JPH0518150U - 自動車電話用ハンドフリー電話機 - Google Patents

自動車電話用ハンドフリー電話機

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JPH0518150U
JPH0518150U JP6287091U JP6287091U JPH0518150U JP H0518150 U JPH0518150 U JP H0518150U JP 6287091 U JP6287091 U JP 6287091U JP 6287091 U JP6287091 U JP 6287091U JP H0518150 U JPH0518150 U JP H0518150U
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JP
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signal
hands
free
adaptive filter
audio
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Application number
JP6287091U
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English (en)
Inventor
達正 吉田
真資 高田
Original Assignee
沖電気工業株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 ラジオ、カーステレオ等のオーディオ装置を
備える自動車において使用する自動車用ハンドフリー電
話機において、オーディオ装置の電源をオフにすること
なく、ハンドフリー電話機のマイクに入力されるオーデ
ィオ装置からの音声信号成分を取り除く。 【構成】 適応フィルタ30は、相手話者信号Srとオ
ーディオ信号Saを参照信号とし、マイク出力と適応フ
ィルタ出力との差分信号を推定誤差信号として、推定誤
差信号が小さくなるように適応フィルタ係数の更新を行
なう。ハンドフリー動作信号によって、適応フィルタ3
0を起動し、送信信号における相手話者信号成分とオー
ディオ装置10からの音声信号成分を取り除く。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、ラジオ、カーステレオ等のオーディオ装置を備える自動車において 使用する自動車電話用ハンドフリー電話機に関するものであり、ハンドフリー電 話機のマイクに入力されるオーディオ装置からのオーディオ信号を取り除くよう にしたものである。
【0002】
【従来の技術】
オーディオ装置を備える自動車電話用ハンドフリー電話機において、オーディ オ装置の音量を低減する方法として、実開昭62−51847号公報や実開昭6 2−68376号公報等に記載されたものがある。 実開昭62−51847号公報では、電話機の発信および着信に応じてオーデ ィオ装置の音量を低減させる制御回路を備えているので、ハンドフリー電話機の 通話時にオーディオ装置の音量が自動的に低減され、発信および着信毎に音量ス イッチをマニュアル操作する必要がない。 また、実開昭62−68346号公報では、オーディオ装置を備える自動車用 ハンドフリー電話機に関し、切り換えスイッチにより選択された作動制御モード のいかんに拘らず、オーディオ装置の電源をオン・オフする電源スイッチを有す る操作制御回路を備え、ハンドフリー電話機の通話中にオーディオ装置の電源を オン・オフできるものが提案されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかしながら、前記の制御回路によるオーディオ装置の音量低減方法では、自 動車内のハンドフリー電話機使用時にオーディオ装置の音量を低減してもハンド フリー電話機のマイクにオーディオ装置からの音が入り込み、自動車内の話者の 声と一緒に相手側話者に伝わるため相手側話者が非常に聞きづらくなる。 また、ハンドフリー電話機の通話中にオーディオ装置の電源をオン・オフする 場合、相手側話者に対してはオーディオ装置からの音が無くなるため相手側話者 は聞きやすくなるが、自動車内の話者以外の搭乗者がオーディオ装置からの音声 や音楽を聞いている場合、音声や音楽が一時中断するため搭乗者に対し不快感を 与えたり、道路情報などを聞いていた場合必要な情報を聞き逃す場合がある。 したがって、本考案の目的は、オーディオ装置の電源をオフにすることなく、 ハンドフリー電話機のマイクに入力されるオーディオ装置からの音声信号成分を 取り除くことにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本考案は、ハンドフリーマイクの出力と適応フィルタの出力との差分信号を出 力する加算手段31と、相手話者信号とオーディオ装置からのオーディオ信号と の加算出力を出力する第2の加算手段とを備えている。また、ハンドフリー動作 信号によって動作を開始するものであって、第1の加算手段の差分出力に応じて 係数が更新される適応フィルタ30を備えている。更に、ハンドフリー動作信号 によってオン状態となり、第2の加算手段の加算出力を適応フィルタの参照信号 として与える第1のスイッチSW1と、ハンドフリー動作信号によってオン状態 となり、相手話者信号を第2の加算手段の一方の入力して与える第2のスイッチ SW2とを備えている。
【0005】
【作用】
適応フィルタは、第2の加算手段の加算出力を参照信号とし、マイク出力と適 応フィルタ出力との差分信号を推定誤差信号として、推定誤差信号が小さくなる ように適応フィルタ係数の更新を行なう。ハンドフリー動作信号によって、第2 の加算手段の加算出力を適応フィルタの参照信号として与え、かつ、適応フィル タを起動し、送信信号における相手話者信号成分とオーディオ装置からの音声信 号成分を取り除く。
【0006】
【実施例】
図1は本考案の自動車電話用ハンドフリー電話機の実施例を示す構成図である 。以下、図1を参照して、動作を説明する。 図1において、自動車電話用ハンドフリー電話機本体100が呼接続されてい ない状態では、ラジオ、カーステレオ等のオーディオ装置10からのオーディオ 信号Saは、加算器32にてハンドフリー電話機の相手話者信号Srと加算され 、オーディオ用スピーカ12に接続し出力される。また、呼接続されていない状 態では、スイッチSW2は解放状態であり、相手話者信号Srはオーディオ信号 Saに加算されず、オーディオ用スピーカ12にはオーディオ信号Saだけが出 力される。 ハンドフリー電話機本体100の開始動作では、コントロールユニットCuが 無線機40からのコントロール信号Cdにて呼接続を確認した後、コントロール ユニットCuからのハンドフリー動作信号Csをオンし、スイッチSW1とスイ ッチSW2を導通状態にして適応フィルタ30の動作を開始する。
【0007】 オーディオ装置10からのオーディオ信号Saと相手話者信号Srは、加算器 32にて加算され、その加算出力を適応フィルタ30の参照信号Sasとする。 オーディオ信号Saと相手話者信号Srは、オーディオ用スピーカ12から出 力し、伝搬路の影響をうけ、ハンドフリーマイク(以下マイクと表記する)13 に入力され、受信オーディオ信号Saiおよび回り込み相手話者信号Sriとな る。 また話者音声Smはマイク13に入力される。マイク13に入力された受信オ ーディオ信号Sai、話者音声Sm、および回り込み相手話者信号Sriは加算 器31の加算器入力信号となる。 適応フィルタ30からの疑似信号Sanは加算器31の差分入力信号となり、 加算器31に入力された受信オーディオ信号Sai、話者音声Sm、および回り 込み相手話者信号Sriから疑似信号Sanを引いた差分出力信号を、加算器3 1から話者信号Smoとして出力される。
【0008】 話者信号Smoは、ハンドフリー電話機100のコントロールユニットCuを 通して無線機40に送られる。また話者信号Smoは、適応フィルタ30の推定 誤差信号Smoeとして適応フィルタ30に入力される。 適応フィルタ30は、加算器32の出力を参照信号Sasとし、話者信号Sm oを推定誤差信号Smoeとして、推定誤差信号Smoeが小さくなるように適 応フィルタ30の係数の更新を行なう。 ハンドフリー電話機100の動作終了では、コントロールユニットCuにて無 線機40からのコントロール信号CdまたはハンドセットHs等により呼切断を 確認した後、コントロールユニットCuはハンドフリー動作信号Csをオフし、 スイッチSW1、スイッチSW2を解放するとともに適応フィルタ30の動作を 停止する。
【0009】
【考案の効果】
上述したように本考案の自動車電話用ハンドフリー電話機を用いることにより 、ハンドフリー電話用マイクに入力される相手話者信号とオーディオ装置からの オーディオ信号を取り除くことを目的とするハンドフリー電話機を提供でき、通 話時の相手話者に対しするS/N比の向上が図れるとともに自動車内の話者以外 の搭乗者がオーディオ装置からの音声や音楽を聞いている場合、音声や音楽およ び道路情報等が一時中断する事なく聞く事が出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示すブロック図
【符号の説明】
10 オーディオ装置 13 ハンドフリーマイク 30 適応フィルタ 31 加算器 32 加算器 40 無線機 100 ハンドフリー電話機本体 Hs 受話器 Cu コントロールユニット Sa オーディオ信号 Sas 参照オーディオ信号 Sai 受信オーディオ信号 San 疑似オーディオ信号 Sm 話者音声 Smo 話者信号 Sr 相手話者信号 Cd 制御信号 Cs ハンドフリー動作信号 Hf オフフック信号

