JPH0619746Y2 - 出窓底板パネルの取付構造 - Google Patents

出窓底板パネルの取付構造

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JPH0619746Y2
JPH0619746Y2 JP5619489U JP5619489U JPH0619746Y2 JP H0619746 Y2 JPH0619746 Y2 JP H0619746Y2 JP 5619489 U JP5619489 U JP 5619489U JP 5619489 U JP5619489 U JP 5619489U JP H0619746 Y2 JPH0619746 Y2 JP H0619746Y2
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plate panel
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経博 酒匂
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Tachikawa Corp
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Description

【考案の詳細な説明】 [産業上の利用分野] 本考案は建築物に設けられる出窓底板パネルの取付構造
に関するものである。
[従来の技術] 従来の出窓の一形態として、その下部が第6図に示すよ
うな底板パネル31により構成されたものがあり、この
出窓ではブラケット30の前端部(図の左端部)でサッ
シ32を支持し、同ブラケット30及びサッシ32下部
を底板パネル31で覆っている。前記底板パネル31の
後壁31aは上方へ延出し、その上端が後方へ折曲され
て取付フランジ33となっており、同取付フランジ33
が窓枠34上に係止されている。また、前記窓枠34の
下面にはアングル状の補助金具35が木ねじ36により
止着されている。そして、前記のように窓枠34が取付
フランジ33と補助金具35とによって上下から挟み込
まれた状態で、底板パネル31の後壁31aと補助金具
35の垂立部35aとがボルト37及びナット38により
締結されている。
[考案が解決しようとする課題] 前記底板パネル31を用いた出窓においては、底板パネ
ル31の前端部にサッシ32の大きな荷重がかかってい
る。ところが、前記取付構造では取付フランジ33と補
助金具35とによって窓枠34を挟み込み、その補助金
具35を木ねじ36で窓枠34に止着しているだけなの
で、たとえ底板パネル31の取付時に十分な締付力で木
ねじ36が止着されても、長期間にわたってサッシ32の
荷重を受けているうちに、その木ねじ36が緩んだり変
形したりして底板パネル31全体が前下がりに傾いてし
まうおそれがある。
また、前記底板パネル31を窓枠34に取付ける場合に
は、最初に補助金具35を窓枠34にねじ止めしてお
き、続いて底板パネル31の取付フランジ33を窓枠3
4上に係止した状態で、ボルト37及びナット38で底
板パネル31を補助金具35に締結することになる。と
ころが、底板パネル31には自重により前に倒れようと
する力が作用しているので、この底板パネル31をほぼ
水平状態に保持しながら締結作業を行う必要があり、そ
の保持が煩雑であるという問題もあった。
本考案の目的は、長期間にわたる使用によってもサッシ
等の荷重によって底板パネルが傾くことなく初期の形態
を保持でき、しかも簡単な作業で底板パネルを窓枠に取
付けることが可能な出窓底板パネルの取付構造を提供す
ることにある。
[課題を解決するための手段] そこで、前記目的を達成するために本考案は、出窓下部
を構成する底板パネルの後壁に取付フランジを後方へ延
設し、この取付フランジを窓枠の一側に係止するととも
に同窓枠の他側には補助金具を係止して、底板パネルの
後壁及び補助金具で窓枠を挟み込み、これらの取付フラ
ンジ及び補助金具には互いに係合して両者を連結する連
結手段を設け、さらに窓枠に挿通された締結手段で前記
底板パネル及び補助金具を窓枠に締結した出窓底板パネ
ルの取付構造をその要旨とする。
[作用] 上記構成を採用したことにより、窓枠が底板パネルと補
助金具とで挟み込まれた状態で、取付フランジ及び補助
金具が連結手段により連結されるとともに、窓枠に挿通
された締結手段によって底板パネル後壁と補助金具とが
その窓枠に締付固定される。そのため、底板パネルは窓
枠に対し従来のものよりも強固に固定されることにな
る。
また、締結手段による底板パネル及び補助金具の締結に
際し、取付フランジ及び補助金具を予め連結手段により
互いに連結しておけば、同底板パネルを水平状態に保持
しながら締結作業を行う必要がない。
[実施例] 以下、本考案を具体化した一実施例を第1〜5図に従っ
て説明する。
第1,4図に示すように、建築物の壁1には窓枠として
の木枠2が組付けられており、この木枠2上には適数個
の補助金具3が取付けられている。補助金具3は挟持部
4と、その挟持部4の上端において前方(第1図左方)
へ折曲された折曲部5とによりアングル状に形成され、
木枠2の上部後端に係止されるようになっている。前記
挟持部4のほぼ中央部にはボルト6を挿通するための孔
7が透設されている。また、折曲部5の左右前端部には
一対の係合片8が上方へほぼ垂直に折り曲げ形成される
とともに、各係合片8の後方位置には、互いに平行状態
で斜め後方へ延びる長孔9が形成されている。
前記木枠2及び補助金具3上には、アルミ鋳造体により
形成された底板パネル10の後端が取付けられている。
底板パネル10は上面を開口した浅い箱形状をなし、そ
の内部には複数の補強リブ11が左右(第4図上下)に
離間した状態で設けられている。補強リブ11の前端部
には左右方向へ平行に延びる前後一対の保持部12が形
成されており、前側の保持部12と底板パネル10の前
壁10aとでブラインド(図示しない)を内装したサッ
シ13を支持している。
