JP2564793B2 - 音楽装置 - Google Patents

音楽装置

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JP2564793B2
JP2564793B2 JP60192643A JP19264385A JP2564793B2 JP 2564793 B2 JP2564793 B2 JP 2564793B2 JP 60192643 A JP60192643 A JP 60192643A JP 19264385 A JP19264385 A JP 19264385A JP 2564793 B2 JP2564793 B2 JP 2564793B2
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Description

【発明の詳細な説明】 [発明の技術分野] 本発明は分割楽譜を順次切換えて表示する音楽装置に
関するものである。
[従来技術] 従来、電子楽器では、メモリに楽音情報を記憶させて
おき、この楽音情報を読み出して、順次操作手段を操作
するごとに一音一音楽音を放音させていくワンキープレ
イ機能を有するものが実現化されている。
[従来の技術の問題点] しかしながら、このようなものでは、ワンキープレイ
演奏の内容を確認するには、演奏内容を示す楽譜を用意
して、順次ページをめくっていかなくてはならなかっ
た。
また、鍵盤上の各鍵ごとに発光ダイオードを設け、演
奏に応じて、現在放音中の音高に応じた鍵の発光ダイオ
ードを順次点灯させていくものもあるが、曲全体の流れ
を把持することはできなかった。
[発明の目的] そこで、本発明の目的はワンキープレイ演奏すべき演
奏内容を目で見ることのできる音楽装置を提供すること
にある。
[発明の要点] この目的を達成するため、この発明は、記憶されてい
る一連のキーコード情報を単一の外部操作子が操作され
るごとに各音符単位で順次読み出し、この読み出された
キーコード情報に基づいて対応する音高をもつ楽音の発
生を順次指示する一方で、表示されている分割楽譜に対
応する一連のキーコード情報のすべてが、単一の外部操
作子の操作に応答して読み出されたことを条件に、次の
分割楽譜の一連のキーコード情報を読み出し、この一連
のキーコード情報に基づいて対応する次の分割楽譜を表
示させるようにしたことを要点とする。
[実施例の構成] 以下本発明の一実施例につき、図面を参照して詳述す
る。
<全体外観構成> 第1図は電子楽器の全体外観を示すもので、本体部1
の前側にはキーボード2が設けられ、このキーボード2
の奥には左右一対の放音部3、3が設けられている。上
記本体部1のキーボード2には蓋4が回動自在に設けら
れており、閉じた時には第2図に示すようにキーボード
2を覆い、開いた時には第1図に示すようにキーボード
2に対して起立できるようになっている。この蓋4の裏
面には表示部5が設けられ、蓋4を起立させた時には操
作者の正面に位置するようになっており、この表示部5
はドットマトリクス表示方式のカラー液晶表示装置から
なり、第16図〜第20図に示すように楽譜がカラー表示さ
れる。上記キーボード2の右隣には、パワースイッチ6
のほか、ワンキープレイスイッチ7、曲指定モードスイ
ッチ8が設けられている。ワンキープレイスイッチ7は
操作するごとに一音一音楽音を放音させていくワンキー
プレイ演奏を行うためのスイッチであり、曲指定モード
スイッチ8はキーボード2の白鍵の第1鍵から第10鍵で
10の曲目を指定するモードに切り換えるスイッチであ
る。
また、上記右の放音部3の左隣には、後述するフロッ
ピーディスク9挿入用の挿入口10が設けられている。第
3図に示すようにこのフロッピーディスク9の第1トラ
ック11には、第16図〜第20図上段に示すようなコード情
報が一画面ずつ記録されている。
<全体回路構成> 上記曲指定モードスイッチ8の操作後、上記キーボー
ド2からの曲指定データとワンキープレイスイッチ7の
