JPS6012807B2 - Btl方式増幅装置 - Google Patents

Btl方式増幅装置

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JPS6012807B2
JPS6012807B2 JP53103819A JP10381978A JPS6012807B2 JP S6012807 B2 JPS6012807 B2 JP S6012807B2 JP 53103819 A JP53103819 A JP 53103819A JP 10381978 A JP10381978 A JP 10381978A JP S6012807 B2 JPS6012807 B2 JP S6012807B2
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amplifier
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JP53103819A
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JPS5531302A (en
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泰博 杉本
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Toshiba Corp
Original Assignee
Tokyo Shibaura Electric Co Ltd
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    • HELECTRICITY
    • H03ELECTRONIC CIRCUITRY
    • H03FAMPLIFIERS
    • H03F1/00Details of amplifiers with only discharge tubes, only semiconductor devices or only unspecified devices as amplifying elements
    • H03F1/52Circuit arrangements for protecting such amplifiers

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Power Engineering (AREA)
  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 本発明はBTL(母lanced Trans&rme
rにss)方式を用いた増幅器(以下アンプと示す)の
保護回路に関するものである。
BTL方式とは第1図に示す様に同一の入力信号源に対
して、等しい電圧電流利得を持つ互いに逆相のアンプ1
、アンプ2を配置し、各アンプの出力端間に負荷3を接
続して出力を取り出す方式である。
この方式に依れば出力として取り出すことのできる電圧
及び電流が理論的には単独で上記アンプを使用した場合
に比べて2倍になるのでパワーとしては4倍のものを取
り出すことができることになる。
この為、/・ィパワー化を目指す場合に有利な構成であ
るが、アンプ1及びアンプ2の出力機が直接負荷3に接
続されるので負荷3は直流的に接地電位(GND)から
浮いた状態になる。したがって何らかの原因でアンプ1
又はアンプ2の出力側が直流的に短絡されると、短絡さ
れた側のアンプには大電流が流れ破壊に至る危険性があ
る。例えば第1図に示した様に負荷3としてスピーカが
接続される場合、実際にはスピーカの外皮は接地される
のでスピーカを接続する時に、上記のごとき事故が起る
確率が非常に高い。この為従来は第2図に示す様に端子
5−5′,6一6′間に破壊防止用コンデンサ、あるい
はヒューズを接続して、スピーカの両端が直流的に短絡
しても各アンプが破壊しない様にしていた。
しかし、コンデンサを用いるとすると大容量のものが必
要であるため高価となるし、またヒューズは切れる度に
取り換えなければならず非常に不便であった。この様な
理由からBTL方式は従来実用性に欠ける面があった。
本発明は上記の様な欠点に鑑みなされたもので、目的と
するところは、BTL方式のアンプに復元性を有し、か
つ低廉な保護回路を設けることにより、BTL方式をよ
り実用的なものにすることである。本発明においては、
BTL方式のアンプの出力端間に負荷と並列に等インピ
ーダンスを有するインピーダンス体の直列接続を接続し
、これらのインピーダンス体の共通の接続点の電位が、
負荷側に短絡事故が発生した時に変化することを利用し
、これを検出して、アンプに過大電流が流れるのを速や
かに防ぐ構成をとっている。
以下図面を参照しながら本発明につき説明する。
第3図a,bは本発明の基本概念を説明するための図面
である。
すなわちアンプー、アンプ2、負荷3よりなる従来のB
TL方式の増幅装置の構成に対し、アンプー、アンプ2
