JPS5985618A - 飲料製造機 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔発明の技術分野〕 本発明は、珈琲豆等の原料を粉砕する粉砕体を内設し且
つその粉砕された原料を受けるフィルタを有するケース
とこのケース内に熱湯を供給する給湯装置とを備えた飲
料製造機に関する。

〔発明の技術的背景とその間照点〕

従来、一般家庭において珈琲液を得る場合には、ドリッ
プ式、サイホン式或はポット式の珈琲液抽出器に適した
粗さに珈琲豆を挽いて製造された珈琲粉を例えば１ケ月
分程度のｉｔ購入貯蔵しておいて、必要に応じて所望斌
の珈琲粉゛を珈琲液抽出器に投入して珈琲液を抽出する
ことが行なわれている。このため、珈琲粉の貯蔵期間中
に珈琲豆の有する香気が逃げて風味が低下する問題があ
り、そこで所謂珈琲通と称される消費者は別に珈琲豆粉
砕器を購入し、珈琲液を得たい時に珈琲豆を珈琲豆粉砕
器で適宜の粗さに挽いて珈琲粉を得、これり・Ｔ１１＋
′ｌ琲液抽出器に投入するようにしている。ところが、
これでは珈琲液を得るために珈琲豆粉砕器と珈琲液抽出
器との二台が必要となり、設置場所を広く必要とするば
かりでなく、これらを個々に操作しなければならないの
で操作が面倒であり、又使用後も個々に清掃する必要が
あるので清掃も容易でなく、シかも珈琲豆粉砕器で得た
珈琲粉を珈琲液抽出器に移し換えなければならないので
、その移し換え時に珈琲粉が飛散したり、珈琲豆の有す
る香気が逃げたりし、使用面及び風味の点に今一つ問題
がある。

〔発明の目的〕

本発明は上記事情に鑑みＣなされたもので、その目的は
、珈琲豆等の原料の粉砕から珈琲液等の飲料の抽出まで
の行程を一台で行ない得、しかも珈琲豆の有する香気を
失なわない珈琲液を得る等原料の有する風味を損なわな
い飲料を得ることのできる飲料製造機を提供するにある
。

〔発明の概要〕

本発明は、駆動モータを有する機体と、この機体に設け
られ前記駆動モータの回転に応じて珈琲豆等の原料を粉
砕するブレード式のカッタを内股し且つその粉砕された
原料を受けるフィルタを有するケースと、前記機体に設
けられ貯水タンク及びこの貯水タンク内に供給された水
を加熱するヒータを有し前記ナース内の原料粉にその上
方から給湯する給湯装置と、前記機体に前記給湯装置の
ヒータによって加熱可能に設けられ前記ケースからの抽
出液を貯溜するためのカップを載置するカップ載置部と
、前記機体に設けられ前記駆動モータを断電して前記給
湯装置のヒータに通電し給湯作動を開始させる切換スイ
ッチとから構成することを特徴とするものである。

〔発明の実施例〕

以下本発明の一実施例を図面を参照して説明する。

１は機体であり、これは扁平な矩形容器状をなす基台２
の上面に上下両面を開口した矩形箱状の機枠３を立設し
て構成されており、その機枠３内は水平仕切板４によっ
て上下に仕切られている。