前記底板パネル10の後壁10b上端には一対の取付フ
ランジ14(一方のみ図示)が後方へ延設され、同取付
フランジ14には同一形状をなす左右一対の連結溝15
が互いに離間した状態で透設されている。各連結溝15
には前後位置の異なる3つの係合凹部16が左右に形成
されており、補助金具3の折曲部5上に取付フランジ1
4が重ねられたときに、各連結溝15における対応する
係合凹部16を選択してこれに係合片8を係入させるこ
とにより、底板パネル10の後壁10bと補助金具3の
挟持部4との間隔を3段階に調節することができるよう
になっている(第5図参照)。これら係合片8及び連結
溝15により連結手段が構成されている。
前記取付フランジ14において各連結溝15の後方位置
には、前記補助金具3の長孔9と連通するねじ挿通孔1
7が透設されており、取付フランジ14の上方から挿通
された木ねじ18がこれらのねじ挿通孔17及び長孔9
を介して木枠2に螺入されている。
さらに、底板パネル10の後壁10bにおいて、前記補
助金具3の孔7と対応する位置には連通孔19が透設さ
れており、同孔7の後方から挿通されたボルト6が木枠
2に設けられた貫通孔20及び連通孔19を介して底板
パネル10内に突出し、その突出部分にナット21が螺
合されている。そして、これらボルト6及びナット21
により締結手段が構成されている。
前記のように構成された底板パネル10を木枠2に取付
ける場合には、まず木枠2の上部後端に補助金具3を係
止し、同木枠2の前面に底板パネル10の後壁10bが
当接するように、その底板パネル10の取付フランジ1
4を補助金具3の折曲部5上に重ねる。そして、取付フ
ランジ14の連結溝15の係合凹部16を補助金具3の
係合片8に嵌合させる。すると、木枠2を挟み込んだ底
板パネル10と補助金具3とが互いに連結されて、同底
板パネル10が木枠2に係止された状態に保持される。
そのため、以降の取付作業において底板パネル10を手
や棒等の支持手段によって水平状態に保持する必要がな
い。
なお、本実施例では連結溝15内に前後位置の異なる3
つの係合凹部16が形成されているので、これらの係合
凹部16と係合片8との係合位置を変更することによ
り、底板パネル10の後壁10bと補助金具3の挟持部4
との間隔を調節することが可能であり、太さの異なる3
種類の木枠2に対応することができる。
前記のように連結溝15に係合片8を係合させたら、木
枠2の後方から補助金具3の孔7、木枠2の貫通孔20
及び底板パネル10の連通孔19にボルト6を挿通し、
ナット21を締付ける。そして、取付フランジ14のね
じ挿通孔17及び補助金具3の長孔9を介して一対の木
ねじ18を木枠2に螺入する。
このようにして底板パネル10を木枠2に取付けた状態
では、ボルト6とナット21とによる締結、係合片8と
連結溝15との嵌合、及び木ねじ18による締付けによ
って、底板パネル10及び補助金具3が木枠2に対し強
固に固定されている。そのため、同底板パネル10の先
端にサッシ13の荷重が長期間にわたってかかっても、
ボルト6が変形したり木ねじ18が緩んだりすることが
なく、底板パネル10が前下がりに傾くおそれがない。
なお、本考案は前記実施例の構成に限定されるものでは
なく、例えば木ねじ18を省略したり、連結溝15の係
合凹部16や取付フランジ14の数を変更したりする
等、考案の趣旨から逸脱しない範囲で任意に変更して具
体化することもできる。特に、取付フランジ14を1つ
に変更する場合には長尺状にして連結溝15を複数箇所
設けることが好ましい。また、本考案の底板パネルはA
LC(軽量気泡コンクリート)製の窓枠2に取付けるこ
ともできる。
[考案の効果] 以上詳述したように本考案によれば、長期間にわたる使
用によってもサッシ等の荷重によって底板パネルが傾く
ことがなく初期の取付状態を保持でき、しかも簡単な作
業で底板パネルを窓枠に組付けることが可能となり、組
付作業性の向上を図ることができるという効果を奏す
る。
【図面の簡単な説明】
第1〜5図は本考案を具体化した一実施例を示し、第1
図は底板パネルを木枠に取付けた状態を示す断面図、第
2図は取付フランジ及び補助金具の要部分解斜視図、第
3図は出窓の正面図、第4図は底板パネルを木枠に取付
けた状態を示す部分平面図、第5図は取付フランジと補
助金具との連結状態を示す部分平面図、第6図は従来の
取付構造を示す断面図である。 2…窓枠としての木枠、3…補助金具、6…締結手段の
一部を構成するボルト、8…連結手段の一部を構成する
係合片、10…底板パネル、10b…後壁、14…取付フ
ランジ、15…連結手段の一部を構成する連結溝、21
…締結手段の一部を構成するナット。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】出窓下部を構成する底板パネル(10)の
    後壁(10b)に取付フランジ(14)を後方へ延設
    し、この取付フランジ(14)を窓枠(2)の一側に係
    止するとともに同窓枠(2)の他側には補助金具(3)
    を係止して、底板パネル(10)の後壁(10b)及び補助
    金具(3)で窓枠(2)を挟み込み、これらの取付フラン
    ジ(14)及び補助金具(3)には互いに係合して両者
    を連結する連結手段(8,15)を設け、さらに窓枠
    (2)に挿通された締結手段(6,21)で前記底板パネ
    ル(10)及び補助金具(3)を窓枠(2)に締結した
    ことを特徴とする出窓底板パネルの取付構造。
JP5619489U 1989-05-16 1989-05-16 出窓底板パネルの取付構造 Expired - Lifetime JPH0619746Y2 (ja)

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JPH02147584U JPH02147584U (ja) 1990-12-14
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