JPS6331789B2 - - Google Patents

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JPS6331789B2
JPS6331789B2 JP56043219A JP4321981A JPS6331789B2 JP S6331789 B2 JPS6331789 B2 JP S6331789B2 JP 56043219 A JP56043219 A JP 56043219A JP 4321981 A JP4321981 A JP 4321981A JP S6331789 B2 JPS6331789 B2 JP S6331789B2
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JP
Japan
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output
gate
key
keyboard
input
Prior art date
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JP56043219A
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Inventor
Shunichi Iwaki
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Casio Computer Co Ltd
Original Assignee
Casio Computer Co Ltd
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Publication date
Application filed by Casio Computer Co Ltd filed Critical Casio Computer Co Ltd
Priority to JP56043219A priority Critical patent/JPS57158695A/ja
Publication of JPS57158695A publication Critical patent/JPS57158695A/ja
Publication of JPS6331789B2 publication Critical patent/JPS6331789B2/ja
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Description

【発明の詳細な説明】 この発明は、予め定められた位置で鍵盤を機能
分割して演奏を容易にし、しかも変化に富む演奏
を行えるようにした電子楽器に関する。
従来、電子鍵盤楽器では、リズム演奏が自動的
になされるリズムボツクスを備えているものが多
く、このリズムボツクスにて演奏出力されるリズ
ム音にあわせて一般にメロデイ音あるいは伴奏音
を鍵操作により演奏出力する。
しかるに、初心者にとつては、リズムボツクス
によつてきざまれるテンポにあわせて楽曲の演奏
を行うことは困難であり、更に改善が求められて
いるものであつた。
一方、上記リズムボツクスから出力されるリズ
ム音は定まつたリズムパターンのくり返しによる
場合が多く、演奏者にとつて必ずしも満足し得る
ものではなかつた。
この発明は上記事情に基づいてなされたもの
で、鍵盤を予め設定された位置で機能分割し、そ
の一方の鍵を予め連続する音高コードを記憶した
記憶部から音高コードを読み出す鍵として、他方
の鍵をリズム演奏用の鍵として機能分割すること
により、リズム音を自由に放音することができ、
しかも簡単な演奏でむずかしい曲も弾けるように
した電子楽器を提供することを目的とする。
以下、第1図乃至第3図を参照しながら本発明
の一実施例について説明する。第1図は本実施例
における電子楽器本体の外観斜視図であり、図中
1は「C2」〜「B5」の4オクターブでなる鍵盤
である。鍵盤1は後の説明で明らかになるごとく
予め定められた位置で機能分割される1a(2オ
クターブ)及び1d(2オクターブ)の群で構成
されている。2は鍵盤1を普通に使用するか、1
a,1bの各群に機能分割して使用するかあるい
は音高コードをメモリ(後述)に書き込むかを指
定するスイツチである。また、3はパワースイツ
チ、ボリウム等の外部操作スイツチであり、4は
スピーカである。
次に、第2図を参照しながら本実施例の回路構
成について説明する。第2図に示された回路構成
は大別すると5つのブロツク及びこれ等各ブロツ
