JPS6239205Y2 - - Google Patents
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- JPS6239205Y2 JPS6239205Y2 JP18900383U JP18900383U JPS6239205Y2 JP S6239205 Y2 JPS6239205 Y2 JP S6239205Y2 JP 18900383 U JP18900383 U JP 18900383U JP 18900383 U JP18900383 U JP 18900383U JP S6239205 Y2 JPS6239205 Y2 JP S6239205Y2
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- JP
- Japan
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- horizontal
- coffered
- frame
- chamfered
- vertical
- Prior art date
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- Expired
Links
- 229910052782 aluminium Inorganic materials 0.000 description 6
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Landscapes
- Finishing Walls (AREA)
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案は社寺の天井等に用いられる格天井に関
する。
する。
(従来技術)
複雑とされている格天井の施工工事を簡略化す
るための工夫が従来様々に行なわれている。例え
ば既に実願昭58−86499号(実開昭59−192513号
公報)が提案されているが、そこに開示された構
成は主として断面矩形の格天井を対象としてい
る。ところが寺院等に採用される格天井では装飾
性が重んじられる傾向があり、格縁に面取りを施
す要望が強い。しかし従来の構成では縦格縁と横
格縁の交叉部において、面取り部分の整合性を確
保するのが困難であり、製作コストが極めて高く
なるばかりでなく、格縁交叉部の精度確保が難し
くなる不具合がある。
るための工夫が従来様々に行なわれている。例え
ば既に実願昭58−86499号(実開昭59−192513号
公報)が提案されているが、そこに開示された構
成は主として断面矩形の格天井を対象としてい
る。ところが寺院等に採用される格天井では装飾
性が重んじられる傾向があり、格縁に面取りを施
す要望が強い。しかし従来の構成では縦格縁と横
格縁の交叉部において、面取り部分の整合性を確
保するのが困難であり、製作コストが極めて高く
なるばかりでなく、格縁交叉部の精度確保が難し
くなる不具合がある。
実際、面取り部を有する格縁は従来から木製で
組立て施行される場合が多く、横格縁(短尺材)
の両端を切削加工にて縦格縁(長尺材)の側壁部
形状に合わせる構成を採用していることから、加
工精度及び加工手間の上で大きな問題となつてい
る。
組立て施行される場合が多く、横格縁(短尺材)
の両端を切削加工にて縦格縁(長尺材)の側壁部
形状に合わせる構成を採用していることから、加
工精度及び加工手間の上で大きな問題となつてい
る。
(考案の目的)
面取りの施された格縁を有する格天井の製作、
施行を簡略化してコスト低減を図ると共に、仕上
りが良くて美感に富む格天井を提供する。
施行を簡略化してコスト低減を図ると共に、仕上
りが良くて美感に富む格天井を提供する。
(考案の構成)
次の事項を必須の要件とする格天井である。
(a) 長尺の縦格縁に短尺の横格縁を直角方向に突
き合わせて、格縁を形成する。
き合わせて、格縁を形成する。
(b) 上記縦格縁の外形が、下部角を面取りした略
矩形の断面である。
矩形の断面である。
(c) 上記横格縁が断面略矩形の横格縁本体と横格
縁本体下部に取り付けられる化粧カバーとから
成る。
縁本体下部に取り付けられる化粧カバーとから
成る。
(d) 化粧カバーの端部が、上記縦格縁の面取り形
状に対応する形状である。
状に対応する形状である。
(実施例)
本考案による格天井の下面部分図(下方から見
