データがRAM3
から読出され、この読出されたデータに基づいて
自動演奏が行なわれ、かつこのような自動演奏
が、スタート/ストツプスイツチ6が再び押され
るまで繰返される。
以下、この電子オルガンを詳細に説明する。
まず、磁気テープ2における楽曲データの記録
フオーマツトを第3図を参照して詳細に説明す
る。第3図において矢印Yは、記録されている楽
曲データの上流方向(すなわち磁気テープ2から
楽曲データを読取る場合における磁気テープ2の
走行方向)を示している。この図に示すように、
磁気テープ2における楽曲データの記録部分に
は、まずこの楽曲の第1フレーズに対応する楽曲
データが、同第1フレーズにおける最初の音符の
音高を示す音高コード<#1>、最初の和音名を
示す和音コード(#1)、最初の音符の符長を示
す符長コード<#1>、2番目の音符の音高コー
ド<#2>、2番目の音符の符長コード<#2
>、……のようにいずれも8ビツトデータとして
演奏順に記録され、この第1フレーズにおける最
後の音符の符長コードの次にはフレーズの終りを
示す8ビツトのフレーズエンドマーク<P1>が
記録されている。なお和音コードは必要な箇所の
みに記録されるようになつている。以下、この第
1フレーズに対応する楽曲データに続いて、第2
フレーズに対応する楽曲データ、第3フレーズに
対応する楽曲データ、……が上述した方法と同様
の方法に従つて演奏順に記録され、これら各フレ
ーズに対応する楽曲データの終りにはフレーズエ
ンドマーク<P2>,<P3>,……<Po>が記録さ
れている。この場合フレーズエンドマーク<P2
>は第2フレーズの終りを示し、フレーズエンド
マーク<P3>は第3フレーズの終りを示し、ま
たフレーズエンドマーク<Po>はこの楽曲の最
後のフレーズである第nフレーズの終りを示して
いる。次いでフレーズエンドマーク<Po>の次
には、楽曲データの終りを示す8ビツトのフイニ
ツシユマークが記録されている。またこのフイニ
ツシユマークより後には、このフイニツシユマー
ク以前の楽曲データが第1図におけるRAM3に
記憶された場合の同RAM3における各フレーズ
に対応する記憶領域の各先頭アドレスを示す8ビ
ツトの先頭アドレスデータが、第1フレーズの楽
曲データが記憶された領域の先頭アドレスデータ
<P1>、第2フレーズの楽曲データが記憶され
た領域の先頭アドレスデータ<P2>,……第n
フレーズの楽曲データが記憶された領域の先頭ア
ドレス<Po>のようにフレーズ順に記録されて
いる。なお、以上に述べた楽音データ、先頭アド
レスデータは直列データとして記録されている。
次に、この電子オルガンの鍵盤部について説明
する。第5図はこの電子オルガンの鍵盤部の構成
を示す図であり、この図に示すように、鍵盤9の
各白鍵10,10……の前端部近傍には、最左端
の白鍵から順次,,,……なるフレーズ番
号が付されている。これらのフレーズ番号が付さ
れた白鍵10,10……は、これら白鍵10,1
0……に各々対応して設けられているキースイツ
チをフレーズ指定スイツチとして用いる場合に利
用される。またこの鍵盤9の各白鍵10,10…
…および各黒鍵11,11……の後端部近傍に
は、押鍵位置を指示するためのランプ(あるいは
発光ダイオード等の発光素子)12,12……が
設けられている。
次に再び第1図において、読取装置13は、こ
の電子オルガンの適宜な箇所に設けられた読取溝
中に配設されている磁気ヘツド、この磁気ヘツド
によつて磁気テープ2から直列に読取られるデー
タを8ビツト毎に並列データDATAに変換して
出力する直列/並列変換部、前記並列データ
DATAをRAM3またはRAM4に書込む場合に
必要なアドレス情報ADDRを発生させるアドレ
スカウンタ13a、RAM3またはRAM4に書
込む指令を発する書込指令発生部、および前記磁
気ヘツドによつて読み取られた楽曲データからフ
イニツシユマークを検出するフイニツシユマーク
検出部等からなるものである。次にRAM3は楽
曲データを記憶するためのRAM,RAM4は先
頭アドレスデータを記憶するためのRAMであ
り、またR/W制御回路14はRAM3の書込制
御および読出制御を行なう回路、R/W制御回路
15はRAM4の書込制御および読出制御を行な
う回路である。
ここで操作者が楽譜1を前記読取溝の所定個所
から所定個所へ走行させると、磁気テープ2に記
録されている直列データが順次読取られ並列デー
タDATAとして出力される。この場合、読取装
置13は、楽曲データが読取開始される直前にお
いてアドレスカウンタ13aをゼロクリアしアド
レス情報ADDRを「0」にする。このアドレス
情報ADDRはR/W制御回路14を介してRAM
3のアドレス入力端子Aへ供給される。次いで読
取装置13は、楽曲データにおける最初の8ビツ
トすなわち第1フレーズの最初の音符に対応する
音高コード<#1>を並列データDATAとして
出力開始すると、RAM3に対して書込指令を発
する。この時RAM3のデータ入力端子DIには前
記音高コード<#1>に対応する並列データ
DATAが供給されているから、RAM3の<0>
番地に音高コード<#1>が書込まれる(第4図
イ参照)。読取装置13は、この書込動作を終了
したらアドレスカウンタ13aをインクリメント
する。この結果RAM3のアドレス入力端子Aに
は「1」が供給される。次に読取装置13は、楽
曲データにおける2番目の8ビツトすなわち和音
コード(#1)を出力開始したらRAM3に対し
書込指令を発する。この結果RAM3の<1>番
地に和音コード(#1)が書込まれる。以下、同
様にして、磁気テープ2から読取られた楽曲デー
タ(フレーズエンドマークを含む)は、第4図イ
に示すように、RAM3に順次書込まれて行く。
そしてフイニツシユマークが読取装置13に読込
まれると、読取装置13はこのフイニツシユマー
クをRAM3に書込んだ後アドレスカウンタ13
aをゼロクリアし、以降アドレス情報ADDRを
R/W制御回路15を介してRAM4のアドレス
入力端子Aへ供給する。次に読取装置13は、先
頭アドレスデータにおける最初の8ビツト、すな
わちRAM3における第1フレーズに対応うる楽
曲データ用記憶領域の先頭アドレス<P1>(この
