JPS602650Y2 - トランジスタ増幅器の保護回路 - Google Patents

トランジスタ増幅器の保護回路

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JPS602650Y2
JPS602650Y2 JP1977111813U JP11181377U JPS602650Y2 JP S602650 Y2 JPS602650 Y2 JP S602650Y2 JP 1977111813 U JP1977111813 U JP 1977111813U JP 11181377 U JP11181377 U JP 11181377U JP S602650 Y2 JPS602650 Y2 JP S602650Y2
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resistor
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格 酒井田
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株式会社ケンウッド
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【考案の詳細な説明】 本考案はトランジスタ増幅器の保護回路の改良に関する
トランジスタ増幅器において、その負荷の短絡時、負荷
インピーダンスの減少時または過大入力時など前記トラ
ンジスタ増幅器の出力トランジスタにその定格値を超え
る電流が流れ破壊される。
このような出力トランジスタの破壊を防止するために従
来から種々の回路が用いられている。
第1図は従来のトランジスタ保護回路が用いられたトラ
ンジスタ増幅器の回路図の1例である。
第1図に示したトランジスタ増幅器は、トランジスタ1
,2からなる差動増幅器で電圧増幅器で電圧増幅段、所
謂ドライバ段を構威し、出力トランジスタ3,4で出力
段を構威したシングルエンデツドプッシュプル増幅器(
以下単に5EPP増幅器と記す。
)を示している。また、出力トランジスタ3,4のエミ
ッタと共通出力端子5との間に抵抗6,7を接続し出力
トランジスタ3,4のエミッタ電流を検出するように構
威し、トランジスタ8.9は保護用トランジスタで、そ
のベースは抵抗10.11を通して出力トランジスタ3
,4のエミッタに接続し、かつ抵抗14とダイオード1
6の直列回路抵抗15とダイオード17の直列回路を通
して接地されている。
また保護用トランジスタ8,9のベースは抵抗10と1
4との共通接続点、抵抗11と15との共通接続点に接
続し、そのエミッタは共通出力端子5に接続し、そのコ
レクタはダイオード12.13を通して出力トランジス
タ3,4のベースに接続されている。
尚タイオード12.13の接続方向は保護用トランジス
タ8,9のコレクタ・エミッタの順方向と同一方向が順
方向となるように接続しである。
抵抗21とコンデンサ23はブート・ストラップ回路で
あり、電圧増幅段の差動増幅器の一方のトランジスタ2
の負荷として接続され、抵抗22は同じくトランジスタ
2の負荷抵抗である。
24は出力トランジスタ3,4のバイアス回路で、その
バイアス回路24の両端は出力トランジスタ3,4のベ
ースに接続されている。
上記第1図の回路において、入力端子18,19に加え
られた入力信号はトランジスタ1,2により増幅され、
さらに出力トランジスタ3,4にて増幅され、負荷20
に供給される。
いま負荷20が短絡、負荷インピーダンスの減少または
過大入力により出力トランジスタ3,4のエミッタ電流
が増加した場合には、抵抗6,7の両端に発生する電圧
は増加する。
この電圧を抵抗10,14、および抵抗11.15から
なるバイアス回路を通して保護用トランジスタに印加し
この電圧が所定値を超えた場合に保護用トランジスタ8
,9はオン状態となり、出力トランジスタ3.4の入力
を制限し、出力トランジスタ3,4の保護を図っている
また、ここでダイオード12.13が挿入されているの
はトランジスタ増幅器の正常動作時に保護回路が増幅動
作に悪影響を与えないようにするためである。
いま、ダイオード12.13がなく短絡されてるとすれ
ば、トランジスタ1,2に正弦波が入力されると負荷2
0には逆相の出力が増幅されて現われる。
いま正の半サイクルが負荷に現われる状態すなわち出力
トランジスタ3がオン状態であるとき、抵抗6に流れる
出力トランジスタ3のエミッタ電流により抵抗6の両端
にυ。
の電圧が現われる。
また出力トランジスタ3,4のバイアス回路24の両端
の電圧をυ8とすればυ。
”F 2VB a:である。
但しVBEは出力トランジスタのベース・エミッタ間の
電圧である。
ここで保護用トランジスタ9に逆電流が流れるのは、保
護用トランジスタ9のコレクタがベースよりも約0.6
V高くなるような時である。
また、正の半サイクルであるから抵抗7、抵抗11には
電流は流れていないので、共通出力端子5より保護用ト
ランジスタ9のコレクタが約0.6V高くなれば上記の
条件は満たされる。
そこで抵抗6、出力トランジスタ3のベース・エミッタ
間電圧、バイアス回路24の順に上記の電圧を考えると
、共通出力端子5から見た保護用トランジスタ9のコレ
クタの電圧をVkとして、 Vk= v c +VBE−va ここで、V BE*0.6 (V )、Va=:=2V
BBであるかり Vk = v c O,8(V)となる。
したがってυCすなわち抵抗6に生じる電圧降下が1.