クを接続する回路から成つており、それ等は例え
ば夫々1つづつのLSI(大規模集積回路)あるい
はハイブリツドICで構成されている。即ち、1
0は鍵盤1の各キーにより操作されるキー入力
部、20は楽音を作成し出力する回路及びキー入
力の制御を行う回路等で構成された楽音発生部、
30は予め音高コードがセツトされるメモリ31
および周辺回路から成るメモリ部、40はメモリ
部30の書き込みあるいは読出しを指示する制御
部、50はアンプである。
以下、これ等各ブロツク10〜50及びそれ等
の接続回路について詳述する。
楽音発生部20内には上述した如く、鍵盤1を
スキヤンし押圧鍵を検出する為の4ビツトのノー
トカウンタ21及び2ビツトのブロツクカウンタ
22が設けられ、ノートカウンタ21の初段には
スキヤンニングの為のクロツクφAが印加されて
いる。ノートカウンタ21は、そのカウント内容
をノートデコーダ23に送出し、ノートデコーダ
23はノートカウンタ21のカウント値「0〜
11」に応じて「C〜B」の12音に対応する12ライ
ン23a〜23lに夫々異なるタイミングで出力
し、キー入力部10の各オクターブの同一音名の
鍵をスキヤンニングする。また、ノートデコーダ
23のライン23lからのライン23mにはノー
トカウンタ21のカウント値が「11」に達した際
に出力が得られ、この出力はクロツクφAと共に
アンドゲート23pに入力し、その出力はノート
カウンタ21にリセツト信号として供給され、ま
たライン23mの出力はクロツクφAと共にアン
ドゲート23gに入力し、その出力はブロツクカ
ウンタ22にカウント用クロツクとして夫々印加
される。ブロツクカウンタ22は上記カウント用
クロツクに応じてカウントするもので、そのカウ
ント出力はブロツクデコーダ24に送出される。
ブロツクデコーダ24は、ブロツクカウンタ22
のカウント値「0〜3」に応じてライン24a〜
24dに夫々異なるタイミング信号を出力し、こ
れ等ライン24a〜24dに出力さた信号はオク
ターブ検出信号としてアンドゲート25a〜25
dおよびアンドゲート25e〜25hに夫々印加
される。アンドゲート25a〜25dの出力は、
オアゲート26aを介してシリアル―パラレル変
換の機能をもち、キー入力部10の鍵数に対応す
る48ビツトの容量を有するシフトレジスタ27a
に入力する。このシフトレジスタ27aは、キー
入力部10内の鍵夫々に対して固有のビツト位置
を持つて押圧鍵に対する情報を記憶するもので、
そのパラレル出力はシフトレジスタ27aと同一
容量の48ビツトで構成されるバツフア28に印加
される。バツフア28は、キー入力部10に於る
全キーのスキヤンが終了した際に、シフトレジス
タ27aの出力を読込むもので、読込み信号とし
てアンドゲート28aにはノートデコーダ23の
ライン23lからのライン23mの信号、ブロツ
クデコーダ24のライン24dに出力される信号
及びクロツクφAが印加される。バツフア28の
出力は、楽音信号を作成する楽音作成回路29に
送出され、この楽音作成回路29で各種楽音が操
作された鍵の音高に応じてデイジタル的に作成さ
れる。そして、この楽音作成回路29でデイジタ
ル的に作成された楽音信号は、この楽音作成回路
29内に設けられているデイジタル―アナログ変
換器29aを介して出力され、変換されたアナロ
グ信号はアンプ50で増幅されてスピーカ4によ
り発音される。なお、外部操作スイツチ3の操作
出力は上記楽音作成回路29に印加され、楽音作
成回路29は上記バツフア28の出力及び外部操
作スイツチ3の操作出力に応じて所定の楽音信号
を作成するものである。
また、アンドゲート25e〜25hの出力は、
オアゲート26bを介してアンドゲート27dお
よび48ビツトのシフトレジスタ27dに印加され
る。シフトレジスタ27bにはシフト用クロツク
φAが印加されており、この出力はインバータ2
7cに印加され、インバータ27cの出力はアン
ドゲート27dに印加される。このアンドゲート
27dから出力されるワンシヨツトパルスはリズ
ム音作成部300のトランスフアゲート302a
〜302dに印加される。このトランスフアゲー
ト302a〜302dには4ビツトのリングカウ
ンタ301のビツト出力が夫々印加される。上記
リングカウンタ301のビツト出力はクロツク
φAの6発目、即ちクロツク6φAが入力して、鍵盤
1のキースチヤンが半オクターブ終了するごとに
1ビツトずつ次段へシフトし、24発目のクロツク
φAでリサキユレートする。そして、各トランス
フアゲート302a〜302dの各出力は対応す
るリズム音源部303a〜303dに入力する。
リズム音源部303a〜303dは夫々例えばバ
