JPH0225179Y2 - - Google Patents

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JPH0225179Y2
JPH0225179Y2 JP6317484U JP6317484U JPH0225179Y2 JP H0225179 Y2 JPH0225179 Y2 JP H0225179Y2 JP 6317484 U JP6317484 U JP 6317484U JP 6317484 U JP6317484 U JP 6317484U JP H0225179 Y2 JPH0225179 Y2 JP H0225179Y2
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JP
Japan
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comparator
diode
peak
input signal
peak detection
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JP6317484U
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Description

【考案の詳細な説明】 〈本考案の技術分野〉 本考案はアナログの入力信号のピーク検出回路
に関するものである。
〈背景技術〉 ピーク検出の一例としては第5図に示すように
入力信号aをプラス側及びマイナス側のピーク位
相b及びcとして検出するものがある。
従来のピーク検出回路は、第6図に示すよう
に、非反転入力端子2に音声信号等の入力信号
(アナログ信号)を直接入力するコンパレータ1
の反転入力端子3側にダイオード4、コンデンサ
5及び抵抗6から成る充放電整流回路を設け、こ
の充放電整流回路で入力信号をピーク包絡波形に
変換してコンパレータ1の反転入力端子3に入力
する構造となつている。
そして、この従来のピーク検出回路では入力信
号の山の部分で入力信号がピーク包絡波よりレベ
ルが大きくなつたところでコンパレータ1の出力
が「H」になると共に山のピークを越えたところ
で入力信号がピーク包絡波より低くなるとコンパ
レータ1の出力が「L」のなるようになつてい
る。
第7図に上記ピーク検出回路の各部の波形を示
すもので、は入力信号の波形、即ち、コンパレ
ータ1の非反転入力端子2の入力電圧であり、
はコンパレータ1の反転入力端子3の入力電圧で
あり、又はコンパレータ1の出力波形(ピーク
検出信号)である。
ところで、上記ピーク検出回路の場合、ダイオ
ード4には順方向電圧降下が存在するため、入力
信号のレベルが小さいときにはコンパレータ1の
出力に得られるピーク位相信号が目的とする位置
から外れ、特に、入力信号のピーク値がダイオー
ド4の順方向電圧降下以下になると、コンパレー
タ1の出力波形は入力信号がマイナスからプラス
に変るときに「L」から「H」に、又、入力信号
がプラスからマイナスに変るときに「H」から
「L」に変化する。即ち、コンパレータ1の出力
波形は入力信号のピーク位置を表わさないで「ゼ
ロ」位置を表わすようになるとの欠点がある。
〈本考案の目的〉 本考案は上記従来のピーク検出回路の欠点に鑑
みて考案されたものであり、確実に入力信号のピ
ーク位置を検出することのできるピーク検出回路
を提供せんとするものである。
〈本考案の実施例〉 以下、本考案の一実施例を添付図面に従つて詳
細に説明する。
第1図は本考案に係るピーク検出回路の一実施
例を示す電気回路図であつて、図中11は非反転
入力端子12にアナログの入力信号を受け入れる
オペアンプにして、その出力端子をコンパレータ
14の非反転入力端子15に接続すると共に反転
入力端子13をコンパレータ14の反転入力端子
16に接続している。
17はオペアンプ11の出力端子とコンパレー
タ14の非反転入力端子15間の中間点e1とオペ
アンプ11、コンパレータ14の両反転入力端子
13,16間の中間点e2との間に挿入されたダイ
オード、18,19は中間点e2とアース間に挿入
されたコンデンサと抵抗で充放電回路を形成して
いる。
以上のような構成において上記オペアンプ11
はダイオード17と共に所謂“理想ダイオード”
の働きをすることゝなり、又、上記コンデンサ、
抵抗18,19と共に充放電整流回路を形成す
る。こゝで、理想ダイオードとは順方向電圧降下
が0のダイオードのことである。
次いで、第2図の波形図を参照して本考案に係
るピーク検出回路の作用を説明する。
第2図の波形図において、はオペアンプ11
の非反転入力端子12に入力される入力信号を示
し、はダイオード17のカソード側のピーク包