2vを越えると保護用トランジスタ9にはそのコレクタ
・ベース・エミッタの経路とコレクタ・ベース・抵抗1
1抵抗7の経路とで逆電流が流れる。
従って出力電圧は制限されてしまう。また反対に出力に
負の半サイクルが出力されるときは、保護用トランジス
タ8のエミッタ・ベースコレクタの経路と抵抗6抵抗1
0、保護用トランジスタ8のベース・コレクタの経路と
で逆電流が流れ、またトランジスタ増幅器の出力を制限
してしまう。
このためダイオード12.13が逆流阻止用として挿入
されている。
しかし、以上説明した如きトランジスタ増幅器の保護回
路にあっては少なくともトランジスタ2ケ、ダイオード
4ケを必要としその回路は複雑であり、またこのため高
価となる欠点があった。
本考案は上記にかんがみなされたもので、上記欠点を解
消し簡易なトランジスタ増幅器の保護回路を提供するこ
とを目的とする。
この目的は本考案によれば、5EPP増幅器のそれぞれ
の出力トランジスタのエミッタと負荷を接続する共通出
力端子との間に接続した第1のおよび第2の抵抗と、前
記出力トランジスタのエミッタ電流により前記第1のお
よび第2の抵抗の両端に生ずる電圧をバイアス回路を通
してベースに印加するように、かつエミッタを前記共通
出力端子に接続し、コレクタを出力トランジスタのエミ
ッタ電流過大時にオン状態として前記出力トランジスタ
の入力を制限しかつ前記トランジスタ増幅器の正常動作
時は前記オン状態時の電流と逆方向に電流を流さない電
位を有する第1のおよび第2の電位点にそれぞれ接続し
た第1のおよび第2の保護用トランジスタとを備え、前
記出力トランジスタのエミッタ電流の過大時に実質的に
前記トランジスタ増幅器の増幅作用を停止させることに
より遠戚される。
以下、本考案の実施例を図面にもとづき説明する。
まず第1の実施例について説明する。
第2図は第1の実施例の保護回路を用いたトランジスタ
増幅器の回路図である。
第2図においてトランジスタ1および2で差動増幅器を
構成するように接続し、トランジスタ1のコレクタは接
地し、トランジスタ2のコレクタ負荷としてバイアス回
路24、負荷抵抗22、コンデンサ23とともにブート
・ストラップ回路を構成する抵抗21を直列接続し、電
源+■oに接続し、共通エミッタは抵抗25を通して電
源−■。
。に接続して、電圧増幅段を構成し、一方バイアス回路
24の両端はそれぞれ出力トランジスタ3および4のベ
ースに接続し、負荷20が接続される共通出力端子5と
電源十vcoおよび−V。
0に出力トランジスタ3および4のエミッタとコレクタ
とを接続して出力段を構成した公知の5EPP増幅器に
出力トランジスタ3および4のエミッタと共通出力端子
5との間に抵抗6および7をそれぞれ接続する。
一方、保護回路は下記のように構成する。
すなわち、出力トランジスタ3および4のエミッタは抵
抗10.14とダイオード16の直列回路からなる第1
のバイアス回路28、抵抗11,15とダイオード17
の直列回路からなる第2のバイアス回路29を通してそ
れぞれ接地し、抵抗10と14との共通接続点、抵抗1
1と15の共通接続点をそれぞれ第1のおよび第2の保
護用トランジスタ8および9のベースに接続し、第1の
および第2の保護用トランジスタ8および9のエミッタ
は共通出力端子5に接続し、第1の保護用トランジスタ
8のコレクタはブート・ストラップ回路を構成する抵抗
21とコンデンサ23との接続点に、第2の保護用トラ
ンジスタ9のコレクタはトランジスタ1のベースに接続
する。
以上の回路の動作は下記の如くである。
尚、以下本明細書において過大とは正規の定格値または
設計値を超えた値、または値となることの意味に使用す
る。
まず負荷20に正の半サイクルの出力が現われる入力が
入力端子18.19に与えられている期間中に、たとえ
ば負荷20の短絡などで出力トランジスタ3のエミッタ
電流が過大となれば、抵抗6の両端には過大の電圧が発
生する。
この電圧はニ第1のバイアス回路28を通して第1の保
