JPH0348798Y2 - - Google Patents

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JPH0348798Y2
JPH0348798Y2 JP1982063666U JP6366682U JPH0348798Y2 JP H0348798 Y2 JPH0348798 Y2 JP H0348798Y2 JP 1982063666 U JP1982063666 U JP 1982063666U JP 6366682 U JP6366682 U JP 6366682U JP H0348798 Y2 JPH0348798 Y2 JP H0348798Y2
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【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この考案は、自動演奏装置に関する。
[従来の技術] 記録媒体に記録された情報に基づいて自動演奏
を行うと共に、押鍵等の指示を行うようにした自
動演奏装置が知られている。この種の自動演奏装
置は、楽曲の演奏教習用等に用いて効果的であ
る。また、従来、オーケストラ音に対応する楽音
およびピアノの自動演奏データ(楽譜データ)を
記録し、この記録されたデータに基づいてオーケ
ストラ音の発音とピアノの自動演奏、押鍵指示と
を同時に行わせるようにしたものがあつた。
[考案が解決しようとする課題] ところで、上述した従来の自動演奏装置におい
ては、演奏教習用の指示としては、各鍵のオン/
オフの指示しか行われず、楽器を演奏する上での
十分な指示が行われていなかつた。
この考案は以上の事情に鑑みてなされたもの
で、演奏指示を演奏者の視覚に訴えるように映像
により行うようにした自動演奏装置を提供するこ
を目的としている。
[課題を解決するための手段] 上記課題を解決するため、この考案は、自動演
奏データと、前記自動演奏データに対応したビデ
オデータとが記録されてなる記録媒体から前記各
データを選択的に読み出す読出制御手段と、前記
自動演奏データを音響音発生装置に送出可能なよ
うに形成制御する楽音信号形成手段とを備えたこ
とを特微としている。
[作用] 上記構成によれば、記録媒体から自動演奏デー
タが選択的に読み出され、該読み出された自動演
奏データに従つて楽音信号が形成されて自動演奏
が行われる。また、上記動作と並行し、記録媒体
からビデオデータを読み出すことができ、読み出
されたビデオデータから映像を再生することがで
きる。
[実施例] 以下、図面を参照し、この考案の一実施例を説
明する。
第1図はこの考案の一実施例による自動演奏装
置の構成を示すブロツク図である。この自動演奏
装置は電子オルガンに適用される。また、第2図
はこの実施例における記録媒体である磁気デイス
ク1を示している。
磁気デイスク1には第3図に示すような各情報
(データ)が共通に記録されている。第3図にお
いて、演奏ガイド2は、自動演奏を行うことによ
つて演奏の練習を行う場合、演奏の進行に従つて
必要に応じて発せられる演奏上の案内情報が記録
されたものであり、音声信号がPCM記録された
情報である。3は楽音データであり、この楽音デ
ータ3は実際に演奏された楽曲のオーデイオ信号
がPCM記録された情報である。この実施例にお
ける楽音データ3は、オーケストラ音が記録され
たオーケストラ楽音データ3-1と、パイプオル
ガンの独奏音が記録されたパイプオルガン独奏楽
音データ3-2と、オルガンの基本演奏音が記録さ
れたオルガン演奏楽音データ3-3とからなつてい
る。パネルレジスト4はこの実施例における電子
オルガンの各パネルスイツチを前記楽音データ3
に対応する楽曲に一番適した状態に設定するため
のデータである。5は自動演奏データ群であり、
この自動演奏データ群5は前記楽音データ3に対
応する楽曲の楽器パート別楽譜データ(自動演奏
データ)および同楽曲を簡単な演奏に各々アレン
ジした場合の楽譜データ(自動演奏データ)が
各々記録されてなるものである。この場合、これ
ら各楽譜データは音符データ(音高を示す音高デ
ータと符長を示す符長データとの組合わせデー
タ)が演奏順に配列されてなるものである。そし
て、この実施例においては自動演奏データ群5と
して前記楽音データ3に対応する楽曲の楽譜デー
タにおけるトランペツトパート5-1…オルガンパ
ート5ーiおよび前記楽曲の第1のアレンジ曲の
楽譜データである#1アレンジ5ー(i+1),
第2のアレンジ曲の楽譜データである#2アレン
ジ5ー(i+2)、…が各々記録されている。ビ
デオデータ6は前記自動演奏データ群5中の選択
された楽譜データに基づいて自動演奏がなされる
時に、この演奏に対応した運指、打鍵等の表示を
行うために用いられるビデオ信号が記録された情
報である。
第1図において、読取装置7は磁気デイスク1
に記録されている前記各データを読取るための装
置、また読取データ指定スイツチ8はこの読取装
置7に前記磁気デイスク1におけるどのデータを
読取るかを指定するためのスイツチである。この
読取装置7によつて読取られたデータは楽音デー
タ復調回路9、自動演奏データ記憶部10、ビデ
オ表示装置11、印刷装置12およびパネルデー
タレジスタ13へ各々供給される。
楽音データ復調回路9は読取装置7から供給さ
れるデータのうち前記演奏ガイド2、オーケスト
