JPS63146789A - 変異ヒトプロウロキナ−ゼ - Google Patents

変異ヒトプロウロキナ−ゼ

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JPS63146789A
JPS63146789A JP62036495A JP3649587A JPS63146789A JP S63146789 A JPS63146789 A JP S63146789A JP 62036495 A JP62036495 A JP 62036495A JP 3649587 A JP3649587 A JP 3649587A JP S63146789 A JPS63146789 A JP S63146789A
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puk
human
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plasmid
amino acid
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Takashi Hiramatsu
隆司 平松
Shusei Uno
修正 宇野
Masanori Nagai
永井 正徳
Hirobumi Arimura
有村 博文
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は、ヒトプロウロキナーゼ(以下ヒトPUK)を
分子構造的に修飾してなる変異ヒ)PUK、その製造方
法、該変異ヒトPUKをコードするDNA配列、該D 
N A配列の組み込まれたプラスミド、および該プラス
ミドによって形質転換された形質転換体に関する。さら
に詳しくは、遺伝子レベルにおいて特定遺伝子の全領域
もしくはその一部を欠失、または咳全領域もしくは一部
を他のアミノ酸残基で置換させ、該遺伝子を組み換えD
NA技術を応用して発現させることからなる変異ヒトP
UKを提供する一連の技術に関する。
〔従来技術・発明が解決しようとする問題点〕従来、線
維素溶解酵素としてはウロキナーゼが著名である。この
ものは、従来人尿および人腎細胞の培養液から精製され
ていたが、近年DNA組み換え技術による生産も可能と
なった(特開昭60−180591号明細書)、シかし
、本薬剤は大量に用いると、凝固・″41A溶諸因子の
分解並びに活性化を惹起し、出血傾向を誘起する欠点を
有している。他方、本発明者らは、人腎細胞によって産
生されるヒトウロキナーゼの不活性型前駆物質PUK(
特開昭60−62981号明細書、 J、Riol。
Chew、、 260.12377(1985) l]
が、ウロキナーゼと異なり出血傾向を惹起することなく
血栓を溶解することを既に見出している(Cell 5
truc、Func、、10゜151(1985) )
このヒトPUKは、3つの機能ドメイン(do−mai
n) 、すなわち、エピダーマルグロースファクター(
epidermal growth factor 、
以下rE、GFと略称する。)ドメイン、クリングル(
kringle)  ドメイン、酵素活性ドメインから
構成されζいる(Iloppe−5eyler’s Z
、 Physiol、 Chell、、 363.11
55(1982) ) 。
ところが、本物質はウロキナーゼと同様血中での半減期
が短いため、血栓を溶解する目的のためには、比較的大
量に用いなければならないという問題点がある。
本発明の目的は、ヒトPUKよりも血中半減期が長く、
しかもヒ)PUKと同様出血傾向の極めて低い線維製熔
解IJ素、その製造方法、当該線維素溶解酵素をコード
するD N A配列、該DNA配列の組み込まれたプラ
スミド、形質転換体を提供することである。
〔問題点を解決するための手段〕
かかる目的を達成するために本発明者らは種々研究を重
ねて来たところ、ヒ)PUKのEGFドメインの全領域
またはその一部が欠失あるいは他のアミノ酸残基で置換
されている組み換え変異ヒトPUKはヒトPUKよりも
皿中半裁期が長(、しかもヒ)PUKと同様出血1頃向
の極めて低いことを見出した。
即ち、本発明はヒトPUKのF、 CFドメインの全領
域もしくはその一部を欠失、または該全領域もしくはそ
の一部を他のアミノ酸残基で置換されている変異ヒトP
UK、当該変異ヒトPUKをコードするDNA配列、当
tz D N A配列が組み込まれたプラスミド、当該
プラスミドによって形質転換された宿主および前記変異
ヒ)PUKの製造方法に関する。
ところで、ヒトPUKの411アミノ酸残基のうら、N
末のセリンより49番目のスレオニンまでがrE、CF
Fドメイン報告されている(Riccio。
^、 eL al、 Nucleic Ac1d  R
es、、 13.2759−2771(1985)) 
、そこで本発明は、このEGFドメインの全領域もしく
はその一部が欠失、または該ドメインの全領域もしくは
その一部を他のアミノ酸残基で置換された変異ヒトPU
Kを生産する一連の技術を提供するものである。
EGFドメインをコードする領域の欠失領域の好適な例
として、Asn  (アスパラギン) (10)〜Cy
s(システィン)  (42) 、Asn  (10)
 〜^sp  (アスパラギン酸)  (45)、As
n  (10)〜Thr  (スレオニン)  (49
)において行った。
これは、Cys(42) 〜Thr(49)の領域が疎
水−視水一疎水と変化に富んでいることがら、立体構造
の変化を考慮して作製したものである。
欠失処理には、プロティンエンジニアリングとして知ら
れる方法が広く利用できるが、たとえば5ite−di
rected deletion (部位指定削除)法
(Nucl、 Ac1ds Res、+  11.16
45 (1983) ] 、5ite−specifi
c mutagenesis (部位特異的変異)法、
制限酵素処理と合成遺伝子の利用による方法等がある。
欠失処理された変異PUKは、発現ベクター系に挿入し
て、発現用宿主・ベクター系を構築する。
宿主・ベクター系は一般に宿主細胞とコンバーチプルな
種から由来するレプリコンと制御配列を有するプラスミ
ドベクターと、この宿主を組み合わせて使用する。ベク
ターは一般に復製部位を有しており、又形質転換細胞中
で表現型のi!f択が可能となるマーカーの配列を有し
ている。例えば大腸菌は通常pBR322を用いて形質
転換されるが、このプラスミドは大腸菌株由来である[
Bolivar etal、 Gene、  2.95
(1977)] 、 pBR322はアンピシリン耐性
及びテトラサイクリン耐性の遺伝子を持っているので形
質転換した細胞を検出する簡単な方法を与える。 pB
R322プラスミドや、他の微生物プラスミドは微生物
体が利用できて、それが支配する蛋白質を発現させるこ
とが可能なプロモーターを有するか、あるいはプロモー
ター配列を挿入しである0Miみ換えDNAの構成に通
常使われるプロモーターとしてはβ−ラクタマーゼ(ペ
ニシリナーゼ)やラクトースプロモーター系[Chan
g etat、Nature、 275.615  (
1978) ; Itakura etal。
5cience、  19B、 1056  (197
7) ; Goeddel etal。
Nature、 281.544 (1979) ・]
あるいはトリプトファン(trp)プロモーター系(G
oeddel et at、。
Nucl、^cids Res、、 8.4057  
(1979) ; ヨーロッパ特許出願公開第0036
776号明細書〕がある。これらは最も一般的に使われ
ているが、他の微生物プロモーターも発見され、使用さ
れている。それらの塩基配列の詳細も発表されており研
究者はそれらをプラスミドベクターに機能的に導入する
ことが可能である(Siebenlist et at
、 Ce1l、 20+269  (1980) )。
そして宿主としては、大腸菌HBlot−GCC株、C
600株、W3110株などが用いられる。酵母ベクタ