護用トランジスタ8のベースに印加され、第1の保護用
トランジスタ8をオン状態とし、出力トランジスタ3の
入力を制限して、出力トランジスタ3を過電流から保護
する。
この場合の保護効果は、A点に第1の保護用トランジス
タ8のコレクタを接続したときの保護効果と変りはない
つぎに、負荷20に負の半サイクルの出力が現われる入
力が入力端子18.19に与えられている期間中に、た
とえば負荷20が短絡すれば出力トランジスタ4のエミ
ッタ電流は過大となり、抵抗7の両端には過大の電圧を
発生する。
この電圧;は第2のバイアス回路29を通して第2の保
護用トランジスタ9のベースに印加され、第2の保護用
トランジスタ9をオン状態とする。
この結果、トランジスタ1のベース電位は増加しトラン
ジスタ1のコレクタ電流は増加し、トランジスタ2のコ
レクタ電流は減少し、トランジスタ2はオフ状態に変化
し、出力トランジスタ4をオフ状態に移行させ出力トラ
ンジスタ4を過負荷から保護する。
つぎに、第1の保護用トランジスタ8のコレクタはブー
ト・ストラップ回路を構成する抵抗21とコンデンサ2
3との接続点Bに接続してあり、この接続点Bは共通負
荷端子5に対して常にコンデンサ23の充電電圧v0分
だけ偏位しており、接続点Bは常に直流電圧■。
だけ共通出力端子5より高電位にある。
この関係は第3図に示す如くである。
第3図aは接続点Bの電位を、第3図すは共通出力点5
の電位をそれぞれ示している。
このため第1の保護用トランジスタ8には、第1図にお
いて説明したような逆方向の電流は流れることはない。
また、トランジスタ1のベースは常に出力トランジスタ
4のベースより電源−■。
。側にある。このため第2の保護用トランジスタ9のコ
レクタは出力トランジスタ4のベースより常に負電位側
にあり、第2の保護用トランジスタ9には第1図におい
て説明したような逆方向の電流は流れることはない。
つぎに第2の実施例について説明する。
第4図は第2の実施例の保護回路を用いたトランジスタ
増幅器の回路図である。
第4図に示すトランジスタ増幅器は次の如く構成されて
いる。
すなわち、電圧増幅段はトランジスタ26のエミッタを
抵抗27を通して電源−■。
。に接続し、コレクタは出力トランジスタ3および4の
バイアス回路24、負荷抵抗22およびコンデンサ23
とブート・ストラップ回路を構成する抵抗21とを直列
接続した直列回路を通して電源子■。
Cに接続して構威し、出力段は第2図に示した第1の実
施例の回路と同一の回路構成である。
保護回路については、第2の保護用トランジスタ9のコ
レクタはトランジスタ26のエミッタに接続した以外は
第2図の回路と同一である。
この第2の実施例において、負荷20に正の半サイクル
の出力が現われる入力がトランジスタ26に入力されて
いる期間中に、出力トランジスタ3のエミッタ電流が増
加した場合の出力トランジスタ3の保護動作は第2図に
示した第1の実施例の場合と同一であるので省略する。
つぎに、負荷20に負の半サイクルの出力が現われる入
力がトランジスタ26に入力されている期間中に、たと
えば負荷20の短絡により出力トランジスタ4のエミッ
タ電流が過大となれば、抵抗7の両端に過大な電圧を発
生する。
この電圧は第2のバイアス回路29を通して第2の保護
用トランジスタ9のベースに印加され、第2の保護用ト
ランジスタ9をオン状態とする。
この結果、トランジスタ26のエミッタに接続した抵抗
27の電圧降下は増大し、トランジスタ26のエミッタ
電位は上昇し、トランジスタ26はオフ状態へ移行し、
出力トランジスタ4もオフ状態へと移行し出力トランジ
スタ4は過大電流から保護される。
また、第1図に示した回路において説明した逆電流は、
第2図の場合と同様に第1の保護用トランジスタ8につ
いては流れることはない。
また、第2の保護用トランジスタ9のコレクタはトラン
ジスタ26のエミッタに、また出力トランジスタ4のベ
ースはトランジスタ26のコレクタに接続されており、
