JPS63128605A - プラスチツク正特性サ−ミスタ - Google Patents

プラスチツク正特性サ−ミスタ

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Publication number
JPS63128605A
JPS63128605A JP27503486A JP27503486A JPS63128605A JP S63128605 A JPS63128605 A JP S63128605A JP 27503486 A JP27503486 A JP 27503486A JP 27503486 A JP27503486 A JP 27503486A JP S63128605 A JPS63128605 A JP S63128605A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
plastic
temperature coefficient
positive temperature
electrode
resistance value
Prior art date
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Pending
Application number
JP27503486A
Other languages
English (en)
Inventor
竹内 通一
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
TDK Corp
Original Assignee
TDK Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by TDK Corp filed Critical TDK Corp
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Publication of JPS63128605A publication Critical patent/JPS63128605A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、正の抵抗温度特性を有する導電性プラスチッ
クを用いたプラスチック正特性サーミスタに関し、導電
性プラスチックにくり抜きパターンを有する電極を付与
することにより、導電性プラスチックの形状、大きさ等
を製造上必要な寸法に揃え、熱放散係数を大きく変化さ
せないで、抵抗値を調整できるようにしたものである。
従来の技術 正特性サーミスタとしては、チタン酸バリウム系半導体
磁器を用いたセラミック正特性サーミスタが最も良く知
られていたが、最近、正の抵抗温度特性を有する導電性
ポリマー組成物を用いたプラスチック正特性サーミスタ
が注目されている。
プラスチック正特性サーミスタ、に関する公知文献とし
ては、例えば特開昭55−95203号公報等がある。
第4図は従来のプラスチック正特性サーミスタの正面部
分断面図、第5図は同じく平面部分断面図で、ポリオレ
フィン、ポリフッ化ビニリデン等の有機ポリマー中に導
電性カーボンブラック等を分散させた導電性ポリマー組
成物でなる導電性プラスチック1の相対向する両面の略
全面に、1箔等の金属電極2.3を熱圧着等の手段によ
って貼り付け、更に電極2,3にリード線4.5を半田
付け6,7した上で、全体をエポキシ樹脂等の絶縁樹脂
8で被覆した構造となっている。
プラスチック正特性サーミスタは、比抵抗がセラミック
正特性サーミスタのそれの約174と低いにも拘わらず
、厚み当りの耐圧がセラミック正特性サーミスタの10
倍以上と著しく高いという特徴があり、超低抵抗値で、
耐圧の高い小型の正特性サーミスタが実現できる。
発明が解決しようとする問題点 しかしながら、−上述した従来のプラスチック正特性サ
ーミスタは、導電性プラスチックlの面上の略全面に電
極2.3を付与していたため、次のような問題点があっ
た。
(イ)導電性プラスチックlの厚みをt、固有抵抗値を
ρ、電極2,3の対向面積をSとすると。
電極2−3間の抵抗Rは、 R=ρ・t/S、、、、(1) となる、ここで、導電性プラスチック1の平面積は、電
極2.3の対向面積Sと略等しいから、異なる抵抗値を
得ようとする場合、必要とされる対向面積Sに応じて、
導電性プラスチックlの平面積を変えなければならず、
形状、大きさを揃えることが困難である。
(ロ)固有抵抗ρが低いため、電極2−3間の抵抗値R
を上げるためには、セラミック正特性サーミスタの場合
に比べて、対向面積Sを著しく小さくしなければならな
い、ところが対向面tiISを小さくすると、第6図に
示すように、リード線4゜5等の半田付は領域が充分に
確保できなくなること、リード線4−5間の間隔dが必
要とされる寸法に設定できなくなること等の製造上の問
題点を生じる。
(ハ)全体形状の小型化により、熱放散係数が小さくな
るため、電流容量の大きなプラスチック正特性サーミス
タを得ることが困難である。
問題点を解決するための手段 上述する従来の問題点を解決するため1本発明に係るプ
ラスチック正特性サーミスタは、正の抵抗温度特性を有
する導電性プラスチックに、くり抜きパターンを有する
電極を付与したことを特徴とする。
作用 本発明に係るプラスチック正特性サーミスタは、正の抵
抗温度特性を有する導電性プラスチックに、くり抜きパ
