JPH0149958B2 - - Google Patents

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JPH0149958B2
JPH0149958B2 JP54165266A JP16526679A JPH0149958B2 JP H0149958 B2 JPH0149958 B2 JP H0149958B2 JP 54165266 A JP54165266 A JP 54165266A JP 16526679 A JP16526679 A JP 16526679A JP H0149958 B2 JPH0149958 B2 JP H0149958B2
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JP
Japan
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gate
key
keys
signal
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JP54165266A
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JPS5688196A (en
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Hiroshi Ishii
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
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Priority to US06/213,089 priority patent/US4361067A/en
Priority to GB8039763A priority patent/GB2066549B/en
Priority to DE3047801A priority patent/DE3047801C2/de
Publication of JPS5688196A publication Critical patent/JPS5688196A/ja
Publication of JPH0149958B2 publication Critical patent/JPH0149958B2/ja
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    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/36Accompaniment arrangements
    • G10H1/38Chord
    • GPHYSICS
    • G10MUSICAL INSTRUMENTS; ACOUSTICS
    • G10HELECTROPHONIC MUSICAL INSTRUMENTS; INSTRUMENTS IN WHICH THE TONES ARE GENERATED BY ELECTROMECHANICAL MEANS OR ELECTRONIC GENERATORS, OR IN WHICH THE TONES ARE SYNTHESISED FROM A DATA STORE
    • G10H1/00Details of electrophonic musical instruments
    • G10H1/0033Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments
    • G10H1/0041Recording/reproducing or transmission of music for electrophonic musical instruments in coded form

Description

【発明の詳細な説明】 本発明は、予め鍵盤を用いて記憶した楽曲を鍵
盤の一部の鍵の操作にて読出し、その際に出力音
量の制御もその鍵操作にて行うようにした電子楽
器に関する。
鍵盤電子楽器の演奏に際しては、普通右手がメ
ロデイを左手の伴奏とは異なるリズムパターンで
奏されることがほとんどであり、初心者にとつて
