JPS63138543A - 情報担体デイスクの製造方法 - Google Patents

情報担体デイスクの製造方法

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JPS63138543A
JPS63138543A JP28364586A JP28364586A JPS63138543A JP S63138543 A JPS63138543 A JP S63138543A JP 28364586 A JP28364586 A JP 28364586A JP 28364586 A JP28364586 A JP 28364586A JP S63138543 A JPS63138543 A JP S63138543A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
disk
adhesive
gas
layer
adhesive layer
Prior art date
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Pending
Application number
JP28364586A
Other languages
English (en)
Inventor
Hideki Matsuzawa
秀樹 松澤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Photo Film Co Ltd filed Critical Fuji Photo Film Co Ltd
Priority to JP28364586A priority Critical patent/JPS63138543A/ja
Publication of JPS63138543A publication Critical patent/JPS63138543A/ja
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  • Manufacturing Optical Record Carriers (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明は大容量データファイル等に使用される情報担体
ディスクの製造方法に関し、詳しく(よし1わゆるエア
サンドイッチ構造に形成されてなる情報担体ディスクの
製造方法の改良に関するものである。
(従来の技術) 情報担体ディスク、とくに追記型光ディスクとして両基
板間に挾まれた記録層を、密封さitたガス充填空間に
より被覆するいわゆるエアリ”ンドイッチ構造に形成し
たものが知られている。エアサンドイッチ構造のディス
クはディスク組立後に内部から発生したガスをガス充填
空間内に放出でき、またこの空間の構成ガスを不活性な
ガスとしてJ3けば記録層の酸化を防止できる等とl、
Mう種々のネ1j点がある。
ところで、このようなタイプのディスク(ま通常側基板
の一方又は両方の内外周にリング状の1妄着剤(例えば
Uv接着剤)を塗布し、この接着剤塗布面を内側にして
両基板を互いに接着すべく加圧しく押し付け)、これに
より両基板を内外全周に亘って接着するとともにこの両
基板と内外周接着剤の層により記録層を取り囲むガス充
填空間を形成する。
(発明が解決しようする問題点〉 ところが、上記両基板を加圧する過程において、両基板
間距離(接着剤層の厚さ)は加圧初期段階で0.1〜0
.5M程度、加圧R終段階で0.01繻〜0.05m#
Iというように変化し、これに伴なってガス充填空間の
内部気圧が急激に高まる。この結果圧縮された内部ガス
が接着剤層の脆弱部分をつき破って外部に逃げ、そのつ
き破られた接着剤層部分を介してガス充填空間が外部に
連通ずることとなって内部充填ガスを密封することがで
きない、さらには接着剤層の内部に気泡ができる等とい
う問題が生じる。さらに、内部ガスの圧力が高くなるた
め両基板が互いにしりぞけあう力がはたらき両塁板の接
着を良好に行なうことができないという問題も生じる。
本発明は上記問題を解決するためになされたものであり
、いわゆるエアサンドイッチ構造のディスクにおいて、
両基板を互いに加圧して接着する際に、ガス充填空間の
内部圧力を殆んど増加させること<r <両基板をその
内外全周に亘って互いに接着してこのガス充填空間を密
封しくりる情報担体ディスクの製造方法を提供すること
を目的とするものである。
(問題点を解決するための手段) 本発明の情報担体ディスクの製造方法は、2つの円板の
内周部分同士と外周部分同士を接着するためのリング状
に塗布された両接着剤層(リング状の内周接着剤層と外
周接着剤層〉の少なくとも一方の一部にこの接着剤層を
半径方向に貫通する接着剤切欠部を形成し、次に上記接
着剤層を介して2枚の円板を加圧して(互いに押し付け
て)接着し、この加圧に伴って生じるガス充填空間内の
余剰ガスを#&!接着剤切欠部を介して外部へ追い出す
ようにし、この後上記円板を上記接着剤層に対して円周
方向に相対移動させて上記接着剤切欠部に接着剤を充填
して上記ガス充填空間を密封することを特徴とするもの
である。
ここで「情報担体ディスク」とは情報記憶が可能でいわ
ゆるエアサンドイッチ構造に形成された光ディスクをい
う。
また、内周部分および外周部分とは記録層形成部分より
も内周部分および外周部分をいう。
また、リング状に塗布された接着剤層とは、通常2枚の
円板の双方又は一方に塗布されたものを意味するが、必
ずしも円板に塗布されたものに限らず、例えば2枚の円
板間にスペーサが配設される場合にはそのスペー勺の上
下両面に塗布されたものであっても良い。
また、「接着剤切欠部」と内外周接着剤層のうらいずれ
か一方に形成されていればよく、接着剤層の高さ全体に
亘って形成されていてもよいし、その一部に形成されて
いてもよい。
また、[上記2枚の円板を加圧して接着する」とは通常
一方の円板を他方の円板に押しつけ、間に挾んだ接着剤
層を押しつぶした状態で両円板を接着することを意味す
る。
また、ガス充填空間とは、空気や不活性ガス等のガスが
充填されている空間をいう。
また、「円板を接着剤層に対して内周方向に相対移動さ
せる」とは、上記加圧を行なった後に、例えば一方の円
板を他方の円板に対して口軽せしめることによって実現
され、要するにその相対移動によって接着剤の一部が接
着剤切欠部にまで移動して該切欠部が充填されるような