ーにおける適当なプロモーターとして3−ホスホグリセ
レートキナーゼ(PGK)のプロモーター(llitz
eman et al。
J、 Rial、 Chets、、 255.2073
  (1968) )や他の解糖系酵素(Hess e
t al、 J、^dv、、 Enzyme  −Re
g、。
ユ、  149 (196B)  ; l1ollan
d et al、  [liochemisLry。
17、4900 (197B) )であるエノラーゼ、
グリセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ(G
AP−DH) 、ヘキソキナーゼ、ピルビン酸デカルボ
キシラーゼ、ホスホフルクトキナーゼ、グルコース−6
−リン酸イソメラーゼ、3−ホスホグリセルリン酸ムタ
ーゼ、ピルビン酸キナーゼ、トリオースリン酸イソメラ
ーゼ、ホスホグルコースイソメラーゼ、グルコキナーゼ
の様な酵素のプロモーターである。これらの中でも、小
型化CAP−D Hプロモーター、PGKプロモーター
は有用である。適当な発現ベクターを作製する場合、こ
れらの遺伝子に存在する転写終結配列も又発現したい遺
伝子の3゛側に挿入し、mRNAのポリA化と転写終結
が生じる様にする。増殖条件により、転写の制御ができ
る様な利点を有するプロモーターとして、アルコールデ
ヒドロゲナーゼ2、イソチトクロムC,酸性ホスファタ
ーゼ、あるいは窒素代謝に関連した分解酵素、前述のグ
リセルアルデヒド−3−リン酸デヒドロゲナーゼ、ある
いはマルトースやガラクトースを使用するのに関連した
酵素のプロモーターも使える。酵母のコンバーチプルプ
ロモーター、復製起点及び転写終結配列を含むすべての
プラスミドベクターが使える。そして宿主としては、ハ
胚harom匹胚]y見伏畦肥GRFI8株、A322
株などを用いる。
さらに枯草菌の分泌発現ベクターとしては、プラスミド
pUI3110の復製起点をもち、かつ、α−アミラー
ゼ遺伝子のプロモーター、シグナルペプチド、ターミー
享−ターを有するプラスミドが利用でき、この宿主とし
ては旦、朋工蝕、旦。
5abtilisなどが使用できる。近年を推動物の細
胞を培養して(Ml培養)増やすことがルーチン化して
いる。[Ti5sue Cu1ture、 Acade
mic Press。
Kruse and Patterson、 edit
ors (1973) ]宿主細胞株として有用な例と
してVERO,l1eLa細胞、Chi−nese h
aa+5ter ovary (CIIO) cell
 1ine、 W138+BIIK、CO5−7,MD
CK cell Line、 C127,IIK[;、
 humankidney cell 1ineなどが
ある。これらの細胞の発現ベクターは通常、複製起点、
発現する予定の遺伝子上流に位置するプロモーター、リ
ポソーム結合部位、RNAスプライス部位、ポリ人付加
部位、転写終結配列ををする。
咄乳動物細胞を使用する場合、発現ベクター上の制御機
能はウィルス由来であることが多い。例えば、一般的に
使われるプロモーターはポリオーマ、アデノウィルス、
2、あるいは最も多用されているシミアンウィルス40
  (SV40)由来である。SV40ウイルスの初期
及び後期プロモーターは特に有用である。というのはこ
れらはSV40の複製起点を含む断片として容易にウィ
ルスから得られるからである。  [Fiers et
 al、 Nature。
273、113 (1978)コウィルスのll1nd
l[1部位から複製起点中のBg11部位までの約25
0bpを含む断片も使用できる。更に目的とする遺伝子
に関連したプロモーターや制御配列(エンハンサ−)も
宿主とコンバーチプルならば使用できる。
動物細胞発現ベクターに用いるプロモーター・エンハン
サ−としては、SV40初期遺伝子又は後期遺伝子のプ
ロモーター・エンハンサ−やアデノウィルスメジャーレ
ート・プロモーター領域、グロブリンエンハンサ−・プ
ロモーター領域、RNAウィルスのLTR,メタロチオ
ネインプロモーターwI域、β−アクチンプロモーター
などが使用できる。複製起点はS V、40や他のウィ
ルス(ポリオーマ、アデノ、VSV、BPV等)由来の
ものをベクターに組み込んでもよいし、宿主細胞染色体
の複製機構を用いてもよい。ベクターが宿主細胞の染色
体に組み込まれるならば後者で十分である。また、これ
以外の高生産系として、DHF R遺伝子を利用した遺
伝子の増幅系を用いることが可能である。以上、具体的
な例を挙げて説明した本発明は、以上に例として述べた
宿王細胞ヘクター・発現系に限定して解釈されるべきで
はない。
本発明においては、例えば好適な具体例として、SV4
0初朋プロモーター領域の下流に変異ヒトPUKをコー
ドする遺伝子を挿入して、動物細胞用発現ベクターを構
築した。これらを例えば、CO37細胞あるいはCHO
K +細胞に導入して形質転換させた。本実験系では、
50〜30010/−1/日の変異ヒトPUKを産生ず
るクローンを得た。
変異ヒ)PLIKの精製は、既知のヒトPUKの精製法
に準じておこなうことができる(特開昭6O−6298
1)、本発明では、精製にはChelatingSep
harose  6B、  anti−UK  IgG
−5epharose  4B+  p−amino−
benzamidine−Sepharose 6Bの
カラムクロマトグラフィーを併用したが、特にChel
atjngSepharose 6Bは粗精製に、an
ti−LIK IgG−Sepharose4Bは高度
精製に、さらにp−aminobenzamidine
−3epharose 6Bは混入活性型ウロキナーゼ
の除去に各々有効である。
かくして得られた産生物を解析したところ、PUK活性
においては変異型及び非変異型で全く差はなく、変異型
PUKは、分子盟約45,000ノ一本鎖型のプロエン
ザイムであり、プラスミン処理により完全に活性型に変
喚した。さらにこの変異ヒ)P[JKの血中半減期を人
腎細胞由来PUK (J、 Biol、 Chew、、
 260.12377 (1985) )のそれと比較
したところ、変異ヒトプロウロキナーゼの血中半減期の
ほうが有意に長かった。
〔実施例〕
実施例1: (動物細胞における発現へフタ−の作製)動物細胞にお
いてヒ)PUKを効率よく分泌生産できる発現ベクター
p 5V−G1−p r e UKを作製した(第2図
)。このベクターでは、SV40の初期遺伝子エンへン
サー・プロモーター領域の下流にヒトPUKcDNAが
挿入され、さらにその下流には、SV40の転写終結領
域がおかれている(第3図)。
なお、PUK  cDNAのクローニングおよびその塩
基配列、またpSV−Gl−preUKプラスミドの作
製方法等については先の特許出願(特開昭60−180
591、欧州特許出願公開第154272号)に準じた
(Ml 3mp 18RFプラスミドへのpre[JK
cDNAの挿入) 部位特異的変異(site−specific muL
agenesis)法を用いてヒトPUK遺伝子上に新
たなユニーク制限酵素部位を設けるために、まずプラス
ミLpSV−Gl−p r eUKのKpnl断片(f
ragment:をM13mp18RFプラスミドへ導
入したく第4図)。
まず、psV−c、−preUKプラスミド10μgを
制限酵素Kpnl  30単位(units)を用い、
37℃で完全に消化した。このDNAを1%アガロース
ゲル電気沫勅にかけ、ゲルより1.7kbKpn+断片
を回収したくこれらの手法は全てT。
Maniatis等(Mo1ecular Cloni
ng″、Co1d Springllarbor La
boratory (1982)に従った〕。次に、M
l 3mp l 8RFプラスミドhugを3単位のK
pnlで完全に消化し、その後、牛腸由来アルカリフォ
スファターゼ(Calf 1ntest4nal al
kalinephosphatase>(C[P)を用
い、5′末端脱リン酸化を行った。そして、このMl3
−Kpnl消化プラスミドと、先に調製したUK 1.
