JPS63168126A

JPS63168126A - コ−ヒ−沸し器

Info

Publication number: JPS63168126A
Application number: JP61309329A
Authority: JP
Inventors: 利男中村; 小幡　英夫; 政博小山; 英明小林; 三好　基
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1986-12-28
Filing date: 1986-12-28
Publication date: 1988-07-12

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】（産業上の利用分野）本発明は、コーヒー沸し器に係り、特にコーヒー豆の粉
砕からコーヒーの抽出、または、その保温までを自動化
したコーヒー沸し器に関する。

（従来の技術）近時、コーヒーの愛好者が増え、家庭や１１！場で簡易
にコーヒーの抽出ができる第８図または第９図に断面図
を以て示すような電気コーヒー沸し器の利用が多くなっ
てきているが、風味や後始末の容易さ等の点で、さらに
便利で美味なコーヒーの抽出が可能なコーヒー沸し器の
出現が望まれている。

すなわち、第８図はコーヒー豆の粉砕とその抽上部とを
同一箇所で、また第９図それを別の箇所で行わせる従来
のコーヒー沸し器の縦断面図である。両図において、Ｍ
はコーヒー豆の粉砕部、Ｄは抽出部、Ｗは水容器、そし
てＧは抽出したコーヒーを入れるコーヒー容器である。

なお、Ｈは下面部に設けたヒータで水容器Ｗの水を湯に
加熱し、または抽出したコーヒーの保温のために使用さ
れる。

（発明が解決しようとする問題点）このような従来のコーヒー沸し器は、とくに第８図のも
のは、コーヒー豆の粉砕とコーヒーの抽出とを同一箇所
で行うため、コーヒー抽出にメツシュフィルタｍを使用
するから、コーヒー豆の微細な粉砕粉末が抽出したコー
ヒーに入って濁り。

舌ざ−わりが悪く、抽出後の器具の後始末でも上記メツ
シュフィルタｍに詰ったコーヒー粉の処理などに問題が
あった。また第９図の構造のものはコーヒー豆を粉砕し
ながら遠心力が抽出部りにコーヒー粉を送り込んで抽出
するが、コーヒー粉のなかの微粉末が粉砕部や、あるい
はその蓋部の内面に静電気的に付着してコーヒーの抽出
に寄与しないばかりでなく洗浄にも問題があり、さらに
器具部品が多く使用後の手入れが煩わしい欠点があった
。

本発明は、上記のような従来のコーヒー沸し器の問題点
を排除して、操作が簡単な風味を逃さない美味なコーヒ
ーを抽出し、かつ手入れが容易な自動コーヒー沸し器の
提供を目的にする。

（問題点を解決するための手段）本発明は上記の目的を、電気コーヒー沸し器において、
タイマーモータにより駆動されるカムを有するモータタ
イマーをタイムスイッチとして用い、給湯流路が水容器
側に切換えられている初期状態において、上記タイムス
イッチをスタートさせれば、それはコーヒー豆の粉砕手
段を時限動作させ、その後、上記加熱部に有するヒータ
に主電源を供給して水容器からの水を熱し、その水温が
一定温度に達して上記サーモスタットが導通すると、再
び上記のタイムスイッチが駆動されて時限動作を開始し
、給湯流路を収納室側流出路に切換えさせるとともに、
コーヒー豆粉砕手段のモータを時限制御して、収納室へ
吐出される給湯を粉砕手段に有するカッター刃により飛
ばし、粉砕手段部分に付着したコーヒー豆粉砕粉の微細
粉を浄化させるようにして達成する。

（作　用）本発明は上記の構成によって、コーヒー豆の粉砕、コー
ヒーの抽出から保温までが全自動化され。

とくに粉砕部に付着して従来無駄になり、手入れも面倒
であったコーヒーの粉砕微粉末が自動除去でき、しかも
簡単な操作で人手抽出のような美味しいコーヒーの抽出
が容易可能になり、器具の手入れも安易なものとなる。

（実施例）以下、本発明を実施例により図面を用いて詳細に説明す
る。

第１図は本発明のコーヒー沸し器の外観斜視図で、本発
明のコーヒー沸し器は図のように本体は、下部本体ＡＢ
、上部本体ＢＢにより構成され、水容器Ｗ、コーヒー容
器Ｇを有し、上部本体ＢＢ内にはコーヒー豆の粉砕手段
、コーヒーの抽出手段その他の要部構成を内蔵している
。

