JPS63131633A - Pll回路 - Google Patents

Pll回路

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JPS63131633A
JPS63131633A JP61277046A JP27704686A JPS63131633A JP S63131633 A JPS63131633 A JP S63131633A JP 61277046 A JP61277046 A JP 61277046A JP 27704686 A JP27704686 A JP 27704686A JP S63131633 A JPS63131633 A JP S63131633A
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JP
Japan
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signal
phase
output
circuit
phase error
Prior art date
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JP61277046A
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English (en)
Inventor
Shinichi Fukuda
伸一 福田
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Sony Corp
Original Assignee
Sony Corp
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  • Stabilization Of Oscillater, Synchronisation, Frequency Synthesizers (AREA)
  • Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 以下の順序でこの発明を説明する。
A 産業上の利用分野 B 発明の概要 C従来の技術 D 発明が解決しようとする問題点 E 問題点を解決するための手段(第1図)F 作用 G 実施例 G1回路構成(第1図) G2動作説明(第2図〜第4図) H発明の効果 A 産業上の利用分野 ごの発明は、ディジタルデータからクロック信号を再生
する場合等に用いて好適なPLL回路に ′関する。
B 発明の概要 この発明は、PLL回路の位相比較器を、電圧制御型発
振器からのクロック信号に基づいて入力データの位相誤
差を検出する位相誤差検出手段と、クロック信号に基づ
いて位相誤差を検出する毎に一定幅の基準信号を発生す
る基準信号発生手段と、クロック信号を1/2分周して
再生クロックを得る分周手段と、クロック信号に基づい
て再生クロ7りを位相シフトする移相手段と、基準信号
発生手段の出力と移相手段の出力を論理積するアンド回
路と、このアンド回路の出力と位相誤差検出手段の出力
を合成する合成手段とで構成することにより、PLL回
路の応答をよ(し、ロックするまでの時間を短縮するよ
うにしたものである。
C従来の技術 従来のPLL回路の一例として第5図に示すようなもの
がある。すなわち、同図において、(1)は再生データ
が供給される入力端子であって、この入力端子(1)か
らの再生データは単安定マルチパイプレーク(2)に供
給され、ここで再生データのエツジに応答して一定幅の
パルス信号が形成され、排他的論理和回路(以下、EO
R回路と云う)(3)の一方の入力端に供給される。な
お、ここでは単安定マルチパイプレーク(2)とFOR
回路(3)は位相比較器を構成している。
EOR回路(3)の出力側に得られた位相比較出力信号
はローパスフィルタ(4)で電圧信号に変換されて電圧
制御型発振器(5)に供給され、これにより発振器(5
)の発振周波数が制御される。発振器(5)の出力は再
生クロックとして取り出されると共にEOR回路(3)
の他方の入力端に供給される。
いま、入力端子(11より第6図Aに示すような再生デ
ータとしての入力信号S1が単安定マルチパイプレーク
(2)に供給されると、その出力側には信号S1のエツ
ジに応答して第6図Bに示すような一定幅のパルス信号
S2が得られる。この信号S2がEOR回路(3)の一
方の入力端に供給されると共にEOR回路(3)の他方
の入力端に第6図Cに示すような信号S3が供給される
。この結果EOR回路(3)の出力側には第6図りに示
すような信号S。
が得られる。
