JP2640587B2 - 歌唱力評価機能付自動演奏装置 - Google Patents

歌唱力評価機能付自動演奏装置

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JP2640587B2
JP2640587B2 JP3188255A JP18825591A JP2640587B2 JP 2640587 B2 JP2640587 B2 JP 2640587B2 JP 3188255 A JP3188255 A JP 3188255A JP 18825591 A JP18825591 A JP 18825591A JP 2640587 B2 JP2640587 B2 JP 2640587B2
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義文 吉良
郁夫 小林
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Kawai Musical Instrument Manufacturing Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、伴奏に応じて歌唱した
音声を評価できるようにした知育等に好適な歌唱力評価
機能付自動演奏装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、放音される伴奏音に乗せて楽曲を
歌唱することができるようにした、所謂カラオケ機能を
有する自動演奏装置が実用化され、広く普及するに至っ
ている。
【0003】このようなカラオケ機能を有する自動演奏
装置は、カセット磁気テープや光ディスク、リードオン
リメモリ(ROM)等といった記録媒体に伴奏音情報を
記録しておき、使用にあたっては、該伴奏音情報を再生
しながら、この伴奏音に乗せて、マイクロフォンに向か
って音声(メロディ)を発することにより、伴奏音と音
声がミキシングされて放音されるものである。
【0004】また、カラオケ機能を有する自動演奏装置
においては、歌唱力評価機能(採点機能)を有するもの
が知られている。
【0005】かかる歌唱力を評価するための装置は、複
数トラックのカセット磁気テープ又は光ディスクROM
等の記録媒体に伴奏信号とともに合否判定基準信号とな
る手本歌唱信号を記憶させておき、マイクロフォンから
入力された歌唱信号の音の高低やテンポの遅速等を手本
歌唱信号のそれと比較して採点するようになっている。
【0006】ところで、カラオケ装置は、幼児の音感・
リズム感教育に非常に有用であることが一般に知られて
おり、幼児が興味をもって親しむことができる装置が望
まれている。
【0007】そこで、幼児用の玩具として歌唱力評価装
置を内蔵した自動演奏装置が開発されている。この際、
歌唱力評価装置として、従来のカラオケ装置における歌
唱力評価手段をそのまま用いると、高価格になるうえ、
採点基準が厳しく、幼児用の玩具としては不適当である
ので、簡易な歌唱力評価装置が開発されている。
【0008】例えば、伴奏信号にそって歌唱されるべき
位置に設定された採点ポイントにおいて、マイクロフォ
ンから、予め定められた合否判定電圧より大きな入力が
あるか否かを判定することで、簡単で安価な歌唱力評価
装置を実現しているものがある(特開昭64−2059
0)。
【0009】しかしながら、この歌唱力評価装置によれ
ば、伴奏信号にしたがって歌唱力を判定しているとはい
え、構造が簡単であるために、演奏される曲の展開とは
無関係に、大きな音を入力し続けても満点となってしま
い、実際に歌唱力を評価されているという感覚が得にく
いという問題があった。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記事情
に鑑みてなされたもので、伴奏音に乗せて楽曲を歌唱す
ることのできるカラオケ機能及びその歌唱力評価機能を
有し、歌唱力が評価されているという実感が得られる幼
児の知育に好適な歌唱力評価機能付自動演奏装置を提供
することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】この発明の第1の態様の
歌唱力評価機能付自動演奏装置は、上記目的を達成する
ために、予め記憶された楽音データに基づき楽音を発生
して自動演奏を行なう自動演奏装置において、音声を入
力して歌唱信号に変換する変換手段と、楽音が発生され
ている間に所定間隔でトリガ信号を発生する信号発生手
段と、該信号発生手段によりトリガ信号が発生された回
数を計数する第1の計数手段と、前記信号発生手段によ
りトリガ信号が発生された際、前記変換手段により変換
された歌唱信号の有無を計数する第2の計数手段と、前
記第1の計数手段で計数された数に対する前記第2の計
数手段で計数された数の比率に応じて評価結果を算出す
る算出手段と、該算出手段で算出された評価結果を報知
