JPH0633062Y2 - カーテンウォールの取付装置 - Google Patents

カーテンウォールの取付装置

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JPH0633062Y2
JPH0633062Y2 JP1987198673U JP19867387U JPH0633062Y2 JP H0633062 Y2 JPH0633062 Y2 JP H0633062Y2 JP 1987198673 U JP1987198673 U JP 1987198673U JP 19867387 U JP19867387 U JP 19867387U JP H0633062 Y2 JPH0633062 Y2 JP H0633062Y2
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JP
Japan
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metal fitting
curtain wall
fastener
hole
occlusal
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JP1987198673U
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真義 石川
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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YOSHIDA WORKS PRO CO.,LTD.
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ユニット式カーテンウォールにおけるカー
テンウォールユニット、あるいは方立式カーテンウォー
ルにおける方立を建物の躯体に取付けるためのカーテン
ウォールの取付装置に関するものである。
〔従来の技術〕
従来においては、第7図、第8図に示すように、取付片
61a、61bと突出片62a、62bとをそれぞれ備
えた略T字状の第一、第二ファスナー60a、60bに
おいて、第一ファスナー60aの取付片61aをカーテ
ンウォールの方立63に固定し、また第二ファスナー6
0bの取付片61bを建物の躯体に埋設されたアングル
部材に固定し、さらに第一、第二ファスナー60a、6
0bの突出片62a、62b同士を互いに重合させて、
両者を固定するとともに、第一ファスナー60aの突出
片62aに形成した横長の長孔64、および第二ファス
ナーに形成した横長の長孔65、縦長の長孔66により
前後、左右、上下の建付調整が行えるカーテンウォール
の取付装置は、たとえば、実開昭56−140619号
公報に開示されている。
〔考案が解決しようとする問題点〕
前述で述べた従来知られたカーテンウォールの取付装置
は、前後、左右、上下方向における方立63の建付調整
が可能であるが、上下方向と前後方向の調整は、締結ボ
ルト67を一旦緩めて同時に行わなければならないの
で、これらの微調整がきわめて難しく熟練技術を要する
ことが問題点であった。
また、方立63の上下方向における調整を行う際に、所
定の調整を終えた後に締結ボルト67によって、第一、
第二ファスナー60a、60bを固定したものであるか
ら、この固定状態では寒暖の差による第一、第二ファス
ナー60a、60bの熱膨張、熱収縮、および方立63
の自重などの要因によって、方立63に固定した第一フ
ァスナー60aが方立63とともに第二ファスナー60
bの長孔66の長さの範囲内でづり落ちる恐れがあり、
これを防止するために第一、第二ファスナー60a、6
0bを溶接する作業が必然的に要求されるという問題点
があった。
そこで、この考案は、従来の問題点を解消するため、ユ
ニット式カーテンウォールにおけるカーテンウォールユ
ニット、あるいは方立式カーテンウォールにおける方立
などの建付調整がきわめて簡単、かつ確実に行えるとと
もに、溶接作業を伴うこともなく固着具のみにてきわめ
て簡単に取付けることができるカーテンウォールの取付
装置を提供することが目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
上記の問題点を解決し、目的を達成するため、この考案
のカーテンウォールの取付装置は、L状のファスナー1
0における取付片11の一面に複数の突条13を縦設
し、突条13の中間を切欠して空間部15を設け、空間
部15には表面に咬合部22を横設した補助金具20を
嵌合配備し、かつ補助金具20と咬合する咬合部32を
備えた防緩金具30を配備し、空間部15と補助金具2
0には共通する長孔16、23を左右位置に縦設し、か
