JPS62229196A - 自動演奏システム - Google Patents

自動演奏システム

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JPS62229196A
JPS62229196A JP61071869A JP7186986A JPS62229196A JP S62229196 A JPS62229196 A JP S62229196A JP 61071869 A JP61071869 A JP 61071869A JP 7186986 A JP7186986 A JP 7186986A JP S62229196 A JPS62229196 A JP S62229196A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本発明は自動演奏システムに係わり、詳しくは自動演奏
ピアノと電子音源とをコン1−ローラで制〈従来の技術
〉 従来この種の自動演奏システムとしては、ピアノの鍵操
作に基づき発生するキーコードを含む演奏情報をコント
ローラに記憶させておき、後刻コントローラが記憶して
いる演奏情報をピアノに供給し、各部に対応して設けら
れているソレノイドを選択的に励磁してピアノの打弦機
構を駆動して楽音を発生させていた。しかしながら」1
記従来の自動演奏システムにあっては、コントローラに
ピアノの鍵操作に対応した演奏情報しか記憶できなかっ
たので、ピアノの単独自BQJ演奏は可能だったものの
、ピアノと他の電子音源等とのアンサンプル演奏を行う
には演奏者が他の電子音源を別途操作しなければならず
、手軽にアンサンプル演奏を楽しめないという問題点が
あった。それで、本願出願人は本願と同日に出願された
特許願にて複数パートの演奏情報を記憶しているコント
ローラにより自動演奏ピアノと電子音源とに演奏情報を
供給して手軽にアンサンプル演奏を楽しめる自動演奏シ
ステムを提案した。
〈発明が解決しようとする問題点〉 しかしながら、本願と同日に出願された自動演奏システ
ムは演奏情報の読み出しから楽音の発生までの時間間隔
を何等制御していなかったので、自動演奏ピアノのよう
に機械的に楽音を発生する楽器と電子音源のように電子
的に楽音を発生する楽器とではそれぞれの発音機構の作
動時間差に基づき微妙に発音のタイミングがずれ、アン
サンプル演奏における美しいハーモニーを奏しがたいと
いう難点があった。
本発明は演奏情報の読み出しから楽音の発生までの時間
間隔を制御すれば発音のタイミングを一致させることが
できるだけでなく様々な音楽表現も演出可能にできるこ
とに着目してなされたものであり、アンサンプル演奏に
おける各楽器の発音タイミングを自由に制御できる自動
演奏システムを提供することを目的としている。
〈問題点を解決するための手段〉 本発明は演奏情報をディジタル形式で記憶し該演奏情報
を順次出力するコントローラと、鍵操作に基づき機械的
に楽音を発生させる機械的楽音発生機構と、」1記演奏
情報に基づき」1記機械的楽音発生機構を駆動する駆動
装置とを有する自動演奏ピアノとを含む自動演奏システ
ムに上記コントローラから供給される演奏情報に基づき
電子的に楽音を発生させる電子音源をさらに設け、」1
記コントローラに複数パートの演奏情報を記憶させて該
複数パートの演奏情報中の一の演奏情報を上記自動演奏
ピアノに、他の演奏情報を上記電子音源にそれぞれ供給
可能にするとともに、時間制御手段により上記一の演奏
情報が読み出されてから機械的に楽音が発生されるまで
の時間間隔と他の演奏情報が読み出されてから電子的に
楽音が発生されるまでの時間間隔とを制御できるように
したことを要旨とする。
〈作用および効果〉 上記構成に係わる自動演奏システムにあっては、コン1
〜ローラが複数パートの演奏情報をディジタル形式で記
憶しており、該複数パー1一の演奏情報の内、一の演奏
情報は自動演奏ピアノに関する演奏情報であり、他の演
奏情報は電子音源に関する演奏情報である。これらの複
数パートの演奏情報は略同時的に再生されてコントロー
ラから出力され、自動演奏ピアノと電子音源とに供給さ
れる。
自動演奏ピアノはコントローラから出力される複数パー
トの演奏情報の内、一の演奏情報に基づき駆動装置を機
能させて機械的楽音発生機構を駆動し、機械的に楽音を
発生させ、一方、電子音源は他の演奏情報に基づき電子
的に楽音を発生させる。
時間制御手段は上記一の演奏情報が読み出されてから機