第２図は第１図の上部本体ＢＢに主として内蔵された要
部を示す縦断面図で、ｌはコーヒー豆の粉砕室であり、
モータ２で駆動されるカッター刃３を有し、底部に所定
の微小孔を全面に形成したメツシュフィルタ板（以下、
単にフィルタという）４を有する。この粉砕室１はほぼ
円錐状をなし、コーヒー豆の収納室５と底部を連通させ
て一体に形成されており、コーヒー豆の粉砕時上記カッ
ター刃３により粉砕粉は蹴だされて、収納室５のコーヒ
ー豆が連なって粉砕室１に流入しなくなるのを防止して
いる。なお、上記カッター刃３は４枚羽根で対称の２枚
の先端部６は、モータ２の側に、羽根の軸線に対して僅
かな角度θだけ屈曲させてあり、角度θは粉砕したコー
ヒー豆の微粉の飛び出しの遠心力を増加させるように選
んである。

収納室５の上部には湯の吐出ロアを有し、吐出した湯の
モータ２側への浸入は防水パツキン８により防止され、
また９は防振ゴムで取付は金具１０を介して伝わるモー
タ２の振動を吸収する。１１は上部本体カバー、１２は
コーヒー豆投入口、１３はそれに蓋する投入口蓋であり
、前記投入口１２上面をドーム状に突出させて、収納室
５へ吐出した湯が投入口蓋１３と投入口１２との隙間か
ら浸出するのを防止するために、内部の周辺部に筒状の
リブ１４が形成しである。

また投入口蓋１３にはリブ１５を設けた蒸気孔Ｉｆ？が
形成され、さらに、その一端に円形断面部１７が形成さ
れて、これに対応して上部本体カバー１１に嵌合突起１
８、および端面外縁の円弧部１９に沿う突起２０を形成
して、投入口蓋１３と上部本体カバー１１との間のヒン
ジ部２１が形成されている。　２２．２３は本体内に入
る湿気の、防振を兼ねた防水シールである。なお、フィ
ルタ４は上部本体２４に着脱容易に取付けられるフィル
タ押え２５に一体に形成されて使用後の手入れを容易に
している。

また２６は、コーヒーの抽出室で抽出室蓋２７を有し、
側面には上部本体２４のガイドリブ２８へ挿入する時、
それに沿わせて抽出室２６を斜上方に持上げるガイド部
２９が形成されている。抽出室蓋２７には断面逆Ｕ字の
環状弾性体からなる粉シール３０が一体に形成され、抽
出室２６を上部本体２４に挿入した時、フィルタ押え２
５の端面に弾力嵌合され、それによってコーヒー粉砕や
給湯の漏れが防止されている。

第３図は水容器の部分を示す縦断面図で、３１はその水
容器であり、下部本体３２に装着自在であり、その装着
特上面は上部本体２４から延設したひさし部３３によっ
て覆われ、ばね３４により離脱しないように弾性的に結
合され、その時、弁３７′を介して下部本体３２に設け
た受感室３５に連通している。受感室３５の底壁にはサ
ーモスタット３６と逆止弁３７が設けてあり、サーモス
タット３６の受感部３８は受感室３５に臨ませである。

３９はヒータで水容器３１からの水（または湯）を加熱
部４０で加熱し、それによってできる湯は昇水管４１を
通って流路切換室４２に押し上げられ、コーヒー抽出完
了後はそのコーヒーの保温が、上記サーモスタット３６
に制御されてヒータ３９によって行われる。

第４図は水容器３１からの水または湯の流れを変える流
路切換室部分を示す側面図、第５図その正面図である。

これら両図において４２は流路切換室で、水（または湯
）が昇水管４１から流入する昇水管流入路４３と、水容
器３１側に開口する水容器側流出路４４と、コーヒー豆
の収納室５側に開口する収納室側流出路４５とを有し、
水容器側流出路４４、収納室側流出路４５のいずれか一
方を閉塞する作動弁４６と、それを流路切換室４２の外
部からａ点（第３図参照）を支点にして作動させるレバ
ー４７と、その動作に付随して動く可どう体４８とから
構成されている。

レバー４７の一端部４９はばね５０により時計方向に常
時付勢され収納室側流出路４５を閉塞している。

第６図は本発明のコーヒー沸し鼎を動作させるための電
気回路図である。５１はタイムスイッチで。

タイマモータ５２とＡＣ電源を、ヒータ３９の回路。

またはタイマモータ５２およびモータ２の回路に選択的
に切換えるスイッチＳ１ａ、　ｓｉｂと、タイマモータ
５２の回路に介在させたスイッチＳ２と、モータ２の回
路に介在させたスイッチＳ、を内蔵している。