更に、この水平仕切板４によって仕切られた機枠３内の
下半部は下部垂直仕切板５によって左右に仕切られ、そ
の左側部分を駆動モータ収納部６とし、右側部分をその
機枠６の一部を切除開放する如くにしてカップ収納部７
としている。又、機枠５内の上半部も上部垂直仕切板８
によって左右に仕切られ、そ１の右側部分を貯水タンク
９とし、左側部分をその機枠３の一部を切除開放する如
くにしてケース収納部１０としている。尚、１１は前記
貯水タンク９の上面開口部に着脱可能に被着された蓋、
１２は上部垂直仕切板８に一体に形成されたケース収納
部１０用の天板である。１３は前記水平仕切板４の下面
に駆動モータ収納ｇ　６内に位置するようにして突部１
４及びねじ１５を介して取付けられた駆３！リモータで
、その回転軸１３ａは上方に猪肉されて上端部に継手１
６が連結されており、この継手１６は前記水平仕切板４
に形成された挿通口１７を介してケース収納部１０に臨
むようになっている。そして、ケース収納部１０に位置
する水平仕切板４あ上′面には前記挿通口１７を包囲す
るようにして略円環状の装着台１８が突設されており、
この装着台１８の上面には多数の凸部１８ａが形成され
ている。１９は有底円筒状をなすケースで、その底部２
０は周縁に向かって下降傾斜しており、その周縁の一部
に注出口２０ａが形成されているとともに、該周縁には
前記装着台１８の凸部１８ａに嵌まり合う四部２０ｂが
形成されている。更に、ケース１９の底部２０の中央部
には軸筒部２１が一体に形成されており、その軸筒部２
１に軸受メタル２２を介して駆動軸２６が上下に挿通支
承され、該駆動軸２３の上端部には珈琲豆等の原料を粉
砕するためのブレード式のカッタ２４がねじ２５により
着脱可能に取付けられているとともに、その下端部には
前記継手１６に連結される継手２６が取付けられている
。

↓ なお継手１６．２６内いずれか一方はゴム等の弾性材に
て形成されている。２７は前記ケース１９内にカッタ２
４の下方に位置して着脱可能に装着されたろ適用のフィ
ルタである。２８はケース１９の上面開口部に着脱自在
に被着される蓋で、その中央部には受口２８ａが形成さ
れているとともに、取付片２９を介して前記受口２８ａ
に対向する拡散体としての拡ｌｆ！ｉ板３０が取付けら
れている。

３１は水平仕切板４に形成された連通孔であり、これは
ケース収納部１０とカップ収納部７とを連通さ（るもの
で、後述するようにケース１９が装着台１８０所定位置
に装着された時にその注出口２０ａと対応するようにな
っている。３２は前記貯水タンク９とともに所謂ドリッ
プ式の給湯装置３３をｉ１！（成する加熱器であり、こ
れは熱伝導性のよい材料で扁平容器伏に形成されており
、内底部にシーズヒータ３４が蛇行状に配設さねている
。

そして、この加熱器５２は基台２の上面にカップ収納部
７に臨むように形成された開口部３５に防水バッキング
３６を介して水密に取付けられており、その上面は前記
基台２の上面と路面−になされてシーズヒータ６４によ
り加熱可能なカップ載置部３７に形成されている。尚、
加熱器３２の外底部には温度制御用のサーモスタット３
８が配設されてしぐる。６９は前記給湯装置３５の一部
をなすパイプであり、これは、給水パイプ５９ａ、加熱
パイプ３９ｂ、及び給湯パイプ３９゛ｃからなり、給水
パイプ３９ａの一端部は前記貯水タンク９の底部に形成
された給水口９ａに連結され、他端部は加熱パイプ５９
ｂの一端部に連結されている。

この加熱パイプ３９ｂは加熱器３２内底部に前記シーズ
ヒータ３４に沿って蛇行状に配設されている。そして、
この加熱パイプ５９ｂの他端部は給湯バイブ３９ｃの一
端部に連結され、該給湯バイブ３９ｃの他端部は前記ケ
ース収納部１０内の上部に延設され、その先端たる給湯
口３９ｄけケース１９が装着台１８に装着された時に、
蓋２８の受口２８ａに上方から対向するように配置され
ている。尚、４０は貯水タンク９の給水口９ａの下端部
に配設した逆止弁である。

さて、′に気回路につき第４図を参照して説明する。４
１及び４２は例えば１００ボルトの単相交流電源に接続
された電源端子、４６は電源スィッチ（第１図に操作釦
４４を示している。）、４５は手動の切換スイッチ（第
１図に操作摘み４６を示している。）で、これは可動接
片ａ及び固定接片す。