7kbK p n!断片とを混ぜ、T4DNAリガーゼ
(Iigase)30単位を加えリゲーション(l i
gaLion)反応を行った(上記T、 ManiaL
is等の方法)。反応終了後、このDNAを用い大腸菌
JM105株を形質転換した。
〔部位特異的変異(site−specific mutagenesis)法を用いたDNA塩基置換〕
部位特異的変異の方法は、Zoller、 M、J等〔
DNA、  3.479.(1984)) 、及び−e
lfs、 J、A等CGene、 34.315 (1
985))の方法に従って行った。
まず、Ml3−UKIRFプラスミド(図4)を含む大
腸菌JM105形質転換体より、1木鎮DNAを調製し
た。この操作はSanger+ F−等CJ、 Mo+
、 [1jo1.、143.161 (1980))の
方法に従った0次に、この一本積M13−UKIDNA
(SS−Ml3−UKI)10μgとMl 3mp18
Kpnl消化断片10.ugとを混ぜ、100℃、2分
間加熱後、徐々に65℃まで温度を下げ、SS ・Ml
 3−UKIとMl 3mp l 8−Kpnlのマイ
ナス鎖とをアニーリングさせた後、水中にて急冷した。
その後、このDNAを0.8%アガロースゲルにかけ、
目的の二本鎖開N (open cir−cular)
型DNA部分のDNA  Ml3−UKI−OC(第5
図)を回収した。
次に、塩基置換を行うため、2種類のオリゴヌクレオチ
ドを合成した。3ac1部位導入用変異プライマーCプ
ライマー1)〕またはNde1部位導入用変異ブライマ
ー〔ブライマーii) )ともに22+mer 2ba
seミスマツチ (mismatch)のヌクレオチド
を合成した(表3)。
T 4 polynucleotide kinase
を用い、上述の2種類のオリコヌクレオチドブライマー
の5′末端をリン酸化した後、これら2種類のプライマ
ー各100ps+ol と、Ml3  LIKlocD
NA  lpmolとをアニーリング緩衝液(20mM
  Tris −HCl、10mM  MgCl2.5
0mM  NaCj!、、1 mM  DTT、 pl
+7.5)中に加えた。55℃、10分間加熱した後、
室温に20分間放置し、プラスミドと2種類のプライマ
ーとをアニーリングさせた。次に等容量のpol、I/
リゲーション11tfi液 (20mM  Tr  i
  s   [(Cj!、  l 0mMMgC62、
l OmM   DTT、、pH7,5,0,51dN
TPs、 1mM rATP、10単位 T4DNAリ
ガーゼ、5単位 旦、coli  DNApolyme
raseラージ断片(large fragment)
)を加え、15℃、8時間反応させ、次にこの反応液を
用い、大腸菌JM105株を形質転換した(第6図)。
数多くの形質転換体の中から、ヒトPLIK遺伝子中に
5ack、及びNde1部位が導入されたプラスミドM
13〜LIK2RFを有する株をJA訳するため、変異
プライマー(muLagenesis priIIIe
r)をハイブリダイゼーシコンブ四−ブ(hybrid
izaLionprobe)とした、プラークハイブリ
ダイゼーンヨン(plaque hybridizat
ion)を行った。
lブレート当た!/)200から300個のプラークを
ニトロセルロースフィルタ− ニトロセルロースフィルターは、大nB 菌J M 1
05の一夜培養液を100倍に希釈した溶液に5分間浸
し、その後、風乾したものを用いた。このフィルターを
87J天にプラーク面が上になるようにしてのせ、37
℃に一夜放置した。次に、Maniatis。
τ等の方法(Molecular C1’oning+
 1982)に従い、ファージDNAを固定した。この
フィルターをZoller、 M、J等(DNA、3.
479、(1984))が用いた方法に従い、前ハイブ
リダイゼーシヨン(prehybridization
)、ハイブリダイゼーションを行った。ハイブリダイゼ
ーションプローブとして5′末端を(r−P)ATPで
標識した2種類の変異プライマーを用いた。各プローブ
を用い、ハイブリダイゼーションした後、6XSSCに
て洗浄した。洗浄の温度を25℃、48℃、56℃、6
4℃と上げていくと、変異をおこしたDNAはハイブリ
ダイズ(1+ybridize) したままだが、野性
(wild type)型は56℃以下で洗い落とされ
た。
約1 、000プラークについてハイブリダイゼーショ
ンスクリーニン(screening)を行った結果、
64℃の洗浄(wash)でも2種類のプローブどちら
にもハイブリダイズしていたクローンが7つ得られた。
この7クローンをZoller、 M、 J等(DNA
S3.479 (1984))の方法に従いプラーク精
製を行った。
各プラークをTEで希釈した後、大腸菌JM105培養
液とともに11寒天壇地にまいた。そして、各クローン
についてlOプラークをドツトハイブリダイゼーション
(Dot hybridtzation)  シた。こ
のハイブリダイゼーションにも2種類の変異プライマー
をプローブとして用いた。次にドツトハイブリダイゼー
ションで得られた陽性(positiνe)クローンの
DNA塩基配列を決定した。DNA塩基配列の決定はS
anger等(Proc、 Natl、 Acad、 
Sci:USA 、 741.5463 (1977)
 )のディデオキン(dideoxy)法を用いた。そ
の結果、5aclとNde1部位が導入されたクローン
が5つ得られた。このクローンのRFプラスミドをM1
3−UK2RFと名付けたく第6図)。
(EGFドメイン欠失変異ヒトPUKの発現ベクター作
製) M13−UK2RFプラスミド5.c+gをKpn12
0単位を用い、消化した。一方、pSVG。
プラスミドのNde1部位をフィーリングイン(fil
ling in)することによって壊した後、このプラ
スミドIμgをKpn13単位を用いて消化した。次に
、これら両DNAを混ぜ、10単位のT4DNAリガー
ゼを用いて、リゲーンヨン反応を行った。このD N 
A ?g液を用い、大腸菌118101株を形質転換し
た。この形質転換体(Ap’)より目的の3acl、N
de1部位をもつプラスミドpSV−UKIO(第1図
)を有するクローンJIB101/p 5V−UK 1
0を得ることができた。
次にブーyスミドp 5V−UK 10を用い、Asn
−10からAsp−45までの36アミノ酸を除去した
変異ヒトPUKの発現ヘクター作製を試みた。pSV−
UKIOを制限酵素5aclとNdelとで消化すると
、ヒトPUKのN末より4番目のロイシンから50番目
のシスティンまでが除去されたものができる(表4A)
。そこで両末端がS a c l −、N d e +
消化末端となりかつ旧s−5から5et−9さらにLy
s−46からCys−50をコードするオリゴヌクレオ
チド(表4B)を合成した。
合成した31merと37merのオリゴヌクレオチド
を各50pmolずつ混合し、70℃で加熱後、室温に
20分間放置しアニーリングさせた。このDNAとプラ
スミドp 5V−UK I Oの5acl、Ndel消
化断面lμgとを混ぜ、T4DNA30単位を用い、リ
ゲーションした。その結果、ヒトPUKのN末より10
番目のアスパラギンから45番目のアスパラギン酸まで
が除去され、かつこの変異ヒトPUKを動物細胞で発現
させることができるベクターpSV−UKIIが作製で
きた(第7図)。
同様の方法を用い、ヒトPUKのLeu−4からCys
−50の間を種々な形(アミノ酸の欠失、挿入、置換)
に変換し、これら変異ヒ)PUKの発現ベクターを作製
した。
(ヒトPUKクリングルドメインの誘導体作製)上述と
同様の部位特異的変異の方法により、ATA (I l
 e−44)をATCに変換した。その結果+1e−4
4からAsp−45をコードするDNA塩基頌域にC1
a+制限酵素部位をもつ発現ベクターpSV−IJK5
0を作製した(第8図)。
pSV−UK50をCIaIとBglll、またはC1
alとBa1I、BglIIとBa1lで消化し、この
部位に先程と同様に、種々の合成オリゴヌクレオチドを
挿入し、クリングルドメインの変異ヒトPUK発現ベク
ターを作製した。
(動物細胞における変異ヒ)PUKの生産)種々の変異
ヒトPUK発現ベクターをチャイニーズハムスター卵巣
細胞(CHO−に、 、ATCCCCL61)の染色体
上に導入した。宿主特異マーカー(Dominant 
5elective Marker) としてpSV−
G1−Ne o  を用いた。pSV−Gl−Neo 
 の作製および変異ヒトPUK発現ベクターとのCHO
Kl細胞への共感束(co−trans−fecLio
n)およびクローニング方法は特開昭60−18059
1号明細書に記載の方法に準した。
次にプラスミドpsv−UKI 1  (Asn −1
0からAsp−45を欠失)をもって形質転換されたク
ローンCHO−UKII株を培養し、その培養上清中の
プラスミノーゲンアクチヘーター活性を調べた。まずフ
ィブリン寒天平板アッセイにかけたところ培養上清に活
性が認められ、また抗しトウロキナーゼ抗体によりその
活性が中和された。
さらにスクリーニングによって変異ヒトPUK物質の産
生量の高いと思われるCHO−UK 11−7株を得た
。このクローンの培養上清を用いて、産生された変異ヒ
トPUK蛋白の性状を検討した。
(CIl○−UKII−7細胞株によって産生される変
異ヒトPUKの精製村よびその性状)5%牛脂児血清を
含むllam’s F  12培t(j45ml中に懸
濁したCHO−LIKII〜7細胞を、25dの培養フ
ラスコ(Corning 125100)に5X10S
cells /フラスコで植え込み、3日間培養後、C
onfluenLになった時点で牛胎児血清を含まない
上記培養液で数置洗浄した。以後、アプロチニン(ap
roLinin)(10K T U/ml)及び0.1
%ヒト血清アルブミンを含むIIa+*’ s F −
12培地を維持培地として用い、2〜3日毎に培養液を
交換した。本無血清培養上清11から、変異ヒトT’U
Kの精製を行った。培養上清にI N HCI!を添加
し、pHを5.5に補正した後、0.16 Mリン酸ナ
トリウム/pl+ 5.5に懸濁したCM−セフアゾ7
クス(Sephadex)C−50Cファルマシア(P
harmacia)社製、乾燥重量1.5gに相当する
量〕を投入し、4℃下、2時間攪拌した。ゲルをガラス
フィルター上に回収し、0.16 Mリン酸ナトリウム
/ pH5,5で洗浄後、2.5X10cm+のカラム
に充填し、O,16Mリン酸ナトリウム/ pH8,5
で溶出した。フィブリン寒天平板(fibrin−ag
ar plate)  (J、cellBiol、 9
4.631(1982))上フィブリン熔解活性を有す
る溶出活性画分を抗ウロキナーゼポリクローナル抗体〔
本抗体はDEAEアフィゲルブルー(Affi−Gel
 Blue)、p−アミノヘンズアミジンーセファロー
スあるいはリジンセファロースに通すことによりプロテ
アーゼ活性を除去しである)を固定したセファロース4
B(ゲル容19m1)を充填した!、5XIOcsのカ
ラムに注入した。0.5 M  N a Cj! / 
0.1 Mリン酸ナトリウム/ pit 7.0で抗体
カラムを洗浄後、0、2 Mグリシン−11cf10.
