JPH03155353A - 小型直流モーター - Google Patents
小型直流モーターInfo
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- JPH03155353A JPH03155353A JP1292398A JP29239889A JPH03155353A JP H03155353 A JPH03155353 A JP H03155353A JP 1292398 A JP1292398 A JP 1292398A JP 29239889 A JP29239889 A JP 29239889A JP H03155353 A JPH03155353 A JP H03155353A
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Classifications
-
- H—ELECTRICITY
- H02—GENERATION; CONVERSION OR DISTRIBUTION OF ELECTRIC POWER
- H02K—DYNAMO-ELECTRIC MACHINES
- H02K11/00—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection
- H02K11/20—Structural association of dynamo-electric machines with electric components or with devices for shielding, monitoring or protection for measuring, monitoring, testing, protecting or switching
- H02K11/25—Devices for sensing temperature, or actuated thereby
Landscapes
- Engineering & Computer Science (AREA)
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- Thermistors And Varistors (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[産業上の利用分野]
この発明は小型直流モーターに関し、特に樹脂系P T
C(Positive Temperature C
oeff’1clent)サーミスタを過負荷保護素子
としてモーターケースに内蔵した小型直流モーターに関
するものである。
C(Positive Temperature C
oeff’1clent)サーミスタを過負荷保護素子
としてモーターケースに内蔵した小型直流モーターに関
するものである。
[従来技術]
公知のように、従来から小型直流モーターの過負荷に伴
う過電流保護素子(電流制限素子ともいう)には、生と
してバイメタル、PTCサーミスタ等が使用されており
、特に例えば自動車業界を中心にその使用量は急速に増
加の傾向にある。
う過電流保護素子(電流制限素子ともいう)には、生と
してバイメタル、PTCサーミスタ等が使用されており
、特に例えば自動車業界を中心にその使用量は急速に増
加の傾向にある。
その内、バイメタルは、主として4(ls+sΦ以上即
ち過負荷電流が約3〜4八以上のモーターに直列に接続
され、一般的にはモーター内蔵型として使用されるのが
普通である。このバイメタルは、般には過負荷電流が3
〜4八以下に対しては、スイッチング動作の精度が低下
し、安定動作に欠けるため、3〜4A以下即ち40關Φ
未満の小型モーターには、広< PTCサーミスタが使
われている。
ち過負荷電流が約3〜4八以上のモーターに直列に接続
され、一般的にはモーター内蔵型として使用されるのが
普通である。このバイメタルは、般には過負荷電流が3
〜4八以下に対しては、スイッチング動作の精度が低下
し、安定動作に欠けるため、3〜4A以下即ち40關Φ
未満の小型モーターには、広< PTCサーミスタが使
われている。
PTCサーミスタは、公知のごとく正の温度係数を有す
る抵抗素子で、常温では低抵抗であるものの、過電流に
よる自己発熱や、ある熱源からの伝熱によって、ある所
定のスイッチング温度以上になると、抵抗値が急激に増
大し、それは104〜107倍にも及ぶものである。P
TCサーミスタとして、最も一般的には、BaTl03
系セラミツクスが知られているが、これ以外にも、ポリ
オレフィン系或は、ハロゲン系樹脂などの絶縁性ポリマ
ーと、カーボン等の高導電性材料を混合して成る樹脂系
PTCサーミスタもよく知られている。
る抵抗素子で、常温では低抵抗であるものの、過電流に
よる自己発熱や、ある熱源からの伝熱によって、ある所
定のスイッチング温度以上になると、抵抗値が急激に増
大し、それは104〜107倍にも及ぶものである。P
TCサーミスタとして、最も一般的には、BaTl03
系セラミツクスが知られているが、これ以外にも、ポリ
オレフィン系或は、ハロゲン系樹脂などの絶縁性ポリマ
