JP5047756B2 - 支柱取付構造 - Google Patents

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Description

本発明は、支柱取付構造に関する。
従来、構造体における取付面に、垂直の支柱を取付けるためには、支柱の周囲に垂直の取付片を設け、これを取付面にねじ止めするか、または接着して固定するのが一般的である。
また、構造体における取付面に凹入部を形成しておき、支柱に固定した固定部材から延出させた左右1対の支持片を前記凹入部内に挿入した後、ねじなどを用いて、互いに左右に押し広げて、凹入部の相対する内壁に支持片の側部を圧接させ、支柱を取付面に固定するものもある(例えば特許文献1参照)。
さらに、取付面に左右方向を向く上下1対の係止溝を形成しておき、この上下の係止溝の内側の縁部同士を、支柱に設けた上下1対の取付材により上下から挟持することによって、支柱を取付面に固定するものもある(特許文献2参照)。
実開昭52−136405号公報 特開2004−159750号公報
しかし、取付片によって支柱を支持するものや、特許文献1のものでは、取付面に対する支柱の取付位置を変更する場合には、取付面にネジ孔加工や、凹入部などの加工を施す必要が生じ、加工工数、コストを要するとともに、取付面の体裁も悪いなどの問題がある。
また、特許文献2の取付構造にあっては、支柱が重量物を支持する場合に、その取付強度に不安が生ずるとともに、支柱取付用の部材が、他の部材に取付られているような場合では、支柱の支持構造のみならず、支柱取付部材の他の部材への取付強度にも影響を与えかねない。
本発明は、従来の技術が有する上記のような問題点に鑑み、支柱を、簡単な構造で、強固かつ安定した取付状態を保って、取付面に固定することができるようにした支柱取付構造を提供することを目的としている。
本発明によると、上記課題は次のようにして解決される。
(1)構造体におけるほぼ垂直の取付面に支柱を取付ける支柱取付構造であって、前記取付面に、左右方向を向く突条を設け、この突条を、上下1対の挾持片の後端部をもって上下から挟み、両挾持片を、第1の締着手段により上下から締着することによって、前記取付面における左右方向の任意の部位に結合し、かつ前記支柱の下端を、上方の挾持片の上面に当接させるとともに、この支柱と上下の挾持片とを、第2の締着手段により上下から締着することによって、支柱を、両挾持片を介して、取付面に取付ける。
(1)上記(1)項において、支柱の下部に、左右方向に貫通する挿通孔を穿設し、この挿通孔にほぼ水平の横杆を貫通し、支柱の側面より外側方に突出する前記横杆の各端部を、第2の締着手段により、それぞれ上下の挾持片に締着する。
(3)上記(1)または(2)項において、支柱を平面視コ字形であって、互いに入れ子状に嵌合する1対の支柱構成部材により構成し、両支柱構成部材を嵌合した時点で一致する挿通孔を、両支柱構成部材下部の左右方向に形成する。
(4)上記(1)〜(3)項のいずれかにおいて、横杆の少なくとも下面の断面形状を円弧状とし、かつ上方の挾持片の上面に、前記横杆の下面の形状と補形をなして、横杆の下面を受支する凹部を設け、さらに、凹部の底面に、第2の締着手段を挿通する挿通孔を設ける。
(5)上記(1)〜(4)項のいずれかにおいて、上方の挾持片の上面に、支柱の下端部が嵌合される凹部または上方を向く筒部を設ける。
(6)上記(1)〜(5)項のいずれかにおいて、支柱の後面の一部が、取付面に当接するようにする。
(7)上記(1)〜(6)項のいずれかにおいて、取付面に、左右方向を向く上下2条の係止溝を設け、上下の係止溝間に挟まれた部分を突条とする。