操作信号が第4図に示す画像処理用CPU12に与えられる
と、画像処理用CPU12からサーボ回路部13に制御信号が
与えられて、サーボモータ14が駆動され、上記フロッピ
ーディスク9が回転されるとともに、磁気ヘッド15がフ
ロッピーディスク9の径方向にスライドされて、フロッ
ピーディスク9より該当曲の記憶されているトラック11
…の先頭トラック11の読み出しが行われる。
このフロッピーディスク9のトラック11より磁気ヘッ
ド15を介して読み出された一画面分のコード情報は、再
生処理回路部16で再生され、画像処理用CPU12によって
画像処理回路17に与えられる。この画像処理回路17で
は、与えらえるコード情報から第7図〜第14図に示す音
符や休符等の表示パターンを第16図〜第20図下段の楽譜
パターンに配列した楽譜映像データが作成され、この楽
譜映像データは、R(赤)、G(緑)、B(青)の各デ
ータ信号ごとにR駆動回路18、G駆動回路19、B駆動回
路20を通じて上記表示部5の各画素に順次与えられ表示
される。この表示部5の表示画素の指定は画像処理用CP
U12によって駆動される走査電極駆動回路21からの走査
信号に応じて行われる。
またフロッピーディスク9のトラック11より磁気ヘッ
ド15を介して読み出されたコード情報は、再生処理回路
部16を介して音高を示すキーコードが取り出され、一画
面キーコードメモリ部22に記憶保持される。この一画面
キーコードメモリ部22内のキーコードに応じた音高デー
タはワンキープレイスイッチ7の操作毎に楽音発生処理
用CPU24を介して楽音発生回路25に与えられ、楽音信号
が生成されてアンプ26を介してスピーカ27より放音され
る。
上記ワンキープレイスイッチ7の操作信号は次アドレ
ス指示信号としてアドレス指定回路28に与えられ、一画
面キーコードメモリ部22に対する読出アドレスが1つ歩
進されて、次の音の放音が開始される。この一画面キー
コードメモリ部22へのデータの書き込みは、画像処理用
CPU12からの読み出し/書き込み信号R/Wに基づいて行わ
れる。
上記フロッピーディスク9より読み出されるコード情
報には、一画面分の情報量ごとの区切りを示すエンドコ
ードと、曲の最後を示すファイナルコードも含まれてお
り、上記一画面キーコードメモリ部22よりこの両コード
のいずれかが読みだされると、エンド/ファイナルコー
ド検出部29でそのことが検出され、エンドコードが検出
された時は画面変更指示信号が上記画像処理用CPU12に
出力され、ファイナルコードが検出された時はイニシャ
ライズ信号が画像処理用CPU12に出力される。画面変更
指示信号が画像処理用CPU12に与えられると、この画像
処理用CPU12からサーボ回路部13に次のトラック11のコ
ード情報読み出しのための制御信号が与えられるととも
に、アドレス指定回路28にアドレスリセットのための制
御信号が与えられ、表示部5に次の画面が表示されて、
それに応じた楽音がワンキープレイにより放音可能とな
る。また、イニシャライズ信号が画像処理用CPU12に与
えられると、この画像処理用CPU12からサーボ回路部13
に駆動停止のための制御信号が与えられる。
上記ワンキープレイスイッチ7からの操作信号は、ア
ドレス指定回路28に書込アドレスリセット信号としても
与えられるとともに、楽音発生処理用CPU24に楽音生成
処理のスタート信号としても与えられる。
<画像処理回路17> 上記画像処理回路17の具体的回路は第5図に示すよう
に構成され、上記画像処理用CPU12からのコード情報の
うち音長、休符、特殊記号のコード情報が選択回路メモ
リ31で選択されてキャラクタROM32に与えられ、音符、
休符等の映像等の映像データがR(赤)、G(緑)、B
(青)の各色について読み出される。このR、G、Bの
映像データは、夫々Rゲート33、Gゲート34、Bゲート
35を介し優先回路39を通じ、さらに夫々ゲート40、41、
42を介してR画像メモリ36、G画像メモリ37、画像メモ