ーと、カーボン等の高導電性材料を混合して成る樹脂系
PTCサーミスタもよく知られている。
この樹脂系のPTCサーミスタは、BaTiO3系セラ
ミックスPTCサーミスタに比べて、比抵抗がより低く
、耐電圧がより高い等の特徴があり、従来、一過性の電
流制限素子として電池の短絡保護用や、また自動車用小
型モーターの過負荷保護用などに使われている。
ミックスPTCサーミスタに比べて、比抵抗がより低く
、耐電圧がより高い等の特徴があり、従来、一過性の電
流制限素子として電池の短絡保護用や、また自動車用小
型モーターの過負荷保護用などに使われている。
[発明が解決しようとする課題]
上記のような従来の小型直流モーターにおいては、モー
ターの電流制限素子に使用されているPTCサーミスタ
は、セラミックス系、樹脂系のいずれにしても、リード
線付きの円板形に形成したものを部品としてモーターの
外部すなわち例えば駆動回路の基板上に実装した形態で
用いられ、電機子巻線に直列接続はされているものの、
モーターのケース(フレーム)内に内蔵されているもの
はなかった。
ターの電流制限素子に使用されているPTCサーミスタ
は、セラミックス系、樹脂系のいずれにしても、リード
線付きの円板形に形成したものを部品としてモーターの
外部すなわち例えば駆動回路の基板上に実装した形態で
用いられ、電機子巻線に直列接続はされているものの、
モーターのケース(フレーム)内に内蔵されているもの
はなかった。
そのため、実装の手間が生じているなどの間通がある。
そのため、特に小型、軽量化、コンパクト化を追求する
自動車業界等からは、40+++mΦ未満の小型モータ
ーにおいても、過負荷保護素子を内蔵した小型直流モー
ターの開発が望まれていた。
自動車業界等からは、40+++mΦ未満の小型モータ
ーにおいても、過負荷保護素子を内蔵した小型直流モー
ターの開発が望まれていた。
この発明は上述の課題を解決するためになされたもので
、樹脂系のPTCサーミスタを小型、がっコンパクトに
内蔵させた小型直流モーターを提供することを目的とす
るものである。
、樹脂系のPTCサーミスタを小型、がっコンパクトに
内蔵させた小型直流モーターを提供することを目的とす
るものである。
[課題を解決するための手段]
この発明に係る小型直流モーターは例えばポリオレフィ
ン系又はハロゲン系の絶縁性樹脂とカーボン系の高導電
性材料を混合してなる樹脂系PTCサーミスタを電機子
巻線に直列に接続することによりPTCサーミスタをモ
ーターのケースに内蔵したものである。具体的な内蔵部
位と内蔵方法は、ブラシに接続しているリン青銅板と入
力端子間に板状の樹脂系PTCサーミスタを接続したも
のであり、他の方法として入力端子に接続しているリン
青銅板とブラシの間に樹脂系サーミスタを接続したもの
であってもよく、また、ブラシに接続しているリン青銅
板と入力端子の間に円筒状又はこれに準ずる形状の樹脂
系サーミスタを接続したものであってもよい。
ン系又はハロゲン系の絶縁性樹脂とカーボン系の高導電
性材料を混合してなる樹脂系PTCサーミスタを電機子
巻線に直列に接続することによりPTCサーミスタをモ
ーターのケースに内蔵したものである。具体的な内蔵部
位と内蔵方法は、ブラシに接続しているリン青銅板と入
力端子間に板状の樹脂系PTCサーミスタを接続したも
のであり、他の方法として入力端子に接続しているリン
青銅板とブラシの間に樹脂系サーミスタを接続したもの
であってもよく、また、ブラシに接続しているリン青銅
板と入力端子の間に円筒状又はこれに準ずる形状の樹脂
系サーミスタを接続したものであってもよい。
[作用コ
この発明においては、小型直流モーター(以下モーター
ともいう)のブラシとブラシ板として用いるリン青銅板
間、あるいはブラシと接続するリン青銅板と入力端子間
に板状又は円筒状(単円筒状を含む)の樹脂系PTCサ
ーミスタを配置して接続することによりモーター内にP
TCサーミスタを内蔵させたものであるから、PTCサ
ーミスタが内蔵された状態では、モーターの画電極端子
間に所定の電圧を印加しつつ、モーターに過負荷をかけ
る即ち、ロック状態にすると、過電流によるPTCサー
ミスタの自己発熱によって、PTCサーミスタが高抵抗
状態となりモーターの回路電流を制限して、モーターを
保護することになる。
ともいう)のブラシとブラシ板として用いるリン青銅板
間、あるいはブラシと接続するリン青銅板と入力端子間
に板状又は円筒状(単円筒状を含む)の樹脂系PTCサ
ーミスタを配置して接続することによりモーター内にP
TCサーミスタを内蔵させたものであるから、PTCサ
ーミスタが内蔵された状態では、モーターの画電極端子
間に所定の電圧を印加しつつ、モーターに過負荷をかけ
る即ち、ロック状態にすると、過電流によるPTCサー
ミスタの自己発熱によって、PTCサーミスタが高抵抗
状態となりモーターの回路電流を制限して、モーターを
保護することになる。
この場合、以上のような小型直流モーターに内蔵可能な
チップ状(板状)又は円筒状の小さなPTCサーミスタ
は、ポリオレフィン系又はハロゲン系の絶縁性樹脂にカ
ーボン等の高導電性材料を混合して形成した樹脂系PT
