JPH07112135B2 - 電流増幅回路 - Google Patents

電流増幅回路

Info

Publication number
JPH07112135B2
JPH07112135B2 JP61036428A JP3642886A JPH07112135B2 JP H07112135 B2 JPH07112135 B2 JP H07112135B2 JP 61036428 A JP61036428 A JP 61036428A JP 3642886 A JP3642886 A JP 3642886A JP H07112135 B2 JPH07112135 B2 JP H07112135B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
transistor
current
collector
base
amplifier circuit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP61036428A
Other languages
English (en)
Other versions
JPS62194714A (ja
Inventor
雅明 鶴田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sony Corp filed Critical Sony Corp
Priority to JP61036428A priority Critical patent/JPH07112135B2/ja
Publication of JPS62194714A publication Critical patent/JPS62194714A/ja
Publication of JPH07112135B2 publication Critical patent/JPH07112135B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Amplifiers (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本発明は電流増幅回路に関する。
〔発明の概要〕
本発明は電流増幅回路に於いて、第1のダイオードと入
力電流源との接続点を差動増幅回路を構成する第1のト
ランジスタのベースに接続すると共に第2のダイオード
と可変電流源との接続点をこの差動増幅回路を構成する
第2のトランジスタのベースに接続し、この第1のトラ
ンジスタのコレクタを基準電流Irの基準電流源を介して
直流電源の一端に接続し、この第1及び第2のトランジ
スタの夫々のエミツタの接続点をこの基準電流Irと出力
電流Ixとの和の電流の電流源を介してこの直流電源の他
端に接続し、この第2のトランジスタのコレクタより出
力電流Ixを取り出す様にすることにより、入力電流Iin
に対し、利得によらず温度による変動のない出力電流Ix
を得ることができるようにしたものである。
〔従来の技術とその問題点〕 従来のIC(集積回路)化されている電流増幅回路とし
て、第4図に示す如きものが提案されている。この第4
図に於いて(1)は入力電流Iinの入力端子を示し、こ
の入力端子(1)をダイオード接続されたnpn形トラン
ジスタ(2)のコレクタ及びベースの接続点に接続し、
このトランジスタ(2)のエミツタを抵抗値Rの抵抗器
(3)を介して接地し、このトランジスタ(2)のコレ
クタ及びベースの接続点をnpn形トランジスタ(4)の
ベースに接続し、このトランジスタ(4)のエミツタを
利得を決定する外付のボリウム(5)を介して接地し、
このトランジスタ(4)のコレクタより出力端子(6)
を導出する。
この第4図に於いてボリウム(5)の抵抗値をRvとした
とき、出力端子(6)に得られる出力電流Ixである。この第4図例に於いては抵抗器(3)はIC内に
あり、ボリウム(5)は外付けなので、IC外にあり、こ
の抵抗器(3)とボリウム(5)とで温度特性が異な
り、利得 は温度特性をもつ不都合があつた。
この不都合を解消すべく、回路全体をIC内に設ける様に
したものとして、第5図に示す如きものが提案されてい
る。これは入力端子(1)に供給される入力電圧をpnp
形トランジスタ(7)のベースに供給し、このトランジ
スタ(7)のコレクタを接地すると共にこのトランジス
タ(7)のエミツタをダイオード(8)のカソードに接
続し、このダイオード(8)のアノードを抵抗器(9)
を介して正の直流電圧Vccが供給される電源端子(10)
に接続し、このダイオード(8)及び抵抗器(9)の接
続点をnpn形トランジスタ(11)のベースに接続し、こ
のトランジスタ(11)のコレクタを電源端子(10)に接
続すると共にこのトランジスタ(11)のエミツタを抵抗
値がR1の抵抗器(12)を介してダイオード接続されたnp
n形トランジスタ(13)のベース及びコレクタの接続点
に接続し、このトランジスタ(13)のエミツタを抵抗値
がR2の抵抗器(14)を介して接地し、このトランジスタ
(13)のベース及びコレクタの接続点をnpn形トランジ
スタ(15)のベースに接続し、このトランジスタ(15)
のエミツタを抵抗値が抵抗器(14)の抵抗値と等しいR2
の抵抗器(16)を介して接地し、このトランジスタ(1
5)のコレクタより出力電流Ixの得られる出力端子
(6)を導出する。この第5図に於いて入力端子(1)
に供給される入力電圧をVc、pnp形トランジスタ(7)
のベース・エミツタ間電圧をVBE1、ダイオード(例えば
