JPH04111506A - 増幅回路 - Google Patents

増幅回路

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JPH04111506A
JPH04111506A JP2230434A JP23043490A JPH04111506A JP H04111506 A JPH04111506 A JP H04111506A JP 2230434 A JP2230434 A JP 2230434A JP 23043490 A JP23043490 A JP 23043490A JP H04111506 A JPH04111506 A JP H04111506A
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野コ 本発明は、入力信号を増幅する増幅回路に関し、特に低
消費電力化を図った増幅回路に関する。
[従来の技術] 従来、入力信号を増幅する回路として、第4図に示すよ
うな増幅回路が使用されている。
図において、増幅回路1は、主にアンプA1で構成され
る。このアンプA1の端子5には直流電源が供給され、
端子4にはアンプA1の動作電流を定める為の定電流源
7が接続されている。
信号入力端子2に入力された入力信号は、アンプA1の
十人力に供給される。
電源入力端子6には、直流電源8が接続され、この直流
電源8は抵抗R2を介してアンプA1の入力に接続され
る。
アンプA1は、十人力に供給された入力信号を、抵抗R
3と抵抗R2の比で決まる増幅度で増幅して信号出力端
子3を介して負荷であるコンデンサC1と抵抗R6に出
力する。
端子4に接続される定電流源7は、このアンプが最大出
力で負荷を駆動することができるよう、その出力電流の
値が設定されている。
[発明が解決しようとする課題] 以上説明した従来の増幅回路では、入力信号が無信号で
も、微小信号でも、大きい信号でも増幅回路に流れてい
る動作電流が一定であるため、微小信号入力時あるいは
、無信号時には無駄な電力消費をしていた。
本発明は、以上の課題に鑑み為されたものであり、発明
の目的は、人力信号に応じて増幅回路に流れる動作電流
を制御して消費電力を低減する増幅回路を提供すること
にある。
[課題を解決するための手段] 本発明は以上の目的を達成するために、増幅回路を改良
した。
つまり、入力信号を増幅する増幅回路において、前記増
幅回路の動作電流を定める定電流源と、前記入力信号を
全波整流する全波整流回路と、を備え、前記全波整流回
路の出力信号により前記定電流源に流れる電流を制御し
て動作電流の低減を図ったことを特徴とする。
また前記定電流源は、所定の値の定電流を流す第1電流
回路と、前記全波整流回路の出力信号に応した電流を流
す第2電流回路とを備え、入力信号が所定値以下のとき
、増幅回路の動作電流を前記第1電流回路に応じて定め
、入力信号が所定値よりも大のとき、増幅回路の動作電
流を第1及び第2電流回路に応じて定めるようにしたこ
とを特徴とする。
[作用コ 本発明においては、入力信号を全波整流回路で全波整流
し、前記全波整流回路の出力信号を用いて、増幅回路の
定電流源に流れる電流を制御している。その為、無信号
時には、増幅回路に流れる動作電流を少なくすることが
でき、入力信号が印加された場合には前記入力信号のレ
ベルに応じた動作電流を増幅回路に流すことができる。
[実施例] 本発明の好適な実施例を図面を用いて説明する。
第1図は本発明に係る増幅回路の回路図を示す。
第2図は第1図における全波整流回路A3の回路図を示
す。第3図は第1図における各部分の信号波形を示す。
回路構成説明 増幅回路1は、主にアンプAIと、入力アンプA2と、
全波整流回路A3と、電流ミラー回路A4と、で構成さ
れる。
全波整流回路A3は、主に第1の差動増幅部A3A1と
、第2の差動増幅部A3A2と、電流ミラー回路部A3
A3と、定電流源11と、で構成される。
回路接続説明 第1図の増幅回路1において、信号入力端子2は、アン
プAI、A2の十人力に接続される。
電源入力端子6は、抵抗R1を介してアンプA1の十人