リ38に書き込まれ、ゲート51、52、53を介して上記R駆
動回路18、G駆動回路19、B駆動回路20に出力される
か、又は夫々ゲート48、49、50を介してR画像メモリ4
5、G画像メモリ46、B画像メモリ47書き込まれゲート5
4、55、56を介して上記R駆動回路18、G駆動回路19、
データ読みB駆動回路20に出力される。このように、画
像メモリを2組設けているのは、一方の画像メモリより
一画面のデータの読み出し中は、他方の画面メモリにフ
ロッピーディスク9からの一画面分のデータを書き込ん
で、表示画面切り換え時に直ちに次の画面を表示し、画
面切り換えを寸断なく行うためである。
また、画像処理用CPU12からのコード情報のうち音高
のコード情報はシフト/反転読出回路43に与えられ、上
記キャラクタROM32より読み出される音符の映像データ
の表示位置を音高に沿って上下にシフトしたり、上下反
転したりするように読出アドレスの制御がなされる。上
記Rゲート33、Gゲート34、Bゲート35にはコントロー
ル信号gR、gG、gBが供給され、各画素の色彩を決定すべ
くゲートの開閉調節が行われる。
さらに、画像処理用CPU12からのコード情報のうち小
節線、終止線のコード情報は五線パターンジェネレータ
44に与えられ、五線の映像信号が発生されて上記優先回
路39に与えられる。優先回路39では、五線の表示地点と
キャラクタROM32からの音符、休符等の表示地点が重な
る場合、音符、休符等の表示地点の方を表示映像信号と
して優先して出力する処理がなされる。従って、五線の
色彩と、音符、休符等の色彩とを異ならせることによ
り、明確に楽譜の表示が可能となる。
上記キャラクタROM32や五線パターンジェネレータ44
からの映像データは具体的には第7図〜第14図に示すよ
うな表示パターンデータをなしており、第7図は音部記
号、第8図及び第9図は調号記号、第10図は拍子記号、
第11図は音符記号とこの音符の音を半音上下する臨時記
号と符点記号、第12図は休符記号、第13図及び第14図は
点線で示す加線の付いた五線、小節線、終止線をそれぞ
れ示すものである。
上記R画面メモリ36、45、G画面メモリ37、46、B画
面メモリ38、47には画像処理用CPU12からの書込用のア
ドレスデータが与えられるが、このアドレスデータはア
ドレス上位とアドレス下位とに分かれており、アドレス
上位は上記第7図〜第14図に示す各表示パターンデータ
のブロック全体が書き込まれるアドレスを示し、ゲート
61、64を介して各画面メモリに与えられ、アドレス下位
は上記表示パターンデータのブロック内の各ドットのア
ドレスを示し、ゲート62、65を介して各画面メモリに与
えられる。このため、このアドレス下位のデータは上記
シフト/反転読出回路43や五線パターンジェネレータ44
に与えられて、上記音符、休符等の映像データの各ドッ
トの読み出しに用いられる。また、上記R画面メモリ3
6、45、G画面メモリ37、46、B画面メモリ38、47には
画像処理用CPU12からの読出用のアドレスデータもゲー
ト63、66を介して与えられるとともに、画像処理用CPU1
2からの読出/書込信号R/Wも与えられる。
上記ゲートのうち、画面メモリ36、37、38の入力側及
び書込用アドレス側のゲート40、41、42、61、62及び画
面メモリ45、46、47の出力側及び読出用アドレス側のゲ
ート54、55、56、66には画像処理用CPU12からの切換信
号、選択信号がそのまま与えられ、他のゲート51〜53、
63、48〜50、64、65には、上記切換信号、選択信号がイ
ンバータ67、68、69、70を介して反転して与えられ、各
画面メモリの書き込み、読み出しが交互に行われるよう
になっている。
<一画面キーコードメモリ部22の構成> 上記一画面キーコードメモリ部22の具体的回路は第6
図に示すように構成され、上記再生処理回路部16からの
キーコードは、ゲート71を介してキーコードメモリ部79