はその演奏が困難なものであつた。
そこで、従来から、予めメロデイあるいは伴奏
を記憶しておき、読出し演奏することが種々考え
られているが、その際読出されて出力される楽音
の音量は単一であり、実演奏に比して音楽的には
劣つてしまわざるを得なかつた。
本発明は、上記事情に鑑みて成されたもので、
予め記憶手段に記憶されている音高情報を鍵盤の
一部の鍵を用いて読出すと共に、その鍵の配列順
序に応じた音量レベルにて当該楽音を出力するよ
うにした電子楽器を提供することを目的とする。
以下、第1図乃至第4図を参照しながら本発明
の一実施例について説明する。第1図は実施例に
於る電子楽器本体の外観斜視図であり、図中1は
4オクターブ(「C2」〜「B5」)でなる鍵盤であ
る。鍵盤1は後の説明で明らかになる如く機能分
割され、記憶された楽曲の読出し指示鍵としても
一部の鍵が用いられる。2aは鍵盤1を普通に使
用するか、機能分割位置を設定するか、演奏され
た情報をメモリに書込むか、あるいは機能分割し
て使用するかを指定するスイツチである。また、
3はパワースイツチ、ポリウム等の外部操作スイ
ツチであり、4はスピーカである。
次に、第2図を参照しながら本実施例の回路構
成について説明する。第2図に示された回路構成
は大別すると5つのブロツク及びこれ等各ブロツ
クを接続する回路から成つており、それ等は例え
ば夫々1つづつのLSI(大規模集積回路)あるい
はハイブリツドICで構成されている。即ち、1
0は鍵盤1の各キーにより操作されるキー入力
部、20は楽音を作成し出力する回路及びキー入
力の制御を行う回路等で構成された楽音発生部、
30は予め音階コードがセツトされるメモリ31
及び周辺回路から成るメモリ部、40はメモリ部
30の書き込みあるいは読出しを指示する制御
部、50は音響変換部である。
以下、これ等各ブロツク10〜50及びそれ等
の接続回路について詳述する。
楽音発生部20内には上述した如く、鍵盤1を
スキヤンし押圧鍵を検出する為の4ビツトのノー
トカウンタ21及び2ビツトのブロツクカウンタ
22が設けられ、ノートカウンタ21の初段には
スキヤンニングの為のクロツクAが印加されてい
る。ノートカウンタ21は、そのカウント内容を
ノートデコーダ23に送出し、ノートデコーダ2
3はノートカウンタ21のカウント値「0」〜
「11」に応じて「C」〜「B」の12音に対応する
12ライン23a〜23lに夫々異なるタイミング
で“1”信号を出力し、キー入力部10の各オク
ターブの同一音名の鍵をスキヤンニングする。ま
た、ノートデコーダ23のライン23mにはノー
トカウンタ21のカウント値が「12」に達した際
に出力が得られ、この出力はノートカウンタ21
にリセツト信号としてブロツクカウンタ22にカ
ウント用クロツクとして夫々印加される。ブロツ
クカウンタ22は上記カウント用クロツクに応じ
てカウントするもので、そのカウント出力はブロ
ツクデコーダ24に送出される。ブロツクデコー
ダ24は、ブロツクカウンタ22のカウント値
「0」〜「3」に応じてライン24a〜24dに
夫々異なるタイミングで“1”信号を出力し、こ
れ等ライン24a〜24dに出力された信号はオ
クターブ検出信号としてアンドゲート25a〜2
5d及び25e〜25hに夫々印加される。アン
ドゲート25a〜25d,25e〜25hの出力
は、オアゲート26a,26bを介してシリアル
―パラレル変換の機能をもち、キー入力部10の
鍵数に対応する48ビツトの容量を有するシフトレ
ジスタ27a,27bに各々入力する。このシフ
トレジスタ27a,27bは、キー入力部10内
の鍵夫々に対して固有のビツト位置を持つて鍵に
対する情報を記憶するもので、そのパラレル出力
はシフトレジスタ27と同一容量の48ビツトで構
成されるバツフア28a,28bに印加される。
バツフア28a,28bは、キー入力部10に於
る全キーのスキヤンが終了した際にシフトレジス
タ27a,27bの出力を読込むもので、読込み
信号としてノートデコーダ23のライン23m及
びブロツクデコーダ24のライン24dに出力さ
れる信号が印加されるアンドゲート28cの出力
が印加されている。バツフア28a,28bの出
力は、楽音信号を作成する楽音作成回路29に送
出され、その楽音作成回路29で各種楽音が操作
された鍵の音高に応じてデイジタル的に作成され
