JPH1164116A - 油温センサ - Google Patents

油温センサ

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Publication number
JPH1164116A
JPH1164116A JP22328097A JP22328097A JPH1164116A JP H1164116 A JPH1164116 A JP H1164116A JP 22328097 A JP22328097 A JP 22328097A JP 22328097 A JP22328097 A JP 22328097A JP H1164116 A JPH1164116 A JP H1164116A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
thermistor
oil temperature
temperature sensor
thermistors
mold resin
Prior art date
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Pending
Application number
JP22328097A
Other languages
English (en)
Inventor
Kotaro Suzuki
孝太郎 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Industrial Co Ltd filed Critical Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Priority to JP22328097A priority Critical patent/JPH1164116A/ja
Publication of JPH1164116A publication Critical patent/JPH1164116A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 広い温度範囲にてΔV/ΔT(感度)が一定
となる油温センサを提供することを目的とする。 【解決手段】 サーミスタ1とサーミスタ2とをマイナ
ス側端子6を介して、サーミスタ1と固定抵抗器3とを
中継電極4を介して、サーミスタ2と固定抵抗器3とを
外部端子5を介してそれぞれ電気的に接続するととも
に、外部端子5とマイナス側端子6の一端が外部に露出
するように、上記部品をモールド樹脂7で被覆する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、家電機器、住設機
器、自動車機器等の油温検知に用いる油温センサに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、家電機器、住設機器、自動車機器
等においてサーミスタによる油温検知は、図11に示す
ような回路構成で行ってきた。
【0003】図11において、21はサーミスタ、2
2,23は固定抵抗器である。入力端子11、マイナス
側端子6間に直流定電圧を印加すると、外部端子5にサ
ーミスタの温度に応じた電圧が出現する構成となってい
た。
【0004】なお、図11中点線で囲んだDに相当する
部分が従来の油温センサである。図10に従来の油温セ
ンサを示した。従来の油温センサは、サーミスタ素子2
1から引き出されたリード線100,101を外部端子
5,マイナス側端子6に半田付けあるいは溶接されたも
のを外部端子5,マイナス側端子6が全て隠れないよう
に樹脂7にてモールドしたものであった。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によると、一
般的な使用温度範囲−40℃〜160℃において図13
に示すように、温度によりΔV/ΔT(感度)が異なっ
ていた。このため、出力電圧に対し、適当な補正などを
行う制御メモリなどを大量に使用する必要があり、正確
な温度検知を少ない費用で行うことが難しいという問題
点を有していた。
【0006】そこで本発明は、広い温度範囲にてΔV/
ΔT(感度)が一定となる温度検知回路を得ることがで
きる、油温センサを提供することを目的とするものであ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】この目的を達成するため
に本発明の油温センサは、モールド樹脂と、このモール
ド樹脂内に設けるとともにそれぞれ電気的に接続した複
数のサーミスタと、前記モールド樹脂内において一端を
前記サーミスタに電気的に接続するとともに、他端を前
記モールド樹脂外に引き出した少なくとも二つの外部端
子とを備えたものであり、上記目的を達成することがで
きる。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の請求項1に記載の発明
は、モールド樹脂と、このモールド樹脂内に設けるとと
もにそれぞれ電気的に接続した複数のサーミスタと、前