スドラム、ハイバツト、クラベス、シンバルの互
いに異なるリズム音を作成し、その信号がアンプ
50で増幅されてスピーカ4により発音される。
一方、キー入力部10は、その詳細を円11で
示す如く、その行線および列線の交点上にダイオ
ード12および鍵盤1の各鍵に連動するスイツチ
13が設けられた構成となつており、4オクター
ブ分の48個のスイツチが4行12列のマトリツクス
で構成されている。即ち、キー入力部10の各列
線は上記ノートデコーダ23のライン23a〜2
3lであり、この列線上に同一音名でオクターブ
の異なる各鍵が、そして同一行内には夫々「C〜
B」の12音に対応する鍵が接続されており、キー
入力部10からは10a〜10dの各ライン各音
名のタイミングで鍵の操作出力が得られるように
なつている。
しかして、ライン10a〜10dに出力された
操作信号は夫々アンドゲート61a〜61dおよ
びアンドゲート32a〜32dに印加され、これ
等アンドゲート61a〜61dの出力は夫々アン
ドゲート25a〜25dに、アンドゲート32a
〜32dの出力は夫々アンドゲート25e〜25
hに印加される。
また、ライン10a〜10dに出力されたキー
操作信号はメモリ部30のアンドゲート31a〜
31dを介してメモリ31に印加される。そし
て、メモリ31から読み出された信号はアンドゲ
ート31e〜31hを介して出力れ、これ等各ゲ
ートから出力された信号は夫々アンドゲート25
a〜25dに入力する。なお、上記アンドゲート
31a〜31d,31e〜31hは夫々制御部4
0から出力される制御信号B,Cによつて開閉制
御され、更に、この制御信号Bはメモリ31に読
み出し/書き込み信号(R/W)として印加し、
また、制御部40からはメモリ31への書き込み
時、読み出し時にメモリ31のアドレスをインク
リメントする信号Dが印加されている。
一方、制御部40はスイツチ2の接点2a〜2
cの出力、キー入力部10のライン10a〜10
d出力およびクロツクφAを入力とし、上記メモ
リ部30に対する制御信号B〜Cの他、アンドゲ
ート61a〜61dの開閉制御信号A、アンドゲ
ート32a,32bおよび32c,32dの開閉
制御信号F,Fを夫々出力するものでその詳細を
第3図に示す。
即ち、制御部40は、上記ノートカウンタ21
およびブロツクカウンタ22と同様構成のカウン
タ401,402を有し、これ等カウンタ40
1,402は、カウンタ401の初段にカウント
用クロツクφAが、リセツト端子には自己の計数
値が「11」になつたことを検出した信号がクロツ
クφAのタイミングでアンドゲート400を介し
て印加され、又カウンタ402にはアンドゲート
400の出力信号がカウントクロツクとして入力
する。そして、カウンタ402の出力はブロツク
デコーダ24と同一構成のデコーダ403に入力
し、ライン10a〜10dに出力されたキー操作
信号はこのデコーダ403の出力によりキータイ
ミング検出回路404で選択されオアゲート40
5を介して出力される。従つて、オアゲート40
5の出力は全キーに対し固有のビツトタイミング
を持つたものとなつている。しかして、オアゲー
ト405から出力されたキー操作信号はアンドゲ
ート406,407に印加され、アンドゲート4
06,407の出力はオアゲート408を介して
クロツクφAで作動する48ビツト容量のシフトレ
ジスタ409に入力する。一方、アンドゲート4
07および406にはシフトレジスタ409の出
力が直接およびインバータ410を介して入力さ
れており、アンドゲート406は新たにキー操作
信号が印加されたとき、アンドゲート407は同
一キー操作信号が印加されたときに夫々出力す
る。
そして、シフトレジスタ409のパラレル出力
は、カウンタの401の計数値が「11」、カウン
タ402の計数値が「3」であることを検出する
アンドゲート411から出力が得られた際、即ち
全キーのスキヤンニングが終了した際にラツチ4
12に転送され、このラツチ412の出力は下位
24ビツト、即ちライン10a,10bにキー操作
信号が出力された際にそのキー操作タイミングに
対応したビツトの出力がオアゲート413、アン
ドゲート414およびオアゲート415を介し、
またラツチ412の上位24ビツトの出力即ちライ
ン10c,10dにキー操作信号が出力された際
にそのキー操作タイミングに対応したビツトの出
力がオアゲート416、アンドゲート417およ
びオアゲート415を介してアンドゲート31e
〜31hの開閉制御信号Cとして出力される。
一方、上記アンドゲート406は新たなキーが
操作された際に“1”信号が出力されるもので、
その出力はスイツチ2a,2bの出力がインバー