る。尚、この楽音作成回路29は、バツフア28
a,28bの双方からの信号に応じて、2系統の
楽音信号を作成するものでバツフア28aに対す
る回路を29a、バツフア28bに対する回路を
29bとする。尚、この2系統の楽音信号は一つ
の楽音作成回路を時分割的に駆動して得るように
しても良い。そして、この楽音作成回路29内の
デイジタル―アナログ変換器にてアナログ信号に
変換されて出力された楽音信号のうち、回路29
aの出力は音響変換部50内のアンプ51に直
接、回路29bの出力は、音量制御回路52に与
えられ、制御部40より供給される音量制御信号
E(後述)にて、音量制御された後、アンプ51
に与えられる。尚、上記音量制御回路52は上記
信号E(4ビツトのデイジタル信号)をアナログ
信号に変換するデイジタル―アナログ変換器と、
このデイジタル―アナログ変換器の出力を受けて
音量制御をするVCA(電圧制御増幅器)等より成
る。そして、楽音信号は、アンプ51にて、増幅
された後スピーカ4により発音される。
なお、外部操作スイツチ3の操作出力は上記楽
音作成回路29に印加され、楽音作成回路29は
上記バツフア28a,28bの出力及び外部操作
スイツチ3の操作出力に応じて所定の楽音信号を
作成するものである。
一方、キー入力部10は、その詳細を円11で
囲つて示す如く、その行線及び列線の交点上にダ
イオード12及び鍵盤1の各鍵に連動するスイツ
チ13が設けられた構成となつており、4オクタ
ーブ分の48個のスイツチが4行12列のマトリクス
で構成されている。即ち、キー入力部10の各列
線は上記ノートデコーダ23にライン23a〜2
3lであり、この列線上に同一音名でオクターブ
の異なる各鍵が、そして同一行内には夫々「C」
〜「B」の12音に対応する鍵が接続されており、
キー入力部10からは10a〜10dの各ライン
に各音名のタイミングで鍵の操作出力が得られる
ようになつている。
しかして、ライン10a〜10dに出力された
鍵操作信号は夫々アンドゲート61a〜61dに
印加され、これ等アンドゲート61a〜61dの
出力は夫々アンドゲート25a〜25dに印加さ
れる。
また、上記ライン10a〜10dに出力された
キー操作信号はメモリ部30にも入力され、メモ
リ31にアンドゲート31a〜31dを介して供
給される。更に、このメモリ31にはライン23
a〜23lに出力されるノートコードが入力され
ている。
そして、メモリ31から読出されたデータはア
ンドゲート31e〜31hを介して出力され、上
記アンドゲート25e〜25hに各々入力され
る。なお、上記アンドゲート31a〜31d,3
1e〜31hの夫々は制御部40から出力される
制御信号C,Bによつて開閉制御される。また、
制御部40からはメモリ31の読出し/書き込み
R/W制御信号C、及び書き込み時、読出し時に
メモリ31のアドドレスをインクリメントする信
号Dが印加されている。
一方、制御部40は第1図に示すスイツチ2a
の出力、キー入力部10のライン10a〜10d
の出力及びクロツクAを入力し、上記メモリ部3
0に対する制御信号B〜Dの他、アンドゲート6
1a〜61dの開閉制御信号A、音量制御回路5
2に対する音量制御信号Eを出力するもので、そ
の詳細を第3図に示す。なお、第3図に示す詳細
図の入出力端は第2図に示すそれとは位置的に一
致していない。
即ち、第3図に於て、401,402は第2図
に示すノートカウンタ21、ブロツクカウンタ2
2と同期して動作するカウンタで、カウンタ40
1の初段にはノートカウンタ23に入力されてい
るクロツク信号と同一のクロツク信号Aが印加さ
れている。そしてこのカウンタ401は、このカ
ウンタ401が「12」を計数したときにライン4
03に出力される信号でリセツトされ、また、こ
のライン403に出力される信号はカウンタ40
2の計数クロツクとして印加されている。カウン
タ402の出力は、キーオン検出回路404に入
力され、キー入力部10のライン10a〜10d
に出力されるキー操作信号をアンドゲート25a
〜25d,25e〜25hと同様オクターブ選択
して出力し、その出力はオアゲート405を介し
て出力される。
しかして、このオアゲート405の出力はアン
ドゲート406,407に直接、インバータ40
8を介してアンドゲート409に各々入力され
る。そして、このアンドゲート406には、48ビ