上げた図)である第1図において、1は建屋、2
は矩形枠状の廻り縁、3は格子体である。廻り縁
2は後述する如く建屋1に固定されている。格子
体3は多数の縦格縁5と横格縁6を矩形の外枠7
内に配置して構成されている。各縦格縁5は長い
部材からなり、両端が外枠7,7に固定されてい
る。横格縁6は短い部材からなり、隣接する2本
の縦格縁5,5の間及び左右両側の縦格縁5と外
枠7の間に配置してある。格縁5,6及び外枠7
で囲まれた多数の矩形枠部に個々に天井パネル8
が取り付けてある。天井パネル8は下面に装飾を
施したアルミニウム板で作られている。
上げた図)である第1図において、1は建屋、2
は矩形枠状の廻り縁、3は格子体である。廻り縁
2は後述する如く建屋1に固定されている。格子
体3は多数の縦格縁5と横格縁6を矩形の外枠7
内に配置して構成されている。各縦格縁5は長い
部材からなり、両端が外枠7,7に固定されてい
る。横格縁6は短い部材からなり、隣接する2本
の縦格縁5,5の間及び左右両側の縦格縁5と外
枠7の間に配置してある。格縁5,6及び外枠7
で囲まれた多数の矩形枠部に個々に天井パネル8
が取り付けてある。天井パネル8は下面に装飾を
施したアルミニウム板で作られている。
第2図に示すように、縦格縁5は断面が略矩形
のアルミニウム製押出形材より成る中空体で、上
壁71の両側縁から上方に突出するように壁部7
3が形成され、更に段部72を介して上端に鉤を
有する壁部74が形成されており、これによつて
上開きの溝75が構成されている。又下部の両角
には面取り部76が形成されており、この面取り
部76は縦格縁5長手方向に延在している。面取
り部76は側壁5aと底壁5bから段部77,7
8を介してわずかに窪み、面段部77,78間が
外方に向けて滑らかな膨みをもつて形成されてい
る。
のアルミニウム製押出形材より成る中空体で、上
壁71の両側縁から上方に突出するように壁部7
3が形成され、更に段部72を介して上端に鉤を
有する壁部74が形成されており、これによつて
上開きの溝75が構成されている。又下部の両角
には面取り部76が形成されており、この面取り
部76は縦格縁5長手方向に延在している。面取
り部76は側壁5aと底壁5bから段部77,7
8を介してわずかに窪み、面段部77,78間が
外方に向けて滑らかな膨みをもつて形成されてい
る。
第3図に示すように、横格縁6は断面略矩形の
横格縁本体81と横格縁本体81下部に取り付け
られる化粧カバー82とから成る。横格縁本体8
1はアルミニウム製押出形材より成る中空体で、
上壁83の両側縁から上方に突出するように壁部
85が形成され、更に段部84を介して上端に鉤
を有する壁部86が形成されており、これによつ
て上開きの溝87が構成されている。底壁88の
両側縁には下方に突出する壁部89が形成され、
壁部89の下部外側面には横格縁6長手方向に延
在する係止溝90が形成されている。両係止溝9
0は段部91を介して互いに近付く形に設けられ
ている。化粧カバー82はアルミニウム製板材よ
り成り、プレス成型によつて形成される部材であ
る。断面形状は第2図の縦格縁5の面取り部76
と底壁5bとに相当する形状に形成されており、
底壁6bと段部92とを有すると共に上端内側に
係止溝90に嵌まる突起93を有している。なお
突起93は化粧カバー82自体の弾性を利用し
て、係止溝90に圧接状態で嵌められる。又段部
91のうちカバー82で隠されない部分、即ち外
部露出部分は丁度第2図の段部78に相当してお
り、段部91と段部92との間の外形が第2図の
面取り部76と同一形状となつて面取り部96を
形成している。化粧カバー82の両端は第2図に
示すようにえぐり部95を有しており、えぐり部
95は面取り部76に対応する形状に形成されて
いる。なおカバー82は、湾曲形状に押出し成型
で形成した後えぐり部95のみをプレス成形して
もよく、又湾曲形状もプレス成型で形成してもよ
い。
横格縁本体81と横格縁本体81下部に取り付け
られる化粧カバー82とから成る。横格縁本体8
1はアルミニウム製押出形材より成る中空体で、
上壁83の両側縁から上方に突出するように壁部
85が形成され、更に段部84を介して上端に鉤
を有する壁部86が形成されており、これによつ
て上開きの溝87が構成されている。底壁88の
両側縁には下方に突出する壁部89が形成され、
壁部89の下部外側面には横格縁6長手方向に延