タ418,419を介した信号と共にアンドゲー
ト420に印加される。また、アンドゲート42
1には、上記アンドゲート406の出力と共にカ
ウンタ402の計数値が「2」か「3」であるこ
とを検出するオアゲート423の出力、スイツチ
2bの出力が印加され、アンドゲート422には
上記アンドゲート406の出力、上記カウンタ4
02が「0」か「1」であることを検出するオア
ゲート424の出力およびスイツチ2の接点2a
の出力が印加されている。そして、アンドゲート
421および422の出力はオアゲート425,
426を順次介し、またアンドゲート420の出
力はオアゲート426を介してメモリ31に上記
インクリメント信号Dとして印加される。
更に、スイツチ2の接点2a,2bが「OFF」
の時、上記インバータ418,419を介した信
号はアンドゲート427を介してアンドゲート6
1a〜61dの開閉制御信号Aとして、又スイツ
チ2の接点2cが「ON」の時の信号はアンドゲ
ート31a〜31dの開閉制御信号Bとして出力
される。一方、スイツチ2の接点2bが「ON」
の時の信号はアンドゲート32a,32bの開閉
制御信号Fとして、スイツチ2の接点2aが
「ON」の時の信号はアンドゲート32c,32
dの開閉制御信号Eとして出力される。
次に、上記の如くの構成において通常の演奏を
行う場合には、スイツチ2を2dに設定してアン
ドゲート61a〜61dを開成状態とする。この
とき例えば「G2」を弾くと、その操作出力がラ
イン10aに「G」のノートタイミングで出力さ
れ、このライン10aの出力がアンドゲート61
aを介してアンドゲート25aに印加される。こ
のアンドゲート25aにはブロツクデコーダ24
からライン24aを介してオクターブ検出信号が
印加されているため、このライン24aが選択さ
れた際、つまりブロツクカウンタの計数値が
「0」の際に上記「G2」の操作信号がアンドゲー
ト25a、オアゲート26aを介してシフトレジ
スタ27aに書き込まれ、以後順次シフトされ
る。しかして、アンドゲート28aから出力があ
つたとき、つまりキー入力部10の全キーをスキ
ヤンし終えた際、シフトレジスタ27aに入力さ
れた信号はバツフア28に読み込まれ、楽音作成
回路29はバツフア28に読込まれたデータに従
つて「G2」の音高の楽音を作成し、デジタル―
アナログ変換器29a、アンプ50を介しスピー
カ4にて発音される。同様に、楽譜に従つて鍵盤
1を操作すると、この鍵に対応した音高の楽音が
作成されて発音される。
また、鍵盤1を機能分割して使用するに際し、
スイツチ2の接点2cを「ON」にしてアンドゲ
ート31a〜31dを開成可能状態にし、楽譜に
従つて鍵盤1を操作してメモリ31に音高コード
を書き込むようにする。そこで、まず最初の音例
えば「G2」の鍵を操作すると、その操作出力が
アンドゲート31aを介してメモリ31に印加さ
れると共に、ライン23a〜23lに出力される
ノートコードがメモリ31に印加される。このと
きライン10aに出力された信号は「G2」固有
のタイミングでオアゲート405から出力され、
それまでシフトレジスタ409には「G2」のビ
ツト位置に“1”がないことによりアンドゲート
406から出力が得られる。このときスイツチ2
aおよび2bは共に「OFF」状態にあることか
らアンドゲート420およびオアゲート426を
介してメモリ31に書き込み指令としてインクリ
メント信号Dが与えられる。このことによりメモ
リ31はライン23a〜23lに出力されたノー
トコードとアンドゲート31a〜31dから出力
されたブロツクコードを書き込む。なお、メモリ
31はライン23a〜23lに出力されるノート
コード「B」のコードの出力される回数をカウン
トしており、C2〜B5の全鍵をスキヤンする間に
入力されるコードは同時に発音すべきものとして
記憶するが、今は「G2」のコードのみが記憶さ
れる。しかして、次に例えば「G3,B3」の鍵を
操作すると上記同様の動作によりこの「G3,B3
を同時に発音すべきものとして記憶する。一方、
上記「G2」あるいは「G3,B3」の書き込み動作
と同時に、「G2」あるいは「G3,B3」の操作出力
はアンドゲート61a,25aあるいは61b,
25bを介して出力され、楽音作成回路29にお
いて「G2」あるいは「G3,B3」の楽音が作成さ
れる。以下同様にして、所望の楽曲を順次鍵盤1
の操作にてメモリ31に書き込む。
次に、第1のキー群1aをリズム演奏用のキー
として、また第2のキー群1bをメモリ31に記
憶設定されたメロデイの読み出し用鍵として使用
する場合、スイツチ2の接点2bを「ON」に
