JP2666174B2 - 支柱の取付構造 - Google Patents

支柱の取付構造

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JP2666174B2
JP2666174B2 JP8990093A JP8990093A JP2666174B2 JP 2666174 B2 JP2666174 B2 JP 2666174B2 JP 8990093 A JP8990093 A JP 8990093A JP 8990093 A JP8990093 A JP 8990093A JP 2666174 B2 JP2666174 B2 JP 2666174B2
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茂 吉田
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ワイケイケイアーキテクチュラルプロダクツ株式会社
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、バルコニー、テラス、
ベランダや屋上等に手すりを取付けるため等の支柱を取
付ける構造に関する。
【0002】
【従来の技術】支柱を取付ける構造としては、例えば実
公平4−146363号公報や実公平4−33315号
公報に示すように、躯体に固着した取付台と、この取付
台に取付けた補強材と、この補強材に嵌合した支柱と、
その支柱を補強材に固定するボルトより成るものが知ら
れている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】かかる支柱の取付構造
であると支柱を補強材に固定するボルトが外部より目視
されて見栄えが悪くなる。なお、柱にカバーを取付けて
見栄えを良くした化粧柱が実公平4−52347号公報
等により知られているが、この化粧柱であると柱の4隅
に脚片をビス止めし、この脚片にカバーを係合して取付
けてあるので、その脚片をビス止めする作業が面倒とな
る。
【0004】そこで、本発明は前述の課題を解決できる
ようにした支柱の取付構造を提供することを目的とす
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】支柱取付部1に固着され
る取付台2と、この取付台2に固定した柱補強材3と、
その柱補強材3に嵌合される支柱4と、その支柱4と柱
補強材3を連結する固着具5と、前記支柱4に着脱自在
に取付けたカバー6より成り、前記柱補強材3を、複数
の縦板により複数のコーナー部を有する中空形状とな
り、この縦板の内面にビスホール25を有しかつ相対向
した縦板の外面に突片が一体的に設けられた形状とし、
前記支柱4を、係止受部33を有する複数の縦板により
複数のコーナー部を有する前記柱補強材3に嵌合する中
空形状で、この相対向した縦板の内面が柱補強材当接内
面34となり、その各コーナー部に支持突部32を外向
きに一体的に設けて隣接する支持突部32間に外向きに
開口した凹陥部を有する形成とし、前記カバー6を、前
記支柱4の隣接する支持突部32に支持される装飾縦板
41に係止受部33に係合する係止片42を設けた複数
の単位カバー40より構成し、前記取付台2と柱補強材
3をビスホール25に挿通したボルト26で連結し、柱
補強材3の相対向した縦板と支柱4の相対向した縦板間
に固着具5を挿通して柱補強材3と支柱4を連結した支
柱の取付構造。
【0006】
【作 用】柱補強材3と支柱4を連結する固着具5が
カバー6で隠蔽されるから見栄えが良いし、柱補強材3
と支柱4を固着具5で連結した時に柱補強材3の突片が
支柱4の柱補強材当接内面34に押しつけられるので、
柱補強材3に支柱4を強固でガタツキなく連結でき、し
かも1つの単位カバー40を外すことで支柱4に縦枠を
取付けできるし、その縦枠は支持突部32を経て単位カ
バー40と連続するから外観が見栄え良くなる。
【0007】
【実 施 例】図1に示すように木製の床材等の支柱取
付部1に取付台2が固着され、この取付台2に固定した
柱補強材3に支柱4が嵌合されて固着具5で固定してあ
り、その支柱4にカバー6が取付けられて固着具5を隠
蔽し、その支柱4の上部にジョイント部材7が取付けて
あり、そのジョイント部材7に笠木8が取付けられ、支
柱4に下胴縁9が取付けてあり、その下胴縁9と笠木8
に亘って格子10が連結されて格子付き手すりを構成し
ている。
【0008】前記取付台2は図1と図2に示すように、
ほぼ直方体形状となり、その下面2aのほぼ中央部に形
成した下向凹部11と上面2bの両端部に形成した上向
凹部12を有し、この取付台2はアルミ鋳物又はアルミ
ダイカストにより成る。裏板13に固着したボルト14
が支柱取付部1の透孔15より取付台2の上向凹部12
の底部に形成した孔16内に突出し、そのボルト14に
ナット17を螺合して取付台2を支柱取付部1に固定し
てある。なお、上向凹部12に穴隠し18が装着されて
ボルト14、ナット17が見えないようにしてある。こ
れにより、取付台2は支柱取付部1に強固に取付けられ
る。
【0009】前記柱補強材3は図2と図3に示すよう
に、相対向した一対の第1縦板20,20と相対向した
一対の第2縦板21,21によりほぼ直角となった4つ
のコーナー部3aを有する矩形断面中空形状となり、そ
の第1縦板20の外面には一対の第1突片22が外向き
に一体的に設けられ、かつその一対の第1突片22,2
2間に外向きに開口した凹溝23を構成し、前記第2縦
板21の外面には一対の第2突片24が外向きに一体的
に設けられ、第2縦板21におけるこの一対の第2突片
24間の内面にビスホール25が一体的に設けてある。
前記柱補強材3の下面3bは取付台2の上面2bに載置
され、取付台2の下向凹部11よりボルト26をビスホ
ール25に挿通して上面3cより上方に突出し、その突
出部分にナット27を螺合して柱補強材3と取付台2を
連結している。このようであるから、取付台2と柱補強
材3を連結した後に取付台2を支柱取付部1に取付ける
ことになる。
【0010】前記支柱4は図2と図3に示すように、相
対向した一対の第1縦板30,30と相対向した一対の
第2縦板31,31によりほぼ直角となった4つのコー
ナー部4aを有する矩形断面中空形状となり、その各コ
ーナー部4aには支持突部32が放射状に外向きとして
それぞれ一体的に設けてある。前記第1縦板30と第2
縦板31はコーナー部4a寄りの両側部よりも中間部が
外側に突出した段付き形状となり、その両側段部に係止
受部33がそれぞれ一体的に設けられ、かつ中央部の内
面が柱補強材当接内面34となり、前記各支持突部32
の突出側の両側面にはほぼ90度となった支持凹部35
がそれぞれ設けてあり、これによって隣接する支持突部
32,32と第1・第2縦板30,31によって外向き
に開口したほぼコ字状の凹陥部を構成している。前記支
柱4は柱補強材3に上からスライド式に嵌合されて各コ
ーナー部4aの内面が柱補強材3のコーナー部3aの外
面に対向し、各柱補強当接内面34が柱補強材3の第1
・第2突片22,24にそれぞれ接し、固着具5となる
ボルトを一対の第1縦板30と一対の第1縦板20間に
挿通してナットを螺合して支柱4を柱補強材3に連結し
ている。
【0011】前記カバー6は図2と図3に示すように4
つの単位カバー40より成り、その単位カバー40はほ
ぼ4分の1の円弧状の装飾縦板41に一対の係止片4
2,42を一体的に設けてある。そして、各単位カバー
40は一対の係止片42を支柱4の一対の係止受部33
に係合すると同時に装飾縦板41の両端部を支柱4の支
持突部32の支持凹部35に係合して支柱4に取付けら
れる。
【0012】以上のようであるから、支柱4と柱補強材
3を連結する固着具5をカバー6により隠蔽できる。ま
た柱補強材3と支柱4を固着具5で連結した時に柱補強
材3の一対の第1縦板20に設けた第1突片22が支柱
4の一対の第1縦板30における柱補強材当接内面34
に押しつけられるので、柱補強材3に支柱4を強固にガ
タツキなく連結できる。
【0013】しかも、1つの単位カバー40を外すこと
で図4に示すように支柱4に縦枠50を取付けできる。
つまり、手すりとしては隣接する支柱と笠木と下胴縁と
の間にパネルを取付けることがあり、この場合にはパネ
ル取付用の縦枠50を支柱に取付ける必要がある。この
場合には図4に示すように1つの単位パネル40を外す
ことで隣接する支持突部32,32間に形成した凹陥部
に縦枠50を取付ける。
【0014】具体的には縦枠50の一側縦板51と他側
縦板52を支持突部32の支持凹部35に係合すると同
時に一対の係止片53を係止受部33に係合し、ビス5
4を第1縦板30に螺合して縦枠50を支柱4に取付け
る。これにより、支柱4に取付けた単位カバー40が支
持突部32を経て縦枠50の一側縦板51、他側縦板5
2と連続するから見栄えの良いものとなる。
【0015】
【発明の効果】柱補強材3と支柱4を連結する固着具5
がカバー6で隠蔽されるから見栄えが良い。柱補強材3
と支柱4を固着具5で連結した時に柱補強材3の突片が
支柱4の柱補強材当接内面34に押しつけられるので、
柱補強材3に支柱4を強固でガタツキなく連結できる。
1つの単位カバー40を外すことで支柱4に縦枠を取付
けできるし、その縦枠は支持突部32を経て単位カバー
40と連続するから外観が見栄え良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例を示す支柱取付部の正面図であ
る。
【図2】支柱取付部の分解斜視図である。
【図3】図1のA−A断面図である。
【図4】縦枠を取付けた状態の横断面図である。
【符号の説明】
1…支柱取付部、2…取付台、3…柱補強材、4…支
柱、5…固着具、6…カバー、26…ボルト、32…支
持突部、33…係止受部、34…柱補強材当接内面、4
0…単位カバー、41…装飾縦板、42…係止片。

