JPH0550755B2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0550755B2
JPH0550755B2 JP60169869A JP16986985A JPH0550755B2 JP H0550755 B2 JPH0550755 B2 JP H0550755B2 JP 60169869 A JP60169869 A JP 60169869A JP 16986985 A JP16986985 A JP 16986985A JP H0550755 B2 JPH0550755 B2 JP H0550755B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
screen
musical
score
musical score
divided
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP60169869A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS6231895A (ja
Inventor
Hiroshi Manabe
Yoshuki Murata
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP60169869A priority Critical patent/JPS6231895A/ja
Publication of JPS6231895A publication Critical patent/JPS6231895A/ja
Publication of JPH0550755B2 publication Critical patent/JPH0550755B2/ja
Granted legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Auxiliary Devices For Music (AREA)
  • Electrophonic Musical Instruments (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は楽譜を順次切換えて表示する音楽装置
に関するものである。
[従来の技術] 従来、電子機器では、一般に、楽譜台の上に楽
譜を載せてそれを目で追いながら曲の例れを追
い、マニユアル演奏を行うのが通例である。
[従来技術とその問題点] しかしながら、このようなものでは、楽譜の内
容を確認するには、演奏内容を示す楽譜を用意し
て、順次ページをめくつていかなくてはならなか
つた。
[発明の目的] そこで、本発明の目的は練習演奏すべき楽譜を
表示するとともに、それを曲の進行にあわせて切
換えてゆくことのできる音楽装置を提供すること
にある。
[発明の要点] この目的を達成すため、本発明は、分割された
複数の分割楽譜のなかの特定の分割楽譜に対応す
る一組の楽音コード情報と演奏操作により順次発
生する演奏操作情報とが一致したことを条件に、
次の一組の分割楽譜映像情報を読み出し、この分
割楽譜映像情報に基づき、次の分割楽譜を表示す
るよう制御したことを要点とする。
[実施例の構成] 以下本発明の一実施例につき、図面を参照して
詳述する。
<全体外観構成> 第1図は電子楽器の全体外観を示すもので、本
体部1の前側にはキーボード2が設けられ、この
キーボード2の奥には左右一対の放音部3,3が
設けられている。上記本体部1のキーボード2に
は蓋4が回動自在に設けられており、閉じた時に
は第2図に示すようにキーボード2を覆い、開い
た時には第1図に示すようにキーボード2に対し
て起立できるようになつている。この蓋4の裏面
には表示部5が設けられ、蓋4を起立させた時に
は操作者の正面に位置するようになつており、こ
の表示部5はドツトマトリツクス表示方式のカラ
ー液晶表示装置からなり、第7図〜第12図に示
すように曲目や楽譜、またコードがカラー表示さ
れる。上記キーボード2の右隣には、パワースイ
ツチ6のほか、演奏スタートスイツチ7、曲指定
モードスイツチ8が設けられている。演奏スター
トスイツチ7は自動伴奏を開始させるスイツチで
あり、曲指定モードスイツチ8はキーボード2の
白鍵の第1鍵から第10鍵で10の曲目を指定するモ
ードに切り換えるスイツチである。
また、上記右の放音部3の左隣には、後述する
フロツピーデイスク9挿入用の挿入口10が設け
られている。このフロツピーデイスク9の第1ト
ラツクには何も記録されておらず、第2トラツク
には第7図に示すような、フロツピーデイスク9
に記録されている10曲分の曲目名の映像情報が記
録されている。そして、第3トラツク以降の偶数
番目のトラツク11に一画面分の楽譜映像情報が
記録され、この楽譜映像情報の記録されているト