にプリセットされ、ゲート73を介して上記楽音発生処理
用CPU24に出力されるか、又はゲート72を介してキーコ
ードメモリ部80にプリセットされ、ゲート74を介して楽
音発生処理用CPU24に出力される。このようにメモリ部
を2つ設けているのは上記画像処理回路17と同じく、一
方のメモリ部より一画面に応じた情報を読み出している
時は、他方のメモリ部にフロッピーディスク9からの一
画面に応じた情報を書き込んで、一画面分の楽譜のワン
キープレイ演奏終了後直ちに次の楽音がワンキープレイ
演奏されたか否か比較検出する処理を寸断なく行うため
である。
上記キーコードメモリ部79には、上記アドレス指定回
路28からの書込アドレス信号及び読出アドレス信号が夫
々ゲート75及びゲート76を介して与えられ、キーコード
メモリ部80にも同じくアドレス指定回路28からの書込ア
ドレス信号及び読出アドレス信号が夫々ゲート77及びゲ
ート78を介して与えられ、これら両メモリ部79、80には
画像処理用CPU12からのR/W信号も与えられている。上記
ゲートのうち、キーコードメモリ部79の入力側及び書込
アドレス側のゲート71、75、及びキーコードメモリ部80
の出力側及びアドレス側のゲート74、78には画面処理用
CPU12からの切換信号がそのまま与えられ、他のゲート7
2、73、76、77には、上記切換信号がインバータ81、8
2、83、84を介して反転して与えられ、各メモリ部79、8
0の書き込み、読み出しが交互に行われるようになって
いる。
[実施例の動作] 次に、本実施例の動作について述べる。
楽譜を表示しながらワンキープレイ演奏をするには、
まずパワースイッチ6をオンしてフロッピーディスク9
を挿入口10より挿入セットして、曲指定モードスイッチ
8をオンし、フロッピーディスク9のカバーに書かれて
いる第15図に示す曲目名を見て、ワンキープレイ演奏し
たい曲例えば第1曲目である「A曲」を示す楽譜(具体
的には第16図中の第1画面で示すように、当該楽譜を複
数に分割した各分割楽譜のなかの最初の分割楽譜)に対
応する一連のコード情報(すなわち、キーコード情報)
を指示するための鍵(この場合第1鍵目)をオンする。
すると、この操作鍵に応じた「1」の曲指定データは画
像処理用CPU12に与えられ、画像処理用CPU12はサーボ回
路部13に第1トラック11の読み出しのための制御信号を
与え、画像処理用回路17に対する切換信号及び選択信号
をhigh(“1")レベルとしてゲート40〜42、61、62を開
成させ、画面メモリ36〜38に書込用アドレス等を与え
る。これにより、第16図上段に示す第1画面のコード情
報がフロッピーディスク9より読み出され、選択回路31
を経てキャラクタROM32、五線パターンジェネレータ44
で第16図下段に示す映像データに変換されて画面メモリ
36〜38にプリセットされる。このプリセット後、画像処
理用CPU12は切換信号及び選択信号をlowレベルとし画面
メモリ36〜38に読出用アドレス信号を与え画面メモリ36
〜38内の上記楽譜映像データを表示部5に出力させ、第
16図下段に示すように表示させる。
そして同時に、画像処理用CPU12は一画面キーコード
メモリ部22に対する切換信号をhighレベルとして、ゲー
ト71、74、75、78を開成させ、キーコードメモリ部79に
書込アドレス信号を与える。これにより、第16図上段に
示す上記第1画面のコード情報の音高、音長のデータ
が、再生処理回路部16を通じて一画面キーコードメモリ
部22のキーコードメモリ部79にプリセットされる。この
プリセット後、画像処理用CPU12は切換信号をlowレベル
としキーコードメモリ部79に読出アドレス信号を与えキ
ーコードメモリ部79内のコード情報の音高データを読み
出し可能状態とする。そしてワンキープレイスイッチ7
を順次操作すると、アドレス指定回路28に次アドレス指
示信号が与えられて、キーコードメモリ部79に対する読