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 支柱取付部1に固着される取付台2と、
    この取付台2に固定した柱補強材3と、その柱補強材3
    に嵌合される支柱4と、その支柱4と柱補強材3を連結
    する固着具5と、前記支柱4に着脱自在に取付けたカバ
    ー6より成り、 前記柱補強材3を、複数の縦板により複数のコーナー部
    を有する中空形状となり、この縦板の内面にビスホール
    25を有しかつ相対向した縦板の外面に突片が一体的に
    設けられた形状とし、 前記支柱4を、係止受部33を有する複数の縦板により
    複数のコーナー部を有する前記柱補強材3に嵌合する中
    空形状で、この相対向した縦板の内面が柱補強材当接内
    面34となり、その各コーナー部に支持突部32を外向
    きに一体的に設けて隣接する支持突部32間に外向きに
    開口した凹陥部を有する形成とし、 前記カバー6を、前記支柱4の隣接する支持突部32に
    支持される装飾縦板41に係止受部33に係合する係止
    片42を設けた複数の単位カバー40より構成し、 前記取付台2と柱補強材3をビスホール25に挿通した
    ボルト26で連結し、柱補強材3の相対向した縦板と支
    柱4の相対向した縦板間に固着具5を挿通して柱補強材
    3と支柱4を連結したことを特徴とする支柱の取付構
    造。
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