械的に楽音が発生されるまでの時間間隔と他の演奏情報
が読み出されてから電子的に楽音が発生されるまでの時
間間隔とを制御するので、機械的楽音の発生と電子的楽
音の発生とを同期させることができ、美しいアンサンプ
ル演奏を提供することができる。さらに、」1記2種類
の楽音の発生を制御して音楽表現の幅を広げることも可
能である。
〈実施例〉 以下、図面に基づき本発明の一実施例を説明する。第1
図は一実施例の正面図であり、1はコントローラビルト
イン型の自動演奏ピアノを示している。この自動演奏ピ
アノ1は鍵盤3と該鍵盤3を構成している各部の鍵操作
に基づき打弦する機械的楽音発生機構としての打弦機構
と駆動信号に基づき上記打弦機構とペダル機構とを駆動
する駆動装置としてのソレノイド群等(図示せず)を有
しているが、上記各構成要素は通常の自動演奏ピアノと
ノ、6本的には同一なので詳細な説明は省略する。
自動演奏ピアノ1の上前板5にはコントローラ7の操作
パネルが露呈されており、このコントローラ7はMID
I出力端子からケーブル9を介して電子音源としてのキ
ーボード11のMIDI入力端子に電気的に接続されて
いる。
次に、コン1−ローラフの操作パネルについて第2図に
基づき説明する。操作パネルには電源スィッチ13が設
けられており、この電源スィッチ13がオンされると、
コントローラ7に内蔵されている後述するコンピュータ
システムが起動されるとともに、電源インジケータ15
が点灯される。
操作パネルのディスクトレイ17からはフロッピディス
クが挿入されてディスクドライバーにセットされる。一
方、ディスクドライバーからフロッピディスクを取り出
すときは取出しボタン19を押圧すればよい。21は曲
番号表示部であり、録音時には演奏により発生する一連
の演奏情報が記憶されるファイルのファイルラベルの一
部を構成する。これに対して、液晶表示部23には曲名
や後述する各種設定値、録音、再生時の経過時間さらに
は録音、再生レベル等が表示される。
録音スイッチ25はコントローラ7を録音開始待ち状態
にさせるスイッチであり、録音スイッチ25が操作され
ないときは再生モードで機能する。
この録音スイッチ25が操作されてコン1−ローラ7が
録音開始待ち状態になった後、スターl〜、ポーズスイ
ッチ27が操作されると鍵操作による演奏をフロッピデ
ィスクに録音することができるようになる。スタート、
ポーズスイッチ27は録音開始の外にも、録音開始後あ
るいは再生開始後に操作されると録音あるいは再生を一
時的に停止させる。選曲/早送り、早戻しスイッチ29
は左ボタン31と右ボタン33とで構成されており、こ
の選曲/早送り、早戻しスイッチ29は曲番号の選択モ
ードと再生中の早送り、早戻しモードとで共通して使用
される。すなわち、選曲/早送り、早戻しスイッチ29
が録音開始待ち状態または停止中に操作されると、上記
曲番号表示部21と共働して録音または再生するファイ
ルの選択を可能にする。これに対して、選曲/早送り、
早戻しスイッチ29が再生中に操作されると、再生中の
曲を早送りまたは早戻しする。
リピートスイッチ群35は演奏を繰り返し再生いる全て
の曲を繰り返し再生させる全曲スイッチ37と指定した
1曲のみ繰り返し再生させる1曲スイッチ39とある曲
の任意の2点間(A点とB点との間)を繰、り返し再生
させるA−Bスイッチ41とで構成されている。ストッ
プスイッチ43は録音、再生、早送り、早戻し等の動作
を停止させるためのスイッチである。
続く、音量スイッチ43、テンポスイッチ45、移調ス
イッチ47は増加ボタン49と減少ボタン51とともに
使用される。すなわち、音量スインチ43が操作された
後、増加ボタン49または減少ボタン51が押されると
、すでに設定されている音量値が変更され、テンポスイ
ッチ45が操作された後、増加ボタン49または減少ボ
タン5]。
が押されると再生される曲のテンポが所定の割合ずつ、
例えば10%ずつ変更される。これに対して、移調スイ
ッチ47が操作された後、増加ボタン49または減少ボ
タン51が押されると、再生時に曲の音程が所定の度数
ずつ変更される。
パー1−キャンセルスイッチはアンサンプル演奏の場合
、自動演奏ピアノ1で再生するパートの変更に使用され
、Rボタン53とLボタン55とで構成されている。R
ボタン53は自動演奏ピアノ1で再生するパート番号の
増加時に使用され、Lボタン55はパー1一番号の減少
時に使用される。
かかる操作パネルのスイッチ類の操作に基づき録音ある