第6図からもわかるように図の左側部分では信号S3が
信号S2より進んでいる(信号S3の立上りエツジが信
号S2のハイレベルの中心より前にある)ので、その位
相誤差に対応して第6図りの左側に斜線で示すように誤
差分を含む位相比較出力信号S4が得られ、同様に図の
右側部分では信号S3が信号S2より遅れている(信号
S3の立上りエツジが信号S2のハイレベルの中心より
後にある)ので、その位相誤差に対応して第6図りの右
側に斜線で示すように誤差分を含む位相比較出力信号S
4が得られる。なお図の中央部分では信号S3と信号S
2の位相が一致している(信号S3の立上りエツジが信
号S2のハイレベルの中心と一致している)ので、両者
には位相誤差は存在せず、従って、第6図りの中央部分
からもわかるように位相比較出力信号S4には誤差分は
含まれていない。
D 発明が解決しようとする問題点 ところで、第5図の如き構成のPLL回路の場合、信号
S2のパルス幅aがTO/2でないと、信号S2と83
の位相誤差と位相比較器の出力すなわち位相比較誤差出
力が±90°の全域にわたって比例関係になく、その一
部においてのみ比例関係を維持するだけであると云う問
題がある。
第7図はこのときの位相誤差対位相比較器出力の関係を
示すもので、同図において、横軸のΔθは信号S2とS
3の位相誤差、縦軸のΔVは位相比較器出力を夫々表わ
している。またここでは横軸に信号S2と83の位相誤
差を周期で表し、これをΔTとして示している。
第7図に実線で示すように第5図のようなPLL回路の
場合、位相誤差対位相比較器出力の関係は±90°に至
る前に飽和し、±90゛の全域にわたって比例関係にな
っていないことがわかる。
このことを更に第8図を参照して説明する。信号S2の
パルス幅aがa = T o / 2の場合、第8図の
中欄に示すように、0°〜90”にわたって信号S4の
ハイレベルとローレベルの差、つまり位相比較器出力は
信号S2と83の位相誤差に比例して変化していること
がわかる。ところが、信号O 82のパルス幅aがaく−の場合、第8図の土間に示1
ように、右より2番目の組の波形と1番目の組の波形の
信号S2と83との間には夫々異なった量の位相誤差が
あるにも拘らず、両組の信号S4を対比して見るとハイ
レベルの占める面積とローレベルの占める面積は両者に
おいて同じである、つまり両組では位相誤差に変化があ
るも位相比較器出力である信号S4には変化はない、換
言すればΔθ=90°近傍では位相誤差と位相比較器出
力は比例せず、飽和状態にあると云える。
なお、このとき位相誤差対位相比較器出力の特性が飽和
する位相誤差角ΔθはΔθ=90”XΔT/(To/2
)  (但しΔT=□)である。
O 同時に、信号S2のパルス幅aがa>−一の場合、第8
図の下欄に示すように、右より2番目の組の波形と1番
目の組の波形の信号S2と83との間には夫々異なった
量の位相誤差があるにも拘らず、両組の信号S4を対比
して見るとハイレベルの占める面積とローレベルの占め
る面積は両者において同じである、つまり両組では位相
誤差に変化があるも位相比較器出力である信号S4には
変化はない、換言すればΔθ−90°近傍では位相誤差
と位相比較器出力は比例せず、飽和状態にあると云える
。なお、このとき位相誤差対位相比較器出力の特性が飽
和する位相誤差角ΔθはΔθ=90°×ΔT/ (To
/2 )このようにして信号S2のパルス幅aとTO/
2の間に差があるとその差分だけ位相誤差と位相比較器
出力が比例する関係の範囲は狭くなり、大きく位相がは
ずれたときの位相比較器出力ΔVが位相誤差に比例して
増加しなくなり、その結果PLL回路がロックするまで
の時間が余計にかかることになる。
入力データ(再生データ)の伝送レートが変化するため
に所望の再生クロックの周波数が変化するとき信号S2
のパルス幅aが一定であれば、このパルス幅aはT o
 / ’lから差を生じてしまうことになる。従って入
力データの伝送レートが変る場合この欠点つまり位相誤
差と位相比較器出力が比例しないと云う欠点は避けられ
ない。
また、単安定マルチバイブレーク(2)は通常そのパル
ス幅を時定数により決定するが、この時定数は素子のバ
ラツキや温度によって変化し、従って、入力データの伝
送レートが一定の場合においてTO/2が一定であるに
も拘わらず信号s2のパルス幅が変化してしまうので、
上述の欠点は避けられない。
また、位相比較器出力対位相誤差(ΔV/Δθ)の関係
は、位相誤差Δθが大きくなっても一定であることが望
ましいが、第5図の如き回路構成の場合、第7図からも
わかるように、位相誤差が±90°を越すと位相誤差出
力すなわち位相比較器出力ΔVはだんだん減少してゆき
