JPS5855454Y2 - 定電流回路 - Google Patents
定電流回路Info
- Publication number
- JPS5855454Y2 JPS5855454Y2 JP10380378U JP10380378U JPS5855454Y2 JP S5855454 Y2 JPS5855454 Y2 JP S5855454Y2 JP 10380378 U JP10380378 U JP 10380378U JP 10380378 U JP10380378 U JP 10380378U JP S5855454 Y2 JPS5855454 Y2 JP S5855454Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- transistor
- current
- collector
- resistor
- constant current
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired
Links
Landscapes
- Control Of Electrical Variables (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
この考案は、変動の少ない微小電流を大きな抵抗体を用
いないで得ようとするもので、特に大きな抵抗体を得る
ことが困難な集積回路に用いて有効な定電流回路に関す
るものである。
いないで得ようとするもので、特に大きな抵抗体を得る
ことが困難な集積回路に用いて有効な定電流回路に関す
るものである。
第1図、第2図は従来用いられている微小電流を得るた
めの定電流回路である。
めの定電流回路である。
第1図、第2図において、Ql、Q2はNPN)ランジ
スタ、R1は抵抗体を示す。
スタ、R1は抵抗体を示す。
第1図の回路においてNPN)ランジスタQ1に加えら
れるバイアス電流をIB、出力電流であるNPN)ラン
ジスタQ2のコレクタ電流を1゜とすると次式が成立す
る。
れるバイアス電流をIB、出力電流であるNPN)ラン
ジスタQ2のコレクタ電流を1゜とすると次式が成立す
る。
ここで、k:ボルツマン定数
T:絶対温度
q:電子電荷
この回路においては、コレクタ電流■。
に微小電流を得ようとすると、抵抗体R1に大きな抵抗
値が必要となる。
値が必要となる。
例えばIB=100μAとし、コレクタ電流I。
に1μAを得ようとすると、第(1)式より抵抗体R1
の抵抗値は120にΩが必要になる。
の抵抗値は120にΩが必要になる。
一般に半導体集積回路においては、数にΩ程度の抵抗値
が得やすく、120にΩもの抵抗値を得ようとするとチ
ップ面積が増大することとなる。
が得やすく、120にΩもの抵抗値を得ようとするとチ
ップ面積が増大することとなる。
第2図の回路においては、NPN)ランジスタQ1のコ
レクタに加えられるバイアス電流■8と、出力電流であ
るNPNトランジスタQ2のコレクタ電流I。
レクタに加えられるバイアス電流■8と、出力電流であ
るNPNトランジスタQ2のコレクタ電流I。
との間には次式が成立する。この回路においては、コレ
クタ電流I。
クタ電流I。
がバイアス電流IBの変化に対して指数関数的に変化す
る。
る。
したがって、微小電流を得る条件、すなわちの場合には
、バイアス電流IBの変化に対し、コレクタ電流■。
、バイアス電流IBの変化に対し、コレクタ電流■。
は大幅に変化することになる。例えばIB= 100μ
Aの時、コレクタ電流■。
Aの時、コレクタ電流■。
に1μAを得るためには、R,= 1.2 KΩとなる
が、この条件でバイアス電流IBが20%増加、すなわ
ち1.=120μAとなると、Io=0.47μAとな
り、約50%減少することになり、安定性に乏しい。
が、この条件でバイアス電流IBが20%増加、すなわ
ち1.=120μAとなると、Io=0.47μAとな
り、約50%減少することになり、安定性に乏しい。
この考案は、上記欠点を除去するためになされたもので
、大きな抵抗体を用いずに安定性のよい微小電流が得ら
れるようにしたものである。
、大きな抵抗体を用いずに安定性のよい微小電流が得ら
れるようにしたものである。
以下この考案について説明する。
第3図はこの考案の一実施例を示す回路図で、11は第
1のNPN)ランジスタ、12は第2のNPNトランジ
スタ、13は第3のNPN)ランジスタ、14は抵抗値
R1の第1の抵抗体、15は抵抗値R2の第2の抵抗体
を示す。
1のNPN)ランジスタ、12は第2のNPNトランジ
スタ、13は第3のNPN)ランジスタ、14は抵抗値
R1の第1の抵抗体、15は抵抗値R2の第2の抵抗体
を示す。
第3図において、第1のNPN)ランジスタ11のコレ
クタに加えられる電流をIB、第2のNPNトランジス
タ12のコレクタ電流を■2、出力電流である第3のN
PN)ランジスタ13のコレクタ電流を■。
クタに加えられる電流をIB、第2のNPNトランジス
タ12のコレクタ電流を■2、出力電流である第3のN
PN)ランジスタ13のコレクタ電流を■。
とすると次式が成立する。第1図、第2図の場合と同様
に、この実施例においても電流■8二100μAとし、
■o−1μAとする。
に、この実施例においても電流■8二100μAとし、
■o−1μAとする。
いま、■2−10μAとすると、第(3)式、第(4)
式よりR,=6にΩ、R2=5.2にΩとなり、大きな
抵抗体を用いずに、微小電流を得ることができる。
式よりR,=6にΩ、R2=5.2にΩとなり、大きな
抵抗体を用いずに、微小電流を得ることができる。