ツト容量のシフトレジスタ410の出力がインバ
ータ411を介して、アンドゲート407,40
9には、上記シフトレジスタ410の出力が直接
供給される。即ち、これ等アンドゲート406,
407,409は、新たにキー操作が成された
際、キー操作が続行されている際、及びキー操作
が停止された際に当該鍵のタイミングでそれぞれ
“1”信号を出力する。上記アンドゲート406,
407の出力は、オアゲート412を介して、上
記シフトレジスタ410に与えられる。更に、ア
ンドゲート406の出力は、スイツチ2aの分割
指示の接点の出力と共にアンドゲート413に印
加され、このアンドゲート413の出力は上記カ
ウンタ401,402の内容を記憶するメモリ4
14,415に読込み指令として与えられる。即
ち、メモリ414,415はスイツチ2aが分割
指示の位置にあるときに操作された鍵の位置をノ
ートカウンタ21及びブロツクカウンタ22と同
期して動作しているカウンタ401,402の内
容を読込むことにより、ノートコード及びブロツ
クコードで記憶するものである。そして、その出
力はカウンタ401,402の出力と共に排他的
オアゲート416a〜416fに印加され、6ビ
ツトの内容が全て一致した際に、ノアゲート41
7aの出力を“1”とせしめ、R―Sフリツプフ
ロツプ418のセツト端子Sにセツト信号を印加
する。また、そのリセツト端子Rには、排他的オ
アゲート416a〜416dの出力及びこのR―
Sフリツプフロツプのリセツト側出力が印加さ
れるノアゲート417bの出力が供給される。
尚、このフリツプフロツプ418はセツト側が優
先されるものである。而して、このフリツプフロ
ツプ418は鍵盤1の機能分割を指示した指示鍵
を含む高音側の1オクターブのキースキヤンニン
グの間、その論理状態を“1”とし、それ以外の
キースキヤンニングの間、その論理状態を“0”
とするものである。
そして、このR―Sフリツプフロツプ418の
セツト側出力Qはアンドゲート419,420に
印加される。このアンドゲート419には更に、
上記アンドゲート406の出力が印加され、アン
ドゲート420には、上記アンドゲート409の
出力が印加され、このアンドゲート419,42
0の出力は、R―Sフリツプフロツプ421のセ
ツト端子S、リセツト端子Rに各々印加される。
このフリツプフロツプ421は、上記鍵盤1のう
ち機能分割した1オクターブの鍵のいずれかが操
作されている間、論理状態を“1”と設定される
ものである。
このフリツプフロツプ421のセツト側出力Q
は、アンドゲート422に印加され、更に、この
アンドゲート422にはスイツチ2aのメモリ3
1からの読出しを指定する接点の出力が与えら
れ、その出力は、上記制御信号Bとしてアンドゲ
ート31e〜31hに印加される。
また、上記スイツチ2aの通常演奏を指定する
接点の出力及びメモリ31への書込みを指定する
接点の出力が印加されるオクターブ424には、
更に、上記スイツチ2aのメモリ31からの読出
しを指定する接点の出力と上記R―Sフリツプフ
ロツプ418のリセツト側出力が印加されるア
ンドゲート423の出力が供給され、このオアゲ
ート424の出力は制御信号Aとして、アンドゲ
ート61a〜61dに与えられる。
また、制御信号Cとして、上記スイツチ2aの
メモリ31へ書込みを指定する接点の出力が直接
アンドゲート31a〜31d等に対し供給され
る。
更に、メモリ31に対し、インクリメント制御
する為の制御信号Dは、スイツチ2aの読出しを
指定する接点の出力及び、アンドゲート419の
出力が各々印加されるアンドゲート425の出力
と、上記スイツチ2aの書込みを指定する接点の
出力及び上記アンドゲート406の出力とが各々
印加されるアンドゲート426の出力とがそれぞ
れオアゲート427を介して出力された信号であ
る。
このように、制御部40からは、制御信号A〜
Dが作成されて出力されるほか、音量制御信号E
が出力される。即ち、上記ノアゲート417aの
出力及び、自己のデータが「12」になつた際にラ
イン48を介して出力される信号が各々オアゲー
ト428aを介して与えられることによりリセツ
トされ、クロツクAにてカウントアツプされる4
ビツトカウンタ429の出力が、上記アンドゲー
ト425の出力にて開閉制御されるアンドゲート
