JPS63158621A - 自動変速機用可倒式シフトレバ−装置 - Google Patents

自動変速機用可倒式シフトレバ−装置

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JPS63158621A
JPS63158621A JP30711386A JP30711386A JPS63158621A JP S63158621 A JPS63158621 A JP S63158621A JP 30711386 A JP30711386 A JP 30711386A JP 30711386 A JP30711386 A JP 30711386A JP S63158621 A JPS63158621 A JP S63158621A
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JP
Japan
Prior art keywords
shift lever
seat
guide groove
lever
shift
Prior art date
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Pending
Application number
JP30711386A
Other languages
English (en)
Inventor
Junichi Miyagi
淳一 宮城
Zenichi Nobata
野畑 善一
Motoharu Akiyama
秋山 基治
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toyota Motor Corp
Banno Kogyo KK
Original Assignee
Toyota Motor Corp
Banno Kogyo KK
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Filing date
Publication date
Application filed by Toyota Motor Corp, Banno Kogyo KK filed Critical Toyota Motor Corp
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Pending legal-status Critical Current

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  • Gear-Shifting Mechanisms (AREA)
  • Mechanical Control Devices (AREA)
  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 【産業上の利用分野】
本発明は、自動変速機用可倒式シフトレバー装置に関し
、更に詳しくは、自動車等のフロアシフト方式のシフト
レバ−を所定位置にて折り曲げ可能に構成した自動変速
機用可倒式シフトレバー装置に係るものである。
【従来の技術】
近年、自動車等においては、自動変速機のシフトレバ−
を運転席と助手席との間の車両フロア上に配設した所謂
フロアシフト方式のシフトレバ−が普及している。そし
て、車室内の車両フロアから直立したシフトレバ−によ
って、リモートコントロールリンク系(コントロールケ
ーブル等)ヲ介して自動変速機の変速段を切り換え操作
している。 このフロアシフト方式のシフトレバ−を備えた自動車等
においては、駐車スペースが狭い所や交通量の激しい所
では運転者が助手席側から乗り降りすることが多い、そ
の場合、運転席から助手席側に移るとき、又は助手席か
ら運転席側に移るときに車両フロアから直立しているシ
フトレバ−が突起物として邪魔になり、容易に乗り移る
ことが出来ない。 そこで、従来から車両フロアに設けたシフトレバ−を上
下2分割し、両者をピンにて結合してシフトレバ−を折
り曲げ可能とすることにより、上記座席の乗り移り動作