(8)上記(1)〜(7)項のいずれかにおいて、突条の上下面を、前方に向かって上下に拡開する傾斜面とするか、または突条の上下面に、上下方向を向く突部を設け、上下の挟持片材の後端部に、前記傾斜面または突部と係合する係止爪を設ける。
(9)上記(1)〜(8)項のいずれかにおいて、第1の締着手段と、第2の締着手段とを、上下の挾持片を貫通して、支柱の下端面に設けた上方を向くねじ孔に螺合するようにした1本のボルトにより兼用する。
(10)上記(1)〜(9)項のいずれかにおいて、構造体が、左右1対の支持体と、それらの後部同士を連結する横連結材と、左右の支持体により支持された天板とを有するデスク装置であって、前記横連結材の前面を取付面とする。
(11)上記(10)項において、上下の挾持片のいずれか一方を支持体に固着することにより、支持体と横連結材とを結合する。
本発明によると、次のような効果を奏することができる。
請求項1記載の発明によると、第2の締着手段の支柱に対する締着力が、第1の締着手段の締着力に協働して、取付面に対する上下の挟持片の締着力を増大させることができるので、重量物を支持する場合であっても、支柱を、簡単な構造で強固かつ安定した取付状態を保って、取付面に取付けることができる。
請求項2記載の発明によると、左右平均化した締着力により、支柱を上下の挟持片間に強固に固着することができる。
請求項3記載の発明によると、支柱をプレス成形により簡単に製作でき、二重の部分では、曲げ剛性を高めることができる。
請求項4記載の発明によると、外観がシンプルとなる。
請求項5記載の発明によると、支柱の下端を、上下の挟持部材の一方に強固に、安定よく固着させることができる。
請求項6記載の発明によると、支柱取付状態で支柱の少なくとも一面が取付面によって位置決めされ、支柱の傾きを防止できる。
請求項7記載の発明によると、取付面を平坦化でき、支柱の位置決め用として好適なものとなる。
請求項8記載の発明によると、上下の挟持片が取付面に対し、外れ止めされるため、脱落などを防止できる。
請求項9記載の発明によると、一本のボルトにより支柱の固定と、上下の挟持片の取付面への締着を兼用できる。
請求項10記載の発明によると、デスク上に配置されるキャビネットなどの机上搭載物を、支柱により強固に支持できる。
請求項11記載の発明によると、上下の挟持片を、支柱の支持だけでなく、デスクにおける支持体と横連結材との連結用金具に共用できる。
図1〜図7は、本発明の第1の実施形態を備える机上配置形キャビネット付デスク、およびキャビネット支持用支柱の取付構造を示す。
図1は、デスク1の全体構成を示し、デスク1は、ユニット化された部材により構成され、支持体である左右1対の脚2、2と、両脚2、2上に設けられた想像線で示す天板3と、各脚2の上部後端に、結合手段4をもって結合された左右方向を向く横連結材、すなわちビーム5と、ビーム5の中間部前面に固定され、天板3の左右方向の中間部下面を支持するブラケット6とを備えている。
各脚2は、垂直の脚本体7と、脚本体7の下端より前方に向けて水平に延出する脚杆8と、脚本体7の上端より前方に向けて水平に延出する天板支持腕9とを備え、脚杆8の下端前後部には、それぞれ不陸調整用のアジャスタ10が設けられ、また各天板支持腕9の上面前後部には、天板3の下面に当接し、一端が支持腕9と同一面となるように固定され、かつ他端が2本のボルトをもって天板3に固着される前後1対の取付片11、11が配置されている。
左右の各結合手段4の上部には、角柱状の支柱12が嵌合固定され、各支柱12の上端には、デスク1の左右方向長さと同一長さの横長状のキャビネット13が取付けられている。キャビネット13は、その前面開口に設けた前部扉14を開閉することにより、物入れなどとして活用しうるようにしたものであり、オプション部品として、デスク1の上方に搭載されている。