場合は「0」を並列データDATAとして出力開
始した時にRAM4に対して書込指令を発する。
この時RAM4のデータ入力端子DIには前記先頭
アドレス<P1>に対応する並列データDATAが
供給されているから、RAM4の<0>番地に前
記先頭アドレス<P1>が書込まれる(第4図ロ
参照)。読取装置13は、この書込動作が終了し
たらアドレスカウンタ13aをインクリメントす
る。次に読取装置13は、先頭アドレスデータに
おける2番目の8ビツト、すなわち先頭アドレス
<P2>(この場合は値「i」を出力開始した時に
RAM4に対し書込指令を発する。この結果
RAM4の<1>番地に先頭アドレス<P2>が書
込まれる。以下、同様にして、磁気テープ2から
読取られた先頭アドレスデータは、第4図ロに示
すように、RAM4に順次書込まれて行く。
以上が、磁気テープ2の楽曲データおよび先頭
アドレスデータがRAM3およびRAM4に各々
書込まれる過程である。次に、RAM3に書込ま
れた楽曲データに基づいて楽曲を再生する場合に
ついて説明する。
最初に、(A)通常再生モードの場合について説明
する。
まず、(A)通常再生モードにおいて動作する各構
成要素の概略から説明する。第1図において、デ
ータ判別/振分回路16は、RAM3から順次供
給される並列データを、音高コード、和音コー
ド、符長コード、フレーズエンドマーク、フイニ
ツシユマークのうちのいずれであるか判別し、こ
の判別結果に基づいてこれらデータを振分ける回
路であり、前記データが音高コードである場合は
同データを第1のデータ出力端子DO1から出力す
ると共に信号NT(“1”のパルス信号)を出力
し、前記データが和音コードである場合は同デー
タを第2のデータ出力端子DO2から出力すると共
に信号CH(“1”のパルス信号)を出力し、前記
データが符長コードである場合は同データを第3
のデータ出力端子DO3から出力すると共に信号
LN(“1”のパルス信号)を出力し、前記データ
がフレーズエンドマークである場合は信号PE
(“1”のパルス信号)のみを出力し、前記データ
がフイニツシユマークである場合は信号FN
(“1”のパルス信号)のみを出力するようになつ
ている。
メロデイ音高レジスタ17は、データ判別振分
回路16から出力される音高コードを一時記憶す
るためのレジスタであり、その出力は押鍵表示装
置18とメロデイ音形成回路19とへ各々供給さ
れている。
押鍵表示装置18は、メロデイ音高レジスタ1
7の出力(音高コード)をデコードするデコーダ
と、このデコーダの出力を各々増幅するキーと同
数の増幅器と、これら増幅器の出力によつて駆動
されるランプ12,12,……とを有してなるも
ので、メロデイ音高レジスタから音高コードが出
力されると、同音高コードに対応するキーのラン
プ12が点灯するようになつている。
メロデイ音形成回路19は、メロデイ音高レジ
スタ17の出力(音高コード)または鍵盤回路2
0の出力(キーコードKC)に対応する音高(周
波数)を有し、この電子オルガンの操作パネル
(図示略)に設けられた音色指定スイツチによつ
て指定された音色およびエンベロープを有する楽
音信号を形成し、増幅器21を介してスピーカ2
2へ出力するものである。
鍵盤回路20は、鍵盤9の各キー10,10,
……,11,11,……に各々対応して設けられ
たキー操作検出用のキースイツチと、これら各キ
ースイツチの出力をコード化するエンコーダとを
有してなる回路であり、押鍵されたキーの音高に
対応するキーコードKCを出力するようになつて
いる。
和音レジスタ23は、データ判別振分回路16
から出力される和音コードを一時記憶するための
レジスタであり、その出力は伴奏音形成回路24
へ供給されている。
符号25は楽曲の演奏テンポの基本となる任意
周期のテンポクロツクT−CLKを発生するテン
ポクロツク発生器である。また自動パターン信号
発生回路26は、このテンポクロツクT−CLK
に基づいて、伴奏音を発生させる場合に必要な第
1のパターン信号およびリズム音を発生させる場
合に必要な第2のパターン信号を各々発生するも
のであり、前記第1のパターン信号は伴奏音形成
回路26へ供給され、また第2のパターン信号は
リズム音源回路27へ供給される。
伴奏音形成回路24は、和音レジスタ23から
供給される和音コードに対応する和音を用いた伴
奏音信号を、自動パターン信号発生回路26から
供給される第1のパターン信号に従つて形成し出
力する回路であり、またリズム音源回路27は、
この電子オルガンの操作パネルに設けられるリズ
ム指定スイツチ(図示略)によつて指定されたリ
ズムに対応するリズム音を発生させるためのリズ
ム音信号を、自動パターン信号発生回路26から
供給される第2のパターン信号に従つて形成し出
力する回路である。そして伴奏音形成回路24が
出力する伴奏音信号と、リズム音源回路27が出
力するリズム音信号とは、前記メロデイ音形成回
路19が出力する楽音信号にミキシングされる。
次に、符長レジスタ28は、データ判別振分回
路16から出力される符長コードを一時記憶する
ためのレジスタであり、その出力は比較回路29
の一方のデータ入力端子DI1へ供給されている。
また符長カウンタ30はクロツク入力端子CKに
供給されるテンポクロツクT−CLKを計数する
カウンタであり、その計数出力は比較回路29の
他方のデータ入力端子DI2へ供給されている。比
較回路29はデータ入力端子DI1に供給されたデ
ータとデータ入力端子DI2に供給されたデータと
を比較することにより、符長レジスタ28に記憶
されている符長コードに対応する符長分の時間が
経過したか否かを検出するために設けられたもの
であり、前記データ入力端子DI1,DI2に供給さ
れた両データが等しい場合、比較出力端子Cから
信号EQ(“1”信号)を出力する。
ここで、(A)通常再生モードにおいて楽曲再生が
開始される直前の状態から説明する。この場合、
符号31で示すトリガフリツプフロツプはリセツ
ト状態になつており、したがつてこのトリガフリ
ツプフロツプ31のセツト出力端子Qから出力さ
れる信号PLAYは“0”信号となつている。信号
PLAYはインバータ32,33,34を各々介し