Ｃを有する。４７は安全スイッチで、これはケース収納
部１０における例えば水平仕切板４の上面に取付けられ
ケース１９が装着台１８の所定位置に確実に装着された
ときに閉成するようになっている。而して、電源端子４
１．４２間には電源スイッチ４３．切換スイッチ４５の
接片（ａ−ｂ）。

駆動モータ１５及び安全スイッチ４７の直列回路が接続
されており、さらに前記切換スイッチ４５の固定接片Ｃ
はシーズヒータ５４及びサーモスタット３８を直列に介
して安全スイッチ４７と電源端子４２との共通接続点に
接続されている。

次に上記借成の本実施例の作用につき述べる。

先ず、貯水タンク？内に所定量の水（通常４人分程度の
水）を供給し、ケース１９内に所定量の粉砕すべき原料
たる珈琲豆を投入し、蓋２８及び１１を夫々ケース１９
及び貯水タンク９に被着する。

そして、ケース１９をケース収納部１０における装着台
１８の所定位置に凹部２０ｂが凸部１８ａにｌ＋＜まり
合うようにして回り止めを行なって装着すると、継手２
６及び１６が連結され、Ｈ２Ｓの受口２８ａが給湯バイ
ブ３９ｃの給゛湯口５９ｄに対向し、注出口２０ａが連
通孔５１に対向する（第３図参ＷＡ）、又ケース１９が
装着台１８の所定位置に装着されたことによって安全ス
イッチ４７が閉成する。更に、カップ４８をカップ収納
部７におけるカップ載置部３７に載置すると、ケース１
９の注出口２Ｄａは連通孔６１を介してカップ４８内に
臨むようになる。そこで、操作釦４４を操作して電源ス
ィッチ４５を閉成しさらに操作摘み４６を操作して切換
スイッチ４５の接片（ａ−ｂ）間を閉成させると、駆動
モータ１６が通電され、その回転軸１３ａの回転は継手
１６．・継手２６及び駆動軸２６を介してカッタ２４に
伝達される。そして、カッタ２４の回転によりケース１
９内の珈琲豆は粉砕され、以って適度な粗さに挽かれて
珈琲粉となる。この粉砕時、カッタ２４の回転により珈
琲粉がケース１９内で飛び散っても、その珈琲粉は拡散
板３０に遮ぎられて受口２８ａから外方へ飛び出ること
はなく、従って受口２８８内に臨む給湯パイプ３９ｃの
給湯口５９ｄ内に、う：：υｒ粉が侵入して該給湯口３
９ｄを詰らせてしま°）といった不都合は生じない。さ
て、珈琲豆全部が適度な′！ｆｌさに挽かれた時点にお
いて操作摘み４６を操作して切換スイッチ４５の接片（
ａ−ｂ）間を開放させｊｑｉ片（ａ−ｃ）間を閉成させ
ると、接片（ａ−ｂ）間の開放により駆動モータ１６が
断電されて回転を停止し、接片（ａ−ｃ）間の閉成によ
り加熱器３２内のシーズヒータ６４が通電されて発熱し
、加熱パイプ３９ｂ内の水を加熱する。従って、水は加
熱パイプ３９ｂ内で沸Ｉｌｌし、その沸騰水即ち熱湯は
給湯バイブ３９ｃ内を上昇して給湯口３９ｄから受口２
８ａに落し込まれ、さらに拡散板６０に受けられ且つ拡
散されて珈琲粉上に滴下することにより、湯が珈琲松内
を通り且つフィルタ２７によってろ過されて珈琲液が吐
出口２０ａからカップ４８内に抽出される。尚、シーズ
ヒータ６４が発熱すると加熱器３２の上面たるカップ載
置部６７も加熱されるので、このカップ載置部６７を介
してカップ４８も加熱されることになる。又、加熱パイ
プ３９ｂ内で水が加熱されて沸騰すると、この沸騰水は
給゛水パイプ５９ａを上昇して貯水タンク９内に逆流し
ようとするが、これは逆止弁４０が閉じることによって
阻止される。尚、加熱パイプ３９ｂ内への水の補給は加
熱パイプ３９ｂ内の熱湯が沸１ｊ駕圧により給湯パイプ
３９ｃへ送り出される作用に基づき給水バイブ３９ａ側
が負圧となることによりヌー〃止弁４０が開放して貯水
タンク９から水が給水パイプ５９ａを介しＩＪＤ　Ｍバ
イブ３９ｂ内に補給されるようになり、以下同様にして
貯水タンク９内の水は連続してバイブ５９を経てすべて
ケース１９内に熱湯として供給され、ケース１９から珈
琲液としてカップ４８内に抽出される。又一度に飲めず
余った珈琲液はカップ４８をカップ載置部６７へ載置し
ておけばサーモスタット６８により適宜の温度に保温さ
れる。