、PLL回路の応答特性が悪い。また、±90”より大
きな位相誤差に対してその大きさに見合っただけの位相
誤差出力がないと、PLL回路の遅延にょゲでは、± 
180°でロックしてしまうことも理論的に起こり得る
ことになる。つまり、± 180”の点でいわゆる疑似
ロックが生じてしまう危険性がある。
この発明は斯る点に鑑みてなされたもので、±90°の
全域にわたって位相誤差と位相比較器出力の比例関係を
維持してPLL回路のロック時間を短縮することができ
ると共にPLL回路の応答特性を良くし、疑似ロックが
生じないようにすることができるPLL回路を提供する
ものである。
E 問題点を解決するための手段 この発明によるPLL回路は、所定周波数のりロック信
号を発生する電圧制御型発振器(15)と、クロック信
号S1と入力データS3を位相比較する位相比較器と、
この位相比較器の出力を電圧信号に変換して電圧制御型
発振器(15)に供給するローパスフィルタ(21)と
を備えたPLL回路において、クロック信号S1に基づ
いて入力データS3の位相誤差を検出する位相誤差検出
手段(11゜12)と、クロック信号S1に基づいて位
相誤差を検出する毎に一定幅の基準信号S7を発生ずる
基準信号発生手段(13,14)と、クロック信号S1
を1/2分周して再生クロックS2を得る分周手段(1
6)と、クロック信号S□に基づいて再生クロックS2
を位相シフトする移相手段(18)と、基準信号発生手
段(13,14)の出力S7と移相手段(18)の出力
S8を論理積するアンド回路(19)と、このアンド回
路(19)の出力S9と位相誤差検出手段(11,12
)の出力S6を合成する合成手段(20)とを備え、こ
の合成手段(20)の出力S1゜をローパスフィルタ(
21)を介して電圧制御発振器(15)へ供給するよう
に構成している。
F 作用 電圧制御型発振器(15)からのクロック信号S1に基
づいて入力データS3の位相誤差を位相誤差検出手段(
11,12)で検出する。この位相誤差S6が検出され
る毎にクロック信号S1に基づいて一定幅の基準信号S
工を基準信号発生手段(13,14)で発生する。また
分周手段(16)でクロック信号S1を1/2分周して
再生クロックS2を得、この再生クロックS2をクロッ
ク信号S1に基づいて移相手段(18)で位相シフトす
る0位相シフトされた再生クロックS8と基準信号S7
をアンド回路(19)で論理積し、その論理積出力Sつ
と検出された位、相誤差Ssを合成手段(20)で合成
する。そして、この合成出力S1oをローパスフィルタ
(21)を介して発振器(15)に供給する。これによ
り、位相誤差Δθと位相比較器出力(位相比較出力信号
)Δ■が±90°の全域にわたって比例するようになり
、PLL回路のロック時間を短縮することができる。ま
た、PLL回路の応答特性を良(し、疑似ロックが生じ
ないようにすることができる。
G 実施例 以下、この発明の一実施例を第1図〜第4図に基づいて
詳しく説明する。
01回路構成 第1図は本実施例の回路構成を示すもので、同図におい
て、(10)は再生データ(入力データ)が供給される
入力端子であって、この入力端子(10)はD型フリソ
プフロンプ回路(11)の入力端子りに接続されると共
にEOR回路(12)の一方の入力端に接続され、フリ
ップフロップ回路(11)の出力端子QはD型フリフプ
フロップ回路(13)の入力端子りに接続されると共に
EOR回路(12)の他方の入力端に接続され、フリッ
プフロップ回路(11)の反転出力端子dはEOR回路
(14)の一方の入力端に接続され、フリップフロップ
回路(13)の出力端子QはEOR回路(14)の他方
の入力端に接続される。
(15)は電圧制御型発振器であって、この発振器(1
5)の出力側はフリップフロップ回路(11)及び(1
3)のクロック端子に接続されると共にD型フリップフ
ロップ回路(16)のクロック端子に接続され、更にイ
ンバータ(17)を介してD型フリップフロップ回路(
18)のクロック端子に接続される。フリップフロップ
回路(16)の反転出力端子石は自己の入力端子りに接
続されると共にフリップフロップ回路(18)の入力端
子りに接続される。
EOR回路(14)の出力端はアンド回路(19)の一
方の入力端に接続され、フリップフロップ回路(18)
の出力端子Qはアンド回路(19)の他方の入力端に接
続される。EOR回路(12)の出力端はオア回路(2
0)の一方の入力端に接続され、アンド回路(19)の
出力端はオア回路(20)の他方の入力端に接続される
。オア回路(20)の出力端はロアパスフィルタ(21
)を介して発振器(15)の入力側に接続される。