てメロデイ音高レジスタ17、和音レジスタ2
3、自動パターン信号発生回路26の各リセツト
入力端子Rへ供給されている。したがつてメロデ
イ音高レジスタ17、和音レジスタ23、自動パ
ターン信号発生回路26の各リセツト入力端子R
には“1”信号が供給されることになり、この結
果これらメロデイ音高レジスタ17、和音レジス
タ23、自動パターン信号発生回路26は全てリ
セツト状態となつている。またこの場合、リピー
トスイツチ5は開状態にされており、したがつ
て、信号REPEATは“0”信号となつている。
この信号REPEATは、RAM4の出力データを
R/W制御回路14のデータ入力端子DIへ転送
するためのゲート回路35のエネーブル入力端子
Eへ供給されている。したがつて、ゲート回路3
5はこの場合遮断状態であり、R/W制御回路1
4のデータ入力端子DIには値「0」が供給され
ている。また前記信号REPEATは、インバータ
36によつて“1”信号に反転されてアンドゲー
ト37,38の各一方の入力端子へ供給されてい
る。
さて以上の状態において、操作者がスタート/ス
トツプスイツチ6を一瞬押すと、同スタート/ス
トツプスイツチ6が閉じている間、微分回路40
の入力端子と、トリガフリツプフロツプ31のト
リガ入力端子Tとへ各々“1”信号が供給され
る。微分回路40は、前記“1”信号が入力され
ると、その立上り時点および立下り時点から各々
所定時間幅の“1”のパルス信号を出力し、アン
ドゲート41の一方の入力端子へ供給する。一方
トリガフリツプフロツプ31はスタート/ストツ
プスイツチ6から“1”信号が供給されるとその
立上り時点においてセツト状態になる。この結果
信号PLAYは“0”信号から“1”信号になる。
この“1”信号となつた信号PLAYは、前記メロ
デイ音高レジスタ17、和音レジスタ23を各々
リセツト状態から解放して動作可能状態にすると
共に、自動パターン信号発生回路26を動作開始
させる。またこの時トリガフリツプフロツプ31
のリセツト出力端子の出力は“1”信号から
“0”信号になる。このリセツト出力端子の出
力は遅延回路42を介してアンドゲート41の他
方の入力端子へ供給される。ここで遅延回路42
は、この電子オルガンのシステムクロツクφを用
いて信号の遅延を行なわせるもので、その遅延時
間は前記微分回路40が出力するパルス信号のパ
ルス幅より僅かに長くなつている。したがつてこ
の場合、アンドゲート41の出力端子からは、微
分回路40が出力する前記2つのパルス信号のう
ちの同微分回路40の入力信号の立上りに対応す
るパルス信号と同一タイミングの“1”のパルス
信号ΔSTRTが出力される。このパルス信号
ΔSTRTは、アンドゲート38の他方の入力端子
に供給される。この結果アンドゲート38の出力
端子から“1”のパルス信号が出力され、このパ
ルス信号はオアゲート43を介してR/W制御回
路11のプリセツト入力端子PSに供給される。
R/W制御回路14は、プリセツト入力端子PS
にこの“1”のパルス信号が供給されると、デー
タ入力端子DIに供給されているデータ(この場
合は「0」)を、このR/W制御回路14内に設
けられているアドレスカウンタ14aにプリセツ
トする。そしてR/W制御回路14は以後、この
アドレスカウンタ14aの計数出力をRAM3の
アドレス入力端子Aへ供給する。この結果RAM
3の<0>番地のデータ、すなわち第4図イに示
す音高コード<#1>が読出され、同RAM3の
データ出力端子DOから出力される。データ判別
振分回路16は、この音高コード<#1>が入力
されると、同音高コード<#1>が音高コードで
あると判別し、同音高コード<#1>をデータ出
力端子DO1から出力し、同時に信号NT(“1”の
パルス信号)を出力する。この信号NTがメロデ
イ音高レジスタ17のロード端子LDに供給され
ると、同メロデイ音高レジスタ17に前記音高コ
ード<#1>がロードされる。また信号NTは、
この信号NTと信号CHと信号PEと信号EQとを
オアするオアゲート44に入力される。この結果
オアゲート44の出力端子からは“1”のパルス
信号が出力され、このパルス信号はアンドゲート
37の他方の入力端子へ供給される。この場合ア
ンドゲート37の一方の入力端子には“1”信号
が供給されているから、このアンドゲート37の
出力端子から同じく“1”のパルス信号が出力さ
れ、このパルス信号はオアゲート45の一方の入
力端子へ供給される。この結果、オアゲート45
からは“1”のパルス信号が、RAM3の次の番
地の読出しを意味する信号NEXTとして出力さ
れる。
R/W制御回路14は、この信号NEXTが供
給されると、アドレスカウンタ14aをインクリ
メントする。この結果RAM3の<1>番地のデ
ータ、すなわち和音コード(#1)が読出され、
同RAM3からデータ判別振分回路16へ供給さ
れる。データ判別振分回路16は、この和音コー
ド(#1)が和音コードであると判別して、同和
音コード(#1)をデータ出力端子DO2から出力
し、同時に信号CH(“1”パルス信号)を出力す
る。この信号CHが和音レジスタ23のロード端
子LDに供給されると、同和音レジスタ23に前
記和音コード(#1)がロードされる。またこの
信号CHはオアゲート44に入力される。したが
つてこの場合も前述した動作と同様の動作により
信号NEXTが出力される。
R/W制御回路14は、この信号NEXTが供
給されると、アドレスカウンタ14aをインクリ
メントする。この結果RAM3の<2>番地のデ
ータ、すなわち符長コード<#1>が読出され、
同RAM3からデータ判別振分回路16へ供給さ
れる。データ判別振分回路16は、この符長コー
ド<#1>が符長コードであると判別して同符長
コード<#1>をデータ出力端子DO3から出力
し、同時に信号LN(“1”のパルス信号)を出力
する。この信号LNが符長レジスタ28のロード
端子LDに供給されると、同符長レジスタ28に、
前記符長コード<#1>がロードされる。ところ
で、この信号LNはオアゲート44には入力され
ていない。したがつてこの場合は、信号NEXT
は発生されない。
以上の動作すなわち、RAM3の<0>〜<2
>番地から音高コード<#1>、和音コード