つ防緩金具30には該孔に対応する円孔33を穿設し、
一方の突出片12の一面に咬合部14を縦設し、該部の
上下に長孔17を横設し、該孔に対応する円孔43を備
え、かつ咬合部42を備えた防緩金具40を咬合部14
に配備し、孔部17、43には固定ボルト50が挿通さ
れカーテンウォールの竪材に締着し、孔部16、23、
33には固定ボルト50を挿通し、先端を躯体に横設さ
れた凹形のレール部材5に締着させたカーテンウォール
の取付装置を主な構成としている。
〔実施例〕
以下、この考案におけるカーテンウォールの取付装置の
実施例について、図面を参照しながら具体的に説明す
る。
この考案のカーテンウォールの取付装置は、第4図に示
すようにカーテンウォールユニットAが、上横材1、下
横材2および左右の縦材3を方形状に枠組みし、枠組み
された枠体にガラス、パネルなどのパネル体4を装着し
て構成され、カーテンウォールユニットAは建物の左右
方向および上下方向に順次配設され、カーテンウォール
ファスナー10を介して建物の躯体Bに連結固定され
る。
ファスナー10は、第1図に示すように全体がL状を呈
し、その一方が取付片11、他方が突出片12として形
成され、取付片11が建物の躯体Bに固定され、突出片
12がカーテンウォールユニットAに固定される。
ファスナー10は、アルミニウムの押出形材を所定の長
さに切断して形成され、取付片11の一面すなわち躯体
Bに取付けられる面と反対側の面に、複数の突条13が
縦方向に突設され、突条13の中間部分は切欠されて平
坦な空間部15が形成され、空間部15には板状の補助
金具20が嵌合し係止され、補助金具20の嵌合面24
は平坦であり、反対側表面は鋸歯状の凹凸条が横方向に
刻設された咬合部22が形成され、また空間部15と補
助金具20との左右には共通する長孔16と長孔23が
ともに縦長状に穿設されている。
補助金具20の咬合部22には、同形状の咬合部32を
備えた防緩金具30が咬合し、かつ防緩金具30の左右
の位置で、前記空間部15の長孔16および補助金具2
0の長孔23に対応する位置に円孔33が穿設され、取
付片11、補助金具20、防緩金具30の三者が重合し
た際、孔部16、23、33には固定ボルト50が挿通
できるように形成されている。
一方、突出片12の一面すなわち取付片11側の面の外
縁寄り位置に、鋸歯状の凹凸条が縦方向に刻設された咬
合部14が形成され、咬合部14の上下位置に横長状の
長孔17が穿設され、この孔部17を中心として咬合で
きる防緩金具40が配備され、防緩金具40の咬合面に
は、咬合部14と同形状の鋸歯状の凹凸条が縦方向に刻
設された咬合部42が形成され、中心位置には円孔43
が穿設され、突出片12と防緩金具40とが重合した
際、孔部17、43には固定ボルト50が挿通できるよ
うに形成されている。
次に、ファスナー10を用いて建物の躯体Bにカーテン
ウォールユニットAを取付ける取付装置を第2図、第3
図に基づいて説明する。
第3図に示すように、建物の躯体Bには条溝6を備えた
凹形の長尺なレール部材5が、条溝6を室外側に開口し
た状態で横長状に埋設されている。
ファスナー10の空間部15には補助金具20の平坦な
嵌合面24が取付片11に当接した状態で嵌合係止され
るとともに、補助金具20の咬合部22には防緩金具3
0の咬合部32が咬合され、防緩金具30の円孔33、
補助金具20の長孔23、取付片11の空間部15に設
けられた長孔16には固定ボルト50が挿通され、ファ
スナー10の取付片11が躯体Bに当接した状態で固定
ボルト50を躯体Bに埋設されたレール部材5の条溝6
内に配設したナットに螺合し、ファスナー10の取付片
11を躯体Bに固定する。
一方、ファスナー10の突出片12の咬合部14には、
防緩金具40の咬合部42が咬合され、かつ突出片12
の裏面18には、カーテンウォールユニットAの竪材3
が当接した状態で竪材3側からアタッチメント7を介し
て突出片12の長孔17、防緩金具40の円孔43に向
けて固定ボルト50が挿通され、ナットを締付けること
によりカーテンウォールユニットAがファスナー10の
突出片12に固定されている。
次に、カーテンウォールユニットAの建物調整について
説明する。
第4図に示すようにカーテンウォールユニットAの左右
方向の調整は、第3図に示す固定ボルト50を一旦緩
め、レール部材5の長手方向に沿って所定の位置までフ
ァスナー10を移動させ、所定位置に配設した後に固定
するものであり、また上下方向の調節は、固定ボルト5
0を一旦緩め、ファスナー10の長孔16および補助金
具20の長孔23の範囲内でファスナー10を上下動さ
せて、所定位置で固定するものであり、さらに前後方向
の調整は、ナットを一旦緩め、ファスナー10の長孔1
7の範囲内でカーテンウォールユニットAを移動させて
調整するものである。
