JP3369830B2 - 立設部材の安定脚装置 - Google Patents
立設部材の安定脚装置Info
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Description
して立設する間仕切パネル(パーティション用パネル)
や、間仕切パネルの端面に装着した支柱等の自立的な立
設部材を安定して床面に立設するための安定脚装置の構
造に関するものである。
えば、実公平2−29135号公報や実公平3−483
32号公報において、間仕切パネルの端面に装着した支
柱の下端に高さ調節可能なアジャスタボルトを設ける一
方、このアジャスタボルトに接近した位置にて支柱等に
間仕切パネルの長手方向と直角方向に長手の安定脚体を
装着し、この安定脚体の取付け部をビスにより高さ調節
可能に構成したものが提案されている。
スタボルトで高さ調節した後、前記安定脚体の取付け部
のビスを緩めて再度その高さ調節を実行しなければなら
ず、手間が掛かると共に、この取付け部と支柱等におけ
る相手部材も必要となるから、部材の構成が大型化す
る。しかも、取付け部に上下長手の溝を貫通するようビ
スを固定するので、状でに大きな外力が作用した場合、
ビスが溝に沿って滑り移動するなどして緩むから、その
までは安定脚体としての機能を果たせないという問題が
あった。
ものであって、簡単な構成で高さ調節作業が簡単とな
り、且つ安定脚としての機能に障害を与えない立設部材
の安定脚装置を提供することを目的とするものである。
め、請求項1に記載の発明の立設部材の安定脚装置は、
間仕切パネル又は支柱等の立設部材下部を床面に支持す
る安定脚装置であって、床面に配置するための安定体に
立設した連結体を、前記立設部材の下端部に形成した上
下長手の案内溝部に摺動自在に挿通させる一方、立設部
材の下端を支持して高さ調節可能なアジャスタの下端当
接頭体に対して横方向から挿入して被嵌係合する取付け
金具を、前記安定体にビス等にて固着したものである。
1に記載の立設部材の安定脚装置において、取付け金具
には、前記アジャスタの下端当接頭体を支持する支持片
部と、下端当接頭体を上下動不能に係止するための係止
片部とを備え、前記支持片部を安定体に固定したもので
ある。さらに、請求項3に記載の発明は、請求項1また
は請求項2に記載の立設部材の安定脚装置において、前
記アジャスタのねじ軸部には、前記下端当接頭体より上
方にナット部を設け、該ナット部が前記取付け金具にお
ける係止片部より上方に突出するように構成したもので
ある。
態について説明すると、図1は複数の間仕切パネル(以
下、単にパネルという)1,1を直線状に連結し、ま
た、支柱2にパネルを連結した、ローパーティションの
正面図であり、各パネル1は、ハニカム材3の表裏両面
に表裏両表面板4,4を接着材にて接着してなり、パネ
ル1の四周において、表面板4がハニカム材3より外側
に突出させて取付け溝部5を構成する。
た立設部材としてのアルミ等の押出成形した縦フレーム
部材6は、図2等に示されているように、断面C字状の
一対のねじ取付け部兼用の補強用リブ6b,6bを有す
る筒部6aと、該筒部6aの一側面にその長手方向に沿
って形成された断面コ字状のレール部6cと、該レール
部6cに沿って相対向する縁片6d,6dによって形成
される一対の溝条11,11とを備えている。
1の縦方向長手の取付け溝部5に嵌合し、パネル1の上
側取付け溝条(図示せず)には笠木(図示せず)を嵌合
し、各縦フレーム部材6と笠木とを前記補強用リブ6
b,6bの上端面側からねじにて連結する。また、パネ
ル1の下側取付け溝部5に嵌合した巾木8と、前記各縦
フレーム部材6とをアジャスタ10を装着するための金
具9を介して連結する(図2参照)。この場合、金具9
の底板9aには、アジャスタ10におけるねじ軸部10
bが高さ調節自在に装着する雌ねじ部13と、前記縦フ
レーム部材6のレール部6cと一対の縁片6d,6dと
の間の溝条11,11に嵌合する左右一対の第1爪片1
4,14と、巾木8の底板に穿設した装着孔15に対し
て押し込むにつれて表面板4をレール部6c方向に押し
つけする一対のくさび状の第2爪片16,16とを備
え、底板9aの下面からねじ17を前記補強用リブ6
b,6bの下端面に締着するものである(図2参照)。
面L字状の連結体31の垂直片が挿通する切欠き部9b
が形成されており、この切欠き部9bを通って縦フレー
ム部材6におけるレール部6c内面側の上下長手の案内