(#1)、符長コード<#1>が順次読み出され、
これら各コードがメロデイ音高レジスタ17、和
音レジスタ23、符長レジスタ28に順次ロード
される動作は瞬時におこなわれる。したがつて、
この場合、メロデイ音形成回路19が音高コード
<#1>に基づいて形成する楽音信号と、伴奏音
形成回路24が自動パターン信号発生回路26の
出力と和音コード(#1)に基づいて形成する伴
奏音信号と、リズム音源回路27が自動パターン
信号発生回路26の出力に基づいて発生するリズ
ム音信号とは、略んど同時にミキシング開始さ
れ、かつスピーカ22から放音開始される。また
この場合、押鍵表示装置18においては、音高コ
ード<#1>に対応するキーのランプ12が点灯
開始される。
一方、前記スタート/ストツプスイツチ6が押
された時にアンドゲート41が出力された“1”
のパルス信号ΔSTRTは、オアゲート47の一方
の入力端子へ供給される。このオアゲート47の
出力は符長カウンタ30のリセツト入力端に供給
されるから、同符長カウンタ30は前記パルス信
号ΔSTRTが出力された時点でゼロクリアされ、
この時点からテンポクロツクT−CLKは計数開
始している。そして、この符長カウンタ30の計
数出力(テンポクロツクT−CLKの計数値)が、
符長レジスタ28に記憶されている前記符長コー
ド<#1>の値に一致すると、すなわち、符長コ
ード<#1>に対応する符長分の時間(但し、テ
ンポクロツクT−CLKを単位時間とした場合)
が経過すると、比較回路29の比較出力端子Cか
ら信号EQ(“1”信号)が出力される。
この信号EQはオアゲート47の他方の入力端
子に供給されるため符長カウンタ30はこの時再
びゼロクリアされ、また同信号EQはオアゲート
44に供給される結果オアゲート45から信号
NEXTが発生される。この結果アドレスカウン
タ14aはインクリメントされ、RAM3の<3
>番地のデータすなわち音高コード<#2>が読
み出されてデータ判別振分回路16へ供給され
る。データ判別振分回路16は、この音高コード
<#2>をデータ出力端子DO1から出力し、同時
に信号NTを出力する。この結果メロデイ音高レ
ジスタ17には音高コード<#2>がロードされ
る。また信号NTはオアゲート44に供給されて
いるから再び信号NEXTが発生される。この結
果アドレスカウンタ14aは再びインクリメント
され、RAM3の<4>番地のデータ、すなわち
符長コード<#2>が読出される。データ判別振
分回路16は、この符長コード<#2>をデータ
出力端子DO3から出力し、信号LNを出力する。
この結果、符長コード<#2>は符長レジスタ2
8にロードされる。以上に述べた音高コード<
#2>のRAM3からの読出しおおびメロデイ音
高レジスタ17へのロードと、符長コード<#2
>のRAM3からの読出しおよび符長レジスタ2
8へのロードとは瞬時に行なわれる。したがつ
て、前記符長コード<#1>に対応する符長分の
時間が経過すると、スピーカ22の出力は、音高
コード<#2>に基づいて形成される楽音信号
と、自動パターン信号発生回路26の出力と和音
コード(#1)とに基づいて形成される伴奏音信
号と、自動パターン信号発生回路26の出力に基
づいて発生されるリズム音信号とがミキシングさ
れたものに変化し、また押鍵表示装置18におい
ては、音高コード<#1>に対応するキーのラン
プ12が消灯し、音高コード<#2>に対応する
キーのランプ12が点灯開始する。
以下、全く同様の動作によりRAM3の<5>
番地以降のデータが読出され、読み出されたデー
タ(音高コード、和音コード、符長コード)に基
づいて楽音信号、伴奏音信号、リズム音信号が発
生されると共に、押鍵表示装置18におけるラン
プ12,12,……が順次点灯されてゆく。
ここで、RAM3のデータ読出しが進み、今
RAM3の<i−1>番地からフレーズエンドマ
ーク<P1>が読出された場合、データ判別振分
回路16は同フレーズエンドマーク<P1>フレ
ーズエンドマークであると判別して信号PEを出
力する。ただしこの場合データ判別振分回路16
は、同フレーズエンドマーク<P1>をデータ出
力端子DO1,DO2,DO3のいずれからも出力しな
い。前記信号PEはオアゲート44に入力されて
いるから、オアゲート45から信号NEXTが発
生されアドレスカウンタ14aがインクリメント
され、直ちにRAM3の<i>番地のデータが読
出されることになる。すなわち(A)通常再生モール
ドにおいては、RAM3からフレーズエンドマー
クが読出された場合、同フレーズエンドマークは
使用されず、直ちに次の番地のデータ(次のフレ
ーズのデータ)が読出されるようになる。なお、
データ判別振分回路16から出力された信号PE
は、R/W制御回路48に供給されているが、こ
の(A)通常再生モードにおいてはR/W制御回路4
8は動作しない。
次に、RAM3から楽曲データの終りを示すフ
イニツシユマークが読み出されると、データ判別
振分回路16はこのフイニツシユマークを判別し
て信号FNを出力する。この信号FNはトリガフ
リツプフロツプ31のリセツト入力端子Rへ供給
され、同トリガフリツプフロツプ31をリセツト
状態にする。この結果信号PLAYは“0”信号に
なり、この(A)通常再生モードは終了される。
なお、この(A)通常再生モードは、スタート/ス
トツプスイツチ6を再度押すことによつても終了
させることができる。すなわち、スタート/スト
ツプスイツチ6が再び押されると、トリガフリツ
プフロツプ31のトリガ入力端子Tに“1”信号
が供給され、この“1”信号の立上りで同トリガ
フリツプフロツプ31はリセツト状態へ反転す
る。この結果信号PLAYは“0”信号となる。
このように、(A)通常再生モードにおいては、ス
タート/ストツプスイツチ6を1度押すと、
RAM3の楽曲データが順次読出されて楽曲再生
および押鍵指示がなされ、また全ての楽曲データ
の読出しが完了すると楽曲再生、押鍵指示は自動
的に終了する。
次に、(B)リピード再生モードの場合について説
明する。
この(B)リピード再生モードの場合、操作者(練
習者)は、まず希望するフレーズをこれら希望す
る各フレーズの演奏順に、フレーズ番号を用いて
