JPS63131Y2 - - Google Patents

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JPS63131Y2
JPS63131Y2 JP5321883U JP5321883U JPS63131Y2 JP S63131 Y2 JPS63131 Y2 JP S63131Y2 JP 5321883 U JP5321883 U JP 5321883U JP 5321883 U JP5321883 U JP 5321883U JP S63131 Y2 JPS63131 Y2 JP S63131Y2
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floor beam
surface portion
projecting piece
deck
groove
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JP5321883U
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は縁台に関する。
従来の縁台は木製が多いが、これを主として金
属型材等で骨組みした縁台とすれば、耐久性に優
れたものとなる。しかし、プラスチツク板や金属
板からなるデツキ材の長手方向の切断端部が斜状
になつたり、ぎざぎざ状となつて見苦しくなり勝
ちであつた。
本考案はこのような問題を解決し、デツキ材の
端面が斜状やぎざぎざ状に切断された場合にも外
観的に隠れて見えず、美しく簡単に組立てること
が出来、かつ堅牢強固で、さらに腰を掛けたとき
に座り心地の良い縁台の提供を目的とする。そこ
で本考案の特徴とする処は、側床梁の上面部と微
小段差乃至同一連続面をもつて上突片を、該側床
梁の内側面部に突設し、さらに該上突片と平行に
下突片を該内側面部の中間高さに突設して、内側
に開口する嵌込用凹溝部を形成し、該凹溝部内に
デツキ材の長手方向切断端部をやり送り状に嵌合
させ、かつ該デツキ材の上面と上記上面部と、前
床梁の上面部とを略同一面状の平滑面に組立てて
構成された点にある。
以下、図示の実施例に基き本考案を詳説する。
第1図は単独型の縁台の斜視図であつて、第2
図は連結型の縁台の分解斜視図でデツキ材を省略
した図であるが、両図に於て、1は水平面状のデ
ツキ面部、2…はデツキ面部1の四隅に設けられ
た柱、3は第2図の連結型の場合に用いられる中
間柱、4は左右の柱2と柱2の間、若しくは柱2
と中間柱3との間に配設される間柱であり、デツ
キ面部1はこれ等の柱2,3,4にて水平面状に
保持される。そして、デツキ面部1は、短辺をな
す側床梁5,5と、長辺をなす前床梁6,6とを
もつて矩形枠組みし、かつ平行に対向する前床梁
6,6間に根太7…を横架し、根太7…相互間及
び側床梁5,5とを平行に配設して井桁状に枠組
みし、その上に長手方向に複数枚のデツキ材8…
を張設して構成される。
しかして、第1図・第2図及び第3図乃至第1
2図に於て、柱2及び中間柱3は横断面が正方形
の筒状体であり、各辺の内面には3本の肉厚ビス
受け部9,9,9が突出状に形成され、かつ各々
のビス受け部9に対応して柱外面10にはケガキ
線11が小溝状に凹設される。勿論、型材押出成
形時にこのケガキ線11が形成されるのである。
このビス受け部9…及びケガキ線11…はその内
1本が中央に、残り2本をこの中央の1本に関し
て等間隔に形成する。12はアングル型の床梁組
立金具であり、ビス13…をもつて柱2・中間柱
3の上端に固着する。この場合、上記ケガキ線1
1がビス13を螺着する位置の基準線となる。し
かしビス13の頭が組立後に全く外部から見えな
いように、該ビス13は内方向でかつ水平方向か
ら螺着される。この金具12を介して、側床梁5
の両端部、前床梁6の両端部が柱2又は中間柱3
の上端に連結固着される。また、筒状の柱2・中
間柱3の上端開口部14に、上方からキヤツプ1
5を挿嵌して施蓋する。
このキヤツプ15は可及的に肉薄tの正方形板
16と、この正方形板16の各辺のやや内側から
垂設される2本ずつの弾性変形自在の係止脚片1
7,17…とからなり、該係止脚片17は下端外
面をテーパ状くさび型に形成され、柱2内面に係
止する。
また、前床梁6の中途部に配設される間柱4
は、やや小さな各辺の横断面正方形の筒状体であ
つて、コ字型組立金具18をまずビス19にて前