出アドレス信号が歩進され、上記音高データが読み出さ
れて、楽音発生回路25に与えられ、順次楽音放音が行わ
れていく。
こうして、ワンキープレイ演奏に応じて、このワンキ
ープレイ演奏の演奏内容を知ることができる。
また、上述の画面メモリ36〜38、キーコードメモリ部
79より楽譜映像データ、コード情報が読み出されて第1
画面の楽譜の表示及び演奏が行われている間、切換信号
及び選択信号はlowレベルで、ゲート48〜50、64、72、7
7も開成されており、第17図に示す第2画面の楽譜映像
データ、コード情報がフロッピーディスク9の第2トラ
ック11より続いて読み出され、もう一方の画面メモリ45
〜47、キーコードメモリ部80に書き込まれていく。この
時、画像処理用CPU1Dよりゲート64、65、77を通じて上
記画面メモリ45〜47、キーコードメモリ部80に書込アド
レス信号が与えられる。
そして、キーコードメモリ部79より第1画面の終了を
示すエンドコード(END)が読み出されると、エンド/
ファイナルコード検出部29を通じて画像処理用CPU12に
画面変更指示信号が与えられ、これにより画像処理用CP
U12は画像処理回路17の画面メモリ45〜47より第2画面
の楽譜映像情報を読み出して、表示部5に第17図に示す
ように表示させるとともに、サーボ回路部13を通じて第
3画面のコード情報をフロッピーディスク9より読み出
して画面メモリ36〜38にプリセットさせる。また同時
に、画像処理用CPU12はアドレス指定回路28をリセット
して一画面キーコードメモリ部22のキーコードメモリ部
80より第2画面の楽譜に対応したコード情報をワンキー
プレイスイッチ7の操作毎に読み出して楽音の放音を行
わせるとともに、上記第3画面のコード情報をキーコー
ドメモリ部79にプリセットさせる。
こうして、第1画面の楽譜のワンキープレイ演奏終了
と同時に、第2画面の楽譜が表示され、この第2画面に
対応した楽音のワンキープレイ演奏が可能となり、楽音
の放音が寸断なく行われる。
このようにして画面メモリ36〜38、キーコードメモリ
部80と画面メモリ45〜47、キーコードメモリ部79の書き
込み、読み出しが交互に行われ、第18図の第3画面の楽
譜、第19図の第4画面の楽譜、第20図の第5画面の楽譜
が表示されてワンキープレイ演奏されていき、演奏が終
了するとファイナルコード(FINAL)が読み出され、そ
の結果エンド/ファイナルコード検出部29を通じて画像
処理用CPU12にイニシャライズ信号が与えられる。これ
により、画像処理用CPU12はフロッピーディスク9に対
する読出処理を終了させる。演奏終了後、曲目の選択を
直ちに行うことができる。ここで別の曲を選択すれば、
それに応じたフロッピーディスク9のトラック11よりコ
ード情報が読み出され、同様にして楽譜表示とワンキー
プレイ演奏が行われていく。
本実施例では、コード情報と楽譜映像データを記憶す
るメモリを2つとして、ワンキープレイ演奏中の情報の
ほか、次にワンキープレイ演奏する情報もフロッピーデ
ィスク9より読み出して予め記憶するようにしたから、
長い曲であっても途切れることなくワンキープレイ演奏
することができる。この場合、メモリの数は2つだけで
なく、3つ以上としてもよい。
なお、コード情報を記憶する手段としてはフロッピー
ディスク9のほか、ROMパック、RAMパック、、磁気テー
プ、レーザーディスク等でもよく、またコード情報はリ
ズムを含んだり、音色、音量等の情報が含まれてもよ
く、またアンサンブル効果のある複数楽音でもよく、こ
れに応じコード情報にリズム音源名、音色、音量、歌詞
や連符記号、アンダンテのような速さ記号、フォルテの
ような強弱記号を含ませたり、コード情報を複数の楽器
の楽譜を併記した総譜形式のものとしてもよく、さらに
表示部5に表示された楽譜のうち現在放音中の音符にカ
ーソル等を付加して表示したり、音符の色を変えたり、
音符を白黒反転させたりしてもよく、このほかワンキー