5M  Na Cff1/pH2,5で溶出した。フィ
ブリン寒天子板上、フィブリン溶解活性を有する活性画
分を回収し、これにIMTris水>8 ?&を滴下す
ることにより、pHを7.0に補正し、以下の性状分析
に供した。
■ 分子量 5DS−ポリアクリルアミドゲル電気泳動法(Natu
re、 227.680 (1970))を用いて、C
HO−UKII−7細胞由来の変異ヒ) ’P U K
の分子量を測定したところ、非還元のみならず還元条件
下でも同一の分子量約4,5万ダルトンであった。上記
結果はCHO−UK 11−7細胞由来の変異ヒトPL
IKは分子量約4,5万ダルトンを有する一本鎮構造を
とっていることを示した。
■ 酵素感受性 ウロキナーゼ活性測定用合成基質S−2444(Kab
i社製)に対するアミド分解能を測定することにより、
CHO−UK l 1−7細胞由来の変異ヒトPUKの
ウロキナーゼ活性を測定した。なお対照として人尿ウロ
キナーゼを用いた。CHO−UKII−7細胞由来の変
異ヒトPUK、もしくは人尿ウロキナーゼlμg/ml
を含む0.05MTr 1s−F(Cj!10.038
MNaCff110.2%[3S A/al18.8/
g液を調製し、これに各濃度のプラスミンを37℃下1
時間作用させた後に発現されるウロキナーゼ活性を、合
成基質S−2444を用いて測定した(J、 Riot
、 Chem、、 260.12377(1985))
、CHO−UKI l−7細胞由来の変異ヒトPUKは
、それ自身はウロキナーゼ活性を示さなかった。しかし
、プラスミン処理をすることによりウロキナーゼ活性を
発現したく表5)0本酵素活性は抗ウロキナーゼポリク
ローナル抗体により失活された。このことから、CHO
−UKII−7細胞由来の変異ヒ)PUKはプラスミン
によってウロキナーゼ活性を発現する不活性型酵素であ
ることが判明した。
■ 血中半I&期 CHO−UKIm−7細胞由来の変異ヒトPutKと人
腎細胞由来P U K (J、 Biol、 cheI
m、、 260゜12377(1985) )の血中半
減期をラットにおいて比較した。ラットをエーテル麻酔
後、その頚動脈にカニユーレを挿入した。尾静脈に 1
標識CH○−UKII−7細胞由来の変異ヒトPUKも
しくは人腎細胞由来PUKIO6cpm投与後、頚動脈
に挿入したカニユーレから血液を経時的に一部採取し、
ラット血液に含まれる放射活性をガンマカウンターを用
いて測定した。ラット血中の放射活性の減衰曲線から求
めたCll0−UK l 1−71!1胞由来の変異ヒ
トPUKの一次血中半′oJi朋は約10分であり、他
方対照の人腎細胞由来のヒ)PUKのそれ(約4分)よ
りも有意に長かった。
実施例2 (EGFドメイン欠失変異ヒ)PtJK遺伝子の作製)
Asn−10”Cys−42とAsn−10〜Asp−
45とへ5n−10−Thr−49の3種類のEGFド
メイン領域を除去したヒトPUKの発現ベクターを作製
した。ヒトPLJK遺伝子からのEGFドメインコーデ
ィング領域の除去方法、及びそれらの動物細胞における
発現ベクターの構築方法の概略を図9に示した。
ヒトPUK遺伝子からのEGFドメインコーディング領
域の近傍にあるNcolとTaq 1部位を利用し、こ
れらの領域の除去を試みた。まずヒ1−PtJK発現ヘ
クターpSV−Gl−preUKを1lindiIIと
Taqlで消化し、N末から10番目のAsnまでのコ
ーディング領域を含む部分ヒ1−PUK遺伝子フラグメ
ントを取り出し、これをプラスミドpBR322に挿入
してプラスミドpUI+1を作製した。次に、ヒトPU
KのAsn−54からNet−67の領域をコードし、
かつ両末端がC1al及びEcoR1部位である合成遺
伝子を作り、これをプラスミドルU旧に挿入することに
より、プラスミドp U II 2を作製した。また、
この合成遺伝子上には特異的な制限酵素であるSfi1
部位を設けた。
合成遺伝子上のSfi[部位だけを含むBamHI −
EcoR1フラグメントをBLUIESCRIBEプラ
スミドに挿入して、プラスミドp [1+13を作製し
た。このpHl+3の5fil−Clal部位に、Cy
s50〜Gly−53とLys−46〜Gly−53と
Glu−43〜Gly−53をコードし、かつ両末端が
C1a+およびSfi1部位である3種類の合成遺伝子
を挿入することにより、EGFドメイン領域が除去され
た部分ヒトPUK(N末〜Met−67)遺伝子を有す
る3種類のプラスミドpUI+4〜6を作製した。次に
これらのEGFドメインを除去した領域を発現ベクター
に組み込むため、まずp11114〜6のBamHI−
NcolフラグメントとpSV−Gl−preUにの1
lind m−Bam旧を連結した。その後、これらの
フラグメントをpSV−Gl−preUにの1lind
 m −Ncol ZJ[域に挿入して、3種類のEG
Fドメイン欠失変異ヒトPUK用発現ヘククーpUI+
7〜9を作製した。これら発現ベクター作製の詳細を以
下に述べる。
なお本実施例においてDNAの制限酵素による消化は、
特に記さない限り1.37℃−夜の反応にて行った。ア
ルカリ変性法(mini−preρ)により調製したD
NAの消化は、1μgのDNA当り5unitsの制限
酵素を用いて行った。各制限酵素のbuffer組成に
ついては各々のメーカー指定に準じた。又リゲーション
はDNA ligation kits  (タカラ酒
造)を用い、Reaction mix、2により16
℃、1〜2時間反応した。
Reaction mix、2 ONA  fragment        5.0μ
 !   (500ng  )−、フタ−DNA   
  2.5μl  (250ng )buffer A
      60.0μ1buffer B     
 7.5.LI +75.0μm さらに塩基配列の決定は、アルカリ変性法により得たプ
ラスミドを用いて、Dideoxy Sequenci
ng法によりDNAの塩基配列を決定した。
(イ)オリゴヌクレオチドの合成 自動DNA合成機を用いて9種類のオリゴヌクレオチド
を合成した。その内1つは、シーフェンス用プライマー
として利用し、残りは全て合成遺伝子として用いた。合
成したオリゴヌクレオチドは脱保護処理後、変性ゲル電
気泳動にかけ分離・精製した。精製したオリゴヌクレオ
チドの一部をとり、その5′末を”P標識して、その純
度を調べた。その結果、いずれの大きさのオリゴヌクレ
オチドも単一のバンドとしてみられた。
(ロ)アニーリング 互いに相補な配列をもつ合成オリゴヌクレオチドを以下
の条件でアニーリングし、4種類の合成遺伝子を作製し
た。このアニーリング反応は、ReactIon mi
x、1により75℃で10分間加熱後、3時間かけて2
0℃まで徐冷することにより行った。
Reaction  mix、1 オリゴヌクレオチドa   10μl  (100pm
ol )オリゴヌクレオチドb   10.Lll  
(]OOpmol )10 x buffer A *
     3μm再蒸溜水        7μm 30μ! 10 x buffer A * 100mM Tris−IICI、 pH7,65ff
iM MgCl2 jj pでそれぞれ5″末端を標識した56−marと
54−marのオリゴヌクレオチドを等モル混合し、7
5℃から20℃に徐冷した後、電気泳動にかけ、そのア
ニーリング状態を調べた。その結果、フリーの一本tN
 D N Aはほとんど存在せず、大半が二本鎖型とな
っていた。そこで、他のオリゴヌクレオチドも同様の条
件でアニーリングして部分遺伝子を作製し、種々のプラ
スミドへ挿入した。
(ハ)プラスミドp U H1〜3の作製プラスミドp
SV−Gl−preUに上には、Taq 1部位が多数
存在し、1回の制限酵素処理では、EGFドメイン近傍