Cサーミスタ用の材料が比抵抗1〜2Ω印と小さくかつ
耐電圧が100V/ mm以上と大きいものを使用する
ことができ、従来のB a T i O3系のPTCセ
ラミックス材料の比抵抗が8Ω口以上、耐電圧が30〜
40V/+nLか得られないものでは、本発明に供する
ことはほとんど不可能である。
チップ状(板状)又は円筒状の小さなPTCサーミスタ
は、ポリオレフィン系又はハロゲン系の絶縁性樹脂にカ
ーボン等の高導電性材料を混合して形成した樹脂系PT
Cサーミスタ用の材料が比抵抗1〜2Ω印と小さくかつ
耐電圧が100V/ mm以上と大きいものを使用する
ことができ、従来のB a T i O3系のPTCセ
ラミックス材料の比抵抗が8Ω口以上、耐電圧が30〜
40V/+nLか得られないものでは、本発明に供する
ことはほとんど不可能である。
[実施例]
実施例1;
第2図は樹脂系PTCサーミスタを内蔵しようとする典
型的な小型直流モーターを示し、第2図の(b)はその
縦断面図、第2図の(a)は小ケースを取りはずした状
態の内側を示す側面図である。
型的な小型直流モーターを示し、第2図の(b)はその
縦断面図、第2図の(a)は小ケースを取りはずした状
態の内側を示す側面図である。
図において、1は大ケースであり、2は端子盤を構成す
る小ケースで、大ケース1には界磁用の磁石3が固定さ
れている。小ケース2には整流子4が位置し、大ケース
1内に形成されている電機子コイル5と接続され、電機
子コイル5はシャフト11と固定されている。6は整流
子4に接触するブラシであり、ブラシ6に接続するリン
青銅板7を介して入力端子8に接続されている。入力端
子8は第2図の(a)に示すように小ケース2の内側に
接着された樹脂9に設けた溝lOに固定され、リン青銅
板7と接続されている。なお、第2図の(a)では大ケ
ース1から取りはずした状態のため、ブラシ6は整流子
4の外周からはずれた状態となって図示されている。
る小ケースで、大ケース1には界磁用の磁石3が固定さ
れている。小ケース2には整流子4が位置し、大ケース
1内に形成されている電機子コイル5と接続され、電機
子コイル5はシャフト11と固定されている。6は整流
子4に接触するブラシであり、ブラシ6に接続するリン
青銅板7を介して入力端子8に接続されている。入力端
子8は第2図の(a)に示すように小ケース2の内側に
接着された樹脂9に設けた溝lOに固定され、リン青銅
板7と接続されている。なお、第2図の(a)では大ケ
ース1から取りはずした状態のため、ブラシ6は整流子
4の外周からはずれた状態となって図示されている。
以上のように、第2図に示した小型直流モーターは、3
極の整流子形であり、モーターの入力端子板と、先端に
ブラシ6の取り付けられたリン青銅板7(以下「ブラシ
板」と称する)は、図のように構成されている。
極の整流子形であり、モーターの入力端子板と、先端に
ブラシ6の取り付けられたリン青銅板7(以下「ブラシ
板」と称する)は、図のように構成されている。
即ち、モーターのシャフト11および入力端子板9を固
定している端子盤(以下単に「小ケース2」と称する)
の内側に接着された樹脂9上又は、小ケース2そのもの
が樹脂9で形成している場合にはその内側に作られた凹
状の溝10に入力端子板9と、ブラシ板7とをほぼ直角
にスポット溶接等を施し、溝IOにはさみ込み固定して
いる。
定している端子盤(以下単に「小ケース2」と称する)
の内側に接着された樹脂9上又は、小ケース2そのもの
が樹脂9で形成している場合にはその内側に作られた凹
状の溝10に入力端子板9と、ブラシ板7とをほぼ直角
にスポット溶接等を施し、溝IOにはさみ込み固定して
いる。
第1図はこの発明(請求項3)の一実施例を示す小型直
流モーターの要部構造説明図である。第1図(a)は小
ケースの内側を示す平面図、第1図の(b)は小型直流
モーターの縦断面図、第1図の(C)は溝10の部分の
要部拡大図である。図において、1〜11は第2図に示
した符号と同−又は相当部分を示しその説明は省略する
。
流モーターの要部構造説明図である。第1図(a)は小
ケースの内側を示す平面図、第1図の(b)は小型直流
モーターの縦断面図、第1図の(C)は溝10の部分の
要部拡大図である。図において、1〜11は第2図に示
した符号と同−又は相当部分を示しその説明は省略する
。
第2図に示した内部抵抗的18Ωの12V用小型直流モ
ーター(20mmΦ)の小ケースの内側に接着された樹
脂9上の凹状の溝lOに、両面に電極を付着した角形板
状の樹脂系のPTCサーミスタ12を入力端子8の板と
ブラシ板7によって両側からはさみ込むようにして固定
し、樹脂系PTCサーミスタ内蔵型の小型直流モーター
を形成した。樹脂系のPTCサーミスタ12にはポリオ
レフィン系樹脂の絶縁性ポリマーとカーボン等の高導電
性材料を混合して形成したPTC特性を有する板状の樹
脂系PTCサーミスタを用いた。この樹脂系PTCサー
ミスタは上記の絶縁性ポリマーが/Xロゲン系のもので
あってもよく、あるいは同様のPTC特性を有する他の
材料からなる樹脂のものであってもよい。この実施例で
使用した樹脂系のPTCサーミスタ12は3 mm X