なお、天板3の後縁と、ビーム5の前面との間には、左右方向に長い隙間が形成され、この隙間には、図示を省略したOA機器等の配線用の配線ダクトと、その上面を開閉するカバーとが設けられる。
左右の結合手段4は、図2〜図3に拡大して示すように、脚2の側面に固着される下部側挟持片である固定部材15と、固定部材15の水平な上面に載置され、かつ第1の締着手段としての六角孔付きボルトB1(以下単にボルトB1と称する)をもって締着される上部側挟持片である押え部材16とを備えている。これら固定部材15,押え部材16は、共に金属ダイキャスト成形体である。
固定部材15は、側面視ほぼ倒立前向L字形に形成され、その外側端には、側面視方形の脚取付用フランジ17が一体的に形成されている。
脚取付用フランジ17の外側の垂直面は、脚2の後上部の左右両側面に形成された凹凸面である位置決め面18と補形をなす凹凸面となっている。また、脚取付用フランジ17の前下部と後上部とには、それぞれ左右方向を向く通孔17aが貫設され、これに応じて、位置決め面18には、ねじ孔18aが設けられている。通孔17aに通した固定手段としてのボルトB2を、ねじ孔18aに螺合して締め付けることにより、固定部材15は、脚2に固着されている。
なお、左右の脚2の外側における位置決め面18は、隣接するビーム5を取付けるためのものであり、隣接するビーム5が存在しない場合には、エンドプレート19により、脚2の外側面と整合するように閉蓋されている。
固定部材15の上面中央には、支柱12の取付用の受孔となる、上方と後方とに開口する支柱12の断面とほぼ等しい平面視矩形状の嵌合凹部15aが形成されている。この嵌合凹部15aの両側後部には、前記ボルトB1を螺合しうる1対のねじ孔15bが設けられ、嵌合凹部15aの両側前部には、1対の位置決め孔15cが設けられている。
さらに、固定部材15の後端下部には、ビーム5に取付けるための後上向きに傾斜する係止爪15dが、左右方向の全長に亘って、一体的に設けられている。
押え部材16の中央には、前記嵌合凹部15aと同一寸法の矩形状の嵌合孔16aが貫設され、嵌合孔16aの両側後部には、ボルトB1の挿通用の1対の取付孔16bが穿設されている。嵌合孔16aの両側前部には、位置決め孔15cに嵌合される1対の位置決め突起16c(図6参照)が突設されている。さらに押え部材16の後端中央部には、ビーム5に取付けるためのバー状をなす後下向き傾斜する係止爪16dが、左右方向の全長に亘って一体的に設けられている。
支柱12は、断面矩形状の中空鋼管からなり、その下部には、左右方向の挿通孔12aが穿設され、この貫通孔12aには、支柱12の固定用の丸棒状の横杆20が挿通されるようになっている。横杆20の支柱12から左右へ突出する部分は取付部20aとなっている。この各取付部20aは、上部を切り欠いて平坦とされ、ここに、上下方向の第2の締着手段であるボルトB3の取付孔20bが穿設されている。
押え部材16の左右中央には、取付部20aを受支する円弧状の支持用凹部16eが設けられ、この支持用凹部16eの内部中央には、ボルトB3を挿通する上下方向の取付孔16fが設けられ、この取付孔16fに対応して、固定部材15の左右中央には、ねじ孔15eが設けられている。
ビーム5は、アルミニウム合金の押出し成形体であり、その前面上部には、押え部材16の係止爪16dが係合される前上向きに傾斜する下縁を有するあり溝形の上部係止溝5aが、左右方向に沿って平行に形成され、また前面下部には、固定部材15の係止爪15dが係合される前下向きに傾斜する上縁を有するあり溝形の下部係止溝5bが、左右方向に沿って平行に形成されている。これら上下の係止溝5a,5bをもって内向きの突条としている。また、ビーム5の左右の端面には、閉塞板となるエンドキャップ21が嵌着され、これにより、上下の係止溝5a、5bの側端は閉蓋されている。
