JPH01178213A - 電気コーヒー沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー豆の粉砕とコーヒー液の抽出を連続
して自動的に行なう電気コーヒー沸し器に関するもので
ある。

従来の技術　゛ 一般にこの種のコーヒー沸し器は、第４図および第５図
に示すようなものである。第４図はコーヒー豆の粉砕と
その抽出とを同一箇所で、また第５図はそれらを別の箇
所で行わせるものである。

第４図および第５図において、それぞれ４１はコーヒー
豆の粉砕部、４２は抽出部、４３は水容器、４４は抽出
したコーヒー液を入れるコーヒー容器、４５は水容器４
３からの水を加熱しまたコーヒー容器４４に溜ったコー
ヒー液を保温するヒータ、４６はカッター、４７はモー
タである。

発明が解決しようとする問題点 このような従来のコーヒー沸し器において、第４図では
コーヒー豆の粉砕とコーヒー液の抽出とを同一箇所で行
うため、複雑な構造を必要とし、粉砕時のコーヒー豆と
抽出室との衝突が多くなり、また、第４図、第５図とも
粉砕部４Ｉの洗浄が必要なだめ、モータ４７とカッター
４６は直接固定できず、粉砕部４１側に回動自在に装着
されるので、粉砕時のカッター４６と粉砕部室との衝突
が起り、また供給したコーヒー豆全部を同時に粉砕する
ため、粉砕さ九でいないコーヒー豆が運動してコーヒー
豆と粉砕部４１との衝突も起こるなど数々の騒音の要素
を含んでいた。

本発明は上記問題点を解決するもので、コーヒーの粉砕
振動が少ない電気コーヒー沸し器を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明の電気コーヒー沸し
器は、コーヒー沸し器本体に、コーヒー豆を粉砕するカ
ッターを内蔵した粉砕室と、前記粉砕室と一体に形成さ
れ、底部で前記粉砕室と連通してコーヒー豆を収納する
ホッパー形状の収納室と、前記カッターを駆動するモー
タと、前記収納室内部に湯を供給する給湯手段と、前記
モータから給湯手段へ通電を切換えるタイムスイッチと
、前記粉砕室の下方に位置し、前記粉砕室に多孔板を介
して連通してコーヒー液を抽出する抽出室と、コーヒー
液を溜める容器とを備え、前記カッターは前記モータの
回転軸に直接固定され、このカッターおよびモータは前
記粉砕室およびコーヒー沸し器本体にそれぞれ弾性体を
介して取付けたものである。

作用 上記構成により、コーヒー豆の粉砕時のコーヒー豆の内
壁への衝撃を最少限にでき、また騒音の根本の原因の駆
動源を弾性体を介して本体と切離すことにより、騒音を
少なくでき、使用性の高い電気コーヒー沸し器が得られ
る。

実施例 以下、本発明の一実施例を図面を用いて詳細に説明する
。

第２図は本発明の電気コーヒー沸し器の一実施例を示す
外観斜視図であり、コーヒー沸し器本体３１は下部本体
３２と上部本体３３により構成され、下部本体３２には
、水容器３４．コーヒー容器３５を有し、上部本体３３
の中にはコーヒー豆の粉砕手段、コーヒーの抽出手段、
その他要部構成を内蔵している。

第１図は第２図の上部本体３３に主として内蔵された本
発明のコーヒー沸し器の一実施例の要部を示す縦断面図
である。１はコーヒー豆の粉砕室であり、モータ２の回
転軸に直接固定されて駆動されるカッター刃３を有し、
底部に所定の微小孔を全面に形成した多孔板であるメツ
シュフィルタ板（以下フィルタという）４を有する。こ
の粉砕室１は、上方に開口するホッパー形状のコーヒー
豆の収納室５と底部で連通して一体に形成されている。

収納室５の上部には湯の吐出口６が設けられ、吐出した
湯のモータ２側への侵入は弾性を持つ防水パツキン７に
より防止される。モータ２は固定板８に固定されており
、固定板８は上部本体３３に弾性を有する防振ゴム１０
を介し、また粉砕室１に弾性を有する防振ゴム１１を介
してそれぞれ取付けられている。また収納室５は弾性を
有する防水シール１２，１．３を介して上部本体３３お
よび上部本体３３に装着される上部本体カバー１４と接
している。

上部本体カバー１４には、収納室５に対応してコーヒー
豆投入口１５が設けられ、そこを蓋する投入口Ｍ１６が
取付けられており、この投入口蓋１６の上面に蒸気孔１
７が設けられている。また、フィルタ４は上部本体３３
に着脱自在に取付けられるフィルタ押え１８に一体に形
成されである。

１９は上部本体３３に着脱自在に取付けられたコーヒー
の抽出室で、上部に抽出室Ｍ２０を有し、この抽出室蓋
２０の中央に設けられた粉砕室１に連通ずる開口部２１
にはコーヒー粉や湯の漏れを防止する粉シール２２が取
付けられている。