3龍の角形で厚さ1■lの板状体で、常温抵抗値約I
JΩ(常温比抵抗約1.5Ωam)でスイッチング温度
は約100℃のものである。
ーター(20mmΦ)の小ケースの内側に接着された樹
脂9上の凹状の溝lOに、両面に電極を付着した角形板
状の樹脂系のPTCサーミスタ12を入力端子8の板と
ブラシ板7によって両側からはさみ込むようにして固定
し、樹脂系PTCサーミスタ内蔵型の小型直流モーター
を形成した。樹脂系のPTCサーミスタ12にはポリオ
レフィン系樹脂の絶縁性ポリマーとカーボン等の高導電
性材料を混合して形成したPTC特性を有する板状の樹
脂系PTCサーミスタを用いた。この樹脂系PTCサー
ミスタは上記の絶縁性ポリマーが/Xロゲン系のもので
あってもよく、あるいは同様のPTC特性を有する他の
材料からなる樹脂のものであってもよい。この実施例で
使用した樹脂系のPTCサーミスタ12は3 mm X
3龍の角形で厚さ1■lの板状体で、常温抵抗値約I
JΩ(常温比抵抗約1.5Ωam)でスイッチング温度
は約100℃のものである。
試験は、第1図の小型直流モーターのシャフト11を固
定してロック状態としたのち、常温下で入力端子8間に
それぞれ9.12.14.18Vの電圧を印加して回路
電流の時間的変化を求めて行った。
定してロック状態としたのち、常温下で入力端子8間に
それぞれ9.12.14.18Vの電圧を印加して回路
電流の時間的変化を求めて行った。
その結果を第3図に示す。第3図の(a)は9V。
(b) it 12V 、 (c) ハ14V 、 (
d)は18V (7)印加電圧の場合のデータを示し、
縦軸は電流、横軸は入力(0秒)後の時間である。第3
図よりそれぞれ電圧印加とともに過電流が流れるが、第
3図の(a)。
d)は18V (7)印加電圧の場合のデータを示し、
縦軸は電流、横軸は入力(0秒)後の時間である。第3
図よりそれぞれ電圧印加とともに過電流が流れるが、第
3図の(a)。
(b) 、(c) 、(d)から見られるように、1.
5 (1,8V)秒〜8 (9V)秒後には250mA
以下に電流が減少しPTCサーミスタ12が電流制限素
子として有効に働きモーターの過熱を防止する働きを示
したことがわかる。
5 (1,8V)秒〜8 (9V)秒後には250mA
以下に電流が減少しPTCサーミスタ12が電流制限素
子として有効に働きモーターの過熱を防止する働きを示
したことがわかる。
比較例1;
第1図の実施例に用いたものと同様の材質特性を有する
樹脂系のPTCサーミスタにリード線をハンダ付けした
のち、モールド付加を行い、従来型のリード線付きPT
Cサーミスタを作成し、これを第2図に示した小型直流
モーターの図示しない外部駆動回路に設置して直列接続
し、実施例1と同様の試験を行った結果を比較例として
第4図の(a) 、 (b) 、(c) 、 (d)に
示した。この場合には250■^の電流制限の応答時間
が、第4図にみられるように、順次3秒(16V )〜
30秒(9V)と長くなることが示されている。
樹脂系のPTCサーミスタにリード線をハンダ付けした
のち、モールド付加を行い、従来型のリード線付きPT
Cサーミスタを作成し、これを第2図に示した小型直流
モーターの図示しない外部駆動回路に設置して直列接続
し、実施例1と同様の試験を行った結果を比較例として
第4図の(a) 、 (b) 、(c) 、 (d)に
示した。この場合には250■^の電流制限の応答時間
が、第4図にみられるように、順次3秒(16V )〜
30秒(9V)と長くなることが示されている。
以上の実施例1と比較例1の結果を第3図と第4図によ
って比較すると、実施例1の樹脂系PTCサーミスタを
内蔵した小型直流モーターの場合、電流制限の応答時間
はそれぞれ同一電圧に対して1/2〜1/3に小さくな
っており、熱結合の効果も生じて著しい応答性の向上が
認められた。つまり、PTCサーミスタの内蔵の効果は
歴然であるということができる。
って比較すると、実施例1の樹脂系PTCサーミスタを
内蔵した小型直流モーターの場合、電流制限の応答時間
はそれぞれ同一電圧に対して1/2〜1/3に小さくな
っており、熱結合の効果も生じて著しい応答性の向上が
認められた。つまり、PTCサーミスタの内蔵の効果は
歴然であるということができる。
実施例2;
第5図はこの発明(請求項4)の一実施例を示す小型直
流モーターの要部構造説明図である。第5図の(a)は
小ケースの内側を示す平面図、第5図の(b)はモータ
ーの縦断面図、第5図の(C)はブラシの部分拡大図で
ある。図において、1〜11は第2図の小型直流モータ
ーで説明したものと同−又は相当部分でありその説明は
省略する。
流モーターの要部構造説明図である。第5図の(a)は
小ケースの内側を示す平面図、第5図の(b)はモータ
ーの縦断面図、第5図の(C)はブラシの部分拡大図で
ある。図において、1〜11は第2図の小型直流モータ
ーで説明したものと同−又は相当部分でありその説明は
省略する。
図において、比較例1で用いたものと同一の小型直流モ
ーターのブラシ6(2mmX2mm、厚さ1.5++u
s)と、実施例1で用いたものと同様の樹脂系PTCサ
