JPS5929373Y2 - 電力検出回路 - Google Patents

電力検出回路

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JPS5929373Y2
JPS5929373Y2 JP1975170339U JP17033975U JPS5929373Y2 JP S5929373 Y2 JPS5929373 Y2 JP S5929373Y2 JP 1975170339 U JP1975170339 U JP 1975170339U JP 17033975 U JP17033975 U JP 17033975U JP S5929373 Y2 JPS5929373 Y2 JP S5929373Y2
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JP
Japan
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power
load
transistor
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JP1975170339U
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JPS5282349U (ja
Inventor
照雄 法師
Original Assignee
三洋電機株式会社
東京三洋電機 (株)
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は、電力増幅器かう負荷に供給される瞬時電力を
検出する為の電力検出回路に関し、特に負荷として異る
インピーダンスを有するものを用いた場合でも設定によ
り所定の値の電力を検出することが可能な電力検出回路
に関する。
スピーカ等の負荷に定格以上の電力を供給すると負荷破
壊等を招くので、通常の電力増幅器においては、負荷に
定格以上の電力が供給されないように負荷破損防止回路
が設けられている。
しかしながら、従来の負荷破損防止回路は、負荷に印加
される電圧又は負荷に供給される電流によって別途に設
けた検出回路に発生する電圧を検出し、該電圧又は電流
が所定の値に達した時保護回路を動作せしめるものであ
った。
その為、負荷のインピーダンスが異ると正常な検出機能
が失なわれるという欠点を有していた。
例えば、電力増幅器の出力トランジスタのエミッタと出
力中点との間に抵抗を挿入し、該抵抗の両端電圧を検出
する方法においては、その設定を8gのスピーカで行な
えば、4、!7のスピーカを接続した際には未だ4gス
ピーカの定格電力に達しないうちに保護回路が動作して
しまい、又その設定を4gのスピーカで行なえば、8g
のスピーカを接続した際には8!2スピーカの定格電力
を超えても保護回路が動作せず、結局8gスピーカの破
壊を招くという欠点を有していた。
本考案は上述の欠点に鑑み威されたもので、異るインピ
ーダンスの負荷を接続しても同一値の電力を確実に検出
出来る電力検出回路を提供せんとするものである。
以下本考案の実施例に基づき、図面を参照しながら説明
する。
第1図において、電力増幅器は、ベースにオーディオ入
力信号が印加される前置駆動トランジスタ1と、該前置
駆動トランジスタ1の正の出力信号を増幅する第1駆動
トランジスタ2と、該第1駆動トランジスタ2によって
駆動される第1出力トランジスタ3と、前記前置駆動ト
ランジスタ1の負の出力信号を増幅する第2駆動トラン
ジスタ4と、該第2駆動トランジスタ4によって駆動さ
れる第2出力トランジスタ5と、その他の付属回路とに
よって構成されている。
又、6は電力増幅器の出力中点Aに接続された負荷、7
は電力検出回路で、該電力検出回路7は正の電力を検出
する為の第1検出トランジスタ8と、負の電力を検出す
る為の第2検出トランジスタ9と前記第1出力トランジ
スタ3のエミッタと出力中点Aとの間に接続された第1
電流検出抵抗10と、前記第2出力トランジスタ5のエ
ミッタと出力中点Aとの間に接続された第2電流検出抵
抗11と、前記出力中点Aとアース間に接続された分割
抵抗12及び13とから成る。
しかして、前記第1検出トランジスタ8のエミッタは抵
抗14を介して第1出力トランジスタ3のエミッタに接
続され、ベースは分割抵抗12及び13の接続中点Bに
接続され、前記第2検出トランジスタ9のエミッタは抵
抗15を介して第2出力トランジスタ5のエミッタに接
続され、ベースは分割抵抗12及び13の接続中点Bに
接続される。
更に、16は前記第1検出トランジスタ8の出力信号の
レベルを設定する為の第ルベル設定抵抗、17は前記第
2検出トランジスタ9の出力信号のレベルを設定する為
の第2レベル設定抵抗、18は第1保護トランジスタ、
19は第2保護トランジスタで、前記第1保護トランジ
スタ18のベースは前記第ルベル設定抵抗16に接続さ
れ、コレクタは逆流阻止ダイオード20及び抵抗21を
介して第1駆動トランジスタ2のベースに接続され、エ
ミッタはツェナーダイオード22を介してアースに接続
される。
同様に第2保護トランジスタ19のベースは前記第2レ
ベル設定抵抗1γに接続され、コレクタは逆流阻止ダイ
オード24及び抵抗25を介して第2駆動トランジスタ
4のベースに接続され、エミッタはツェナーダイオード
26を介してアースに接続される。
次に動作について説明する。
増幅器は、一般的なシングルエンデツドプッシュプル増
幅器につきその動作は省略し、負荷6の電力を検出する
動作について詳述する。
いま、第1図の電力検出回路7を書き換えると第2図の
如くなる。
第2図において、28は入力端子、29は出力端子、1
0は第1電流検出抵抗R0,6は負荷抵抗Rz、12及
び13は分割抵抗R2,R3で出力端子29に得られる
電圧Voutは、入力電圧をVinとした時近似的に、 (ただし、R1<< Rz<<R2<< R3)となる
一方、負荷抵抗値がRz=4J2とRz=88の両者に
おいて、電力が一定となる為には、Rz−48の時の電