のTaq 1部位だけを切断することは困難である。そ
こでまずこのTaq1部位を含むDNAフラグメントを
取り出した。pSV−Gl−preUKを制限酵素11
ind[[IとBglDで消化し、アガロースゲル電気
泳動によりそのDNAを調べた。泳動後ゲルよりEGF
ドメインコーディング領域を含む1.1kbのDNAフ
ラグメントをゲルから切り出し、そのDNAを回収した
。次に、このフラグメントをTaqlで部分消化し、ポ
リアクリルアミドゲル電気泳動にかけた。目的の760
bpのバンドの存在を6′伍認した後、このDNAフラ
グメントを回収した。
一方、プラスミドpBR322をtlindHIとC1
alで消化し、4.3kbのDNAフラグメントを得た
。そしてこのDNAと先に調製した760bp 1li
ndlll−Taql  DNAフラグメントをリゲー
シゴンした。このリゲーションにより、760bpフラ
グメントの3°末端上に存在するTa41部位は、Cl
al部位へと変換した。
反応後、この溶液を用いて大腸菌HBIOI株をトラン
スフオームした。得られたトランスフォーマント24株
より調製したDNAをそれぞれC1a!及びNco I
で消化した。目的のプラスミドルU旧(図9)であれば
、C1a [及びNcolで共に−か所でのみ切断され
る。?ii気泳動にかけ調べたところ、6クローンが目
的のプラスミドであった。
ごのpUlllを[!coRI とC1alで消化し、
アガロースゲル電気泳動にかけた。ゲルより約5.0k
bのDNAフラグメントを回収し、このDNAと(イ)
、(ロ)で調製した56−+werと54−marの合
成オリゴヌクレオチドのアニーリング産物とをリゲーシ
ョンした。そして、この反応液を用い、大腸菌HBIO
Iをトランスフオームした。得られたトランスフォーマ
ント20株よりDNAを調製して、このDNAをNco
l及びEcoRI とtlindl[Iで消化した。目
的プラスミドpU112であれば、Ncol消化により
約700bpのDNAフラグメントが、またEcoRI
 とl1indllrの消化により、約810bpのD
NAフラグメントが生じる。泳動の結果、4クローンが
目的のプラスミドであった。
次にpHl+2にはS目1部位が2か所隣接して存在す
ることから、合成遺伝子由来の5fi1部位を含むBa
l1旧−EcoRI フラグメントを他のへフタ−へ移
した。まず、pHl+2をuamlll とEcoRI
を用いて消化した。これをポリアクリルアミドゲル電気
泳動にかけ、ゲルより330bpのDNAフラグメント
を切取り、エレクトロエリューションにてDNAを回収
した。
一方、プラスミドn1.1IEscRI8E (VEC
TORCLONINGSYSTEMS製)をBadl 
とEcoRIで消化し、得られた約3.1kbのDNA
フラグメントと先に調製した330bpのBamHI−
EcoRI フラグメントとをリゲーノヨンした。そし
て、この反応液を用いて、大腸菌JM105株をトラン
スフオームした。得られたトランスフォーマントより1
2株を選びそのDNAを調製しSfil及びCIa[で
消化した。目的のプラスミドplJH3であれば、5f
il及びC1alで共に−か所でのみ切断される。電気
泳動の結果、8クローンが目的のプラスミドを有してい
た。
(ニ)プラスミドpUH4〜9の作製 プラスミドρUH3のC1al−Sfil ’pM域に
3種類の合成遺伝子をそれぞれ挿入することにより、E
GFドメインを除去したヒ1−PUKの部分遺伝子を存
するプラスミド911114〜6の作製を試みた。先ず
、ρu113をC1alと5filで消化し、アガロー
スゲル電気泳動にかけ、エレクトロエリューションにて
約3.1kbのDNAフラグメントを回収した。このフ
ラグメントと3種類の合成遺伝子とをそれぞれリゲーシ
ョンした。これらの反応液を用いて、大腸菌3105株
をトランスフオームした。得られたトランスフォーマン
トからそれぞれ10株ずつ選び、DNAを調製した後、
Baa+III とEcoRI で消化した。
目的のプラスミドpU84〜6であれば、制限酵素消化
により、pUH4では360bpのフラグメントが、ま
たpHl+5では350bpが、pHl+6では340
bpのフラグメントが生じる。アクリルアミドゲル電気
泳動の結果、pUH4を2り0−7、pHl+5を2ク
ロー7、plJl+6を3クローン得ることができた。
そこで、これらのプラスミドを用いて、EGFドメイン
領域のDNA塩基配列を決定した。その結果、それぞれ
予定していた領域が除去されており、またその他のアミ
ノ酸配列に−よ変化がなかっ次に、これらp U I+
 4〜6のプラスミドよりそれぞれSV40初朋遺初子
遺伝子プロモーター領域Fドメイン欠失変異ヒトPUK
の部分遺伝子を切り出し、動物細胞用ヒトPUK発現ヘ
ククーpSV−Gl−prellKへの導入を試みた。
pU旧〜6をそれぞれNcolで切断後CIP処理をお
こない、5°末端を脱リン酸化した。次に、これらのD
NAをBam1llで消化した後ポリアクリルアミドゲ
ル電気泳動にかけ、pUH4からは360bpのDNA
フラグメントを、pLll+5からは350bp 、 
pUH6からは340bp (7)DNA7ラグメント
を切り出し、エレクトロエリューションにてDNAを回
収した。さらにこのDNAと別途調製したプラスミドp
SV−Gl−pretlKの400bp Ba+w旧−
旧nd[[[フラグメントとをリゲーションし、反応終
了後エタノール沈澱によりDNAを回収した。
一方、pSV−Gl−prellKを旧ndluとNc
o Iで消化し、電気泳動にかけた。ゲルから約4.2
kbのDNAフラグメントを切り出し、エレクトロエリ
ューションにてD N Aを回収した。そして、上述の
3種類のリデーソヨンサンプルそれぞれと、この4.2
kb11ind m −Ncol D Nへフラグメン
トを再びリゲーションした。各反応液を用いて、大腸菌
II B 101株をトランスフオームした。各反応液
から得られたトランスフォーマントより托株ずつ選んで
D N Aを抽出し、各DNAを旧ndm及びll1n
d[Iとl1g1llでt白化した。目的のプラスミド
ルU)17〜9であれば、11indlll消化からは
約4.9kbのDNAフラグメントが、また11ind
lllとBgl■との消化からは約1.0kbのフラグ
メントがみられる。電気泳動の結果、pHl+7が3り
l:l−7、pHl+8が3クローン、pHl+9が5
クローン得られた。そこで各プラスミドごとに1クロー
ンずつ選んで、それぞれのプラスミドを大量調製し、さ
らに詳しくそれらの構造を分析した(表6)。その結果
、種々の制限酵素消化により得られるフラグメントの大
きさは、予想値と完全に一致した。このようにして、3
種類のECFドメイン欠失変異ヒトPUK用発現ベクタ
ーpUII7〜9を作製した。
上記の制限酵素処理断片の測定から、EGFドメイン以
外の部分には大きな欠失はないと考えられる。また、除
去した部分付近をシーフェンスしたところ、塩基配列に
変化はなかった。以上のことから、目的領域以外の箇所
には、欠失や変異は起こっていないと推定される。
(ホ)CO37細胞によるEGFドメイン欠失変異ヒト
PUKの生産 pL1117〜9の3種類の発現ヘクター各々20μg
をそれぞれCO57細胞(3x 106cal Is)
に導入して、各発現産物の活性及び生産量を調べた(表
7)。
DNAを導入後、COS細胞は10%FC5(GIBC
□ンを含むD−MIEM  (日永製薬)およびlOに
107m1のアプロチニン(SIGMA )を含む無血
・清培地で培養して、それぞれ72時間後にサンプリン
グし、フィブリン寒天平板法によりプラスミノーゲンア
クチベータ活性を、またRPIIA assay法によ