pnp形トランジスタで構成)(8)のスレツシユホール
ド電圧をVBE1とし、npn形トランジスタ(11)のベース
・エミツタ間電圧をVBE2としたとき、出力電流Ixとなる。この場合VBE1−VBE2の項が残り、この項が温度
特性をもつので出力電流Ixは温度特性をもつことにな
り、入力電圧Vcが温度特性なしとすれば利得が等価的に
温度特性をもつこととなる不都合がある。
本発明は斯る点に鑑み、入力電流Iinに対し温度による
変動のない出力電流Ixを得ることができるようにするこ
とを目的とする。
〔問題点を解決するための手段〕
本発明電流増幅回路は第1図及び第3図に示す如く第1
のダイオード(17)と入力電流源(18)との接続点を差
動増幅回路(19)を構成する第1のトランジスタ(19
a)のベースに接続すると共に第2のダイオード(20)
と可変電流源(21)との接続点をこの差動増幅回路(1
9)を構成する第2のトランジスタ(19b)のベースに接
続し、この第1のトランジスタ(19a)のコレクタを基
準電流Irの基準電流源(22)を介して直流電源の一端に
接続し、この第1及び第2のトランジスタ(19a)及び
(19b)の夫々のエミツタの接続点をこの基準電流Ir
出力電流Ixとの和の電流(Ir+Ix)の電流源(23)を介
してこの直流電源の他端に接続し、この第2のトランジ
スタ(19b)のコレクタより出力電流を取り出す様にし
たものである。
〔作用〕
斯る本発明に於いて入力電流源(18)の電流をIin、可
変電流源(21)の電流をIcとしたとき、出力電流Ixとなり、利得は である。この場合この可変電流源(21)の電流Icと基準
電流源(22)の電流Irとの温度特性はIC内に設けられて
おり常に等しいので利得 は温度特性をもたないこととなる。
〔実施例〕
以下第1図,第2図及び第3図を参照しながら本発明電
流増幅回路の一実施例につき説明しよう。
第1図は本発明電流増幅回路の原理図を示し、この可変
電流源(21)としては例えば第2図Aの回路を使用し、
この基準電流源(22)としては例えば第2図Aと同様の
構成の第2図Bに示す如き回路を使用する。更にこの具
体的構成につき第3図を参照して説明する。
第3図に於いては入力端子(1)を入力電流源(18)を
構成するnpn形トランジスタ(18a)のベースに接続し、
このトランジスタ(18a)のエミツタを抵抗器(18b)を
介して接地し、このトランジスタ(18a)のコレクタを
ダイオード(17)を構成するnpn形トランジスタ(17a)
のエミツタに接続し、このトランジスタ(17a)のコレ
クタを電源端子(10)に接続し、このトランジスタ(17
a)のベースを電源端子(10)と大地との間に直列に接
続された抵抗器(24)及び(25)の接続中点に接続し、
このトランジスタ(17a)のエミツタ及びトランジスタ
(18a)のコレクタの接続中点を差動増幅回路(19)を
構成するnpn形トランジスタ(19a)のベースに接続す
る。また、(20a)はダイオード(20)を構成するnpn形
トランジスタを示し、このトランジスタ(20a)のコレ
クタを電源端子(10)に接続すると共にこのトランジス
タ(20a)のベースを抵抗器(24)及び(25)の接続中
点に接続し、このトランジスタ(20a)のエミツタを可
変電流源(21)を構成するnpn形トランジスタ(21a)の
コレクタに接続し、このトランジスタ(21a)のエミツ
タを抵抗器(21b)を介して接地し、このトランジスタ
(21a)のベースをこの可変電流源(21)を構成する演
算増幅回路(21c)の出力端子に接続し、この演算増幅
回路(21c)の反転入力端子をこのトランジスタ(21
a)のエミツタに接続し、この演算増幅回路(21c)の非
反転入力端子を電源端子(10)と大地との間に接続さ
れた可変抵抗器(21d)の可動子に接続し、このダイオ
ード(20)を構成するトランジスタ(20a)のエミツタ
及びトランジスタ(21a)のコレクタの接続点を差動増
幅回路(19)を構成するnpn形トランジスタ(19b)に接
続する。この場合可変電流源(21)と流れる電流を利得
に応じた所定の電流Icする如くする。
また(26)はダイオード接続されたpnp形トランジスタ
を示し、このトランジスタ(26)のエミツタを抵抗器
(27)を介して電源端子(10)に接続し、このトランジ
スタ(26)のベース及びコレクタの接続点を基準電流源
(22)を構成するnpn形トランジスタ(22a)のコレクタ
に接続し、このトランジスタ(22a)のエミツタを抵抗
器(22b)を介して接地し、このトランジスタ(22a)の
ベースをこの基準電流源(22)を構成する演算増幅回路
(22c)の出力端子に接続し、この演算増幅回路(22c)
の反転入力端子をトランジスタ(22a)のエミツタに
接続し、この演算増幅回路(22c)の非反転入力端子
を電源端子(10)と大地との間に直列接続された抵抗器
(28)及び(29)の接続中点に接続する。この場合この
基準電流源(22)に構成するトランジスタ(22a)に基
準電流Irが流れる如くする。またトランジスタ(26)の
ベース及びコレクタの接続点を、このダイオード接続の
トランジスタ(26)と共にカレントミラー回路を構成す
るpnp形トランジスタ(30)のベースに接続し、このト
ランジスタ(30)のエミツタを抵抗器(31)を介して電
源端子(10)に接続し、このトランジスタ(30)のコレ
クタをトランジスタ(19a)のコレクタに接続し、この
差動増幅回路(19)を構成するトランジスタ(19a)及
び(19b)の夫々のエミツタを互に接続し、このトラン
