JPS6041923A - 飲料製造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はコーヒー豆等の原料を粉砕する粉砕体及びその
粉砕された原料を受けるフィルターを有するバスケット
と、このバスケット内に熱湯を供６− 給する給湯装置を具備してなる飲料製造機に関する。

風味豊かな美味しいコーヒー抽出の条件は、コーヒー豆
を挽いた後直ちに熱湯を注ぎ濾過することである。従っ
て、一般家庭で美味しいコーヒーを得ようとすれば、豆
を粉砕するミル機能と粉砕後直ちに熱湯を給湯しうるド
リップ機能を合わせもつことが必要である。

従来、コーヒー沸し器のミル機能とドリップ機能を合わ
せ持つものとして、駆動モーターを有し、この駆動モー
ターにより回転する粉砕体と、豆を粉砕し、かつ粉砕し
たコーヒー粉を受けるフィルターとを有するバスケット
内に直接熱湯を供給するものがあったが、前記フィルタ
ーはコーヒー豆を同一室内で粉砕するため、強度が必要
であり、またコーヒーを濾過するため目の細かいものが
不可欠であった。そのため、従来におい゛（は、フィル
ターとしてステンレス等の強度のあるもので１８０メツ
シュ程度の目の細かいものを使用していた。しかしステ
ンレス鋼の線径は１８０メッシ３、、、。

ユ程度のものでは５ｏμｍしかなく、コーヒー豆等の粉
砕を繰り返えすと網が破れフィルターとしての役目を果
たさなくなり、コーヒー粉が抽出液に混入したり、コー
ヒー粉に熱湯が十分浸漬されず、こくのないざらざらと
した抽出液しか得られないことになった。

またフィルターはコーヒー豆等の原料を粉砕する際、下
向きにたわんだり、しわが発生して粉砕が効率よく行な
われないが、従来のようにフィルターの下に単にリブ状
の補強部材を設けるだけでは補強部材間のたわみ、しわ
は避けられず、そのたわみによって構成部材の上部に位
置するフィルターが他の部分より下方へ突出してしまい
、かえってフィルターの伸びや破損の原因となっていた
。

本発明は上記従来の欠点を解消するもので、以下、本発
明の実施例を添付図面にもとづいて説明する。

図において、１は器体容器で、この器体容器１は、略長
円形をなす基台２に載置して取付けられ、かつ仕切板１
ａ、１ｂにより区画されている。３は器体中央内部に容
器仕切板１ｂと基台２の−に１面２ａとで構成する収納
部に弾性体を有するゴム等により上下方向に挟持されて
なる駆動モーターで、仕切板１ｂの底面に設けた挿入部
１ｃよりモーター回転軸４に取付けられた継手５が」一
方に延出している。

６は上部バスケット７と下部バスケット８とバスケット
中蓋９よりなるバスケットであり、以下これについて詳
述する。上部バスケット７は円筒状をなし、その下端部
の外周壁には段部１０と突起１１を有する。下部バスケ
ット８は有底円筒状をなし、一部に注出０１２を有し、
底面１３は注出口１２に向って下降傾斜しており、中央
部に貫通穴１８を設けている。また下部バスケット８の
上部には上部バスケット７の突起１１とＩｆ合固定する
ように突起１４を有し、かつ外周に段部１５を設け、バ
スケット中蓋９の外周辺部１６を上部バスケット７の下
部端面１７と段部１６で挟持している。前記バスケット
中蓋９は上部バスケットＴ側に突出した円筒部１９を設
け、バスケット６５、、。

を組立てる際、上部バスケット７に嵌合して案内となり
操作を容易にしている。またバスケット中蓋９の中央部
には原料等を粉砕する粉砕体２０を回転自在に支持して
おり、そしてこの粉砕体２０の下部にはモーター回転軸
４に取り付けられた継手５に挿入嵌合し駆動力を伝達す
るように継手２１が取付けられている。さらに、粉砕体
２ｏの下部においてステンレス鋼製の目が１８０メツシ
ュ程度のフィルター２２の中央部は、軸筒部２３とバス
ケット中蓋９の中実軸筒部２４の間で挟持されて溶着さ
れており、フィルター２２の外周部はバスケット中蓋９
の外周辺部１６に溶着されて固定されている。２５は粉
砕体２ｏを回転自在に支持する軸筒部２３とバスケット
中蓋９の外周辺部１６を連結している放射状をなすリブ
状の連結部材で、この連結部材２５には粉砕体２ｏの回
転外周円の下方に位置する環状のリブ２５＆が一体に形
成されている。なお、リブ２５１Ｌの幅は粉砕体２ｏの
肉厚を以上となっている。而して、バスケット６を組み
立てる場合には、フィルター２２と粉砕体２ｏを具備す
るバスケット中蓋９をフランジ部１９を案内にして上部
バスケット７の下面に装着し、下部バスケット８を下方
より装着させて、突起１１．１４で嵌合固定させて完了
となる。