ーミスタ12aの両面に図示しない電極を設けその片面
を耐熱樹脂系導電性接着剤により接着し、さらに他面を
リン青銅板7に同様に前着した樹脂系PTCサーミスタ
12aを、ブラシ6とリン青銅板7の間にサンドイッチ
したいわば過電流保護機能付ブラシを、第5図の(e)
に示すように形成した。このように構成することにより
樹脂系PTCサーミスタを内蔵した小型直流モーターを
作製した。樹脂系PTCサーミスタ12aは実施例1で
用いたものと同様の材質特性を有するものである。
ーターのブラシ6(2mmX2mm、厚さ1.5++u
s)と、実施例1で用いたものと同様の樹脂系PTCサ
ーミスタ12aの両面に図示しない電極を設けその片面
を耐熱樹脂系導電性接着剤により接着し、さらに他面を
リン青銅板7に同様に前着した樹脂系PTCサーミスタ
12aを、ブラシ6とリン青銅板7の間にサンドイッチ
したいわば過電流保護機能付ブラシを、第5図の(e)
に示すように形成した。このように構成することにより
樹脂系PTCサーミスタを内蔵した小型直流モーターを
作製した。樹脂系PTCサーミスタ12aは実施例1で
用いたものと同様の材質特性を有するものである。
第5図の実施例モーターを用いて第1図の実施例で示し
た同様の方法で回路電流の時間変化を記録した結果を第
6図に示した。第6図の(a)は印加電圧9 V、 (
b) ハ12V、 (C)は14V、 (d) ハ16
■の場合の電流の時間変化(スタート0秒)を示すデー
タである。250■^までの電流制限の応答時間は1.
5秒(16V )〜8秒(9V)と前記第4図の比較例
の結果と比べて著しく短かくなり、本実施例の内蔵の方
法でも第1図の実施例と同様にブラシとの熱結合の効果
が顕著となり、応答性の向上が認められる。
た同様の方法で回路電流の時間変化を記録した結果を第
6図に示した。第6図の(a)は印加電圧9 V、 (
b) ハ12V、 (C)は14V、 (d) ハ16
■の場合の電流の時間変化(スタート0秒)を示すデー
タである。250■^までの電流制限の応答時間は1.
5秒(16V )〜8秒(9V)と前記第4図の比較例
の結果と比べて著しく短かくなり、本実施例の内蔵の方
法でも第1図の実施例と同様にブラシとの熱結合の効果
が顕著となり、応答性の向上が認められる。
実施例3;
第7図はこの発明(請求項5)の一実施例を示す小型直
流モーターの要部構造説明図である。第7図の(a)は
小ケースの内側平面図、第7図(b)は小ケースの断面
図、第7図の(e)は、この実施例に用いたPTCサー
ミスタの形状を示す斜視図である。図において、小型直
流モーターの説明図は第2図の(a) 、 (b)に示
したものと同一のものである。
流モーターの要部構造説明図である。第7図の(a)は
小ケースの内側平面図、第7図(b)は小ケースの断面
図、第7図の(e)は、この実施例に用いたPTCサー
ミスタの形状を示す斜視図である。図において、小型直
流モーターの説明図は第2図の(a) 、 (b)に示
したものと同一のものである。
小型直流モーターの小ケース2に接着した樹脂9に設け
た凹状の溝10に、第7図の(1)に示す形状をした準
円筒状の樹脂系のPTCサーミスタ12bを埋め込み、
第7図の(a) 、 (b)のように一方の電極を入力
端子8に、他方の電極をブラシ6に接続するリン青銅板
7に接続して固定し、樹脂系PTCサーミスタ内蔵型の
小型直流モーターを作成した。なお、上記準円筒状のP
TCサーミスタは円筒状であってもよい。PTCサーミ
スタ12bは、内径1■、小外径2 mm s大外径3
.5mmで、常温抵抗値1.8Ω(比抵抗的4ΩcII
+)、スイッチング温度100℃のものである。PTC
サーミスタ12bの材質は実施例1,2に用いたものと
同一のもので、容易に円筒形状とすることができる。
た凹状の溝10に、第7図の(1)に示す形状をした準
円筒状の樹脂系のPTCサーミスタ12bを埋め込み、
第7図の(a) 、 (b)のように一方の電極を入力
端子8に、他方の電極をブラシ6に接続するリン青銅板
7に接続して固定し、樹脂系PTCサーミスタ内蔵型の
小型直流モーターを作成した。なお、上記準円筒状のP
TCサーミスタは円筒状であってもよい。PTCサーミ
スタ12bは、内径1■、小外径2 mm s大外径3
.5mmで、常温抵抗値1.8Ω(比抵抗的4ΩcII
+)、スイッチング温度100℃のものである。PTC
サーミスタ12bの材質は実施例1,2に用いたものと
同一のもので、容易に円筒形状とすることができる。
第7図の実施例モーターのシャフトを固定してロック状
態としたのち、常温下で実施例1.2の場合と同様に試
験して回路電流の時間変化を求めたところ、第3図及び
第6図に示したデータと同様の結果が得られた。この結
果も、比較例1のデータを示す第4図の結果と比較して
、実施例1゜2の場合と同様の優れた電流制限の応答特
性を示し、本実施例の内蔵方法によっても熱結合の効果
も生じて応答性の向上が達成されている。
態としたのち、常温下で実施例1.2の場合と同様に試
験して回路電流の時間変化を求めたところ、第3図及び
第6図に示したデータと同様の結果が得られた。この結
