JP2001250289A - 基板の真空貼り合わせ方法及び装置 - Google Patents

基板の真空貼り合わせ方法及び装置

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Norihide Higaki
典秀 檜垣
Kohei Hamamura
公平 濱村
Hideo Matsumoto
英雄 松本
Kazuto Nakajima
和人 中島
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 紫外線を通過させない基板同士を気泡の混入
なく貼り合わせることができる基板の真空貼り合わせ方
法及び装置を提供する。 【解決手段】 基板9,10同士を接着剤7を介して貼
り合わせる際に、2枚の基板のうち少なくとも一方の基
板にレーザー光の透過を妨げない透明若しくは半透明で
あるカチオン系の紫外線硬化型接着剤を塗布する。そし
て、基板全面に接着剤を広げ、紫外線を照射した後に、
真空雰囲気内で2枚の基板を貼り合わせる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基板の貼り合わせ
方法及び装置に関する。
【0002】
【従来の技術】光を利用した情報記録媒体としてDVD
(Digital Versatile Disk)が
ある。このDVDは、通常のCD−ROMなどに比べ
て、はるかに高密度に大量の情報が記録でき、映画など
の映像の高品質で長時間記録やコンピュータデータの大
量記憶に適しているとされている。
【0003】図6〜図8に従来の貼り合わせ方法を示
す。
【0004】図6は、対向保持された一対の基板1,2
の間にディスペンサー4のノズル部分4aをその間隙に
挿入し、基板1,2を回転させながら、接着剤3を吐出
しているところを示す。その後、ディスペンサー4を後
退させ、輪状に塗布された接着剤3を高速回転で全体に
広げ、所定の膜厚にする様子を図7に示す。図8は、紫
外線照射装置5を用い、接着剤3を硬化させているとこ
ろを示す。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】図6〜図8の従来例で
は、紫外線照射装置5を用いて接着剤3を硬化させるた
め、2枚の基板1,2の内少なくとも一方の基板1,2
(図8の例では、基板2)が、紫外線の通過できる透明
若しくは半透明の基板でなければならなかった。
【0006】昨今では、DVDの高密度化あるいは、D
VD−RAM,DVD−Rなどへの展開の中で、紫外線
をほとんど通過させない基板の組み合わせで構成される
光ディスクが求められることが多くなってきた。
【0007】しかしながら、従来の技術では、記録基板
と透明基板あるいは記録基板と半透明の記録基板の組み
合わせにおいて利用可能であったが、アルミニウム又は
金などの反射膜を有する記録基板同士を貼り合わせるこ
とはできなかった。
【0008】本発明は、紫外線を通過させない基板同士
の貼り合わせることができる基板の真空貼り合せ方法及
び装置を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明は以下のように構成する。
【0010】本発明の第1態様によれば、2枚の基板同
士を接着剤を介して貼り合わせる方法であって、上記2
枚の基板のうち、少なくとも一方の基板にカチオン系の
紫外線硬化型接着剤を環状に塗布する工程と、上記環状
に塗布された接着剤を上記基板の大略全体に広げる工程
と、上記接着剤に紫外線を照射して上記接着剤の硬化反
応を開始させる紫外線照射工程と、真空雰囲気内で上記
2枚の基板を上記硬化反応が開始された接着剤を介して
貼り合わせる工程とを含むことを特徴とする基板の真空
貼り合わせ方法を提供する。
【0011】本発明の第2態様によれば、上記接着剤
が、635nmあるいは650nmの波長を主体とした
DVD用レーザー光の透過を著しく妨げない透明色系の
カチオン系紫外線硬化型接着剤である、第1の態様に記
載の基板の真空貼り合わせ方法を提供する。
【0012】本発明の第3態様によれば、上記真空雰囲
気内で上記2枚の基板を貼り合わせる際に上記2枚の基
板を互いに接近させるように加圧する加圧工程を含むよ
うにした第1又は2の態様に記載の基板の真空貼り合わ
せ方法を提供する。
【0013】本発明の第4態様によれば、2枚の基板同
士を接着剤を介して貼り合わせる装置であって、上記2
枚の基板のうち、少なくとも一方の基板にカチオン系の