２６は前記バスケット６の−に面間口部に着脱自在に被
着されるバスケット蓋で、中央部には熱湯受は皿２７が
形成されており、複数個の小孔２８を具備している。

２９は駆動モーター３に近接し、かつ何方に位置するガ
ラス容器で、このガラス容器２９の上部開口部にはガラ
ス容器蓋３０が載置され、かつガラス容器２９の周縁部
受口３１はバスケット６からの飲料液を受けるために前
記注出口１２に対向して下方に位置させている。３２は
ガラス容器２９の把手である。３３は容器１に形成され
た貯水タンク、３４は基台２内に保温板３５を介して、
ガラス容器２９の底面に対応して取付けられた加熱体で
、シーズヒーター３６と加熱パイプ３７を内包し、かつ
加熱バイブ３７の一端は貯水タンク３３の底面に逆止弁
３８を介して連結され、がっ７ベー２ 他端はバスケット６近傍の給湯装置に接続している。３
９は給湯装置の一部をなす給湯パイプで、一端は水密に
加熱パイプ３７に接続されるとともに、他端開口部４０
は、回転自在なアーム構造とし、この開口部４０はバス
ケット６の熱湯受は皿２７に対向するようになっている
。４１は容器１の」二面開口部を覆う蓋、４２は貯水タ
ンク蓋である。なお、加熱体３４の外底部には温度制御
用サーモスタット４３が配置されている。

次に電気回路について説明する。４４は例えば単相交流
電源に接続された電源端子、４５は電源スィッチ、４６
は操作部としての切換えスイッチで、可動接片Ｔ１及び
固定接片Ｔ２．．Ｔ３を有する。

４７は安全スイッチで、この安全スイッチ４７は例えば
容器１にバスケット６を組み込み、蓋４１を確実に閉じ
た時に、閉成するようになっている。而して、電源端子
４４間には、電源スィッチ４５、切換スイッチ４６の接
片Ｔ、Ｔ２Ｓ駆動モーター３及び安全スイッチ４７の直
列回路が接続されており、さらに前記切換スイッチ４６
の固定接片Ｔ５はシーズヒーター３６及びサーモスタッ
ト４３を直列に介して、安全スイッチ４７と電源端子４
４との共通接続点に接続されている。

次に上記構成の作用について述べる。

まず、貯水タンク３３内に所定量の水を供給し、バスケ
ット６内に原料であるコーヒー豆を投入し、バスケット
蓋２６を載置し、容器１の仕切板１ｂに装着すると、粉
砕体２ｏの継手２１がモーター回転軸４に取付けられた
継手５と係合する。次に給湯パイプ３９の開口部４０を
熱湯受は皿２７に対向するようにセットし、容器１の蓋
４１を閉じる。これにより安全スイッチ４７が開成され
る。

更にガラス容器蓋３ｏをセットしたガラス容器２９を保
温板３５上に載置することにより、ガラス容器２９の受
口３１は前記バスケット６の注出口１２に対向して臨む
。

そこで、電源スィッチ４６を閉成し、さらに操作部の切
換スイッチ４６の接片Ｔ１−７２間を閉成すると、駆動
モーター３に通電され、そして回９Ａ−ノ 転軸４の回転は継手５，２１を介して粉砕体２０に伝達
される。そして粉砕体２ｏが回転することによりバスケ
ット６内のコーヒー豆は粉砕され、適度な粗さに挽かれ
てコーヒー粉となる。