力に、抵抗R2を介してアンプA1の一人力に接続され
、抵抗R4を介してアンプA2の一人力に接続され、全
波整流回路A3の電源入力に接続される。
アンプA1の一人力は、抵抗R3を介してこのアンプの
出力に接続される。このアンプの出力は信号出力端子3
に接続される。
端子5は、アンプA1の電源端子であり、電源に接続さ
れる。また端子4には、アンプA1の動作電流を定める
定電流源7と電流ミラー回路A4の出力端子が接続され
る。
アンプA2の一人力は、抵抗R5を介してこのアンプA
2の出力に接続され、このアンプA2の出力は、全波整
流回路A3の入力端子9に接続され、この全波整流回路
A3の出力端子10は電流ミラー回路A4の人力に接続
される。
電流ミラー回路A4は、トランジスタTrl及びTr2
を含み、トランジスタTriのコレクタ及びベースは全
波整流回路A3の出力端子10に、エミッタはアースに
接続され、トランジスタTr2のベースはトランジスタ
Triのベースに、エミッタはアースに、コレクタは端
子4に接続される。
第2図の全波整流回路A3において、基準電圧が、第1
の差動増幅部A3A1のトランジスタTr6のベースと
第2の差動増幅部A3A2のトランジスタTr7のベー
スに印加される。
入力端子9は、第1の差動増幅部A3A1のトランジス
タTr5のベースと第2の差動増幅部A3A2のトラン
ジスタTr8のベースに接続される。
第1の差動増幅部A3A1のトランジスタTr5とTr
6のエミッタは、電流ミラー回路部A3A3のトランジ
スタTrlOのコレクタに接続され、第2の差動増幅部
A3A2のトランジスタT「7とTr8のエミッタは、
電流ミラー回路部A3A3のトランジスタTrllのコ
レクタに接続される。
電流ミラー回路部A3A3は、トランジスタTr9.T
rlO,Trllで構成され、電流ミラー回路部A3A
3のトランジスタTr9のベース・コレクタは定電流源
11に接続され、トランジスタTr9.TrlO,Tr
llのベースは共通に接続される。
トランジスタTr4のコレクタは出力端子10に接続さ
れ、エミッタは電源に接続され、ベースハトランジスタ
Tr3のベース・コレクタに接続される。
トランジスタTr3のベース・コレクタは、第1の差動
増幅部A3A1のトランジスタTr5のコレクタと、第
2の差動増幅部A3A2のトランジスタTr7のコレク
タに接続され、トランジスタTr3のエミッタは、電源
に接続され。
第1の差動増幅A3A1のトランジスタTr6のコレク
タは、電源に接続され、第20差動増幅A3A2のトラ
ンジスタTr8のコレクタも、電源に接続される。
なお、アンプA]は、差動増幅部と該差動増幅部の出力
信号を増幅する5EPP (シングルエンデツド・プッ
シュプル)増幅部とによって構成されているが、通常一
般に使用されているものである為、その詳細は省略する
回路動作説明 第1図において、信号入力端子2に入力された人力信号
は、アンプA1で増幅され、信号出力端子3からコンデ
ンサC1を介して負荷抵抗R6に供給される。また、前
記入力信号は、入力アンプA2に入力され、抵抗R5と
抵抗R4の比で決まる増幅度で増幅され、入力アンプA
2の出力信号は全波整流回路A3に供給される。
第2図において、入力端子9に入力された信号は、全波
整流回路A3の第1の差動増幅部A3A1のトランジス
タTr5のベースと、第2の差動増幅部A3A2のトラ
ンジスタTr8のベースに供給される。
ここでトランジスタTr5とTr6のエミツタ面積比、
及びトランジスタTr7とTr8のエミツタ面積比は1
 : N (1<N) 、に設定される。
その為、トランジスタTr6及びTr8のベース・エミ
ッタ間立上り電圧は、トランジスタTr5及びTr7の
ベース・エミッタ間立上り電圧よりも小となり、両型圧
の差に相当するオフセットを発生させることができる。
従って、入力信号が前記オフセットを越える値になると
、トランジスタTr5及びTr6が動作を開始し、それ
まではオフ状態を保つ。前記Nは、5から10程度の値
に設定される。
入力信号無しの場合: 入力端子9に入力信号が、印加されない場合は、前述の