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 オーディオ装置を備える自動車において
    使用する自動車電話用ハンドフリー電話機において、 ハンドフリーマイクの出力と適応フィルタの出力との差
    分信号を出力する第1の加算手段(31)と、 コントロールユニットからの相手話者信号とオーディオ
    装置からのオーディオ信号との加算出力を出力する第2
    の加算手段(32)と、 前記コントロールユニットからのハンドフリー動作信号
    によって動作を開始するものであって、第1の前記加算
    手段の前記差分出力に応じて係数が更新される適応フィ
    ルタ(30)と、 前記ハンドフリー動作信号によってオン状態となり、第
    2の前記加算手段の前記加算出力を前記適応フィルタの
    参照信号として与える第1のスイッチ(SW1)と、 前記ハンドフリー動作信号によってオン状態となり、前
    記相手話者信号を第2の前記加算手段の一方の入力して
    与える第2のスイッチ(SW2)と、 を備えた自動車電話用ハンドフリー電話機
JP6287091U 1991-08-08 1991-08-08 自動車電話用ハンドフリー電話機 Pending JPH0518150U (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH1141341A (ja) * 1997-07-15 1999-02-12 Calsonic Corp 自動車電話装置

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6343451A (ja) * 1986-08-11 1988-02-24 Mitsubishi Electric Corp 拡声通話回路
JPH0511687A (ja) * 1991-07-03 1993-01-22 Kawai Musical Instr Mfg Co Ltd 歌唱力評価機能付自動演奏装置

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