G2動作説明 次に第1図の回路動作を第2図の信号波形を参照して説
明する。
いま、発振器(15)より第2図Aに示すようなりロッ
ク信号S1が発生されると、この信号S1はフリップフ
ロップ回路(11) 、  (13)及び(16)のク
ロック端子に供給されると共にインバータ(17)を介
してフリップフロップ回路(18)のクロック端子に供
給される。すると、フリップフロップ回路(16)の出
力端子Qには信号S1が1/2分周されて第2図Bに示
すような信号S2が再生クロックとして取り出される。
この信号S2はフリップフロップ回路(18)の入力端
子りに供給される。この結果フリップフロップ回路(1
8)の出力端子Qには信号82が所定量遅延されて第2
図Hに示すようなS8が得られる。この信号S8はアン
ド回路(19)の地方の入力端に供給される。
また、入力端子(10)から第2図Cに示すような信号
S3が再生データ(入力データ)としてフ・リップフロ
ップ回路(11)の入力端子りに供給され、この結果フ
リップフロップ回路(11)の出力端子Qには第2図り
に示すような信号S4が得られる。この信号S4はフリ
ップフロップ回路(13)の入力端子りに供給され、こ
の結果フリップフロップ回路(13)の出力端子Qには
第2図Eに示すような信号S5が得られる。
信号S3とS4はEOR回路(12)の各入力端に供給
され、この結果EOR回路(12)の出力側には第2図
Fに示すような正極性の信号S6が誤差信号として取り
出される。この信号S6は第2図Fに斜線で示したよう
に、高レベルのときがイネーブル(付勢)状態である。
そして、この信号S6はその立下りが発振器(15)か
らのクロック信号S1またはこれに関連した信号S2,
34等に依存しており、その立上りが入力データとして
の信号S3に依存しており、立上りより立下りまでの期
間を誤差信号としている。
また、信号りとSsはEOR回路(14)の各入力端に
供給され、この結果EOR回路(14)の出力側には第
2図Gに示すような負極性の信号S7が基準信号として
取り出される。この信号S7は第2図Gに斜線で示すよ
うに、低レベルのときがイネーブル状態である。そして
、この信号S7はその立上りも、立下りも発振器(15
)のクロック信号S工またはこれに関連した信号S2.
34等に依存している。そのためこの信号S7は基準信
号と呼ばれる。
信号8丁と88はアンド回路(19)の各入力端に供給
され、この結果アンド回路(19)の出力側には第2図
■に示すような信号S9が得られる。
この信号Ssは信号Sεと共にオア回路(20)の各入
力端に供給されて合成され、この結果オア回路(20)
の出力側には第2図Jに示すような信号310が位相比
較器の出力信号として取り出される。
つまり、実質的に信号Ss、Svと信号S8との間でS
+o=Ss +Sv  ・Ssなる式により信号Ss。
を生成し、これが位相比較出力信号となる。なお、信号
S1aは信号S6の正を第1に、信号S7の負を第2に
優先的に出力し、信号S6が負、信号S7が正の時に限
り、信号S8が信号Ssoに出力されるものである。
第2図からもわかるように、再生データである信号S3
の第1トランジエントでは信号S2が信号S3・より遅
れている(信号S2の立下りが信号S3の第1トランジ
エントより後にある)ので、その位相誤差に対応して第
2図Jに斜線で示すように誤差分を含む位相比較出力信
号SIOが得られ、また信号S3の第3トランジエント
では信号S2が信号S3より進んでいる(信号S2の立
下りが信号S3の第3トランジエントより前にある)の
で、その位相誤差に対応して第2図Jに斜線で示すよう
に誤差分を含む位相比較出力信号S1oが得られる。同
様に信号S3の第4トランジエントでは信号S2が信号
S3より進み、信号S3の第5トランジエントでは信号
S2が信号S3より遅れているので、夫々の位相誤差に
対応して第2図Jに斜線で示すように誤差分を含む位相
比較出力信号S1oが得られる。なお、信号33の第2
トランジエントでは信号S2と信号S3は位相が一致し
ているので、第2図Jに示すように誤差分を含む位相誤
差出力信号は何も現われない。
次に第3図を用いて本実施例では信号S2と83の位相
誤差が90°を越えるようになると位相比較出力信号S
1oは位相誤差が90°のときと同じ量のレベルになる
ことを説明する。第3図Aは位相誤差ΔθがΔθ=O°
の場合で、信号Sεの高レベルの占める面積と信号S7
の低レベルの占める面積は同じであり、従って、位相比
較出力信号S1゜がToの期間に占める高レベルと低レ
ベルの占める面積は等しい。
ところが位相誤差Δθが0°くΔθ≦90°になると、
第3図Bに示すように、信号S6の高レベルの占める面