記モールド樹脂内において一端を前記サーミスタに電気
的に接続するとともに、他端を前記モールド樹脂外に引
き出した少なくとも二つの外部端子とを備えた油温セン
サであり、複数のサーミスタ機能を有することにより、
広い温度範囲にて良好な感度を一定に維持する温度検知
回路を容易に構成することができるものである。
【0009】請求項2に記載の発明は、サーミスタの抵
抗値をそれぞれ異なるようにした請求項1に記載の油温
センサであり、広い温度範囲にて良好な感度を一定に維
持する温度検知回路を容易に構成することができるもの
である。
【0010】請求項3に記載の発明は、一方のサーミス
タの抵抗値を他方のサーミスタの抵抗値の1.5倍以上
とした請求項2に記載の油温センサであり、広い温度範
囲にて良好な感度を一定に維持する温度検知回路を容易
に構成することができるものである。
【0011】請求項4に記載の発明は、サーミスタのB
定数をそれぞれ異なるようにした請求項1に記載の油温
センサであり、さらに広い温度範囲にて良好な感度を一
定に維持する温度検知回路を容易に構成することができ
るものである。
【0012】請求項5に記載の発明は、一方のサーミス
タのB定数を他方のサーミスタのB定数と100以上異
なるようにした請求項4に記載の油温センサであり、さ
らに広い温度範囲にて良好な感度を一定に維持する温度
検知回路を容易に構成することができるものである。
【0013】請求項6に記載の発明は、モールド樹脂内
に少なくとも一つの抵抗器を設けるとともに、サーミス
タあるいは前記抵抗器に電気的に接続した請求項1〜請
求項5のいずれか一つに記載の油温センサであり、少な
い部品で広い温度範囲にて良好な感度を一定に維持する
温度検知回路を容易に構成することができるものであ
る。
【0014】請求項7に記載の発明は、サーミスタ間、
サーミスタと抵抗器間、あるいは抵抗器間を少なくとも
一つの中継電極を介して接続した請求項1〜請求項6の
いずれか一つに記載の油温センサであり、接続を容易に
行うことができる。
【0015】以下、本発明の実施の形態について図面を
参照しながら説明する。なお従来と同一構成要素につい
ては同一番号を付している。
【0016】(実施の形態1)図1は本実施の形態にお
ける油温センサの横断面図、図2は同縦断面図である。
またこの油温センサは、図7に示した回路の点線で囲ん
だA部分にあたる構成を有している。図において、1,
2はサーミスタ、3は固定抵抗器、4はサーミスタ1と
固定抵抗器3を電気的に接続するための中継電極、5は
外部端子で、油温センサへの印加電圧の入力電極となる
とともに、出力電圧を取り出すための電極となる。また
この外部端子5を介してサーミスタ2と固定抵抗器3と
を電気的に接続している。6はマイナス側端子で、アー
ス電極となるとともに、サーミスタ1とサーミスタ2と
を電気的に接続している。油温センサ内部のサーミスタ
1,2、固定抵抗器3、中継電極4、外部端子5、及び
マイナス側端子6との接続は、半田付けの他、溶接でも
よい。また、サーミスタ1と固定抵抗器3は、本実施の
形態では中継電極4を用いて電気的に接続しているが、
スプライスバンドを用いて接続しても良い。7は外部端
子5とマイナス側端子6の一端側が外部に露出するよう
に構成部材全体を覆うためのモールド樹脂であり、部品
の保護に加え、外部との電気的絶縁の役割も果たしてい
る。モールド樹脂7は、エポキシなどの絶縁樹脂であれ
ばよいが、油温センサとして使用するために耐油性、耐
熱性のある樹脂が望ましい。8はモールド樹脂7に開け
た貫通孔で、この貫通孔8を設けることにより、サーミ
スタ1,2への熱伝導が向上され、油温センサの応答性
向上となる。また、本実施の形態では外部電極(外部端
子5及びマイナス側端子6)が2個であり、従来の油温
センサと変わらない構成をもっており、ハーネス本数を
変えることなく、実施できる特徴がある。
【0017】(実施の形態2)図3は、本実施の形態に
おける油温センサの横断面図、図4は同縦断面図であ
る。この油温センサは図8に示した回路の点線で囲んだ
B部分にあたる構成を有する。図において1,2はサー
ミスタ、5は外部端子で、サーミスタ2に電気的に接続
するとともに、油温センサへの印加電圧の入力電極とな
るとともに、出力電圧を取り出すための電極となる。6
はマイナス側端子で、サーミスタ1,2に電気的に接続
するとともにアース電極となる。7は外部端子5、マイ
ナス側端子6、接続端子9の一端側が外部に露出するよ
うに構成部材全体を覆うためのモールド樹脂であり、部
品の保護に加え、外部との電気的絶縁の役割も果たして
いる。モールド樹脂7はエポキシなどの絶縁樹脂であれ
ばよいが、油温センサとして使用するために耐油性、耐
熱性のある樹脂が望ましい。8はモールド樹脂7に開け
た貫通孔で、この貫通孔8を設けることにより、サーミ
スタ1,2への熱伝導が向上され、油温センサの応答性
向上となる。9は接続端子で、サーミスタ1に電気的に
接続するとともに、その一端をモールド樹脂7外に引き
出している。油温センサ内部の各電子部品と各端子との
接続は半田付けの他、溶接でもよい。