指定する。以下、この指定操作およびこの指定操
作がなされた時の回路動作を、第1フレーズと第
3フレーズとを、第1フレーズ、第1フレーズ、
第3フレーズ、第3フレーズ、第3フレーズの順
に演奏させ、かつこの演奏を繰返させる場合を例
にして説明する。
まずこの(B)リピード再生モードにおいて動作す
る各構成要素の概略から説明すると、R/W制御
回路48は、RAM8の書込動作および読出動作
を制御するための回路であり、RAM8の番地を
指定するためのアドレスカウンタ48aを有して
なつている。また鍵データフレーズ番号変換回路
49は、鍵盤回路20から供給されるキーコード
KCを対応するフレーズ番号に変換する回路であ
り、この鍵データフレーズ番号変換回路49から
は、第5図に示す鍵盤9において、最左端から1
番目の白鍵10を押鍵されると「1」が出力さ
れ、2番目の白鍵10が押鍵されると「2」が出
力され、以下3番目、4番目……の白鍵10に対
しては「3」、「4」……が各々出力されるように
なつている。
さて操作者は、フレーズ番号の指定操作に先立
つて、まず、リピートスイツチ5を閉状態にす
る。このリピートスイツチ5が閉じられると、信
号REPEATが“1”信号に移行し、同時に微分
回路50から“1”のパルス信号ΔREPEATが
出力される。前記信号REPEATはゲート回路3
5のエネーブル入力端子Eに供給されており、し
たがつて同ゲート回路35はRAM4のデータ出
力端子DOとR/W制御回路14のデータ入力端
子DIとを接続する。またこの信号REPEATはア
ンドゲート46,51,52の各一方の入力端子
に供給されると共に、アンドゲート53の第1入
力端子に供給される。またこの信号REPEATは
インバータ36を介してアンドゲート37,38
の各一方の端子へ供給される。この結果これらア
ンドゲート37,38は閉状態になる。
一方前記パルス信号ΔREPEATはR/W制御
回路48に供給される。R/W制御回路48は、
このパルス信号ΔREPEATが供給されると、ア
ドレスカウンタ48aに「0」をプリセツトし、
同アドレスカウンタ48aの計数出力をRAM8
のアドレス入力端子Aへ出力すると共に、同
RAM8に対して書込指令を発する。この場合、
RAM8のデータ入力端子DIには「0」が供給さ
れるようになつているから(なぜならまだキー操
作は行なわれていない)、RAM8の<0>番地
に「0」が書込まれる。R/W制御回路48はこ
の書込動作が終了すると、直ちにアドレスカウン
タ48aをインクリメントし、次いでRAM8に
対し書込指令を発する。この結果RAM8の<1
>番地に「0」が書込まれる。以下同様にして、
R/W制御回路48は、RAM8の<2>番地以
降の全番地に「0」を書込む。そしてR/W制御
回路48はRAM8の全番地に「0」を書込んだ
時点で、書込動作を停止する。なお、アドレスカ
ウンタ48aは、RAM8の全番地を指示するに
必要な分だけのビツト数しか有していないから、
RAM8の全番地のゼロクリアを完了した時点に
おいては、その計数出力は「0」に戻る。
このように、リピートスイツチ5が閉じられる
と、RAM8の全番地がゼロクリアされる。な
お、このゼロクリアは瞬時に行なわれる。
次に操作者は、鍵盤9における最左端の白鍵1
0を押鍵しながら、セツトスイツチ7を押す。前
記最左端の白鍵10が押鍵されると、鍵盤回路2
0から同白鍵10に対応するキーコードKCが出
力され、鍵データフレーズ番号変換回路49へ供
給される。この結果、鍵データフレーズ番号変換
回路49から値「1」が出力され、RAM8のデ
ータ入力端子DIへ供給される。一方、前記セツ
トスイツチ7が1瞬押されると、アンドゲート5
2の出力端子から、フレーズ番号のセツトを意味
する信号SET(“1”のパルス信号)が出力され、
R/W制御回路48へ供給される。R/W制御回
路48は、この信号SETが供給されると、アド
レスカウンタ48aの計数出力(この場合は
「0」)をRAM8のアドレス入力端子Aへ供給す
ると共に、同RAM8に対して書込指令を発す
る。この場合、RAM8のデータ入力端子DIには
前述したように値「1」が供給されているから、
RAM8の<0>番地に「1」が書込まれる(第
4図ハ参照)。R/W制御回路48はこの書込動
作が終了するとアドレスカウンタ48aをインク
リメントする。次いで操作者は前記最左端の白鍵
入れを押鍵したまま、再度セツトスイツチ7を押
す。セツトスイツチ7が押されるとアンドゲート
52から信号SETが出力されてR/W制御回路
48へ供給される。R/W制御回路48はこの信
号SETが供給されると、アドレスカウンタ48
aの計数出力(この場合は「1」)をRAM8の
アドレス入力端子Aへ供給し、同RAM8に対し
書込指令を発する。この場合、RAM8のデータ
入力端子DIには、鍵データフレーズ番号変換回
路49から前記最左端の白鍵10に対応して値
「1」が供給されているから、RAM8の<1>
番地に値「1」が書込まれる。この書込動作が終
了するとR/W制御回路48はアドレスカウンタ
48aをインクリメトする。以下、同様にして、
操作者が鍵盤9における左から3番目の白鍵10
を押したままセツトスイツチ7を3回押すと、
RAM8の<2>〜<4>番地に値「3」が順次
書込まれる(第4図ハ参照)。なおこの場合、
RAM8の<5>番地以降はゼロクリアされたま
まとなつている。
このように、操作者が白鍵10,10,……と
セツトスイツチ7とを用いて、希望する各フレー
ズを、これら希望する各フレーズの演奏順に指定
すると、RAM8にこれら希望する各フレーズの
フレーズ番号が希望する演奏順に記憶される。
次に、(B)リピード再生モードにおいて楽曲再生
が行なわれる場合を、上述したRAM8の記憶デ
ータを用いて説明する。
この場合、操作者は、リピートスイツチ5を閉
状態にしたまま、スタート/ストツプスイツチ6
を一瞬押す。このスタート/ストツプスイツチ6
が押されると、(A)通常再生モード時に述べたよう
に、トリガフリツプフロツプ31のセツト出力端
子Qから出力される信号PLAYは“1”信号とな
り、またアンドゲート41からパルス信号
ΔSTRTが出力される。“1”信号となつた信号