果も、比較例1のデータを示す第4図の結果と比較して
、実施例1゜2の場合と同様の優れた電流制限の応答特
性を示し、本実施例の内蔵方法によっても熱結合の効果
も生じて応答性の向上が達成されている。
以上、実施例1,2.3によって詳細に説明したように
、本発明による小型直流モーターは、基本的に第1図に
示すように、小ケース内の入力端子の位置に板状又は第
7図に示す円筒型又はそれに準ずる形状のPTCサーミ
スタを配置し、PTCサーミスタの一方の電極が入力端
子に、もう−方の電極が、ブラシに接続しているリン青
銅板又はそれに接続する端子に接続されて成るものであ
る。
、本発明による小型直流モーターは、基本的に第1図に
示すように、小ケース内の入力端子の位置に板状又は第
7図に示す円筒型又はそれに準ずる形状のPTCサーミ
スタを配置し、PTCサーミスタの一方の電極が入力端
子に、もう−方の電極が、ブラシに接続しているリン青
銅板又はそれに接続する端子に接続されて成るものであ
る。
なお、小ケースが金属板で出来ている場合には内蔵され
るPTCサーミスタとの絶縁性を確保するためPTCサ
ーミスタの外側に更に樹脂等の絶縁物を取り付ければよ
い。
るPTCサーミスタとの絶縁性を確保するためPTCサ
ーミスタの外側に更に樹脂等の絶縁物を取り付ければよ
い。
また、PTCサーミスタは、前述の如く発熱素子であり
、通常モーターの過負荷保護用に供されるPTC材料の
スイッチング温度は約90〜120℃に設計されるため
、スイッチング状態即ち、電流制限状態においては、P
TCサーミスタの温度は約150〜200℃程度となる
。そのため上記小ケースの材質の耐熱性が問題となる場
合には、当該PTCサーミスタの外側に、更に熱伝導率
の小さな絶縁板を設ければよい。
、通常モーターの過負荷保護用に供されるPTC材料の
スイッチング温度は約90〜120℃に設計されるため
、スイッチング状態即ち、電流制限状態においては、P
TCサーミスタの温度は約150〜200℃程度となる
。そのため上記小ケースの材質の耐熱性が問題となる場
合には、当該PTCサーミスタの外側に、更に熱伝導率
の小さな絶縁板を設ければよい。
このように構成することにより、PTCサーミスタがモ
ーターに内蔵された状態となり、モーターの画電極端子
間に所定の電圧を印加しつつモーターに過負荷をかける
即ち、ロック状態にすると、過電流によるPTCサーミ
スタの自己発熱によって、PTCサーミスタが高抵抗状
態となり、回路電流を制限して、モーターを保護するこ
とになる。
ーターに内蔵された状態となり、モーターの画電極端子
間に所定の電圧を印加しつつモーターに過負荷をかける
即ち、ロック状態にすると、過電流によるPTCサーミ
スタの自己発熱によって、PTCサーミスタが高抵抗状
態となり、回路電流を制限して、モーターを保護するこ
とになる。
上述のような手段に基づく小型直流モーターの構成によ
り、PTCサーミスタは、リード線、ハンダ、モールド
材は一切不要になり、しかも電気的にはモーターと直列
に接続され、且つ内蔵することができる。
り、PTCサーミスタは、リード線、ハンダ、モールド
材は一切不要になり、しかも電気的にはモーターと直列
に接続され、且つ内蔵することができる。
以上、詳細に説明したように本発明の特徴は、内蔵する
ことにより生ずる樹脂系PTCサーミスタと小型直流モ
ーターとの熱結合の効果にある。
ことにより生ずる樹脂系PTCサーミスタと小型直流モ
ーターとの熱結合の効果にある。
即ち、内蔵することによりモーターが過負荷状態となっ
た場合、PTCサーミスタの自己発熱と共に、過電流に
伴うモーターコイルの発熱がブラシを通しての熱伝導と
、モーターケース内での対流伝熱によってPTCサーミ
スタに伝熱され、PTCサーミスタのスイッチング動作
の応答性が極めて向上することにある。
た場合、PTCサーミスタの自己発熱と共に、過電流に
伴うモーターコイルの発熱がブラシを通しての熱伝導と
、モーターケース内での対流伝熱によってPTCサーミ
スタに伝熱され、PTCサーミスタのスイッチング動作
の応答性が極めて向上することにある。
このスイッチング動作の応答性の向上は、特に自動車用
モーターのように、使用条件が温度(−40〜90℃)
、電圧(9〜16v)共に広範囲に及ぶものについては
、特に効果的であり、従来、温度および電圧変動に対す
る応答の追随性、またはその低下が、モーター外部の回
路に設けた場合のPTCサーミスタの問題とされていた
点を解決したものである。
モーターのように、使用条件が温度(−40〜90℃)
、電圧(9〜16v)共に広範囲に及ぶものについては
、特に効果的であり、従来、温度および電圧変動に対す
る応答の追随性、またはその低下が、モーター外部の回
路に設けた場合のPTCサーミスタの問題とされていた
点を解決したものである。
[発明の効果]
以上のようにこの発明によれば、例えばポリオレフィン
系又はハロゲン系の樹脂とカーボン系の高導電性材料を
混合して形成した樹脂系のPTCサーミスタの材料から
形成した小形樹脂系PTCサーミスタを用いることによ
り、このPTCサーミスタをモーターの電機子巻線に直
