JPS63154114A - 電気コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （産業上の利用分野） 本発明は、コーヒー豆粉砕機能を有する電気コーヒー沸
し器に関する。

（従来の技術） 一般にコーヒー豆粉砕機能を有する電気コーヒー沸し器
では、近年１本格志向、多様化というニーズに伴いご本
格味、あらゆるバリエーションのコーヒーの飲める器具
が要望されてきた。

このようなことから、従来の電気コーヒー沸し器では、
たとえば第５図に示すように、コーヒー豆を粉砕し、直
ちに自動的にコーヒー抽出を行なえ、且つコーヒー抽出
には紙フィルターの使用できるものがあった。

（発明が解決しようとする問題点） 前記従来のコーヒー沸し器では、第５図に示すように、
粉砕室Ａと抽出室Ｂを並設し、粉砕室Ａでコーヒー豆を
粉砕し、順次抽出室Ｂヘコーヒー粉を４ｒｖ力により転
送し、転送が完了した後自動的に抽出が行なわれる。抽
出室Ａを粉砕室Ｂと分けることにより、濾過性能の良い
紙フイルタ−Ｃを使用可能にして、澄んだおいしいコー
ヒーを飲めるようにしである。しかし、さらにバリエー
ションのあるコーヒーが飲めるようにと、でき上り温度
調整、濃度調整等の可能な技術がさらに要求されてきた
。

（発明の目的） 本発明は、上記従来の問題点を解決し、コーヒーのバリ
エーションの中から濃淡調整可というものをとり上げ、
コーヒーの風味を逃さず、おいしいコーヒー抽出ができ
る電気コーヒー沸し器を提供することを目的とするもの
である。

（問題点を解決するための手段） 本発明は、本体内に装備したモーターにより駆動するカ
ッターを装着したコーヒー豆を粉砕する粉砕室と、この
粉砕室と多孔状のフィルターを介して連通ずる抽出室と
、水を収容するタンクと、タンク内の水を加熱し前記抽
出室へ送るヒータより成り、前記モーターを直接主電源
に接続、又は前記ヒーターと直列に接続し主電源に接続
するかを自在に切換得る構成としたものである。

（作　用） 上記構成により、コーヒー豆粉砕時にカッターを駆動す
るモーターの接続が主電源と直接又はヒーターと直列の
為、出力トルクを可変でき、■　コーヒー豆粉砕時のカ
ッターの衝撃力及び撃突回数（回転数） ■　粉砕されたコーヒー粉を抽出室へ送り出す時のカッ
ターの排出力 等により抽出室へ堆積したコーヒー粉の粒度分布を変化
させることができ、コーヒー抽出の濃度調整を行なうこ
とができる。さらに、粉砕室、抽出室を多孔状のフィル
ターで分けている為、濾過性能の良い紙フィルターを使
用可能とするものである。

（実施例） 以下、本発明の一実施例を添付図面に基づいて説明する
。第１図ないし第４図において、１は粉砕室で、モータ
ー２により駆動されるカッター３を内蔵し、底部に所定
の粒度に粉砕された粉のみ通過する多孔状のフィルター
４を備えている。又粉砕室１はコーヒー豆収納庫５と一
体に形成されており、底部においてそれぞれ連通してい
る。コーヒー豆収納庫５の上部には、湯を噴出する吐出
口６を配置している。７は防水パツキンで、粉砕室１に
吐出された湯がモーター２へ浸入するのを防止している
。８は本体カバーで、上面にコーヒー豆の投入口９を形
成し、又投入口９を開閉する蓋１０を備えている。蓋１
０は投入口９上部を略ドーム状に突出させると共に、そ
の周辺部に円筒状のリブ１１を形成し、コーヒー豆収納
庫５に吐出口６より湯を噴出した際、湯が蓋ＩＯと投入
口９の隙間から漏れ出るのを防いでいる。１２．１３は
防水シールで、水や蒸気が本体内部へ侵入するのを防止
している。フィルター４は本体Ｂ　１４にネジ（図示せ
ず）・により着脱自在に取付けたフィルター押え１５に
一体に形成され、使用後容易に粉砕室１内部が手入れで
きる構成としている。

１６はコーヒー抽出室で、上面に抽出蓋１７を着脱自在
に載置している。抽出蓋１７には逆Ｕ字断面形状の環状
の弾性体より成る粉シール１８が一体に設けられ、抽出
室１６を本体Ｂ１４に挿入した時、フィルター押え１５
端面に弾性嵌合した同嵌合部より粉や湯が漏れ出るのを
防止する。

１９は水を収容するタンクで、本体Ａ２０に着脱自在で
ある。２１はヒーターで、タンク１９から導入した水を
加熱部２２で加熱し、昇水９２３を通じ、吐出口６より
コーヒー豆収納庫５に噴出させる。