また、この条件で電流■8が20%増加、すなわち、I
B=120μAとなると、Io=0.92μAとなり、
10%以下の減少であり安定性がよい。
B=120μAとなると、Io=0.92μAとなり、
10%以下の減少であり安定性がよい。
さらに、この考案では抵抗体14と15の両方の電圧降
下を利用して微小電流を得るようにしているため抵抗体
14として比較的低い値のものでよい。
下を利用して微小電流を得るようにしているため抵抗体
14として比較的低い値のものでよい。
以上説明したように、この考案は大きな抵抗体を用いず
に、安定した微小電流を得ることができるため、高イン
ピーダンス回路のバイアス電流回路。
に、安定した微小電流を得ることができるため、高イン
ピーダンス回路のバイアス電流回路。
リーク電流防止回路などに広く応用できる利点を有する
。
。
第1図、第2図は従来用いられている定電流回路を示す
図、第3図はこの考案の一実施例を示す回路図である。 図中、11は第1のNPN)ランジスタ、12は第2の
NPN)ランジスタ、13は第3のNPN)ランジスタ
、14は第1の抵抗体、15は第2の抵抗体である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
図、第3図はこの考案の一実施例を示す回路図である。 図中、11は第1のNPN)ランジスタ、12は第2の
NPN)ランジスタ、13は第3のNPN)ランジスタ
、14は第1の抵抗体、15は第2の抵抗体である。 なお、図中の同一符号は同一または相当部分を示す。
Claims (1)
- ベースとコレクタを接続した第1のトランジスタと、ベ
ースを前記第1のトランジスタのベースに接続し、コレ
クタと前記第1のトランジスタのベース間に第1の抵抗
体を接続し、エミッタと前記第1のトランジスタのエミ
ッタ間に第2の抵抗体を接続した第2のトランジスタと
、ベースを前記第2のトランジスタのコレクタに接続し
、エミッタを前記第2のトランジスタのエミッタに接続
した第3のトランジスタとからなり、前記第3のトラン
ジスタのコレクタを出力としたことを特徴とする定電流
回路。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10380378U JPS5855454Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 定電流回路 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10380378U JPS5855454Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 定電流回路 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS5522827U JPS5522827U (ja) | 1980-02-14 |
JPS5855454Y2 true JPS5855454Y2 (ja) | 1983-12-19 |
Family
ID=29044645
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10380378U Expired JPS5855454Y2 (ja) | 1978-07-27 | 1978-07-27 | 定電流回路 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS5855454Y2 (ja) |
-
1978
- 1978-07-27 JP JP10380378U patent/JPS5855454Y2/ja not_active Expired
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS5522827U (ja) | 1980-02-14 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0153807B2 (ja) | ||
JPS6326895B2 (ja) | ||
JPS5855455Y2 (ja) | 定電流回路 | |
JPS5855454Y2 (ja) | 定電流回路 | |
JPH065493B2 (ja) | 定電流供給回路 | |
JPH0334026B2 (ja) | ||
JPH0690656B2 (ja) | 基準電圧の形成回路 | |
JPH02191012A (ja) | 電圧発生回路 | |
JPS6258009B2 (ja) | ||
JPH04127703A (ja) | 演算増幅回路 | |
JPS5914816Y2 (ja) | 定電流回路 | |
JPS5842886B2 (ja) | 定電圧装置 | |
JPH05297966A (ja) | 定電流源回路 | |
JPS624737B2 (ja) | ||
JPS5826362Y2 (ja) | 測温回路 | |
JPS6214517A (ja) | ヒステリシス・コンパレ−タ回路 | |
JPH0518288B2 (ja) | ||
JPS6233365Y2 (ja) | ||
JPH0346848B2 (ja) | ||
JPS6297362A (ja) | 基準電圧発生回路 | |
JPS6297363A (ja) | 基準電圧発生回路 | |
JPS58146111A (ja) | 定電流回路 | |
JPS63281031A (ja) | チツプ温度検出回路 | |
JPH0556531B2 (ja) | ||
JPH05315869A (ja) | 半導体集積回路装置 |