状態を意味する。
なお、上記接着剤層は一方の円板に内周の接着剤層を、
他方の円板に外周の接着剤層を設けるようにしてもよい
(発明の効果) 本発明の情tIFIII1体ディスクの!yJ′lli
方法によれば両円板を加圧接着する際に、ガス充填空間
の余剰ガスを接着剤切欠部から逃がしてガス汰きを行な
い、この後円板を接着剤層に対して相対移動させてこの
接着剤層切欠部に接着剤を充填するようにし、これによ
り両円板と内周および外周のリング状接着剤層に囲まれ
たガス充填空間を密封するようにしている。したがって
上記加圧によっても内部空間のガス圧力が異常に高くな
ることがないため、接着剤層の破壊、接着剤層への泡の
混入および百円板の接着不良等が生じることがない。ざ
らに、百円板の接着後には内部空間が密封されるのでエ
アサンドイッチ構造を確実に保持することができる。
(実 施 例) 以下、本発明の実施例について図面を用いて説明する。
第1A図、第1B図および第1C図は本発明に係る情報
担体ディスクの製造方法の実施例において、各工程にお
ける円板上の接着剤の塗布状況を示す概略図である。ま
ず、第1A図に示すように一方の円板Aの記録層対向溝
1の内周部分および外周部分に接着剤をリング状に線引
塗布し、外周部接着剤層2および内周部接着剤層3を形
成する。
外周部接着剤層2は円板の全周に亘った形成されている
が、内周部接着剤層3は一部が切り欠かれたリング状に
形成される。ここに内周部接着剤層3の切り欠かれた部
分を接着剤切欠部3aと称す。
次に円板Aとは異なり記録1141aを有する円板13
(第2図参照)を、円板Δと重なるように(記録層対向
溝1と記録FyJ1aが対向するように)この円板B」
−に載設し、百円板A、Bを加圧機を用いて互いに加圧
して押し付け、これにより第1B図に示すように接着剤
層2.3が押しつぶされて幅広の状態となる。このとき
百円板A、Bと重接着剤層2.3により囲まれてなるガ
ス充填空間Sの内容積は加圧するにしたがい周円盤A、
Bの距離(接着剤層の厚さ)に比例して小さくなるが、
圧縮されたガス充填空間Sの内部ガスは接着剤切欠部3
aから外部に逃がされる。この後、百円板△。
Bを円周方向にずり合わせて接着剤を移動させ、第1図
Cに示すように接着剤切欠部3aに接着剤を充填し内周
部接着剤層3が全周に酉って形成されるようにする。こ
れによりガス充填空間Sは略1気圧のガスを充填されて
密封され、ディスクのエアサンドイッチ構造が形成され
ることになる。
ここで上記百円板A、Bは例えば外経130φ程度のプ
ラスチック基板またはガラス基板等を用い、また接着剤
は例えば紫外線硬化型接着剤(UV接着剤)等を用いる
。また、上記接着剤切欠部3aの切欠角度は3〜20°
程度の範囲で、加圧速度、接着剤層の強度等に基づいて
適当な値とすればよい。
また、百円板A、8を加圧する場合の加圧機としては、
例えば第2図に示すような加圧機4を用いる。この加圧
機4は、百円板A、Bを組付けた状態のディスク5をセ
ットされるターンテーブル6、このターンテーブル6の
上方で上下し、ディスク5をターンテーブル6との間に
挟持する回転不能の押圧板7からなる。押圧板7による
ディスク5の加圧はディスクを而について100〜10
00g程度とし、初期段階で0.1〜o、s、5度あっ
た接着剤層2.3の高さが0.01〜o、os m程度
まで圧縮された段階でこの加圧を停止する。この後、タ
ーンテーブル6を矢印C方向(逆方向でもよい)に回転
させ百円板A、Bを互いにすり合わせ、接着剤切欠N3
3aに接着剤を充填さゼる。このときのターンテーブル
6の回転角度は10″〜180″’Pi!度の範囲で、
上記接着剤切欠部3aの形状および切欠角度の大きさ等
に基づいて適当な値とずればよい。
なお、上記ターンテーブル6の回転の際、百円板A、B
はそれぞれターンテーブル6および押圧板7の軸内に形
成された通路13a、 8bを通じて吸引され真空チャ
ッキングされる。
なお、上述した実施例においては、円板Aに記録層対向
溝1を、円板Bに記録層1aを設けるようにしているが
、円板Aに記録FFIJ1を、円板Bに記録層対向溝1
aを設けるようにしてもよい。
このように、本実施例によれば加圧により接着剤層2.
3が圧縮された際、百円板A、Bと重接着剤層2.3に
囲まれたガス充填空間Sの内容積が小さくなるが、内周
部接着剤層3の接着剤切欠部3aから余剰ガスを逃がす
ようにしているので、ガス充填空間Sのガス圧が高くな
ることがなく、またこの圧縮後接着剤切欠部3a、に接
着剤が充填されガス充填空間Sを密封するようにしてい
るのでこのガス充填空間Sが必要以上に酸化するという
ような問題が生じることがない。なお、円板Aの記録f
ri域対面対向溝深さtは通常0.3〜0,8m程度で
ある。
第3図は両面記録タイプ、すなわち両面に記録層1aを
有する光ディスクに本発明の方法を応用した実施例を示
すものである。この実施例は第1A図に示すような形状
に接着剤を塗布して接着剤切欠部3aを設【ノた2つの
円板りを、リング状の、外側スペーサ10および内側ス
ペーサ11を介して重ね合わせ、この後第1図に示ず前
述した実施例と同様に加圧、すり合わせを行なう。なお
、上記外側スペーサ10は外周部接着剤i2bと当接す
る位置にまた内側スペーサ11は内周部接着剤i3bと
当接する位置に配される。第3図に示す実施例によって
も前述した第1図に示す実施例と同様の効果を得ること
ができる。
なお、上述した2つの実施例においては接着剤切欠部3
aを内周部接着剤層3,3bのみに設けているが、この
切欠部3aと同様の切欠部を外周部接着剤2,2bにも
設けるようにしてよいし、外周部接着剤IB2,2bの
みに設けるようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
第1A図、第1B図および第1C図は本発明に係る情報
担体ディスクの製造方法の一実施例を説明するためのデ
ィスクの概略図、第2図は本発明の方法を実施するため
の加圧機の一例を示す断面図、第3図は本発明に係る情
報担体ディスクの製造方法の別の実施例を説明するため
のディスクの断面図である。 1・・・記録層対向溝   1a・・・記  録  層
2.2b・・・外周部接着剤層 3.3b・・・内周部接着剤層 3a・・・接着剤切欠部   4・・・加  圧  機
A、B・・・円  板   S・・・ガス充填空間第1
A図 第1B図 第1C図 第2図 第3図