紫外線硬化型接着剤を環状に塗布する接着剤塗布装置
と、上記環状に塗布された接着剤を上記基板の大略全体
に広げる接着剤拡散装置と、上記接着剤に紫外線を照射
して上記接着剤の硬化反応を開始させる紫外線照射装置
と、真空雰囲気内で上記2枚の基板を上記硬化反応が開
始された接着剤を介して貼り合わせる真空雰囲気形成装
置とを含むことを特徴とする基板の真空貼り合わせ装置
を提供する。
【0014】本発明の第5態様によれば、上記接着剤拡
散装置は、上記接着剤塗布装置により上記接着剤を環状
に塗布すべき基板を保持する基板保持装置と、上記基板
保持装置により保持されかつ上記接着剤が環状に塗布さ
れた上記基板を回転させて上記環状に塗布された接着剤
を上記基板の大略全体に広げる回転駆動装置とを備える
ようにした第4の態様に記載の基板の真空貼り合わせ装
置を提供する。
【0015】本発明の第6態様によれば、上記真空雰囲
気形成装置は、上記2枚の基板同士を間隙をあけて対向
配置して保持する基板保持装置と、上記基板保持装置を
互いに接近する方向に相対的に移動させる移動装置と、
上記基板保持装置を内部に配置し、その内部空間を真空
又は減圧環境に保つ真空装置とを備えて、上記真空装置
の上記真空雰囲気内で上記基板保持装置で保持された上
記2枚の基板を互いに接近する方向に相対的に上記移動
装置により移動させて、上記硬化反応が開始された接着
剤を介して上記2枚の基板を貼り合わせるようにした第
4又は5の態様に記載の基板の真空貼り合わせ装置を提
供する。
【0016】本発明の第7態様によれば、上記上記移動
装置は、上記真空雰囲気内で上記2枚の基板を貼り合わ
せる際に上記2枚の基板を互いに接近させるように加圧
するようにした第6の態様に記載の基板の真空貼り合わ
せ装置を提供する。
【0017】本発明の第8態様によれば、上記接着剤
が、635nmあるいは650nmの波長を主体とした
DVD用レーザー光の透過を著しく妨げない(さらに、
好ましくは、粘度が低く(3500cps以下)、硬化
速度の速い)透明色系のカチオン系紫外線硬化型接着剤
である第4〜7のいずれか1つの態様に記載の基板の真
空貼り合わせ装置を提供する。
【0018】
【発明の実施の形態】以下に、本発明にかかる実施の形
態を図面に基づいて詳細に説明する。
【0019】図1〜図5に本発明の一実施の形態にかか
る基板の真空貼り合わせ方法及び装置を示す。
【0020】図1で、接着剤塗布用基板保持装置の一例
としての吸着盤30により吸着保持された基板6の上面
の中心部近傍に、接着剤塗布装置の一例としてのディス
ペンサー8より接着剤7を塗布する。このとき、基板6
がモータなどの回転駆動装置31により面方向に低速回
転することにより、基板6の上面の中心部近傍に輪状に
接着剤7が塗布される。ここで、接着剤7としては、6
35nmあるいは650nmの波長を主体としたDVD
用レーザー光の透過を著しく妨げない透明色系で粘度が
低く(3500cps以下)、硬化速度の速い(例えば
5分以内)カチオン系の紫外線硬化型接着剤を使用す
る。また、面方向に回転するとは、基板6を基板6が大
略水平状態に吸着盤30により吸着保持されたまま回転
することを意味する。なお、この回転駆動装置31と吸
着盤30とにより、接着剤拡散装置の一例を構成する。
【0021】図2は、図1で基板6上に環状に接着剤7
が塗布された後、基板6を面方向に上記回転駆動装置3
1により接着剤塗布時の低速より速い高速で回転し、遠
心力を利用して、接着剤7を基板6の中心部を除く面全
体に広げる様子を示す。このときの高速回転数は、例え
ば、2000rpm〜8000rpmの間で設定される
ことが多い。
【0022】次の工程で、紫外線照射装置8を用いて基
板6の上面に広げられた接着剤7に紫外線を照射して上
記接着剤7の硬化反応を開始させる。これを、図3に示
す。このとき、基板6は回転させてもよいし、回転を停
止させていてもよい。
【0023】次いで、真空雰囲気内で上記2枚の基板
6,9を上記接着剤7を介して貼り合わせる。図4及び
図5は、この工程のために真空雰囲気内で2枚の基板
6,9を貼り合わせる装置を示す。
【0024】この装置は、断面大略コ字状の真空室下部
16と断面大略コ字状の真空室上蓋17とで真空室を形
成可能となっている。真空室下部16の内部には、基板
保持装置の一例としての下側基板受け台10を固定して
収納するとともに、真空室上蓋17の内部には、基板保
持装置の一例としての上側基板受け台12を相対的に移
動可能に収納している。真空室上蓋17の下端面にはO