溝部6eに前記垂直片が上下摺動自在に嵌合できるよう
に構成されている。図3〜図6を参照して理解できるよ
うに、アジャスタ10はねじ軸部10bとその下端の大
径の下端当接頭体10aと、該下端当接頭体10aの上
面側に一体的に設けたナット部20とにより構成されて
いる。
ネル1の長手方向と直交する等交叉する方向に長いほぼ
板状の安定体30と、該安定体30の上面に立設して、
前記縦フレーム部材6に嵌挿して連結する断面L字状の
連結体31と、前記アジャスタ10の下端当接頭体10
aを挟み付ける取付け金具32とからなる。安定体30
の両端部には、下面に突出するゴム部材等の滑り止め片
33が着脱自在可能に設けられ、床面7に載置する。な
お、筒状の滑り止め片33にアンカーボルト34を挿通
して床面7に固定するようにしても良い(図4参照)。
は、アジャスタ10の下端当接頭体10aの下面を支持
する支持片部32aと、該支持片部32aの左右両側か
ら切り起こしてなる左右一対の係止片部35,35とか
らなり、支持片部32aと左右一対の係止片部35,3
5との間に下端当接頭体10aを横方向に挿入して、被
嵌係合するように挟み付ける。その状態では、図4およ
び図6に示すように、ナット部20及びねじ軸部10b
が、左右一対の係止片部35,35の間から突出するよ
うになっている。そして、この取付け金具32を安定体
30にビス36等にて固定するものである。
について説明すると、パネル1における縦フレーム部材
6の下端側が横向きとなるようにした状態(図3参照)
で、まず、安定体30に取付く連結体31の垂直片を案
内溝部6eに挿入する。この状態で、安定体30の長手
方向が、パネル1の広幅面と直角方向に延びるようにセ
ットされる。次いで、取付け金具32における支持片部
32aと一対の係止片部35,35とでアジャスタ10
の下端当接頭体10aを横方向から挟むように挿入し、
支持片部32aの一側を安定体30の下面に当接させて
下方からビス36にて固定するのである。そして、安定
体30を床面7に載置すれば良い。
2における支持片部32aと一対の係止片部35,35
との間で回動可能であるから、アジャスタ10における
ナット部20をスパナ等で回して、取付け金具32の支
持片部32a上面が安定体30の下面と一致するよう
に、高さ調節することにより、前記ビス36の固定作業
を確実ならしめる。
20をスパナ等で回して、金具9の雌ねじ部13に対す
るねじ軸部10bの下方への突出長さを調節することに
より、安定体30及び連結体31はアジャスタ10の回
動によってつれ回りすることなく、連結体31の垂直片
のみが案内溝部6eに沿って上下摺動することができ
る。従って、アジャスタ10による高さ調節作業にて安
定体30も自動的に同じ距離だけ上下動することにな
り、しかも安定体30は連結体31を介してパネル1の
案内溝部6eに拘束されて倒れ不能、且つ回動しないか
ら、安定した支持機能を発揮することができるのであ
る。
支持片部32aを安定体30の下面に固着したが、安定
体30の上面に固着するようにしても良く、また、本発
明の安定脚装置は、前記縦フレーム部材6と同様の案内
溝部6eを有する支柱2(図7参照)にも装着すること
ができることはいうまでもない。図1及び図7はローパ
ーティションの一対の断面矩形状の支柱2,2と上框部
材37との間に設けたドア38を示し、該ドア38の一
側には上下方向に等しい距離H1の位置にノブ(握り
部)39を装着すると共に、ドア38の他側には、上下
端から等しい距離H2の位置に蝶番40を取付けする。
そして、前記ノブ39の取付けられたドア38の一側縁
には、断面略L字状で上下長手のドア当たり部材41を
ビス42にて装着する。なお、符号43はクッション体
である。
38の上下対称位置に装着することと、ドア当たり部材
41のクッション体43の位置がドア38の表面側また
は裏面側にあるように取付けを変更するだけで、右開き
ドアにも左開きドアにも共通の部品で兼用することがで
きる。
の発明の立設部材の安定脚装置は、間仕切パネル又は支
柱等の立設部材下部を床面に支持する安定脚装置であっ
て、床面に配置するための安定体に立設した連結体を、
前記立設部材の下端部に形成した上下長手の案内溝部に
摺動自在に挿通させる一方、立設部材の下端を支持して
高さ調節可能なアジャスタの下端当接頭体に対して横方
向から挿入して被嵌係合する取付け金具を、前記安定体
にビス等にて固着したものであるから、安定体から立設
する連結体を立設部材の上下長手の案内溝部に挿入する