在する係止溝90が形成されている。両係止溝9
0は段部91を介して互いに近付く形に設けられ
ている。化粧カバー82はアルミニウム製板材よ
り成り、プレス成型によつて形成される部材であ
る。断面形状は第2図の縦格縁5の面取り部76
と底壁5bとに相当する形状に形成されており、
底壁6bと段部92とを有すると共に上端内側に
係止溝90に嵌まる突起93を有している。なお
突起93は化粧カバー82自体の弾性を利用し
て、係止溝90に圧接状態で嵌められる。又段部
91のうちカバー82で隠されない部分、即ち外
部露出部分は丁度第2図の段部78に相当してお
り、段部91と段部92との間の外形が第2図の
面取り部76と同一形状となつて面取り部96を
形成している。化粧カバー82の両端は第2図に
示すようにえぐり部95を有しており、えぐり部
95は面取り部76に対応する形状に形成されて
いる。なおカバー82は、湾曲形状に押出し成型
で形成した後えぐり部95のみをプレス成形して
もよく、又湾曲形状もプレス成型で形成してもよ
い。
格天井の平面部分図(天井裏から見た図)であ
る第4図に示すように、各廻り縁2は複数箇所が
ブラケツト10及びコンクリートアンカー11に
より建屋1の壁面に固定されている。外枠7の端
部は斜に切り欠かれており、隣接する外枠7の端
部は突き合わされてコーナープレート15により
互に連結されている。又外枠7は格縁取付アング
ル16により廻り縁2に固定されている。アング
ル16は外枠7の全長に沿つて設けてある。縦格
縁5は両端面を外枠7の側面に突き合わせた状態
でT型ジヨイナー19により連結されている。外
枠7に隣接する横格縁6は端面を外枠7に突き合
わせた状態でT型ジヨイナー19により連結され
ている。各縦格縁5とその両側の横格縁6,6は
横格縁6,6の端面を縦格縁5の両側面に突き合
わせてクロスジヨイナー20により連結されてい
る。18は外枠7を真直ぐに接続するための外枠
接続ピースである。
る第4図に示すように、各廻り縁2は複数箇所が
ブラケツト10及びコンクリートアンカー11に
より建屋1の壁面に固定されている。外枠7の端
部は斜に切り欠かれており、隣接する外枠7の端
部は突き合わされてコーナープレート15により
互に連結されている。又外枠7は格縁取付アング
ル16により廻り縁2に固定されている。アング
ル16は外枠7の全長に沿つて設けてある。縦格
縁5は両端面を外枠7の側面に突き合わせた状態
でT型ジヨイナー19により連結されている。外
枠7に隣接する横格縁6は端面を外枠7に突き合
わせた状態でT型ジヨイナー19により連結され
ている。各縦格縁5とその両側の横格縁6,6は
横格縁6,6の端面を縦格縁5の両側面に突き合
わせてクロスジヨイナー20により連結されてい
る。18は外枠7を真直ぐに接続するための外枠
接続ピースである。
第4図の−断面部分図である第5図の如
く、廻り縁2は各ブラケツト10に上下動不能に
嵌合して複数箇所がリベツト21,22により固
定されている。アングル16はL形断面を有して
おり、水平部がリベツト21により廻り縁2の上
面に固定され、下向き垂直部が外枠7の外側面に
リベツト23により固定されている。廻り縁2と
外枠7の間には寸法誤差吸収用の隙間24が設け
てある。
く、廻り縁2は各ブラケツト10に上下動不能に
嵌合して複数箇所がリベツト21,22により固
定されている。アングル16はL形断面を有して
おり、水平部がリベツト21により廻り縁2の上
面に固定され、下向き垂直部が外枠7の外側面に
リベツト23により固定されている。廻り縁2と
外枠7の間には寸法誤差吸収用の隙間24が設け
てある。
外枠7は縦格縁5と同一断面を有するアルミニ
ウム押出形材より形成されており、上壁26の両
側縁からは段付きの壁部27,28が上方へ突出
して上壁26の上方に上開きの溝30を形成して
いる。壁部27,28間の段部31は溝30の上
半部の幅を狭める形に設けてある。
ウム押出形材より形成されており、上壁26の両
側縁からは段付きの壁部27,28が上方へ突出
して上壁26の上方に上開きの溝30を形成して
いる。壁部27,28間の段部31は溝30の上
半部の幅を狭める形に設けてある。
第5図のジヨイナー19は横格縁6に沿つて延
びる短い鋼板あるいはアルミニウムの押出成形品
で、下開きコ形の断面を備えており、横格縁6及
び外枠7の上側に配置されている。ジヨイナー1
9の両端寄りの部分の孔にはボルト32,33が