を容易にした自動変速機用可倒式シフトレバー装置(例
えば、実公昭56−32887号公報)が提案されてい
る。
【発明が解決しようとする問題点】
しかしながら、上記した従来の自動変速機用可倒式シフ
トレバー装置においては、座席の移動に際してシフトレ
バ−を変速操作方向(車両前後方向)に折り曲げて倒す
構成となっている。しかも、シフトレバ−の折り曲げ操
作位置については、何等規制する手段が講じられていな
い。 このため、シフトレバ−を車両前方に折り曲げて倒した
場合、特にキャブオーバ型車においてはその倒したシフ
トレバ−が逆に邪魔になり易い。 また、シフトレバ−を車両後方に折り曲げて倒した場合
、コンソールボックスやパーキングブレーキレバー等と
干渉し易く、シフトレバ−の倒し位置を十分に低く出来
ない。それ故、シフトレバ−が依然として邪魔になり易
い。また、シフトレバ−を折り曲げた際に、折り曲げ部
分が露出して突起状となり、車室内で座席を移動すると
きにその折り曲げ部分に衣服を引っ掛けたりすることも
考えられる。 しかも、その折り曲げ構造上、シフトノブ側の上方レバ
一部を下方レバ一部に形成した3字状のピン溝に沿って
一度スプリングに抗して押し下げ、次にこの状態のまま
上方レバ一部を軸線周りに回転させ、スプリングによっ
て引き上げられた後に上方レバ一部を折り曲げて倒すよ
うになっている。 このため、シフトレバ−が運転席の側部下方に位置する
ことから通常の運転姿勢では折り曲げ操作し難い。 更に、ブツシュボタン方式のシフトレバ−であり、その
上方レバ一部と下方レバ一部とをディテントピンよりも
上方位置にて折り曲げ可能にピン結合している。このた
め、ディテントピンド自体も上下2分割して折り曲げ可
能にビン結合し、かつそのピンを前記した上方レバ一部
と下方レバ一部とを連結するピンの軸線と同一位置に設
定する必要があるため、その構造が複雑にならざるを得
ないといった問題があった。 従って、本発明の目的は、上記した座席移動時に折り曲
げて倒したシフトレバ−がより邪魔にならないようにす
ると共に、折り曲げ構造の筒素化並びに折り曲げ操作性
を向上することにある。
【問題点を解決するための手段】
そこで本発明は、上述の問題点を解決するための手段と
して、次のような構成を採用したものである。 すなわち、本発明は、上記したフロアシフト方式のシフ
トレバ−を、車両前後方向の第−軸および車両幅方向の
第二軸まわりにそれぞれ回動可能に支持し、そのシフト
レバ−の下端部にバネで支持したポールを設ける一方、
そのボールを案内するディテント溝を備えたリテーナを
固定部材側に取り付け、更にそのディテント溝における
パーキングレンジ位置に連続して運転席側に延長した折
り曲げ案内溝を形成すると共に、その折り曲げ案内溝と
対応してシフトレバ−支持部を覆うカバーに助手席側に
延びる折り曲げ案内溝を形成し、シフトレバ−をパーキ
ングレンジ位置にて第−軸まわりに助手席側に折り曲げ
可能に構成したことを特徴とする。 具体的には、第1図〜第6図を例にとって説明すると、
本発明の自動変速機用可倒式シフトレバー装置は、運転
席と助手席との間に配置されたシフトレバ−(1)が、
車両前後方向に配設した第一の軸(2)および車両幅方
向に配設した第二の軸(3)まわりにそれぞれ回動可能
に支持される。 第二の軸(3)には変速機と連結されるアウトプットレ
バー(4)が取り付けられる。そして、そのシフトレバ
−支持部を覆うカバーカバー(6)が固定部材側に取り
付けられる。 シフトレバ−(1)の下端部には、バネ(7)で支持し
たボール(8)が設けられており、そのボール(8)を
案内するディテント溝(91)を備えたリテーナ(9)
が固定部材側に取り付けられている。 更に、そのディテント溝(91)におけるパーキングレ
ンジ位置に連続して運転席側に延長した折り曲げ案内溝
(93)が形成されると共に、その折り曲げ案内溝(9
3)と対応して上記カバー(6)に助手席側に延びる折
り曲げ案内溝(63)が形成される。こうして、シフト
レバ−(1)はパーキングレンジ位置にて第一の軸(2