リング18が配置されて、このOリング18が真空室下
部16の上端面に密着させるようにしている。また、1
9,20もOリングであり、上側基板受け台12の軸部
12aと真空室上蓋17の貫通穴17aの内周面との間
をシールするようにしている。22は圧縮バネ、25は
真空室上蓋17の上面との間に圧縮バネ22を挟むため
に上側基板受け台12の軸部12aに固定された環状突
起であり、圧縮バネ22の付勢力により、上側基板受け
台12の上面に向けて真空室上蓋17を下向きに常時付
勢するようにしている。
【0025】下側基板受け台10は、吸着回路11を有
し、吸着回路11を介して真空ポンプなどの吸着源14
につながっている。これにより、吸着源14が駆動され
ると、吸着回路11を介して、上記硬化開始されている
接着剤7を有する基板6が下側の基板として下側基板受
け台10上に吸着で保持される。同様に、上側基板受け
台12は、吸着回路13を有し、吸着回路13を介して
真空ポンプなどの吸着源15につながっている。これに
より、吸着源15が駆動されると、吸着回路13を介し
て、上記基板6に貼り合わされる上側の基板9は上側基
板受け台12上に吸着で保持される。
【0026】このように、基板6,9が下側基板受け台
10及び上側基板受け台12にそれぞれ保持された後、
移動装置の一例としてのシリンダーなどの上下移動装置
21が下降されて、真空室上蓋17と上側基板受け台1
2とが最初は一体的に下降し、上側基板受け台12に吸
着保持された上側の基板9が下側の基板6に向けて下降
していく。
【0027】下側基板受け台10をその内部に収納する
真空室下部16の上端面に、上側基板受け台12をその
内部に収納する真空室上蓋17の下端面のOリング18
が接触して密着することにより、真空室下部16と真空
室上蓋17とにより密室26が形成される。このよう
に、真空室下部16の上端面にOリング18が接触した
時点より、真空引き回路23につながっている真空ポン
プなどの真空源24で、上記密室26の空間を真空雰囲
気に保つように真空吸引する。このときは、まだ、接着
剤7と上側の基板9は接触していない。
【0028】上記密室26内が所定の真空雰囲気に到達
すると、上下移動装置21がさらに下降し、上側基板9
の下面が下側基板6上の接着剤7に接触し、その結果、
基板6と基板9が接着剤7を介して貼り合わされる。そ
のときの様子を図5に示す。このときの真空度は、一例
として、0.05〜30Torrに設定されることが多
く、真空度は、主に、接着剤7の特性により左右され
る。
【0029】さらに、図5で基板6と基板9を貼り合わ
せるのに加圧が必要であれば、上下移動装置21などを
利用して、2枚の基板6,9を互いに接近させるように
さらに加圧することができる。実際は、面圧にして1〜
30kgで加圧設定することが多く、加圧の必要の有無
やその加圧力は基板6,9の形状によって左右される。
【0030】また、基板6上の接着剤7に紫外線を照射
してから真空雰囲気内で貼り合わせるまでの時間は、接
着剤7の硬化速度で決定される時間内にとどめる必要が
ある。本実施形態の一例としての硬化時間は5分程度で
あるので、紫外線照射後、1〜2分以内を目安に貼り合
わせている。
【0031】貼り合わせが完了しかつ接着剤7の硬化が
十分に完了した後、下側基板6の下側基板受け台10に
よる吸着保持は維持したまま、上側基板受け台12側の
吸着源15による上側基板9の吸着保持を解除したの
ち、上下移動装置21を上昇させて、まず、最初は、圧
縮バネ22の付勢力を利用して、真空室上蓋17は移動
させずに上側基板受け台12のみを上昇させる。次い
で、上側基板受け台12が真空室上蓋17に接触する
と、上側基板受け台12が真空室上蓋17と一体的に上
昇することにより、真空室上蓋17が真空室下部16か
ら離れて、真空室下部16の下側基板受け台10上に吸
着保持された貼り合わされた基板6,9を取り出すこと
ができる。
【0032】なお、逆に、上側基板9の上側基板受け台
12による吸着保持は維持したまま、下側基板受け台1
0側の吸着源14による下側基板6の吸着保持を解除す
ることにより、貼り合わされた基板6,9が上側基板受
け台12側に吸着保持されるようにしてもよい。
【0033】上記実施形態によれば、下側の基板6にカ
チオン系の紫外線硬化型接着剤7を塗布し、大略全面に
広げ、紫外線を照射した後、真空雰囲気内で貼り合わせ
ることにより、気泡の混入していない良好な貼り合わせ
状態を得ることができる。