りその抗原量を調べた。その結果、各クローン共に血清
の有無にかかわらず約2001υ/mlの産生量を示し
、また生物活性値と抗原量から換算した活性値との間に
大差がなかった。以上のことから、ECFドメインを除
去してもプラスミノーゲンアクチベータ活性の発現には
影響がでないことが示唆された。
(へ)EGFドメイン欠失変異ヒトPLJK発現ベクタ
ーのCHO細胞への導入 3種類の変異ヒトPUK発現ベクターpUH7〜9をC
ll0 Kl細胞(^TCC,CCL61 )に導入し
た。
プラスミドpUI+7〜9をDNA−リン酸カルシウム
沈澱法にてpSV−Gl−neoと共にCll0 Kl
細胞に導入した後、6418耐性コロニーを含む培地中
で培養した。
得られたG418耐性コロニーをそれぞれクローニング
シリンダー法で96穴プレートへと移した。各プラスミ
ドの導入効率は、pHl+7が1.2xlo−” (c
olo−nies/μg /dish) 、pUI18
が3.2xlO−’ (colonies/μg /d
ish) 、pυ119が3.9xlO−” (col
onies/μg /dish)であり、3プラスミド
の間に大きな差はなかった。
次に、トランスフェクションにより得られたG418耐
性コロニーの96穴プレート培養上清中のPlasmi
nogen Activator ’(P A)活性を
フィブリン寒天平板法で調べた。各プラスミドごとに約
130クローンのPA産生量を調べたところ、25[U
/m1以上の産生を示したクローンがp U 117で
は10クローン、p U It 8では8クローン、p
 U It 9では16クローン得られた。特にpHl
+9では100[11/m1以上の高産生を示すものも
得られた。しかし、96穴プレート中では、各クローン
の増殖状態に差があり、正確な産生量の比較はできなか
った。そこで、これらクローンを5cale−upL、
産生量を比較した。各クローンともに10%FCSを含
むllam’s F12培地で培養し、conflue
ntになった状態での産生量を調べた。その結果、pU
H7のトランスフェクションからは、最高約1001υ
/mI/dayの産生量を示すクローン+17−2株が
、またpHl+9からは、約1301[1/ml/da
yの産生量を示すクローンU9−25株が得られたが、
pHl+8からは、3011[1/ml/dayの産生
量のクロー708〜65株が得られなかった。また、こ
れらクローンの培養上清中のPA活性は、全て抗ウロキ
ナーゼポリクロナール抗体で完全に中和された。3種類
の変異ヒトPUK高産生株17−2. U3−65.1
19−25をしばら(培養を続け、産生量の変化を調べ
たところ、υ9−25株は約1か月間その産生量に変化
はなかった。これらの高産生株について、再スクリーニ
ングをおこなった結果、U7−2株からは22210 
/’ml/1layの高産生を示すクローンLI7−2
−23株が、08−65株からは5210 / ml 
/ dayの産生を示すクローン08−65−34株が
、[9−25株からは、20011J/ml/dayの
高産生を示すクローン119−25−6株が得られた。
また、これら再スクリーニングにより得られた株は全て
、約1か月間の継代後も産生量の低下はみられなかった
(ト)培養方法 C−68−53細胞及び変異ヒ)PIJKを産生ずるC
H○細胞は、Fe2を10%含むllam’s F12
1!?地で継代した。性状分析用、活性測定用として以
下のような培養を行った。まず、Fe2を10%含むI
lam″5F12培地でconf 1uen Lになる
まで細胞を増殖させ、次に血清を含まない同培地で2〜
3回細胞をよく洗浄し、血2g成分をできる限り除いた
。その後、血清を含まない同培地及び1%FC3を含む
同培地で2〜3日間維持培養した。また、プロテアーゼ
阻害剤を添加する場合は、アプロチニンをl0KIU/
 m lになるように加えた。培養終了後、培養上・清
をとり、遠心(3,00Orpm、 5分間9ロ立05
1’−2113卓上遠心機)にかけ、使用直前まで一4
0℃で凍結保存した。
各変異ヒトPtJK産生C110細胞株の無血清培養に
おける培地及び添加剤の効果を調べる実験は、以下の方
法で行った。pcsを5%含むllam’5F12培地
、F12−MW培地(llam’s F12とModi
fied Waymouthの混合培地)、旧TC培地
に各細胞を1!!濁し、75cm2フラスコ当り、2x
106の細胞を植え込んだ。培養2日後、各無血清培地
で3回洗浄した後、各種添加剤を含む無血イ・u培養液
を25m lフラスコに注入した。以後、2日毎に新鮮
な培養液に交換した。
(チ)変異ヒトPUKの性状分析 各細胞を(H(IuenLになるまで増殖させた後、1
%FC3を含む培地、無血清培地、無血清培地に更にア
プロチニンを添加した培地の3種類を用いて維持培養し
、そしてこれらの培養上清をFibrinau tog
raphyにかけた。その結果、全変異ヒトPUK産生
株の培養上清から分子量45,000付近にPA活性を
示すバンドがみられた。また、無血清培養の上清からは
、分子ff145,000付近にのみバンドがみられた
が、1%FC5存在下で培養した上清からは、僅かでは
あるが低分子を示すハンドと高分子複合体を示すバンド
がみられた。
次に、上述と同し培養上2Kを用いてWes tern
Blottingを行った。各培養上清をそれぞれSO
3−ポリアクリルアミドゲル電気泳動にかけ、その後抗
ウロキナーゼポリクロナール抗体を用いてHes te
rn旧otting解析した。その結果、ロアー2.0
8−65. L19−25株の培養上清からは、主に分
子、5145.000付近に抗体と反応するバンドがみ
られた。また、還元処理をおこなっても、これらのバン
ドの低分子側への移行は認められなかった。一方、天然
型ヒ1−PUKの産生細胞であるC−68−53の培養
上清がらば、分子150,000付近に還元、非還元と
もに単一のバンドがみられ、尿由来の高分子型ウロキナ
ーゼがらは非還元時には分子150,000、還元時に
は分子Lt33.000のところに単一のバンドがみら
れた。
以上の結果、CHO細胞より産生された3種類の変異ヒ
1−PUKは、全て分子量約45,000の一本鎖型と
して産生されていることが判明した。また、天然型ヒト
PUKとの分子量約5.000の差は、除去したEGF
ドメインa域のアミノ酸数(約40個)から換算される
分子量の値と一致した。
無血清培養及びlO%FC3を含む培養の各培養上清を
用いてFibrin−agar plate法により、
PA活性を、RPHA法によりその抗原量を調べた。そ
の結果、各クローンともに血清の有無にかかわらず、生
物活性値と抗原量から換算した活性値との間に大差はな
かった(表8)。
以上のことから、EGFドメインを除いてもPA活性の
発現には影響がでないことが示唆された。
次に、CHO細胞より産生された3種類の変異ヒトPU
Kがプロエンザイムであるが、またプラスミンにより天
然型ヒトPUKと同様の活性化が起こるかについて調べ
た(表9)。その結果、各クローンともにプラスミン未
処理の場合は、ウロキナーゼ活性が検出できなかった。
さらに、天然型ヒトPUKの活性化と同条件のプラスミ
ン処理により、全クローンともフィブリン寒天平板法で
得られた活性値と同程度にまでウロキナーゼ活性が上界
した。
以上のことから、これら変異ヒ)PUKは全てプロエン
ザイムとして産生され、さらに、天然型ヒトPUKと同
条件のプラスミン処理で充分活性型に変換されることが
判明した。
(す)精製方法 ChelaLing 5epharose 6B(10
0ml)を2.5x20cmのカラムに充填して500
m lの0.05M EDTA−Na011. p)!
