JPS63102724A - 電気コ−ヒ−沸し器 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、コーヒー豆の粉砕とコーヒー液の抽出を連続
して自動的に行なう電気コーヒー沸し器に関するもので
ある。

従来の技術 一般にこの種の電気コーヒー沸し器は、念とえば実開昭
５９−１０７３４号公報に示されているように、第４図
に示すような構成となっていた。

すなわち、本体１の上部にモータ２が回転軸３を鉛直下
向きにして配設され、かつ回転軸３の端部には羽根状の
粉砕体４が取付けられ、そしてこの粉砕体４はホッパー
６内に位置させていた。このホッパー６はコーヒー豆を
収容するコーヒー豆収容室としての機能と、コーヒー豆
を粉砕する粉砕体４を包囲する粉砕室としての機能を兼
ね備えていた。また前記ホッパー６の下方には、ホッパ
ー６内で作られたコーヒー粉を収容するバスケットθを
設けていた。さらに前記ホッパー５の底面には複数の小
穴を有するコーヒー粉の吹出ロアが設けられ、さらにま
たバスケットらの底面にはバスケット６内で抽出された
コーヒー液を滴下させるための抽出口８を形成していた
。

発明が解決しようとする問題点 しかしながら、上記従来の構成では、ホンパー６が、コ
ーヒー豆の収容室としての機能と、粉砕体４を包囲して
、コーヒー豆を粉砕したときにコーヒー粉が飛散するの
を防止する粉砕室としての機能を兼ね備えていることか
ら、業務用などの一度に１０カップ位のコーヒー液を抽
出させる電気コーヒー沸し器にあっては、１０カップ分
に対応するコーヒー豆をホッパー６に収容する必要があ
り、そのため、ホッパー５が大きくなり、その結果、ホ
ッパー５の大きさに対応してバスケット６および本体１
も大型化し、さらにはコーヒー豆を粉砕する粉砕体４も
大きくなり、かつこの粉砕体４を回動するモータ２も大
型化、大容量化するため、操作性ならびに部品コストの
面で問題があった。また粉砕体４によって粉砕されたコ
ーヒー粉は、粉砕体４０回転にともなって粉砕体４０回
転周方向に飛ばされて、ホッパー６の側面に集中するこ
とになり、スムーズに吹出ロアからバスケット６内に収
容されないものであった。

本発明は上記従来の問題点を解決するもので、小型で操
作性に優れた電気コーヒー沸し器を提供することを目的
とするものである。

問題点を解決するための手段 上記目的を達成するために本発明の電気コーヒー沸し器
は、回転軸を水平方向に配設したモータと、このモータ
により回転駆動される粉砕体を包囲する粉砕室と、コー
ヒー豆を収容するホッパーと、前記粉砕室で作られたコ
ーヒー粉を収容するバスケットとを備え、前記ホッパー
の底部に前記粉砕室と連絡するコーヒー豆挽入口を前記
回転軸方向に開口して設けるとともに、前記ホッパーの
底面をコーヒー豆挽入口方向に低く傾斜させ、さらに前
記粉砕室の下部に複数の小穴を有する吹出口を設けたも
のである。

・　作用 上記構成によれば、ホッパーに収容したコーヒー豆は、
その一部が粉砕室に収容され、粉砕室内のコーヒー豆の
粉砕が進むにつれて、ホッパーから粉砕室に頴次コーヒ
ー豆が供給されることになるため、業務用等のようにコ
ーヒー豆の粉砕必要量の多いものでも、ホッパーのみを
大きくすればよく、シたがって本体、モータおよび粉砕
体を大型にする必要はないものである。

実施例 以下、本発明の一実施例について第１図〜第３図を参照
しながら説明する。

図において、９は本体で、この本体９の上部にはモータ
１０が回転軸１１を水平方向罠配設して設けられており
、かつこの回転軸１１には羽根状の粉砕体１２が取付け
られておシ、さらに粉砕体１２は粉砕室１３に包囲され
ている。この粉砕室１３の上方にはコーヒー豆を収容す
るホッパー１４が設けられ、その上部開口にはホッパー
蓋１６が取り付けられている。このホッパー蓋１５には
蒸気穴１ｅが設けられている。前記ホッパー１４の底部
には前記回転軸１１の軸方向に開口したコーヒー豆挽入
口１７が形成され、またホッパー１４の底面は内側面か
らコーヒー豆挽入口１７にコーヒー豆が供給されるよう
に傾斜させている。

前記粉砕室１３の下部には複数の小穴を有する吹出口１
８が設けられている。またこの粉砕室１３の下方に隣接
してコーヒー粉を収容するバスケット１９が設けられて
いる。このバスケット１９は円錐形状に形成され、その
上部開口にはバスケット蓋２ｏが取付けられている。ま
たバスケット蓋２ｏの中心部の吹出口１８に対応する部
位には開口２１が形成され、この間口２１の周縁部には
吹出口１８から供給されたコーヒー粉がバスケット１９
の外に漏れないように延出体２２が設けられている。ま
たバスケット蓋２０の下面にはリプ２３が形成されてお
り、バスケット１９に供給されたコーヒー粉がバスケッ
ト１９の外に飛散しないように構成されている。バスケ
ット１９の底部には、バスケット１９内で抽出されたコ
ーヒー液をバスケット１９の下方に設けられた容器２４
ｉＣ滴下させるための抽出口２６が形成されている。