【0034】また、この接着剤7は透明若しくは半透明
の635nmあるいは650nmの波長を主体としたD
VD用レーザー光の透過を著しく妨げない透明色系のカ
チオン系紫外線硬化型接着剤であるため、紫外線を通さ
ない基板同士の貼り合わせだけでなく、紫外線を通す基
板の貼り合わせにも応用でき、現在存在する光ディスク
の貼り合わせに幅広く利用できるものである。
【0035】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、その他種々の態様で実施できる。
【0036】例えば、上記実施形態では、接着剤塗布時
の基板保持装置と、貼り合わせたときの基板保持装置と
は別々の装置で行ったが、基板保持装置の一例としての
図4の下側基板受け台10で基板6を吸着保持した状態
で接着剤7を塗布し、大略全面に広げたのち、紫外線を
照射して硬化を開始させたのち、上側の基板9との貼り
合わせを図4及び図5の装置で行うようにしてもよい。
【0037】また、上記実施形態では、接着剤7の硬化
が十分に完了したのち、真空室から基板6,9を取り出
すようにしているが、真空室から基板6,9を取り出し
たのち、接着剤7の硬化を十分に完了するようにしても
よい。すなわち、カチオン系接着剤は、紫外線を照射し
たのち、ある一定時間で完全に硬化するといった性質を
有するため、真空雰囲気外で硬化を完了させるようにし
てもよい。
【0038】
【発明の効果】本発明にかかる基板の真空貼り合わせ方
法及び装置は、少なくとも一方の基板にカチオン系の紫
外線硬化型接着剤を塗布し、大略全面に広げ、紫外線を
照射した後、真空雰囲気内で貼り合わせることにより、
気泡の混入していない良好な貼り合わせ状態を得ること
ができる。
【0039】また、この接着剤を透明若しくは半透明の
635nmあるいは650nmの波長を主体としたDV
D用レーザー光の透過を著しく妨げない透明色系のカチ
オン系紫外線硬化型接着剤にすれば、紫外線を通さない
基板同士の貼り合わせだけでなく、紫外線を通す基板の
貼り合わせにも応用でき、現在存在する光ディスクの貼
り合わせに幅広く利用できるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態にかかる基板の真空貼り
合わせ方法及び装置において、接着剤を塗布する状態を
示す側面図である。なお、この図では、理解しやすくす
るため、接着剤の部分を斜線領域として示している。
【図2】 上記実施形態にかかる基板の真空貼り合わせ
方法及び装置において、接着剤を基板全面に広げる状態
を示す側面図である。なお、この図では、理解しやすく
するため、接着剤の部分のみを断面図として示してい
る。
【図3】 上記実施形態にかかる基板の真空貼り合わせ
方法及び装置において、紫外線を照射している状態を示
す側面図である。なお、この図では、理解しやすくする
ため、接着剤の部分のみを断面図として示している。
【図4】 開状態における上記実施形態にかかる真空貼
り合わせ装置を示す断面図である。なお、この図では、
理解しやすくするため、接着剤の部分を斜線領域として
示している。
【図5】 閉状態における上記実施形態にかかる真空貼
り合わせ装置を示す断面図である。なお、この図では、
理解しやすくするため、接着剤の部分を斜線領域として
示している。
【図6】 従来の塗布方法を示す側面図である。なお、
この図では、理解しやすくするため、接着剤の部分のみ
を断面図として示している。
【図7】 従来の接着剤を基板全面に広げる状態を示す
側面図である。なお、この図では、理解しやすくするた
め、接着剤の部分のみを断面図として示している。
【図8】 従来の紫外線を照射している状態を示す側面
図である。なお、この図では、理解しやすくするため、
接着剤の部分のみを断面図として示している。
【符号の説明】
6,9…基板、7…接着剤、8…ディスペンサー、10
…下側基板受け台、11…吸着回路、12…上側基板受
け台、12a…軸部、13…吸着回路、14,15…吸
着源、16…真空室下部、17…真空室上蓋、17a…
貫通穴、18,19,20…Oリング、21…上下移動
装置、22…圧縮バネ、23…真空引き回路、24…真
空源、25…環状突起、26…密室、28…紫外線照射