PLAYは、メロデイ音高レジスタ17、和音レジ
スタ23を各々リセツト状態から解放して動作可
能状態にすると共に、自動パターン信号発生回路
26を動作開始させる。
一方、アンドゲート41から出力された“1”
のパルス信号ΔSTRTは、オアゲート54の一方
の入力端子に供給される。この場合、オアゲート
54の他方の入力端子には“0”信号が供給され
るようになつているから、同オアゲート54から
は“1”のパルス信号が出力されアンドゲート5
3の第2入力端子へ供給される。このアンドゲー
ト53の第1、第3入力端子には信号REPEAT、
信号PLAYが各々供給されており、これら両信号
は今共に“1”信号となつているから、アンドゲ
ート53は、“1”信号ISET(イニシヤルセツト
用信号)を出力する。R/W制御回路48は、こ
の信号ISETが供給されるとアドレスカウンタ4
8に「0」をプリセツトし、その計数出力を
RAM8のアドレス入力端子Aへ供給する。この
結果RAM8の<0>番地のデータすなわちフレ
ーズ番号「1」が読み出され、同RAM8のデー
タ出力端子DOから出力される(第4図ハ参照)。
このRAM8のデータ出力端子DOから出力され
たフレーズ番号「1」はR/W制御回路15に供
給され、同R/W制御回路15に設けられたアド
レスカウンタ15aにプリセツトされる。次いで
R/W制御回路15はアドレスカウンタ15aを
デイクリメントした後、同アドレスカウンタ15
aの計数出力を(この場合は値「0」)RAM4
のアドレス入力端子Aへ供給する。この結果
RAM4の<0>番地のデータ、すなわち先頭ア
ドレス<P1>(この場合は値「0」)が読出され
る(第4図ロ参照)。このRAM4から読出され
た値「0」は、RAM4のデータ出力端子DOか
ら出力されゲート回路35を介してR/W制御回
路14のデータ入力端子DIへ供給される。
また一方、前記アンドゲート53から出力され
た信号ISET(“1”のパルス信号)は、オアゲー
ト55の一方の入力端子に供給される。したがつ
て同オアゲート55から“1”のパルス信号が出
力され、このパルス信号は、アンドゲート51の
他方の入力端子へ供給される。このアンドゲート
51の一方の入力端子に供給されている信号
REPEATはこの場合“1”信号であるから、同
アンドゲート51は、“1”のパルス信号を出力
し、同“1”信号をオアゲート43を介してR/
W制御回路14のプリセツト入力端子PSへ供給
する。R/W制御回路14はプリセツト入力端子
PSに“1”信号が供給されると、前述したデー
タ入力端子DIに供給されている値「0」をアド
レスカウンタ14aにプリセツトし、同アドレス
カウンタ14aの計数出力をRAM3のアドレス
入力端子Aへ供給する。この結果RAM3の<0
>番地のデータ、すなわち第1フレーズの最初の
音高コードである音高コード<#1>が読出され
る(第4図イ参照)。データ判別振分回路16は
この音高コード<#1>が供給されると、同音高
コード<#1>をデータ出力端子DO1から出力
し、同時に信号NT(“1”のパルス信号)を出力
する。この信号NTは前記音高コード<#1>を
メロデイ音高レジスタ17へロードする。またこ
の信号NTは、同信号NTと信号CHと信号EQと
をオアするオアゲート56に入力される。この結
果オアゲート56から“1”のパルス信号が出力
され、このパルス信号は、アンドゲート46を介
してオアゲート45の他方の入力端子へ供給され
る。この結果信号NEXTが発生され、この信号
NEXTによつてアドレスカウンタ14aはイン
クリメントされる。以下、(A)通常再生モード時の
動作と同様の回路動作に従つてRAM3の<1>
番地以降のデータが順次読出され、音高データは
メロデイ音高レジスタ17へ、和音コードは和音
レジスタ23へ、また符長コードは符長レジスタ
28へ各々ロードされ、第1フレーズの楽曲再生
が行なわれてゆく。
そして、第1フレーズの楽曲再生が終了し、
RAM3の<i−1>番地から第1フレーズの終
りを示すフレーズエンドマーク<P1>が読出さ
れると、データ判別振分回路16は、信号PE
(“1”のパルス信号)を出力する。この信号PE
はR/W制御回路48へ供給される。R/W制御
回路48は信号PEが供給されると、アドレスカ
ウンタ48aをインクリメントする。この結果
RAM8の<1>番地のデータ、すなわち2番目
のフレーズ番号「1」が読出される(第4図ハ参
照)。このRAM8から読出されたフレーズ番号
「1」は、R/W制御回路15のアドレスカウン
タ15aにプリセツトされる。R/W制御回路1
5は、アドレスカウンタ15aをデイクリメント
し、同アドレスカウンタ15aの計数出力(この
場合は値「0」)をRAM4のアドレス入力端子
Aへ供給する。この結果RAM4の<0>番地の
データ、すなわち先頭アドレス<P1>(この場合
は値「0」)が再び読出される(第4図ロ参照)。
このRAM4の<0>番地から読出された値
「0」は、ゲート回路35を介してR/W制御回
路14のデータ入力端子DIへ供給される。
また一方、データ判別振分回路16から出力さ
れた信号PEは、オアゲート55の他方の入力端
子へ供給される。この結果、オアゲート55から
は“1”のパルス信号が出力され、この“1”の
パルス信号はアンドゲート51、オアゲート43
を順次介してR/W制御回路14のプリセツト入
力端子PSへ供給される。R/W制御回路14は、
プリセツト入力端子PSにこの“1”のパルス信
号が供給されると、前述したデータ入力端子DI
に供給されている値「0」をアドレスカウンタ1
4aにプリセツトし、同アドレスカウンタ14a
の計数出力をRAM3のアドレス入力端子Aへ供
給する。この結果RAM3の<0>番地のデー
タ、すなわち音高コード<#1>が読み出される
(第4図イ参照)。この音高コード<#1>が読出
された後の動作は、前述した第1フレーズの楽曲
再生時における動作と全く同様である。
このようにしてRAM3からは、再び第1フレ
ーズの楽曲データが読み出され、音高データはメ
ロデイ音高レジスタ17へ、和音コードは和音レ
ジスタ23へ、また符長コードは符長レジスタ2
8へ各々ロードされ、第1フレーズの2回目の楽