8.0.500m1(7)l120 テlli次洗浄後
、500n+1 +7)0.035MZnC+2 、p
H4,2を注入してZn”+イオンをゲルに結合させた
。未結合Zn’+イオンを1(zOで洗い流した後、カ
ラムは0.02M Tris−IIcI、 IM Na
C1,aprotinin(IOKIU/ml)、  
0.01  %Tween 80+  pH7,5(b
uffer八)で平衡化した。次いで変異ヒトPUKを
産生するCH○細胞の無血清培養上清を、ペリスタポン
プを用いて流速200m1/hr (40ml/hr/
cm2)でカラムにン主人した。S式料をチャージした
カラムは一旦buffer Aで洗浄したのち、buf
fer A、 120m1と0.05M 1m1daz
oleを含むbufIer^、 120m1 から成る
1m1dazoleの直線濃度勾配により、変異ヒトP
IノKを溶出した。同様の実験をChelaLing 
5e−pharose Fast Flow Colu
mn (100ml、2.5x20cm)を用いても行
った。但し、この場合、カラムへの変異ヒ)PtJKを
産生ずるCH○細胞の培養上清の注入流速は400m1
/hr (80ml/hr/cm2)とした。
次に、Chelating 5epharose 6B
 column溶出活性画分を、anti−ロK Ig
G−5epharose 4B column (8m
l。
1.5x4cm)に注入した。このカラムを0.5M 
NaCl。
0、IM  sodium  phosphate、 
 0.01  % Tween  80+  pH7,
0で洗浄した後、変異ヒトPtJKを0.5M NaC
1゜0.2M glycine−11cI、0.01 
%Tween 80. pH2,5で溶出した。溶出活
性画分は固型Trtsを加え、pl+を7.0に補正後
、更にp−aminobenzamidine−5ep
har−ose 6B column  (20111
1,5X10CIl+ )に注入した。このカラムを0
.4M NaC1,O,1M sodium phos
phate。
0、O1%Tween 80. pH7,0で洗浄した
のち、0.4MNaC1,0,IM sodium a
CetaLe+ 0.01%Tween 80+pl+
4.0で吸着物質を溶出した。この操作により、変異ヒ
)PtJKは非喋若両分に回収された。
以上により、比活性211U/A2toの無血清培地中
の変異ヒトPUKは比活性6.9xlO4Ill/八ユ
9Qにまで精製され、その精製度は2,411倍で回収
率は71%であった。
(ヌ)変異ヒトプロウロキナーゼのアミノ酸配列U7−
2細胞株(プラスミドpU117を導入したC(10に
1細胞株) 、O8−65−348JB胞株(プラスミ
ドpUl+8を導入したCll0 XI細胞株)および
f19−25細胞株(プラスミドpUl!9を導入した
Cll0 Kl細胞株)の産生ずる各種変異ヒl−P 
U Kのアミノ末端領域のアミノ酸配列を気相プロテイ
ンシークエンサーを用いて明らかにし、それを人腎細胞
由来PUKのアミノ酸配列(Kasai、 S、、 e
t al、、 J、 Biol、Che+w、 260
゜12382  (1985) )と比較した(表1)
その結果、O7−2細胞株、118−65〜34細胞株
および19−25細胞株由来変異ヒトPUKは、人腎細
胞由来PUKの^5n−10−Cys−42,Asn−
10−八5p−45およびAsn−1O−Thr−49
の領域をそれぞれ欠失していることが判明した。さらに
これら変異ヒ1−PUKの分子量は約45,000であ
り、人腎細胞由来PUKの分子量約50.000よりも
約s、ooo小さかった。この分子量差は変異し)PU
Kの欠失アミノ酸数33−40と一敗した。以上の結果
からも、Asn−1O−Thr−49の領域以外には欠
失、変異などが起こっていないと推定される。
fル)血中半減期 実施例1に阜して同様に本実施例で得られた変異ヒl−
+) U Kの血中半減期をもとめたところ、下記の通
りであった。
血中半減!ll1(分) 人腎細胞由来P U K          1.63
±0,05Asn−10−Cys−42’AM域欠失変
異P U K   8.24±1.46八5n−10−
Asp−45領域欠失変異P U K   6.25±
0.32八5n−10−Thr−49H域欠失変異PU
K   7.13±0.33上の結果から、EGFドメ
イン領域を欠失じた変異ヒトPIJKは人腎細胞由来P
UKよりも血中半減期が長いことがわかった。同様な結
果をウサギにおいても得た。これらの結果はPUK分子
中のEGFドメイン領域はPtJKの体内での消長に大
きく関与していることを示唆する。さろに上記結果はE
GFドメイン領域に存在するアミノ酸残基を他のアミノ
酸残基で置換することにより、PUK分子中のEGFド
メインの機能を…なった変異ヒ)PUKについても血中
半減期の延長が期待されることを示唆する。
実施例3〜5 図10 (大腸菌用変異ヒトPLIK(Asロー10〜
八5p−45欠失)発現ベクターの作製)、図11 (
枯草菌用変異ヒ)PUK分泌発現ベクターの作製〕、お
よび図12 (酵母用変異ヒ)PUK発現発現ツクター
製〕に示したように、各々大腸菌用変異ヒ)PUK (
Asn(10) 〜Asp(45)欠失1発現用ベクタ
ー、枯草菌用発現ベクター、酵母用発現ベクターを作製
した。
なお、プラスミンによる活性化反応は、0.4CI/ 
m Iのプラスミン濃度で37℃下30分間の加温によ
りおこなった。まず、プラスミン未処理及び処理サンプ
ル100μにアプロチニン(2X10’KIII/ml
)  5PItを添加して活性化に用いたプラスミンを
失活させた。続いてbuffer A (0,05M 
Tris−11cI。
0.038−NaC1,0,2%BSA、 11118
.8)695 dとS−2444水ン容ン1N (1,
5mg/ml) 100PJを力■え、405nmに於
ける吸光度変化を測定した。既知濃度の尿由来ウロキナ
ーゼ(Reference 5tandard  GC
C,1+1501U/ampole)の吸光度変化値と
比較することにより、各サンプルのウロキナーゼ活性値
を求めた。
〔作用・効果〕
本発明により、八5n−10=Cys−42の33アミ
ノ酸の中に、血中半減期(主として肝細胞への取り込み
)に関与する領域〈アミノ酸配列)があると示唆された
この領域は、構造からみて八5n−10=Cys−19
とVat−2(1−Asn−32とCys−33〜Cy
s−42の3つの部分に分けることができる。^5n−
10〜Cys−42のChou andFasman法
による2次構造分析および、この領域とホモロジーがあ
るエピダーマルグロースファクター (EGF)とその
レセプターとの結合に関する報告(Blomquist
+ M、 C,、et al、、 Proc、 Nat
l。
Acad、 Sci、 ll5A、 81.7363.
