JPS6333367Y2 - - Google Patents

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JPS6333367Y2
JPS6333367Y2 JP5389782U JP5389782U JPS6333367Y2 JP S6333367 Y2 JPS6333367 Y2 JP S6333367Y2 JP 5389782 U JP5389782 U JP 5389782U JP 5389782 U JP5389782 U JP 5389782U JP S6333367 Y2 JPS6333367 Y2 JP S6333367Y2
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JP
Japan
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transistors
voltage
resistors
circuit
load end
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JP5389782U
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JPS58158521U (ja
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案はプツシユプル増幅回路の保護回路に関
する。
従来よりトランジスタ増幅器を負荷短絡等の事
故から保護する為の保護回路として第1図のよう
な回路が用いられていた。
第1図に於て入力端子20及び21はそれぞれ
トランジスタ10及び13のベースに接続される
と共に、逆流防止用ダイオード1のアノード及び
ダイオード4のカソードに接続される。トランジ
スタ10及び13のコレクタはそれぞれ電源+B
及び−Bに接続され、エミツタはそれぞれ抵抗1
1及び12を介して負荷端14に接続されると共
に抵抗5及び7を介してトランジスタ2及び3の
ベースに接続される。トランジスタ2及び3のエ
ミツタは前記負荷端14に接続され、ベースはそ
れぞれ抵抗6と8を介して負荷端14に接続さ
れ、コレクタはそれぞれ前記ダイオード1及び4
のカソード及びアノードに接続される。
前記負荷端14と接地間には負荷抵抗15が接
続される。
以上のような回路において抵抗5,6は第1の
分圧回路を構成し、同じく抵抗7,8は第2の分
圧回路を構成している。通常はこの分圧回路によ
つてトランジスタ2及び3のベースエミツタ間に
は、トランジスタ2及び3をオンさせない程度の
バイアスが与えられているが、負荷抵抗15が短
絡等によつて小さな値になると、負荷電流が増大
して抵抗11及び12の電圧降下が大となりトラ
ンジスタ2及び3のベースエミツタ間のバイアス
は大となつてトランジスタ2及び3をオンさせ
る。この結果トランジスタ10及び13のベース
に印加されるべき入力信号は制限されるのでトラ
ンジスタ10及び13は保護される。しかしなが
ら例えばA級又はAB級アンプの場合は、直流バ
イアス電流による電圧降下が抵抗11及び12に
生じているため保護回路を正しく動作させるには
バイアス用直流の大きさに応じて抵抗5あるいは
7に別の方法で、安定した固定の直流重畳をする
こと等によつて、バイアス電流による直流重畳分
をキヤンセルさせる必要があり、回路が非常に複
雑になつてしまい好ましくない。又電流制限開始
領域に達する直前においては、トランジスタ2及
び3は完全なカツトオフ状態とならないので、第
3図点線の様に出力の歪が増大する欠点がある。
本考案は上述の様な欠点を除去する為になされ
たもので以下実施例に従つて詳細に説明する。
第2図は本考案の一実施例である。即ち第2図
においては第1図における抵抗5,6,7及び8
を除去し、トランジスタ10及び13の各エミツ
タ間に、互いに等しい抵抗値を有する抵抗16及
び17を直列に接続し、その接続中点9を増幅器
27に印加し、増幅器27の出力を2分岐して、
一方はツエナダイオード22とダイオード23の
直列回路を介してトランジスタ2のベースに接続
し、他方はツエナダイオード24とダイオード2
5の直列回路を介してトランジスタ3のベースに
接続する。ここで増幅器27は増幅度が抵抗24
及び25で定まり、浮動電源18及び19により
駆動される。他の部分は第1図の従来例同様であ
るから詳細な説明を省略する。
以上の構成においてトランジスタ10及び13
に流れるバイアス電流は、トランジスタ10のエ
ミツタ端で2分岐して抵抗11と12の直列回路
と、抵抗16と17の直列回路に分流し、再びト
ランジスタ13のエミツタ端で合流し、トランジ
スタ13のエミツタに流入する。ここでエミツタ
抵抗11と12の抵抗値は等しく、抵抗16と1
7の抵抗値も等しいとすると、前記共通接続点9
と前記負荷端14との直流電位はほぼ等しいが、
負荷端14の交流電圧は、抵抗11と15の分圧
作用及び抵抗12と15の分圧作用により、前記
共通接続点9に生ずる交流電圧より幾分低い値に
なつている。
即ち負荷端14と共通接続点9の間には直流電
位差は生じないで抵抗器11及び12の交流電圧
降下に等しい交流電位差のみが生じている。従つ
て増幅器27の増幅度をAとすれば、増幅器27
の出力電圧は負荷端14を基準とすると、上述の
交流電圧をA倍した大きな値となる。ここでトラ
ンジスタ10及び13の交流電流が、電流制限作
用を開始すべき値となつたときの増幅器27の出
力電圧に、ツエナダイオード22及び24のツエ
ナー電圧を等しく設定する。するとトランジスタ
10及び13の交流電流がさらに増加した場合は
増幅器27の出力電圧がツエナー電圧以上となり
トランジスタ2及び3がオンとなり電流制限作用
がなされる。又トランジスタ10及び13の交流
電流が小さければ増幅器27の出力電圧がツエナ
ー電圧に達しないので、トランジスタ2及び3は
完全にカツトオフ状態となる。従つて第3図実線
のように電流制限作用を開始する領域となるまで
は歪みが増大することはない。
以上の様に本考案によれば、増幅器の歪みを極
めて小さく保つことが出来、その実用的効果は大
である。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来例を示す回路図、第2図は本考案
の一実施例を示す回路図、第3図はその動作説明
に供する線図である。 図中2,3,10及び13はトランジスタ、1
1,12,15,16,17,24,及び25は
抵抗、26は差動増幅器である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 第1及び第2の出力トランジスタをエミツタ抵
    抗を介して負荷端に接続するプツシユプル増幅回
    路において、上記各出力トランジスタの各エミツ
    タ電圧を加算して得られる電圧と上記負荷端の電
    圧との差電圧を増幅し、この増幅して得られる電
    圧を第1及び第2のツエナーダイオードを介して
    それぞれ第1及び第2の保護用トランジスタのベ
    ースに加え、上記各保護用トランジスタのコレク
    タをそれぞれ上記第1及び第2の出力トランジス
    タのベースに接続し、エミツタを上記負荷端に接
    続したことを特徴とする増幅器の保護回路。
JP5389782U 1982-04-14 1982-04-14 増幅器の保護回路 Granted JPS58158521U (ja)

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JP5389782U JPS58158521U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 増幅器の保護回路

Applications Claiming Priority (1)

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JP5389782U JPS58158521U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 増幅器の保護回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS58158521U JPS58158521U (ja) 1983-10-22
JPS6333367Y2 true JPS6333367Y2 (ja) 1988-09-06

Family

ID=30064538

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JP5389782U Granted JPS58158521U (ja) 1982-04-14 1982-04-14 増幅器の保護回路

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JPS58158521U (ja) 1983-10-22

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