上記構成において、予め脚取付用フランジ17を脚本体7の後部上端内側に固定し、固定部材15の係止爪15dをビーム5の下部側係止溝5bに係合し、次いで、押え部材16を固定部材15の上面に位置決め重合するとともに、その係止爪16dを上部側係止溝5aに係合する。
このようにして、脚本体7とビーム5との取付位置を確定した後、1対のボルトB1を各取付孔16bを経て各ねじ孔15bに螺合すれば、押え部材16と固定部材15は、図3に示すように、所定の締着力によりビーム5に固定される。この締着作業を、ビーム5の左右で行えば、天板3を除いてデスク1の形がほぼ完成し、自立可能な状態となる。
その後、支柱12の下端を、嵌合孔16aを経て、嵌合凹部15aの内底面に当接させる。なお、この取付作業は、左右同時に行い、位置ずれなどがあった場合には、適宜ボルトB1を緩めて、結合手段4をビーム5の左右方向にずらせばよい。
その後、支柱12に挿通した横杆20の両側取付部20aを、押え部材16の支持用凹部16eに位置合せして、取付部20aの平坦面を、押え部材16の上面と一致させ、取付孔20b,16f同士を一致するべく回動調整する。
ついで、左右の1対のボルトB3を各取付孔20b,16fを経て、各ねじ孔15eに螺合すれば、図4に示すように、支柱12の下部を、結合手段4上に直立状態に固定することができる。固定状態では、支柱12の下部側左右において、横杆20の表面は、押え部材16の上面と同一面となり、僅かにボルトB3の頭部が突出しているだけであるので、支柱12の取付状態における外観は体裁良くなる。
また、図5〜図7に示すように、支柱12が固定された状態で、支柱12の下部における3面は、嵌合孔16aおよび嵌合凹部15aの内面に囲われ、残る1面は、ガイドビーム5の前面に沿って接し、これらにより、支柱12は、直立状態に位置決め固定される。
また、図5、図6では、固定部材15と押え部材16の接合状態で、それぞれの係止爪15d,16dの上下間隔と、ビーム5の上下の係止溝5a,5bの上下縁間の間隔が等しいように見えるが、実際には、単に両係止爪15d、16dを係止溝5a、5bに接合した状態では、係止爪15d、16dの間隔は係止溝5a、5b間隔よりは僅かに小さく設定されているので、ボルトB1による締着力が作用することによって、その差分に応じた引締め力が発生し、固定部材15と押え部材16は、ビーム5の前面に強固に締着される。
この作用と同様にして、横杆20の押え部材16側の凹部16eに対する嵌合高さに対して、支柱12の下端が嵌合凹部15aの内底面に接触する高さも若干小さく設定され、ボルトB3の締着力により、その差分に応じて、支柱12の下端を嵌合凹部15aの内底面に締着させる引締め力が作用し、支柱12は、その下端を結合手段4に強固に締着される。
また、ボルトB3の締着力は、支柱12だけでなく、同時に固定部材15と押え部材16同士を引締める力としても作用するため、ボルトB1による締着力と協働して、結合手段4をさらに大きな締着力によってビーム5の前面に締着させる補助手段となり、支柱12およびこれの上部に配設されたキャビネット13の荷重およびモーメントに対する十分な支持剛性が得られると同時に、結合手段4そのものの、ビーム5に対する取付強度を増すことができるものとなる。すなわち、支柱12の取付けによる結合手段4のビーム5に対する取付強度を損わないばかりでなく、逆に取付強度は増すこととなる。
なお、この第1の実施形態においては、横杆20の下面が、請求項1における「支柱の下端」に相当する。
次に、支柱の形状を変更した第2の実施形態を図8,図9を用いて説明する。なお、以降の説明においては、第1実施形態と同一箇所には同一符号を付し、異なる箇所にのみ、異なる符号を用いる。
