JPS6135131Y2 - - Google Patents

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JPS6135131Y2
JPS6135131Y2 JP1981021783U JP2178381U JPS6135131Y2 JP S6135131 Y2 JPS6135131 Y2 JP S6135131Y2 JP 1981021783 U JP1981021783 U JP 1981021783U JP 2178381 U JP2178381 U JP 2178381U JP S6135131 Y2 JPS6135131 Y2 JP S6135131Y2
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【考案の詳細な説明】 本考案は、コーヒー豆等の原料を粉砕する粉砕
体及びその粉砕された原料を受けるフイルターを
有するバスケツトと該バスケツト内に熱湯を供給
する給湯装置を具備してなる飲料製造機に関す
る。
風味豊かな美味しいコーヒー抽出の条件は、コ
ーヒー豆を挽いた後直ちに熱湯を注ぎ濾過するこ
とである。
従つて、一般家庭で美味しいコーヒーを得よう
とすれば、豆を粉砕するミル機能と、粉砕後直ち
に熱湯を給湯しうるドリツプ機能を合わせもつこ
とが必要である。
従来、コーヒー沸し器のミル機能とドリツプ機
能を合せ持つものとして、駆動モーターを有し、
該モーターにより回転し豆を粉砕する粉砕体と、
粉砕したコーヒー粉を受けるフイルターとを有す
るバスケツト内に直接熱湯を供給するものがあつ
た。第1図に従来の飲料製造機におけるバスケツ
トの縦断面図を示す。50は上部バスケツトで、
円筒状をなし、下端部の外周壁にねじ部50aが
形成されており、51は下部バスケツトで有底円
筒状をなし、その底部52は周縁に向つて下降傾
斜して、周縁の一部に注出口53が形成され、中
央部には軸筒部54が一体に形成され、外周壁に
前記ねじ部50aに螺合するねじ部51aが具備
されている。さらに前記軸筒部54に軸受メタル
を介して駆動軸55が挿通支承され、駆動軸55
の上端部にはコーヒー豆等の原料を粉砕する粉砕
体56が着脱可能に取付けられている。57はフ
イルターで、前記軸筒部54および上部、下部バ
スケツト50,51に挿入嵌合される部分にはパ
ツキン58が設けてある。上記構成において、バ
スケツトを組立てる場合、フイルター57を下部
バスケツト51の軸筒部54に挿入し、粉砕体5
6を駆動軸55に取付け、上部バスケツト50を
装着してねじ部50a,51aで締め付け、フイ
ルター57を挾持する。このように組立て時の操
作が多く煩雑であり、フイルター57の支持がパ
ツキン58であるので、組立て時の下部バスケツ
ト51への挿入も困難であり、さらにフイルター
57自体は、コーヒー等を濾過するため線経の細
い目の細かい180メツシユ程度のステンレス鋼を
使用しているが、強度的に弱く、コーヒー豆等を
粉砕する時の圧力、衝撃によつて下方にたわみ、
効果的な粉砕が行われない。また粉砕体56自体
が取り外せるため、掃除性は良いが、逆に、抽出
されたコーヒー粉等を取り出す時に外れて粉失し
てしまうことが多かつた。またフイルター58と
粉砕体56が分離したものであるため、いずれか
を取付けずに原料等を粉砕、もしくは給湯してし
まう恐れがあつた。
本考案は上記従来の欠点を解消するもので、以
下、本考案の実施例について添付図面を参照して
説明する。
第2図、第3図において1は器体容器であり、
これは手に持ち運びしやすい奥行き幅の略長円形
をなす基台2に載置して取付けられ、仕切板1
a,1bにより区画されている。
3は器体中央内部に容器仕切板1bと基台上面
2aとで構成する収納部に弾性体を有するゴム等
により上下方向に挾持されてなる駆動モーター
で、仕切板1bの底面に設けた挿入部1cより、
モーター回転軸4に取付けられた継手5が上方に
延出している。
6は上部バスケツト7と下部バスケツト8とバ
スケツト中蓋9よりなるバスケツトで、以下これ
について詳述する。上部バスケツト7は円筒状を
なしその下端部の外周壁には段部10と突起11
を有する。下部バスケツト8は有底円筒状をな
し、一部に注出口12を有し、底面13は注出口
12に向つて下降傾斜しており、中央部に貫通穴
18を設けてある。また下部バスケツト8の上部
には上部バスケツト7の突起11と嵌合固定する
ように突起14を有し、外周に段部15を設け、
バスケツト中蓋9の外周辺部16を上部バスケツ
ト7の下部端面17と段部15で挾持している。
前記バスケツト中蓋9は上部バスケツト7側に突
出した円筒部19を設け、バスケツト6を組立て
る際、上部バスケツト7に嵌合して案内となり操
作を容易にしている。またバスケツト中蓋9の中
央部には原料等を粉砕する粉砕体20を駆動自在
に支持しており、粉砕体20の下部にはモーター
回転軸4に取り付けられた継手5に挿入嵌合し、
駆動力を伝達するように継手21が取付けられて
いる。さらに、粉砕体20の下部においてフイル
