JPH04128406U - 検波回路 - Google Patents

検波回路

Info

Publication number
JPH04128406U
JPH04128406U JP4293691U JP4293691U JPH04128406U JP H04128406 U JPH04128406 U JP H04128406U JP 4293691 U JP4293691 U JP 4293691U JP 4293691 U JP4293691 U JP 4293691U JP H04128406 U JPH04128406 U JP H04128406U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
diode
modulated wave
amplitude modulated
detection circuit
wave signal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP4293691U
Other languages
English (en)
Inventor
良仁 羽太
Original Assignee
株式会社富士通ゼネラル
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 株式会社富士通ゼネラル filed Critical 株式会社富士通ゼネラル
Priority to JP4293691U priority Critical patent/JPH04128406U/ja
Publication of JPH04128406U publication Critical patent/JPH04128406U/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measurement Of Current Or Voltage (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 検波回路に関し、特に微小な振幅変調波信号
を検波可能とした検波回路を提供することを目的とす
る。 【構成】 振幅変調波信号をダイオード5のアノードに
入力し、同ダイオード5のカソードを充放電用コンデン
サ7を介してアースに接続し、同コンデンサ7の両端に
生ずる電圧を検波出力として取り出している検波回路に
おいて、前記ダイオード5のアノード側に直流電圧を加
え、同ダイオード5のカソードとアース間に抵抗器6を
挿入して、同ダイオード5に順方向に直流電流を流すこ
とにより前記振幅変調波信号に直流を重畳して、ダイオ
ード5の負荷点を上昇せしめて、微小振幅変調波信号を
検波可能としたものである。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、検波回路に関し、特に微小な振幅変調波信号を検波する回路に関す る。
【0002】
【従来の技術】
従来は、図3に示すような検波回路が使用されており、1はB電源であり、B 電源1から抵抗器2を介してトランジスタ4のコレクタに駆動用電源が供給され ており、トランジスタ4のエミッタはアースに接続され、トランジスタ4のベー スに入力端子3を介して加えられた振幅変調波信号をトランジスタ4で増幅して 出力し、同出力をトランジスタ4のコレクタから取り出して検波用ダイオード5 のアノードに入力し、同ダイオード5のカソードとアース間にコンデンサ7を挿 入して、同コンデンサ7の両端に生ずる検波出力を次段の増幅器として使用され ているトランジスタ4のベースに入力して信号処理をするようにしていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
しかし、ダイオード5にシリコン製のものを使用した場合、ダイオード5の順 方向電圧は0.6〜0.7Vあり、ダイオード5に入力される振幅変調波信号の 振幅が前記順方向電圧以上のレベルにないと検波されず、また入力される振幅変 調波信号の振幅が小さいとダイオードの負荷点が低くなり、検波出力に歪みを生 ずるといった問題点があった。 本考案は、振幅の小さい微小な振幅変調波信号を検波可能とした検波回路を提 供することを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
図1は、本考案の一実施例を示す検波回路の電気回路図であり、同図に示すよ うに、振幅変調波信号をダイオード5のアノードに入力し、同ダイオード5のカ ソードを充放電用コンデンサ7を介してアースに接続し、同コンデンサ7の両端 に生ずる電圧を検波出力として取り出している検波回路において、前記ダイオー ド5のアノード側に直流電圧を加え、同ダイオード5のカソードとアース間に抵 抗器6を挿入して、同ダイオード5に順方向に直流電流を流すことにより前記振 幅変調波信号に直流を重畳してダイオードの負荷点を上昇せしめて、微小振幅変 調波信号を検波可能としたものである。
【0005】
【作用】
本考案は上記した構成により、微小振幅変調波信号を検波可能としており、検 波用ダイオード5に入力される振幅変調波信号の振幅が小さいときは、ダイオー ド5の順方向電圧が通常0.6〜0.7Vあり、それ以上の振幅レベルがないと ダイオード5に電流を流すことができないため、入力信号を検波することは不可 能であり、また、入力信号のレベルが順方向電圧の0.6〜0.7Vを越えるレ ベルであっても、図2のダイオードの特性図に示すように、入力信号のレベルが 小さい場合には、例えば図2のA点で検波されるため、ダイオードの順方向電流 を大きく流すことができないため、検波出力が小さく、歪みも大きくなる。 従って、検波用ダイオード5に順方向の直流電流を流すことにより、ダイオー ド5の負荷点を変え、図2のB点で検波するようにして、ダイオード5の順方向 電流を大きく流すことにより、微小振幅変調波信号を検波可能としている。
【0006】
【実施例】
図1は、本考案の一実施例を示す検波回路の電気回路図であり、1はB電源で あり、B電源1から抵抗器2を介してトランジスタ4のコレクタに駆動用電源が 供給されており、トランジスタ4のエミッタはアースに接続されている。 入力端子3を介してトランジスタ4のベースに振幅変調波信号が加えられてお り、同トランジスタ4で増幅されて、トランジスタ4のコレクタから増幅された 振幅変調波信号が出力され、検波用ダイオード5のアノードに入力している。 ダイオード5のカソードは充放電用コンデンサ7を介してアースに接続されて おり、同コンデンサ7の両端に入力された振幅変調波信号の包絡線に相当する電 圧を生じ、同電圧を検波出力として取り出して、次段の増幅器として使用されて いるトランジスタ9のベースに入力して信号処理をするようにしている。
【0007】 さらに、ダイオード5のカソードに充放電用コンデンサ7と並列に抵抗器6を 挿入して、抵抗器6の1端をアースに接続し、B電源1から抵抗器2、ダイオー ド5、抵抗器6を通してアースに直流電流を流して、微小な振幅変調波信号が入 力された場合であっても直流を重畳することにより、微小な振幅変調波信号の包 絡線がダイオード5の両端の順方向電圧、0.6〜0.7Vを越えるようにして 検波できるようにしている。 抵抗器6の抵抗値をR6とし、トランジスタ9のコレクタに駆動用電源を加え 、トランジスタ9のエミッタとアース間に挿入されている抵抗器10の値をRe とし、トランジスタ9の直流電流増幅率をhfeとしたとき、トランジスタ9のベ ースからみた入力インピーダンスはRe×hfeとなり、抵抗器6の抵抗値は、次 式が成り立つように選択して使用する。 R6<Re×hfe
【0008】
【考案の効果】
以上説明したように、本考案によれば振幅の小さい微小な振幅変調波信号が入 力された場合でも、検波用ダイオードに順方向に直流電流を流すことにより、振 幅変調波信号の包絡線が検波用ダイオードの順方向電圧を越えるようにして、微 小振幅変調波信号を検波可能とした検波回路を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す検波回路の電気回路図
である。
【図2】ダイオードの特性図である。
【図3】従来例を示す検波回路の電気回路図である。
【符号の説明】
1 入力端子 2 抵抗器 3 入力端子 4 トランジスタ 5 ダイオード 6 抵抗器 7 コンデンサ 8 入力端子 9 トランジスタ 10 抵抗器