図8、図9において、支柱30は、平面視コ字形をした後部片31と、後部片31の内側に入れ子状に嵌合される平面視略M形の前部片32とを備えている。後部片31の下部左右方向両側には、挿通孔31aが形成され、同じく前部片32の下部左右方向両側には、挿通孔32aが形成されている。これら挿通孔31a,32aは、両片31,32を嵌合した状態で一致し、横杆20の挿通が可能となっている以外は、取付構造を含め、第1の実施形態におけるものと同じである。
第2の本実施形態では、プレス成形により支柱を簡単に製作できるため、安価であり、左右両側面の板厚が2倍になるため、曲げ強度を高くすることができる。なお、前部片32の前面をV字形としたのは、意匠目的のためである。さらに横杆20を挿通することによって、嵌合状態での位置決めや外れ止めも行うことができる。
次に、支柱の取付構造を変更した第3の実施形態を、図10を用いて説明する。図10において、支柱12は中空の角形鋼管から構成されていることは、第1の実施形態と同じであるが、その底面内側には、中央に上下方向に貫通する取付孔40aを形成した底板40が、溶接などによって固定されており、底板40の上面には、取付孔40aに連通する溶接ナット41が一体に設けられている。
押え部材16は、有底であって、支柱12を、その嵌合凹部42内に位置決め固定しており、その底面板42aは固定部材15の上面に重合されている。
これに対して、固定部材15、押え部材16の底面板42aには、それぞれの上下を貫通して支柱12側の取付孔40aに連通する取付孔43a,43bが形成され、固定部材15の下方よりボルトB3を挿通し、その先端を溶接ナット41に螺合することによって、第1、第2の実施の形態と同じく、支柱12の固定を行うと同時に、ボルトB3によりビーム5に対する固定部材15と押え部材16間の締着強度を得られるようにしてある。
さらに、この実施形態では、固定部材15の後端より先端側に向けて断面L字形のブラケット44を一体的に立設し、その上面を天板3の後端上面に当接しているとともに、取付用ボルトB4により、天板3に連結してある。
この実施形態では、支柱12の固定作業が上向き作業となるほかは、他の実施形態のものと同じ効果があり、また意匠的には、取付の構造部分が、外からは全く見えないため、外観上の体裁もさらに良好となる。
本発明は、上記実施形態のみに限定されるものではなく、幾多の変形した態様での実施が可能である。
例えば、ビーム5に対する結合手段4の取付けに、第1の締着手段として1対のボルトB1を用い、結合手段4に対する支柱の取付けに、第2の締着手段として1対のボルトB3を用いたが、いずれのボルトにおいても、ビーム5に対する結合手段4の締着作用があるため、支柱取付用のボルトB3を結合手段4のビーム5への取付に兼用し、ボルトB3による支柱12の取付と同時に、結合手段4をビーム5に取付けるようにすれば、ボルトの本数を削減できる。
本発明をデスク上に配置されるキャビネット用支柱に適用した第1実施形態におけるデスクの全体構成を示す斜視図である。 図1の円A内における支柱の取付位置の部材構成を示す拡大分解斜視図である。 同じく図1の円A内において、支柱以外の部材を組立た状態を示す一部分解の拡大斜視図である。 同じく図1の円A内において、支柱を組付けた状態を示す拡大斜視図である。 支柱組立状態の横断平面図である。 図5のVI−VI線に沿う縦断面図である。 図5のVII−VII線に沿う縦断面図である。 支柱形状を変更した第2実施形態を示す一部分解の拡大斜視図である。 同じく組立状態を示す横断平面図である。 支柱の取付構造を変更した第3実施形態を示す縦断面図である。
符号の説明
1 デスク
2 脚
3 天板
4 結合手段(挟持手段)
5 ビーム(横連結材)
5a 上部係止溝
5b 下部係止溝
6 ブラケット
7 脚本体
8 脚杆
9 天板支持腕
10 不陸調整用アジャスタ