床梁6の下面に当接状に固着し、この金具18に
間柱4上端を外嵌し、ビス20…にて固着する。
しかして、側床梁5はその横断面が縦長の略矩
形をした筒状体であり、外面部には凹凸装飾が施
され、上面部21と内側面部22は平面状とし、
かつ、内側面部22には、上突片23及び下突片
24が平行に突設される。該上突片23は、上面
部21と微小段差をもつて形成されている。なお
図示省略したが上突片23を上面部21と同一連
続面をもつて形成するも好ましい。下突片24
は、側床梁5の内側面部22の中間高さに突設す
るのであつて、上突片23と下突片24により、
内側に開口する嵌込用凹溝部25を形成する。そ
して、該凹溝部25内に前記デツキ材8を、第5
図中の矢印イ→ロ→ハのようにやり送り状に嵌合
させ、デツキ材8の長手方向の切断端部8a,8
aを凹溝部25内に隠して外からは見えないよう
に保持する。
ところで、根太7はデツキ材8と直交状に配設
され、下からデツキ材8を支持するのであるが、
図例では、角管体部26と、その左右側面を上方
に延伸してさらに側外方に折曲げた倒立L字型保
持片部27,27とを、一体に形成してなる。こ
の保持片部27,27がデツキ板8の下面に直接
に当接して、デツキ板8の中間部を受持してい
る。
しかして、前床梁6はその横断面が縦長の略矩
形状の筒状体と、その内側面部28の下端からL
字状に突設された根太受け突片29とからなる。
筒状体の外面部には凹凸装飾が施され、上面部3
0と内側面部は平面状であり、上面部30は柱
2・中間柱3の上端面と同一面高さとする。(ま
た前記側床梁5の上面部21もこれ等と同一面高
さとなつている。)そして、根太7の両端部を、
前床梁6の根太受け突片29にて受け、ボルト・
ナツト結合31等にて串挿状に根太7と突片29
とを連結する。このように、デツキ材8の上面3
2と、側床梁5の上面部21と、前床梁6の上面
部30とを、略同一面状の平滑面として、(最小
の段差しか生じないようにして、)組立てられて
いる。
ところで、連結型の縁台の場合には、第2図と
第6・10・12図に示す如く、L字型金具33
をビス34にて固着し、これに根太7の両端を載
置して、ボルト・ナツト結合31にて連結する。
この根太7は他の箇所の根太7と同一物でよい。
また第6図のように、連結部のこの根太7の上面
に継手具35を取付けて、デツキ板8を保持す
る。即ち、継手具35は、係止溝36を有すると
共に根太7にビス37,37にて固定される雌具
35aと、横断面略T字型であつて下端にやじり
部を有する雄具35bとからなり、やじり部を係
止溝36に係合させて、雄具35bを雌具35a
に連結すれば、凹溝部25,25が形成され、デ
ツキ材8の切断端面部8aはこの凹溝部25内に
隠れて外から見えないように保持される。
なお、デツキ材8は種々の横断面のものを自由
に選択可能であるが、第4図と第8図では、一枚
のデツキ材8に複数の凹溝38…が上面に形成さ
れるように屈折した横断面のプラスチツク又は金
属の型材を使用して、一枚のデツキ面部1に複数
本のデツキ材8…を平行状に接続して敷く。ま
た、凹溝38内にてタツピングビス39…をもつ
て根太7に固着し、溝カバー40にて施蓋してな
る。
本考案の図示の実施例の効果によれば、大半乃
至全体の構成部材をアルミ型材製として、錆びに
くくいつまでも美しい縁台が得られ、また、側床
梁5の上下突片23,24はデツキ材8の挾持片
として上下から挾持するから確実にデツキ材8が
保持される。また、前床梁6には根太受け突片2
9を一体形出して、根太7の端部を受持するか
ら、確実に強固な連結が出来ることとなる。さら
に、柱2の他に中間柱3や間柱4が増減自在であ
るから、設置場所と用途等に対応して望み通りの
補強が可能であり、かつ連結型縁台も簡単に得ら
れる。特に、柱2・中間柱3と、前床梁6・側床
梁5との連結は、縁台としての内面横方向からビ
ス着されていて、外部からビス頭が全く見えず、
美感に優れることは勿論、足の裏をけがしたり、
ズボンをビス頭に引掛けるようなこともなくな
り、かつビス孔部からの錆びの発生も防止出来
る。またキヤツプ15の肉厚tが小さく、デツキ
面部1上面が一層平滑状となり、腰を掛けやす
く、歩き易い。
さらに、ケガキ線11が予め一体成型にて形出
され、ビス止め位置決めが容易である。また、柱
2・中間柱3の横断面が正方形であると共に、各
辺には対称位置に3本の肉厚ビス受け部9…が設