ラツク11の内側の奇数番目のトラツク11に当
該楽譜映像情報に対応する音楽情報が記録されて
おり、この2組のトラツク11,11より楽譜映
像情報、楽音情報が並行して読み出される。
<全体回路構成> 上記曲指定モードスイツチ8の操作信号が第4
図に示す画像処理用CPU20に与えられると、
画像処理用CPU20からサーボ回路部22に制
御信号が与えられて、サーボモータ23が駆動さ
れ、上記フロツピーデイスク9が回転されるとと
もに、磁気ヘツド12,13がフロツピーデイス
ク9の径方向にスライドされて、第1、第2トラ
ツクの読み出しが行われる。また、上記キーボー
ド2からの曲指定データと演奏スタートスイツチ
7の操作信号が画像処理用CPU20に与えられ
ると、同じく画像処理用CPU20からサーボ回
路部22に制御信号が与えられて、フロツピーデ
イスク9より該当曲のトラツク11の読み出しが
行われる。
このフロツピーデイスク9のトラツク11より
磁気ヘツド12を介して読み出された一画面分の
楽譜映像情報は、再生処理回路部14でR(赤)、
G(緑)、B(青)の各アナログ信号として取り出
され、A/D変換器15でデジタル信号に変換さ
れて一画面楽譜メモリ部16に記憶される。この
一画面楽譜メモリ部16に記憶された一画面分の
表示データは順次読み出されて、R、G、B各信
号ごとにR駆動回路17、G駆動回路18、B駆
動回路19を通じて上記表示部5の各画素に順次
与えられ表示される。この表示部5の表示画素の
指定は画像処理用CPU20によつて駆動される
走査電極駆動回路21からの走査信号に応じて行
われ、一画面楽譜メモリ部16の表示データを書
き込み、読み出し、再生処理回路部14、A/D
変換器15の駆動は画像処理用CPU20からの
制御信号に基づいて行われる。
またフロツピーデイスク9のトラツク11より
磁気ヘツド13を介して読み出された楽音情報
は、上記表示部5に表示されている一画面分の表
示データに対応した情報量であり、この楽音情報
は再生処理回路部24を介して音高を示すキーコ
ードとその音の放音時間を示す音長データ(コー
ドデータも含む)とが取り出され、一画面キーコ
ード・音長メモリ部25に記憶保持される。この
一画面キーコード・音長メモリ部25内のキーコ
ードに応じた音高データ、コードデータは一致検
出回路31へ送出される。またキーボード2の操
作信号は楽音発生処理用CPU26を介して楽音
発生回路(メロデイ)27、楽音発生回路(コー
ド)28に与えられ、メロデイ楽音信号、コード
(和音)楽音信号は生成されてアンプ29を介し
てスピーカ30より放音される。
上述したように、一画面キーコード・音長メモ
リ部25内の音長データ、コードデータは一致検
出回路31に与えられ、楽音発生用CPU26か
らの音高データ、コードデータ(必要ならば音長
データの一致検出も行つてよい)との一致検出処
理を受け、“1”の一致検出が出力されると次の
音高データ、コードデータ等が一致検出回路31
に与えられる。また、楽音発生処理用CPU26
にも上記一致検出信号が与えられる。この一画面
キーコード・音長メモリ部25へのデータ書き込
み読み出しは楽音発生処理用CPU26によつて
駆動されるアドレス指定・R/W制御際路32か
らのアドレス信号及びR/W(読み出し/書き込
み)信号に基づいて行われる。
上記フロツピーデイスク9より読み出される楽
音情報には、一画面分の情報量ごとの区切りを示
すエンドコードと、曲の最後を示すフアイナルコ
ードも含まれており、これら両コードも一画面キ
ーコード・音長メモリ部25よりこの両コードの
いずれかが読みだされると、エンド/フアイナル
コード検出部33でそのことが検出され、エンド
コードが検出された時は画面変更指示信号が上記
画像処理用CPU20に出力され、フアイナルコ
ードが検出された時はイニシヤライズ信号が画像
処理用CPU20に出力される。画面変更指示信
号が画像処理用CPU20に与えられると、この
画像処理用CPU20からサーボ回路部22に次
のトラツク11,11の情報読み出しのための制
御信号が与えられるとともに、画像処理用CPU
20から楽音発生処理用CPU26にアドレスリ
セツトのための制御信号が与えられ、表示部5に
次の画像が表示される。また、イニシヤライズ信
号が画像処理用CPU20に与えられると、この
画像処理用CPU20からサーボ回路部22及び
楽音発生処理用CPU26に駆動停止のための制
御信号が与えられる。
上記演奏スタートキースイツチ7からの操作信
号は、アドレス指定・R/W制御回路32に書込
アドレスリセツト信号として与えられるととも
に、楽音発生処理用CPU26に練習演奏処理の
スタート信号として与えられる。
<一画面楽譜メモリ部16の構成> 上記一画面楽譜メモリ部16の具体的回路は第
5図に示すように構成され、上記A/D変換器1
5からのR、G、Bの各データ信号は、夫々ゲー