11 取付片
12 支柱
13 キャビネット
14 前部扉
15 固定部材(下部側挟持片)
15a 嵌合凹部
15b ねじ孔
15c 位置決め孔
15d 係止爪
15e ねじ孔
16 押え部材(上部側挟持片)
16a 嵌合孔
16b 取付孔
16c 位置決め用突起
16d 係止爪
16e 支持用凹部
16f 取付孔
17 脚取付用フランジ
17a 通孔
18 位置決め面
18a ねじ孔
19 エンドプレート
20 横杆
20a 取付部
20b取付孔
21 エンドキャップ
30 支柱
31 後部片
32 前部片
31a、32a 挿通孔
40 底板
40a 取付孔
41 溶接ナット
42 支柱嵌合用凹部
42a 底面板
43a,43b 取付孔
44 ブラケット
B1 六角孔付きボルト(第1の締着手段)
B2 六角孔付きボルト(固定手段)
B3 六角孔付きボルト(第2の締着手段)
B4 取付用ボルト

Claims (11)

  1. 構造体におけるほぼ垂直の取付面に支柱を取付ける支柱取付構造であって、
    前記取付面に、左右方向を向く突条を設け、この突条を、上下1対の挾持片の後端部をもって上下から挟み、両挾持片を、第1の締着手段により上下から締着することによって、前記取付面における左右方向の任意の部位に結合し、かつ前記支柱の下端を、上方の挾持片の上面に当接させるとともに、この支柱と上下の挾持片とを、第2の締着手段により上下から締着することによって、支柱を、両挾持片を介して、取付面に取付けたことを特徴とする支柱取付構造。
  2. 支柱の下部に、左右方向に貫通する挿通孔を穿設し、この挿通孔にほぼ水平の横杆を貫通し、支柱の側面より外側方に突出する前記横杆の各端部を、第2の締着手段により、それぞれ上下の挾持片に締着した請求項1記載の支柱取付構造。
  3. 支柱を、平面視コ字形であって、互いに入れ子状に嵌合する1対の支柱構成部材により構成し、両支柱構成部材を嵌合した時点で一致する挿通孔を、両支柱構成部材下部の左右方向に形成した請求項1または2記載の支柱取付構造。
  4. 横杆の少なくとも下面の断面形状を円弧状とし、かつ上方の挾持片の上面に、前記横杆の下面の形状と補形をなして、横杆の下面を受支する凹部を設け、さらに、凹部の底面に、第2の締着手段を挿通する挿通孔を設けた請求項2または3に記載の支柱取付構造。
  5. 上方の挾持片の上面に、支柱の下端部が嵌合される凹部または上方を向く筒部を設けた請求項1〜4のいずれかに記載の支柱取付構造。
  6. 支柱の後面の一部が、取付面に当接するようにした請求項1〜5のいずれかに記載の支柱取付構造。
  7. 取付面に、左右方向を向く上下2条の係止溝を設け、上下の係止溝間に挟まれた部分を突条とした請求項1〜6のいずれかに記載の支柱取付構造。
  8. 突条の上下面を、前方に向かって上下に拡開する傾斜面とするか、または突条の上下面に、上下方向を向く突部を設け、上下の挟持片の後端部に、前記傾斜面または突部と係合する係止爪を設けた請求項1〜7のいずれかに記載の支柱取付構造。
  9. 第1の締着手段と、第2の締着手段とを、上下の挾持片を貫通して、支柱の下端面に設けた上方を向くねじ孔に螺合するようにした1本のボルトにより兼用した請求項1〜8のいずれかに記載の支柱取付構造。
  10. 構造体が、左右1対の支持体と、それらの後部同士を連結する横連結材と、左右の支持体により支持された天板とを有するデスク装置であって、前記横連結材の前面を取付面とした請求項1〜9のいずれかに記載の支柱取付構造。
  11. 上下の挾持片のいずれか一方を支持体に固着することにより、支持体と横連結材とを結合した請求項10記載の支柱取付構造。
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