ジスタ(19a)及び(19b)の夫々のエミツタの接続点を
夫々電流源(23)を構成するnpn形トランジスタ(23a)
及び(23b)の夫々のコレクタに接続すると共にこのト
ランジスタ(23a)及び(23b)の夫々のエミツタを夫々
抵抗器(23c)及び(23d)を介して接地し、またこのト
ランジスタ(23a)のベースを演算増幅回路(22c)の出
力端子に接続する。この場合、この電流源(23)を構成
するこのトランジスタ(23a)には基準電流Irと同じ定
電流が流れる如くする。またトランジスタ(19b)のコ
レクタをダイオード接続したpnp形トランジスタ(32)
のコレクタ及びベースの接続点に接続し、このトランジ
スタ(32)のエミツタを抵抗器(33)を介して電源端子
(10)に接続する。このトランジスタ(32)のコレクタ
及びベースの接続点をこのダイオード接続のトランジス
タ(32)と共にカレントミラー回路を構成するpnp形ト
ランジスタ(34)のベースに接続し、このトランジスタ
(34)のエミツタを抵抗器(35)を介して電源端子(1
0)に接続し、このトランジスタ(34)のコレクタをnpn
形トランジスタ(36)のコレクタに接続し、このトラン
ジスタ(36)のエミツタを抵抗器(37)を介して接地
し、このトランジスタ(36)のベースを電流源(23)の
トランジスタ(23b)のベースに接続すると共に出力回
路を構成するnpn形トランジスタ(38)のベースに接続
する。またこのトランジスタ(34)のコレクタをnpn形
トランジスタ(39)のベースに接続し、このトランジス
タ(39)のコレクタを電源端子(10)に接続し、このト
ランジスタ(39)のエミツタをトランジスタ(38)のベ
ースに接続し、このトランジスタ(38)のエミツタを抵
抗器(40)を介して接地し、このトランジスタ(38)の
コレクタより出力電流Ixの得られる出力端子(6)を導
出する。この場合電流源(23)のトランジスタ(23b)
に流れる電流とトランジスタ(38)を流れる出力電流Ix
とが等しくなる如くする。従つてこの場合差動増幅回路
(19)の電流源(23)には基準電流Irと出力電流Ixとの
和の電流が流れる。またこの第3図例の回路素子は同一
IC内に形成するものとする。
斯る第1図及び第3図に於いて入力電流源(18)に流れ
る入力電流をIinとしたとき、入力電流Iinと可変電流源
(21)に流れる電流Icとの比が差動増幅回路(19)のト
ランジスタ(19a)と(19b)とに流れる電流IrとIxとの
比に等しくなるので Iin:Ic=Ix:Ir であり、Ix・Ic=Iin・Irである。従って出力端子
(6)に得られる出力電流Ixとなる。このとき可変電流源(21)及び基準電流源(2
2)を夫々第2図A及び第2図B又は第3図に示す如くn
pn形トランジスタ(21a)及び(22a)と演算増幅回路
(21c)及び(22c)とで構成したときには電流Ic及びIr
の温度特性は常に等しくなるので、本例に依る電流増幅
回路内に温度特性はなくなり(利得は温度特性を持たな
い)、入力電流Iinに対し利得によらず温度による変動
のない出力電流Ixを得ることができる。
尚本発明は上述実施例に限らず本発明の要旨を逸脱する
ことなくその他種々の構成が取り得ることは勿論であ
る。
〔発明の効果〕
本発明に依れば入力電流Iinに対し、利得によらず温度
による変動のない出力電流Ixを得ることができる利益が
ある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明電流増幅回路の原理図、第2図は第1図
の要部の例を示す接続図、第3図は本発明電流増幅回路
の一実施例を示す接続図、第4図及び第5図は夫々従来
の電流増幅回路の例を示す接続図である。 (6)は出力端子、(10)は電源端子、(17)及び(2
0)は夫々ダイオード、(18)は入力電流源、(19)は
差動増幅回路、(21)は可変電流源、(22)は基準電流
源、(23)は電流源である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】第1のダイオードと入力電流源との接続点
    を差動増幅回路を構成する第1のトランジスタのベース
    に接続すると共に第2のダイオードと可変電流源との接
    続点を上記差動増幅回路を構成する第2のトランジスタ
    のベースに接続し、上記第1のトランジスタのコレクタ
    を基準電流Irの基準電流源を介して直流電源の一端に接
    続し、上記第1及び第2のトランジスタの夫々のエミツ
    タの接続点を上記基準電流Irと出力電流Ixとの和の電流
    の電流源を介して上記直流電源の他端に接続し、上記第
    2のトランジスタのコレクタより出力電流Ixを取り出す
    様にしたことを特徴とする電流増幅回路。
JP61036428A 1986-02-20 1986-02-20 電流増幅回路 Expired - Lifetime JPH07112135B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036428A JPH07112135B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 電流増幅回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP61036428A JPH07112135B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 電流増幅回路