絡波形を示し、又、はオペアンプ11の出力波
形を示している。
これら波形からも明らかなように入力信号と
ピーク包絡波形が一致している部分ではオペア
ンプ11の出力端子からダイオード17を通つて
コンデンサ18、抵抗19に電流が流れ、ダイオ
ード17は順方向にバイアスされる。
又、入力信号がピーク包絡波形より小さい
ときにはオペアンプ11の出力はマイナス側に
振り切れてダイオード17は充分に逆方向にバイ
アスされる。
従つて、このダイオード17の両端の電位を次
のコンパレータ14で比較することにより入力信
号とピーク包絡波形が一致しているか否かの
判別ができ、コンパレータ14の出力端子にの
波形、即ち、ピーク位相が得られる。
以上の構成による本考案によるならば入力信号
とピーク包絡波形の一致部分の電位差を上記
理想ダイオードの関係で小さくできるので入力信
号のレベルの大小に拘らず、正確なピーク位相が
得られ、又、オペアンプ11の増幅効果によりダ
イオード17の両端電位差を順方向か逆方向かに
明確に区別できるのでコンパレータ14がノイズ
等で誤動作することがない。
以上の実施例は入力信号のプラス側のピーク検
出に関するものであるが、マイナス側については
ダイオード17とコンパレータ14の入力端子の
極性を反転することで実施できることは言うまで
もない。
又、本考案による他の実施例としては第3図の
ように上記実施例におけるオペアンプを符号1
1′で示すように反転増幅器として適用してコン
パレータ14、ダイオード17、コンデンサ18
及び抵抗19と接続する回路構成のもの或いは第
4図に示すように上記第1図の実施例のダイオー
ド17の代りにベースをオペアンプ11の出力端
子にコレクタを+B電源に、又、エミツタを上記
中間点e2に夫々接続されたトランジスタ20を備
えた回路構成のものが挙げられるが、その作用は
上記第1図の実施例のものと大同小異なので省略
する。
〈本考案の効果〉 本考案は叙上のように構成されるものであるか
ら、入力信号のレベルの大小に関係なく、而も、
誤動作することなくピーク位置を検出することが
できる優れた考案である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るピーク検出回路の実施例
を示す電気回路図、第2図は同上ピーク検出回路
の説明に供された波形図、第3図及び第4図は本
考案に係るピーク検出回路の他の実施例を示す電
気回路図、第5図はピーク検出を説明する波形
図、第6図は従来のピーク検出回路を示す電気回
路図、第7図はこの従来のピーク検出回路の説明
に供された波形図である。 11:オペアンプ、14:コンパレータ、1
7:ダイオード、18:コンデンサ、19:抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 一方の入力端子に入力信号を受け入れるオペア
    ンプ、抵抗、コンデンサ及びダイオード等の素子
    で整流回路部を形成し、かつ、上記オペアンプの
    出力をコンパレータの非半転入力端子に直接接続
    すると共に上記整流回路部の出力を上記コンパレ
    ータの反転入力端子に接続し、上記コンパレータ
    よりピーク検出信号を出力するようにして成るピ
    ーク検出回路。
JP6317484U 1984-04-26 1984-04-26 ピ−ク検出回路 Granted JPS60174869U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6317484U JPS60174869U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ピ−ク検出回路

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JP6317484U JPS60174869U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ピ−ク検出回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS60174869U JPS60174869U (ja) 1985-11-19
JPH0225179Y2 true JPH0225179Y2 (ja) 1990-07-11

Family

ID=30593069

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JP6317484U Granted JPS60174869U (ja) 1984-04-26 1984-04-26 ピ−ク検出回路

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