ラ楽音データ3-1、パイプオルガン独奏楽音デー
タ3-2およびオルガン演奏楽音データ3-3のいず
れかに対応するデータ(コードデータ)を順次対
応するアナログ信号に変換して出力する回路であ
り、この楽音データ復調回路9が出力するアナロ
グ信号は増幅器14へ供給される。この増幅器1
4はスピーカ15を駆動するためのものである。
自動演奏データ記憶部10は読取装置7から供
給されるデータのうち自動演奏データ群5すなわ
ち、トランペツトパート5-1…,オルガンパート
-i,#1アレンジ5−(i+1),#2アレンジ
5(i+2),…のいずれかに対応する楽譜デー
タの全楽譜データを記憶する記憶部であり、符長
検出/読取制卸部16は自動演奏データ記憶部1
0に記憶された楽譜データにおける各音符データ
を先頭のものから順に読出す制御部である。この
場合、前記符長検出/読出制御部16は、自動演
奏データ記憶部10から1つの音符データを読出
すと、同音符データに含まれる音高データをその
まま押鍵指示装置17と楽音信号形成回路18と
へ供給する一方、同音符データに含まれる符長デ
ータと予め設定されているテンポクロツクの周期
とから同符長データが示す符長時間を検出し、こ
の符長時間が経過したら自動演奏データ記憶部1
0に次の音符データを読出すように指令する。し
たがつて自動演奏データ記憶部10に記憶されて
いる楽譜データ中の各音高データは対応する符長
データが示す符長時間が経過する毎に順次次の音
高データに更新されて押鍵指示装置17と楽音信
号形成回路18とへ供給される。押鍵指示装置1
7は、図示せぬ鍵盤上の各鍵(キー)に各々1対
1に対応して配設された押鍵指示用のランプ(あ
るいは発光素子等)と、前記音高データをデコー
ドするデコーダと、このデコーダの出力によつて
前記ランプのうちの対応するランプを点灯させる
駆動回路とからなるもので、前記自動演奏データ
記憶部10から供給された音高データに対応する
鍵のランプを点灯するようになつている。キース
イツチ回路19は鍵盤上の各鍵に1対1に対応し
て設けられたキースイツチと、これら各キースイ
ツチの出力をコード化するエンコーダー等を有し
てなるもので、押鍵された鍵を示すコード信号
(以下このコード信号をキーコードと称す)を出
力するようになつている。このキーコードは楽音
信号形成回路18へ供給される。一方、前記パネ
ルデータレジスタ13は、前記読取装置7から供
給されるデータのうちパネルレジスト4に対応す
るデータを記憶するためのレジスタである。この
パネルデータレジスト13に記憶されたデータ
(パネルレジスタ4)は楽音信号形成回路18へ
供給される。
楽音信号形成回路18は、前記自動演奏データ
記憶部10から供給される楽音データまたは前記
キースイツチ回路19から供給されるキーコード
に対応した音高(周波数)の音源信号を発生させ
ると共に、この音源信号に前記パネルデータレジ
スタ13から供給されるデータに応じた音色等を
付与して所望の楽音信号を形成して出力するもの
で、この楽音信号形成回路18が出力する楽音信
号は前記増幅器14へ供給される。
ビデオ表示装置11は前記読取装置7から供給
されるデータのうちビデオデータ6に対応するデ
ータを取込み、この取込んだデータをCRT画面
上に表示する装置である。また印刷装置12は前
記読取装置7から供給されるデータのうち自動演
奏データ群5すなわちトランペツトパート5-1
……オルガンパート5-i、#1アレンジ5−(i
+1),#2アレンジ5−(i+2),…のいずれ
かに対応する楽譜データを取込み、この取込んだ
楽譜データに基づいて対応する楽譜を印刷する装
置である。
次に以上の構成を持つこの実施例の動作を、オ
ーケストラ音をバツクにして、トランペツト音を
用いた自動演奏または同トランペツト音を用いた
演奏の押鍵練習を行う場合について説明する。
この場合、操作者(練習者)は、読取データ指
定スイツチ8によつてオーケストラ楽音データ3
−1、トランペツトパート5-1を指定した後、演奏
開始を指令する。読取装置7はこの指令に従つて
データの読取を開始するが、この場合、まず、パ
ネルレジスト4を読取つてパネルデータレジスタ
13へ記憶し、次いでトランペツトパート5-1
読取つて自動演奏データ記憶部10へ記憶する。
以上の記憶動作が完了すると、符長検出/読出制
御部16は自動演奏データ記憶部10に記憶され
た前記トランペツトパート5-1の各音符データを
順次読出し始め、また同時に読取装置7は演奏ガ
イド2(トランペツトパート5-1の演奏に関する
部分)と、オーケストラ楽音データ3-1と、ビデ
オデーター6(トランペツトパート5-1の演奏に
関する部分)とを並列にかつリアルタイムに読出
して行く。
この結果、スピーカ15からはオーケストラ楽
音データ3-1に対応するオーケストラ音と、トラ
ンペツトパート5-1に対応するトランペツトパー
ト音による演奏者と、音声による演奏指示とが発
音され、また押鍵指示装置17によつて押鍵すべ
き鍵のランプが順次点灯され、またビデオ表示装
置11においては運指および押鍵等に関する情報
が順次表示される。なおこの場合、楽音信号形成
回路18において、自動演奏データ記憶部10か
らの楽音データを遮断しキースイツチ回路19か
らのキーコードだけを有効にしておけば、押鍵指
示装置17の指示に従つて押鍵操作をすることに
よつてオーケストラ音をバツクにしたトランペツ