の出力端間に負荷3に並列に、等しいインピーダンスを
有するインピーダンス体7,8の直列接続を接続してい
る。
さてここでインピーダンス体7,8の接続点aの直流電
位について考えてみる。アンプー、アンプ2の直流出力
電位が等しく、また交流出力も互いに逆相で等しい振幅
を持っているとすれば、接続点aの直流電位は交流出力
波形に関係なく一定電位(アンプ1,2の出力電位)と
なる。
すなわちアンプ1,2の直流出力電位が電源電圧Vcc
の1/2つまり1/2Vccに選ばれたとすると、a点
の電位は交流出力波形に関係なく常に1′2Vづこなる
。さてここで第3図bの様に何らかの原因により負荷の
スピーカ3の片方の端子(例えばアンプ2側)が接地電
位に短絡されたとすると、a点にはアンプ1の交流出力
の1/2が出てくるが、その平均直流電位は、この場合
、アンプーの直流出力電位の1/2すなわち1ノ4Vc
cに低下する。
これはアンプ1側に接地短絡事故が起きても同様である
。本発明は上記の現象、すなわち負荷側に接地短絡事故
が発生した時にa点の直流電位が例えば1/2Vccか
ら1/4Vccに変化することに注目してなされたもの
である。さて第4図は本発明の一実施例を示す図である
第3図a,b、に示すそれぞれの構成要素に相当するも
のについては同符号を付すことにより説明を省略する。
さてインピーダンス体7,8の接続部aは比較器9の反
転入力側(以下(一)側と示す)に接続され、この比較
器9の非反転入力側(以下(十)側と示す)には設定電
圧Vrefが接続されている。
そして、この比較器9の出力はNPN形トランジスタ1
0,11のベースに供給されており、トランジスタ10
,11のェミッ外ま接地されている。またコレクタはそ
れぞれアンプー,2に接続されている。今、アンプー,
2の直流出力電位が1/2Vcc、設定電圧Vr〆が3
/8Vccであるとする。
正常な動作の時にはa点の電位は1/2Vccとなり、
1/2Vcc>3/8Vはであるため比較器9の出力は
低電位○となるためトランジスタ10,11は動作せず
アンプ1,2は正常な増幅動作を続ける。さて、負荷側
(例えばアンプ2側)に援地短絡事故が発生するとa点
の電位はFig5に示す如く変化する。
すなわちアンプーの直流出力電位の1/2、すなわち1
/4Vccにアンプーの交流出力の1/2が重畳される
ことになる。さて、トランジスター0,11力IONす
るのは比較器9の出力が高電位{1}‘こなる時、すな
わち設定値Vrefの方がa点の電位より高くなる時で
ある。
したがって第5図で言えばt,〜t2間ということにな
る。
そして、このt,〜t2間にはトランジスタ10,1
1が○Nし、アンプ1,2の保護動作が開始される。こ
の保護動作としては例えば、トランジスタ10,11が
アンプ1,2に流入する電流をバイパスすることにより
行なわれる。これによりアンプ1,2の出力が零になる
。ところで第5図からも明らかな様にアンプ1の交流出
力が大きい場合、負荷側が接地短絡事故を起こしてもt
o〜Lの様にa点電位が3/8Vccより高い範囲が出
てくる可能性がある。しかし例えば設定電圧Vrefを
3/8Vはとし、アンプ1の交流出力がひずみのない交
流信号であるとすると、し〜t,は最大1/3サイクル
期間であり、この期間にのみアンプ1,2に過電流が流
れることになるため、アンプー,2のAS.○(安全動
作領域)は実効的にブル副こ向上することになる。
したがって第4図の構成によりBTL方式のアンプ1,
2は負荷側短絡時において保護されることになる。勿論
、設定電圧Vrefを3/8Vc。よりもさらに大きく
すればto〜ら間はさらに締まることになる。第6図は
保護回路の構成の一例を具体的に示した図であり、電流
スイッチ回路を付加することにより保護回路に復元性が
付加されている。
すなわちインピーダンス体7,8はそれぞれ抵抗71,
74、ダイオード72,73および抵抗81,84、ダ
イオード82,83により形成されている。
そして、比較器9はトランジスタ91,92、抵抗93
により構成されており、保護回路に復元性をもたせるた
めにトランジスタ101,104,107、抵抗103
,104,105、ダイオード106よりなる一連の構
成により電流スイッチ回路が形成されている。さて動作
について説明する。
正常な動作状態の時低抗71とダイオード72の接続点
b、抵抗81、ダイオード82の接続点cの電位は等し
いためトランジスター01,104は動作しない。
したがって比較器9には電流が流れない。さて、負荷側
、例えばアンプ2側に接地短絡事故が発生するとアンプ
2側の出力電位は雲電位となり、アンプ1の直流出力電
位(例えば1′2Vcc)との間に1/2Vccの電位
差が生ずる。
これによりb−c間にも電位差が生じトランジスタ10
1,104が○Nし、比較器9に電流が流れ始める。そ
して比較器9の設定電圧Vrefを3′8Vqに設定し
ておくとすると3/8Vcc>a点の電位の関係の時に
トランジスタ92カのNし、同時にトランジスタ10,
1 1が○Nして、所定の保護動作が行なわれる。さて
