JPS5827539Y2 - 音声増幅器 - Google Patents
音声増幅器Info
- Publication number
- JPS5827539Y2 JPS5827539Y2 JP1976017725U JP1772576U JPS5827539Y2 JP S5827539 Y2 JPS5827539 Y2 JP S5827539Y2 JP 1976017725 U JP1976017725 U JP 1976017725U JP 1772576 U JP1772576 U JP 1772576U JP S5827539 Y2 JPS5827539 Y2 JP S5827539Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- current
- transistors
- stage
- base
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Description
【考案の詳細な説明】
音声増幅器としてコンプリメンタリOTL回路が使用さ
れたものが一般によく知られている。
れたものが一般によく知られている。
従来、この種の音声増幅器は第1図のように構成されて
いる。
いる。
即ち、図において1及び2は入力段を構成するトランジ
スタで、互に差動的に接続され、入力端3よりの入力信
号がコンデンサ4を介してトラン・ジスタ1のベースV
仕鉛代力A−蟻乃γドGはドライブ段を構成するトラン
ジスタで、トランジスタ1の出力が信号供給用のトラン
ジスタ50ベースに供給される。
スタで、互に差動的に接続され、入力端3よりの入力信
号がコンデンサ4を介してトラン・ジスタ1のベースV
仕鉛代力A−蟻乃γドGはドライブ段を構成するトラン
ジスタで、トランジスタ1の出力が信号供給用のトラン
ジスタ50ベースに供給される。
γ〜11は出力段を構成するトランジスタで、そのうち
の前段のトランジスタ1及び8は、一方がNPN)ラン
ジスタ、他方がPNP)ランジスタからなっており、コ
ンプリメンタリ接続されている。
の前段のトランジスタ1及び8は、一方がNPN)ラン
ジスタ、他方がPNP)ランジスタからなっており、コ
ンプリメンタリ接続されている。
そしてトランジスタ1及び8の各ベース間にはバイアス
設定用の2個のダイオード12及び13の直列回路が接
続され、トランジスタ7のコレクタが抵抗14を介して
電源端子15に接続され、トランジスタ8のコレクタが
抵抗16を介して接地される。
設定用の2個のダイオード12及び13の直列回路が接
続され、トランジスタ7のコレクタが抵抗14を介して
電源端子15に接続され、トランジスタ8のコレクタが
抵抗16を介して接地される。
出力段の終段を構成するトランジスタ10及び11はと
もにNPN)ランジスタからなっており、NPNトラン
ジスタ7、PNP)ランジスタ9及びNPN)ランジス
タ10にて等価的にNPN トランジスタが構成され、
PNP)ランジスタ8及びNPN)ランジスタ11にて
等価的にPNP)ランジスタが構成され、ドライブ段の
トランジスタ5の出力によりプッシュプル動作をする。
もにNPN)ランジスタからなっており、NPNトラン
ジスタ7、PNP)ランジスタ9及びNPN)ランジス
タ10にて等価的にNPN トランジスタが構成され、
PNP)ランジスタ8及びNPN)ランジスタ11にて
等価的にPNP)ランジスタが構成され、ドライブ段の
トランジスタ5の出力によりプッシュプル動作をする。
そしてトランジスタ10及び11のエミッタ及びコレク
タの接続点即ち出力端がコンデンサ17を介して負荷と
してのスピーカ18に接続される。
タの接続点即ち出力端がコンデンサ17を介して負荷と
してのスピーカ18に接続される。
ところで、この従来の回路では、ダイオード12及び1
3に流れる電流のばらつき、トランジスタ7〜11のベ
ース−エミッタ間電圧及び電流増幅率hfeのばらつき
、抵抗14.16及びトランジスタ9の工□ツタ側に接
続された抵抗19のばらつきなどにより終段のトランジ
スタ10及び11に流れる直流電流は大きくばらつき、
バイアス電流が零ということもある。
3に流れる電流のばらつき、トランジスタ7〜11のベ
ース−エミッタ間電圧及び電流増幅率hfeのばらつき
、抵抗14.16及びトランジスタ9の工□ツタ側に接
続された抵抗19のばらつきなどにより終段のトランジ
スタ10及び11に流れる直流電流は大きくばらつき、
バイアス電流が零ということもある。
このようなことを防ぐため、従来においては、バイアス
点の設定値を十分大きくして余分の電流を多く流すよう
にしている。
点の設定値を十分大きくして余分の電流を多く流すよう
にしている。
このため、無信号時においても多量の電流が流れるので
、電力消費がはげしく、電源として電池を使用した場合
、電池の寿命が短いという欠点があった。
、電力消費がはげしく、電源として電池を使用した場合
、電池の寿命が短いという欠点があった。
本考案は、この点に鑑みて、余分の電流を必要最小限に
、即ちバイアス電流の設定値を最少にすることができる
ようにした音声増幅器を提案するもので、以下、第2図