またバスケット１９にはフィルター２６が内股されてい
る。２７は水タンクであり、その底部には給水口２８が
形成され、この給水口２８は水路切換弁２９に連結され
ている。この水路切換弁２９と前記モータ１０はタイマ
ー３０に連動している。

水路切換弁２９は、給水口２８から加熱装置（図示せず
）を経て再び水タンク２７に給水する水路と、給水口２
８から前記加熱装置を経てホンパー１４の上部に曲目し
た吐出口３１に給湯する水路の切換えを行なうものであ
る。３２はモータ１゜の回転にともなう振動が本体９に
伝わるのを防止する防振部材である。

上記構成において次にその動作を説明する。

まずホッパー蓋１６を外してホッパー１４に所要量のコ
ーヒー豆を収容する。ホッパー１４内のコーヒー豆の一
部はコーヒー豆挽入口１７から粉砕室１３に収容される
。そして水タンク２７に所要量の水を給水する。

次にタイマー３０を作動させてモータ１０を駆動させる
。このモータ１ｏの駆動によって粉砕体１２が回転する
ために、粉砕室１３内のコーヒー豆が粉砕体１２により
粉砕される。コーヒー豆が粉砕されて作られたコーヒー
粉は、吹出口１８からバスケット１９に収容される。前
記粉砕室１３内のコーヒー豆は粉砕が進むにつれて、ホ
ッパー１４から順次供給され、すべてのコーヒー豆が粉
砕される。コーヒー豆の粉砕が終わったところでタイマ
ー３０が作動し、モータ１０を停止し、かつ前記加熱装
置を作動させて水タンク２７の水を加熱する。水タンク
２７内の水温が所定温度以上になったところで水路切換
弁２９が作動して、吐出口３１からホッパー１４に給湯
される。前記水路切換弁２９が作動するとともにモータ
１ｏを再駆動させ、粉砕体１２を回転させる。前記ホッ
パー１４に給湯された湯はコーヒー豆挽入口１７から粉
砕室１３に供給され、そして粉砕体１２によって撹拌さ
れ、粉砕室１３内に残留していたコーヒー粉とともに吹
出口１８からバスケット１９に供給される。そしてバス
ケット１９内のコーヒー粉に給湯されて抽出されたコー
ヒー液は、抽出口２６から滴下し、容器２４に溜められ
る。

したがって本実施例によれば、ホッパー１４に収容され
たコーヒー豆は、その一部が粉砕室１３に収容され粉砕
室１３内のコーヒー豆の粉砕が進むにつれて、前記ホッ
パー１４から粉砕室１３にコーヒー豆が供給されること
になるため、業務用などの一度に１０力ツプ程度のコー
ヒー液を抽出させる電気コーヒー沸し器においては、コ
ーヒー豆を収容するホッパー１４のみを大きくすればよ
く、粉砕室１３および粉砕体１２を大きくする必要はな
い。したがって特に業務用等において本体９の小型化を
図ることが可能となり、また部品コストの削減を行なう
ことができる。さらに粉砕体１２の回転にともなって、
回転の周方向に飛ばされるため、粉砕体１２の回転周方
向に位置する吹出口１８からスムーズにバスケット１９
内に供給される。したがってコーヒー粉が粉砕室１３に
残留することは少々くなって、ホッパー１４の上部から
の給湯にともなう残留コーヒー粉の除去作用とあいまっ
て、使用者の希望する濃度のコーヒー液を提供すること
が可能となる。

発明の効果 上記実施例の説明から明らかなように本発明によれば、
所要量のコーヒー豆の一部を粉砕室に収容して、粉砕室
で順次粉砕体によって粉砕していくようにしているため
、特に粉砕必要量の多い業務用などの大型の電気コーヒ
ー沸し器においては、コーヒー豆を一時収容するホッパ
ーのみを大きくすればよく、本体を含む装置全体の大型
化およびモータの大容量化を必要とせず、装置の小型化
および部品コストの削減を図ることが可能となる。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す電気コーヒー沸し器の
一部を切欠した縦断面図、第２図は同電気コーヒー沸し
器の斜視図、第３図は同電気コーヒー沸し器の横断面図
、第４図は従来の電気コーヒー沸し器の縦断面図である
。 １０・・・・・・モータ、１１・・・・・・回転軸、１
２・・・・・・粉砕体、１３・・・・・・粉砕寥、１４
・・・・・・ホッパー、１７・・・・・・コーヒー豆挽
入口、１８・・・・・・吹出口、１９・・・・・・バス
ケット。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第２
図 第３図

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 回転軸を水平方向に配設したモータと、このモータによ
   り回転駆動される粉砕体を包囲する粉砕室と、コーヒー
   豆を収容するホッパーと、前記粉砕室で作られたコーヒ
   ー粉を収容するバスケットとを備え、前記ホッパーの底
   部に前記粉砕室と連絡するコーヒー豆挽入口を前記回転
   軸方向に開口して設けるとともに、ホッパーの底面をコ
   ーヒー豆挽入口方向に低く傾斜させ、さらに前記粉砕室
   の下部に複数の小穴を有する吹出口を設けた電気コーヒ
   ー沸し器。