する報知手段とを具備したことを特徴とする。
【0012】また、第2の態様の歌唱力評価機能付自動
演奏装置は、同様の目的で、予め記憶された、少なくと
も手本歌唱データを含む楽音データに基づき楽音を発生
して自動演奏を行なう自動演奏装置において、音声を入
力して歌唱信号に変換する変換手段と、楽音が発生され
ている間に所定間隔でトリガ信号を発生する信号発生手
段と、該信号発生手段によりトリガ信号が発生された
際、前記手本歌唱データに基づく歌唱信号の有無を計数
する第3の計数手段と、前記信号発生手段によりトリガ
信号が発生された際、前記変換手段により変換された歌
唱信号の有無を計数する第2の計数手段と、前記第3の
計数手段で計数された数と前記第2の計数手段で計数さ
れた数との近接の程度に応じて評価結果を算出する算出
手段と、該算出手段で算出された評価結果を報知する報
知手段とを具備したことを特徴とする。
【0013】
【作用】上記第1の態様の発明は、楽曲全体において前
奏、間奏等を除いて歌唱されるべき割合は予め定められ
ているという特性を利用して歌唱力を評価しようとする
ものである。
【0014】即ち、上記歌唱されるべき割合を予め評価
基準値として記憶しておく。そして、自動演奏が開始さ
れると、楽曲の進行とは無関係に所定間隔でトリガ信号
を発生せしめ、該トリガ信号の発生回数を計数するとと
もに、該トリガ信号が発生された際に音声が入力されて
いるか否かを判定して音声の有無、例えば音声が存在す
る回数を計数する。
【0015】そして、楽曲が終了した際に、計数された
トリガ信号の回数に対して音声有りの回数を求めること
により、楽曲全体に対する音声有りの割合を算出して上
記評価基準値と比較し、これらの近接の程度に応じて評
価結果を歌唱者に報知するようにしたものである。
【0016】上記第2の態様の発明は、自動演奏装置に
おいては、伴奏データの他に例えばメロディデータが含
まれるので、このメロディデータを手本歌唱データとし
て用いることにより歌唱力を評価しようとするものであ
る。
【0017】即ち、自動演奏が開始されると、楽曲の進
行とは無関係に所定間隔でトリガ信号を発生せしめ、該
トリガ信号が発生された際に音声が入力されているか否
かを判定して音声の有無、例えば音声が存在する回数を
計数する。
【0018】同時に、上記トリガ信号が発生されたタイ
ミングで、自動演奏に伴って読み出されるメロディデー
タの有無、例えばメロディが存在する回数を計数する。
【0019】そして、楽曲が終了した際に、計数された
音声入力有りの回数とメロディ有りの回数とを比較し、
その近接の程度に応じて評価結果を歌唱者に報知するよ
うにしたものである。
【0020】これにより、伴奏に乗って楽曲を歌唱する
というカラオケ機能が実現できるとともに、単に音声を
発生し続けているだけで歌唱力の評価があがるという事
態が回避され、歌唱力が評価されているという実感が得
られる歌唱力評価機能を実現できるものとなっている。
【0021】また、従来のカラオケ装置における歌唱力
評価手段とは異なり、構成が簡単であるので価格的に廉
価に実現でき、また、採点基準も厳しくないので、幼児
用の玩具として好適である。
【0022】
【実施例】図1は、本発明に係る歌唱力評価機能付自動
演奏装置の第1の実施例の全体的な構成を概略的に示す
ブロック図である。
【0023】図において、10は鍵盤であり、演奏者の
押鍵・離鍵動作を検出し、楽音発生回路19に供給する
ものである。この鍵盤10は、複数のキーと、これらキ
ーの押鍵・離鍵に連動して開閉するキースイッチと、こ
れらキースイッチの開閉状態を検出するキースキャン回
路等を含んでいる。
【0024】上記キースキャン回路で検出された全ての
キーのオン/オフ信号は楽音発生回路19に送られる。
【0025】11は操作パネルであって、該自動演奏装
置を制御する各種スイッチ、状態やメッセージを表示す
る表示器等が設けられている。図では、本発明に関係す
る部分を主体に示してある。
【0026】操作パネル11中のスイッチSW1は、自
動演奏のスタート/ストップスイッチである。このスタ
ート/ストップスイッチSW1は、押す度にスタート状
態とストップ状態が反転するトグルスイッチである。
【0027】SW2は採点スイッチである。この採点ス
イッチSW2は、カラオケ演奏モードによる動作が完了
した際に押下することにより、評価結果を歌唱者に知ら
せるものである。
【0028】SW3はカラオケスイッチである。このカ
ラオケスイッチSW3を押下することによりカラオケ演
奏モードとなり、メロディ音が消去されて伴奏音のみが
出力される。このメロディ音は、後述するように、カラ
オケ演奏モードでは手本歌唱信号として使用される。
【0029】なお、このカラオケスイッチSW3が押下
されたときに、メロディ音を完全に消去するのではな
く、メロディの音量を小さくするように構成することも
できる。かかる構成により、より歌いやすいカラオケ機
能を実現できる。