如くオフセットを有する為、トランジスタTr6及びT
r8がオンとなり、トランジスタTr5及びTr7がオ
フとなる。その為、トランジスタTr3及びTr4もオ
フになり、出力端子10に出力電流が発生しない。
その為、電流ミラー回路A4に電流が流れず、アンプA
1の定電流源として、定電流源7のみが接続される。従
って、アンプA1の動作電流は、定電流源7に流れる微
少電流Itに応じたものとなり、消費電流の削減が図れ
る。
入力信号有りの場合: 入力端子9に信号が入力され、信号の振幅が前記オフセ
ット電圧を正方向に越えるとトランジスタTr5がON
されることによって、トランジスタTr3及びTr4が
ONされて出力端子10に電流が発生し、この電流は電
流ミラー回路A4に供給される。この電流は信号の振幅
が所定の振幅を越えて大きくなるに従い追従して大きく
なる。
従って、アンプA1の動作電流は、入力信号のレベルに
応じて増大し5、アンプA1は前記入力信号を歪み無く
増幅する。
次に、入力信号の振幅が増大し、前記オフセット電圧を
負方向に越えると、トランジスタTr7がオンし、該ト
ランジスタTr7のコレクタ電流に等しい電流がトラン
ジスタTr3及びTr4に流れ、出力端子10に導出さ
れる。
その為、前記出力端子10に発生する電流が電流ミラー
回路A4に流れ、アンプA1の動作電流が増大する。
第3図において、(a)図は、増幅回路1の信号入力端
子2に供給される信号Vinの波形を示し、(b)図は
、増幅回路1のアンプA1で増幅されて信号出力端子3
に出力される信号Voの波形を示し、(c)図は、増幅
回路1の端子4に流れる電流Itの電流波形を示す。
[発明の効果コ 以上、本発明によれば、増幅回路に入力される信号が微
小信号あるいは無信号の場合に、従来に比べ消費電流を
低減できるという効果かある。
ちなみに、本発明によれば、従来アンプA1に流れてい
た電流か8〜15mA程度であったのを、2〜3mA程
度に低減することができる。
また、所定レベル以上の人力信号が印加されるときには
、前記入力信号のレベルに応じて動作電流を増加させる
ことができるので、大レベル入力信号を歪みなく増幅で
きるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係る増幅回路の好適な実施例を説明す
る回路図、 第2図は第1図の全波整流回路の回路図、第3図は第1
図の各部分の波形図、 第4図は従来の増幅回路の回路図である。 1 ・・・ 増幅回路 2 ・・・ 信号入力端子 3 ・・・ 信号出力端子 4.5 ・・・ 端子 6 ・・・ 電源入力端子 7 ・・・ 定電流源 8 ・・・ 直流電源 9 ・・・ 入力端子 10 ・・・ 出力端子 11 ・・・ 定電流源 A1−A2 ・・・ アンプ A3 ・・・ 全波整流回路 A3A1  ・・・ 第1の差動増幅部A3A2  ・
・・ 第2の差動増幅部A3A3  ・・・ 電流ミラ
ー回路部A4 ・・・ 電流ミラー回路 C1・・・ コンデンサ R1−R6・・・ 抵抗 Tri 〜Trll  −・・ トランジスタ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)入力信号を増幅する増幅回路において、前記増幅
    回路の動作電流を定める定電流源と、前記入力信号を全
    波整流する全波整流回路と、を備え、前記全波整流回路
    の出力信号により前記定電流電源に流れる電流を制御し
    て動作電流の低減を図ったことを特徴とする増幅回路。
  2. (2)前記定電流源は、所定の値の定電流を流す第1電
    流回路と、前記全波整流回路の出力信号に応じた電流を
    流す第2電流回路とを備え、入力信号が所定値以下のと
    き、増幅回路の動作電流を前記第1電流回路に応じて定
    め、入力信号が所定値よりも大のとき、増幅回路の動作
    電流を第1及び第2電流回路に応じて定める様にしたこ
    とを特徴とする請求項第1項記載の増幅回路。
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