積はその位相誤差分に応じてTo/2を越えて広がりこ
れに対応して信号310の高レベルの占める面積もT 
o / 2を越えて広がる。つまり、位相誤差Δθが0
°より90°の間では位相比較出力信号51o(ΔV)
は位相誤差Δθに比例して変化する。
そして、位相誤差Δθが90°≦Δθ≦180°になる
と、第3図Cに示すように、信号Ssの高レベルの占め
る面積はその位相誤差分に応じてT。
/2を越えて広がるも、信号SIOの高レベルの占める
面積は位相誤差Δθが90°の場合と同じである。つま
り位相比較器出力信号S1oはΔθが90゜を越えるよ
うになると飽和してΔθ=90°のときと同じ値になる
第4図はこの関係を示したもので、位相誤差Δθが±9
0°変化するとこれに比例して位相比較器出力ΔVも変
化して、更に位相誤差Δθが90゜を越えて180°ま
で変化するとそのときの位相比較器出力ΔVはΔθ=9
0°のときと同じ値に一定に保持されることがわかる。
H発明の効果 上述の如くこの発明によれば、所定周波数のクロック信
号に基づいて入力データの位相誤差を検出し、この位相
誤差を検出する毎に一定幅の基準信号を発生し、この基
準信号と位相シフトした再生クロックとを論理積し、こ
の論理積出力と位相誤差検出出力を合成して位相比較出
力信号を得るようにしたので、入力データと再生クロッ
クの位相誤差と位相比較出力信号(位相比較器出力)の
比例関係を±90°の全域にわたって維持でき、PLL
回路のクロック時間を短縮することができる。また、±
90’以上の位相誤差に対して±90゜と同じ位相比較
出力信号を出力するから、従来の±90°90°位相比
較出力信号が減少するものに比べてPLL回路の応答特
性を良くすることができ、更に± 180°近傍で疑似
ロックするような危険性を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの発明の一実施例を示す回路構成図、第2図
及び第3図は動作説明に供するための信号波形図、第4
図は本発明による位相誤差対位相比較器出力特性図、第
5図は従来回路の一例を示す回路構成図、第6図は第5
図の動作説明に供するための信号波形図、第7図は従来
の位相誤差対位相比較器出力特性図、第8図は従来の動
作説明図である。 (11)、(13)、(16)、(18)はD型フリッ
プフロップ回路、(12)、(14)は排他的論理和(
EOR)回路、(15)は電圧制御型発振器、(19)
はアンド回路、(20)はオア回路、(21)はローパ
スフィルタである。

Claims (1)

  1. 【特許請求の範囲】 所定周波数のクロック信号を発生する電圧制御型発振器
    と、 上記クロック信号と入力データを位相比較する位相比較
    器と、 該位相比較器の出力を電圧信号に変換して上記電圧制御
    型発振器に供給するローパスフィルタとを備えたPLL
    回路において、 上記クロック信号に基づいて入力データの位相誤差を検
    出する位相誤差検出手段と、 上記クロック信号に基づいて上記位相誤差を検出する毎
    に一定幅の基準信号を発生する基準信号発生手段と、 上記クロック信号を1/2分周して再生クロックを得る
    分周手段と、 上記クロック信号に基づいて上記再生クロックを位相シ
    フトする移相手段と、 上記基準信号発生手段の出力と上記移相手段の出力を論
    理積するアンド回路と、 該アンド回路の出力と上記位相誤差検出手段の出力を合
    成する合成手段と を備え、該合成手段の出力を上記ローパスフィルタを介
    して上記電圧制御発振器へ供給するようにしたことを特
    徴とするPLL回路。
JP61277046A 1986-11-20 1986-11-20 Pll回路 Pending JPS63131633A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314151B1 (en) 1997-10-08 2001-11-06 Nec Corporation Phase comparator operable at half frequency of input signal

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6314151B1 (en) 1997-10-08 2001-11-06 Nec Corporation Phase comparator operable at half frequency of input signal

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