【0030】SW4はその他のスイッチを代表して記載
している。その他のスイッチとしては、例えば、音色を
選択する音色選択スイッチ、各種効果を選択する選択ス
イッチ等がある。
【0031】これら各種スイッチのオン/オフ状態は図
示しないパネルスキャン回路で検出され、CPU14に
供給されるようになっている。
【0032】また、12は操作パネル11に設けられる
表示器である。この表示器12は、例えば7セグメント
のLEDによる数字表示器で構成される。この表示器
は、CPU14の評価結果制御部18からの信号により
点灯又は消灯制御される。この表示器12には、例えば
評価結果、その他の種々の情報が表示される。
【0033】13はリードオンリメモリ(ROM)であ
り、後述するCPU14を動作させる制御プログラム
(図示しない)の他、この発明の特徴に直接関係する伴
奏データ、メロディデータ、評価結果を音で報知するた
めの例えばファンファーレデータ、評価結果を算出する
ための評価基準値が記憶されるようになっている。さら
に、このROM13には、音色データ、その他の種々の
固定データ(いずれも図示しない)が記憶されている。
【0034】ここで、「評価基準値」とは、所定の楽曲
全体に占める前奏、間奏等を除く歌唱されるべき部分の
割合を示す値であり、各楽曲について予め算出してRO
M13に記憶される。
【0035】14は中央処理装置(CPU)であり、R
OM13のプログラムメモリ部(図示しない)に記憶さ
れている制御プログラムに従って当該自動演奏装置の各
部を制御するものである。
【0036】CPU14では、その主な機能として、読
出制御部15、入力判定制御部16、比較採点部17、
評価結果制御部18がソフトウエアにより実現されてい
る。これら各部の詳細については後述する。
【0037】23はタイマであり、自動演奏している楽
曲のテンポ等とは無関係に、一定間隔でパルス信号を発
生するものである。このタイマ23の出力は、CPU1
4に供給され、入力判定制御部16を動作せしめるトリ
ガ信号として使用される。
【0038】24は記憶部であり、例えばランダムアク
セスメモリ(RAM)で構成される。この記憶部24
は、CPU14によりアクセスされる。さらに詳しく
は、CPU14の入力判定制御部16により書き込みが
行なわれ、比較採点部17により読み出しが行なわれ
る。この記憶部24には、トリガ信号の発生回数を計数
する「トリガ信号カウンタ」、及び音声入力の有無を計
数する「入力判定カウンタ」が設けられている。
【0039】25はマイクロフォンであり、音声を入力
し電気信号としての歌唱信号を出力する周知のものであ
る。このマイクロフォン25の出力は、入力判定部26
及び増幅器21に供給されるようになっている。
【0040】入力判定部26は、例えばコンパレータに
より構成されるものであり、マイクロフォン25からの
歌唱信号と所定の基準電圧とを比較し、歌唱信号が基準
電圧以上であれば「1」、歌唱信号が基準電圧より小さ
ければ「0」を出力するものである。
【0041】したがって、入力判定部26の出力が
「1」であれば音声入力有り、「0」であれば音声入力
無しと判定されることになる。この入力判定部26の出
力はCPU14の入力判定制御部16に供給される。
【0042】次に、上述したCPU14の各部について
詳述する。CPU14の読出制御部15は、操作パネル
11の各スイッチの押下状態に応じて読み出すべきデー
タを選択し、楽音発生回路19に供給するものである。
【0043】例えば、スタート/ストップスイッチSW
1が押下されて自動演奏開始が指示されることにより、
伴奏データ及びメロディデータが読み出され、通常の自
動演奏が行なわれる。
【0044】カラオケスイッチSW3が押下されると、
メロディデータの読み出しは抑止され、伴奏データのみ
が読み出されるカラオケ演奏モードになる。
【0045】さらに、採点スイッチSW2が押下される
と、ファンファーレデータが読み出され、評価結果制御
部18からの制御に応じて所定のファンファーレ等が発
音される。
【0046】入力判定制御部16は、操作パネル11の
カラオケスイッチSW3によりカラオケ演奏モードが指
定されると、タイマ23からのトリガ信号が入る度に、
該トリガ信号の発生回数を記憶部24上で計数する。ま
た、タイマ23からのトリガ信号が入る度に、入力判定
部26から判定結果信号を入力し、音声入力有り
(「1」)の回数を記憶部24上で計数する。
【0047】比較採点部17は、操作パネル11の採点
スイッチSW2により採点開始が指示されると、記憶部
24に記憶されたトリガ信号の発生回数に対する音声入
力有りの回数の割合を算出し、ROM13に記憶された
評価基準値と比較する。そして、算出された値が評価基
準値に近ければ近いほど高得点となるような評価結果を
発生する。この評価結果は、評価結果制御部18に供給
される。
【0048】評価結果制御部18は、比較採点部17が