列に接続するとともに、このPTCサーミスタをモータ
ーケースに内蔵した小型直流モーターを構成したので、
従来方式のようにモーターの駆動回路においてPTCサ
ーミスタを直列接続したものに比べて、熱結合の効果が
大きくなり、電流制限の応答性が著しく向上した。また
、電流制限の状態においては、逆にPTCサーミスタに
放熱板を付与したことになり放熱速度が大となるため、
内蔵したPTCサーミスタの耐電圧が向上するという相
乗効果も得られる。
系又はハロゲン系の樹脂とカーボン系の高導電性材料を
混合して形成した樹脂系のPTCサーミスタの材料から
形成した小形樹脂系PTCサーミスタを用いることによ
り、このPTCサーミスタをモーターの電機子巻線に直
列に接続するとともに、このPTCサーミスタをモータ
ーケースに内蔵した小型直流モーターを構成したので、
従来方式のようにモーターの駆動回路においてPTCサ
ーミスタを直列接続したものに比べて、熱結合の効果が
大きくなり、電流制限の応答性が著しく向上した。また
、電流制限の状態においては、逆にPTCサーミスタに
放熱板を付与したことになり放熱速度が大となるため、
内蔵したPTCサーミスタの耐電圧が向上するという相
乗効果も得られる。
第1図はこの発明による小型直流モーターの一実施例を
示す構成説明図、第2図はこの発明による樹脂系のPT
Cサーミスタを内蔵させようとする小型直流モーターの
構造説明図、第3図は第1図の実施例のモーターのロッ
ク状態の回路電流の時間変化を試験した結果を示す測定
データ図、第4図は従来型のPTCサーミスタ外付は小
型直流モーターのロック状態の回路電流の時間変化を示
す比較例データ図、第5図はこの発明の他の実施例を示
す小型直流モーターの構造説明図、第6図は第5図の実
施例の試験結果を示す測定データ図、第7図はこの発明
の他の実施例を示す小型直流モーターの構造説明図であ
る。 図において、1は大ケース、2は小ケース、3は磁石、
4は整流子、5はコイル、6はブラシ、7はリン青銅板
(ブラシ板)、8は入力端子、9は樹脂、10は溝、1
1はシャフト、12.12a、 12bは樹脂系のPT
Cサーミスタである。
示す構成説明図、第2図はこの発明による樹脂系のPT
Cサーミスタを内蔵させようとする小型直流モーターの
構造説明図、第3図は第1図の実施例のモーターのロッ
ク状態の回路電流の時間変化を試験した結果を示す測定
データ図、第4図は従来型のPTCサーミスタ外付は小
型直流モーターのロック状態の回路電流の時間変化を示
す比較例データ図、第5図はこの発明の他の実施例を示
す小型直流モーターの構造説明図、第6図は第5図の実
施例の試験結果を示す測定データ図、第7図はこの発明
の他の実施例を示す小型直流モーターの構造説明図であ
る。 図において、1は大ケース、2は小ケース、3は磁石、
4は整流子、5はコイル、6はブラシ、7はリン青銅板
(ブラシ板)、8は入力端子、9は樹脂、10は溝、1
1はシャフト、12.12a、 12bは樹脂系のPT
Cサーミスタである。
Claims (5)
- (1)樹脂系PTCサーミスタを電機子巻線に直列に接
続し、かつ前記樹脂系PTCサーミスタをモーターのケ
ースに内蔵したことを特徴とする小型直流モーター。 - (2)樹脂系PTCサーミスタはポリオレフィン系又は
ハロゲン系の絶縁性樹脂とカーボン系の高導電性材料を
混合してなるものであることを特徴とする請求項第1記
載の小型直流モーター。 - (3)モーターのブラシに接続しているリン青銅板と入
力端子間に両面に電極を有する板状の樹脂系PTCサー
ミスタを接続したことを特徴とする請求項1記載の小型
直流モーター。 - (4)モーターの入力端子に接続しているリン青銅板と
ブラシ間に両面に電極を有する板状の樹脂系PTCサー
ミスタを接続したことを特徴とする請求項1記載の小型
直流モーター。 - (5)モーターのブラシに接続しているリン青銅板と入
力端子の間に両端に電極を有する円筒状又はこれに準ず
る形状の樹脂系PTCサーミスタを接続したことを特徴
とする請求項1記載の小型直流モーター。
Priority Applications (4)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292398A JPH03155353A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 小型直流モーター |
PCT/JP1990/001448 WO1991007804A1 (fr) | 1989-11-13 | 1990-11-08 | Petit moteur a courant continu |
CA002045525A CA2045525A1 (en) | 1989-11-13 | 1990-11-08 | Small-sized direct-current motor |