上方から通してある。ボルト32,33は板状の
ねじプレート35のねじ孔に螺合している。プレ
ート35は溝30に差し込まれて両側部が段部3
1の下面に係合している。このようにジヨイナー
19はボルト32,33及びねじプレート35を
介して横格縁6及び外枠7に固定されている。第
4図の縦格縁5用のT型ジヨイナー19も上記第
5図のジヨイナー19と同様の構造により格縁5
及び外枠7に固定されている。クロスジヨイナー
20もT型ジヨイナー19と概ね同様に構成され
ており、以下の点だけが相違している。すなわち
第5図の如くT型ジヨイナー19は壁部27が入
り込む切欠き39を一端寄りの部分に備えている
のに対し、クロスジヨイナー20はジヨイナー1
9よりも長く、壁部74が入り込む切欠き39を
長手方向の中間部に備えている。そしてジヨイナ
ー20は縦格縁5の両側に突出して両端寄りの部
分がボルト32及びねじプレート(図示せず)に
より下側の横格縁6に固定されている。なお前記
外枠連結用コーナープレート15は上壁26の上
面の溝に嵌合してビス34により固定されてい
る。
びる短い鋼板あるいはアルミニウムの押出成形品
で、下開きコ形の断面を備えており、横格縁6及
び外枠7の上側に配置されている。ジヨイナー1
9の両端寄りの部分の孔にはボルト32,33が
上方から通してある。ボルト32,33は板状の
ねじプレート35のねじ孔に螺合している。プレ
ート35は溝30に差し込まれて両側部が段部3
1の下面に係合している。このようにジヨイナー
19はボルト32,33及びねじプレート35を
介して横格縁6及び外枠7に固定されている。第
4図の縦格縁5用のT型ジヨイナー19も上記第
5図のジヨイナー19と同様の構造により格縁5
及び外枠7に固定されている。クロスジヨイナー
20もT型ジヨイナー19と概ね同様に構成され
ており、以下の点だけが相違している。すなわち
第5図の如くT型ジヨイナー19は壁部27が入
り込む切欠き39を一端寄りの部分に備えている
のに対し、クロスジヨイナー20はジヨイナー1
9よりも長く、壁部74が入り込む切欠き39を
長手方向の中間部に備えている。そしてジヨイナ
ー20は縦格縁5の両側に突出して両端寄りの部
分がボルト32及びねじプレート(図示せず)に
より下側の横格縁6に固定されている。なお前記
外枠連結用コーナープレート15は上壁26の上
面の溝に嵌合してビス34により固定されてい
る。
天井パネル8は周縁部が格縁5,6の段部7
2,段部84(第3図)及び外枠7の段部31の
上面に置かれ、その状態でパネル押えクリツプ4
0により固定されている。クリツプ40はステン
レス板等の折曲成型品で、下方へ突出した2種類
の脚部41,42をそれぞれ両側部に備えてい
る。内側の1対の脚部41は溝30,75,87
(第3図)内に入り込んでおり、下端部43が斜
上向きに屈曲して段部31,72,84(第3
図)の下面に係合している。外側の1対の脚部4
2は1対の壁部27,74,86(第3図)の外
側に位置しており、下端の上向き湾曲部45がク
リツプ40自体の弾性により天井パネル8の周縁
部を段部31,72,84(第3図)の上面に押
し付けている。第5図の−矢視部分図である
第6図の如く、脚部42はクリツプ40の両端部
に設けてあり、脚部41はクリツプ40の中間部
に設けてある。
2,段部84(第3図)及び外枠7の段部31の
上面に置かれ、その状態でパネル押えクリツプ4
0により固定されている。クリツプ40はステン
レス板等の折曲成型品で、下方へ突出した2種類
の脚部41,42をそれぞれ両側部に備えてい
る。内側の1対の脚部41は溝30,75,87
(第3図)内に入り込んでおり、下端部43が斜
上向きに屈曲して段部31,72,84(第3
図)の下面に係合している。外側の1対の脚部4
2は1対の壁部27,74,86(第3図)の外
側に位置しており、下端の上向き湾曲部45がク
リツプ40自体の弾性により天井パネル8の周縁
部を段部31,72,84(第3図)の上面に押
し付けている。第5図の−矢視部分図である
第6図の如く、脚部42はクリツプ40の両端部
に設けてあり、脚部41はクリツプ40の中間部
に設けてある。
第5図の如く天井スラブ46(建屋1の天井
部)の複数箇所には垂直なアンカーボルト47の
上端部が固定してある。アンカーボルト47の下
部はアジヤスト金具48を介して垂直なアンカー
ボルト49の上部に連結されている。アンカーボ