し、アンドゲート32a,32bを開成可能にす
る。この状態で第1のキー群1aのうちのひとつ
の鍵、たとえば「C2」の鍵を操作するとこの操
作出力はアンドゲート32a,25e、オアゲー
ト26bを介してシフトレジスタ27bに書き込
まれる。この時シフトレジスタ27bには「C2
のヒツト位置に“1”がないことによりインバー
タ27c、アンドゲート27dを介してトランス
フアゲート302a〜302dに1発信号が印加
される。このときリングカウンタ301の初段の
“1”信号が同期しているので、この出力はアン
ドゲート302を介してリズム音源303aに入
力する。この結果、バスドラム音が作成されて発
音される。なお、このとき、「C2」の鍵を押圧し
続けて2発目の操作信号がオアゲート26bを介
してアンドゲート27dに印加されたとすると、
このタイミングで前回に書き込まれた操作信号が
シフトレジスタ27bから出力され、インバータ
27cを介してアンドゲート27dを閉状態にす
るため、以後1発信号は出力され無い。同様に、
第1のキー群1aのうち「C2〜F2」、「F2#〜
B2」、「C3〜F3」、「F3#〜B3」の音高の鍵を操作
すると夫々リズム音源303a〜303dが選択
されてバスドラム、ハイハツト、クラベス、シン
バルのリズム音が発音される。
一方、第2のキー群1bのうちたとえば「G5
の鍵を操作したとする。するとライン10dに操
作出力が得られ、オアゲート405からは「G5
のタイミングで出力が得られ、アンドゲート40
6を介してシフトレジスタ409に書き込まれ
る。そしてアンドゲート421はアンドゲート4
06から出力が得られたタイミングがカウンタ4
02の計数値が「3」のときであり、またスイツ
チ2の接点2bが「ON」であることにより開成
され、オアゲート425,426を介してメモリ
31にアドレスインクリメント信号Dを送出す
る。一方、シフトレジスタ409の内容はパラレ
ルにラツチ412に転送され、このときラツチ4
12にセツトされるデータ「G5」によつてオア
ゲート416から出力が得られ、このときスイツ
チ2の接点2bが「ON」であることにより開成
されるアンドゲート417、およびオアゲート4
15を介してアンドゲート31e〜31hを開成
する。なお、シフトレジスタ409の記憶内容が
アンドゲート407を介してリサキユレートして
いることにより同一キーが押圧され続けている間
は、同一位置に信号が記憶され続け、ラツチ41
2はそれを記憶することによりキーが押圧されて
いる間その信号Cが出力され続ける。
一方、メモリ31はオアゲート426を介して
インクリメント信号Dが印加されることによりノ
ートデコーダ23のライン23a〜23lに出力
されているノートコードと予め記憶設定されてい
るノートコードとを比較し、一致が検出されると
予め書き込まれたブロツクコードに従つたライン
に“1”信号を出力する。今の場合第1番目に記
憶されている音高は「G2」であるから、ライン
23a〜23lに「G」のノートコードが出力さ
れた際にメモリ31からは出力が得られ、アンド
ゲート31eを介してアンドゲート25aに印加
される。従つて、楽音作成回路29では、「G2
の音が作成されてスピーカ4を介して発音され
る。
しかして、第1のキー群1aの鍵を操作してバ
スドラム、ハイハツト、クラベス、シンバル音を
発音させると共に、第2のキー群1bのいずれか
の鍵をメロデイのリズムパターンに従つて弾く
と、メモリ31の音高のコードが順次読み出され
て所定のメロデイが発音される。
また、スイツチ2の接点2aを「ON」にする
と、第1のキー群1aがメモリ31に記憶設定さ
れたメロデイの読み出し用鍵として、また第2の
キー群1bがリズム音の演奏用キーとして機能設
定される。即ち、第1のキー群1aの例えば
「G3」の鍵を操作すると、ライン10bに操作出
力が得られ、アンドゲート406を介してシフト
レジスタ409に書きまれる。そして、アンドゲ
ート422はアンドゲート406から出力が得ら
れたタイミングがカウンタ402の計数値が
「1」のときであり、またスイツチ2aが「ON」
であることにより開成され、オアゲート425,
426を介しメモリ31にアドレスインクリメン
ト信号Dを送出する。一方、ラツチ412にシフ
トレジスタ409から入力するデータ「G3」に
よつてオアゲート413、アンドゲート414、
オアゲート415を介してアンドゲート31e〜
31hを開成可能とする。この結果、メモリ31
はアンドゲート31eを介して“1”信号を出力
し、楽音作成回路29において「G2」の音が作
成され発音される。
一方、第2のキー群1bの「G4」の鍵を操作
