JPS6314492Y2 - - Google Patents

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JPS6314492Y2
JPS6314492Y2 JP13522581U JP13522581U JPS6314492Y2 JP S6314492 Y2 JPS6314492 Y2 JP S6314492Y2 JP 13522581 U JP13522581 U JP 13522581U JP 13522581 U JP13522581 U JP 13522581U JP S6314492 Y2 JPS6314492 Y2 JP S6314492Y2
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JP
Japan
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transistor
limiter
base
emitter
transistors
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JP13522581U
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JPS5840927U (ja
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  • Tone Control, Compression And Expansion, Limiting Amplitude (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は抵抗両端に発生する電圧のリミツタ
回路において、正・負のリミツタ電圧を得ると同
時にリミツタ動作の検出を行なうリミツタ検出回
路に関する。
第1図は従来のリミツタ検出回路を示すもので
ある。同図において、NPNトランジスタ1のエ
ミツタ・ベース間には抵抗2が接続されている。
NPNトランジスタ1のエミツタにはPNPトラン
ジスタ3のエミツタ、NPNトランジスタ1のベ
ースにはPNPトランジスタ3のベースが接続さ
れている。
すなわち、このリミツタ検出回路においては、
NPNトランジスタ1あるいはPNPトランジスタ
3がオンしたときのベース・エミツタ間電圧VBE
でもつて正・負のリミツタ電圧を得、同時にリミ
ツタ検出出力をトランジスタ1,3それぞれのコ
レクタ端子4,5より得ることができる。
しかしながら、一般に、上記NPNトランジス
タ1及びPNPトランジスタ3を同一シリコン半
導体基板上に形成した場合、両者の電流増幅率に
は相違があるため、この相違が正・負のリミツタ
電圧の不均衡として現われやすい。さらに、トラ
ンジスタ1,3のコレクタ端子4,5より得られ
るリミツタ検出出力を合成するには、別に合成回
路を付け加えなければならない。
この考案は上記実情に鑑みてなされたもので、
その目的は、均衡のとれた正・負のリミツタ電圧
を得ることができ、しかもリミツタ検出出力の合
成出力が容量に得られるリミツタ検出回路を提供
することにある。
以下、図面を参照してこの考案の一実施例を説
明する。第2図において、PNPトランジスタ1
1のベース・エミツタ間に抵抗12が接続されて
いる。PNPトランジスタ11のベースにはPNP
トランジスタ13,14それぞれのエミツタが接
続されている。PNPトランジスタ11のエミツ
タにはPNPトランジスタ13,14それぞれの
ベースが接続され、さらにPNPトランジスタ1
4のコレクタはPNPトランジスタ14のベース
に接続されている。
このような構成のリミツタ検出回路において、
PNPトランジスタ11のエミツタ端子15の電
位VAと、PNPトランジスタ11のベース端子1
6の電位VBとの差の絶対値|VA−VB|が小さい
ときには、PNPトランジスタ11,13,14
はそれぞれオフであるが、電位VAが電位VBに比
して上昇し、VA−VBがトランジスタ11のベー
ス・エミツタ間電圧(+VBE)に達すると、トラ
ンジスタ11がオンする。PNPトランジスタ1
1がオンすると、VA−VBはトランジスタ11の
ベース・エミツタ間電圧(+VBE)により、VA
VB=+VBEとリミツタがかかる。このとき、
PNPトランジスタ11のコレクタ端子17に流
れるコレクタ電流ICによりリミツタ動作を検出す
ることができる。
逆に、電位VAが電位VBに比して下降し、VA
VBがPNPトランジスタ13,14のベース・エ
ミツタ間電圧(−VBE)に達すると、トランジス
タ13,14がそれぞれオンする。PNPトラン
ジスタ13,14がオンすると、VA−VBはトラ
ンジスタ13,14のベース・エミツタ間電圧
(−VBE)によりVA−VB=−VBEとリミツタがか
かる。このとき、PNPトランジスタ13のコレ
クタ端子18に流れるコレクタ電流IDによりリミ
ツタ動作を検出することができる。
第3図a,bは第2図の回路の特性を第1図の
回路の特性と比較して示す図で、破線lは第1図
の場合、実線mは第2図の場合を示す。
このリミツタ検出回路においては、PNPトラ
ンジスタ11,13,14は同極性であるため、
同一シリコン半導体基板上に形成された場合に
は、容易に均一な特性を得ることができる。この
ため、PNPトランジスタ11のエミツタ端子1
5より本回路を見たインピーダンスは、正・負い
ずれのリミツタ動作時にも低インピーダンスとな
り、また均衡がとれている。従つて、本回路では
均衡のとれた正・負のリミツタ電圧が得られ、ま
た、この正、負のリミツタ動作に関して、略同一
特性のリミツタ検出出力(ICあるいはID)が得ら
れる。また、このリミツタ検出出力IC,IDは、
PNPトランジスタ11,13のコレクタ端子1
7,18を接続するだけで容易に合成することが
できる。
尚、この考案における各部間の接続は直接接続
することばかりを指すのではなく、他の直流通過
素子が介在されていても可能である。また、上記
実施例においては、トランジスタとしてPNPト
ランジスタ11,13,14を用いる構成とした
が、逆極性のNPNトランジスタとしてもよいこ
とは勿論である。
以上のようにこの考案によれば、均衡のとれた
正・負のリミツタ電圧を得ることができ、しかも
リミツタ検出出力の合成出力が容易に得られるリ
ミツタ検出回路を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のリミツタ検出回路図、第2図は
この考案の一実施例に係るリミツタ検出回路図、
第3図a,bは第1図及び第2図の回路の特性曲
線図である。 11,13,14……PNPトランジスタ、1
2……抵抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. ベース・エミツタ間に抵抗が接続された第1の
    トランジスタと、前記第1のトランジスタと同極
    性で、エミツタが前記第1のトランジスタのベー
    スに接続されると共に、ベースが前記第1のトラ
    ンジスタのエミツタに接続された第2のトランジ
    スタと、前記第1のトランジスタと同極性で、ベ
    ース・コレクタ間が接続され、かつエミツタが前
    記第1のトランジスタのベースに接続されると共
    にベースが前記第1のトランジスタのエミツタに
    接続された第3のトランジスタとを具備し、前記
    第1、第2のトランジスタのコレクタからリミツ
    タ検出出力が得られることを特徴とするリミツタ
    検出回路。
JP13522581U 1981-09-11 1981-09-11 リミッタ検出回路 Granted JPS5840927U (ja)

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JP13522581U JPS5840927U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 リミッタ検出回路

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JP13522581U JPS5840927U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 リミッタ検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS5840927U JPS5840927U (ja) 1983-03-17
JPS6314492Y2 true JPS6314492Y2 (ja) 1988-04-22

Family

ID=29928602

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JP13522581U Granted JPS5840927U (ja) 1981-09-11 1981-09-11 リミッタ検出回路

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JPS5840927U (ja) 1983-03-17

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