なお、実施に際しては、この考案の要旨に反しない限
り、たとえばカーテンウォールの竪材として、カーテン
ウォールユニットAの竪材3に限らず、第5図に示す方
立式カーテンウォールの方立による竪材3aであっても
よいし、また第6図に示すように、レール部材5の条溝
6内に固定ボルト50のボルト頭を収納配備し、ファス
ナー10、補助金具20、防緩金具30に固定ボルト5
0の軸部を挿通して、ナットにより固定してもよい。
〔考案の効果〕
この考案のカーテンウォールの取付装置は、以上説明し
たとおりの構成であり、この構成によって、下記の効果
を奏する。
この考案のカーテンウォールの取付装置は、L状のファ
スナー10における取付片11の一面に複数の突条13
を縦設し、突条13の中間を切欠して空間部15を設
け、空間部15には表面に咬合部22を横設した補助金
具20を嵌合配備し、かつ補助金具20と咬合する咬合
部32を備えた防緩金具30を配備し、空間部15と補
助金具20には共通する長孔16、23を左右位置に縦
設し、かつ防緩金具30には該孔に対応する円孔33を
穿設し、孔部16、23、33には固定ボルト50を挿
通し、先端を躯体に横設された凹形レール部材5に締着
させたことにより、躯体Bに対しファスナー10を上下
方向および左右方向に移動させることができるので、カ
ーテンウォールユニットAの上下、左右の建付調整がき
わめて容易に、しかも確実に行うことができる利点があ
る。
また、ファスナー10の突出片12の一面に咬合部14
を縦設し、該部の上下に長孔17を横設し、該孔に対応
する円孔13を備え、かつ咬合部42を備えた防緩金具
40を咬合部14に配備し、孔部17、43には固定ボ
ルト50が挿通されカーテンウォールの竪材に締着した
ことにより、ファスナー10とカーテンウォールユニッ
トAとの間で移動可能であるから、躯体Bに対しカーテ
ンウォールユニットAの前後方向の建付調整がきわめて
容易に、しかも確実に行うことができる利点がある。
さらに、L状のファスナー10の取付片11の一面に複
数の突条13を縦設し、突出片12の一面に咬合部14
を縦設したので、ファスナー10を押出形材からきわめ
て簡単に製作加工することができ、製造コストの低減化
が図れるとともに、突条13の中間部分を切削加工によ
り切欠することによって、補助金具20の嵌合個所であ
る空間部15をきわめて簡単に作製することができる利
点があるなど、この考案のカーテンウォールの取付装置
が奏する効果はきわめて顕著である。
【図面の簡単な説明】
第1図はカーテンウォールの分解斜視図、第2図はカー
テンウォールの横断面図であって、第4図におけるI−
I線断面図、第3図はカーテンウォールの縦断面図であ
って、第2図におけるII-II線断面図、第4図はカーテ
ンウォールの外観姿図、第5図は方立式カーテンウォー
ルの取付状態を示す図、第6図はカーテンウォールファ
スナーの躯体への取付状態の変形例を示した図、第7
図、第8図は従来例を示す横断面図および要部を示す斜
視図である。 A…カーテンウォールユニット、B…躯体、5…レール
部材、10…ファスナー、11…取付片、12…突出
片、13…突条、14…咬合部、15…空間部、16…
長孔、17…長孔、20…補助金具、22…咬合部、2
3…長孔、30…防緩金具、32…咬合部、33…円
孔、40…防緩金具、42…咬合部、50…固定ボル
ト。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】L状のファスナー10における取付片11
    の一面に複数の突条13を縦設し、突条13の中間を切
    欠して空間部15を設け、空間部15には表面に咬合部
    22を横設した補助金具20を嵌合配備し、かつ補助金
    具20と咬合する咬合部32を備えた防緩金具30を配
    備し、空間部15と補助金具20には共通する長孔1
    6、23を左右位置に縦設し、かつ防緩金具30には該
    孔に対応する円孔33を穿設し、一方の突出片12の一
    面に咬合部14を縦設し、該部の上下に長孔17を横設
    し、該孔に対応する円孔43を備え、かつ咬合部42を
    備えた防緩金具40を咬合部14に配備し、孔部17、
    43には固定ボルト50が挿通されカーテンウォールの
    竪材に締着し、孔部16、23、33には固定ボルト5
    0を挿通し、先端を躯体に横設された凹形のレール部材
    5に締着させたことを特徴とするカーテンウォールの取
    付装置。
JP1987198673U 1987-12-26 1987-12-26 カーテンウォールの取付装置 Expired - Lifetime JPH0633062Y2 (ja)

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