出力する評価結果に応じて、楽音発生回路19を制御
し、読出制御部15がROM13から読み出したファン
ファーレデータに基づいて楽音を発生させるとともに、
比較採点部17が出力する評価結果に応じて、操作パネ
ル11の表示器12に採点結果を表示するものである。
【0049】19は楽音発生回路であり、鍵盤10又は
CPU14から出力される制御データで指定された音色
に対応する楽音波形データ及びエンベロープデータを波
形メモリ20から読み出し、読み出した楽音波形データ
にエンベロープを付加して楽音信号として出力するもの
である。この楽音発生回路19が出力する楽音信号は増
幅器21に供給される。
【0050】波形メモリ20は、上述したように、各音
色に対応した楽音波形データ及びエンベロープデータを
記憶するものである。
【0051】増幅器21は、楽音発生回路19から供給
される楽音信号を所定の利得で増幅し、スピーカ22に
供給するものである。また、この増幅器21には、マイ
クロフォン25からの音声信号も供給されるようになっ
ている。したがって、楽音発生回路19で発生される楽
音信号とマイクロフォン25から供給される音声信号と
を同時に増幅して出力することができるようになってい
る。
【0052】次に、上記のような構成において、本発明
の第1の実施例の動作を図2及び図3に示したフローチ
ャートを参照しながら説明する。
【0053】先ず、電源が投入されると、初期化処理が
行われる(ステップS10)。この初期化処理は、楽音
発生回路19の内部状態を初期状態に設定して電源投入
時に不要な音が発声されるのを防止したり、図示しない
RAMや記憶部24の内容をクリアしたりする処理であ
る。
【0054】次いで、鍵処理が行われる(ステップS1
1)。この鍵処理は、鍵盤10のキーの押鍵/離鍵に伴
って発音/消音処理を行う。この鍵処理の動作は周知で
あり、本発明の要旨とは直接関係がないので、詳細な説
明は省略する。
【0055】次いで、パネルスキャン処理が行われる
(ステップS12)。即ち、操作パネル11のパネルス
キャン回路で検出された各スイッチのオン/オフ状態が
CPU14に読み込まれ、図示しないRAMに記憶され
る。
【0056】次いで、操作パネル11のスイッチにオン
イベントがあるか否かが調べられる(ステップS1
3)。これは、前回操作パネル11から取り込んだ各ス
イッチのオン/オフ状態(RAMに記憶されている)
と、今回操作パネル11から取り込んだ各スイッチのオ
ン/オフ状態とを比較し、新たにオンになったスイッチ
が存在するか否かを調べることにより行われる。
【0057】そして、オンイベントがなかったことが判
断されると、ステップS23へ分岐し、自動演奏処理を
行う。
【0058】一方、オンイベントがあったことが判断さ
れると、オンにされたスイッチがカラオケスイッチSW
3であるか否かが調べられる(ステップS14)。
【0059】そして、カラオケスイッチSW3がオンに
されたことが判断されると、フラグKFLGが「1」で
あるか否かが調べられる(ステップS15)。ここで、
フラグKFLGは、カラオケ演奏モードであるか否かを
記憶するフラグであり、図示しないRAMに設けられる
ものである。
【0060】上記ステップS15で、フラグKFLGが
「1」でないことが判断されると、フラグKFLGを
「1」にセットする(ステップS16)。次いで、記憶
部24の所定領域に設けられているトリガ信号カウン
タ、及び入力判定カウンタをゼロにクリアする(ステッ
プS17)。その後ステップS23へ分岐して自動演奏
の処理に移る。
【0061】一方、上記ステップS15で、フラグKF
LGが「1」であることが判断されると、フラグKFL
Gを「0」にリセットし(ステップS18)、その後ス
テップS23へ分岐して自動演奏の処理に移る。
【0062】上記ステップS15、S16及びS18に
よりカラオケスイッチSW3のトグル機能が実現されて
いる。
【0063】上記ステップS14でオンイベントがあっ
たスイッチがカラオケスイッチSW3でないことが判断
されると、採点スイッチSW2であるか否かが調べられ
る(ステップS19)。
【0064】そして、採点スイッチSW2であることが
判断されると、採点結果計算処理が行われる(ステップ
S20)。これは、比較採点部17を駆動することよ
り、上述したように、記憶部24に記憶されているトリ
ガ信号の発生回数に対する音声入力有りの回数の割合を
算出し、ROM13に記憶されている評価基準値と比較
して、算出された値が評価基準値に近ければ近いほど高
得点となるような評価結果を発生する処理である。
【0065】次いで、採点結果表示・発音処理が行なわ
れる(ステップS21)。これは、評価結果制御部18
を駆動することにより、比較採点部17が出力する評価
結果に応じて楽音発生回路19を制御し、読出制御部1
5がROM13から読み出したファンファーレデータに
基づいて楽音を発生させる。これにより、上記評価結果