  (1984) )等から、肝細胞への取り込みに関
係する領域はVat−20〜Cys−42の中にあると
考えられる。更に、^5n−10〜Cys−42のなか
でCys−33〜Cys−42だけが親水性の筒いアミ
ノ酸領域であること、またエピダーマルグロースファク
ターのアミノ酸配列の中でこのCys−33〜Cys−
42部分とホモロノーが高い領域(Cys−33〜Cy
s−42)が、エピダーマルグロースファクターレセプ
ターとの親和性(結合)に関与しているという報告(N
e5tor、 J、 J、、 et al、、 Bio
ch6m。
[1iophys、 Res、 Commun、、12
9.226 (1985) )等から、このヒトプロウ
ロキナーゼのCys−33〜Cys−42部分が肝細胞
への取り込みに関与していると推定される。
それゆえ、本発明においては、ヒトPUKのVa l 
−20〜Cys−42の全領域もしくはその一部を欠失
、またはその一部を他のアミノ酸残基で置換されている
変異ヒトPUK、およびそれをコードするDNA配列、
ヒトPUKのCys−33〜Cys−42の全領域もし
くはその一部を欠失、またはその一部を他のアミノ酸残
基で置換されている変異ヒトPUKをコードするDNA
配列も又好適な対象となりうる。
本発明によりウロキナーゼの1j;1駆体型の生理的倉
入を有した変異ヒ)P[JKを提供可能にし、しかも該
変異ヒトPUKは、既知ヒトPUK、ウロキナーゼに比
して血中内事滅朋を有意に延長可能とするものである。
このため本発明は、より理想的な綿維素溶解酵素を提供
するものであり、医療分野への大きな効果が1υI持さ
れる。
(以下余白) 賂く : > (J   、J 0    !ロ  ><   e
)コ←−1!   <←   −く  −q  ■(1
)←!!   >u    1j(J   LIIJ 
   −L)(/ld   1.Ql−1:I+Ll 
  ljd    −u81+<>ロ   −ロ  α
口   く←−く  υ←   c5■  くυ   
〉口αυ   α1ぺ     〉0く   α0  
   α←(イ)ω  工ω   −c5><=ωψ←
  1−+ (Ll u   ←←   ←く工0 −
一   田υ  田←   くυψく  −ロ   =
←  8+:←   −0ぺc5L+口   山上  
山上   く0脩<:一 表10 人賢細胞山来PUK;5er−八5n−Glu−Leu
−11is−Gin−シミt−Pro−5er−へ5n
−Cys−Asp−Cys17−211f胞株山来変異
P U K ; 5er−Asn−Glu−Leu−l
lis−Gln−Val −Pro−5er−U8−6
5−34taD株由来変異P U K ; 5er−A
in−Glu4.eu−11is−Gln−シミl−P
ro−5et−L19−25細胞株由来変異PUK;5
er−^5n−Glu−1.eu−His−Gln−V
al−Pro−Ser−人腎細胞由来P U K ; 
Cys−Asn−Cys−Pro−Lys−Lys4’
hc−Gly−Gly−Gln−Ilis−Cys−G
luυ7474細胞来変異PUK;         
                  −GlullB
−65−34細胞株由来変異PUK ;Lt9−25細
胞株由来変異PUK; 本をイ#己したアミノ酸残基は気相フ゛ロティンソーク
エンサーにより同定できなかった。
−Leu−Asn−GIy−Gly−Thr−Cys−
Val−5er4=n−Lys−Tyr−Phc−5a
r−Asn−11e−Ifis−Trp−11e−As
p−Lys−Ser化ys−Thr−Cys−Tyr−
Glu−Gly−Asn−Gly−11is r’11
cmTyr−Arg−Gly−1+1e−^5p−Ly
s−5er−Lysl−ITyr−Glu−Gly−・
・・−Lys−Ser−Lys−Thr−*−Tyr−
Glu−Gly−八5n−Gly−11is−・一本−
Tyr−Glu−Gly−Asn−Gly−llis−
Phe−Tyr−Arg−Gly−・・・
【図面の簡単な説明】
第1図は、新しい制限酵素部位をもつヒトPUKの発現
ベクターpsl−UKIOの作製を示し、第2図は、p
SV−Gl −preUKの制限酵素地図を示し、第3
図は、pSV−G(−preIJKのpreUKcDN
A近辺構造を示し、第4図は、preUKcDNA断片
のMl 3mp 18RFプラスミドへの挿入を示し、
第5図は開環プラスミドMl 3−UKI−QCの作製
を示し、第6図はヒ)PUK遺伝子への3ac1部位と
Nde1部位の導入工程を示し、第7図は、変異PUK
発現ベクターpSV−UKIIの構造を示し、第8図は
プラスミドpSV−UK50の制限酵素地図を示し、第
9図はpUH7〜9の調製工程を示し、第10図は大腸
菌用、第11図は枯草菌用、第12図は酵母用の発現ベ
クターを各々示す。 第2図 p SV−Cr、−pyetJkのPIFJ鴇
5eer第3図PSV−Cr、−PreLLKのPYe
−LIKcDNA )ii’l ia!Sに スアライ
シー/フ゛ シ゛インフシコンSS : シク゛ナル 
ヅーフェンス 四Q : ノンコーチ゛4〉グ リーレ゛7ン↓Kpn
I  ダインを又シクン 第1図 新しい?I7’固色丙4ト弊<rrt、いヒトPuべの
発現べ゛ゲター psV二uK;foのt下! 第θ図プラスミドpSV−LJK50めも11服閾毛s
e6實iわA(1)からり弓′く ↓殆ジ敞シiン ↓ 2r9回(3) l=っ弓′く 第9図(2) 合成オリゴヌクレオナト CYS TYRGLU GLY LYS  SERLYS Tl(RCYS  TYRG
LU GLYGLU 工LE ASP LYS SER
LYS THRCYS TYRGLU GLYC1a工 2番9図(2)や・ら っ孜 ”       01( 11indlll      [la+uHI  [l
a+n1ll       Nca110■I−−Uぜ ソ7−シコン 第9図(3) 拶 区 O 社 ξS弓象 −J′−3ダε(市正吉(自発〕 昭和62年5月2s口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)ヒトプロウロキナーゼのエピダーマルグロースフ
    ァクター(epidermal growth fac
    tor)ドメイン(domain)の全領域もしくはそ
    の一部を欠失、または該全領域もしくはその一部を他の
    アミノ酸残基で置換されている変異ヒトプロウロキナー
    ゼ。
  2. (2)ヒトプロウロキナーゼのエピダーマルグロースフ
    ァクター(epidermal growth rac
    tor)ドメイン(domain)の全領域もしくはそ
    の一部を欠失、または該全領域もしくはその一部を他の
    アミノ酸残基で置換されている変異ヒトプロウロキナー
    ゼをコードするDNA配列。
  3. (3)ヒトプロウロキナーゼのエピダーマルグロースフ
    ァクター(epidermal growth fac
    tor)ドメイン(domain)の全領域もしくはそ
    の一部を欠失、または該全領域もしくはその一部を他の
    アミノ酸残基で置換されている変異ヒトプロウロキナー
    ゼをコードするDNA配列が組み込まれたプラスミド。
  4. (4)ヒトプロウロキナーゼのエピダーマルグロースフ
    ァクター(epidermal growth fac
    tor)ドメイン(domain)の全領域もしくはそ
    の一部を欠失、または該全領域もしくはその一部を他の
    アミノ酸残基で置換されている変異ヒトプロウロキナー
    ゼをコードするDNA配列が組み込まれたプラスミドに
    よって形質転換された宿主。
  5. (5)宿主が動物細胞である特許請求の範囲第(4)項
    記載の宿主。
  6. (6)ヒトプロウロキナーゼのエピダーマルグロースフ
    ァクター(epidermal growth fac
    tor)ドメイン(domain)の全領域もしくはそ
    の一部を欠失、または該全領域もしくはその一部を他の
    アミノ酸残基で置換されている変異ヒトプロウロキナー
    ゼをコードするDNA配列が組み込まれたプラスミドに
    よって形質転換された宿主を発現させることからなる変
    異ヒトプロウロキナーゼの製造方法。
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