)まわりに助手席側に折り曲げ可能に構成される。
【作 用】
上述の手段によれば、シフトレバ−(1)を第二軸(3
)まわりに回動させることにより、変速操作が行われる
。 パーキングレンジ以外のシフト位置においては、シフト
レバ−(1)とカバー側折り曲げ案内溝(63)とが一
致せず、シフトレバ−(1)の折り曲げ操作が出来ない
。 そして、シフトレバ−(1)を折り曲げて倒す場合は、
シフトレバ−(1)をパーキングレンジにシフトする。 このシフト位置においては、シフトレバ−(1)とカバ
ー側折り曲げ案内溝(63)とが一致し、シフトレバ−
(1)は折り曲げ可能位置となる。 次いで、シフトレバ−(1)を倒す方向、すなわち、助
手席側に力を加える。すると、シフトレバ−下端部のボ
ール(8)がリテーナ側折り曲げ案内溝(93)に沿っ
て案内されると共に、シフトレバ−(1)がカバー側折
り曲げ案内溝(63)に沿って第−軸(2)まわりに助
手席側に倒れる。 そして、このシフトレバ−倒し状態にて運転者の座席移
動、すなわち運転席から助手席側へ、又は助手席から運
転席側への移動が行われる。 また、上記と逆にシフトレバ−(1)をカバー側折り曲
げ案内溝(63)に沿って直立状態とすることにより、
シフトレバ−(1)は元の状態に戻される。 こうして、シフトレバ−(1)はパーキングレンジにシ
フトしたときにのみ、その折り曲げ操作が可能になる。 更に、その折り曲げ方向はカバー側折り曲げ案内溝(6
3)によって助手席側に規制される。
【実施例】
以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳細に説明する
。 第1図〜第8図は、本発明の一実施例に係る自動変速機
用可倒式シフトレバー装置を示しており、第1図はニュ
ートラル状態にて車両前後方向に切断した要部縦断面図
、第2図は第1図の平面図(但し、シフトレバ−を断面
にて示す)、第3図は第1図の矢印■方向から見た図(
但し、カバーを省略して示す)、第4図は第1図の側面
図、第5図はシフトレバ−下端部の要部拡大縦断面図、
第6図はリテーナの拡大平面図、第7図は第6図の■−
■線に沿った拡大断面図、第8図は第6図の■−■線に
沿った拡大断面図である。 可倒式シフトレバー装置は、大別してシフトレバ−1、
車両前後方向に配設された第一の軸2、車両幅方向に配
設された第二の軸3、アウトプットレバー4、ブラケッ
ト5、カバー6、シフトレバ−下端部にバネ7で支持し
たボール8およびリテーナ9等から構成されている。 これらの図において、1はシフトレバ−全体を示してお
り、図示しない運転席と助手席との間にほぼ直立して配
置されている。そして、シフトレバ−1の上方先端には
シフトノブ11が装着されており、その中間部には中空
軸12が設けられている。この中空軸12は、第1図に
示すように車両前後方向に配設された第−軸2に対し、
樹脂製ブツシュを介して回動可能に嵌合されてナツト2
2にて取り付けられる。 第−軸2の端部(第1図の右端部)には、はぼ直交する
車両幅方向に配設された中空状の第二軸3が溶接等にて
一体的に固定されている。そして、この第二軸3は、第
3図に示すようにプラケソト5の直立部51に取り付け
たボルト31に対し、同様に樹脂製ブツシュを介して回
動可能に嵌合されてナツト32にて取り付けられる。な
お、ブラケット5はボルト等にて図示しない車体に固定
される。また、第二軸3の端部(第3図の左端部)には
、コントロールケーブルを介して変速機と連結されるア
ウトプットレバー4が溶接等にて固定されている。 こうして、シフトレバ−1は、第−軸2の軸線X−Xを
中心に第1図の紙面左右方向(車両幅方向)に回転可能
に支持されると共に、第二軸3(ボルト31)の軸線Y
−Yを中心として第3図の紙面左右方向(車両前後方向
)に回動可能に支持される。 また、シフトレバ−1の中間部には、上記したシフトレ
バ−支持部を覆うカバー6がブラケット5に固定されて
いる。カバー6の中央部には、第2図に示すようにシフ
トレバ−1の変速操作を許容するための開口61が形成