２４はタイムスイッチで、内部にモーター２回路かヒー
ター２１回路に切換えるスイッチＳ　ｔ　ｍ　ｔ　Ｓ　
ｚ　ｂを有している。

２５はタイムスイッチ２４の時限設定後、タイムスイッ
チ２４をスタートするスタートつまみである。

２６はスイッチＳ　Ｚ　＊　＊　Ｓ　２　ｂをどちらか
必ず閉じる切換スイッチである。

切換スイッチ２６は、スイッチＳ２．が閉じる時はモー
ター２は直接主電源に接続され、スイッチＳｏｂが閉じ
る時はモーター２とヒーター２１が直列に主電源に接続
される。

上記構成において、コーヒー豆をコーヒー豆収納庫５に
入れ蓋１０を閉じ、水タンク１９に入れ、又コーヒー抽
出室１６を所定の位置に入れタイムスイッチｚ４を所定
の時限に設定し、切換スイッチ２６をどちらかに設定し
た後、スタートつまみ２５を押すと、スイッチ５Ｘｌｌ
が閉じ、モーター２に通電されモーター２が駆動し、コ
ーヒー豆収納庫５から粉砕室１に入ったコーヒー豆から
順次モーター２により駆動するカッター３により粉砕さ
れ、所定の粒度になるとフィルター４の孔を通過し、コ
ーヒー抽出室１６に排出される。コーヒー豆収納庫５に
入れられたコーヒー豆が全て粉砕され、コーヒー抽出室
１６に入り所定の時間が経過すると、タイムスイッチ２
４がスイッチＳ１１を開き、スイッチＳ工、を閉じ、モ
ーター２からヒーター２１への通電に切換え、ヒーター
２１はタンク１９内の水を加熱し、吐出口６へ送る。吐
出口６から吐出された湯は、コーヒー豆収納庫５内、粉
砕室１．フィルター４等に付着コーヒー粉を洗流しなが
ら、フィルター４部からコーヒー抽出室１６に滴下され
、コーヒー液抽出が開始される。

操作の初めに切換スイッチ２６をスイッチＳＺａを閉じ
た時は、モーター２は主電源に直接接続され高トルクで
駆動し、スイッチ８２ｍを閉じた時は、モーター２１と
直列に接続し主電源に接続され低トルクで駆動する。こ
こで、高トルクでカッター３が駆動された場合、コーヒ
ー豆粉砕時の衝撃力が大きく撃突回数も多くなり、又抽
出室１６へ送り出す排出力も大きくなる為、コーヒー粒
の粒度分布は細くなり、濃いコーヒーを抽出できる。又
低トルクの場合、その逆で薄いコーヒー（アメリカン）
を抽出できる。

又本実施例によれば、コーヒー抽出に紙フィルターを使
用でき、又抽出時に器具を洗浄するため、後の手入れも
簡単になるなど、その実用的効果は大きい。

（発明の効果） 以上の実施例の説明により明らかなように、本発明は本
体内に装備したモーターにより駆動するカッターを装着
したコーヒー豆を粉砕する粉砕室と、この粉砕室と多孔
状のフィルターを介して連通ずる抽出室と、水を収容す
るタンクと、タンク内の水を加熱し前記抽出室へ送るヒ
ーターより成り、前記モーターは直接主電源に接続、又
は前記ヒーターと直列に接続し主電源に接続する構成に
することにより、モーターの出力トルクを可変にして、
カッターで粉砕されフィルターから抽出室へ排出される
コーヒー粉の粒度分布を変え、コーヒー液の濃度調整を
行なうことができる。さらに。

粉砕室、抽出室をフィルターで区分することで、濾過性
能の良い紙フィルターを使用可能にできるなど、その実
用的効果は大きい。

【図面の簡単な説明】 第１図は本発明の一実施例を示す要部縦断面図、第２図
は同タンク及び流路の部分断面図、第３図は同回路図、
第４図は同コーヒー沸し器の外観図、第５図は従来の電
気コーヒー沸し器の縦断面図を示す。 １・・・粉砕室、　２・・・モーター、　　３・・・カ
ッター、　　４・・・フィルター、　　５・・・コーヒ
ー豆収納庫、　　６・・・吐出口、　１６・・・コーヒ
ー抽出室、　２４・・・タイムスイッチ、２６・・・切
換スイッチ。 特許出願人　松下電器産業株式会社 第１図 ５、、コーＬ−ＩＡｊ又Ｈ庫　６−ｏｊ、ｔ［ｌ　　１
６　　）−Ｃ−Ｊｒｈ土！第２図 第３図 ２、−　を−ター　２１−こ−ター ２４−タイムスイ・７± Ｘに、切洟入インチ 第４図 第５図

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 本体内に装備したモーターにより駆動するカッターを装
   着したコーヒー豆を粉砕する粉砕室と、この粉砕室と多
   孔状のフィルターを介して連通する抽出室と、 水を収容するタンクと、 タンク内の水を加熱し前記抽出室へ送るヒータより成り
   、 前記モーターを直接主電源に接続、又は前記ヒーターと
   直列に接続し主電源に接続するかを自在に切換得る構成
   とした電気コーヒー沸し器。