に応じて、例えば高得点であればファンファーレが発生
され、低得点であれば「ブー」という音が発生される。
【0066】同時に、上記評価結果に応じて、操作パネ
ル11の表示器12に採点結果を表示する。この採点結
果は、例えば100点を満点とする数値で表示される。
【0067】一方、上記ステップS19でオンイベント
があったスイッチが採点スイッチSW2でないことが判
断されると、その他のスイッチの押下に応じた処理が行
なわれる(ステップS22)。例えば、音色選択処理、
音量変更処理等が行なわれることになる。
【0068】次いで、ステップS23以下の自動演奏処
理が行なわれる。
【0069】この自動演奏処理では、先ず、自動演奏の
スタート/ストップスイッチSW1がスタートになって
いるか否かが調べられる(ステップS23)。そして、
スタートになっていないことが判断されると、ステップ
S11へ戻り、再度上述したと同様の処理を繰り返し実
行する。
【0070】一方、スタート/ストップスイッチSW1
がスタートになっていることが判断されると、フラグK
FLGが「1」であるか否かが調べられる(ステップS
24)。ここで、フラグKFLGが「1」であればカラ
オケ演奏モードであり、「0」であれば通常の自動演奏
モードであることを意味する。
【0071】したがって、フラグKFLGが「0」であ
ることが判断されると、通常の自動演奏モードであるこ
とが認識され、先ずデータリードが行われる(ステップ
S25)。即ち、読出制御部15は、ROM13から伴
奏データ及びメロディデータを読み出す。
【0072】次いで、発音処理が実行される(ステップ
S26)。即ち、読出制御部15は、読み出した伴奏デ
ータ及びメロディデータを楽音発生回路19に送出す
る。そして、楽音発生回路19で楽音信号が生成されて
増幅器21を介してスピーカ22に送られ、伴奏音とメ
ロディ音とでなる通常の自動演奏が行なわれることにな
る。その後、ステップS11に戻り、再度同様の処理を
繰り返す。
【0073】一方、上記ステップS24で、フラグKF
LGが「1」であることが判断されると、カラオケ演奏
モードであることが認識され、先ずデータリードが行わ
れる(ステップS27)。即ち、読出制御部15は、R
OM13から伴奏データのみを読み出す。
【0074】次いで、採点タイミングであるか否かが調
べられる(ステップS28)。これは、入力判定制御部
16において、タイマ23からトリガ信号が来ているか
否かを調べることによって行なわれる。
【0075】そして、採点タイミングでないことが判断
されると、ステップS26へ分岐し、発音処理を行な
う。即ち、読出制御部15は、該伴奏データを楽音発生
回路19に送出する。これにより、楽音発生回路19で
楽音信号が生成されて増幅器21を介してスピーカ22
に送られ、伴奏音の放音が行なわれることになる。この
際、マイクロフォン25から音声信号が出力されていれ
ば、伴奏と音声が同時に出力される。
【0076】一方、上記ステップS28で採点タイミン
グであることが判断されると、マイク入力判定処理が行
なわれる(ステップS29)。このマイク入力判定処理
は、入力判定部26により行なわれる処理である。即
ち、上述したように、コンパレータにより、マイクロフ
ォン25からの歌唱信号と所定の基準電圧とを比較し、
歌唱信号が基準電圧以上であれば「1」、歌唱信号が基
準電圧より小さければ「0」を出力する。
【0077】次いで、判定結果記憶処理が行なわれる
(ステップS30)。即ち、入力判定制御部16は、記
憶部24に設けられたトリガ信号カウンタをインクリメ
ントすると同時に、入力判定部26から受け取ったデー
タ、つまり、音声入力有りを示す「1」、又は音声入力
無しを示す「0」を、記憶部24の所定領域に設けられ
た入力判定カウンタに加算する。これにより、音声入力
があった回数が計数されることになる。その後、ステッ
プS26へ分岐し、発音処理を行なう。
【0078】以上のように、この実施例によれば、楽曲
全体中の歌唱されるべき割合を予め評価基準値としてR
OM13に記憶しておき、自動演奏が開始されると、楽
曲の進行とは無関係に、タイマ23により一定間隔でト
リガ信号を発生せしめ、該トリガ信号の発生回数を計数
するとともに、該トリガ信号が発生された際に音声が入
力されているか否かを判定して音声の有無を逐次記憶部
24に記憶しておく。
【0079】そして、楽曲が終了した際に、計数された
トリガ信号の回数に対して音声有りの割合を求めること
により、楽曲全体に対する音声有りの割合を算出して上
記評価基準値と比較し、所定の評価結果を音(ファンフ
ァーレ)又は表示器12により歌唱者に報知するように
したものである。
【0080】これにより、伴奏に乗って楽曲を歌唱する
というカラオケ機能が実現できるとともに、単に音声を
発生し続けているだけで歌唱力の評価があがるという事
態が回避され、歌唱力が評価されているという実感が得
られる歌唱力評価機能を実現している。