いは再生を制御するコンピュータシステムの構成は、第
3図に示されているように、中央処理装置71が共通バ
ス73を介してロム75にアクセスしプログラム命令を
順次読み出して実行する。このロム75にはオペレイテ
ィングシステム、システムの初期化プログラムとともに
、第4図に示されているメインプログラムと第5図(A
)、(B)に生じされているアンサンプル演奏用の再生
サブルーチンプログラム、後述する遅延サブルーチンプ
ログラムも記憶されている。
ワーキングレジスタ77には選曲/早送り、早戻しスイ
ッチ29により選択された曲番号に対応するファイル名
を示すコード、リピーI−スイッチ群35により設定さ
れる繰り返し再生に関するデータコード、音量スイッチ
43と増加、減少スイッチ49.51により設定された
音斌値に関するデータコード、テンポスイッチ45と増
加、減少スイッチ49.51により設定されたテンポに
関するデータコード、移調スイッチ47と増加、減少ス
イッチ49.51により設定された再生時に変更すべき
音程に関するデータコード、アンサンプル演奏時に自動
演奏ピアノ1で再生するパートのコードデータ等がそれ
ぞれ所定のレジスタに記憶可能である。
DMAコントローラ79はオペレイティングシステムの
管理下で共通バス73を介してフロッピディスクドライ
バー81にセラ1−されているフロッピディスクに直接
アクセスし、再生モード時には中央処理装置71により
ワーキングレジスタ77から転送されるファイル名のち
とに記憶されている演奏情報をMIDI入出力83から
自動演奏ピアノ1および電子音源11−に送出する。一
方、録音モード時には自動演奏ピアノ1の鍵操作に基づ
き発生するコード化された演奏情報を予め指定されたフ
ァイルのデータ格納領域に書き込む。
ここで、アンサンプル演奏用に複数パー1への演奏情報
がコード化されて書き込まれているフロッピディスクに
ついて説明する。かかる複数情報の書き込みは、例えば
MIDIID−ダやFMサウンドシンセサイザユニツ1
−等でなされ、各パートのコード化された演奏情報には
異なるチャンネル番号が付されて同一ファイルのデータ
格納領域に順次記憶されている。
上記コントローラ7の操作パネルに設けられて−11〜 いるスイッチ類25等は、中央処理装置71により定期
的に走査され、いずれかのスイッチ25等が操作される
と操作されたスイッチ25等はソフトウェアにより判別
され、プログラムアドレスの変更あるいは対応するデー
タコードをワーキングレジスタ77に転送される。また
、操作パネルに設けられているスイッチ類25等の操作
に基づき設定されるデータコード等は中央処理装置71
により周期的に読み出されディスプレイコントローラ8
3により上記曲番号表示部21および液晶表示部23に
て可視表示される。
次に、自動演奏システムにより実行されるメインプログ
ラムについて第4図のフローチャート図を参照しつつ説
明する。電源スィッチ13がオンされると、コンピュー
タシステムは初期化プログラムを実行しくステップP1
)、システムの初期化を図る。次に、フロッピディスク
ドライバ81を走査してフロッピディスクがセットされ
ているか否かを判断する(ステップP2)。ステップP
2の判断がノーの間はフロッピディスクドライバ81の
走査を続け、ステップP2の判断がイエスになるのを待
つ。ステップP2の判断がイエスになると、プロッピデ
スクに関する処理、例えばフォーマットの要否、必要な
らフロッピディスクのフォーマット等を行う(ステップ
P3)。こうしてステップP3を終了しフロッピディス
クへの書き込みおよび読み出しが可能になると、操作パ
ネルのスイッチ群25等の走査を行う。すなわち、かか
る走査により選曲/早送り、早戻しスイッチ29が操作
されたか否かが判断され(ステップP4)、その判断結
果がイエスのときは後述する再生サブルーチンプログラ
ムに移行する。これに対して、ステップP4の判断結果
がノーのときは録音スイッチ25が操作されたか否かが
判断され(ステップP5)、その判断結果がイエスのと
きは録音サブルーチンプログラムに移行して自動演奏ピ
アノ1の鍵操作に基づき発生するコード化された演奏情
報を予め指定されたファイルのデータ格納領域に書き込
む。一方、ステップP5の判断結果がノーのときは再び
フロッピディスクドライバー81を走査してフロッピデ
ィスクが抜き出されたか否かを判断する(ステップP6
)。ステップI) 6の判断結果がノーの間はステップ