またヒータ３９の回路とタイマモータ５２およびモータ
２の回路は、所定温度になると導通するサーモスタット
３６を介在させて接続している。

第５図に戻って図はタイムスイッチ５１の部分を示して
おり、タイムスイッチ５１には時限設定用主軸５３にカ
ム５４が装着され、時限動作に関連しアーム５５を介し
て作動杆５６を駆動する構成となっている。

この作動杆５６はカム５４の山部にアーム５５が当接し
ている場合は、上記レバー４７にばね５０が抗して水容
器側流出路４４を閉塞させ、またカム５４の谷部とアー
ム５５が当接している時は、収納室側流出路４５を閉塞
させるように構成されている。

カム５４には３つの山部５７．５８．５９と、３つの谷
部６０．６１．６２とが形成されており時限動作に関連
し順次前記の水（または湯）の流路が切換えられる。

さらに、６３はカム５４に設けた凹部６３で、投入口Ｍ
１３を閉塞状態に係止するロックつまみ６４と一体に、
かつ、ばね６５により常時矢示６６の方向に付勢されて
いるロックレバ−６７の先端部６８に対向して形成され
、タイムスイッチ５１をオフにしなければ投入口蓋１３
は開かないようになされている。

６９は時限設定後、ＡＣ電源をオンにするためのスター
トつまみ、７０はタイムスイッ、％５１やロックレバ−
６７等の取付は板である。

第７図は安全スイッチ部を示す側面図であり、安全スイ
ッチ７１はマイクロスイッチ等により、ＡＣ電源回路に
直列接続されて本体カバー１１に取付けられ、かつ、ば
ね７２により常時、上部に付勢した押棒７３を抗して、
投入口蓋１３を閉塞した時に閉じられる。なお、上記の
ばね７２はロックつまみ６４と投入口蓋１３の係止を解
除した時、投入口蓋１３をポツプアップさせる機能があ
る。

本発明は以上のように構成されているので、コーヒー豆
を収納室５に投入し、投入口蓋１３を閉じ水容器３１に
水を満たして下部本体３２にセットし。

タイムスイッチ５１を所定の時限にセットしてスタート
つまみ６９を押せば、スイッチＳ１ｂが閉じ（第６図）
モータ２が回転を開始するとともに、タイマモータ５２
が時限動作を開始する。この時、カム５４の谷部６０と
アーム５５が当接しく第５図）、水容器側流出路４４が
開口されている。コーヒー豆は順次粉砕されて抽出室２
６への蹴出が完了すると、スイッチＳよりがＳ、ａに切
換わり、モータ２およびタイマモータ５２の作動が停止
され、同時にヒータ３９に通電が開始される（第６図）
。

このとき水溶器３１の水は加熱され水容器側流出路４４
を通って再び水容器３１に戻される。その後水容器３１
の水温が所定温度に達すると（第４図）、サーモスタッ
ト３８がオンになって再びモータ２およびタイマモータ
５２への通電が開始される。タイマモータ５２の作動に
伴って、カム５４は直ちに、山部５７とアーム５５が当
接する位置まで移動し、給湯流出路４５が開放される（
第６図）。

したがって、予備加熱されて湯は再びヒータ３９によっ
て高温にされ収納室５に吐出され、モータ２によって収
納室５の内壁面に向は拡散され、収納室５、および粉砕
室１内のフィルタ押え２５に付着したコーヒー豆粉砕粉
の微細粉が洗浄される。

モータ２は所定時間経過後、タイムスイッチ５１により
スイッチＳ、が開かれ停止する。

タイマモータ５２は、その後も時限動作を継続し、カム
５４はさらに移動し、一般のコーヒー抽出と同様手順の
一次給湯を行った後、谷部６１に移動し。

再び収納室側流出路４５を閉塞し、いわゆる“むらし″
処理が一定時間行われ、山部５８に乗り上げて、上記収
納室側流出路４５を開放し、二次給湯を開始すると共に
、スイッチＳ２を開きタイマモータ５２の時限動作が終
了する（第６＠）。コーヒーの抽出は引続き行われ水容
器３１内の湯が全て吐出されると。

サーモスタット３８がヒータ３９への通電を断続制御し
て保温状態に入る。

以上、本発明を一実施例によって説明したが使用後の手
入れは抽出室２６を引出し、抽出済みのコーヒー粉砕を
廃棄し洗浄して終わる。

以上、本発明はこのように給湯流路のタイマ切換えを行
って、いわゆる“むらし”抽出によって風味あるコーヒ
ーが、自動的に抽出可能である。

（発明の効果）以上説明して明らかなように本発明は、タイムスイッチ
動作をモータタイマによって行わせ、サーモスタットが
発する電気出力により、容易に給湯流路の切換、あるい
はモータの駆動を制御して。