けられているから、金具12等をビスで止める場
合に、方向性を気にすることなくいずれの辺を使
用しても、必らず肉厚ビス受け部9にビスが螺進
されて大変好ましい。
本考案は以上詳述したように、側床梁5の上面
部21と微小段差乃至同一連続面をもつて上突片
23を、該側床梁5の内側面部22に突設し、さ
らに該上突片23と平行に下突片24を該内側面
部22の中間高さに突設して、内側に開口する嵌
込用凹溝部25を形成し、該凹溝部25内にデツ
キ材8の長手方向切断端部8aをやり送り状に嵌
合させ、かつ該デツキ材8の上面32と上記上面
部21と、前床梁6の上面部30とを略同一面状
の平滑面に組立てて構成された縁台であるから、
デツキ材8の組立てが極めて容易となり、しか
も、その切断端面8aが傾斜状やぎざぎざとして
見苦しくとも全く外部(上方)からは見えず、外
観が優れていると共に、デツキ材8の寸法誤差が
この凹溝部25にて吸収されるから、切断作業も
著しく楽になる。さらに、デツキ面部上面が略同
一面状であるから、歩いたり、腰を掛けるうえで
大変好ましいといえる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す斜視図、第2
図はデツキ材を省略して示す分解斜視図、第3図
は断面正面図、第4図はデツキ板の一例の横断面
図、第5図は断面図、第6図は連結型の断面正面
図、第7図は平面図、第8図は断面側面図、第9
図と第10図と第11図と第12図は夫々要部の
組立方法の説明を兼ねた分解斜視図である。 5……側床梁、6……前床梁、7……根太、8
……デツキ材、8a……切断端部、21……上面
部、22……内側面部、23……上突片、24…
…下突片、25……凹溝部、30……上面部、3
2……上面。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 側床梁5の上面部21と微小段差乃至同一連続
    面をもつて上突片23を、該側床梁5の内側面部
    22に突設し、さらに該上突片23と平行に下突
    片24を該内側面部22の中間高さに突設して、
    内側に開口する嵌込用凹溝部25を形成し、該凹
    溝部25内にデツキ材8の長手方向切断端部8a
    をやり送り状に嵌合させ、かつ該デツキ材8の上
    面32と上記上面部21と、前床梁6の上面部3
    0とを略同一面状の平滑面に組立てて構成された
    ことを特徴とする縁台。
JP5321883U 1983-04-09 1983-04-09 縁台 Granted JPS59159369U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5321883U JPS59159369U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 縁台

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JP5321883U JPS59159369U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 縁台

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JPS59159369U JPS59159369U (ja) 1984-10-25
JPS63131Y2 true JPS63131Y2 (ja) 1988-01-05

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JP5321883U Granted JPS59159369U (ja) 1983-04-09 1983-04-09 縁台

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JP2006226376A (ja) * 2005-02-16 2006-08-31 Yayoi Primal Kk 物品固定具及びこれを用いる物品固定方法

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JPS59159369U (ja) 1984-10-25

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