第2の保護トランジスタ9のコレクタが常に出力トラン
ジスタ4のベースより低電位にあるため、第2の保護用
トランジスタ9についての逆電流は流れることはない。
つぎに第3の実施例について説明する。
第5図は第3の実施例の保護回路を用いたトランジスタ
増幅器の回路図である。
第5図に示すトランジスタ増幅器は次の如く構威されて
いる。
すなわち、その電圧増幅段は1および2のトランジスタ
を変動増幅器を構成するように接続し、トランジスタ1
と2のエミッタは共通に接続し抵抗25を通して電源−
Vccに接続し、トランジスタ1のコレクタは接地し、
トランジスタ2のコレクタは出力トランジスタ3および
4のバイアス回路24と定電流回路35を通して電源子
V。
に接続して構威し、その出力段は第2図に示した第1の
実施例の回路と同一に構成する。
定電流回路35は公知の如く、トランジスタ30のベー
スは抵抗34を通して接地し、かつダイオード33と抵
抗32との直列接続した回路を通して[i+VC,に接
続し、トランジスタ30のエミッタは抵抗31を通して
電源+Vccに接続して構成する。
一方保護回路は第1の保護用トランジスタ8のコレクタ
は定電流回路35のトランジスタ30のエミッタに接続
しである以外は第2図に示した第1の実施例の回路と同
一である。
つぎにこの第3の実施例の回路の動作について説明する
負荷20に正の半サイクルの出力が現われる入力がトラ
ンジスタ1および2に与えられている期間中に、たとえ
ば負荷20が短絡すれば出力トランジスタ3のエミッタ
電流は過大になり抵抗6の両端には過大の電圧を発生す
る。
この電圧は第1のバイアス回路28を通して第1の保護
用トランジスタ8のベースに印加され、第1の保護用ト
ランジスタ8はオン状態となり、トランジスタ30のエ
ミッタ電位を引き込む。
従ってトランジスタ30にとっては逆バイアスが加わっ
たことと同一であり、出力トランジスタ3に流れるベー
ス電流は減少し出力トランジスタ3は過電流から保護さ
れる。
ついで負荷20に半サイクルの出力が現われる入力がト
ランジスタ1および2のベース18,19に与えられて
いる期間中に、たとえば負荷20が短絡すれば出力トラ
ンジスタ4のエミッタ電流が過大となり、この場合の出
力トランジスタ4の保護動作は第2図に示した第1の実
施例の場合と同じでありその説明は省略する。
また、第1図の回路において説明した逆電流については
、常に第1の保護用トランジスタ8のコレクタは常にそ
のベース・エミッタより高電位にあるため、第1の保護
用トランジスタ8に逆電流は流れることはなく、また第
2の保護用トランジスタ9については第1の実施例と同
様に逆電流は流れることはない。
つぎに第4の実施例について説明する。
第6図は第4の実施例の保護回路を用いたトランジスタ
増幅器の回路図である。
第6図に示すトランジスタ増幅器は次の如く構成されて
る。
すなわち、その電圧増幅段は第2の実施例のトランジス
タ26の負荷であるブート・ストラップ回路に代ってト
ランジスタ30からなる第3の実施例と同一の定電流回
路35が用いられてている以外は第2の実施例の場合と
同一に構成し、その出力段は第2図に示した第1の実施
例の回路と同一に構成する。
一方、保護回路については、第1の保護用トランジスタ
8のコレクタが定電流回路35のトランジスタ30のエ
ミッタに接続されている以外は第1の実施例の場合と同
様である。
つぎにこの実施例の動作については、負荷20に正の半
サイクルが出力されている期間中に、負荷2が短絡され
、出力トランジスタ3のエミッタ電流が過大になったと
きの出力トランジスタ3の保護動作は第3の実施例の場
合と同一であり、負荷20に負の半サイクルが出力され
ている期間中に、負荷20が短絡されたときの出力トラ
ンジスタ4の保護動作は第2の実施例の場合と同一であ
る。
また、第1図の回路において説明した第1のおよび第2
の保護用トランジスタ8および9の逆電流についても第
3の実施例および第1の実施例の;場合と同一で、逆電