430a〜430dに印加され、このアンドゲー
ト430a〜430d出力が音量制御信号Eとし
て音響変換部50内の音量制御回路52に供給さ
れる。このように、音量制御信号Eは、「0」〜
「11」の12段階まで変化する4ビツトデータであ
り、例えばPP(Pianissimo)〜ff(Fortissimo)
に対応する音量変化を可能とする。
次に、上記の如くの構成において、4オクター
ブの鍵盤のうち例えば最高オクターブ、即ちC5
〜B5の鍵をメロデイ音読み出し演奏用として機
能設定し、メモリ31の内容を読み出し演奏する
場合について第4図を参照して説明する。
まず、分離位置を指定する為に、スイツチ2a
を分割位置指定の位置に設定し、「C5」の鍵を操
作する。この「C5」の鍵操作によりキー入力部
10のライン10dには「C」のタイミングで操
作出力が得られ、制御部40のキーオン検出回路
404に入力される。そして、キーオン検出回路
404では、カウンタ402の内容が「3」とな
つた際にオア回路405の所定のラインに“1”
信号を出力する。その結果、アンドゲート406
より“1”信号が出力され、アンドゲート413
の出力が“1”となることによつて、メモリ41
4,415にカウンタ401,402の内容が読
込まれる。従つて、キースキヤンニング中必ず
「C5」のタイミングで、ノアゲート417aから
“1”信号が出力され、R―Sフリツプフロツプ
418がセツトされると共に、「C2」のタイミン
グ(「C3」,「C4」も同様)で、ノアゲート417
bから上記R―Sフリツプフロツプ418に対
し、リセツト信号が与えられることになる。
次に、メモリ31に第4図に示すメロデイ譜を
記憶設定する場合について説明する。まず、スイ
ツチ2aをメモリ31への書込みを指定する位置
に設定し、鍵盤1を操作してその音高コードをメ
モリ31に書込む。このときメモリ31はアンド
ゲート31a〜31dの開成信号が送出されるこ
とにより書込可能状態になつている。それで、最
初の音「G4」を記憶させる為に、鍵盤1の「G4
の鍵を操作するとその操作信号はライン10cに
ノートタイミングの「G」のタイミングで得ら
れ、アンドゲート31cを介してメモリ31に印
加される。このとき、ライン10cに出力された
信号は「G4」固有のタイミングで、オアゲート
405から出力され、それまでシフトレジスタ4
10には「G4」のビツト位置に“1”が無いこ
とによアンドゲート406から“1”出力が得ら
れる。従つて、アンドゲート426はその論理条
件を満足し、オアゲート427を介して、メモリ
31に読込み指令としてインクリメント信号Dが
与えられる。このことにより、メモリ31は、ラ
イン23a〜23lに出力されたノートコードと
アンドゲート31a〜31dから出力されたブロ
ツクコードを読込み記憶する。なお、メモリ31
はライン23a〜23lに出力されるノートコー
ドで「B」のコードの出力される回数をカウント
しており、C2〜B5の全鍵をスキヤンする間に入
力されるコードは同時に発音すべきものとして記
憶するが、今は「G4」のコードのみが記憶され
る。しかして、次に「B4」の鍵を操作すると上
記同様の動作により、この「B4」が記憶される。
以下第4図に示されるメロデイ譜に従つて、
「D5」,「B4」,「D5」,「E5」,……と操作すること
により、メモリ31には第4図に示すメロデイパ
ターンが記憶設定される。
次に、このようにして記憶設定されたメロデイ
譜をそのリズムパターンだけを考慮して右手によ
り読出し演奏すると共に、左手にて伴奏譜を演奏
する場合を説明する。この場合、第4図に示され
ている如くスイツチ2aを読出し指定位置に設定
する。この設定及び上述した鍵の分離指定よつ
て、「C5」〜「B5」のキータイミングでは、R―
Sフリツプフロツプ418のセツト側出力Qが
“1”とな、「C2」〜「B4」のキータイミングで
は、リセツト側出力が“1”となる。従つて、
先ず右手で、「C5」〜「B5」のうち所望の鍵の操
作をすると、その操作出力は、当該鍵のタイミン
グにてオアゲート405から出力され、それまで
シフトレジスタ410に“1”信号が記憶されて
いない為、アンドゲート406から“1”信号が
出力する。その結果アンドゲート419の論理条
件が満たされ、R―Sフリツプフロツプ421が