ターンを有する電極を付与したから、導電性プラスチッ
クの平面積を確保したままで、くり抜きパターンめくり
抜き率によって電極有効面積を調整し、抵抗値を調整で
きる。
また、くり抜き率によって電極有効面積を調整し、抵抗
値を調整できるので、要求される抵抗値が異なっても、
導電性プラスチックとして、形状、厚みが揃ったものを
使用することが可能になり、熱放散係数が同じで、抵抗
値の異なる正特性サーミスタが得られる。
また、導電性プラスチックの全面に電極を設けると共に
、この電極の有効面積をくり抜き率によって調整できる
ので、リード線等の半田付は領域及びリード線間隔も充
分に確保できる。
更に、抵抗値を高くした場合でも、導電性プラスチック
の全体形状を大きくできるので、熱放散係数が大きく、
電流容量の大きなプラスチック正特性サーミスタを得る
ことができる。
実施例 第1図は本発明に係るプラスチック正特性サーミスタの
平面図、第2図は第1図Al−Al線上における断面図
である0図において、第4図及び第5図と同一の参照符
号は同一性ある構成部分を示し、正の抵抗温度特性を有
する導電性プラスチック1の相対向する両面に、電極9
.10を設けである。電ai9はその平面に多数のくり
抜き孔91を散在させたくり抜きパターンを有し、電極
lOはくり抜きパターンを持たない平面状電極となって
いる。ただし、電極10も、くり抜きパターンを有する
電極としてもよい。
第3図はくり抜き率−抵抗値比の特性図で、くり抜き率
が大きくなるにつれて抵抗値比が増大するのが解る。く
り抜き率は、くり抜き孔91の合計面積を、くり抜き孔
91を含む電極9の形成平面積によって割って得られた
ものである。
第3図の抵抗値比lはくり抜き率零、つまり、くり抜き
パターンを持たない従来の電極構造のプラスチック正特
性サーミスタである。くり抜き率をいくらにするかは、
要求される抵抗値を参照し、上掲の(1)式及び第3図
の特性図から求めることができる。
導電性プラスチック1は、前述したように、ポリオレフ
ィン、ポリフッ化ビニリデン等の有機ポリマー中に導電
性カーボンブラック等を分散させた導電性ポリマー組成
物でなるものである。また、電極9、lOは金属箔圧着
、金属溶着、メッキその他の手段によって形成できる。
導電性プラスチック1との接着強度を高めるため、電極
9、lOの導電性プラスチックlとの接合面に、微細な
金属粒子等による凸部を形成してもよい。
発明の効果 以上述べたように、本発明によれば、次のような効果が
得られる。
(a)導電性プラスチックの千面蹟を確保したままで、
くり抜きパターンのくり抜き率によって電極有効面積を
変え、抵抗値を調整できるようにしたプラスチック正特
性サーミスタを提供できる。
(b)熱放散係数を大きく変化させないで、抵抗値を調
整できるようにしたプラスチック正特性ミスタを提供で
きる。
(C)抵抗値が高くても、リード線半田付は領域及びリ
ード線間隔を充分に確保し得る製造の容易なプラスチッ
ク正特性サーミスタを提供できる。
(d)抵抗値が高くても、熱放散係数が大きく、電流容
量の大きなプラスチック正特性サーミスタを得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明に係るプラスチック正特性サーミスタの
平面図、第2図は第1図Al−Al線上における断面図
、第3図はくり抜き率−抵抗値比の特性図、第4図は従
来のプラスチック正特性サーミスタの正面部分断面図、
第5図は同じく平面部分断面図、第6図は同じくその問
題点を示す図である。 lΦ・・導電性プラスチック 9、lO・・・電極 91・00くり抜き孔 第1図 第2図 第3図 くリヂにき4に (%) □ 第4図

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)正の抵抗温度特性を有する導電性プラスチックに
    、くり抜きパターンを有する電極を付与したことを特徴
    とするプラスチック正特性サーミスタ。
JP27503486A 1986-11-18 1986-11-18 プラスチツク正特性サ−ミスタ Pending JPS63128605A (ja)

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JP27503486A JPS63128605A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 プラスチツク正特性サ−ミスタ

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JP27503486A JPS63128605A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 プラスチツク正特性サ−ミスタ

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JPS63128605A true JPS63128605A (ja) 1988-06-01

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JP27503486A Pending JPS63128605A (ja) 1986-11-18 1986-11-18 プラスチツク正特性サ−ミスタ

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