についてその一例を説明しよう。
、即ちバイアス電流の設定値を最少にすることができる
ようにした音声増幅器を提案するもので、以下、第2図
についてその一例を説明しよう。
第2図は、上述の準コンプリメンタリOTL回路に本考
案を適用した場合で、出力段における終段のトランジス
タ10あるいは11のコレクタ電流に比例する電流を取
出す回路20が設けられる。
案を適用した場合で、出力段における終段のトランジス
タ10あるいは11のコレクタ電流に比例する電流を取
出す回路20が設けられる。
回路20は検出用のトランジスタ21及びトランジスタ
22よりなり、トランジスタ10あるいは11のコレク
タ電流に比例する電流、例えばトランジスタ11のベー
ス電流がトランジスタ21のベースに供給されて検出さ
れ、そのコレクタ側に得られる出力電流がトランジスタ
22のベースに供給されて、トランジスタ22のコレク
タ側に、これが増幅された直流電流が得られ、これが抵
抗31を介して抵抗32及びダイオード33の直列回路
とコンデンサ34との並列回路に供給され、コンデンサ
34の両端にトランジスタ11のコレクタ電流に比例し
た直流電圧ECとして取出される。
22よりなり、トランジスタ10あるいは11のコレク
タ電流に比例する電流、例えばトランジスタ11のベー
ス電流がトランジスタ21のベースに供給されて検出さ
れ、そのコレクタ側に得られる出力電流がトランジスタ
22のベースに供給されて、トランジスタ22のコレク
タ側に、これが増幅された直流電流が得られ、これが抵
抗31を介して抵抗32及びダイオード33の直列回路
とコンデンサ34との並列回路に供給され、コンデンサ
34の両端にトランジスタ11のコレクタ電流に比例し
た直流電圧ECとして取出される。
なお、トランジスタ21の工□ツタは抵抗23を介して
接地され、トランジスタ22のコレクタは3個のダイオ
ード24〜26の直列回路を介して接地されている。
接地され、トランジスタ22のコレクタは3個のダイオ
ード24〜26の直列回路を介して接地されている。
35及び36は比較器を構成するトランジスタで、それ
ぞれのエミッタが共通に接続され、その接続点が抵抗3
7を介して接地され、一方のトランジスタ35のコレク
タが電源端子15に接続され、他方のトランジスタ36
のコレクタがOTL回路のドライブ段のトランジスタ6
のベースKW続される。
ぞれのエミッタが共通に接続され、その接続点が抵抗3
7を介して接地され、一方のトランジスタ35のコレク
タが電源端子15に接続され、他方のトランジスタ36
のコレクタがOTL回路のドライブ段のトランジスタ6
のベースKW続される。
そして一方のトランジスタ35のベースにはコンデンサ
34の両端に得られる直流電圧ECが供給され、一方、
OTL回路の終段のトランジスタ11に最適バイアス電
流が供給されたときにコンデンサ34の両端に得られる
直流電圧と等しい電圧Eoが得られる基準電圧源40が
設けられ、この基準電圧Eoが他方のトランジスタ36
のベースに供給される。
34の両端に得られる直流電圧ECが供給され、一方、
OTL回路の終段のトランジスタ11に最適バイアス電
流が供給されたときにコンデンサ34の両端に得られる
直流電圧と等しい電圧Eoが得られる基準電圧源40が
設けられ、この基準電圧Eoが他方のトランジスタ36
のベースに供給される。
従って、コンデンサ34の両端に得られる直流電圧EC
が基準電圧Eoに等しくなってトランジスタ36のコレ
クタに抵抗37を流れる電流Iの百の電流が流れるよう
になり、このときトランジスター0及び11に定められ
た電流が流れるように定数を設定すれば、ダイオード1
2及び13、抵抗14,15及び19、トランジスタ1
〜11の定数にばらつきがあったとしても、常にトラン
ジスター1には定められた最適バイアス電流が供給され
るように負帰還がかかり、これがばらつくようなことは
ない。
が基準電圧Eoに等しくなってトランジスタ36のコレ
クタに抵抗37を流れる電流Iの百の電流が流れるよう
になり、このときトランジスター0及び11に定められ
た電流が流れるように定数を設定すれば、ダイオード1
2及び13、抵抗14,15及び19、トランジスタ1
〜11の定数にばらつきがあったとしても、常にトラン
ジスター1には定められた最適バイアス電流が供給され
るように負帰還がかかり、これがばらつくようなことは
ない。
従って、本考案によれば、終段のトランジスター0及び
11には常に一定の直流電流が流れるから、これらトラ
ンジスター0及び11のバイアス電流の設定値を最小の
値にすることができ、従って不必要な余分の電流を流す
必要がないので、回路の消費電力を最小にすることがで
きる。
11には常に一定の直流電流が流れるから、これらトラ
ンジスター0及び11のバイアス電流の設定値を最小の
値にすることができ、従って不必要な余分の電流を流す
必要がないので、回路の消費電力を最小にすることがで
きる。
なお、入力端3より交流信号が供給されたときには、終
段のトランジスター1のベース側に流れる電流は、第3
図Aに示すような脈流となるが、この例においては、こ
の脈流は抵抗23によって、第3図Bに示すようにその