セツトされ、その結果アンドゲート422を介し
て、アンドゲート31e〜31hに対し、開閉制
御信号Bとして“1”信号が送出される。同時
に、アンドゲート425の論理条件が満たされ
て、オアゲート427を介し、メモリ31に対し
インクリメト信号Dが印加される。メモリ31
は、この指示によノートデコーダ23のライン2
3a〜23lに出力されているノートコードと予
め記憶設定されているノートコードとを比較し、
一致が検出されると予め書き込まれたブロツクコ
ードに従つたラインに“1”信号を出力する。今
の場合、第1番目に記憶されている音高は「G4
であるから、ライン23a〜23lに「G」のノ
ートコードが出力された際にメモリ31から出力
が得られ、アンドゲート25gに印加される。そ
して、このアンドゲート25gの出力は、ブロツ
クカウンタ22の計数値が「2」になつた際に
“1”信号が得られ、オアゲート26bを介して
シフトレジスタ27bに書き込まれ、以後順次シ
フトされる。しかして、アンドゲート28cから
出力があつたとき、つまりキー入力部10の全キ
ーをスキヤンし終えた際にシフトレジスタ27に
入力された信号はバツフア28bに書込まれ、楽
音作成回路29は、バツフア28bに読込まれた
データに従つて「G4」の音高の楽音を作成し、
音量制御回路52に印加する。
一方、ノアゲート417aから鍵「C5」のタ
イミングで“1”信号の出力する為、カウンタ4
29がその時点でリセツトされ、「C5#」,「D5」,
…,「B5」の各タイミングでその内容が順次
「1」,「2」,……「11」と変化してゆく。そし
て、右手にて、「C5」〜「B5」のいずれかの鍵が
操作された時点で、アンドゲート419から
“1”信号が出力し、その結果アンドゲート42
5が開成され、従つて、アンドゲート430a〜
430dが開成されることになる。その為に、そ
のタイミングでカウンタ429の内容が、音量制
御信号Eとして、音量制御回路52に送出され
る。
音量制御回路52は、上述した如く楽音作成回
路29より出力された楽音「G4」を、音量制御
信号Eに応じた音量レベルに増幅したアンプ51
に与え、スピーカ4にて放音する。
そして、鍵「C5」〜「B5」のうち操作されて
いた鍵の押圧を停止すると、アンドゲート409
からその離鍵時に“1”信号が出力され、その結
果R―Sフリツプフロツプ421に対し、アンド
ゲート420を介してリセツト信号が与えられ
る。そ為、アンドゲート422から出力されてい
た制御信号Bが出力されなくなり、「G4」の出力
が停止される。
次に、第2番目のメロデイ音「B4」をメモリ
31から上記同様の操作により続出し、操作され
た鍵に応じた音量レベルに、音量制御回路52に
て増幅して放音する。
そして、次のメロデイ音「D5」は、上記同様
にして、鍵「C5」〜「B5」のうちのいずれか所
望の鍵を操作し、メモリ31から読出し演奏する
と共に、左手で鍵「G2」を操作する。この操作
により、キー入力部10のライン10aにその操
作出力が得られ、そのタイミングでは、上述した
如くR―Sフリツプフロツプ418はリセツト状
態である為、アンドゲート423の論理条件が満
足され、アンドゲート61a〜61dが開成され
ることになる。従つて、上記鍵操作出力はアンド
ゲート61aを介して、アンドゲート25aに印
加される。アンドゲート25aにはブロツクデコ
ーダ24からライン24aを介してオクターブ検
出信号が印加されている為、このライン24aが
選択された際、つまりブロツクカウンタ22の計
数値が「0」になつた際に上記「G2」の操作信
号がアンドゲート25a、オアゲート26aを介
して、シフトレジスタ27aに書き込まれ、以後
順次シフトされる。しかして、アンドゲート28
cから出力があつた際に、シフトレジスタ27a
に入力された信号はバツフア28aに読込まれ、
楽音作成回路29は、バツフア28aに読込まれ
たデータに従つて「G2」の音高の楽音を作成し、
アンプ51に与える。
同時に、メモリ31より読出されたデータに従
つて楽音作成回路29にて作成された楽音「D5
は、音量制御回路52を介し、アンプ51に与え
られ、「G2」と「D5」の2音がスピーカ4を介し
て発音される。
以下、左手では第4図の伴奏譜に示す伴奏を、
右手ではC5〜B5の所望するいずれかの鍵を第4
図のリズム譜に示す如くのリズムパターンで演奏