されている。 シフトレバ−1の下端部にはバネ7で支持したボール8
が設けられている。すなわち、第5図に詳細に示された
ようにボール8を転勤可能に収容したスリーブ14が、
シフトレバ−1の下端部に固定されたバイブ15内に摺
動可能に挿入されている。スリーブ14内にはボール8
と当接する円板16と共にバネ7が配設されている。バ
ネ7の上端は、バイブ15内に挿入した円板17を介し
てバイブ15に圧入したピン18によって止められてい
る。そして、バネ7により円板16を介してボール8、
更にスリーブ14が下方に押圧されるようになっている
。なお、スリーブ14の下端部は、ボール8の飛び出し
を防止するために複数箇所でカシメられている。また、
スリーブ14の中間部外周には段部14aが形成されて
いる。そして、この段部14aが縮径されたバイブの下
端部15aと当接することにより、スリーブ14の抜は
出しを防止するようになっている。 更に、ブラケット5には、上記ボール8を案内するディ
テント溝を備えたリテーナ9が固定されている。リテー
ナ9は全体として湾曲形状をなしている。すなわち、そ
の車両幅方向が第3図に示す軸線X−Xを、またその車
両前後方向が第1図に示す軸線Y−Yを中心とした湾曲
形状に形成されている。リテーナ9には、第6図に示さ
れているような変速操作方向(車両前後方向)に延びる
ディテント溝9工が形成されている。このディテント溝
91は、シフトレバ−1のシフト位置を規制する目的か
らステップ状となっている。更に、ディテント溝91内
には、所定位置に複数の凸部92が形成されいる。この
凸部92は第7図に示す高さHlを有する断面形状に形
成されている。 シフトレバ−1の変速操作に際して、ディテント溝91
によって案内されるボール8が凸部92を乗り越えるに
はバネ7を圧縮する必要があり、この抵抗(操作力が重
くなる)により各変速ポジションにおいて節度感が与え
られる。 一方、上記シフトレバ−1と第−軸2との間には捩じり
バネ33が介装されている。捩じりバネ33は、その一
端がシフトレバ−1に固定した係止片13に、他端が第
−軸2に固定した係止板23に止められており、シフト
レバーエを第3図の反時計方向に付勢している。それ故
、シフトレバ−下端部のボール8はリテーナのディテン
ト溝91の運転席側端面(右端面)に押圧されている。 さて、この実施例に係るリテーナ9には、ディテント溝
91におけるパーキングレンジ位置に連続して運転席側
に延長した第6図に示すような折り曲げ案内溝(以下、
単に案内溝と称する)93が形成されている。 そして、ディテント溝91のパーキングレンジ位置と案
内溝93との間には、凸部94が形成されている。凸部
94の高さ寸法Ht  (第8図)は、前記凸部93の
高さ寸法H1(第7図)よりも大きく、すなわち、H,
>H,の関係に設定されている。これは、シフトレバ−
1を変速操作時よりも強く助手席側に押さないと、ボー
ル8が凸部94を乗り越えて移動出来ないようにし、不
用意にシフトレバ−1が倒れることを避けるためである
。 更に、前記カバー6にも、上記リテーナ側折り曲げ案内
溝93と対応して助手席側に延びる第2図に示すような
折り曲げ案内溝(以下、単に案内溝と称する)63が形
成されている。 上記のように構成された自動変速機用可倒式シフトレバ
ー装置の変速操作は、シフトレバ−1をディテント溝9
1に沿って軸線X−Xまわりに操作すると共に、軸線Y
−Yまわりに操作する。 すると、シフトレバ−下端部のボール8がディテント溝
91に沿って案内される。この際、ボール8とバネ7と
の間に円板16を介在したので、ボール8はスムーズに
転勤する。それ故、操作フィーリングが良好となる。 上記シフトレバ−1の軸線Y−Yまわりの回転運動に応
じてアウトプットレバー4も軸線Y−Yまわりに回動し
、更にコントロールケーブル(図示せず)が車両前後方
向に往復運動する。こうして、図示しない自動変速機の
マニュアルバルブレバーを作動させて所定の変速段に切
り換える。 この実施例では、車両前方よりパーキングレンジ(Pレ
ンジ)・リバースレンジ(Rレンジ)・ニュートラルレ