プレイスイッチ7はキーボード2の特定のキーや、足ペ
ダル等どのようなものでもよい。
[発明の効果] 以上述べたように、この発明によれば、記憶手段に分
割楽譜単位で複数組記憶されている一連のキーコード情
報を、分割楽譜の単位で順次読み出すようにし、この読
み出された分割楽譜単位の一連の楽音コード情報に基づ
いて対応する分割楽譜映像情報を生成し、この分割楽譜
映像情報に基づいて、対応する特定の分割楽譜を楽譜表
示手段により表示する構成としているので、記憶手段に
対し、各分割楽譜に対応する複数組の楽音コード情報の
ほかに、複数組の分割楽譜映像情報を記憶しておく必要
がなく、記憶容量の少量化を図ることができる。
また、この発明によれば、表示されている分割楽譜に
対応する一連のキーコード情報のすべてが、単一の外部
操作子の操作に応答して読み出されたことを条件に、記
憶手段から次の分割楽譜の一連のキーコード情報を読み
出し、この一連のキーコード情報に基づいて対応する次
の分割楽譜を楽譜表示手段で表示させる構成としている
ので、外部操作子による楽音発生指示が表示されている
分割楽譜の最終位置に到来する都度、次の分割楽譜を自
動的に切換えて表示することができるので、切換え表示
用の特別な指示手段を演奏者がその都度、操作する必要
がなくなる。この結果、演奏者は外部操作子の操作のみ
に神経を集中することができるため、分割楽譜通りの簡
易演奏を円滑に行うことが可能となる。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図は表示装置付電子楽器の全体外観図、第
3図はフロッピーディスク9を示す図、第4図は表示装
置付電子楽器の全体回路図、第5図、第6図は画像処理
回路17、一画面キーコードメモリ部22の具体的な回路
図、第7図〜第14図は各コード情報をキャラクタROM3
2、Rゲート33で楽譜映像データに変換した場合の表示
パターンを示す図、第15図はフロッピーディスク9に記
憶されている全曲目名の一覧を示す図、第16図〜第20図
は表示部5に表示された楽譜映像データと、これに対応
するコード情報の内容を示す図である。 2……キーボード、5……表示部、7……ワンキープレ
イスイッチ、9……フロッピーディスク、17……画像処
理回路、20……画像処理用CPU、22……一画面キーコー
ドメモリ部、24……楽音発生処理用CPU、29……エンド
/ファイナルコード検出部。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】単一の外部操作子と、 特定の楽譜を分割した複数の分割楽譜の単位で、各分割
    楽譜に含まれる一連の各音符にそれぞれ対応する一連の
    キーコード情報を記憶する記憶手段と、 前記単一の外部操作子が操作されるごとに、前記記憶手
    段から前記一連のキーコード情報を各音符単位で順次読
    み出し、この読み出されたキーコード情報に基づいて対
    応する音高をもつ楽音の発生を順次指示する楽音発生指
    示手段と、 前記記憶手段に記憶されている前記一連のキーコード情
    報を1つの分割楽譜の単位で読み出し、この読み出され
    た分割楽譜単位の一連のキーコード情報に基づいて対応
    する分割楽譜映像情報を生成し、この分割楽譜映像情報
    に基づいて対応する分割楽譜を表示する楽譜表示手段
    と、 この楽譜表示手段により表示されている分割楽譜に対応
    する一連のキーコード情報のすべてが、前記単一の外部
    操作子の操作に応答して読み出されたことを条件に、前
    記記憶手段から次の分割楽譜の一連のキーコード情報を
    読み出し、この一連のキーコード情報に基づいて対応す
    る次の分割楽譜を前記楽譜表示手段で表示させるように
    制御する制御手段と、 を具備していることを特徴とする音楽装置。
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