コーヒー豆の粉砕から抽出迄自動的に行うことができる
だけでなく、コーヒーの味が一番左右されるコーヒ一温
度を最適温度に供給でき、また粉砕室に付着するコーヒ
ー豆の微細粉も洗浄されるから、その実用的効果は大き
い。

【図面の簡単な説明】

第１図ないし第７図は本発明を示す図で、第１図は外観
斜視図、第２図は主要部の断面図、第３図は水容器およ
び給湯流路部の断面図、第４図は給湯流路切換室を含む
タイムスイッチ部を示す側面図、第５図はタイムスイッ
チ部を示す正面図、第６図は本発明の電気的回路図、第
７図は安全スイッチ部の側面図であり、また、第８図、
第９図はそれぞれ従来のコーヒー沸し器の縦断面図であ
る。Ｗ・・・水容器、Ｇ・・・コーヒー容器、１　・・・粉
砕室、　２・・・モータ、　４　・・・メツシュフィル
タ板（単にフィルタと略す）、５・・・収納室、　７・
・・吐出口、１１・・・上部本体カバー、１３・・・投
入口蓋、２１・・・ヒンジ部、２４・・・上部本体、２
６・・・抽出室、２７・・・抽出室蓋、２８・・・ガイ
ドリブ。２９・・・ガイド部、３１・・・水容器、３２・・・下
部本体、３３・・・ひさし部、３５・・・受感室、３６
・・・サーモスタット、３７・・・逆止弁、３７′　・
・・弁、３８・・・受感部、３９・・・ヒータ、　　４
０・・・加熱部、４１・・・昇水管。４２・・・流路切換室、４３・・・昇水管流入路。４４・・・水容器側流出路、４５・・・収納室側流出路
、４６・・・作動弁、４７・・・レバー、５１・・・タ
イムスイッチ、５２・・・タイマモータ、５３・・・時
限設定用主軸、５５・・・アーム、５６・・・作動杆、
５７．５８．５９・・・山部、６０．６１．６２・・・
谷部、６４・・・ロックつまみ、６７・・・ロックレバ
−１６９・・・スタートつまみ、７１・・・安全スイッ
チ。第１図６９・・・スクートフＪ＋ＡＢ（３２）、、−下ξヤキ悼ＢＢ（２４）、、−ヱ斡不俸り１０．独酌つＧ・−つ−ヒー冬８Ｗ・・・ａ＜容路第２＠２２．２３−・　？上水　シール加、と好か俤３−３＠紙魚３２・・・千抑キ今第３図第５図５４・・・ｆｉム５５・−・アーム５６・・・作ｆＩ７付５７．５８．５９・−・小神印、６１．６２・・−谷仲弘・・つツクフｊみ６９−、、スタートクエ与第６図Ｌ−−−″−，−Ｊ　　　　　２．、、七−７５１３６
−・−プペスタット３８　、ｉ、焚　（却３９−・−ヒータ５１、、、り４ムスイツ欠５２−・・クイマ七−り７１、、、　　マ仝スイッｒ第７図１１−・・上＃Ｐ第４本カバー第８図Ｄ・地にｑ第９図

Claims

【特許請求の範囲】

コーヒー豆の収納室を含む粉砕手段を有するコーヒーの
抽出手段と、水容器と加熱部を含む給湯手段と、上記給
湯手段からの給湯流路の切換手段と、その給湯手段の温
度が所定の温度に達した時導通するサーモスタットと、
上記粉砕手段および給湯手段に対する駆動制御機構と、
および上記給湯流路の切換手段を制御するためのタイム
スイッチとからなり、上記のタイムスイッチはタイマモ
ータにより駆動されるカムを有するモータタイマーを用
い、給湯流路が水容器側に切換えられている初期状態に
おいて、上記タイムスイッチをスタートさせれば、それ
は粉砕手段を時限動作させ、その後、上記加熱部に有す
るヒータに主電源を供給して水容器からの水を熱し、そ
の水温が一定温度に達して上記サーモスタットが導通す
ると、再び上記のタイムスイッチが駆動されて時限動作
を開始し、給湯流路を収納室側流出路に切換えるととも
に、粉砕手段のモータを時限制御して収納室へ吐出され
る給湯を粉砕手段に有するカッター刃により飛ばし、粉
砕手段部分に付着したコーヒー豆粉砕粉の微細粉を浄化
するようにしたことを特徴とするコーヒー沸し器。