P4乃至P6を繰り返し、再生サブルーチンプログラム
または録音サブルーチンプログラムへの移行を待つ。
これに対して、ステップP6の判断結果がイエスの場合
はステップP2に戻り、新たにフロッピディスクがセッ
トされてステップI) 2の判断結果がイエスになるの
を待つ。
続いて、ステップP4の判断結果がイエスとなり、再生
サブルーチンプログラムに移行したときのフローを説明
する。第5図(A)乃至(B)は自動演奏ピアノ1と電
子音源1]とにアンサンプル演奏をさせるためのサブル
ーチンプログラムであり、フロッピディスクドライバ8
1にアンサンプル演奏用にコード化された複数パートの
演奏情報を記憶しているフロッピディスクがセットされ
、選曲/早送り、早戻しスイッチ29が操作されると、
選曲スイッチオンイベントとなる。具体的には右ボタン
33を押すと曲順が進み曲番号表示部21に表示される
曲番号が増加し、液晶表示部23に該曲番号に対応した
曲名が表示される。これに対して、左ボタン31が押さ
れると曲順が戻り曲番号表示部21に表示される曲番号
が減少し、液晶表示部23に該曲番号に対応した曲名が
表示される。こうした選曲サブルーチンR1にあっては
曲番号と曲名との表示の変更に加えて、レジスタに記憶
されている選曲された曲に関するコード化されている演
奏情報の書き込まれているファイル名も変更され、再生
開始に備える。
この後1、スイッチ群47等が操作されると、移調サブ
ルーチンR2、リピート設定サブルーチンR3、音量設
定サブルーチンR4、テンポ設定サブルーチンR5がそ
れぞれ実行されて自動演奏ピアノ1の再生に際して移調
すべき度数と再生の音量値、アンサンプル演奏の繰り返
しの有無、自動演奏ピアノ1と電子音源11とのテンポ
がそれぞれ設定される。勿論、これらのザブルーチンは
R2、R3,R4,、R5は対応するスイッチの操作が
なされなければ実行されず、初期化プログラム=15− Plの実行時に設定された標準的な値で再生がなされる
続いて、セットされたフロッピディスクに記録されてい
る曲がアンサンプル演奏用に録音されているか否かの判
断がなされ(ステップP11)、判断結果がノーの場合
は他の再生モードにしたがった処理が行われる。これに
対して、ステップP11の判断結果がイエスのときはス
トップスイッチ43が操作されたか否かの判断がなされ
(ステップP12)−その判断結果がノーの間はステッ
プP12を繰り返してその判断結果がイエスになるのを
待つ。やがてストップスイッチ43が操作されてステッ
プP12の判断結果がイエスになると、液晶表示部23
に自動演奏ピアノ1で再生する標準的パート、例えば第
1パー1〜の表示が表れる(ステップP13)。そこで
自動演奏ピアノ1で再生するパートの変更を所望してR
ボタン53またはLボタン55を押すと、ステップP1
4の判断結果がイエスとなり、自動演奏ピアノ1で再生
されるパートの番号が変更され、新たに設定されたパー
トのコードデータが所定のレジスタに書き込まれるとと
もに、液晶表示部23に該パートのパート番号が表示さ
れる(ステップP15)。
続くステップではスタート、ポーズスイッチ27が操作
されたか否かが判断される(ステップP16)。ステッ
プP16の判断結果がノーの場合はステップP14に戻
り、以後ステップP14乃至ステップP]、6を繰り返
して自動演奏ピアノ1で演奏されるパートの変更および
スター1へ、ポーズスイッチ27の操作を待つ。スター
1へ、ポーズスイッチ27が操作されてステップP 1
.6の判断結果がイエスになると、選曲された曲名の演
奏情報が記憶されているファイルからコード化された演
奏情報を順次読み出しくステップP17)、予め設定さ
れたテンポに調整される(ステップPI8)。次に、各
コード化された演奏情報に付されているチャンネル番号
が自動演奏ピアノ1の再生パートとして指定されたチャ
ンネルと一致しているか否かが判断される(ステップP
19)。ステップ19の判断結果がイエスのときはその
コード化された演奏情報は自動演奏ピアノ1に送出され
(ステップP20)、自動演奏ピアノ1−でコード変換
された後、駆動装置に供給され、対応するソレノイドを
励磁して打弦機構とペダル機構とを駆動する。その結果
、上記音楽情報に基づく自動演奏がなされる。
これに対して、ステップ19の判断結果がノーのときは
そのコード化された演奏情報は電子音源11にて再生さ
れるべきパートのものなので、所定時間遅延された後に
電子音源11に転送されて該電子音源]1にて電子的に