【0081】また、従来のカラオケ装置における歌唱力
評価手段とは異なり、構成が簡単であるので価格的に廉
価に実現でき、また、採点基準も厳しくないので、幼児
用の玩具として好適である。
【0082】次に、本発明の第2の実施例について説明
する。図4は、本発明に係る歌唱力評価機能付自動演奏
装置の第2の実施例の全体的な構成を概略的に示すブロ
ック図である。以下の説明では、図1に示したものと同
一又は相当部分には同一符号を付し、説明は省略する。
【0083】図4において、30はRAMであり、この
RAM30には伴奏データ及びメロディデータが記憶さ
れる。このRAM30に記憶される内容は、演奏者が鍵
盤10を用いて演奏した伴奏データ又は/及びメロディ
データである。
【0084】なお、上記伴奏データ及びメロディデータ
をROM13とRAM30の双方に記憶するように構成
しても良い。この場合、自動演奏装置に予め用意される
楽曲の伴奏データ及びメロディデータはROM13に記
憶され、演奏者が演奏した伴奏データ及びメロディデー
タはRAM30に記憶される。
【0085】さらに、伴奏データはROM13に記憶
し、RAM30には演奏者が演奏したメロディデータの
みを記憶するように構成しても良い。
【0086】このRAM30の内容は、CPU14の読
出制御部15により読み出され、また、書込制御部31
により書き込まれる。
【0087】書込制御部31はCPU14のソフトウエ
アで実現される機能である。この書込制御部31は、鍵
盤10により演奏された伴奏データ、メロディデータを
RAM30に書き込む制御を行なうものである。これに
より、演奏者は、自分で演奏した任意の楽曲の自動演奏
を行なわせることができるようになっている。
【0088】また、読出制御部15の出力は、上述した
第1の実施例と同様に楽音発生回路19に供給される
他、入力判定制御部16にも供給されるようになってい
る。これは、後述するように、メロディデータを入力判
定制御部16に供給し、入力判定制御部16でメロディ
の有無を判定するために用いられる。
【0089】また、記憶部24には、トリガ信号が発生
された際、手本歌唱データとしてのメロディデータの有
無を計数する「メロディカウンタ」及び音声入力の有無
を計数する「入力判定カウンタ」が設けられている。
【0090】なお、この実施例では、ROM13に評価
基準値を記憶しておく必要はない。
【0091】次に、上記のような構成において、図5及
び図6に示すフローチャートを参照しながら第2の実施
例の動作を説明する。
【0092】なお、図2及び図3に示したフローチャー
トと同一又は相当部分には同一符号を付し、説明は簡単
にする。また、伴奏データ及びメロディデータは、既に
RA30に記憶されているものとする。
【0093】先ず、電源が投入されると、初期化処理が
行われる(ステップS10)。次いで、鍵処理、パネル
スキャン処理が行われ(ステップS11、S12)、操
作パネル11のスイッチにオンイベントがあるか否かが
調べられる(ステップS13)。そして、オンイベント
がなかったことが判断されると、ステップS23へ分岐
し、自動演奏処理を行う。
【0094】一方、オンイベントがあったことが判断さ
れると、オンにされたスイッチがカラオケスイッチSW
3であるか否かが調べられ(ステップS14)、カラオ
ケスイッチSW3であることが判断されると、カラオケ
スイッチSW3のトグル機能が実現される。即ち、フラ
グKFLGを現在の状態から反転させる(ステップS1
5、S16、S18)。以上の動作は、上述した第1の
実施例と同じである。
【0095】そして、カラオケスイッチSW3がオンに
された場合は、フラグKFLGを「1」にセットした
後、記憶部24の所定領域に設けられているメロディカ
ウンタ、及び入力判定カウンタをゼロにクリアする(ス
テップS17)。その後ステップS23へ分岐して自動
演奏の処理に移る。
【0096】上記ステップS14でオンイベントがあっ
たスイッチがカラオケスイッチSW3でないことが判断
されると、採点スイッチSW2であるか否かが調べられ
(ステップS19)、採点スイッチSW2でないことが
判断されると、その他のスイッチの押下に応じた処理が
行なわれる(ステップS22)。
【0097】一方、採点スイッチSW2であることが判
断されると、採点結果計算処理が行われる(ステップS
40)。この採点結果計算処理は、上述した第1の実施
例のそれとは異なる。即ち、比較採点部17を駆動する
ことより、記憶部24に記憶されているメロディカウン
タの内容と入力判定カウンタの内容とが比較される。そ
して、これらが近接すればする程高得点となるような評
価結果を発生する処理である。
【0098】次いで、採点結果表示・発音処理が行なわ
れる(ステップS21)。これは、上述した第1の実施
例と同様に、評価結果に応じてファンファーレを発音
し、また、採点結果を表示器12に表示する。
【0099】次いで、ステップS23以下の自動演奏処