【0018】(実施の形態3)図5は本実施の形態にお
ける油温センサの横断面図、図6は同縦断面図である。
このセンサは図9に示した回路の点線で囲んだC部分に
あたる構成を有する。1,2はサーミスタ、3は固定抵
抗器、4はサーミスタ1と固定抵抗器3とを電気的に接
続するための中継電極、5は外部端子で、サーミスタ2
と固定抵抗器3に電気的に接続するとともに、出力電圧
を取り出すための電極となる。6はマイナス側端子で、
サーミスタ1とサーミスタ2とを電気的に接続するとと
もに、アース電極となる。7は外部端子5、マイナス側
端子6、プラス側端子11の一端側が外部に露出するよ
うに構成部材全体を覆うためのモールド樹脂であり、部
品の保護に加え、外部との電気的絶縁の役割も果たして
いる。モールド樹脂7はエポキシなどの絶縁樹脂であれ
ばよいが、油温センサとして使用するために耐油性、耐
熱性のある樹脂が望ましい。8はモールド樹脂7に開け
た貫通孔で、この貫通孔8を設けることにより、サーミ
スタ1,2への熱伝導が向上され、油温センサの応答性
向上となる。10は固定抵抗器で外部端子5に接続して
いる。11はプラス側端子であり、固定抵抗器10に電
気的に接続するとともに油温センサへの印加電圧の入力
電極となる。
【0019】油温センサ内部の各電子部品と各端子との
接続は半田付けの他、溶接でもよい。また、サーミスタ
1と固定抵抗器3とは本実施の形態では中継電極4を用
いて電気的に接続しているが、スプライスバンドを用い
て接続しても良い。
【0020】また図12は本発明の油温センサを用いた
油温検知回路の温度に対する出力電圧を示しており、サ
ーミスタ1,2、固定抵抗器3,10に適当な特性のも
のを選ぶことによって、ΔV/ΔT(感度)が一定とな
ることがわかる。
【0021】なお中継電極4は導電性の大きな黄銅ある
いは鉄などの金属板で形成することが望ましい。
【0022】
【発明の効果】以上のように本発明は、広い温度範囲に
てΔV/ΔT(感度)が一定となる温度検知回路を得る
ことができる、油温センサを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態1における油温センサの横
断面図
【図2】同縦断面図
【図3】本発明の実施の形態2における油温センサの横
断面図
【図4】同縦断面図
【図5】本発明の実施の形態3における油温センサの横
断面図
【図6】同縦断面図
【図7】本発明の実施の形態1における油温検知回路図
【図8】本発明の実施の形態2における油温検知回路図
【図9】本発明の実施の形態3における油温検知回路図
【図10】従来の油温センサの断面図
【図11】従来の油温センサを使用した油温検知回路図
【図12】本発明の油温センサにおける出力電圧(V)
−温度(T)特性曲線図
【図13】従来の油温センサにおける出力電圧(V)−
温度(T)特性曲線図
【符号の説明】
1 サーミスタ 2 サーミスタ 3 固定抵抗器 4 中継電極 5 外部端子 6 マイナス側端子 7 モールド樹脂 8 貫通孔 9 接続端子 10 固定抵抗器 11 プラス側端子

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 モールド樹脂と、このモールド樹脂内に
    設けるとともにそれぞれ電気的に接続した複数のサーミ
    スタと、前記モールド樹脂内において一端を前記サーミ
    スタに電気的に接続するとともに、他端を前記モールド
    樹脂外に引き出した少なくとも二つの外部端子とを備え
    た油温センサ。
  2. 【請求項2】 サーミスタの抵抗値は、それぞれ異なる
    ようにした請求項1に記載の油温センサ。
  3. 【請求項3】 一方のサーミスタの抵抗値を他方のサー
    ミスタの抵抗値の1.5倍以上とした請求項2に記載の
    油温センサ。
  4. 【請求項4】 サーミスタのB定数は、それぞれ異なる
    ようにした請求項1に記載の油温センサ。
  5. 【請求項5】 一方のサーミスタのB定数は、他方のサ
    ーミスタのB定数と100以上異なるようにした請求項
    4に記載の油温センサ。
  6. 【請求項6】 モールド樹脂内に少なくとも一つの抵抗
    器を設けるとともに、サーミスタあるいは前記抵抗器に
    電気的に接続した請求項1〜請求項5のいずれか一つに
    記載の油温センサ。
  7. 【請求項7】 サーミスタ間、サーミスタと抵抗器間、
    あるいは抵抗器間を少なくとも一つの中継電極を介して
    接続した請求項1〜請求項6のいずれか一つに記載の油
    温センサ。
JP22328097A 1997-08-20 1997-08-20 油温センサ Pending JPH1164116A (ja)

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Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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