ト24,35,36を介してR画像メモリ50、
G画面メモリ51、B画面メモリ52にプリセツ
トされ、ゲート40,41,42を介して上記R
駆動回路17、G駆動回路18、B駆動回路19
に出力されるか、又は、ゲート37,38,39
を介してR画面メモリ53、G画面メモリ54、
B画面メモリ55にプリセツトされ、ゲート4
3,44,45を介してR駆動回路17、G駆動
回路18、B駆動回路19に出力される。このよ
うに、画面メモリを2組設けているのは、一方の
画面メモリより一画面のデータ読み出し中は、他
方の画面メモリにフロツピーデイスク9からの一
画面のデータを書き込んで、画面切り換え時に直
ちに次の画面を表示し、画面切り換えを寸断なく
行うためである。
上記R、G、Bの画面メモリ50,51,52
には、上記画像処理用CPU20からのライトア
ドレス信号及びリードアドレス信号が夫々ゲート
46及びゲート47を介して与えられ、R,G,
Bの画面メモリ53,54,55にも、同じく画
像処理用CPU20からのライトアドレス信号及
びリードアドレス信号が夫々ゲート48及びゲー
ト49を介して与えられ、これら画面メモリには
画像処理用CPU20からR/W信号も与えられ
ている。上記ゲートのうち、R,G,B画面メモ
リ50,51,52の入力側及び書込アドレス側
のゲート34,35,36,46及びR,G,B
画面メモリ53,54,55の出力側及び読出ア
ドレス側のゲート43,44,45,49には画
像処理用CPU20からの切換信号がそのまま与
えられ、他のゲート37〜42,47,48に
は、上記切換信号がインバータ57,58,5
9,60を介して反転して与えられ、各画面メモ
リの書き込み、読み出しが交互に行われるように
なつている。
<一画面キーコード・音長メモリ部25の構成> 上記一画面キーコード・音長メモリ部25の具
体的回路は第6図に示すように構成され、上記再
生処理回路部24からのキーコード、音長データ
は、ゲート61を介してキーコード・音長メモリ
部69にプリセツトされ、ゲート63を介して上
記楽音発生処理用CPU26、一致検出回路31
に出力されるか、又はゲート62を介してキーコ
ード・音長メモリ部70にプリセツトされ、ゲー
ト64を介して楽音発生処理用CPU26、音長
カウンタ31に出力される。このようにメモリ部
を2つ設けているのは上記一画面楽譜メモリ部1
6と同じく、一方のメモリ部より一画面に応じた
楽音情報を読み出している時は、他方のメモリ部
にフロツピーデイスク9からの一画面に応じた楽
音情報を書き込んで、一画面分の楽譜のマニユア
ル演奏終了後直ちに次の楽音がキーボード2で演
奏されたか否か比較検出する処理を寸断なく行う
ためである。
上記キーコード・音長メモリ部69には、上記
アドレス指定・R/W制御回路32からのライト
アドレス信号及びリードアドレス信号が夫々ゲー
ト65及びゲート66を介して与えられ、キーコ
ード・音長メモリ部70にも同じくアドレス指
定・R/W制御回路32からの書込アドレス信号
及び読出アドレス信号が夫々ゲート67及びゲー
ト68を介して与えられ、これら両メモリ部6
9,70にはアドレス指定・R/W制御信号32
からR/W信号も与えられている。上記ゲートの
うち、キーコード・音長メモリ部69の入力側及
び書込アドレス側のゲート61,65、及びキー
コード・音長メモリ部70の出力側及びアドレス
側のゲート64,68には楽音発生処理用CPU
26からの切換信号がそのまま与えられ、他のゲ
ート62,63,66,67には、上記切換信号
がインバータ71,72,73,74を介して反
転して与えられ、各メモリ部69,70の書き込
み、読み出しが交互に行われるようになつてい
る。
[実施例の動作] 次に本実施例の動作について述べる。
マニユアル演奏に応じて楽譜を順次切換え表示
させるには、まずパワースイツチ6をオンしてフ
ロツピーデイスク9を挿入口10より挿入セツト
して、曲指定モードスイツチ8をオンする。する
と、曲指定モードスイツチ8の操作信号は画像処
理用CPU20に与えられ、画像処理用CPU20
はサーボ回路部22にフロツピーデイスク9の第
1、第2トラツク読み出しのための制御信号を与
え、一画面楽譜メモリ部16に対する切換信号を
high(“1”)レベルとして、ゲート34〜36,
46を開成させ画面メモリ50〜52に書込アド
レス信号等を与える。これにより、第2トラツク
の全曲目名の映像情報が読み出され、再生処理回
路部14、A/D変換器15を通じて一画面楽譜
メモリ部16のR、G、B画面メモリ50〜52
にプリセツトされる。このプリセツト後、画像処
理用CPU20は切換信号をlow(“0”)レベルと
し画面メモリ50〜52に読出アドレス信号を与
えて画面メモリ50〜52内の曲目名映像情報を
表示部5に出力させ、第7図に示すように表示さ
せる。