理が行なわれる。
【0100】この自動演奏処理では、先ず、自動演奏の
スタート/ストップスイッチSW1がスタートになって
いるか否かが調べられ(ステップS23)、スタートに
なっていないことが判断されると、ステップS11へ戻
る。
【0101】一方、スタート/ストップスイッチSW1
がスタートになっていることが判断されると、フラグK
FLGが「1」であるか否かが調べられ(ステップS2
4)、フラグKFLGが「0」であることが判断される
と、通常の自動演奏モードであるので、RAM30から
伴奏データ及びメロディデータのデータリードが行われ
(ステップS25)、発音処理が実行される(ステップ
S26)。この場合、伴奏データ及びメロディデータの
双方が楽音発生回路19に供給されるので、伴奏及びメ
ロディでなる楽音が放音され、自動演奏が行なわれる。
その後、ステップS11に戻り、再度同様の処理を繰り
返す。
【0102】一方、上記ステップS24で、フラグKF
LGが「1」であることが判断されると、カラオケ演奏
モードであるので、データリードが行われる(ステップ
S27)。この場合、読出制御部15は、ROM13か
ら伴奏データ及びメロディデータを読み出す。しかしな
がら、楽音発生回路19に供給されるのは伴奏データの
みであり、メロディデータは入力判定制御部16に供給
される。
【0103】次いで、採点タイミングであるか否かが調
べられる(ステップS28)。これは、入力判定制御部
16において、タイマ23からトリガ信号が来ているか
否かを調べることによって行なわれる。
【0104】そして、採点タイミングでないことが判断
されると、ステップS26へ分岐し、発音処理を行な
う。この際、マイクロフォン25から音声信号が出力さ
れていれば、伴奏と音声が同時に出力される。
【0105】一方、上記ステップS28で採点タイミン
グであることが判断されると、マイク入力判定処理が行
なわれる(ステップS29)。このマイク入力判定処理
は、入力判定部26により行なわれる処理である。即
ち、上述したように、コンパレータにより、マイクロフ
ォン25からの歌唱信号と所定の基準電圧とを比較し、
歌唱信号が基準電圧以上であれば「1」、歌唱信号が基
準電圧より小さければ「0」を出力する。
【0106】次いで、判定結果記憶処理が行なわれる
(ステップS30)。即ち、入力判定制御部16は、入
力判定部26から受け取ったデータ、つまり、音声入力
有りを示す「1」、又は音声入力無しを示す「0」を、
記憶部24の所定領域に設けられた入力判定カウンタに
加算する。これにより、音声入力があった回数が計数さ
れることになる。
【0107】次いで、メロディ入力判定処理を行なう
(ステップS31)。即ち、入力判定制御部16は、読
出制御部15により読み出したメロディデータが、当該
タイミングで発音すべきデータであるか否かを解析し、
発音すべきデータである場合は「1」、発音すべきデー
タでない場合は「0」を生成する。
【0108】次いで、判定結果記憶処理が行なわれる
(ステップS32)。即ち、入力判定制御部16は、先
に生成したデータ、つまり、メロディ有りを示す
「1」、又はメロディ無しを示す「0」を、記憶部24
の所定領域に設けられたメロディカウンタに加算する。
これにより、採点タイミングでメロディが存在する回数
が計数されることになる。その後、ステップS26へ分
岐し、発音処理を行なってステップS11へ戻る。
【0109】以上のように、自動演奏が開始されると、
楽曲の進行とは無関係にタイマ23により一定間隔でト
リガ信号を発生せしめ、該トリガ信号が発生された際に
音声が入力されているか否かを判定して音声の有無を逐
次記憶部24の入力判定カウンタに記憶しておく。
【0110】同時に、上記トリガ信号が発生されたタイ
ミングで、自動演奏に伴って読み出されるメロディデー
タの有無を逐次記憶部24のメロディカウンタに記憶し
ておく。
【0111】そして、楽曲が終了した際に、記憶部24
に記憶された音声入力有りの回数とメロディ有りの回数
とを比較し、その近接の程度に応じて評価結果を歌唱者
に報知するようにしたものである。
【0112】これにより、上述した第1の実施例と同様
に、伴奏に乗って楽曲を歌唱するというカラオケ機能が
実現できるとともに、単に音声を発生し続けているだけ
で歌唱力の評価があがるという事態が回避され、歌唱力
が評価されているという実感が得られる歌唱力評価機能
を実現している。
【0113】また、従来のカラオケ装置における歌唱力
評価手段とは異なり、構成が簡単であるので価格的に廉
価に実現でき、また、採点基準も厳しくないので、幼児
用の玩具として好適である。
【0114】なお、上記第1、第2の実施例では、採点
スイッチSW2が押された際に、評価結果としての楽音
の出力と、表示器12に対する表示を同時に行なうよう
に構成したが、これらは、何れか一方のみを行なうよう
に構成しても良い。