、この保護動作の結果、アンプ1、アンプ2の両方の出
力端の電位が接地電位に等しくなったとすると、b−c
間の電位差が再びなくなるためトランジスター01,1
04には電流が流れなくなり、したがって比較器9にも
電流が流れなくなり、トランジスタ10,1 1も○F
Fして、最初の状態に復元する。
第7図は本発明の他の一実施例を示す図である。
第4図に示す構成要素に相当するものについては同一符
号を付すことにより説明を省略する。ごて第7図の実施
例は比較器9,9′を備えておりその両出力力ミAND
回路12に加えられ、このAND回路1 2の出力によ
りトランジスタ10,11が動作する様になっている。
したがって比較器9,9′の両出力が高電位【1’の時
にトランジスタ10,11がONする構成になっている
。つまり設定電圧Vref,,Vref2の関係がVr
ef.>Vref2の時、接続点aの電位VaがVre
f,>Va>Vref2の時にトランジスタ10,11
0Nしてアンプ1,2に対する保護動作が行なわれるよ
うになっている。したがってアンプ1,2の直流出力電
位が1/2VQであるとすると、例えばVref,=1
/2Vcc,Vr繁2=0と選ぶことによってトランジ
スタ10,11が0くVa<1′2Vccの範囲でON
するので、第5図を参照すれば明らかな如く、負荷側に
接地短絡事故が発生した時にアンプ1,2を保護する動
作が行なわれることになる。
勿論、Va≧1′2VqVaSOの時にはトランジスタ
ー0,1 1は○Nしないため保護回路の保護動作が行
なわれるので、アンプ1,2の出力がなくなり、a点の
電位が零になった時にトランジスタ10,11は○FF
し、アンプ1,2は増幅動作を行なう様になり、元の状
態に復帰する。なお、本発明の説明中保護動作がアンプ
1,2に対するバイパス作用によって行なわれる旨述べ
たが、これは例示的なものに過ぎず、本発明の範囲を限
定するものではないことを理解すべきである。以上説明
した様に、本発明は正常な動作時と、負荷側に接地短絡
事故が起した異常動作時とで直流電位が変化するa点を
設けたため、この点の電位変化によって動作する復元性
を有する保護回路が容易にBTL方式のアンプに付加可
能となった。
また、保護回路もトランジスタ、抵抗等により構成でき
るため、IC化も可能であり生産性も向上する。
【図面の簡単な説明】
第1図乃至第2図は従釆のBTL方式増幅装置を示す図
、第3図a,b、は本発明の概念を説明するための図で
あり、第4図乃至第7図は本発明の一実施例およびa点
の電位の様子をそれぞれ示す図である。 1,2・・・・・・アンプ、3・・…・負荷、7,8・
・…・インピーダンス体、9,9′・・・・・・比較器
、10,11・…・・トランジスタ、12・・・・・・
AND回路。 第1図第2図 第3図 第4図 第5図 第6図 第7図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 1 同一の入力信号をそれぞれ正相及び逆相で同一電圧
    利得にて増幅する第一の正相増幅器及び第二の逆相増幅
    器を有し、前記第一と第二の増幅器の出力端間に負荷を
    接続して出力を取り出すBTL方式の増幅装置に於いて
    等しいインピーダンスを持つ第一、第二のインピーダン
    ス体の直列接続を前記第一、第二の増幅器の出力端間に
    前記負荷と並列に接続し、負荷側短絡時に前記第一、第
    二のインピーダンス体の共通接続部の電位が変化するこ
    とにより動作して、前記第一、第二の増幅器に過電流が
    流れるのを防止する保護回路が備えられていることを特
    徴とするBTL方式の増幅装置。 2 前記保護回路が、前記第一、第二のインピーダンス
    体の接続部の電位と、設定された設定電圧とを比較する
    比較手段を備え、この比較手段の出力に応じて動作する
    ことを特徴とする特許請求の範囲第1項記載のBTL方
    式の増幅装置。
JP53103819A 1978-08-28 1978-08-28 Btl方式増幅装置 Expired JPS6012807B2 (ja)

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JPS5531302A JPS5531302A (en) 1980-03-05
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JPS57192111A (en) * 1981-05-21 1982-11-26 Nec Corp Protecting circuit
JPS6268307A (ja) * 1985-09-20 1987-03-28 Matsushita Electric Ind Co Ltd 増幅回路装置
JP3459442B2 (ja) * 1993-03-29 2003-10-20 三洋電機株式会社 差動増幅回路及びそれを用いた電力増幅装置

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