作業と、取付け金具をアジャスタの下端当接頭体に係合
し、かつその取付け金具を安定体に固着する作業だけ
で、安定脚装置の装着作業がきわめて簡単となる。そし
て、アジャスタによる高さ調節に従って、安定体に取付
く連結体の垂直片が前記立設部材の下端部に形成した上
下長手の溝部に沿って自動的に摺動することになり、安
定体を別途高さ調節する作業が省けて、調節作業も簡単
となる。また、連結体が前記立設部材の下端部に形成し
た上下長手の溝部に沿って上下動するように拘束されて
いるから、連結体と安定体とはアジャスタと共に一体的
に上下動するのみであり、立設部材に横方向の外力が作
用しても、床面に載置した安定体にて転倒しないよう
に、安定した支持機能を発揮することができる。
1に記載の立設部材の安定脚装置において、取付け金具
には、前記アジャスタの下端当接頭体を支持する支持片
部と、下端当接頭体を上下動不能に係止するための係止
片部とを備え、前記支持片部を安定体に固定したもので
あるから、アジャスタの位置と安定体の位置とを離すこ
とができ、アジャスタの位置よりもパネルの両端面に近
い位置に安定体を配置することができ、パネルの立設状
態をより安定化することができるという効果を奏する。
1または請求項2に記載の立設部材の安定脚装置におい
て、前記アジャスタのねじ軸部には、前記下端当接頭体
より上方にナット部を設け、該ナット部が前記取付け金
具における係止片部より上方に突出するように構成した
ものである。従って、前記ナット部をスパナ等で回すだ
けで、取付け金具を介して連結体と安定体とをアジャス
タと共に一体的に上下動させて高さ調節作業できるとい
う効果を奏するのである。
状態を示す斜視図である。
した側面図である。
る。
Claims (3)
- 【請求項1】 間仕切パネル又は支柱等の立設部材下部
を床面に支持する安定脚装置であって、床面に配置する
ための安定体に立設した連結体を、前記立設部材の下端
部に形成した上下長手の案内溝部に摺動自在に挿通させ
る一方、立設部材の下端を支持して高さ調節可能なアジ
ャスタの下端当接頭体に対して横方向から挿入して被嵌
係合する取付け金具を、前記安定体にビス等にて固着し
たことを特徴とする立設部材の安定脚装置。 - 【請求項2】 前記取付け金具には、前記アジャスタの
下端当接頭体を支持する支持片部と、下端当接頭体を上
下動不能に係止するための係止片部とを備え、前記支持
片部を安定体に固定したことを特徴とする請求項1に記
載の立設部材の安定脚装置。 - 【請求項3】 前記アジャスタのねじ軸部には、前記下
端当接頭体より上方にナット部を設け、該ナット部が前
記取付け金具における係止片部より上方に突出するよう
に構成したことを特徴とする請求項1または請求項2に
記載の立設部材の安定脚装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP01502696A JP3369830B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 立設部材の安定脚装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP01502696A JP3369830B2 (ja) | 1996-01-31 | 1996-01-31 | 立設部材の安定脚装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH09209480A JPH09209480A (ja) | 1997-08-12 |
JP3369830B2 true JP3369830B2 (ja) | 2003-01-20 |
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Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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Country | Link |
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JP (1) | JP3369830B2 (ja) |
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1996
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