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 2枚の円板がその内外周部分においてそれぞれリング状
    に塗布された接着剤層を介して接着され、内部に記録層
    と密封されたガス充填空間とを備えて成るエアサンドイ
    ッチ構造の情報担体ディスクの製造方法において、 前記円板の内外周部分を接着するためのリング状に塗布
    された両接着剤層の少なくとも一方の一部に該接着剤層
    を半径方向に貫通する接着剤切欠部を形成し、 かかる両接着剤層を介して前記2枚の円板をその内外周
    部分において加圧して接着し、 この後前記円板を前記接着剤層に対して円周方向に相対
    移動させて前記切欠部に接着剤を充填することを特徴と
    する情報担体ディスクの製造方法。
JP28364586A 1986-11-28 1986-11-28 情報担体デイスクの製造方法 Pending JPS63138543A (ja)

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JP28364586A JPS63138543A (ja) 1986-11-28 1986-11-28 情報担体デイスクの製造方法

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JP (1) JPS63138543A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02152043A (ja) * 1988-12-05 1990-06-12 Hitachi Ltd 光ディスクの製造方法
CN102042931A (zh) * 2010-11-26 2011-05-04 中国航空工业集团公司北京长城计量测试技术研究所 气体压力疲劳试验机压力发生器

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH02152043A (ja) * 1988-12-05 1990-06-12 Hitachi Ltd 光ディスクの製造方法
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