装置、30…吸着盤、31…回転駆動装置。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 松本 英雄 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 中島 和人 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 4D075 BB46Z BB56Z DA06 DC21 EA21 EA35 EA43 5D121 AA03 AA07 EE22 FF03 FF09 FF11 FF13 FF18 GG02

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2枚の基板同士を接着剤を介して貼り合
    わせる方法であって、 上記2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板にカチオ
    ン系の紫外線硬化型接着剤を環状に塗布する工程と、 上記環状に塗布された接着剤を上記基板の大略全体に広
    げる工程と、 上記接着剤に紫外線を照射して上記接着剤の硬化反応を
    開始させる紫外線照射工程と、 真空雰囲気内で上記2枚の基板を上記硬化反応が開始さ
    れた接着剤を介して貼り合わせる工程とを含むことを特
    徴とする基板の真空貼り合わせ方法。
  2. 【請求項2】 上記接着剤が、635nmあるいは65
    0nmの波長を主体としたDVD用レーザー光の透過を
    著しく妨げない透明色系のカチオン系紫外線硬化型接着
    剤である、請求項1に記載の基板の真空貼り合わせ方
    法。
  3. 【請求項3】 上記真空雰囲気内で上記2枚の基板を貼
    り合わせる際に上記2枚の基板を互いに接近させるよう
    に加圧する加圧工程を含むようにした請求項1又は2に
    記載の基板の真空貼り合わせ方法。
  4. 【請求項4】 2枚の基板同士を接着剤を介して貼り合
    わせる装置であって、 上記2枚の基板のうち、少なくとも一方の基板にカチオ
    ン系の紫外線硬化型接着剤を環状に塗布する接着剤塗布
    装置と、 上記環状に塗布された接着剤を上記基板の大略全体に広
    げる接着剤拡散装置と、 上記接着剤に紫外線を照射して上記接着剤の硬化反応を
    開始させる紫外線照射装置と、 真空雰囲気内で上記2枚の基板を上記硬化反応が開始さ
    れた接着剤を介して貼り合わせる真空雰囲気形成装置と
    を含むことを特徴とする基板の真空貼り合わせ装置。
  5. 【請求項5】 上記接着剤拡散装置は、上記接着剤塗布
    装置により上記接着剤を環状に塗布すべき基板を保持す
    る基板保持装置と、上記基板保持装置により保持されか
    つ上記接着剤が環状に塗布された上記基板を回転させて
    上記環状に塗布された接着剤を上記基板の大略全体に広
    げる回転駆動装置とを備えるようにした請求項4に記載
    の基板の真空貼り合わせ装置。
  6. 【請求項6】 上記真空雰囲気形成装置は、 上記2枚の基板同士を間隙をあけて対向配置して保持す
    る基板保持装置と、 上記基板保持装置を互いに接近する方向に相対的に移動
    させる移動装置と、 上記基板保持装置を内部に配置し、その内部空間を真空
    又は減圧環境に保つ真空装置とを備えて、上記真空装置
    の上記真空雰囲気内で上記基板保持装置で保持された上
    記2枚の基板を互いに接近する方向に相対的に上記移動
    装置により移動させて、上記硬化反応が開始された接着
    剤を介して上記2枚の基板を貼り合わせるようにした請
    求項4又は5に記載の基板の真空貼り合わせ装置。
  7. 【請求項7】 上記上記移動装置は、上記真空雰囲気内
    で上記2枚の基板を貼り合わせる際に上記2枚の基板を
    互いに接近させるように加圧するようにした請求項6に
    記載の基板の真空貼り合わせ装置。
  8. 【請求項8】 上記接着剤が、635nmあるいは65
    0nmの波長を主体としたDVD用レーザー光の透過を
    著しく妨げない透明色系のカチオン系紫外線硬化型接着
    剤である請求項4〜7のいずれか1つに記載の基板の真
    空貼り合わせ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2005276873A (ja) * 2004-03-23 2005-10-06 Tatsuta System Electronics Kk プリント配線板用シールドフィルム及びその製造方法

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