次いで、この表示された10曲の曲目名につき、
マニユアル演奏したい曲例えば第1曲目である
「A曲」を示す楽譜(具体的には当該楽譜を複数
に分割した各分割楽譜のなかの最初の分割楽譜)
に対応する一組の楽音コード情報と同じ鍵情報を
指示する(この場合第1鍵目)をオンして、演奏
スタートスイツチ7をオンする。すると、この操
作鍵に応じた「1」の曲指定データと演奏スター
トスイツチ7の操作信号は画像処理用CPU20
に与えられ、画像処理用CPU20はサーボ回路
部22に第3、第4トラツクの先頭セクタ読み出
しのための制御信号を与え、一画面楽譜メモリ部
16に対する切換信号をlowレベルのままゲート
37〜39,48を開成状態としておき、画面メ
モリ53〜55に書込アドレス信号等を与える。
これにより、第8図上段に示す第1画面の楽譜映
像情報が読み出され、再生処理回路部14、A/
D変換器15を通じて一画面楽譜メモリ部16の
画面メモリ53〜55にプリセツトされる。この
プリセツト後画像処理用CPU20は切換信号を
highレベルとして画面メモリ53〜54に読出ア
ドレス信号を与え画面メモリ53〜54内の上記
楽譜映像情報を表示部5に出力させ、第8図上段
に示すように表示させる。
そして同時に、上記演奏スタートスイツチ7の
操作信号はアドレス指定・R/W制御回路32に
与えられてリセツトさせるとともに、楽音発生処
理用CPU26にも与えられる。すると楽音発生
処理用CPU26はアドレス指定・R/W制御回
路32を通じて一画面キーコード・音長メモリ部
25に対する切換信号をlowレベルとしてゲート
62,63,66,67を開成させ、キーコー
ド・音長メモリ部70に書込アドレス信号を与え
る。これにより、フロツピーデイスク9より読み
出される第8図下段に示す上記第1画面の楽譜映
像情報に応じた楽音情報が、再生処理回路部24
を通じて一画面キーコード・音長メモリ部25の
キーコード・音長メモリ部70にプリセツトされ
る。このプリセツト後楽音発生処理用CPU26
は切換信号をhighレベルとしキーコード・音長メ
モリ部70に読出アドレス信号を与えキーコー
ド・音長メモリ部70内の楽音情報のうち音長デ
ータ、音高データ、コードデータを一致検出回路
31に与える。
またこの一致検出回路31にはマニユアル鍵操
作による音高データ、コードデータが(必要に応
じて音長データも)楽音発生処理用CPU26か
らも与えられて、一画面キーコード・音長メモリ
部35からの対応データとの一致検出がはかられ
る。そして不一致の場合はその鍵操作に対応する
楽音の発生はなされないことになる。また一致し
たときには一画面キーコード・音長メモリ部25
からは次のアドレスの音高データ、音長データ、
コードデータが読出されて一致検出回路31の一
端に与えられ、また他端にはマニユアル演奏によ
る次の楽音の音高データ、コードデータ等が与え
られ、同様に比較される。
また、上述の画像メモリ53〜55、キーコー
ド・音長メモリ部70より楽譜映像情報、楽音情
報が読み出されて第1画面の楽譜の表示及び演奏
が行われている間、切換信号はhighレベルで、ゲ
ート34〜36,46,61,65の開成されて
おり、第9図に示す第2画面の楽譜映像情報、楽
音情報がフロツピーデイスク9の第5、第6トラ
ツクより続いて読み出され、もう一方の画面メモ
リ50〜52、キーコード・音長メモリ部69に
書込まてていく。この時、画像処理用CPU20、
楽音発生処理用CPU26よりゲート46,65
を通じて上記画面メモリ50〜52、キーコー
ド・音長メモリ部69に書き込みアドレス信号が
与えられる。
そしていま表示中の画面に対するマニユアル演
奏がすべて正確に実行されるとキーコード・音長
メモリ部70より第1画面の終了を示すエンドコ
ード(END)が読み出され、エンド/フアイナ
ルコード検出部33を通じて画像処理用CPU2
0に画面変更指示信号が与えられ、これにより画
像処理用CPU20は一画面楽譜メモリ部16の
画面メモリ50〜52より第2画面の楽譜映像情
報を読み出して、表示部5に第9図に示すように
表示させるとともに、サーボ回路部22を通じて
第3画面の楽譜映像処理情報をフロツピーデイス
ク9より読み出して画面メモリ53〜55にプリ
セツトさせる。
こうして、第1面の楽譜のマニユアル演奏終了
と同時に、第2画面の楽譜が表示され、この第2
画面に対応した楽音に対するマニユアル演奏が開
始されていく。そしてこの間、鍵操作が楽譜どお
りに正しくなされないと当該演奏音は、楽音発生
処理用CPU26の処理によつて発生されなくな
り、誤動作が演奏者に知覚せしめられ、また楽譜
の表示が次に進行しなくなる。このようにして画
面メモリ50〜52と画面メモリ53〜55の書
き込み、読み出しが交互に行われ、第10図の第
3画面の楽譜、第11図の第4画面の楽譜、第1
2図の第5画面の楽譜が表示されてマニユアル演