することにより、楽音作成回路29では第4図に
示される楽譜に応じた音高の楽音が夫々作成さ
れ、しかも、音量制御回路52にて、メロデイ音
に対し音量制御が成された後、スピーカ4を介し
て発音される。
なお、上記実施例ではメモリ31に対し、メロ
デイ譜を書き込み、それを読出し演奏をするよう
にしたが、伴奏譜をメモリ31に書込み、それを
読出し演奏することも可能であり、この場合は、
例えば音高「C2」〜「B2」の鍵を読出し演奏用
に機能分割し、第4図に示すリズム譜に従い、所
望の音量にて放音するように鍵を選択操作して読
出し演奏し、同時に、右手でメロデイを第4図の
メロデイ譜に従つて演奏すれば良い。その場合の
動作は、上述した動作を略同様であるので説明を
省略する。
また、上記実施例では、鍵盤1の分割位置を任
意の位置にて指定出来るようにしたが、例えば
「C2」〜「B2」を読出し演奏用とする等予め定め
られた位置にて固定的に分割するようにしても良
く、更に上記実施例では、読出し演奏用の鍵とし
て1オクターブの鍵を用い、音高の高い順に出力
音量を大となるように設定したが、読出し演奏用
の鍵数は上記実施例に限定されず、例えば、pp,
p(Piano),mp(Mezzo piano),mf(Mezzo
forte),f(Forte),ffの6段階を指示する6鍵
とする等種々変更出来、また鍵の音高の高い順に
出力音量を小とするように設定することも出来
る。
加えて、上記実施例では、メモリ部30にメモ
リ31を1個設け、メロデイ、伴奏のいずれか一
方を読出し演奏するようにしたが、メモリを2個
設け、メロデイ、伴奏の両者を記憶設定すると共
に、その両者を機能分割される2群の鍵を用いて
読出し演奏し、且つその際上記2群の鍵配列に応
じた音量レベルにて楽音を放音するように制御す
ることも可能である。
以上詳細に説明した如く、本発明による電子楽
器は、予め記憶手段に記憶されている音高情報を
鍵盤の一部の鍵を用いて読出すようにしたので、
予め記憶されている伴奏あるいはメロデイを当該
リズムパターンに従つて簡単な操作で読出し演奏
することが出来るため、初心者にとつて有効であ
る。また読出し演奏のための特別の操作子を設け
る必要がなくなる。
更に鍵の配列順序に応じて音量レベルを指定出
来るので、簡単な操作で実演奏と同様の音楽的効
果をあげることが可能となる。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は
電子楽器本体の外観斜視図、第2図は回路ブロツ
ク図、第3図は第2図の制御部を詳細に示す図、
第4図は本実施例の動作を説明する為の図であ
る。 1…鍵盤、2a…スイツチ、20…楽音発生
部、30…メモリ部、31…メモリ、40…制御
部、52…音量制御回路、418…R―Sフリツ
プフロツプ、429…カウンタ、430a〜43
0d…アンドゲート。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 楽曲を構成する多数の楽音の音高情報が連続
    的に予め記憶されている記憶手段と、 音階音順に配列された多数の鍵を有する鍵盤
    と、 この鍵盤の多数の鍵のうちの少なくとも一部の
    鍵群を、上記記憶手段に記憶されている音高情報
    の読み出しを指示するための読み出し指示鍵とし
    て使用できるように、設定する設定手段と、 この設定手段にて上記少なくとも一部の鍵群が
    上記読み出し指示鍵として設定されている状態の
    もとで、上記少なくとも一部の鍵群に属する鍵が
    順次押鍵操作された場合、その押鍵操作毎に、上
    記記憶手段に記憶されている各音高情報を、順
    次、読み出し制御する音高情報読出制御手段と、 上記少なくとも一部の鍵群内の高音側の鍵位置
    と低音側の鍵位置との間で、一方の鍵位置から他
    方の鍵位置に向つて段階的に音量内容を変化させ
    る音量変化付与手段を有し、上記音高情報読出制
    御手段により順次読み出された音高情報に従つた
    音高の楽音を、上記音量変化付与手段にて指定さ
    れた音量内容で発生させる楽音発生手段と、 を具備したことを特徴とする電子楽器。
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