曲再生が行なわれる。
そして、この2回目の第1フレーズの楽曲再生
が終了し、RAM3の<i−1>番地からフレー
ズエンドマーク<P1>が読出されると、データ
判別振分回路16は再び信号PEを発生する。
R/W制御回路48はこの信号PEが供給される
と、アドレスカウンタ48aはインクリメントす
る。この結果RAM8の<2>番地のデータ、す
なわちフレーズ番号「3」が読出される(第4図
ハ参照)。この読出されたフレーズ番号「3」は、
R/W制御回路15のアドレスカウンタ15aに
プリセツトされる。次いでR/W制御回路15
は、アドレスカウンタ15aをデイクリメントす
る。この結果RAM4の<2>番地のデータ、す
なわち先頭アドレス<P3>(この場合は値「j」)
が読出され、この値「j」はゲート回路35を介
してR/W制御回路14のデータ入力端子DIへ
供給される(第4図ロ参照)。
一方、前記信号PEは、オアゲート55、アン
ドゲート51、オアゲート43を順次介してR/
W制御回路14のプリセツト入力端子PSに供給
される。この結果、アドレスカウンタ14aに、
値「j」がプリセツトされる。この結果RAM3
の<j>番地から音高コード<#1″>(すなわち
第3フレーズの最初の音高コード)が読み出され
る(第4図イ参照)。以下、第1フレーズの楽曲
再生時と全く同様にして、RAM3の<j>番地
以降に記憶されている第3フレーズの楽曲データ
が順次読み出され、第3フレーズの楽曲再生が行
なわれてゆく。
そして、この第3フレーズの楽曲再生が終了
し、RAM3から第3フレーズの終りを示すフレ
ーズエンドマーク<P3>が読出されると、デー
タ判別振分回路16は信号PEが発生する。この
信号PEが発生されると、アドレスカウンタ48
aがインクリメントされ、RAM8の<3>番地
のデータ、すなわち2番地のフレーズ番号「3」
が読み出される。しかして以下、1回目の第3フ
レーズの楽曲再生時と全く同様の動作に従がい、
2回目の第3フレーズの楽曲再生が行なわれてゆ
く。
そして、この2回目の第3フレーズの楽曲再生
が終了し、RAM3からフレーズエンドマーク<
P3>が読み出されると、データ判別振分回路1
6から再び信号PEが出力される。この信号PEが
出力されると、アドレスカウンタ48aがインク
リメントされ、RAM8の<4>番地のデータ、
すなわち3番目のフレーズ番号「3」が読み出さ
れる。しかして以下、1回目および2回目の第3
フレーズの楽曲再生時と全く同様の動作に従が
い、3回目の第3フレーズの楽曲再生が行なわれ
てゆく。
そして、この3回目の第3フレーズの楽曲再生
が終了し、RAM3からフレーズエンドマーク<
P3>が読出されると、データ判別振分回路16
から再び信号PEが出力される。この信号PEが出
力されると、アドレスカウンタ48aがインクリ
メントされ、RAM8の<5>番地のデータ、す
なわち値「0」が読出される。ここでRAM8の
データ出力端子DOから出力されるデータの全ビ
ツトは、ノアゲート57によつて否定和がとられ
るようになつており、したがつてこの場合、ノア
ゲート57からは“1”信号が出力される。この
ノアゲート57が出力する“1”信号は、オアゲ
ート54を介してアンドゲート53の第2入力端
子へ供給される。この結果信号ISETが出力され
る。
この信号ISETは、この(B)リピード再生モード
においてスタート/ストツプスイツチ6が最初に
押された時にも発生された信号であり、この信号
ISETが発生されると前述したようにアドレスカ
ウンタ48aに「0」がプリセツトされて、この
(B)リピード再生モードにおける楽曲再生が再び最
初から繰返される。すなわちこの場合、第1フレ
ーズと第3フレーズの楽曲が再び第1フレーズ、
第1フレーズ、第3フレーズ、第3フレーズ、第
3フレーズの順に再生される。そしてこの場合に
おいても、3回目の第3フレーズの楽曲再生が終
了すると、ノアゲート57から“1”信号が出力
され、この結果信号ISETが再び出力される。
このように、この(B)リピード再生モードにおい
ては、再生すべきフレーズが、RAM8の<0>
番地から順次読出されるフレーズ番号によつて決
定されてゆく。そしてRAM8に記憶されている
全フレーズ番号に対応するフレーズの再生が終了
すると、これら各フレーズの再生が再び始めから
繰返される。
この繰返しは、スタート/ストツプスイツチ6
が再び押された時に終了する。すなわち、スター
ト/ストツプスイツチ6が押されると、トリガフ
リツプフロツプ31はリセツト状態になり、この
結果信号PLAYは“0”信号になる。信号PLAY
が“0”信号になると、メロデイ音高レジスタ1
7、和音レジスタ23、自動パターン信号発生回
路26は全てリセツト状態にされ、楽曲再生が停
止される。
なお、この(B)リピード再生モードにおいて、
RAM8の全番地にフレーズ番号が書込まれてい
る場合は、前記ノアゲート57は“1”信号を出
力することはなく、したがつてRAM8に記憶さ
れている全フレーズ番号に対応するフレーズの楽
曲再生が終了した時点においても信号ISETが発
生されることはないが、この場合は、アドレスカ
ウンタ48aがオーバーフローして自動的に
RAM8の<0>番地が指定され、これによつて
これら各フレーズの再生が再び始めから繰り返さ
れることになる。
なお、以上に説明したこの実施例においては、
楽曲データ等を、磁気テープ2から読取装置13
を介してRAM3へ記憶させるようにしたが、こ
れを、鍵盤9と、この鍵盤9の各キーを符長、休
符、フレーズ等を指定するために用いる場合の制
御スイツチと、その他のプログラムスイツチ等を
用いてRAM3へ記憶させることも勿論可能であ
る。またこの実施例においては、楽曲をフレーズ
単位で再生し得るようにしたが、これを小節単位
で再生するようにしても勿論かまわない。さらに
また、前記実施例においては、(B)リピード再生モ
ードにおいてなされる楽曲再生は、スタート/ス
トツプスイツチ6が再び押されるまで繰返しなさ
れるものとしたが、この(B)リピード再生モードに
おいても、RAM8に記憶されている全てのフレ
ーズ番号に対応するフレーズの再生が一通り終了
した時点で、楽曲再生が自動的に停止されるよう