楽音が発生される(ステップP21)。第1図に示され
ている自動演奏システムでは1つの電子音源11のみ描
かれているが、MIDIは16チヤンネルを有している
ので、最大]、5台の電子音源を接続することができる
かかるステップP1−7乃至P21の処理を第6図の機
能ブロック図に基づき詳細に説明すれば以下の通りであ
る。フロッピディスク101から順次読み出された複数
パートのコード化された演奏情報は、コントローラ7に
おいて、まずレジスタに記憶されているテンポに関する
コードデータに基づきテンポの変更がなされ(ステップ
P18)、続いて各パー1〜の演奏情報に付されている
チャンネルコードをレジスタに記憶されている自動演奏
ピアノ1で再生されるべきパートのチャンネルコードと
比較され、自動演奏ピアノ1で再生されるべきパートの
演奏情報の場合は音量と音程とに関するデータをそれぞ
れレジスタに記憶されている値に一致させた後(ステッ
プP51.ステップP52)、打鍵機構とペダル機構と
を駆動するソレノイドの制御回路103に供給されて必
要なコード変換が行なわれ、対応するソレノイド105
゜107、・・を励磁する。一方、電子音源11で再生
されるべき演奏情報は遅延バッファ(ステップP53)
にて所定時間、典型的には500 m sea、だけ遅
延される。この遅延時間は打弦機構により機械的に楽音
を発生させるのに要する時間と電子音源11が電子的に
楽音を発生させるのに要する時間とを一致させるのに必
要な時間であり、打弦機構に付随して設けられているソ
レノイドに供給される駆動信号の継続時間も上記遅延時
間に基づき制御されている。本実施例では上記遅延バッ
ファはロム75に記憶されている遅延サブルーチンプロ
グラムによりソフトウェア的に実現されている。こうし
て所定時間だけ遅延された演奏情報はMIDI出力83
から電子音源11に送出さ九、電子音源11は該演奏情
報に基づき電子的に楽音を発生させる。
再び、第5図(A)、(B)において、こうして自動演
奏ピアノ1と電子音源11とのアンサンプル演奏が開始
されると、再び操作パネルのスイッチ群25等の走査が
開始され、スター1〜、ポーズスイッチ27が操作され
たか否かを判別する(ステップP22)。ステップP2
2の判断結果がイエスのときはフロッピディスクからの
読み出しを停止して(ステップP23)、再びスタート
、ポーズスイッチ27が操作されてフロッピディスクか
らの読み出し開始を再開すべきか否かの判断を行い(ス
テップP24)、その判断結果がイエスのときは直ちに
ステップP17に戻りフロッピディスクからの演奏情報
の読み出しを再開するが、ステップP24の判断結果が
ノーの場合は再び選曲サブルーチンR1に戻り、選曲サ
ブルーチンR1乃至ステップP16を繰り返して演奏情
報の読み出し再開を待つ。
一方、ステップP22の判断結果がノーの場合は演奏情
報の読み出しを継続させつつ操作パネルのスイッチ群2
5等を走査する。すなわち、選曲/早送り、早戻しスイ
ッチ31.33が操作されると、ステップP25の判断
結果がイエスになるので、再生中の曲を9送りまたは早
戻ししくステップP26)、ステップP25の判断結果
がノーの場合はテンポスイッチ45が操作されたか否か
を判断する(ステップP27)。ステップP27の判断
結果がイエスなら再生中のテンポを変更しくステップP
28)、ステップP27の判断結果がノーなら移調スイ
ッチ47が操作されたか否かを判断する(ステップP2
9)。ステップP29の判断結果がイエスなら、自動演
奏ピアノ1で再生しているバーl〜の移調を行う(ステ
ップP30)。一方ステップP29の判断結果がノーな
らば、リピートスイッチ群35が操作されたか否かを判
断する(ステップP31)。ステップP31の判断結果
がイエスなら押圧されたスイッチ37乃至41に対応し
たリピート演奏を設定しくステップP32)、ステップ
P31の判断結果がノーならば音量スイッチ43が操作
されたが否かを判断する(ステップP33)。ステップ
P 33の判断結果がイエスならば自動演奏ピアノ1で
再生中のパートの音量を変更しくステップP34)、ス
テップP33の判断結果がノーのときはス1〜ツブスイ
ッチ43が操作されたか否かを判断する(ステップP3
5)。ステップP35の判断結果がイエスの場合は第4
図で説明したメインフローに戻り、ステップI) 35
の判断結果がノーならばフロッピディスクからの読み出
しが終了したか否かを判断する(ステップP36)。ス