ンジ(Nレンジ)・ドライブレンジ(Dレンジ)・セカ
ンドレンジ(2レンジ)およびローレンジ(Lレンジ)
の6変速ポジシヨンが得られる。なお、第1図および第
4図の一点鎖線Cはコントロールケーブルの中心軸線を
示す。 Pレンジ以外のシフト位置(変速ポジション)において
は、シフトレバ−1とカバー側案内溝63とが一致せず
、シフトレバ−1の折り曲げ操作が出来ない。 シフトレバ−1をPレンジにシフトすると、捩、しりバ
ネ33の力によって倒れようとするが、シフトレバ−下
端部のボール8が凸部94に当接してその位置で止まり
、シフトレバ−1の折り曲げが阻止される。 シフトレバ−1を折り曲げて倒す場合には、次のように
操作する。 先ず、シフトレバ−1をPレンジにシフトする。 このシフト位置においては、シフトレバ−1とカバー側
案内溝63とが一致し、シフトレバ−1は折り曲げ可能
位置となる。但し、シフトレバ−折り曲げ操作はボール
8と凸部94との当接により阻止されている。 次に、シフトレバ−1を倒す方向、すなわち、助手席側
に強く押す。すると、シフトレバ−下端部のボール8が
バネ7に抗して押し上げられ、凸部94を乗り越えてリ
テーナ側案内溝93に沿って案内される。同時に、シフ
トレバ−1がカバー側案内溝63に沿って案内されて第
−軸2の軸線X−Xまわりに助手席側に倒れ、その案内
溝63の下端面に当接して停止する。 そして、このシフトレバ−倒し状態にて運転者の座席移
動、すなわち運転席から助手席側へ、又は助手席から運
転席側への移動が行われる。 また、シフトレバ−1を元の状態(正規のPレンジ)に
戻すには、上記と逆にシフトレバ−1を軸線X−Xまわ
りにカバー側案内溝63に沿って操作する。そして、リ
テーナ側案内溝93にて案内されるシフトレバ−下端部
のボール8を再び凸部94を乗り越えて移動させる。こ
うして、シフトレバ−1は元の直立状態に戻される。 従って、この実施例によれば、シフトレバ−1の折り曲
げ方向をカバー側案内溝63によって助手席側に規制し
たので、車室内での座席の移動が容易となる。 特に、第9図に示したようにキャブオーバ型車にあって
は、運転席側シートDと助手席側シートEとの間に配置
したシフトレバ−1を、破線にて示した助手席側シート
Eの前部に倒すことにより、運転席から助手席側への座
席移動時に倒したシフトレバ−1が邪魔にならず、座席
移動が極めて容易である。なお、Fは車両フロア、Hは
ステアリングハンドルを示す。 更に、シフトレバ−1の折り曲げ操作をPレンジにシフ
トしたときのみ可能としたので、万一停車中にエンジン
をかけたままでシフトレバ−1を倒して運転席から離れ
たり、座席移動時に誤ってシフトレバ−1に体の一部が
触れたりしたとしても、シフトレバ−1が確実にPレン
ジに保持されているため、車両は確実にパーキング状態
にロックされている。 また、外見からシフトレバ−1が可倒式であることおよ
びその折り曲げ方向が直感的に認識出来ことから、シフ
トレバ−1の折り曲げ操作性が極めて良い。更に、シフ
トレバ−1の折り曲げ部分がカバー6によって覆われて
いるため、シフトレバ−倒し状態でその折り曲げ部分に
衣服を引っ掛けたり、潤滑のために塗ったグリースで汚
れるといった虞もない。 しかも、シフトレバ−1の下側にディテント溝91を配
設するだけで所定の動きをさせることが出来るので、シ
フトレバ−装置の構造が極めて簡単である。更に、リテ
ーナのディテント溝91に連続して案内溝93を形成す
ると共に、カバー6に対応する案内溝63を追加形成す
るだけで、シフトレバ−1を折り曲げ可能とすることが
出来るので、折り曲げ構造が極めて簡単である。また、
リテーナ側のディテント溝91に設けた凸部92の形状
、およびボール8を付勢するバネ7のバネ定数を選択す
ることにより、各変速ポジションに合わせて容易に節度
感を得ることが出来る。 また、シフトレバ−1を倒した状態においても、シフト
レバ−下端部のボール8がバネ7にてリテーナ側案内溝
93に押圧されているため、両者間のガタが詰められる