奏されていき、演奏が終了するとフアイナルコー
ド(FAINAL)が読み出され、その結果エン
ド/フアイナルコード検出部33を通じて画像処
理用CPU20にイニシヤライズ信号が与えられ
る。これにより、画像処理用CPU20はフロツ
ピーデイスク9より上記第7図の全曲目名の映像
情報を再度読み出し表示部5に表示させる。こう
して、マニユアル演奏終了後、曲目の選択を直ち
に行うことができる。ここで別の曲を選択すれ
ば、それに応じたフロツピーデイスク9のトラツ
ク11,11より楽譜映像情報、楽音情報が読み
出され、同様にして楽譜表示とマニユアル演奏が
行われていく。
なお、本実施例では、楽音情報と楽譜映像情報
を記憶するメモリを2つとして、マニユアル演奏
の情報のほか、次にマニユアル演奏する情報もフ
ロツピーデイスク9より読み出して予め記憶する
ようにしたから、長い曲であつても途切れること
なくマニユアル演奏をすることができる。この場
合、メモリの数は2つだけでなく、3つ以上とし
てもよい。
また、楽譜映像情報、楽音情報を記憶する手段
としてはフロツピーデイスク9のほか、ROMパ
ツク、RAMパツク、磁気テープ、レーザーデイ
スク等でもよく、また楽音情報はリズムを含んだ
り、音色、音量等の情報が含まれてもよく、また
アンサンブル効果のある複数楽音でもよく、これ
に応じ楽譜映像情報にリズム音源名、音色、音
量、歌詞を含ませたり、楽譜映像情報を複数の楽
器の楽譜を併記した総譜形式のものとしてもよ
く、さらに表示部5に表示された楽譜のうち現在
放音中の音符にカーソル等を付加して表示した
り、音符の色を変えたり、音符を白黒反転させた
りしてもよい。
また鍵操作出力と、表示される楽譜の映像情
報、楽音情報の一致検出を行いながら楽音出力を
禁止したりする場合に、上記実施例では音長、音
高、コード(和音)のすべてについて一致検出を
行つたが、そのうち何れか1つまたは2つであつ
てもよい。即ち、メロデイの音高だけを比較す
る、あるいはメロデイの音高、コード(和音)の
種類を比較するなどしてもよい。更に、鍵操作が
誤つたときは、その旨を表示部5上で表示するよ
うにしてもよく、その指示形態は種々変形応用す
ることが可能である。
[発明の効果] 以上述べたように、本発明は、特定の分割楽譜
に対応する一組の楽音コード情報と演奏操作に応
答して順次発生される演奏操作情報とが一致した
ことを条件に、次の一組の分割楽譜映像情報を読
み出し、この分割楽譜情報に基づき、次の分割楽
譜を表示するよう構成しているので、自己の演奏
操作による演奏が分割楽譜通りに正しく実行でき
たか否かを、次の分割楽譜の切換え表示が行なわ
れたことにより、明確に知ることができるばかり
でなく、演奏操作が、特定の分割楽譜の演奏終了
位置に到来する都度、次の分割楽譜を自動的に表
示することができるので、各分割楽譜の切換え表
示用の特別な指示手段を、演奏者が、その都度操
作する必要がない。この結果、演奏者は、各分割
楽譜通りに演奏を行えるように、演奏操作に神経
を集中することができる利点ある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は表示装置付電子楽器の全体外
観図、第3図はフロツピーデイスク9を示す図、
第4図は表示装置付電子楽器の全体回路図、第5
図、第6図は一画面楽譜メモリ部16、一画面キ
ーコード・音長メモリ部25の具体的な回路図、
第7図は表示部5に表示された全曲目名の一覧を
示す図、第8図〜第12図は表示部5に表示され
た楽譜映像情報と、これに対応する楽音情報の内
容を示す図である。 2……キーボード、5……表示部、7……演奏
スタートスイツチ、9……フロツピーデイスク、
16……一画面楽譜メモリ部、20……画像処理
用CPU、25……一画面キーコード・音長メモ
リ部、26……楽音発生処理用CPU、31……
一致検出回路、33……エンド/フアイナルコー
ド検出部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 演奏操作手段の演奏操作に従い対応する楽譜
    を順次切換えて表示する音楽装置において、 特定の楽譜を分割した複数の分割楽譜を示す分
    割楽譜映像情報と該分割楽譜映像情報に対応する
    一連の楽音コード情報とを、対応づけて複数組み
    分記憶する記憶手段と、 この記憶手段に記憶された前記分割楽譜映像情
    報に基づき、順次、特定の分割楽譜を表示する表
    示手段と、 この表示手段に表示された特定の分割楽譜に対
    応する一組の楽音コード情報と前記演奏操作手段
    の演奏操作に応答して順次発生される演奏操作情
    報とを比較する比較手段と、 この比較手段により、前記表示手段により表示
    されている特定の分割楽譜に対応する一組の楽音
    コード情報と前記演奏情報とが一致したことを条