ター22の中央部は、中央軸筒23の下部端面2
4とバスケツト中蓋9の中央軸筒部25の間で挾
持されて溶着されており、フイルター22の外周
部はバスケツト中蓋9の外周辺部16に溶着され
て固定されている。またフイルター22は粉砕体
側が目が粗く線径の大きいステンレス等からなる
網状のフイルター22aとし、反対側は180メツ
シユ程度の目の細かく線径の小さいフイルター2
2bとした二重構造になつている。バスケツト6
を組立てる場合には、フイルター22と粉砕体2
0を具備するバスケツト中蓋9を円筒部19を案
内にして上部バスケツト7の下面に装着し、下部
バスケツト8を下方より装着して、突起11,1
4で嵌合固定させて完了となる。26は前記バス
ケツト6の上面開口部に着脱自在に被着されるバ
スケツト蓋で、中央部には熱湯受け皿27が形成
されており、複数固の小孔28を具備している。
29は駆動モーター3に近接し、かつ側方に位置
するガラス容器で、ガラス容器蓋30が載置さ
れ、ガラス容器29の周縁部受口31が前記注出
口12に対向して下方に位置する。32はガラス
容器29の把手である。33は容器1に形成され
た貯水タンク、34は基台2内に保温板35を介
して、ガラス容器29の底面に対応して取付けら
れた加熱体で、シーズヒーター36と加熱パイプ
37を内包し、かつ加熱パイプ37の一端は貯水
タンク33の底面に逆止弁38を介して連結され
他端はバスケツト6近傍の給湯装置に接続してな
る。39は給湯装置の一部をなす給湯パイプで、
一端は水密に加熱パイプ37に接続されるととも
に、他端開口部40は、回転自在なアーム構造と
し、この開口部40はバスケツト6の給湯を受け
皿27に対向するようになつている。41は容器
1上面開口部を覆う蓋、42は貯水タンク蓋、
尚、加熱体34の外底部には温度制御用サーモス
タツト43が配置されている。
次に、電気回路について第4図にて説明する。
44は例えば単相交流電源に接続された電源端
子、45は電源スイツチ、46は操作部としての
切換えスイツチで可動接片T1及び固定接片T2
T3を有する。47は安全スイツチで、例えば容
器1にバスケツト6を組み込み、蓋41を確実に
閉じた時に、閉成するようになつている。電源端
子44間には、電源スイツチ45、切換スイツチ
46の接片T1,T2駆動モーター3及び安全スイ
ツチ47の直列回路が接続されており、さらに前
記切換スイツチ46の固定接片T3はシーズヒー
タ36及びサーモスタツト43を直列に介して、
安全スイツチ47と電源端子44との共通接続点
に接続されている。
次に上記構成の作用について述べる。まず、貯
水タンク33内に所定量の水を供給し、バスケツ
ト6内に原料たるコーヒー豆を投入し、バスケツ
ト蓋26を載置し、容器1の仕切板16に装着す
ると、粉砕体20の継手21がモーター回転軸4
に取付けられた継手5と係合する。次に給湯パイ
プ39の開口部40は熱湯受け皿27に対向して
セツトし、容器1の蓋41を閉じる。而して安全
スイツチ47が開成される。更にガラス容器蓋3
0をセツトしたガラス容器29を保温板35上に
載置することで、ガラス容器29の受口31は前
記バスケツト6の注出口12に対向して臨む。
そこで、電源スイツチ45を閉成し、さらに操
作部の切換スイツチ46の接片(T1−T2)間を閉
成すると、駆動モーター3が通電され、その回転
軸4の回転は継手5,21を介して粉砕体20に
伝達される。粉砕体20の回転によりバスケツト
6内のコーヒー豆は粉砕され、適度な粗さに挽か
れてコーヒー粉となる。
次に、切換スイツチ46の接片(T1−T3)を閉
成すると、接片(T1−T2)間の開放により駆動モ
ーター3が断電されて、回転を停止し、コーヒー
粉がフイルター22の上に積み重なり、接片
(T1−T3)の閉成により加熱体34内のシーズヒ
ーター36が通電されて発熱し、加熱パイプ37
内の水を加熱する。従つて、水は加熱パイプ37
内で沸騰膨張し、熱湯は、逆止弁38の作用によ
つて給湯パイプ39側へ上昇し、この給湯パイプ
39の開口部40よりバスケツト蓋26の熱湯受
け皿27に滴下し、小孔28よりバスケツト6内
のコーヒー粉に滴下することにより、湯がコーヒ
ー粉内を通過してフイルター22を通過する間に
コーヒー成分を抽出し、注出口12を介してコー
ヒー液がガラス容器29内に溜まる。尚、シーズ
ヒーター36が発熱すると保温板35を介してガ
ラス容器29の下面を加熱し、貯水タンクの水が
無くなるとサーモスタツト43が動作し、ガラス
容器29内のコーヒー液は適宜な温度に保温され
る。
このように本実施例によれば、貯水タンク33
を有する容器1に、粉砕体20及びフイルター2
2を有するバスケツト6と給湯装置とを設けて、
バスケツト6内において粉砕体20によつてコー
ヒー豆等を粉砕した後、該バスケツト6内に給湯
パイプ41より直ちに熱湯を供給して、コーヒー
粉と熱湯とを混合させ、フイルター22によつて
ろ過してコーヒー液を抽出する構成としたもの
で、香りを逃さず、風味豊かなコーヒーを抽出で
き、かつ操作も極めて簡単である。
