JPH01178212A - 電気コーヒー沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明はコーヒー豆粉砕機能を有する電気コーヒー沸し
器に関する。

従来の技術 近年、コーヒーの愛好家が増えてきているが、それにと
もないそれぞれ愛好家ごとに好みが異なり、また、−人
の愛好家でも各時間で飲みわけをしている。そうした要
望に対し、洩れ分け、挽き分けなどで多種の味を出す電
気コーヒー沸し器が考えられてきた。

その中で豆の粒度を変えることで濃度調整をするものと
して第５図に示すようなものがある。これはコーヒー豆
の粉砕とコーヒーの抽出を同一箇所で行うもので、４１
はコーヒー豆の粉砕と抽出を行なう粉砕抽出室、４２は
水容器、４３は抽出したコーヒー液を溜めるコーヒー容
器、４４は水容器４２からの水を加熱し、またコーヒー
容器３３に溜ったコーヒー液を保温するヒーターである
。４５はカッター４６を駆動してコーヒー豆を粉砕する
モータであり、タイムスイツヂ（図示せず）によりモー
タ４５の駆動時間は制御される。

発明が解決しようとする問題点 このような従来のコーヒー沸し器では、コーヒー豆の粉
砕を行なう際、粉砕時間を安上させることでコーヒー粉
の粒度を調整し、抽出するコーヒーの濃度を調節してい
た。この場合、（１）閉空間の中で供給されたコーヒー
豆を同時に粉砕するため、各コーヒー豆の粉砕条件が変
り粒度分布が巾広く頂点の低いものとなり、コーヒー抽
出に好ましくないものとなったり、（２）時間のみの制
御であるため、供給するコーヒー豆量と希望粒度の２つ
の要素でユーザーの設定するタイムスイッチの表示をし
なくてはならず、煩雑な表示となったり、（３）粉砕と
抽出を同一箇所で行なうため、コーヒー液抽出に紙フィ
ルタを使用できず、コーヒー豆微粉末の衝撃に耐える金
属などのメツシュフィルタ３７を使用しなくてはならな
ので、コーヒー豆の粉砕末が抽出したコーヒー液に入り
舌ざわりの悪い濁ったコーヒーしかできなくなったり、
メツシュフィルタ３７の目にコーヒーの微粉末が詰まれ
るなどの数々の問題点があった。

本発明は上記問題点を解決するもので、粒度調整をする
操作が簡単であり、しかも澄んだ美味なコーヒーを抽出
することのできる電気コーヒー沸し器を提供することを
目的とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明は、コーヒー豆を粉
砕するカッターを内蔵した粉砕室と、底部で前記粉砕室
と連通ずるコーヒー豆の収納室と、前記カッターを駆動
するモータと、湧を供給する給湯手段と、前記粉砕室の
下方に位置し前記粉砕室と多孔板を介して連通してコー
ヒー液を抽出する抽出室と、コーヒー液を溜める容器と
、前記収納室底部と前記粉砕室とを連通ずる開口部の開
口面積を変化可能な調整レバーとを備えたものである。

作用 上記構成により、コーヒー豆は収納室の底部の開口部を
経て粉砕室へ送られ、粉砕室の中では常に同条件で行わ
れるため、粉砕されたコーヒー豆の粒度は均一になり、
粉砕されたコーヒー豆は順次多孔板を連通して粉砕室下
方の抽出室へ落ときれる。この際、調整レバーにより濃
度調節を行い、収納室と粉砕室を連通ずる開口部の開口
面積を変化させて粉砕室へ入り込むコーヒー豆の一量を
調節する。すなわち１．一定回転しているカッターに対
し入り込み凸が少ないと、粉砕され易く細かい粒度にな
り、濃いコーヒーが抽出できる。入り込み量が多くなる
と、一定回転のカッターに対し粉砕コーヒー豆量が多い
ため、粉砕されにくく、また一定容積の粉砕室の中でコ
ーヒー豆量が多い程最外周を回転しているコーヒー粉に
対し、その内円を回るコーヒー粉が遠心力により外へ押
す力が大きくなり、多孔板より抽出室へ排出されやすく
なって荒い粒度になり、淡いコーヒーが抽出される。

このように、濃度調節が可能で粒度分布も良く、また紙
フィルタの使用も可能となり、より澄んだ美味なコーヒ
ーが出来上がる。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
。

第２図は本発明の電気コーヒー沸し器の一実施例を示す
外観斜視図であり、コーヒー沸し器本体３１は下部本体
３２と上部本体３３により構成され下部本体３２には、
水容器３４、コーヒー容器３５を有し、上部本体３３の
中にはコーヒー豆の粉砕手段、コーヒーの抽出手段、そ
の他要部構成を内蔵している。