圧をE、とすれば、Rz=8.Qの時の電圧はJ2B1
とならなければならない。
又、第(1)式において負荷抵抗値がRz=4!2とR
z=812の場合に出力電圧Voutが同一となる為に
は、が成り立たなければならない。
従って、(2)式が成立するように、R1,R2及びR
3の値を定めれば、第2図の回路の出力端子29に、負
荷の電力に比例した電圧を得ることが出来る。
しかして、前記出力端子29に得られる電圧は、負荷の
電力の関数としてのみ得られ、電力が増大すれば犬とな
り、電力が減少すれば小となる。
従ってこの出力電圧を第1図の第1検出トランジスタ8
のベース・エミッタ間に印加することにより、電力の検
出が達成される。
上述の動作は、電力増幅器の負の出力に対しても、第2
電流検出抵抗11.分割抵抗12及び13、第2検出ト
ランジスタ9を用いて行なわれるが、検出動作は、電力
増幅器の正の出力と同一につき省略する。
このようにして、電力増幅器の正の出力信号が印加され
る場合の負荷6の電力に対応する検出信号が、第1検出
トランジスタ8のコレクタに得られ、電力増幅器の負の
出力信号が印加される場合の負荷6の電力に対応する検
出信号が、第2検出トランジスタ9のコレクタに得られ
る。
しかして、これらの検出信号の値は、負荷6のインピー
ダンスが異っても、該負荷6に供給される電力が所定の
値であれば、一義的に定まるので、様々な応用が可能と
なる。
第1図の実施例においては、本考案に係る電力検出回路
を電力制限回路として用いた場合の例を示し、前記第1
及び第2検出トランジスタ8及び9のコレクタとアース
間にそれぞれ第4及び第2レベル設定抵抗16及び17
を設け、第1及び第2検出トランジスタ8及び9の出力
信号を電圧に変換して取り出し、後段の保護トランジス
タ18及び19のベースに前記電圧を印加せしめる構成
となっている。
しかして、前記レベル設定抵抗16は、その可変端子の
位置により、例えば100W、200W、300W等の
電力が検出出来るように成されている。
いま仮にレベル設定抵抗16を100Wの位置に設定す
れば、負荷6に供給される電力が100Wになった時、
前記第1検出トランジスタ8の出力電圧が、保護トラン
ジスタ18を導通させるに十分な電圧となり、前記保護
トランジスタ18が導通し、第1駆動トランジスタ2の
ベース入力信号は、抵抗21、逆流阻止ダイオード20
、保護トランジスタ18のコレクタ・エミッタ略、ツェ
ナーダイオード22、及び抵抗23を介して側路される
従って、負荷6にはioow以上の電力が供給されず、
該負荷6の保護が達成される。
前記レベル設定抵抗16を可変することにより、200
W、300W等、負荷6の許容電力に応じて、保護トラ
ンジスタ18の導通開始電圧を任意に定めることが出来
る。
又、本考案に係る電力検出回路を用いて第3図の如く、
電力表示装置を作成することも出来る。
すなわち第1検出トランジスタ8のコレクタと第2検出
トランジスタ9のコレクタとをそれぞれ順方向に挿入さ
れたダイオード30及び31を介して共通接続し、その
共通接続点には両波整流回路32を接続すれば、メータ
33には、負荷6の電力に対応する出力信号が印加され
、電力を表示することが出来る。
以上述べた如く、本考案に係る電力検出回路は電流検出
抵抗と電圧検出抵抗の抵抗値を選定し、負荷のインピー
ダンスの如何にかかわらず、同一の電力検出が出来るよ
うにしたので、接続される負荷のインピーダンスを問わ
ず、常に正確な電力が検出出来る優れたもので、簡単な
回路構成で電力制限回路や電力表示装置等様々な応用が
可能な実用的なものである。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係る電力検出回路を電力制限回路に応
用した場合の一実施例を示す回路図、第2図は本考案に
係る電力検出回路の原理説明に供する為の回路図、第3
図は本考案に係る電力検出回路を電力表示装置に応用し
た場合の一実施例を示す回路図である。 主な図番の説明、3,5・・・・・・出力トランジスタ
、6・・・・・・負荷、1・・・・・・電力検出回路、
8,9・・・・・・検出トランジスタ、10,11・・
・・・・電流検出抵抗、12.13・・・・・・分割抵
抗。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 電力増幅器の出力中点と出力トランジスタの出力端子と
    の間に接続され、前記出力中点とアースとの間に接続さ
    れた負荷に供給される電流を検出する電流検出抵抗と、
    前記負荷と並列に接続され、負荷に印加される電圧を検
    出する電圧検出抵抗と、前記電流検出抵抗により検出さ
    れた信号がエミッタに、前記電圧検出抵抗により検出さ
    れた信号がベースにそれぞれ印加され、負荷に供給され
    る電力を検出する検出トランジスタとよりなり、前記電
    流及び電圧検出抵抗の値を所定値に定めることにより、
    負荷のインピーダンスの如何にかかわらず同一の電力検
    出が出来るようにしたことを特徴とする電力検出回路。
JP1975170339U 1975-12-16 1975-12-16 電力検出回路 Expired JPS5929373Y2 (ja)

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JP1975170339U JPS5929373Y2 (ja) 1975-12-16 1975-12-16 電力検出回路

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Publication Number Publication Date
JPS5282349U JPS5282349U (ja) 1977-06-20
JPS5929373Y2 true JPS5929373Y2 (ja) 1984-08-23

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