    件に、前記記憶手段から次の一組の分割楽譜映像
    情報を読み出し、該一組の分割楽譜映像情報に基
    づき、対応する特定の分割楽譜を、前記表示手段
    に表示するよう制御する制御手段と、 を具備していることを特徴とする音楽装置。
JP60169869A 1985-08-02 1985-08-02 音楽装置 Granted JPS6231895A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60169869A JPS6231895A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 音楽装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP60169869A JPS6231895A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 音楽装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS6231895A JPS6231895A (ja) 1987-02-10
JPH0550755B2 true JPH0550755B2 (ja) 1993-07-29

Family

ID=15894457

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP60169869A Granted JPS6231895A (ja) 1985-08-02 1985-08-02 音楽装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPS6231895A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206490A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 ヤマハ株式会社 表示制御装置、電子楽器およびプログラム

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH04359295A (ja) * 1991-06-06 1992-12-11 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 楽譜表示装置
JP4534926B2 (ja) * 2005-09-26 2010-09-01 ヤマハ株式会社 画像表示装置及びプログラム
JP5598681B2 (ja) * 2012-04-25 2014-10-01 カシオ計算機株式会社 音符位置検出装置、音符位置推定方法およびプログラム

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016206490A (ja) * 2015-04-24 2016-12-08 ヤマハ株式会社 表示制御装置、電子楽器およびプログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JPS6231895A (ja) 1987-02-10

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4614983A (en) Automatic music playing apparatus
CN102568452A (zh) 电子乐器
JPH0784587A (ja) 表示制御装置
JPS6157640B2 (ja)
JP3846376B2 (ja) 自動演奏装置、自動演奏プログラム、および自動演奏データ記録媒体
JPH0550755B2 (ja)
JPH04159598A (ja) 演奏情報の記録装置
JPH10240117A (ja) 楽器練習の支援装置および楽器練習用情報の記録媒体
JP2001318683A (ja) 歌唱情報表示装置及び方法
JP2564793B2 (ja) 音楽装置
JPH05224683A (ja) カラオケ装置における歌詞表示制御装置
JP3010936B2 (ja) 音楽再生装置
JP2553500B2 (ja) 電子楽器
JPH0549120B2 (ja)
JP2564792B2 (ja) 音楽装置
JP2519623Y2 (ja) 自動演奏装置
JPS628197A (ja) 表示装置付電子楽器
JP2581972Y2 (ja) 電子楽器
JP2640587B2 (ja) 歌唱力評価機能付自動演奏装置
JPH0348798Y2 (ja)
JPH0348799Y2 (ja)
JP2822653B2 (ja) 楽音再生装置
JPH0731414Y2 (ja) 音楽再生装置
JP2607413B2 (ja) 自動演奏装置
JPS59195690A (ja) 電子楽器