【0115】また、評価結果としての楽音の出力は、予
めROM13に記憶された楽音データ(ファンファーレ
データ)に基づいて行なうように構成したが、波形メモ
リ20に記憶されている楽音波形データを、評価結果に
応じて読出速度を変えて読み出すことにより、音程を変
えて評価結果を知らせるように構成しても良い。
【0116】また、評価結果に応じて音色の異なる楽音
波形データを読み出すことにより、音色を変えて評価結
果を知らせるように構成しても良い。
【0117】さらに、上記表示器12は、7セグメント
のLEDで構成され、採点値を直接数値で表示するよう
に構成したが、表示器12としてデジタルレベルメータ
を使用し、レベルで評価結果を知らせるように構成して
も良い。
【0118】さらに、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々変形できることは勿論である。
【0119】
【発明の効果】以上詳述したように、この発明によれば
伴奏音に乗せて楽曲を歌唱することのできるカラオケ機
能及びその歌唱力評価機能を有し、歌唱力が評価されて
いるという実感が得られる幼児の知育に好適な歌唱力評
価機能付自動演奏装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の歌唱力評価機能付自動演奏装置の第1
の実施例の全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図2】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図3】本発明の第1の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図4】本発明の歌唱力評価機能付自動演奏装置の第2
の実施例の全体構成を概略的に示すブロック図である。
【図5】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【図6】本発明の第2の実施例の動作を説明するための
フローチャートである。
【符号の説明】
11 操作パネル 12 表示器(報知手段) 13 ROM 14 CPU 15 読出制御部 16 入力判定制御部(第1、第2、第3の計数手段) 17 比較採点部(算出手段) 18 評価結果制御部(報知手段) 19 楽音発生回路(報知手段) 23 タイマ(信号発生手段) 24 記憶部(第1、第2、第3の計数手段) 25 マイクロフォン(変換手段) 26 入力判定部(第2の計数手段)

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 予め記憶された楽音データに基づき楽音
    を発生して自動演奏を行なう自動演奏装置において、 音声を入力して歌唱信号に変換する変換手段と、 楽音が発生されている間に所定間隔でトリガ信号を発生
    する信号発生手段と、 該信号発生手段によりトリガ信号が発生された回数を計
    数する第1の計数手段と、 前記信号発生手段によりトリガ信号が発生された際、前
    記変換手段により変換された歌唱信号の有無を計数する
    第2の計数手段と、 前記第1の計数手段で計数された数に対する前記第2の
    計数手段で計数された数の比率に応じて評価結果を算出
    する算出手段と、 該算出手段で算出された評価結果を報知する報知手段と
    を具備したことを特徴とする歌唱力評価機能付自動演奏
    装置。
  2. 【請求項2】 前記算出手段は、曲全体に対して歌が存
    在する比率を評価基準値として予め算出しておき、該評
    価基準値と、前記第1の計数手段で計数された数に対す
    る前記第2の計数手段で計数された数の比率値との近接
    の程度に応じて評価結果を算出することを特徴とする請
    求項1記載の歌唱力評価機能付自動演奏装置。
  3. 【請求項3】 予め記憶された、少なくとも手本歌唱デ
    ータを含む楽音データに基づき楽音を発生して自動演奏
    を行なう自動演奏装置において、 音声を入力して歌唱信号に変換する変換手段と、 楽音が発生されている間に所定間隔でトリガ信号を発生
    する信号発生手段と、 該信号発生手段によりトリガ信号が発生された際、前記
    手本歌唱データに基づく歌唱信号の有無を計数する第3
    の計数手段と、 前記信号発生手段によりトリガ信号が発生された際、前
    記変換手段により変換された歌唱信号の有無を計数する
    第2の計数手段と、 前記第3の計数手段で計数された数と前記第2の計数手
    段で計数された数との近接の程度に応じて評価結果を算
    出する算出手段と、 該算出手段で算出された評価結果を報知する報知手段と
    を具備したことを特徴とする歌唱力評価機能付自動演奏
    装置。
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