ルト49の下部は押え金具50の孔に通され、金
具50よりも下方の端部がねじプレート51のね
じ孔に螺合している。プレート51は溝75に差
し込まれて両側部が段部72の下面に係合してい
る。押え金具50は両側の下向き折曲げ脚部の下
端が段部72の上面に着座している。又押え金具
50の上面にはボルト49に螺合した締付ナツト
52が着座している。前記アジヤスト金具48は
鋼板等の折曲成形品で作られており、垂直部の上
下両端に水平部53,54を備え、水平部53,
54の孔にそれぞれボルト47,49が通されて
上下からナツト55,56により固定されてい
る。上述の吊りボルトセツトは格縁5の複数箇所
に設けてあり、格天井の中央部が下方へ撓むこと
を防止している。
部)の複数箇所には垂直なアンカーボルト47の
上端部が固定してある。アンカーボルト47の下
部はアジヤスト金具48を介して垂直なアンカー
ボルト49の上部に連結されている。アンカーボ
ルト49の下部は押え金具50の孔に通され、金
具50よりも下方の端部がねじプレート51のね
じ孔に螺合している。プレート51は溝75に差
し込まれて両側部が段部72の下面に係合してい
る。押え金具50は両側の下向き折曲げ脚部の下
端が段部72の上面に着座している。又押え金具
50の上面にはボルト49に螺合した締付ナツト
52が着座している。前記アジヤスト金具48は
鋼板等の折曲成形品で作られており、垂直部の上
下両端に水平部53,54を備え、水平部53,
54の孔にそれぞれボルト47,49が通されて
上下からナツト55,56により固定されてい
る。上述の吊りボルトセツトは格縁5の複数箇所
に設けてあり、格天井の中央部が下方へ撓むこと
を防止している。
組立作業を説明する。格縁5,6及び外枠7の
連結は、ねじプレート35を溝30,75,87
に差し込んでボルト32,33によりジヨイナー
19,20を図示の如く固定すると完了する。天
井パネル8の取付けは、パネル8を格縁5,6及
び外枠7の上に置き、クリツプ40を上方から図
示の位置まで押し込むと完了する。その押込時に
はクリツプ40の脚部41は弾性変形して壁部2
7,74,86の間に入り、折曲下端部43が壁
部27,74,86上を通過すると脚部41が元
の形状に戻つて下端部43が段部31,72,8
4に係合する。従つてクリツプ40を要易かつ確
実に装着することができる。又横格縁本体81へ
の化粧カバー82の取付けは、第3図のように下
方より嵌め込むことにより完了する。その押込時
には面取部96が弾性変形して係止溝90に突起
93が嵌まる。カバー82の両端には第2図のよ
うなえぐり部95が形成されていることから、第
1図のように縦格縁5と横格縁6の接合部は両面
取部76,96によつて連続的な模様が形成され
る。なおアンカーボルト47,49はアジヤスト
金具48やねじプレート51等を介して縦格縁5
に連結され、その際に天井全体が水平となるよう
にナツト55,56の位置が調節される。
連結は、ねじプレート35を溝30,75,87
に差し込んでボルト32,33によりジヨイナー
19,20を図示の如く固定すると完了する。天
井パネル8の取付けは、パネル8を格縁5,6及
び外枠7の上に置き、クリツプ40を上方から図
示の位置まで押し込むと完了する。その押込時に
はクリツプ40の脚部41は弾性変形して壁部2
7,74,86の間に入り、折曲下端部43が壁
部27,74,86上を通過すると脚部41が元
の形状に戻つて下端部43が段部31,72,8
4に係合する。従つてクリツプ40を要易かつ確
実に装着することができる。又横格縁本体81へ
の化粧カバー82の取付けは、第3図のように下
方より嵌め込むことにより完了する。その押込時
には面取部96が弾性変形して係止溝90に突起
93が嵌まる。カバー82の両端には第2図のよ
うなえぐり部95が形成されていることから、第
1図のように縦格縁5と横格縁6の接合部は両面
取部76,96によつて連続的な模様が形成され
る。なおアンカーボルト47,49はアジヤスト
金具48やねじプレート51等を介して縦格縁5
に連結され、その際に天井全体が水平となるよう
にナツト55,56の位置が調節される。
(考案の効果)
横格縁6を横格縁本体81とその下部に取り付
けられる化粧カバー82とから形成し、カバー8
2の端部(えぐり部95)を縦格縁5の面取り部
76の形状に対応する形状としたので、面取り部
76に接合する面取り部96の端部(えぐり部9