に構成してもよい。また、前記実施例においては
(B)リピード再生モードにおいて、第1フレーズ、
第1フレーズ、第3フレーズ、第3フレーズ、第
3フレーズなる順の楽曲再生を行なう場合を例に
して示したが、この(B)リピード再生モードにおい
ては、任意のフレーズを任意のフレーズ番号順に
指定することができる。例えばこの場合、希望す
る各フレーズを第5フレーズ、第1フレーズ、第
1フレーズ、第9フレーズ、第2フレーズ、第9
フレーズのようにランダムに指定してもよい。
以上の説明から明らかなように、この発明によ
る電子楽器は、予めフレーズ単位の記憶領域を示
す情報としてのフレーズ番号が付された楽譜であ
つて該楽譜に表された楽曲の演奏に関するデータ
および前記楽曲の各フレーズ単位の記憶領域のフ
レーズ番号に関するデータが各々記録された楽譜
と、前記楽曲の演奏に関するデータが記憶される
第1の記憶部と、前記フレーズ番号に関するデー
タが前記第1の記憶部における前記楽曲の演奏に
関するデータのフレーズ単位の記憶領域を示す情
報として記憶される第2の記憶部と、前記楽譜に
記録されている前記楽曲の演奏に関するデータお
よび前記楽曲の各フレーズ単位の記憶領域のフレ
ーズ番号に関するデータを読取ると共に、読取つ
た前記楽曲の演奏に関するデータを前記第1の記
憶部に書込み、また前記楽曲の各フレーズ単位の
記憶領域のフレーズ番号に関するデータを前記第
2の記憶部に書込むデータ入力手段と、前記楽曲
の再生すべき前記フレーズ単位の記憶領域を指定
するフレーズ指定手段と、前記フレーズ指定手段
によつて指定されたフレーズ単位の記憶領域に対
応するフレーズ番号を記憶するフレーズ番号記憶
部と、前記フレーズ番号記憶部に記憶されている
フレーズ番号に基づいて前記フレーズ指定手段に
より指定された前記フレーズ単位の記憶領域の演
奏に関するデータを前記第2の記憶部に記憶され
ている前記フレーズ単位の記憶領域を示す情報を
参照して前記第1の記憶部から読出す読出し手段
と、前記読出し手段によつて読出された前記フレ
ーズ単位の記憶領域の演奏に関するデータを再生
する再生手段とを各々設け、楽曲中の希望する各
フレーズ単位の記憶領域に対応するフレーズ番号
を記憶させた場合、この記憶されたフレーズ番号
に従つて、希望するフレーズが再生(すなわち楽
音発生あるいは押鍵指示)されるようにしたの
で、練習者は例えば希望するフレーズだけ繰返し
再生させることができるから、これにより極めて
効果的に練習を行なうことができ、また複数のフ
レーズをフレーズ単位で任意に組合わせて楽曲再
生を行なうことができるから、これにより楽曲を
違つた感じで楽しむことができる。また、一つの
フレーズの指定を一つの操作で行うことができる
ので、操作が簡単である。
【図面の簡単な説明】
第1図は、この発明を電子オルガンに適用した
場合の一実施例の構成を示すブロツク図、第2図
は同実施例において用いられる楽譜を示す図、第
3図は同実施例における楽曲データ、先頭アドレ
スデータの記録フオーマツトを示す図、第4図は
同実施例におけるRAM3,4,8のデータ記憶
状況を示す図、第5図は同実施例における鍵盤部
を示す図である。 1……楽譜、2……磁気テープ、3,4,8…
…RAM、9……鍵盤、10,11……鍵(キ
ー)、12……ランプ、14,15,48……
R/W制御回路、16……データ判別振分回路、
17……メロデイ音高レジスタ、18……押鍵表
示装置、19……メロデイ音形成回路、20……
鍵盤回路、23……和音レジスタ、28……符長
レジスタ、29……比較回路、30……符長カウ
ンタ、49……鍵データフレーズ番号変換回路。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 予めフレーズ単位の記憶領域を示す情報とし
    てのフレーズ番号が付された楽譜であつて該楽譜
    に表された楽曲の演奏に関するデータおよび前記
    楽曲の各フレーズ単位の記憶領域のフレーズ番号
    に関するデータが各々記録された楽譜と、前記楽
    曲の演奏に関するデータが記憶される第1の記憶
    部と、前記フレーズ番号に関するデータが前記第
    1の記憶部における前記楽曲の演奏に関するデー
    タのフレーズ単位の記憶領域を示す情報として記
    憶される第2の記憶部と、前記楽譜に記録されて
    いる前記楽曲の演奏に関するデータおよび前記楽
    曲の各フレーズ単位の記憶領域のフレーズ番号に
    関するデータを読取ると共に、読取つた前記楽曲
    の演奏に関するデータを前記第1の記憶部に書込
    み、また前記楽曲の各フレーズ単位の記憶領域の
    フレーズ番号に関するデータを前記第2の記憶部
    に書込むデータ入力手段と、前記楽曲の再生すべ
    き前記フレーズ単位の記憶領域を指定するフレー
    ズ指定手段と、前記フレーズ指定手段によつて指
    定されたフレーズ単位の記憶領域に対応するフレ
    ーズ番号を記憶するフレーズ番号記憶部と、前記
    フレーズ番号記憶部に記憶されているフレーズ番
    号に基づいて前記フレーズ指定手段により指定さ
    れた前記フレーズ単位の記憶領域の演奏に関する
    データを前記第2の記憶部に記憶されている前記
    フレーズ単位の記憶領域を示す情報を参照して前
    記第1の記憶部から読出す読出し手段と、前記読
    出し手段によつて読出された前記フレーズ単位の
    記憶領域の演奏に関するデータを再生する再生手
    段とを具備してなることを特徴とする電子楽器。 2 前記フレーズ指定手段は、鍵盤キーに各々設
    けられたキースイツチであることを特徴とする特
    許請求の範囲第1項記載の電子楽器。 3 前記再生手段は、前記読出し手段によつて読
    出されたデータに基づいて自動的に楽音発生また
    は押鍵表示または楽音発生および押鍵表示を行う
    ように構成されていることを特徴とする特許請求
    の範囲第1項ないし第2項記載の電子楽器。
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