尚、珈琲液の抽出が終了したならば即ち使用後は、ケー
ス１９を装着台１８から取りはずし、水洗いを行なって
珈υト滓を除失する。

上記構成によれば、機体１にカッタ２４及びフィルタ２
７を有するケース１９と給湯装置３６とを設けて、ケー
ス１９内においてカッタ２４により珈琲豆を粉砕した後
該ケース１９内に給湯装置６５から直ちに熱湯を供給し
て熱湯と珈琲粉とを混合させ、これらをフィルタ２７に
よってろ過して珈琲液を抽出する構成としたものであり
、従って美味な珈琲液を得る秘訣であるところの「珈琲
豆を挽いた後直ちに熱湯を注ぎろ過する」という条件を
充分にｉｆ４足することができ、珈琲豆の香気を失うこ
とがない風味豊かな且つ美味な珈琲液を得ることができ
る。又、前述したように珈琲豆の粉砕から珈琲液の抽出
までの行程を一台で行なうことができるので、従来のよ
うな珈琲豆粉砕器及び珈琲液抽出器の二台を用いる場合
に比し、設置面積が狭くて済み且つ保管も楽であり、珈
琲粉が外部に飛散することがなくて使用前においても問
題がない。しかも−個のケース１９にカッタ２４とフィ
ルタ２７とを内股する構成であるから、清掃は一個のケ
ース１９についてだけ行えば良く、且つカッタ２４はブ
レード式であるから、珈琲豆をすり潰すことにより粉砕
する８式の粉砕体に比べ清掃をより容易に行うことがで
きる。

又、駆動モータ１３を断電してシーズヒータ３４に通電
する切換スイッチ４５を設けたので、カッタ２４を停止
させない限り即ち珈琲豆の粉砕が終了しない限りシーズ
ヒータ３４に通電されることはなく、従って珈琲豆の粉
砕中に給湯口３９ｄから湯が滴下し粉砕途中にある珈琲
豆を湿らせてしまうといった事態の発生を確実に防止で
きる。

さらに、カップ載置部６７を給湯装置６３のシーズヒー
タ３４によって加熱できるようにしたので、給湯装置３
６の給湯作動の開始に伴いカップ４８を予熱し且つケー
ス１９から抽出されてカップ４８内に貯溜された珈琲液
を冷めないように加熱して保温することができ、従って
給湯装置６３のシーズヒータ６４を保温用ヒータとして
も利用できるので、保温専用のヒータを別途設ける必要
がない。