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 振幅変調波信号をダイオードのアノード
    に入力し、同ダイオードのカソードを充放電用コンデン
    サを介してアースに接続し、同コンデンサの両端に生ず
    る電圧を検波出力として取り出している検波回路におい
    て、前記ダイオードのアノード側に直流電圧を加え、同
    ダイオードのカソードとアース間に抵抗器を挿入して、
    同ダイオードに順方向に直流電流を流すことにより前記
    振幅変調波信号に直流を重畳してダイオードの負荷点を
    上昇せしめて、微小振幅変調波信号を検波可能としたこ
    とを特徴とする検波回路。
JP4293691U 1991-05-13 1991-05-13 検波回路 Pending JPH04128406U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4293691U JPH04128406U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 検波回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4293691U JPH04128406U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 検波回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH04128406U true JPH04128406U (ja) 1992-11-24

Family

ID=31923345

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP4293691U Pending JPH04128406U (ja) 1991-05-13 1991-05-13 検波回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH04128406U (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH04111506A (ja) 増幅回路
JPH04128406U (ja) 検波回路
CN210053205U (zh) 一种旋变激励信号过载保护电路
JPS6223484B2 (ja)
JPH045949B2 (ja)
JPH0362042B2 (ja)
JP3332724B2 (ja) 差動増幅装置
JPS6226204B2 (ja)
KR830001979B1 (ko) 전력 증폭 회로
JPS6125244B2 (ja)
JPH0744398B2 (ja) プツシユプル増幅器
JPS6119551Y2 (ja)
JPS5827539Y2 (ja) 音声増幅器
JPH0117848Y2 (ja)
JPH04348605A (ja) 増幅及び検波回路
JPH052588U (ja) 全波整流回路
JPH04407B2 (ja)
JP3035921B2 (ja) 高周波電力増幅装置
JPH0225179Y2 (ja)
JPH0210677Y2 (ja)
JPH0744399B2 (ja) Btl接続プツシユプル増幅器
JPH04596Y2 (ja)
KR830001978B1 (ko) 전력 증폭회로
JPS586012Y2 (ja) 定電圧電源回路
JPS6325765Y2 (ja)