すると、ライン10cに操作出力が得られ、この
ときスイツチ2の接点2aの「ON」によつてア
ンドゲート32cが開成可能となりアンドゲート
25gを介し、アンドゲート27dから1発信号
がトランスフアゲート302a〜302dに印加
される。このとき、リングカウンタ301の2段
目から“1”信号が出力されているから、その出
力はトランスフアゲート302bを介してリズム
楽源303bに入力する。したがつて、リズム音
源303bからハイハツト音が作成されて発音さ
れる。同様に第2のキー群1bのうち「C4
F4」、「F4#〜B4」、「C5〜F5」、「F5#〜C5」の音
高の鍵を操作すると夫々対応してリズム音源30
3a〜303dが選択されてバスドラム、ハイハ
ツト、クラベス、シンバル音が発音される。
なお、上記実施例では第1,第2のキー群を
夫々2オクターブずつに分割した構成としたが、
この分割は任意の位置で行なえるものであり、上
記実施例に限定されない。
また、上記実施例ではメモリ31にメロデイを
記憶させた構成としたが、これに限定されず、伴
奏音でも良くまたベース音でも良い。
また、メモリ31に音高を記憶するのに鍵を用
いたが、これに限定されずバーコード、磁気カー
ド、磁気テープ等で行つても差しつかえない。
また、上記実施例においては異なるリズム音を
作成する4個のリズム音源303a〜303dを
使用したが、リズム音源の数は自由に設けること
ができ、また、リズム音源303a〜303dの
選択をリングカウンタ301のビツト出力によつ
て行なつたが、リズム音源を各鍵の操作と対応ず
けて選択する手段はリングカウンタ301に限定
されるもので無い。
また、上記実施例においては機能分割されたキ
ー群のうちリズム音を発音させるキー群を4分割
し、夫々異なるリズム音を発音させる構成とした
が、ひとつの鍵ごとに異なるリズム音を発音させ
ても良い。
以上説明したように、この発明による電子楽器
は、メロデイなどの音高コードを鍵盤を用いて予
め記憶設定し、記憶演奏の際に予め定められた位
置で機能分割したキー群の一方の鍵をリズム音を
報音するための鍵として、他方の鍵を上記記憶部
に記憶された音高コードの読み出し指示鍵として
機能設定したから、音高音による曲の演奏に合わ
せて演奏者の好みに応じてリズム音を発音するこ
とができる。しかも、機能分割されたキー群の一
方のキー群中のいづれか任意の鍵を楽曲リズムパ
ターンのみを考慮して弾くことにより、むずかし
い曲も簡単な操作で弾くことが出来、初心者にと
つて有効であるばかりでなく、簡単な操作である
にもかかわらず、楽譜に示されている通りの曲を
弾くことができるなど種々の利点を有する。
【図面の簡単な説明】
添付図面は本発明の一実施例を示し、第1図は
電子楽器本体の外観斜視図、第2図は回路ブロツ
ク図、第3図は第2図の制御部を詳細に示す図で
ある。 1…鍵盤、1a…第1のキー群、1b…第2の
キー群、2…スイツチ、20…楽音発生部、30
…メモリ部、40…制御部、300…リズム音作
成部。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 鍵盤と、 この鍵盤に設けられた鍵を用いて、マニユアル
    演奏を行うか、曲を表現する一連の音高コードを
    入力するか、あるいは予め記憶された一連の音高
    コードを入力順に順次読み出すかを切換設定する
    設定手段と、 この設定手段にて、上記鍵盤に設けられた鍵を
    用いて曲を表現する一連の音高コードを入力する
    ことが設定されたときに、この鍵盤の鍵操作に基
    づき入力される上記一連の音高コードを記憶する
    記憶手段と、 上記設定手段にて、上記鍵盤に設けられた鍵を
    用いて上記予め記憶された一連の音高コードを入
    力順に順次読み出すことが設定されたとき、上記
    鍵盤を予め設定された位置で機能分割し、ひとつ
    の鍵群に属する鍵にて、その操作の都度所定のリ
    ズム音を発生することを指示するように機能設定
    するとともに、他のひとつの鍵群に属する鍵に
    て、上記記憶手段から上記一連の音高コードを入
    力順に順次鍵操作の都度読出すことを指示するよ
    うに機能設定する機能設定手段と、 を備えたことを特徴とする電子楽器。
JP56043219A 1981-03-26 1981-03-26 Electronic musical instrument Granted JPS57158695A (en)

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