EP19900916369 EP0453575A4 (en) | 1989-11-13 | 1990-11-08 | Small dc motor |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1292398A JPH03155353A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 小型直流モーター |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH03155353A true JPH03155353A (ja) | 1991-07-03 |
Family
ID=17781271
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1292398A Pending JPH03155353A (ja) | 1989-11-13 | 1989-11-13 | 小型直流モーター |
Country Status (4)
Country | Link |
---|---|
EP (1) | EP0453575A4 (ja) |
JP (1) | JPH03155353A (ja) |
CA (1) | CA2045525A1 (ja) |
WO (1) | WO1991007804A1 (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2014223214A (ja) * | 2013-05-16 | 2014-12-04 | 株式会社ニューギン | 遊技機 |
JP2017121126A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機用ステータ |
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GB9321784D0 (en) * | 1993-10-22 | 1993-12-15 | Johnson Electric Sa | Brush assembly |
CN102356153B (zh) | 2009-03-05 | 2014-05-07 | 帝斯曼知识产权资产管理有限公司 | 改进的2-酮基-l-古洛糖酸的生产 |
CN105071601B (zh) * | 2015-09-14 | 2018-01-30 | 莱克电气股份有限公司 | 一种电机温控器的固定结构 |
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JPH0241663B2 (ja) * | 1982-04-10 | 1990-09-18 |
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US5010264A (en) * | 1988-09-09 | 1991-04-23 | Mabuchi Motor Co., Ltd. | Miniature motor having positive-coefficient thermistor |
-
1989
- 1989-11-13 JP JP1292398A patent/JPH03155353A/ja active Pending
-
1990
- 1990-11-08 WO PCT/JP1990/001448 patent/WO1991007804A1/ja not_active Application Discontinuation
- 1990-11-08 CA CA002045525A patent/CA2045525A1/en not_active Abandoned
- 1990-11-08 EP EP19900916369 patent/EP0453575A4/en not_active Withdrawn
Patent Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JPS57148559A (en) * | 1981-03-09 | 1982-09-13 | Matsushita Electric Works Ltd | Miniature commutator motor |
JPH0241663B2 (ja) * | 1982-04-10 | 1990-09-18 | ||
JPS63128605A (ja) * | 1986-11-18 | 1988-06-01 | ティーディーケイ株式会社 | プラスチツク正特性サ−ミスタ |
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JP2017121126A (ja) * | 2015-12-28 | 2017-07-06 | トヨタ自動車株式会社 | 電動機用ステータ |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
CA2045525A1 (en) | 1991-05-14 |
EP0453575A4 (en) | 1992-04-08 |
EP0453575A1 (en) | 1991-10-30 |
WO1991007804A1 (fr) | 1991-05-30 |
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