流は流れることはない。
以上説明した如く本考案によれば、それぞれの出力トラ
ンジスタのエミッタと共通出力端子との間に接続した抵
抗により、出力トランジスタのエミッタ電流をその両端
の電圧により検出し、前記こ両端の電圧をバイアス回路
を通して前記第1のおよび第2の保護用トランジスタに
印加し、前記第1のおよび第2の保護用トランジスタの
エミッタを共通出力端子に、そのコレクタを出力トラン
ジスタのエミッタ電流の過大時にオン状態にして前記出
力トランジスタの電流を制限し、かつ前記出力トランジ
スタのエミッタ電流の正常時に前記オン状態時の電流と
逆方向に電流が流されない電位の点に接続した第1のお
よび第2の保護用トラン;ジスタを設け、第1および第
2の保護用トランジスタがオン状態時に出力トランジス
タの入力を制限して実質的に増幅器の増幅作用を停止せ
しめて出力トランジスタを過電流による破壊から保護す
ることができ、かつ第1のおよび第2の保護用トランジ
スタに逆電流を流さないため増幅器の出力を制限するこ
ともない。
従って、逆流阻止用ダイオードは不要となる。
さらに、トランジスタ増幅器の保護回路の構成も簡単と
なる効果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は従来のトランジスタ増幅器の保護回路を用いた
トランジスタ増幅器の回路図。 第2図は本考案のl実施例の回路を用いたトランジスタ
増幅器の回路図。 第3図は逆流阻止の説明に供する図。 第4図、第5図および第6図は本考案の他の実施例の回
路を用いたトランジスタ増幅器の回路図。 1、 2. 26および30・・・・・・トランジスタ
、3および4・・・・・・出力トランジスタ、5・・・
・・・共通出力端子、6および7・・・・・・抵抗、8
および9・・・・・・第1および第2の保護用トランジ
スタ、20・・曲負荷、21・・・・・・抵L23・・
・・・・コンデンサ、24・・・・・・出力トランジス
タ用バイアス回路、28および29・・・・・・第1お
よび第2のバイアス回路、35・・・・・・定電流回路

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 正電源端子と共通出力点との間に接続された第1の出力
    トランジスタと、負電源端子と共通出力点との間に接続
    された第2の出力トランジスタと、第1の出力トランジ
    スタと共通出力点との間および第2の出力トランジスタ
    と共通出力点との間にそれぞれ接続された第1および第
    2の抵抗と、エミッタが共通出力点に接続されかつ第1
    の抵抗に発生した電圧でバイアスされる第1の保護用ト
    ランジスタと、エミッタが共通出力点に接続されかつ第
    2の抵抗に発生した電圧でバイアスされる第2の保護ト
    ランジスタとを備え、前記第1および第2の出力トラン
    ジスタのエミッタ電流過大時に実質的に前記および第2
    の出力トランジスタの増幅作用を停止させるシングルエ
    ンデツド・プッシュプルトランジスタ増幅器の保護回路
    において、第1の保護トランジスタのコレクタを第1の
    出力トランジスタのベース電位より正電位側の電位点に
    接続され、かつ第2の保護トランジスタのコレクタを第
    2の出力トランジスタのベース電位より負電位側の電位
    点に接続されてなることを特徴とするトランジスタ増幅
    器の保護回路。
JP1977111813U 1977-08-20 1977-08-20 トランジスタ増幅器の保護回路 Expired JPS602650Y2 (ja)

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JPS5438450U JPS5438450U (ja) 1979-03-13
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