そして切換スイッチ４６の接片Ｔ　−Ｔ３を閉成すると
、接片Ｔ１−７２間が開放されて駆動モーター３への通
電が停止されて、その回転を停止し、コーヒー粉がフィ
ルター２２の上に積み重なり、かつ接片Ｔ、−Ｔ３の閉
成により加熱体３４内のシーズヒーター３６に通電され
て発熱し、加熱パイプ３７内の水を加熱する。これによ
り水は加熱パイプ３７内で沸騰膨張し、熱湯は、逆止弁
３８の作用によって給湯パイプ３９側へ上昇し、かつこ
の給湯パイプ３９の他端開口部４０よりバスケット蓋２
６の熱湯受は皿２７に滴下し、小孔２８よりバスケット
６内のコーヒー粉に滴下することにより、湯がコーヒー
粉内を通過してフィルター２２を通過する間にコーヒー
成分を抽出し、注出口１２を介してコーヒー液がガラス
容器２９内に溜まる。なお、シーズヒーター３６が発熱
す１０、、。

ると保温板３５を介してガラス容器２９の下面を加熱し
、そして貯水タンク３３の水が無くなるとサーモスタッ
ト４３が動作し、ガラス容器２９内のコーヒー液は適宜
な温度に保温される。

このように本実施例によれば、貯水タンク３３を有する
容器１に、粉砕体２ｏ及びフィルター２２を有するバス
ケット６と給湯装置とを設けて、バスケット６内におい
て粉砕体２ｏによってコーヒー豆等を粉砕した後、前記
バスケット６内に給湯パイプ４１より直ちに熱湯を供給
して、コーヒー粉と熱湯とを混合させ、フィルター２２
によって濾過してコーヒー液を抽出する構成としている
ため、香りを逃さず、風味豊かなコーヒーを抽出し、操
作が極めて簡単である。

また、粉砕時に最も衝撃や圧力のかかる粉砕体２０の回
転外周円の下方に位置し、かつフィルター２２の下に幅
広い環状のリブ２５１Ｌを設けたため、この部分のフィ
ルター２２の伸びは無くなり、１１、、−ゾ 体２ｏによって回転攪拌される原料が一部分で衝突する
ことはない。こうしてフィルター２２の耐久性は著しく
向上する。またフィルター２２のたわみが制限されるた
め、粉砕体２ｏによる粉砕を効果的にしている。さらに
連結部材２５は環状の幅広いリブ２５＆を有するため強
度が高くなり、特に粉砕体２０によって力を受ける軸筒
部２３は確実に支持固定されるだけでなく、連結部材２
５自体を薄肉にすることができ、フィルター２２の掃除
性も改善される。

以上の説明から明らかなように本発明によれば、粉砕体
の回転外周円の下方に位置して環状のリブを連結部材に
一体に設けたので、粉砕体の回転外周円の下方に位置す
る部分のフィルターが下方にたわんだり、しわが発生し
たりすることはなく、その結果、フィルターの耐久性が
著しく向上するとともに、粉砕体による原料の粉砕も効
率的に行なわぜることかできるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図は本発明の一実施例を示す飲料製造機の縦断面図
、第２図は同飲料製造機のバスケットの縦断面図、第３
図は同バスケットの一部欠截平面図、第４図は同飲料製
造機の電気回路図である。 １・・・・・容器、３・・・・・・駆動モーター、６・
・・・・・バスケット、２ｏ・・・・・・粉砕体、２２
・・・・・・フィルター、２４・・・・・軸筒部、２５
・・・・・・連結部材、２５＆・・・・・・リブ、２９
・・・・・・ガラス容器、３３・・・・・・貯水タンク
、３４・・・・・・加熱体。 代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　はか１名第２
図 第３図 第　４　図 ４３己・−着 ０ Ｔ／−ｆ

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. 貯水タンクを有する容器に、駆動モーターと、この駆動
   モーターによって回転しコーヒー豆等の原料を粉砕する
   粉砕体および粉砕された原料を受けるフィルターを有す
   るバスケットと、このバスケットからの飲料液を受ける
   ガラス容器と、前記貯水タンク内の水を導いて加熱し、
   前記バスケットに熱湯を供給する給湯装置を備え、前記
   フィルターの下部に前記粉砕体を支持する軸筒部とバス
   ケット周壁を連結するリブ状の連結部材を設け、前記粉
   砕体の回転外周円の下方に位置する環状のリブを前記連
   結部材に一体に形成してなる飲料製造機。