第１図は第２図の上部本体３３に主として内蔵された本
発明の電気コーヒー沸し器の一実施例の要部を示す縦断
面図である。１はコーヒー豆の粉砕室であり、モータ２
で駆動されるカッター３を内蔵し、底部に所定の微小孔
を仝而に形成した多孔板であるメツシュフィルタ板（Ｊ
：Ｊ、下フィルタという）４を有する。この粉砕室１は
、上方に開口部るほぼ逆円錐状のコーヒー豆の収納室５
と、底部の開口部６で連通して一体に成形されている。

また、粉砕室１の収納室５側の側壁には、開口部６の開
口面積を調整する調整レバー７が第３図に示すように回
動自在に設置されている。収納室５の上部には湯の吐出
口８が設けられ、吐出した湯のモータ２側への侵入は防
水パツキン９により防止される。１０は防振ゴムで、取
付金具１１を介して伝わるモータ２の振動を吸収する。

上部本体カバー１２には収納室５に対応してコーじ一豆
投入口１３が設けられ、そこに益をする投入口益１４が
取付けられており、調整レバー７はこの投入０益１４の
長孔を通して上方に突出している。

また、投入口［１４の上面に蒸気孔１５が設けられてい
る。また、フィルタ４は上部本体３３に着脱自在に取付
けられるフィルタ押え１６に一体に形成されである。

１７は上部本体３３に着脱自在に取付けられたコーヒー
抽出室で、上部に抽出１ｆｉ１８を有し、抽出至益１８
の中央に設けられた粉砕室１に連通する間口部１９には
コーヒー粉や湯の洩れを防止する粉シール２０が取付け
られている。

第４図は水容器３４を含む部分の縦断面図である。

水容器３４は下部本体３２に着脱自在であり、装肴時は
逆止弁２１を介してヒータ２２と一体の加熱バイブ２３
の一端に連通している。また、加熱バイブ２３の他端は
桿水管２４を介して収納室５に臨む吐出口８に連通して
いる。

２５はある設定時間だけモータ２′へ通電され、その後
自動的にヒータ２２へ通電を切換えるタイムスイッチで
、第２図に示すように、上部本体３３に設けられている
。

上記のような構成において、コーヒー豆を投入口１３よ
り収納室５に投入し、投入０益１４を閉じ、調整レバー
７で好みの濃度に設定し、水容器３４に水を入れて下部
本体３２にセットし、タイムスイッチ２５をスタートさ
せる。まず、モータ２に通電され、モータ２により駆動
されるカッター３がコーヒー豆を粉砕し、調整レバー７
で設定した粒度で粉砕されると、順次フィルタ４を通過
して抽出室１７へ排出される。粉砕が完了し、タイムス
イッチ２５が所定−の時間を経過すると、モータ２から
ヒータ２２への通電に切換える。

ヒータ２２へ通電が開始すると、水容器３４の水が加熱
パイプ２３内で加熱され、吐出口８より収納室５へ吐出
され、収納室５および粉砕室１に付着したコーヒー粉を
洗浄して抽出室１７へ滴下し、コーヒー抽出が始まる。

このときコーヒー豆の粒度を均一にでき、また粉砕室と
抽出室が分れているため、コーヒー液の抽出に紙フィル
タの使用が可能となるので、より澄んだ美味なコーヒー
が臂られる。

発明の効果 以上のように、本発明によれば、収納室と粉砕室を連通
ずる開口部の開口面積の調整のみで粒度分布の良い好み
の粒度のコーヒー豆粉砕ができ、また紙フィルタの使用
が可能となり、澄んだ好みの濃度の美味なコーヒーを容
易に作ることができ、その実用的効果は大である。

【図面の簡単な説明】 沸し器の外観斜視図、第３図は同電気コーヒー沸し器の
調整レバ一部分の正面図、第４図は同電気コーヒー沸し
器の水容器部の縦断面図、第５図は従来の電気コーヒー
沸し器の縦断面図である。 １・・・粉砕室、２・・・モーター、３・・・カッター
、４・・・フィルタ（多孔板）、５・・・収納部、６・
・・開口部、７・・・調整レバー、８・・・吐出口、１
２・・・上部本体カバー、１７・・・抽出室、３３・・
・上部本体、３４・・・水容器、３５・・・コーヒー容
器。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第１図 ５　、ｑヌ系内室−１７１，ｊｌｌｌｌ＋　出　！第２
図 ｑ ３１−コーヒーｉ弗し器不イ参 ３２−−千郡シｔミイ不 ３３−−一上奸］；イ七１・ ３４−水容器 ３５−　コーヒー容器 第３図 第４図 第づ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、コーヒー豆を粉砕するカッターを内蔵した粉砕室と
   、底部で前記粉砕室と連通するコーヒー豆の収納室と、
   前記カッターを駆動するモータと、湯を供給する給湯手
   段と、前記粉砕室の下方に位置し前記粉砕室に多孔板を
   介して連通してコーヒー液を抽出する抽出室と、コーヒ
   ー液を溜める容器と、前記収納室底部と前記粉砕室とを
   連通する開口部の開口面積を変化可能な調整レバーとを
   備えた電気コーヒー沸し器。