さらに、バスケツト6を容器1に着脱可能に設
ける構成とし、かつバスケツト6を円筒状の上部
バスケツト7と、有底円筒状の下部バスケツト8
と、フイルター22及び粉砕体20及び継手21
を具備したバスケツト中蓋9とに分割したため、
使用前の組立て、使用後の掃除が極めて容易に行
なえ、さらにバスケツト6の主機能部品であるフ
イルター22と粉砕体20とを一体にしたため、
取扱いが容易で、いずれかを忘れて取り付ける恐
れはない。またバスケツト中蓋9にフイルター2
2を固定しているため、フイルター22自体の強
度が高まつたことになり、原料の粉砕時における
フイルター22の下方へのたわみも大幅に改善さ
れ粉砕を効果的にしている。加えて、バスケツト
中蓋9は上部バスケツト7側に突出した円筒部1
9を設けているため、バスケツト6の組立時の案
内部となり操作を容易にしている。また、上部バ
スケツト7の下部端面17と下部バスケツト8の
段部15でバスケツト中蓋9の外周辺部16を挾
持し、コーヒー粉等と抽出液がフイルター22を
通過しないで注出口12より流出するのを防止し
ており、さらに前記円筒部19によつて流出防止
の信頼性を高めるだけでなく、円筒部19によつ
て粉砕体20をバスケツト6の中央に位置決め
し、粉砕能力のバスケツト6組立てにおける変動
を少なくしている。
以上のように本考案によれば、駆動モータの回
転によつてコーヒー豆等の原料を粉砕する粉砕体
および粉砕体下部に位置し粉砕された原料を受け
るフイルターを有するバスケツトを、円筒状の上
部バスケツトと、有底円筒状で一部に注出口を有
する下部バスケツトと、前記粉砕体を中央に保持
し粉砕体下部にフイルターを具備したバスケツト
中蓋とにより構成し、上部バスケツトに下部バス
ケツトを嵌合装着することにより、バスケツト中
蓋の外周辺部を上部バスケツトと下部バスケツト
の間に挾持するようにしているため、バスケツト
の使用前の組立および使用後の掃除がきわめて容
易に行なえるとともに、フイルターと粉砕体のう
ちの一方を装着し忘れて使用するということもな
くなり、したがつてその使い勝手は向上し、また
フイルターをバスケツト中蓋に具備することによ
り、フイルターの強度を増大させることができ、
その結果、フイルターは変形しにくくなるため、
原料の粉砕も効果的に行なえ、しかもバスケツト
中蓋は外周辺部に上部バスケツト側に突出した円
筒部を有し、この円筒部を案内にしてバスケツト
中蓋を上部バスケツトの下面に装着するようにし
ているため、バスケツトの組立操作がきわめて容
易になるとともに、前記円筒部の存在により、コ
ーヒー粉や抽出液がフイルターを通過しないで注
出口より流出してしまうということも確実に防止
することができる等種々の実用的効果を奏するも
のである。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来の飲料製造機におけるバスケツト
の縦断面図、第2図は本考案の一実施例を示す飲
料製造機の縦断面図、第3図は同バスケツトの縦
断面図、第4図は同電気回路図である。 1……容器、3……駆動モーター、6……バス
ケツト、7……上部バスケツト、8……下部バス
ケツト、9……バスケツト中蓋、20……粉砕
体、22……フイルター、12……注出口、19
……円筒部、29……ガラス容器、33……貯水
タンク、34……加熱体。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 貯水タンクを有する容器に、駆動モータと、駆
    動モータの回転によつてコーヒー豆等の原料を粉
    砕する粉砕体および粉砕体下部に位置し粉砕され
    た原料を受けるフイルターを有するバスケツト
    と、駆動モーターに近接して収納するガラス容器
    と、前記貯水タンク内の水を加熱する加熱体を有
    し、前記原料の粉砕後前記バスケツト内に給湯す
    る給湯装置を具備し、前記バスケツトを円筒状の
    上部バスケツトと、有底円筒状で一部に注出口を
    有する下部バスケツトと、前記粉砕体を中央に保
    持し粉砕体下部にフイルターを具備したバスケツ
    ト中蓋とにより構成し、前記バスケツト中蓋は外
    周辺部に上記バスケツト側に突出した円筒部を有
    し、この円筒部を案内にしてバスケツト中蓋を上
    部バスケツトの下面に装着し、かつ上部バスケツ
    トに下部バスケツトを嵌合装着することにより、
    バスケツト中蓋の外周辺部を上部バスケツトと下
    部バスケツトの間に挾持したことを特徴とする飲
    料製造機。
JP1981021783U 1981-02-17 1981-02-17 Expired JPS6135131Y2 (ja)

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JPS56136626U (ja) * 1980-03-14 1981-10-16

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