5)の複雑なえぐり形状を切削加工等に比べて格
段に加工容易なプレス成型によつて出すことがで
きる。しかも化粧カバー82のみをプレス成型す
れば良く、加工が容易である。従つて; (a) 面取りの施された格縁を有する格天井の製
作、施行が簡略化し、コスト低減を図れる。
けられる化粧カバー82とから形成し、カバー8
2の端部(えぐり部95)を縦格縁5の面取り部
76の形状に対応する形状としたので、面取り部
76に接合する面取り部96の端部(えぐり部9
5)の複雑なえぐり形状を切削加工等に比べて格
段に加工容易なプレス成型によつて出すことがで
きる。しかも化粧カバー82のみをプレス成型す
れば良く、加工が容易である。従つて; (a) 面取りの施された格縁を有する格天井の製
作、施行が簡略化し、コスト低減を図れる。
(b) 仕上りが良くて美感に富む格天井が容易に得
られる。
られる。
(c) 横格縁本体81を汎用的に共用できる。
(別の実施例)
(a) 両面取り部76,96の形状は同一である必
要はなく、又面取り部96が省略されている場
合にも本考案を採用できる。
要はなく、又面取り部96が省略されている場
合にも本考案を採用できる。
(b) 面取り部76,96の形状は第2図、第3図
の形状に限られることはない。
の形状に限られることはない。
(c) 化粧カバー82が横格縁本体81を更に上方
迄覆うように構成することもできる。
迄覆うように構成することもできる。
第1図は本考案による格天井の下面部分図、第
2図、第3図は第1図の−断面図及び−
断面図、第4図は本考案による格天井の平面部分
図、第5図は第4図の−断面部分図、第6図
は第5図の−矢視部分図である。5……縦格
縁、6……横格縁、76……面取り部、81……
横格縁本体、82……化粧カバー、95……えぐ
り部(端部の一例)。
2図、第3図は第1図の−断面図及び−
断面図、第4図は本考案による格天井の平面部分
図、第5図は第4図の−断面部分図、第6図
は第5図の−矢視部分図である。5……縦格
縁、6……横格縁、76……面取り部、81……
横格縁本体、82……化粧カバー、95……えぐ
り部(端部の一例)。
Claims (1)
- 長尺の縦格縁に短尺の横格縁を直角方向に突き
合わせて格縁を形成すると共に、上記縦格縁の外
形が下部角を面取りした略矩形の断面を有し、上
記横格縁が断面略矩形の横格縁本体と横格縁本体
下部に取り付けられる化粧カバーとから成り、化
粧カバーの端部が上記縦格縁の面取り形状に対応
する形状であることを特徴とする格天井。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18900383U JPS6097809U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 格天井 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP18900383U JPS6097809U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 格天井 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS6097809U JPS6097809U (ja) | 1985-07-03 |
JPS6239205Y2 true JPS6239205Y2 (ja) | 1987-10-06 |
Family
ID=30407605
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP18900383U Granted JPS6097809U (ja) | 1983-12-06 | 1983-12-06 | 格天井 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPS6097809U (ja) |
-
1983
- 1983-12-06 JP JP18900383U patent/JPS6097809U/ja active Granted
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS6097809U (ja) | 1985-07-03 |
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