尚、本実施例のように、給湯パイプ３９ｃの給湯口３９
ｄから落下する湯を受けてこれをケース１９内の珈琲扮
に拡散して供給する拡散板６０を設ければｆ、ｆＭを々
・−ス１９内の珈琲粉に対し給湯口３９ｄの直下部分だ
けでなく、広範囲に拡散して供給できるとともに、拡散
板６０は給湯口６９ｄの直下に位置しているため、カッ
タ２４による珈琲豆の粉砕時にケース１９内で珈琲粉が
飛び散っても、拡散板５０によってその珈琲粉が給湯口
３９ｄ内に侵入することを防止でき、給湯口６９ｄの珈
琲粉による詰りを防止し得る。また、本実施例のように
ケース１９を機体１に着脱自在に設ける（“Ｕ成とすれ
ば、ケース１９のみを機体１から取外して水洗いするこ
とができ、ケース１９内に残存した珈琲滓を除去する清
掃が一層容易となる。

尚、上記実施例は本発明を珈シト豆から珈琲液を抽出す
る場合にｉ！２１ｆ用したものであるが、これに限らず
原料を粉砕しこれを熱湯と混合させ且つろ過して飲料を
得る飲料製造機全般に適用し得る。

その他、本発明は上記しかつ図面に示す実施例にのみ限
定されるものでなく、要旨を逸脱しない範囲内で適宜変
形して実施し得ることは勿論である。

〔発明の効果〕

本発明は以上説明したように、駆動モータを有する機体
を設け、該機体に前記駆動モータの回転に応じて珈琲豆
等の原料を粉砕するブレード式のカッタを内股し且つそ
の粉砕された原料を受けるフィルタを有するケースを設
け、さらに前記機体に貯水タンク及びこの貯水タンク内
に供給された水な加熱するヒータを有しケース内の原料
粉にその上方から給湯する給湯装置とを設ける構成とし
たので、珈琲豆等の原料の粉砕から珈琲液等の飲料の抽
出までの行程を一台で行ない得、しかも珈琲豆の有する
香気を失なわない珈琲液を得る等原料の有する風味を損
なわない飲おトを得ることができ、ざらには原料を粉砕
する粉砕体としてブレード式のカッタを採用したので、
８式の粉砕体に比べ清掃が容易である。また、カッタの
駆動モータを断′（９）して給湯装置のヒータに通電す
る切換スイッチを設けたので、原料の粉砕中にケース内
に湯が供給されてしまうといった事態の発生を確実に防
止できる。さらに、カップ載ｍｔ部を給湯装置のヒータ
によって加熱可能に構成したので、保温用のヒータを別
途設ける必要がなく、構造の簡単化を図ることができる
。

【図面の簡単な説明】

第１図乃至第４図は本発明の一実施例を示し・第１図は
斜視図、第２図は縦断側面図、第６図は要部の拡大縦断
側面図、第４図は電気回路図である。 図面中、１は機体、？は貯水タンク、１０はケース収納
部、１６は駆動モータ、１８は装着台、１９はケース、
２４はカッタ、２７はフィルタ、６０は拡散板（拡散体
）、３２は加熱器、６６け給湯装置、６４はシーズヒー
タ（ヒータ）、３７はカップ載１ネＹ部、６９はパイプ
、４５は切換スイＱ、１ ツチ、４８カツプである。

Claims (1)

1. 【特許請求の範囲】 １　駆動モータを有する機体と、この機体に設けられ前
   記駆動モータの回転に応じて珈琲豆等の原料を粉砕する
   ブレード式のカッタを内設し且つその粉砕された原料を
   受けるフィルタを有するケースと、前記機体に設けられ
   貯水タンク及びこの貯水タンク内に供給された水を加熱
   するヒータを有し前記ケース内の原料粉にその上方から
   給湯する給湯装置と、前記機体に前記給湯装置のヒータ
   によって加熱可能に設けられ前記ケースからの抽出液を
   貯溜するためのカップを載置するカッ７“載置部と、前
   記機体に設けられ前記駆動モータを断電して前ｄ己給湯
   装置のヒータに通電し給湯作動を開始させる切換スイッ
   チとを具備して成る飲料製造機。 ２　ケースは給湯装置から供給される湯を受けてこれを
   拡散する拡散体が設けられていることを特徴とする特許
   ＨＲ求の範囲第１項記載の飲料製造機。