第３図は水容器３４を含む部分の縦断面図である。

水容器３４は下部本体３２に着脱自在であり、装着時は
逆止弁２３、チューブ２４を介してヒータ２５と一体の
加熱パイプ２６の一端に連通している。加熱パイプ２６
の他端は昇水管２７を介して収納室５に臨む吐出口６に
連通している。

２８はある設定時間だけモータ２へ通電し、その後ヒー
タ２５へ通電を切換えるタイムスイッチで、第２図に示
すように、上部本体３３に設けられている。

上記のような構成において、コーヒー豆を投入口１５よ
り収納室５に投入し、投入口蓋１６を閉じ、水容器３４
に水を入れて下部本体３２にセットし、タイムスイッチ
２８をスタートさせる。まずモータ２に通電され、モー
タ２により、駆動されるカッター刃３がコーヒー豆を粉
砕し、所定の粒度まで粉砕されると順次フィルタ４を通
過して抽出室１９へ排出され、排出された量だけコーヒ
ー豆が収納室５より粉砕室１へ流れ込む。粉砕が完了し
、タイムスイッチ２８が所定の時間を経過するとモータ
２からヒータ２５への通電に切換ねる。

ヒーター２５へ通電が開始されると、水容器３４の水が
加熱パイプ２６内で加熱され、吐出口６より収納室５の
内壁に向けて拡散され、収納室５および粉砕室１に付着
したコーヒー粉を洗浄して抽出室１９へ滴下し、コーヒ
ー液の抽出が開始される。使用後は抽出室１９を引出し
、抽出済みのコーヒー粉を廃棄し、洗浄して終わる。

このように、粉砕室１中のコーヒー豆の粉砕が終るまで
残りの豆は収納室にあるため、粉砕可能な最の豆以外が
粉砕室１巾で運動することはなく。

粉砕室１中のコーヒー豆のみが振動の要素となる。

さらにその振動も防水シール、１２．１．３により他へ
の伝達は抑えられる。また、駆動源のモータ２．カッタ
ー３の振動は防水パツキン７、防振ゴム１０、防振ゴム
１１により他への伝達を抑えられる。

発明の効果 以上のように本発明によれば、コーヒー豆粉砕は粉砕可
能量以外は収納室の空間に待機させ、順次粉砕部に送り
こまれる構成により、粉砕中の一コーヒー豆による振動
を最少に抑え、また、その振動の他部品への伝達も抑え
、さらにモータやカッターの駆動体の他部品への取付け
を弾性体を介して行い、振動伝達を抑えることができる
。これによりコーヒー豆粉砕時の騒音が小さくでき、使
用時のコーヒー抽出の気分を向上させることができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気コーヒー沸し器の
要部縦断面図、第２図は同電気コーヒー沸し器の外観図
、第３図は同電気コーヒー沸し器の水容器部の縦断面図
、第４図および第５図はそれぞれ従来の電気コーヒー沸
し器の縦断面図である。 １・・・粉砕室、２・・・モータ、３・・・カッター刃
、４・・・フィルタ（多孔板）、５・・・収納室、６・
・・吐出口。 ７・・・防水パツキン、１０．１１・・・防振ゴム、１
２．１３・・・防水シール、１４・・・上部本体カバー
、１９・・・抽出室、３３・・・上部本体、３４・・・
水容器、３５・・・コーヒー容器。 代理人　　　森　　本　　義　　弘 第を図 ｔ−ｒ分石♀呈　　　　　　７　防氷バフキン２−ｅ　
−９ｔｏ、　ｔ　ｌ−Ｆ５　ｖ＆グム３−力／９−　ｖ
　　　　ｔｚ、Ｂ防水シール４−　フィルク　　　　　
　ｔａ　　上１−１彎ネカバー６−４７．参内！　　　
　　、９１由出室６−ロ主出口 第２図 ３１−−フーヒーｊ褐しＨ，卆１本 ３２−　　千令Ｐ不ｊ不 ３３−一上シタンにイ２ｔ・ ３４−−フ多（二５；、」ζｉシ、 ３５−　　コーし一諸 ム、３３図 第ｄ図 第づ図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. １、コーヒー沸し器本体に、コーヒー豆を粉砕するカッ
   ターを内蔵した粉砕室と、前記粉砕室と一体に形成され
   、底部で前記粉砕室と連通してコーヒー豆を収納するホ
   ッパー形状の収納室と、前記カッターを駆動するモータ
   と、前記収納室内部に湯を供給する給湯手段と、前記モ
   ータから給湯手段へ通電を切換えるタイムスイッチと、
   前記粉砕室の下方に位置し、前記粉砕室に多孔板を介し
   て連通してコーヒー液を抽出する抽出室と、コーヒー液
   を溜める容器とを備え、前記カッターは前記モータの回
   転軸に直接固定され、このカッターおよびモータは前記
   粉砕室およびコーヒー沸し器本体にそれぞれ弾性体を介
   して取付けた電気コーヒー沸し器。