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS62194714A JPS62194714A (ja) 1987-08-27
JPH07112135B2 true JPH07112135B2 (ja) 1995-11-29

Family

ID=12469544

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP61036428A Expired - Lifetime JPH07112135B2 (ja) 1986-02-20 1986-02-20 電流増幅回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH07112135B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2825396B2 (ja) * 1992-06-19 1998-11-18 株式会社東芝 電流源回路
JPH07281771A (ja) * 1994-04-12 1995-10-27 Nemitsuku Ramuda Kk 電源装置の出力電圧可変回路
JP6101581B2 (ja) * 2013-06-28 2017-03-22 株式会社日立製作所 バイアス回路

Also Published As

Publication number Publication date
JPS62194714A (ja) 1987-08-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0561558A (ja) 基準電圧発生回路
JPS6093530A (ja) 定電流源回路を有する差動増幅回路
JPS6155288B2 (ja)
JPH07112135B2 (ja) 電流増幅回路
JPH0770935B2 (ja) 差動電流増幅回路
JP2897515B2 (ja) 電圧電流変換回路
JPS647684B2 (ja)
JP2855726B2 (ja) 基準電圧発生回路
JPH0648280B2 (ja) 電流検出回路
JPH0124645Y2 (ja)
JPS5914816Y2 (ja) 定電流回路
JPH0434567Y2 (ja)
JPH0642250Y2 (ja) 負出力電圧安定化電源回路
JPH0347010B2 (ja)
JPS645369Y2 (ja)
JP3165738B2 (ja) 電圧−電流変換回路
JPH0680997B2 (ja) 掛算回路
JP2551133B2 (ja) 定電流源回路
JPS6216015Y2 (ja)
JP3087352B2 (ja) 非反転増幅器
JPS6325769Y2 (ja)
JPH067379Y2 (ja) 基準電圧源回路
JP2710471B2 (ja) 定電圧供給回路
JPH06236219A (ja) 定電流回路
JPH0332096Y2 (ja)

Legal Events

Date Code Title Description
EXPY Cancellation because of completion of term