ト音による演奏練習を行うこともできる。
また読取データ指定スイツチ8によつて、オル
ガン演奏楽音データ3-3と、オルガンパート5-i
とを選択すれば、オルガン演奏楽音データ3-3
対応するオルガン演奏(楽音を再生したもの)と
オルガンパート5-iに対応するオルガン演奏(自
動演奏または押鍵指示に従う練習者による演奏)
との合奏を行うこともできる。また練習者が初心
者であれば、例えばオーケストラ楽音データ3-1
と、#1アレンジ5−(i+1)を選択し、オー
ケストラ音をバツクに第1のアレンジ曲(簡単な
演奏にアレンジされている第1の曲)を演奏する
ようにしてもよい。
なお、以上に説明したこの実施例において、楽
音データ3と自動演奏データ群5との組合わせ
は、読取データ指定スイツチ8によつて任意に行
うことができ、また楽音データ3と自動演奏デー
タ群5のどちらか一方だけを選択することもでき
る。またビデオ表示装置11および印刷装置12
は必要に応じて動作させることができる。
[考案の効用] 以上の説明から明らかなように、この考案によ
れば、自動演奏データと、前記自動演奏データに
対応したビデオデータとが記録されてなる記録媒
体から前記各データを選択的に読み出す読出制御
手段と、前記自動演奏データを音響音発生装置に
送出可能なように形成制御する楽音信号形成手段
とを備えたので、自動演奏と共にビデオデータに
基づく映像の表示が可能となる。従つて、映像に
よつて演奏者に演奏指示を行うことができ、飛躍
的に練習効果が向上するという効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案の一実施例による自動演奏装
置の構成を示すブロツク図、第2図は同実施例に
おける記録媒体を示す図、第3図は同記録媒体に
記録されている各情報を示す図である。 1……記録媒体(磁気デイスク)、3……楽音
データ、5……自動演奏データ群、6……ビデオ
データ、7……読取装置、8……読取データ指定
スイツチ、9……楽音データ復調部、10……自
動演奏データ記憶部、17……押鍵指示装置、1
8……楽音信号形成回路、14……増幅器、15
……スピーカ。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 自動演奏データと、前記自動演奏データに対応
    たビデオデータとが記録されてなる記録媒体から
    前記各データを選択的に読み出す読出制御手段と 前記自動演奏データを音響音発生装置に送出可
    能なように形成制御する楽音信号形成手段と を備えたことを特徴とする自動演奏装置。
JP6366682U 1982-04-30 1982-04-30 自動演奏装置 Granted JPS58166694U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6366682U JPS58166694U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自動演奏装置

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JP6366682U JPS58166694U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自動演奏装置

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Publication Number Publication Date
JPS58166694U JPS58166694U (ja) 1983-11-07
JPH0348798Y2 true JPH0348798Y2 (ja) 1991-10-17

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ID=30073762

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JP6366682U Granted JPS58166694U (ja) 1982-04-30 1982-04-30 自動演奏装置

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Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS53141610A (en) * 1977-05-16 1978-12-09 Standard Kogyo Kk Automatic player for piano
JPS5433715A (en) * 1977-08-20 1979-03-12 Akira Yasuda Automatic player
JPS55135899A (en) * 1979-04-12 1980-10-23 Matsushita Electric Ind Co Ltd Electronic musical instrument

Patent Citations (3)

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JPS58166694U (ja) 1983-11-07

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