テップP36の判断結果がイエスの場合はストップスイ
ッチ43が操作されたときと同様にメインフローに戻り
、ステップP36の判断結果がノーならばステップP1
7に戻ってフロッピディスクからの演奏情報の読み出し
を続ける。したがって、本実施例では再生中でも自動演
奏ピアノ1の音量等を変更することができ、電子音源]
1と調和したアンサンプル演奏を行うことができる。
また、上記一実施例ではアップライト型の自動演奏ピア
ノを使用して自動演奏システムを構成したが、自動演奏
の可能なグランドピアノを使用してもよい。さらに、」
二記−実施例ではコントローラを自動演奏ピアノに組み
込んだが、コン1ヘローラを自動演奏ピアノから独立さ
ゼて設置してもよい。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明の一実施例の概略構成を示す正面図、 第2図は第1図に示されたコントローラの正面図、 第3図は第1図に示されたコントローラのバー=23− ドウエアを示す電気ブロック図、 第4図は一実施例のメインフローを示すフローチャート
図、 第5図(A)乃至(B)は再生モード時のサブルーチン
プログラムのフローチャー1〜図、名 6図1.l−餐
γ化今11のお包含ヒアロ、グ圓て場ろ。 1・・・・・・・・・自動演奏ピアノ、3・・・・・・
・・・鍵盤、 7・・・・・・・・・コントローラ、 11・・・・・・・・電子音源、 1、0’ 3・・・・・・・ソレノイド制御回路、10
5.107・・・ソレノイド、 P53・・・・・・・遅延バッファ。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 演奏情報をディジタル形式で記憶し該演奏情報を順次出
    力するコントローラと、 鍵操作に基づき機械的に楽音を発生させる機械的楽音発
    生機構と、上記演奏情報に基づき上記機械的楽音発生機
    構を駆動する駆動装置とを有する自動演奏ピアノとを含
    む自動演奏システムにおいて、 上記コントローラから供給される演奏情報に基づき電子
    的に楽音を発生させる電子音源をさらに設け、上記コン
    トローラに複数パートの演奏情報を記憶させて該複数パ
    ートの演奏情報中の一の演奏情報を上記自動演奏ピアノ
    に、他の演奏情報を上記電子音源にそれぞれ供給可能に
    するとともに、時間制御手段により上記一の演奏情報が
    読み出されてから機械的に楽音が発生されるまでの時間
    間隔と他の演奏情報が読み出されてから電子的に楽音が
    発生されるまでの時間間隔とを制御できるようにしたこ
    とを特徴とする自動演奏システム。
JP61071869A 1986-03-29 1986-03-29 自動演奏システム Granted JPS62229196A (ja)

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JP61071869A JPS62229196A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 自動演奏システム
EP87104340A EP0239917A3 (en) 1986-03-29 1987-03-24 Automatic sound player system having acoustic and electronic sound sources
US07/029,804 US4744281A (en) 1986-03-29 1987-03-25 Automatic sound player system having acoustic and electronic sound sources

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JP61071869A JPS62229196A (ja) 1986-03-29 1986-03-29 自動演奏システム

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JPS62229196A true JPS62229196A (ja) 1987-10-07
JPH0533798B2 JPH0533798B2 (ja) 1993-05-20

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