山の部分が抑圧され、さらに、ダイオード24〜26に
よって、クリップされて、第3図Cに示すような矩形波
とされるから、そのクリップレベルを選定することによ
りその平均電流は無信号時の直流電流と等しくなり、コ
ンデンサ34により脈流弁を側路させたとき、この脈流
によって基準電圧Eoと比較されるコンデンサ340両
端の電圧が変化してしまうことはほとんどない。
段のトランジスター1のベース側に流れる電流は、第3
図Aに示すような脈流となるが、この例においては、こ
の脈流は抵抗23によって、第3図Bに示すようにその
山の部分が抑圧され、さらに、ダイオード24〜26に
よって、クリップされて、第3図Cに示すような矩形波
とされるから、そのクリップレベルを選定することによ
りその平均電流は無信号時の直流電流と等しくなり、コ
ンデンサ34により脈流弁を側路させたとき、この脈流
によって基準電圧Eoと比較されるコンデンサ340両
端の電圧が変化してしまうことはほとんどない。
以上述べたように本考案によれば、増幅器として、むだ
な電流を流さなくてよいので、消費電力が少なく、従っ
て、電源としての電池の寿命が長くなるという利点があ
る。
な電流を流さなくてよいので、消費電力が少なく、従っ
て、電源としての電池の寿命が長くなるという利点があ
る。
第1図は従来の音声増幅器の一例の回路図、第2図は本
考案による音声増幅器の一例の回路図、第3図はその説
明のための波形図である。 1及び2は入力段を構成するトランジスタ、5及び6は
ドライブ段を構成するトランジスタ、7〜11は出力段
を構成するトランジスタで、10及び11はその終段の
トランジスタ、20は終段のトランジスター1のコレク
タ電流に比例した直流電流を取出す回路、35及び36
は比較器を構成するトランジスタである。
考案による音声増幅器の一例の回路図、第3図はその説
明のための波形図である。 1及び2は入力段を構成するトランジスタ、5及び6は
ドライブ段を構成するトランジスタ、7〜11は出力段
を構成するトランジスタで、10及び11はその終段の
トランジスタ、20は終段のトランジスター1のコレク
タ電流に比例した直流電流を取出す回路、35及び36
は比較器を構成するトランジスタである。
Claims (1)
- OTL回路のドライブ段は制御用トランジスタ、バイア
ス設定用のダイオード及び信号供給用トランジスタより
なり、一方、上記OTL回路の終段を構成するトランジ
スタの一方のトランジスタのベースにそのベースが接続
され、この一方のトランジスタに並列接続された検出用
トランジスタを備え、上記一方のトランジスタのベース
電流が上記検出用トランジスタによって検出され、この
検出出力に応じた直流電圧が基準電圧と比較され、この
比較出力が上記ドライブ段を構成する上記制御用トラン
ジスタに帰還されて、上記終段を構成するトランジスタ
のバイアス電流が一定に保たれるようになされた音声増
幅器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976017725U JPS5827539Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | 音声増幅器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1976017725U JPS5827539Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | 音声増幅器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS52109435U JPS52109435U (ja) | 1977-08-19 |
JPS5827539Y2 true JPS5827539Y2 (ja) | 1983-06-15 |
Family
ID=28477872
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1976017725U Expired JPS5827539Y2 (ja) | 1976-02-17 | 1976-02-17 | 音声増幅器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5827539Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4891957A (ja) * | 1972-03-08 | 1973-11-29 |
-
1976
- 1976-02-17 JP JP1976017725U patent/JPS5827539Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS4891957A (ja) * | 1972-03-08 | 1973-11-29 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS52109435U (ja) | 1977-08-19 |
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