。それ故、振動騒音上、有利である。 以上、本発明を特定の実施例ついて詳細に説明したが、
本発明は、上記実施例に限定されるものではなく、特許
請求の範囲範囲に記載の範囲で種々の実施態様が包含さ
れるものであり、例えば、カバー側案内溝を塞ぐストッ
パを設け、通常の操作時にはストッパにてシフトレバ−
の折り曲げ操作を阻止し、ストッパを解除することによ
りシフトレバ−を折り曲げ可能に構成しても良い。
【発明の効果】 以上説明したように本発明によれば、シフトレバ−を変
速操作方向と直交する助手席側に倒すようにしたので、
折り曲げて倒したシフトレバ−が座席移動時に邪魔にな
らず、車室内での座席移動が極めて容易となる。 更に、シフトレバ−の折り曲げ操作をパーキングレンジ
でのみ可能としたので、万一停車中にエンジンをかけた
ままでシフトレバ−を倒して運転席から離れたり、座席
移動時に誤ってシフトレバ−に体の一部が触れても、車
両は確実にパーキング状態にロックされているため、安
全である。 しかも、シフトレバ−装置、特に折り曲げ構造を簡素化
することが出来る。更に、シフトレバ−を助手席側に操
作するだけでシフトレバ−を倒すことが出来、シフトレ
バ−の折り曲げ操作性が極めて良い。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第8図は本発明の一実施例に係る自動変速機用
可倒式シフトレバー装置を示すものであり、 第1図はニュートラル状態にて車両前後方向に切断した
要部縦断面図、 第2図は第1図の平面図、 第3図は第1図の矢印■方向から見た図、第4図は第1
図の側面図、 第5図はシフトレバ−下端部の要部拡大縦断面図、 第6図はリテーナの拡大平面図、 第7図は第6図の■−■線に沿った拡大断面図、第8図
は第6図の■−■線に沿った拡大断面図、第9図は本発
明の可倒式シフトレバー装置を採用したキャブオーバ型
車の車室内を示す概略斜視図である。 符号の説明 1−−−−−−−−シフトレバ− 11・−・−シフトノブ 12・−・中空軸 2−・−・・第一の軸 3−・−・第二の軸 31−・−ボルト 4−・−・−・アウトプットレバー 5−・−・ブラケット 6−・−・・カバー 61−開口 63−折り曲げ案内溝 7−・−−−−バネ 8・−・−ボール 9−−−−−−−リテーナ 91−−一−ディテント溝 92−−−一凸部 93・−・折り曲げ案内溝 94−・−凸部 X−X・−第一軸の軸線 Y−Y−・−第二軸の軸線

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)、運転席と助手席との間に配置されるシフトレバ
    ーを、車両前後方向に配設した第一の軸および車両幅方
    向に配設した第二の軸まわりにそれぞれ回動可能に支持
    し、前記第二の軸に変速機と連結されるアウトプットレ
    バーを取り付け、更に前記シフトレバー支持部を覆うカ
    バーを固定部材側に取り付けてなる自動変速機用シフト
    レバー装置において、 前記シフトレバーの下端部にバネで支持したボールを設
    ける一方、そのボールを案内するディテント溝を備えた
    リテーナを固定部材側に取り付け、更にそのディテント
    溝におけるパーキングレンジ位置に連続して運転席側に
    延長した折り曲げ案内溝を形成すると共に、その折り曲
    げ案内溝と対応して前記カバーに助手席側に延びる折り
    曲げ案内溝を形成し、前記シフトレバーをパーキングレ
    ンジ位置にて前記第一の軸まわりに助手席側に折り曲げ
    可能に構成したことを特徴とする自動変速機用可倒式シ
    フトレバー装置。
JP30711386A 1986-12-23 1986-12-23 自動変速機用可倒式シフトレバ−装置 Pending JPS63158621A (ja)

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Cited By (6)

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